JPH0713980A - 顧客混雑度調整装置 - Google Patents

顧客混雑度調整装置

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JPH0713980A
JPH0713980A JP14245393A JP14245393A JPH0713980A JP H0713980 A JPH0713980 A JP H0713980A JP 14245393 A JP14245393 A JP 14245393A JP 14245393 A JP14245393 A JP 14245393A JP H0713980 A JPH0713980 A JP H0713980A
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customer
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Yukie Nakasone
雪江 中曽根
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 顧客混雑度調整装置に関し、自動取引装置間
の混雑の度合いを調整することを目的とし、 【構成】 複数の自動取引装置(2) と、該自動取引装置
からの取引要求電文に基づき所定の取引処理を実行する
センター装置(1) とを有する自動取引システムにおい
て、該自動取引装置の設置コーナに設けられ、該自動取
引装置に対する顧客の待ち行列状態を監視する顧客セン
サー(3) と、該自動取引装置に設けられ、該顧客センサ
により得られた顧客の待ち行列状態を該センター装置へ
通知する通知部(4) と、該センター装置に設けられ、通
知された該顧客の待ち行列状態に基づき、複数の該自動
取引装置からの取引要求電文の処理順を決定する優先順
序決定部(5) とを有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動取引システムに係
わり、特に各自動取引装置の顧客待ち時間を調整して混
雑度のバラツキを解消する顧客混雑度調整装置に関す
る。
【0002】金融機関等では、各支店に自動取引装置が
設置され、顧客操作により、支払い, 預金等の取引が遂
行されている。この自動取引装置はセンター装置に接続
されており、顧客の本人確認が正常に行われ、支払い金
額等が入力されたとき、取引要求電文をセンター装置に
送信し、センター装置から取引許可電文が返送された後
に支払い等を行っている。
【0003】このような取引システムにおいて、給料の
振込みが多い時期や連休前等では自動取引装置による取
引が混雑し、センター装置で処理待ちが生じる場合があ
る。これを解決するためには、センター装置, 回線等の
処理能力を増大すればよいがシステムが高価になる。こ
のため、自動取引装置の混雑度を簡易に解消する顧客混
雑度調整装置が必要とされる。
【0004】
【従来の技術】図9は自動取引システム例を表す図であ
る。図9は金融機関における自動取引システム例を示し
たもので、本店41にある自動取引装置A1〜A5はセンター
42に設置されているセンター装置45に回線で接続されて
いる。自動取引装置A1〜A5がセンター装置45と通信する
場合は、自動取引装置A1を介して行う。このように自動
取引装置A1を端末制御装置としてセンター装置45と通信
する自動取引装置A2〜A5をサテライト装置、サテライト
装置を制御してセンター装置45と直接通信する自動取引
装置A1をプラネット装置と称している。なお、自動取引
装置A1〜A5は、自動預入支払機ATM,自動支払機C
D,自動振込機,記帳機等より構成される。
【0005】支店44−〜支店44−,出張所43も同様
の構成であって、それぞれプラネット装置B1, C1, D1,
E1, F1, G1を介して、センター装置45にそれぞれのプラ
ネット装置およびサテライト装置B2〜, C2, D2〜, E2
〜, F2が接続されている。
【0006】ここで、本店41のサテライト装置A2で支払
い取引が行われる場合を例として、顧客の操作および取
引処理例を以下に説明する。顧客は、サテライト装置A2
(ATMとする)で表示される案内表示に従い、支払
い取引を選択し、暗証番号等が記録されている取引カ
ードを挿入し、暗証番号をキーボードから入力し、
金額を入力する。
【0007】この間、サテライト装置A2では、取引カー
ド内の暗証番号と入力された暗証番号とを照合し、一致
した場合は本人と確認して取引要求電文を編集し、プラ
ネット装置A1を経由して、センター装置45に送信する。
【0008】センター装置45では、図示省略したマスタ
ファイルを参照し、支払い要求対象の口座番号の残高
が、入力された支払い要求金額以上ならば、マスタファ
イルを更新した後、取引許可電文をプラネット装置A1を
経由してサテライト装置A2に返送する。
【0009】この取引許可電文を受信したサテライト装
置A2は、現金を計数し、取引明細書を印刷した後、現
金, 取引カード, 取引明細書を放出する。ここで、サテ
ライト装置A2とセンター装置45との間の通信は、一般に
ポーリング/セレクティング方式で行われる。即ち、セ
ンター装置45は、各自動取引装置A1〜G1をある順番、例
えばA1→A5→B1→B3・・・G1→A1のごとく、ある一定時
間間隔で繰り返しポーリングし、A1〜G1では、要求電文
があれば、そのポーリングに対して応答する。
【0010】一方センター装置45では、その要求電文に
対する取引処理が終了した時点で、セレクティング手順
により、ここではサテライト装置A2を指定して取引許可
電文を返送する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】自動取引装置による取
引では、顧客操作に基づく取引要求電文がセンター装置
に送信され、センター装置からの取引許可電文を受信し
た後、支払い,記帳等の実際の取引が行われている。
【0012】このため、月末で給料の振り込みが多い時
期や、連休前、人の移動が多い等、自動取引装置の利用
が多くなると、センター装置の処理能力等の関係から、
各支店等から送信される取引要求電文の処理が遅れ勝ち
となり、自動取引装置での一人当たりの取引時間が長く
なる。
【0013】例えば、利用率の高い設置コーナーでは1
台に10人以上並ぶこともあり、1人平均1分の所要時
間がかかるとすると、10人では10分の待ち時間とな
る。この待ち時間はセンター装置での処理待ち時間が発
生するとさらに長くなり、待ち時間の限界を越える。
【0014】このため、自動取引装置の台数を増やし、
センター装置の処理能力を増大させれば解決できるが、
このような混雑状態が発生する日は比較的少ないので、
システムの稼働率が悪くなる。
【0015】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
設置コーナーによる混雑のバラツキに着目して顧客の混
雑度を解消する顧客混雑度調整装置を提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明1の顧客混雑度調整装置は、図1の本発明の
原理図に示すように、複数の自動取引装置2と、各自動
取引装置2からの取引要求電文に基づき所定の取引処理
を実行するセンター装置1とを有する自動取引システム
において、自動取引装置2の設置コーナに設けられ、自
動取引装置2に対する顧客の待ち行列状態を監視する顧
客センサ3と、自動取引装置2に設けられ、顧客センサ
3から得られた顧客の待ち行列状態をセンター装置1へ
通知する通知部4と、センター装置1に設けられ、通知
された顧客の待ち行列状態に基づき、複数の自動取引装
置2からの取引要求電文の処理順を決定する優先順序決
定部5とを有するように構成する。
【0017】本発明2は、上記構成において、ポーリン
グにより取引要求電文を受信する場合、顧客待ち行列状
態に応じてポーリング順序を決定する受信順序決定部を
センター装置1に設ける。
【0018】本発明3は、上記本発明1,2の構成にお
いて、受信した取引要求電文の最大処理待ち時間を顧客
待ち行列状態に応じて設定する設定部をセンター装置1
に設ける。
【0019】本発明4は、上記本発明1,2,3におい
て、顧客の顧客待ち行列状態を表すデータを取引要求電
文中に編集して送信するように通知部を構成する。
【0020】
【作用】自動取引装置2の設置コーナーに顧客の待ち行
列が監視できる顧客センサ3を設置し、自動取引装置2
に設けられた通知部4は、例えば取引要求電文中に待ち
行列状態を表すデータを編集してセンター装置1に通知
する。
【0021】センター装置1の優先順序決定部5は、こ
の待ち行列状態を表すデータにより、処理待ち要求電文
の処理順序を決定する。これにより、待ち行列が長い設
置コーナ、または自動取引装置2からの取引要求電文が
センター装置1で優先的に処理され、設置コーナまたは
自動取引装置2ごとの待ち行列のバラツキが解消され
る。
【0022】なお、ポーリングで取引要求電文を受信す
る場合、センター装置1では、ポーリング順序を顧客の
待ち行列順に行うようにする。これにより、例えば、同
時に要求電文が上がった場合には待ち行列の長い方が先
に処理されるため、顧客待ち行列の混雑の解消が促進さ
れる。
【0023】なお、このような混雑度調整を行うと、セ
ンター装置1での処理待ちが増大するに従い、顧客待ち
行列の少ない自動取引装置2での取引処理が停滞する。
この不都合を解消するために、最大処理待ち時間を設定
するが、この値も顧客待ち行列状態により設定する。
【0024】以上のごとく、自動取引装置単位,設置コ
ーナ単位で待ち行列状態を監視して顧客待ち行列が少な
くなるようにセンター装置1で優先処理するので、顧客
の待ち行列の長い自動取引装置の取引遂行を他の自動取
引装置よりも速めることができ、待ち時間を平均化する
ことができる。
【0025】
【実施例】図2は一実施例の構成図、図3は顧客センサ
例を表す図、図4はプラネット装置の処理フローチャー
ト図、図5は一実施例の取引要求電文例を表す図、図6
は要求電文受信部の処理フローチャート図、図7は顧客
待ち行列テーブル例を表す図、図8はセンター装置の優
先順序決定フローチャート図である。
【0026】本実施例は、図9に示すように、プラネッ
ト装置によりセンター装置と通信する自動取引システム
に適用した例を示す。そして、センター装置におけるポ
ーリング順序、および処理の優先順序を、取引要求電文
で通知された設置コーナ単位の顧客待ち行列状態により
決定する例を示す。
【0027】図2は、プラネット装置10とセンター装置
21の構成例を示したものである。プラネット装置10は、
ATMのような自動取引装置の機能と、サテライト装置
40を制御してセンター装置21と通信する機能と、顧客セ
ンサ30を監視し、サテライト装置40の取引要求電文また
は自己の取引要求電文を利用して顧客待ち行列状態をセ
ンター装置21に通知する機能とを備える。
【0028】プラネット装置10において、12は顧客操作
パネルで、操作案内を表示する表示部と顧客に取引情報
を入力させるキーボードとを備える。13は通帳印字MS
リーダ/ライタで、通帳による取引を行う際、挿入され
た通帳のMS(磁気ストライプ)のリード/ライトおよ
び取引結果の通帳への印字を行う。14は取引明細印字部
で、カード取引を行う場合に取引明細書を発行する。15
はカードリーダ/ライタで、取引カードに記録されてい
る取引情報のリードおよびライトを行う。16は現金取扱
装置で、支払い紙幣,預入紙幣の取扱を行う。17は通信
制御部で、センター装置21と通信を行う。20は通信制御
部で、サテライト装置40との間で通信を行う。11は中央
処理装置で、プラネット装置10内の上記各部を制御して
取引を遂行させる。
【0029】以上説明したプラネット装置10の構成が従
来のプラネット装置、例えば図9の自動取引装置A1の構
成であり、本発明ではこの構成の他に、要求電文編集部
18、顧客待ち行列検出部19を有する。
【0030】顧客待ち行列検出部19は、顧客センサ30を
監視するもので、要求電文編集部18からの要求により、
その時点の顧客センサ30の状態を顧客待ち行列状態を表
す所定のデータ(以下待ち行列レベル)に変換して要求
電文編集部18に通知する。
【0031】要求電文編集部18は、センター装置21から
ポーリングされたとき、自己またはサテライト装置40に
取引要求電文があれば(サテライト装置40から受信済み
でセンター装置21に送信待ちの場合、サテライト装置40
にポーリングを中継して取引要求電文を中継する場合等
がある) 、待ち行列レベルをこの電文に追加してセンタ
ー装置21に送信する。なお、プラネット装置10における
取引処理はCPU11で行われ、例えば支払い取引の場合
で、金額が入力された時点で取引要求電文が編集され、
ポーリング待ちとなる。
【0032】一方、センター装置21において、22は中央
処理装置CPUで、センター装置21内各部を制御して取
引処理を遂行する。23は通信制御部で、プラネット装置
10と通信する。24は優先順序決定部で、受信した取引要
求電文の処理順を決定する。25は処理待ち要求電文記憶
部で、受信した取引要求電文が格納される。26は顧客待
ち行列テーブルで、各プラネット装置10から通知された
顧客待ち人数を表す最新の待ち行列レベルおよび、最大
処理待ち時間が格納される。27は要求電文受信部で、各
プラネット装置10にポーリングし、受信した取引要求電
文中から待ち行列レベルを抽出して顧客待ち行列テーブ
ル26の内容を更新するとともに、取引要求電文を取引要
求電文記憶部25に格納する。28は取引処理部で、優先順
序決定部24で決定された処理順で、受信した取引要求電
文を処理する。29はマスタファイルで、口座番号対応で
残高等の取引情報が格納されている。
【0033】図3は顧客センサ例を示したものである。
自動取引装置の前方には、顧客を整列待機させるための
ポールが列状に設けられている場合が多く、図3(a) に
はこのポールを利用した顧客センサ例を示している。例
えば、片方のポール31a に光源を、他方のポール31b に
受光器を設けて光透過センサを構成し、受光器に光が受
光されない遮断状態のときは、顧客がそのポール間に待
機していると判断する。この場合、正確な人数は測定で
きないので、ポールの間隔に依存するが、例えば、最前
列の顧客センサ31のみ遮断状態のときは3人、最前列と
次の列との顧客センサ31が遮断状態のときは6人が待ち
行列をなしていると判別する。
【0034】なお、設置コーナによっては、複数の自動
取引装置に対して1列で待たせる場合と、自動取引装置
ごとに列をつくらせる場合とがあるが、本実施例では、
プラネット装置10がトータル人数を計数し、サテライト
装置40のすべてが同一機種、例えばATMとして、1台
当たりの待ち行列人数を計算するものとする。
【0035】図3(b),(c) は、顧客センサの他の実施例
を示したものである。図3(b) は、監視センサ32を天井
に設けた例を示すもので、監視センサ32として、天井に
床面のレベルを測定するレベルセンサ、図3(a) と同様
に、天井と床面との間で構成される光透過センサ等が使
用される。図3(c) は、床面に重量センサ33を設置し、
重量変化により待ち人数を計数する例である。このよう
な顧客センサ30を使用し、センサ間隔に基づいて、ある
範囲に区分された待ち行列レベルとして待ち行列人数を
定義する。
【0036】図5は、取引要求電文例を示したもので、
取引種別,支店番号,口座番号等の取引情報に加えて、
顧客待ち行列レベル欄を設け、この欄に前述した待ち行
列レベルを記入する。
【0037】図7は、センター装置21の顧客待ち行列テ
ーブル26の1例を示したもので、プラネット装置単位
(設置コーナ単位)に待ち行列レベル欄,最大処理待ち
時間欄が設けられ、取引要求電文が受信されるごとに、
待ち行列レベルが抽出され、テーブル内データが更新さ
れる。
【0038】なお、図7の待ち行列平均人数は、プラネ
ット装置10で計測した1台当たりの平均値で、その値に
対応して待ち行列レベルが設定されることを示すための
もの、設置コーナー優先順位は待ち行列レベルの大きい
順で、同じレベル値の場合は、テーブル上位を優先する
ことを示すためのもので、いずれもテーブル内には存在
しない。つまり、センター装置21では、図7に示す顧客
待ち行列テーブル26を上位より検索し、顧客待ち行列レ
ベルの大きい値より優先順位に決定する。
【0039】以上の構成において、混雑度調整処理によ
る取引処理を以下に示す。 〔要求電文受信部の処理〕図6参照 (1) センター装置21の要求電文受信部27は一定間隔で
各プラネット装置10に対し、そのプラネット装置10およ
び付属するサテライト装置40を順次指定してポーリング
する。この際、ポーリング順序は、図7に示す顧客待ち
行列テーブル26を参照して待ち行列レベルの高い設置コ
ーナを優先する。但し、要求電文がなければ次のレベル
のプラネット装置10にポーリングし、1回転走査する。
なお、設置コーナ内サテライト装置40のポーリング順
は、例えば設置順である。
【0040】(2) ポーリングに対して取引要求電文を
受信したならば、その取引要求電文より待ち行列レベル
を抽出し、顧客待ち行列テーブル26を更新する。 (3) そして、その取引要求電文を処理待ち要求電文記
憶部25に格納する。 〔プラネット装置の処理〕図4参照 ポーリング受信し、 要求電文無しの場合は、電文無しを応答し、 要求電文有りの場合、プラネット装置10の顧客待ち
行列検出部19は、顧客センサ30より待ち行列人数を検出
し、顧客待ち行列レベルに変換して要求電文編集部18に
渡し、 要求電文編集部18は、図5に示す取引要求電文を編
集し、通信制御部17を通して、センター装置21に送出す
る。 〔センター装置の処理〕図8参照 取引処理部28は次の取引処理を行うとき、優先順序決定
部24に処理順を依頼する。 (S1) 優先順序決定部24は処理待ち要求電文記憶部25内
を検索し、 (S2) 未処理電文が1電文ならば、取引処理部28にその
取引要求電文を指定する。 (S3) 未処理電文が複数の場合、所定待ち時間オーバの
ものを優先指定する。両方ともオーバのときは、オーバ
時間の長い方を優先処理する。 (S4) 待ち時間がオーバしていなければ、処理待ち要求
電文に対応する設置コーナの待ち行列レベルを検索し、 (S5) 待ち行列レベルの最も大きい設置コーナの要求電
文を優先指定する。 (S6) 以上の指定により取引処理部28は、対応する取引
要求電文を抽出して取引処理を行い、 (S7) 取引許可電文をセレクティング手順により応答す
る。
【0041】なお、センター装置21における最大待ち処
理時間は固定でもよく、待ち行列レベル間に所定差以上
の差が発生したとき、待ち行列レベルに応じて設定して
もよく、このときは取引要求電文受信時に顧客待ち行列
テーブル26を更新する。
【0042】なお、混雑の度合いを決めるのに設置コー
ナー全体について行うか、各自動取引装置について行う
かは顧客の行列形態等を含めて決定する。本実施例で説
明した設置コーナー単位、つまり顧客の待ち行列を設置
コーナー内で平均化してレベル分けする場合は、センタ
ー装置21への通知はプラネット機10等の設置コーナー内
の1台の自動取引装置から送信すればよく、設置コーナ
ー内の各自動取引装置について顧客の待ち行列をレベル
分けする場合は、各自動取引装置が顧客センサ30を監視
してセンター装置21へ送信するか、またはプラネット装
置10から識別可能に区分して送信してもよい。
【0043】前者の場合、センター装置21は設置コーナ
ーに対して優先順位を決定する。つまり、同一の設置コ
ーナーの自動取引装置に対しては順番に優先権が与えら
れる。後者の場合は、設置コーナーに関わらず各自動取
引装置に対して優先権が与えられる。どちらの方法をと
るかはセンター装置21の任意であり、両者を絡めた方法
も実施することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の顧客混雑
度調整装置は、設置コーナー、または自動取引装置ごと
の顧客混雑のバラツキを解消するもので、センター装置
を増設することなく顧客サービスの向上が達成できる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 一実施例の構成図
【図3】 顧客センサ例を表す図
【図4】 プラネット装置の処理フローチャート図
【図5】 一実施例の取引要求電文例を表す図
【図6】 要求電文受信部の処理フローチャート図
【図7】 顧客待ち行列テーブル例を表す図
【図8】 センター装置の優先順序決定フローチャート
【図9】 自動取引システム例を表す図
【符号の説明】
1 センター装置 2 自動取引装
置 3 顧客センサ 4 通知部 5 優先順序決定部 10 プラネット
装置 11 中央処理装置CPU 12 顧客操作パ
ネル 13 通帳印字MSリーダ/ライタ 14 取引明細印
字部 15 カードリーダ/ライタ 16 現金取扱装
置 17 通信制御部 18 要求電文編
集部 19 顧客待ち行列検出部 20 通信制御部 21 センター装置 22 中央処理装
置CPU 23 通信制御部 24 優先順序決
定部 25 処理待ち要求電文記憶部 26 顧客待ち行
列テーブル 27 要求電文受信部 28 取引処理部 29 マスタファイル 30〜33 顧客セ
ンサ 40 サテライト装置 41 本店 42 センター 43 出張所 44 支店 45 センター装

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の自動取引装置(2) と、該自動取
    引装置からの取引要求電文に基づき所定の取引処理を実
    行するセンター装置(1) とを有する自動取引システムに
    おいて、 該自動取引装置の設置コーナに設けられ、該自動取引装
    置に対する顧客の待ち行列状態を監視する顧客センサ
    (3) と、 該自動取引装置に設けられ、該顧客センサから得られた
    顧客の待ち行列状態を該センター装置へ通知する通知部
    (4) と、 該センター装置に設けられ、通知された該顧客の待ち行
    列状態に基づき、複数の該自動取引装置からの取引要求
    電文の処理順を決定する優先順序決定部(5) とを有する
    ことを特徴とする顧客混雑度調整装置。
  2. 【請求項2】 ポーリングにより取引要求電文を受信
    する場合、該顧客待ち行列状態に応じてポーリング順序
    を決定する受信順序決定部を該センター装置に設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の顧客混雑度調整装置。
  3. 【請求項3】 受信した取引要求電文の最大処理待ち
    時間を該顧客待ち行列状態に応じて設定する設定部を該
    センター装置に設けたことを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の顧客混雑度調整装置。
  4. 【請求項4】 取引要求電文に顧客の待ち行列状態を
    表すデータを編集し送信して通知する通知部であること
    を特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記
    載の顧客混雑度調整装置。
JP14245393A 1993-06-15 1993-06-15 顧客混雑度調整装置 Withdrawn JPH0713980A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014191535A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Hitachi Systems Ltd 自動取引装置の稼動情報分析システムおよび配置設計支援システム
JP2017151044A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 セコム株式会社 荷物検査システム
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