JP2598041Y2 - ドア閉止具の表示装置 - Google Patents
ドア閉止具の表示装置Info
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- JP2598041Y2 JP2598041Y2 JP1993052208U JP5220893U JP2598041Y2 JP 2598041 Y2 JP2598041 Y2 JP 2598041Y2 JP 1993052208 U JP1993052208 U JP 1993052208U JP 5220893 U JP5220893 U JP 5220893U JP 2598041 Y2 JP2598041 Y2 JP 2598041Y2
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- Japan
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- lock bar
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、特に便所その他の部
屋のドアを内側よりロックするためのドア閉止具であっ
て、その使用状態を表示する装置に関するものである。
屋のドアを内側よりロックするためのドア閉止具であっ
て、その使用状態を表示する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これに関する先行技術として実公昭58
−44216号公報には、ドアの内側にスライドするロ
ックバーでドアを閉止するドアロック部材が取付けら
れ、その内部にラックギアとピニオンギアによる軸回転
機構を組込んで、ロックバーをスライド開閉するとドア
の外側に固定された取手部材に取付けた回転表示体の表
示面が複数回回転して使用、不使用が表示窓より表示さ
れるドアの閉止具が開示されている。
−44216号公報には、ドアの内側にスライドするロ
ックバーでドアを閉止するドアロック部材が取付けら
れ、その内部にラックギアとピニオンギアによる軸回転
機構を組込んで、ロックバーをスライド開閉するとドア
の外側に固定された取手部材に取付けた回転表示体の表
示面が複数回回転して使用、不使用が表示窓より表示さ
れるドアの閉止具が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この先
行技術のものはロックバーのスライドすると、表示面が
複数回回転するため、表示窓より使用、不使用の表示面
が繰返して表示され、使用中であってもロックバーのス
ライド操作が中途半端であると不使用状態の表示面が表
示される場合があり、また不使用の時でも使用状態が表
示されることもあって、表示面の使用、不使用状態が判
然としないことよる思わぬトラブルを生ずる虞がある。
その上、近年このスライドするロックバーはストローク
を長くする傾向にあって、その表示面はさらに正確に表
示できなくなる。この対応策としてラックギアに対しピ
ニオンギアを大径のものとして回転表示体の回転を適正
なものに設定することも考えられるが、限定されたドア
ロック部材の内部にこれを収納することは嵩高となり簡
単に組込むことができないものである。そこで、この考
案は上記先行技術の問題点に鑑み、これを解決すベくな
されたものであって、閉止具内にコンパクトに収納で
き、ロックバーのスライドを中途半端に開閉しても、回
転表示体が適正に回転して常に確実に使用、不使用状態
を判然と表示することができる構造簡単なドア閉止具の
表示装置を得ることを目的としたものである。
行技術のものはロックバーのスライドすると、表示面が
複数回回転するため、表示窓より使用、不使用の表示面
が繰返して表示され、使用中であってもロックバーのス
ライド操作が中途半端であると不使用状態の表示面が表
示される場合があり、また不使用の時でも使用状態が表
示されることもあって、表示面の使用、不使用状態が判
然としないことよる思わぬトラブルを生ずる虞がある。
その上、近年このスライドするロックバーはストローク
を長くする傾向にあって、その表示面はさらに正確に表
示できなくなる。この対応策としてラックギアに対しピ
ニオンギアを大径のものとして回転表示体の回転を適正
なものに設定することも考えられるが、限定されたドア
ロック部材の内部にこれを収納することは嵩高となり簡
単に組込むことができないものである。そこで、この考
案は上記先行技術の問題点に鑑み、これを解決すベくな
されたものであって、閉止具内にコンパクトに収納で
き、ロックバーのスライドを中途半端に開閉しても、回
転表示体が適正に回転して常に確実に使用、不使用状態
を判然と表示することができる構造簡単なドア閉止具の
表示装置を得ることを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】これを解決する手段とし
て、この考案は、スライド可能なロックバー側と取手側
とでドアを挟着し、ロックバー内に組込んだラックギア
とピニオンギアよりなる軸回転機構を回転軸の一端に連
結すると共に、該回転軸の他端のギア先端に表示体を取
付けたギアを回転自在に嵌合列設し、この両ギアと噛合
する中間ギアで、ロックバーのスライドストロークに対
して表示体を半回転以内に減速させる減速機構を構成
し、取手の表示窓に表示体の異なる区分表示面を切換表
示してドアの開閉状態を表示したものである。
て、この考案は、スライド可能なロックバー側と取手側
とでドアを挟着し、ロックバー内に組込んだラックギア
とピニオンギアよりなる軸回転機構を回転軸の一端に連
結すると共に、該回転軸の他端のギア先端に表示体を取
付けたギアを回転自在に嵌合列設し、この両ギアと噛合
する中間ギアで、ロックバーのスライドストロークに対
して表示体を半回転以内に減速させる減速機構を構成
し、取手の表示窓に表示体の異なる区分表示面を切換表
示してドアの開閉状態を表示したものである。
【0005】
【実施例】この考案の構成を図面で示す一実施例につい
て以下詳細に説明する。1は内側のドアロック部材2と
外側の取手部材10とでドアAを内外より挟むように取
付けたドア閉止具である。ドアロック部材2はドアAに
直接取付ける取付体3とこれを被い且つ長手方向に摺動
可能に係合するロックバー4とからなり、取付体3には
上下に係合溝3aを有する断面H字状に形成され、両端
寄りに夫々雌ねじを螺設した連結杆5を立設すると共
に、中央には内端にピニオンギア8を取付けた回転軸9
を回転自在に突設する。ロックバー4は先行技術の構成
と同様に上記取付体3に係合するガイド片4aが取付け
られ、ガイド片4aに形成したラックギア7に上記ピニ
オンギア8を噛合して軸回転機構6を構成し、ロックバ
ー4をスライドすることによってラックギア7はピニオ
ンギア8上を噛合移動するので、ピニオンギア8は回転
して回転軸9を回転させる。取手部材10は取付板11
とこれを被うように取付けられるカバー体20とからな
り、取付板11は断面コ字状に折曲げて内壁面11aと
底壁面11bと外壁面11cを形成し、内壁面11aの
両端寄りにねじ取付孔12を夫々穿設し、これにねじ5
0を挿入して前記連結杆5に螺着すると共に、中央に大
径部13aと小径部13bとが連通状の鍵形のギア取付
孔13を穿設し、上縁部に係止爪14を突設する。また
底壁面11bは裏面側が陥没する係止凹陥部15を形成
し、さらに外壁面11cは上記内壁面11aのギア取付
孔13に対応するように大径部16aと小径部16bを
有するギア取付孔16が穿設され、両ギア取付孔13と
ギア取付孔16との間に減速ギア機構30が取付けられ
ると共に、上縁部に折曲片17が突設されている。カバ
ー体20には回転表示体40の表示面の偏心位置を表示
する表示窓21が開口されており、底面にビス孔22が
螺設されている。該ビス孔22にはビス51を螺入して
上記取付板11の底壁面11bに形成した係止凹陥部1
5に係止してカバー体20に取付板11を固定する。ま
たカバー体20の内端面と上面に亘って連結板23が一
体的に取付けられており、この連結板23は板体をL形
状に折曲げて水平板面23aと垂直板面23bを形成
し、その水平板面23aの先端に係止孔24が穿設さ
れ、基端部に係止縁25が形成されている。減速ギア機
構30は、駆動ギア31と、受動ギア32と、中間ギア
33とよりなり、駆動ギア31は回転主軸34の先端部
に設けられ、該回転主軸34は前記回転軸9とスプライ
ン嵌合して回転方向には一体に回転し軸線方向にのみ移
動しうるように連結される。受動ギア32は駆動ギア3
1より大径に形成されていて、その先端に回転自在に嵌
合列設され、駆動ギア31と受動ギア32をギア取付孔
13の大径部13aとギア取付孔16の大径部16a間
に回転自在に取付ける。中間ギア33は大径ギア33a
と小径ギア33bを有し、大径ギア33aを駆動ギア3
1と噛合し、小径ギア33bを受動ギア33と噛合して
ギア取付孔13の小径部13bとギア取付孔16の小径
部16bとの間に回転自在に取付ける。回転表示体40
は受動ギア32の先端に回転不能に嵌合する連結軸41
と円形状の表示板42とよりなり、表示板42の表面に
は使用と不使用を色分け等によって夫々半円状に不使用
区分表示面43、使用区分表示面44とし、例えば不使
用区分表示面43を白色に、使用区分表示面44を赤色
に施す。なお、60はドア枠Bに取付けた止金具であ
る。
て以下詳細に説明する。1は内側のドアロック部材2と
外側の取手部材10とでドアAを内外より挟むように取
付けたドア閉止具である。ドアロック部材2はドアAに
直接取付ける取付体3とこれを被い且つ長手方向に摺動
可能に係合するロックバー4とからなり、取付体3には
上下に係合溝3aを有する断面H字状に形成され、両端
寄りに夫々雌ねじを螺設した連結杆5を立設すると共
に、中央には内端にピニオンギア8を取付けた回転軸9
を回転自在に突設する。ロックバー4は先行技術の構成
と同様に上記取付体3に係合するガイド片4aが取付け
られ、ガイド片4aに形成したラックギア7に上記ピニ
オンギア8を噛合して軸回転機構6を構成し、ロックバ
ー4をスライドすることによってラックギア7はピニオ
ンギア8上を噛合移動するので、ピニオンギア8は回転
して回転軸9を回転させる。取手部材10は取付板11
とこれを被うように取付けられるカバー体20とからな
り、取付板11は断面コ字状に折曲げて内壁面11aと
底壁面11bと外壁面11cを形成し、内壁面11aの
両端寄りにねじ取付孔12を夫々穿設し、これにねじ5
0を挿入して前記連結杆5に螺着すると共に、中央に大
径部13aと小径部13bとが連通状の鍵形のギア取付
孔13を穿設し、上縁部に係止爪14を突設する。また
底壁面11bは裏面側が陥没する係止凹陥部15を形成
し、さらに外壁面11cは上記内壁面11aのギア取付
孔13に対応するように大径部16aと小径部16bを
有するギア取付孔16が穿設され、両ギア取付孔13と
ギア取付孔16との間に減速ギア機構30が取付けられ
ると共に、上縁部に折曲片17が突設されている。カバ
ー体20には回転表示体40の表示面の偏心位置を表示
する表示窓21が開口されており、底面にビス孔22が
螺設されている。該ビス孔22にはビス51を螺入して
上記取付板11の底壁面11bに形成した係止凹陥部1
5に係止してカバー体20に取付板11を固定する。ま
たカバー体20の内端面と上面に亘って連結板23が一
体的に取付けられており、この連結板23は板体をL形
状に折曲げて水平板面23aと垂直板面23bを形成
し、その水平板面23aの先端に係止孔24が穿設さ
れ、基端部に係止縁25が形成されている。減速ギア機
構30は、駆動ギア31と、受動ギア32と、中間ギア
33とよりなり、駆動ギア31は回転主軸34の先端部
に設けられ、該回転主軸34は前記回転軸9とスプライ
ン嵌合して回転方向には一体に回転し軸線方向にのみ移
動しうるように連結される。受動ギア32は駆動ギア3
1より大径に形成されていて、その先端に回転自在に嵌
合列設され、駆動ギア31と受動ギア32をギア取付孔
13の大径部13aとギア取付孔16の大径部16a間
に回転自在に取付ける。中間ギア33は大径ギア33a
と小径ギア33bを有し、大径ギア33aを駆動ギア3
1と噛合し、小径ギア33bを受動ギア33と噛合して
ギア取付孔13の小径部13bとギア取付孔16の小径
部16bとの間に回転自在に取付ける。回転表示体40
は受動ギア32の先端に回転不能に嵌合する連結軸41
と円形状の表示板42とよりなり、表示板42の表面に
は使用と不使用を色分け等によって夫々半円状に不使用
区分表示面43、使用区分表示面44とし、例えば不使
用区分表示面43を白色に、使用区分表示面44を赤色
に施す。なお、60はドア枠Bに取付けた止金具であ
る。
【0006】このように構成されているので、このドア
閉止具1を例えば便所のドアAに取付けるには、取付体
3とロックバー4との間に軸回転機構6を組込んだドア
ロック部材2をドアAの内側面に当接し、該ドアロック
部材2の取付体3に突設した連結杆5と回転軸9をドア
A内に挿入し、他方ドアAの外側面には取付板11に減
速ギア機構30を組込んだ状態の取手部材10を当接し
て、その取付板11より突出した回転主軸34を回転軸
9にスプライン嵌合して連結すると共に、取付板11の
ねじ取付孔12にねじ50を挿入して前記連結杆5に螺
着することで、取付体3と取付板11とによってドアA
を内外より挟着する。ついで回転表示体40を連結軸4
1を受動ギア32の先端に回転不能に嵌合した後、カバ
ー体20の連結板23穿設されている係止孔24に取付
板11の係止爪14を嵌入係止すると共に、係止縁25
に折曲片17を係止するようにカバー体20で取付板1
1を被い、カバー体20のビス孔22にビス51を螺入
して取付板11の底壁面11bに形成した係止凹陥部1
5に係止してカバー体20と取付板11とを固定する。
これによってカバー体20の表示窓21に回転表示体4
0の表示面を表示することができ、ドア閉止具1をドア
Aに取付けることができる。
閉止具1を例えば便所のドアAに取付けるには、取付体
3とロックバー4との間に軸回転機構6を組込んだドア
ロック部材2をドアAの内側面に当接し、該ドアロック
部材2の取付体3に突設した連結杆5と回転軸9をドア
A内に挿入し、他方ドアAの外側面には取付板11に減
速ギア機構30を組込んだ状態の取手部材10を当接し
て、その取付板11より突出した回転主軸34を回転軸
9にスプライン嵌合して連結すると共に、取付板11の
ねじ取付孔12にねじ50を挿入して前記連結杆5に螺
着することで、取付体3と取付板11とによってドアA
を内外より挟着する。ついで回転表示体40を連結軸4
1を受動ギア32の先端に回転不能に嵌合した後、カバ
ー体20の連結板23穿設されている係止孔24に取付
板11の係止爪14を嵌入係止すると共に、係止縁25
に折曲片17を係止するようにカバー体20で取付板1
1を被い、カバー体20のビス孔22にビス51を螺入
して取付板11の底壁面11bに形成した係止凹陥部1
5に係止してカバー体20と取付板11とを固定する。
これによってカバー体20の表示窓21に回転表示体4
0の表示面を表示することができ、ドア閉止具1をドア
Aに取付けることができる。
【0007】このようにドアAにドア閉止具1が取付け
られているので、ロックバー4を一端までスライドして
ドア枠Bに取付けた止金具60に係合すると、ロックバ
ー4のスライドによって軸回転機構6が作動しラックギ
ア7でピニオンギア8を噛合回転して回転軸9を回転
し、これと連結している回転主軸34を回転するため、
減速ギア機構30が作動して駆動ギア31は中間ギア3
3の大径ギア33aを回転して減速すると共に、これと
一体の小径ギア33bで受動ギア33をさらに減速回転
する。これによって受動ギア33に取付けた回転表示体
40はロックバー4のスライドストロークに対して半回
転以内に回転してカバー体20の表示窓21より赤色の
使用区分表示面44を表示し、ドアAがロックされ使用
中であることを表示する。その際ロックバー4を完全に
一端までスライドされずドア枠Bに係合した状態の中途
半端な操作であっても、カバー体20の表示窓21に表
示される表示面は使用区分表示面44が大半を占めるド
アAがロックされ使用中であることを知ることができ
る。また、ロックバー4をスライドして止金具60との
係合を外し、他端の旧解放位置まで移動してドアAを開
くと、このロックバー4のスライドストロークによって
軸回転機構6および減速ギア機構30は上記と逆回転作
動して、回転表示体40はロックバー4のスライドスト
ロークに対して半回転以内に逆回転してカバー体20の
表示窓21より白色の不使用区分表示面43を表示し、
ドアAが解放され不使用状態であることを表示する。こ
の際もロックバー4を完全に他端の旧解放位置までスラ
イドされずドアAが開いている状態の中途半端な操作で
あっても、カバー体20の表示窓21に表示される表示
面は不使用区分表示面43が大半を占めるドアAを開け
て使用することができることを知ることができる。
られているので、ロックバー4を一端までスライドして
ドア枠Bに取付けた止金具60に係合すると、ロックバ
ー4のスライドによって軸回転機構6が作動しラックギ
ア7でピニオンギア8を噛合回転して回転軸9を回転
し、これと連結している回転主軸34を回転するため、
減速ギア機構30が作動して駆動ギア31は中間ギア3
3の大径ギア33aを回転して減速すると共に、これと
一体の小径ギア33bで受動ギア33をさらに減速回転
する。これによって受動ギア33に取付けた回転表示体
40はロックバー4のスライドストロークに対して半回
転以内に回転してカバー体20の表示窓21より赤色の
使用区分表示面44を表示し、ドアAがロックされ使用
中であることを表示する。その際ロックバー4を完全に
一端までスライドされずドア枠Bに係合した状態の中途
半端な操作であっても、カバー体20の表示窓21に表
示される表示面は使用区分表示面44が大半を占めるド
アAがロックされ使用中であることを知ることができ
る。また、ロックバー4をスライドして止金具60との
係合を外し、他端の旧解放位置まで移動してドアAを開
くと、このロックバー4のスライドストロークによって
軸回転機構6および減速ギア機構30は上記と逆回転作
動して、回転表示体40はロックバー4のスライドスト
ロークに対して半回転以内に逆回転してカバー体20の
表示窓21より白色の不使用区分表示面43を表示し、
ドアAが解放され不使用状態であることを表示する。こ
の際もロックバー4を完全に他端の旧解放位置までスラ
イドされずドアAが開いている状態の中途半端な操作で
あっても、カバー体20の表示窓21に表示される表示
面は不使用区分表示面43が大半を占めるドアAを開け
て使用することができることを知ることができる。
【0008】
【考案の効果】以上、実施例について詳述したように、
この考案は、スライド可能なロックバー側のラックギア
とピニオンギアによる軸回転機構の回転を取手側のギア
の噛合せによる減速機構に伝え、これによってロックバ
ーのスライドストロークに対して回転表示体を半回転以
内に減速させ、該回転表示体の異なる区分表示面を表示
窓より切換表示してドアの開閉を表示するように構成し
たので、従来のようにロックバーのスライド操作で表示
面が複数回回転し、表示窓より使用、不使用の表示面が
繰返して表示され、使用、不使用状態が判然としないこ
とよる思わぬトラブルを生ずるような虞がなく、ロック
バーを夫々の端部までスライドされずに中途半端な操作
であっても、表示窓には、使用或いは不使用のいずれか
一方の区分表示面を常に確実に表示することができる
等、構造簡単にして堅牢で安価なドア閉止具の表示装置
を提供することができる優れた効果を有するものであ
る。
この考案は、スライド可能なロックバー側のラックギア
とピニオンギアによる軸回転機構の回転を取手側のギア
の噛合せによる減速機構に伝え、これによってロックバ
ーのスライドストロークに対して回転表示体を半回転以
内に減速させ、該回転表示体の異なる区分表示面を表示
窓より切換表示してドアの開閉を表示するように構成し
たので、従来のようにロックバーのスライド操作で表示
面が複数回回転し、表示窓より使用、不使用の表示面が
繰返して表示され、使用、不使用状態が判然としないこ
とよる思わぬトラブルを生ずるような虞がなく、ロック
バーを夫々の端部までスライドされずに中途半端な操作
であっても、表示窓には、使用或いは不使用のいずれか
一方の区分表示面を常に確実に表示することができる
等、構造簡単にして堅牢で安価なドア閉止具の表示装置
を提供することができる優れた効果を有するものであ
る。
【図1】この考案の一部を切欠せる平面図
【図2】同じく正面図
【図3】同じく一部を切欠せる側面図
【図4】同じく一部を切欠せる分解斜視図
1 ドア閉止具 2 ドアロック部材 3 取付体 4 ロックバー 5 連結杆 6 軸回転機構 7 ラックギア 8 ピニオンギア 9 回転軸 10 取手部材 11 取付板 20 カバー体 21 表示窓 30 減速ギア機構 31 駆動ギア 32 受動ギア 33 中間ギア 33a 大径ギア 33b 小径ギア 34 回転主軸 40 回転表示体 41 連結軸 42 表示板 43 不使用区分表示面 44 使用区分表示面
Claims (1)
- 【請求項1】 スライド可能なロックバー側と取手側と
でドアを挟着し、ロックバー内に組込んだラックギアと
ピニオンギアよりなる軸回転機構を回転軸の一端に連結
すると共に、該回転軸の他端のギア先端に表示体を取付
けたギアを回転自在に嵌合列設し、この両ギアと噛合す
る中間ギアで、ロックバーのスライドストロークに対し
て表示体を半回転以内に減速させる減速機構を構成し、
取手の表示窓に表示体の異なる区分表示面を切換表示し
てドアの開閉状態を表示するドア閉止具の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993052208U JP2598041Y2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | ドア閉止具の表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993052208U JP2598041Y2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | ドア閉止具の表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0714042U JPH0714042U (ja) | 1995-03-10 |
JP2598041Y2 true JP2598041Y2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=12908355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993052208U Expired - Fee Related JP2598041Y2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | ドア閉止具の表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598041Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101043933B1 (ko) * | 2009-02-12 | 2011-06-29 | 주식회사 퍼시스 | 도어 잠금장치 |
KR100987524B1 (ko) * | 2009-02-12 | 2010-10-12 | 주식회사 퍼시스 | 서랍 잠금장치 |
JP5771668B2 (ja) * | 2013-11-13 | 2015-09-02 | 株式会社ベスト | スライドボルト |
-
1993
- 1993-08-20 JP JP1993052208U patent/JP2598041Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0714042U (ja) | 1995-03-10 |
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