JPH0713972Y2 - 両頭平面研削盤用といしと取付け台板との組立体 - Google Patents

両頭平面研削盤用といしと取付け台板との組立体

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JPH0713972Y2
JPH0713972Y2 JP1989128157U JP12815789U JPH0713972Y2 JP H0713972 Y2 JPH0713972 Y2 JP H0713972Y2 JP 1989128157 U JP1989128157 U JP 1989128157U JP 12815789 U JP12815789 U JP 12815789U JP H0713972 Y2 JPH0713972 Y2 JP H0713972Y2
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JP
Japan
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wheel
base plate
grinding
mounting
assembly
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JP1989128157U
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Inventor
雅暁 沢井
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クレノートン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は新規な両頭平面研削盤用といしと取り付け台板
との組立体に関するものである。
(従来の技術) 従来、両頭平面研削盤用といしは一面を研削に使用する
研削面とし、他方の面を台板との取付け面とする円盤状
をなしており、かかるといしを2箇台板に取付けて水平
方向又は垂直方向に互いに平行に一定距離離間して対向
して設け、同一方向又は反対方向に回転させその両とい
しの間に被研削材を通過させて研削作業を行なってい
た。このような二軸対向型の両頭平面研削盤用といしは
従来第3図から明らかなように、製造者が取り付け面21
にナット22と皿型の金属板23よりなる多数の取り付け金
具24を埋めこんで成形し、使用者がこのといし25をこの
研削盤の部品である取り付け台板26に多数のボルト27で
取り付け、更に研削盤の回転軸に接続したフランジ28に
取りつけていた。29は研削面を示す。
また製造者はといしを成型するとき成型鉄板に取り付け
金具24をボルト27で固定しといしの成型及び硬化後ボル
ト27を外して成型鉄板をといしから外していた。この外
取り付け金具を用いず、第4図に示すように、といし30
を台板31に接着剤32ではりつける手段もとられていた。
しかしながら第3図のように取付け金具がといしに埋め
込まれ、台板から突出した形になっている場合、といし
が使用され漸次摩耗してくると取り付け金具がといし使
用面に露出して来るため被研削材に傷を付けてしまうこ
とになる。このため取付金具の厚さ分だけといしを使用
することができなくなり、といしの寿命を短くしてい
た。
またかかるといしを使用するに当ってはといしに台板を
取付けるためにといしの取付け金具の位置と台板のナッ
ト穴を合わせた後多数のボルトで台板をといしに取付け
ねばならない。このためといしの交換に多大の時間を必
要とし、一つの穴の位置でも合わなければ廃棄せねばな
らず、使用者側の生産性の低下を招いていた。同時にと
いし製造業者にとっても、成型硬化後といしを成型鉄板
から取りはずす必要があり作業性に難があった。
また第4図の場合のようにといしと台板を接着剤ではり
つけるときはといし消耗後台板に残ったといしを台板か
ら取り除くためにといしと接着剤が分解するまでといし
を約800〜1000℃の高温に加熱しなければならない。こ
のとき加熱により台板に歪みが生じ、そのため再度とい
しを台板に接着する際には台板の接着面を平坦に削らな
ければならず、この加工により台板の厚さが薄くなり、
台板を繰返し使用することができなくなるという作業
性、生産性の問題点があった。
〔考案の目的および構成〕
かくて、本考案は上記の如き難点を解決して、両頭平面
研削盤用といしの使用可能な厚さを厚くしてその寿命を
延ばし、更にはといし製造時、使用時の作業性を改善
し、生産性の向上を図ることを目的とするものである。
よって、本考案は、一面を研削に使用する研削面とし、
他方の面を取付け台板との取付け面とする円盤状といし
の前記取付け面に数か所に凸部を設け、前記台板に前記
凸部と互いに嵌合する凹部を設け、前記凸部と凹部にお
いて取付け金具により前記といし台板とを一体的に組立
ててなる、両頭平面研削盤用といしと取付け台板との組
立体を提供するものである。
〔考案の具体的説明〕
図面第1〜2図に示す実施例について本考案を詳細に説
明する。
第1図において1は円盤状のといし、2はこれを取付け
る台板を示す。台板2は製造時成型鉄板としてといし1
と一体に成型される。このといしは従来のこの種両頭平
面研削盤用といしと同じく酸化アルミニウム又は炭化ケ
イ素等の砥粒を結合剤であるフェノール樹脂、エポキシ
樹脂等の熱硬化性樹脂を使用して結合してつくられる。
一方台板又は成型鉄板2は鉄又は鉄と同等の強度を有す
る金属又は合金例えばアルミニウム合金、もしくは補強
材たとえばガラス繊維を含有する熱硬化性樹脂を用いて
つくられる。
このといし1の一つの面、図において上方の面を研削面
3とし、下方の面を台板2との取付け面4とする。本考
案においては、このといし1の取付け面4に数ケ所に凸
部5を設け台板2にこの凸部5と互いに嵌合する凹部6
を設け、ここにおいて取付け金具7によりといし1と台
板2とを互いに接続組立てるのである。凹部6の中心に
はボルト用の穴8を貫通せしめそこにボルト9を通して
成型時埋め込まれていた取付け金具7を締め付けてとい
し1と台板2を一体に組立てる。
上記凸部5の高さ又は凹部6の深さは上記金具7の頭部
の高さと同じ又はそれよりやや大きくその頭部が取付面
より低くなるようにする。又この凸部5、凹部6は通常
金具7の円形金属板10の径より少し大きな直径を有する
円形状に形成される。この凹部6の裏面にはこれと対応
する位置にボルトの頭部に相当する深さのやや小さな径
の円形状の凹部11を設ける。しかしこの二つの凹部6,11
の形状は円形状に限定されることはなく、台板2の強度
が十分保持されるならばどのような大きさ、形状でもよ
い。又金具の数、従って凸部5と凹部6の数はといしを
台板に保持するのに十分な強度を保持するに必要な程度
であるが、第3図の如き従来のといしと比べてかなり少
なくすることができる。更に台板の厚さは従来の台板の
厚さとほぼ同じ厚さを持たせることにより従来の台板と
同じ剛性をもたせ研削時に研削面からかかる圧力に耐え
られるようにする必要がある。
第1図においては台板2は研削盤の回転軸12に接続され
ているフランジ13にボルト14で取付けられている。とい
し1と台板2、フランジ13を通じてその中心に研削液流
通用の貫孔15が設けられており、フランジ13中央に開口
する研削液吐出口16と連結してといし研削面3に研削液
を供給する。といしと台板接触面即ち取付面4には離型
剤を塗布するのが好ましい。
製造時には上述のように凹部6と11を形成された台板又
は成型鉄板2を第2図(a)に示すように円筒状金型17
内に置く。その際上述研削液供給用貫孔15に相当する心
棒18を設ける。又成型鉄板のフランジ側にはフランジを
取付けるためのネジ穴19をあけておく。金型17内に台板
乃至成型鉄板2を入れたのち前述のような液状又は粉末
状のといし原料を金型内に投入後加圧し、加熱もしくは
常温で硬化させる。硬化後金型17より取出し、取付け金
具によりといしと台板又は成型鉄板を接続せしめた組立
体を得る。製造者側はといしと台板との組立体を夫々を
分離することなくそのままの形で使用者側に送る。使用
者はその組立体を研削盤のフランジに少数個のボルトで
取付けすぐに研削作業に供することができる。
第2図(b)は台板乃至成型鉄板2の平面図であり、そ
の凹部6の数即ち取付け金具の数は第3図(b)にみら
れるような従来のといしの取付け金具の数よりもかなり
少ない。従って本考案によるときはといしを台板に取付
ける必要なく、又この組立体をフランジに取付けるため
の金具も少なくフランジ取付け作業はごく短時間で済
む。研削盤に取付けられたといしは取付け面に至るまで
使用限界一杯に使用することができ又被研削材に傷をつ
けることもない。といしが摩耗した後、台板は回収して
製造者側に戻して更に前述のように金型内でといし原料
を挿入硬化せしめて再度の使用に供することができる。
〔考案の効果〕
第3図に示す様な従来の金具付きといしと比較して本考
案のといしは台板とといしがあらかじめ取付けられたの
と同じ状態にある為、使用者側におけるボルトでの取り
付け箇所が大幅に削減される。
また、取り付け金具が成型鉄板の凹部内にあるため使用
できるといし厚さが増加し、といしの寿命をのばす事が
できる。
また、取り付け金具がといし使用限界近くで使用面に露
出することがないため、被削材にキズがはいる事がなく
なる。
第4図に示すようなといしを台板に接着した従来のとい
しのようにといし使用後、台板上に残存したといし及び
接着剤を取りのぞく為に台板を高温で加熱する必要がな
くなる為、加熱工程の省略になり、また加熱工程におい
て発生する台板のソリに伴う修正作業を必要としなくな
る為、台板を長く使用することが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る組立体の一実施例を研削盤に取付
けた時の状態を示す断面図、第2図(a)は同組立体の
成型時の金型組立て状態を示す断面図、同(b)はその
ときの成型鉄板の平面図、第3図(a)は従来のといし
を研削盤に取付けた状態を示す断面図、同(b)は同と
いしの取付け面側の平面図、同(c)は同といしの要部
拡大説明図、第4図は台板に接着された従来のといしを
示す断面図である。 1…といし、2…台板(成型鉄板)、5…といし凸部、
6…台板の凹部(取付面側)、7…取付け金具、13…フ
ランジ、15…研削液流通用貫孔、17…金型、25…従来の
といし、26…従来の台板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一面を研削に使用する研削面とし、他方の
    面を取付け台板との取付け面とする円盤状といしの前記
    取付け面に数箇所に凸部を設け、前記台板に前記凸部に
    嵌合する凹部を設け、前記凸部と凹部において取付け金
    具により前記といしと台板を一体に組立ててなる、両頭
    平面研削盤用といしと取付け台板との組立体。
JP1989128157U 1989-11-01 1989-11-01 両頭平面研削盤用といしと取付け台板との組立体 Expired - Lifetime JPH0713972Y2 (ja)

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JPH0365664U JPH0365664U (ja) 1991-06-26
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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539027U (ja) * 1976-07-08 1978-01-25
JPS634262B2 (ja) * 1980-12-31 1988-01-28 Sony Corp

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JPS634262U (ja) * 1986-06-27 1988-01-12

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