JPH07138364A - ポリ−γ−グルタミン酸成形物およびその成形方法 - Google Patents

ポリ−γ−グルタミン酸成形物およびその成形方法

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JPH07138364A
JPH07138364A JP28651993A JP28651993A JPH07138364A JP H07138364 A JPH07138364 A JP H07138364A JP 28651993 A JP28651993 A JP 28651993A JP 28651993 A JP28651993 A JP 28651993A JP H07138364 A JPH07138364 A JP H07138364A
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JP
Japan
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poly
glutamic acid
molding method
acid
solution
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Application number
JP28651993A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takeda
弘 竹田
Atsushi Shiraishi
淳 白石
Seiichi Miyashita
征一 宮下
Naoaki Ota
修明 大田
Yuji Fujita
祐史 藤田
Shuji Nomiyama
修治 野見山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUOKA PREF GOV
Fukuoka Prefecture
Original Assignee
FUKUOKA PREF GOV
Fukuoka Prefecture
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はポリ−γ−グルタミン酸溶液を紡糸
その他の成形方法で固化することによって実用性のある
物性を持った繊維あるいはフイルム等の成形物を得るこ
とを目的とする。 【構成】 ポリ−γ−グルタミン酸をその溶媒に溶解し
て溶液とし、得られた溶液を凝固、乾燥等の過程を含む
成形方法によって固化して得られるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリ−γ−グルタミン酸
から得られる実用性のある物質を示す繊維、フイルム等
の成形物およびその成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境や地球資源の保全、循環
に関する観点から微生物や生体等によって分解されるい
わゆる生分解性ポリマーおよびそれを使用した成形物に
強い関心が寄せられている。またこのような特性を持つ
ポリマーあるいはその成形物を得るプロセスの省エネル
ギー化にも強い関心が寄せられている。
【0003】ところで、微生物が産生しかつ分解するポ
リ−γ−グルタミン酸は上述の目的に適したポリマーで
ある。本発明は、このポリ−γ−グルタミン酸から実用
性のある物性を示す繊維、フイルム等の成形物およびそ
の成形方法に関するものである。
【0004】いわゆる枯草菌(例えば納豆菌)によっ
て、グルタミン酸からポリ−γ−グルタミン酸が産生さ
れることは、すでに知られているところであり、このプ
ロセスは微生物の生産活動を利用した省エネルギープロ
セスとして極めて注目すべきものである。
【0005】しかしながら、この枯草菌(例えば納豆
菌)から産生されるポリ−γ−グルタミン酸については
産生機構や産生ポリマーの性質に関する研究はあるもの
の、ポリ−γ−グルタミン酸から例えば繊維、フイルム
等の成形物を得ることおよびその成形方法に関する情報
はこれまで全く知られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、この点
に関する研究を行い、枯草菌(例えば納豆菌)から産生
されるポリ−γ−グルタミン酸から実用性のある繊維、
フイルム等の成形物を得ることおよびその成形方法に関
する発明に到達した。
【0007】すなわち、その成形方法として湿式紡糸成
形法、乾湿式紡糸成形法、乾式紡糸成形法を行うことに
よって、実用性のあるポリ−γ−グルタミン酸からなる
繊維、フイルム等の成形物を得ることに到達したのであ
る。
【0008】ここで用いる溶液は通常5〜95重量%の
濃度でポリ−γ−グルタミン酸を含む。このような高濃
度では溶液は非常な高粘度となるので、溶液粘度のコン
トロールが重要である。溶液粘度のコントロールが容易
な乾湿式紡糸成形法あるいは乾式紡糸成形法が紡糸成形
法としては望ましい。また、紡糸成形法の研究におい
て、ポリ−γ−グルタミン酸の溶解、溶液、成形を通じ
てポリ−γ−グルタミン酸は分子量の低下を抑えること
が実用性のある物性を発現するために必要であると言う
重要な事実を見出した。
【0009】本発明は、ポリ−γ−グルタミン酸溶液を
紡糸その他の成形方法で固化することによって実用性の
ある物性を持った繊維あるいはフイルム等の成形物を得
ようとするものであり、またその成形方法を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明はポリ−γ−グルタミン酸を溶媒に溶解して溶
液とし、得られた溶液を凝固、乾燥等の過程を含む成形
方法によって固化して得られるポリ−γ−グルタミン酸
成形物 成形方法が紡糸成形方法である上記発明記載のポリ−γ
−グルタミン酸成形物 成形方法がフイルム成形方法である上記第1又は第2発
明記載のポリ−γ−グルタミン酸成形物 ポリ−γ−グルタミン酸の分子量が40万以上440万
以下である上記第1、第2又は第3発明にそれぞれ記載
のポリ−γ−グルタミン酸成形物 上記溶媒として水、ギ酸、モノクロル酢酸、ジクロル酢
酸、トリクロル酢酸、硫酸、硝酸、加熱されたジメチル
スルホキシド(DMSO)、ジメチルホルムアミド(D
MF)、ジメチルアセトアミド(DMAc)、ジメチル
スルホン(DMSO2 )、ニトロメタン等のような溶媒
あるいはこれらの溶媒に二価以上の金属イオン(例えば
アルカリ土類金属イオン、遷移金属イオン等)を添加し
たものから選ばれた一種あるいは二種以上の混合物を用
いる上記第1〜第4発明にそれぞれ記載のポリ−γ−グ
ルタミン酸成形物 ポリ−γ−グルタミン酸の分子量が低下しない条件で溶
媒に溶解し、溶液を調製する上記第1〜第5発明にそれ
ぞれ記載のポリ−γ−グルタミン酸成形物 ポリ−γ−グルタミン酸を溶媒に溶解して溶液とし、得
られた溶液を凝固、乾燥等の過程を含む成形方法によっ
て固化することを特徴とするポリ−γ−グルタミン酸成
形方法 成形方法が紡糸成形方法である上記第7発明記載のポリ
−γ−グルタミン酸成形方法 成形方法がフイルム成形方法である上記第7発明記載の
ポリ−γ−グルタミン酸成形方法 ポリ−γ−グルタミン酸の分子量が40万以上440万
以下である上記第7、第8又は第9発明にそれぞれ記載
のポリ−γ−グルタミン酸成形方法 上記溶媒として水、ギ酸、モノクロル酢酸、ジクロル酢
酸、トリクロル酢酸、硫酸、硝酸、加熱されたジメチル
スルホキシド(DMSO)、ジメチルホルムアミド(D
MF)、ジメチルアセトアミド(DMAc)、ジメチル
スルホン(DMSO2 )、ニトロメタン等のような溶媒
あるいはこれらの溶媒に二価以上の金属イオン(例えば
アルカリ土類金属イオン、遷移金属イオン等)を添加し
たものから選ばれた一種あるいは二種以上の混合物を用
いる上記第7〜第10発明にそれぞれ記載のポリ−γ−
グルタミン酸成形方法 ポリ−γ−グルタミン酸の分子量が低下しない条件で溶
媒に溶解し、溶解を調整する上記第7〜第11発明にそ
れぞれ記載のポリ−γ−グルタミン酸成形方法成形方法
が湿式紡糸成形法である上記第7、第8、第10〜第1
2発明にそれぞれ記載のポリ−γ−グルタミン酸成形方
法 成形方法が乾湿式紡糸成形法である上記第7、第8、第
10〜第12発明にそれぞれ記載のポリ−γ−グルタミ
ン酸成形方法 成形方法が乾式紡糸成形法である上記第7、第8、第1
0〜第12発明にそれぞれ記載のポリ−γ−グルタミン
酸成形方法 によって構成される。
【0011】
【作用】ポリ−γ−グルタミン酸溶液を紡糸その他の成
形方法で固化することによって実用性のある物性を持っ
た繊維あるいはフイルム等の成形物を得ようとするもの
であり、またその成形方法を提供するものである。
【0012】すなわち、 (1) 精製されたポリ−γ−グルタミン酸の分子量が40
万以上、好ましくは70万以上で440万以下、好まし
くは250万以下であること。
【0013】(2) 溶媒としては水、ギ酸、モノクロル酢
酸、ジクロル酢酸、トリクロル酢酸、硫酸、硝酸、加熱
されたジメチルスルホキシド(DMSO)、ジメチルホ
ルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMA
c)、ジメチルスルホン(DMSO2 )、ニトロメタン
等のような溶媒あるいはこれらの溶媒に二価以上の金属
イオン(例えばアルカリ土類金属イオン、遷移金属イオ
ン等)を添加したものから選ばれた一種あるいは二種以
上の混合物を用いること。適当な温度に保つとスムーズ
に溶解する場合があるのでこの場合には必要ならば加熱
する。またこれら溶媒には例えば室温では溶解力が無い
が加熱によって溶解力を発現するものもある。
【0014】(3) ポリ−γ−グルタミン酸は分子量低下
をできるだけ抑える条件で溶解し、かつ分子量低下をで
きるだけ抑える条件で紡糸その他の成形方法によって固
化すること。分子量が低下しない条件は次のとおりであ
る。 溶媒に溶解した後の取り扱い時間を短くする。(溶媒
に溶解したら直ちに紡糸や製膜等の加工操作を行う) 溶媒に溶解した後は温度を低く保つ。 強酸条件下での加工を行わない。
【0015】(4) 溶液の凝固剤としては溶媒と任意の割
合で混合溶解が可能でかつポリ−γ−グルタミン酸を溶
解しない物質を用いる。この凝固剤は溶剤との組合せに
よって決まるが、例えばメチルアルコール、エチルアル
コール、ベンジンアルコール等のアルコール類、酢酸エ
チル、ギ酸エチル等のエステル類、n−ヘキサン、シク
ロヘキサン、キシレン等の炭化水素類、クロロホルム、
ホルマリン等がある。もちろんここに挙げた物質に限定
されるものではない。この凝固剤の中にポリ−γ−グル
タミン酸溶液を繊維状あるいはフイルム状その他の形状
で押し出し凝固固化する(湿式紡糸成形法、乾湿式紡糸
成形法)。
【0016】(5) あるいは、ポリ−γ−グルタミン酸溶
液を繊維状あるいはフイルム状その他の形状で加熱され
た不活性雰囲気の中に押し出し乾燥固化する(乾式紡糸
成形法)。
【0017】
【実施例】次に本発明の具体的説明を行う。すなわち、
本発明者らは、鋭意研究を進めた結果次のような興味あ
る事実を見いだしたのである。
【0018】一般にポリマーを成形する方法として溶
融、乾式、湿式の諸法があるが、ポリ−γ−グルタミン
酸は加熱によって安定した溶融状態が得られずに熱分解
するので溶剤あるいは可塑剤を用いて紡糸成形するのが
よい。
【0019】ここで用いるポリ−γ−グルタミン酸は精
製され不純物を含まないことが必要である。分子量は4
0万以上、好ましくは70万以上で440万以下、好ま
しくは250万以下であることがよい。このポリ−γ−
グルタミン酸を水、ギ酸、モノクロル酢酸、ジクロル酢
酸、トリクロル酢酸、硫酸、硝酸、加熱されたジメチル
スルホキシド(DMSO)、ジメチルホルムアミド(D
MF)、ジメチルアセトアミド(DMAc)、ジメチル
スルホン(DMSO2 )、ニトロメタン等から選ばれた
溶媒あるいはこれらの溶媒に二価以上の金属イオン(例
えばアルカリ土類金属イオン、遷移金属イオン等)を添
加したものから選ばれた一種あるいは二種以上の混合物
に溶解しポリ−γ−グルタミン酸溶液を調製する。この
場合ポリ−γ−グルタミン酸は加水分解によって分子量
低下を起こし易いので、分子量が低下しないように注意
せねばならない。必要ならば、低温で溶解したり、瞬間
加熱溶解を行ったりすることもある。特に酸を溶媒に用
いるときは十分な注意が必要である。次いでその溶液を
可能な限り早く紡糸成形するか、あるいは可能な限り低
温で保存するのが望ましい。
【0020】溶液を作成する方法としては、ポリ−γ−
グルタミン酸を適当な大きさの細粒かペレットにし、ポ
リ−γ−グルタミン酸の見かけ密度を大きくしてポリ−
γ−グルタミン酸に対する溶媒の体積比をできるだけ大
きくするのが溶解を均等に進めるために有効である。こ
こで、不活性ガス気流中で攪拌すれば分子量低下を抑制
するのに有効である。また分子量が低下しない状態に保
ちつつポリ−γ−グルタミン酸を溶媒に完全に溶解する
ために上記又はの条件で加熱するのも有効である。
【0021】この溶液をポリ−γ−グルタミン酸の分子
量が低下しないように上記又はの条件下で注意し
ながら紡糸その他の成形方法によって固化して繊維ある
いはフイルム等の成形物を得る。
【0022】ポリ−γ−グルタミン酸の分子量低下に注
意するのはポリマーの物性を発現するのに分子量の影響
が大きいためである。
【0023】成形方法には湿式紡糸成形法、乾湿式紡糸
成形法あるいは乾式紡糸成形法を用いることが有効であ
る。溶液濃度が高いと非常な高粘度を示すので溶液の粘
度制御が容易な乾湿式紡糸成形法あるいは乾式紡糸成形
法が紡糸成形法として好適である。
【0024】また必要ならば、成形する溶液の凝固を促
進させるために凝固促進作用を持つ添加剤を加えること
も可能である。添加剤には例えば非溶媒のような相分離
剤や分子間架橋剤やカルボキシル基のエステル化剤や二
価以上の金属イオン(例えばアルカリ土類金属イオン、
遷移金属イオン等)等が有効である。
【0025】得られた繊維、フイルム等の成形物は、そ
のままでもよいが、さらに延伸、熱処理をすることによ
りさらに物性を向上させた成形物を得ることができる。
【0026】次に、幾つかの成形法について述べる。湿
式紡糸成形法や乾湿式紡糸成形法では、先ずポリ−γ−
グルタミン酸溶液を凝固剤と接触させ凝固させねばなら
ない。凝固では凝固浴の組成、温度、凝固時間、紡糸速
度が重要な因子である。組成は凝固剤単独から凝固剤と
溶媒の混合物が用いられる。
【0027】温度は例えば−20℃から50℃の範囲が
とられる。凝固時間は数秒から数時間の範囲で制御され
る。ここでは必要ならば相分離による凝固以外に架橋、
エステル化、二価以上の金属イオンの結合等の反応を同
時に進めることも可能である。凝固に続いて延伸を行う
ことが望ましい。延伸では延伸倍率、温度、雰囲気等が
重要な因子である。延伸倍率は2.5倍から15倍の範
囲が行われる。温度はポリ−γ−グルタミン酸のガラス
転移温度によって決まるが通常50℃から200℃の範
囲である。延伸媒体は非溶媒が望ましい。必要ならば延
伸による分子配向や結晶化以外に架橋、エステル化、二
価以上の金属イオンの結合等の反応を同時に進めること
も望ましい。延伸に引き続いて熱処理を行う場合があ
る。熱処理では温度、時間、緊張率・弛緩率等が重要な
因子である。温度は通常80℃から250℃の範囲であ
る。時間は数秒から数十分である。緊張率・弛緩率は必
要に応じて種々変化する。熱処理は成形過程で生じる成
形物の内部歪や歪応力を除去、緩和するのに必須の工程
である。必要ならば歪や歪応力を除去、緩和以外に同時
に架橋、エステル化、二価以上の金属イオンの結合等の
反応を同時に進めることも望ましい。
【0028】乾式紡糸成形法では乾燥によりポリ−γ−
グルタミン酸溶液が固化する。乾燥では雰囲気組成、温
度、時間、引取速度が重要な因子である。雰囲気組成は
ポリマーを酸化しない不活性雰囲気がよい。温度は用い
る溶媒によって異なるが通常50℃から350℃程度の
範囲である。時間はポリマー中の溶媒残存量が15%以
下になる程度に設定される。乾式紡糸成形法では引取速
度も成形物の物性に大きく影響するので十分な注意が必
要である。引取速度は通常数メートル/分から数千メー
トル/分の範囲である。この乾燥固化の過程で必要なら
ば相分離、架橋、エステル化、二価以上の金属イオンの
結合等の反応を同時に進めることもできる。
【0029】乾燥固化に続いて分子配向や結晶化のため
に延伸を行うと物性の向上に効果がある。延伸では倍
率、温度が重要な因子である。倍率は2.5倍から20
倍の範囲くらいで行われる。温度は通常80℃から25
0℃の範囲である。必要なら架橋、エステル化、二価以
上の金属イオンの結合等の反応を同時に進めることもで
きる。延伸に引き続いて熱処理を行うと物性の向上に効
果がある。熱処理では温度、時間、緊張率・弛緩率等が
重要な因子である。温度は通常80℃から250℃の範
囲である。時間は数秒から数十分である。緊張率・弛緩
率は必要に応じて種々変化する。熱処理によって成形過
程で生じる成形物の内部歪や歪応力を除去、緩和するこ
とができる。必要なら架橋、エステル化、二価以上の金
属イオンの結合等の反応を行うこともできる。
【0030】なお、必要に応じて湿式紡糸成形法、乾湿
式紡糸成形法、乾式紡糸成形法では先ずポリ−γ−グル
タミン酸溶液あるいは二価以上の金属イオンを含むポリ
−γ−グルタミン酸溶液を例えばアルコール類のような
凝固剤と接触させポリ−γ−グルタミン酸ゲルを作り、
湿式紡糸成形法、乾湿式紡糸成形法、乾式紡糸成形法に
よってこのゲルから繊維あるいはフイルム等の成形物を
得ることもできる。
【0031】次に本発明を具体的に説明するが、本発明
はこれら実施例により限定されるものではない。
【0032】実施例1(湿式紡糸成形法) 精製したポリ−γ−グルタミン酸フレークを蒸留水に室
温で分散させ次いで45℃で3時間加熱溶解し25wt%
のポリ−γ−グルタミン酸水溶液を調製した。このポリ
−γ−グルタミン酸溶液を紡糸原液とした。0.1mmφ
X10holes の紡糸ノズルを用い紡糸した。凝固浴(組
成:メチルアルコール、温度:20℃)で凝固し、引き
続いて熱板上で延伸(温度:130℃)した。この繊維
を熱板上で熱処理(温度:200℃、時間:5秒、緊張
率:3%)を行い延伸繊維を得た。
【0033】得られた繊維の物性は次の通りであった。 延伸比 繊度 強度 伸度 ヤンク゛率 吸湿率 沸水収縮率 (d) (g/d) (%) (g/d) (%) (%) 3.0 2.5 1.5 3.0 330 25 7.0 5.0 2.5 1.5 2.5 350 25 7.5 9.0 2.5 2.3 2.0 400 23 8.0 既存の実用繊維と較べて吸湿率が大きく、また羊毛より
ややヤング率が高い。沸水収縮率も実用範囲に低下し
た。
【0034】実施例2(湿式紡糸成形法) 精製したポリ−γ−グルタミン酸フレークを蒸留水に室
温で分散させ次いで45℃で3時間加熱溶解し25wt%
のポリ−γ−グルタミン酸水溶液を調製した。このポリ
−γ−グルタミン酸溶液を紡糸原液とした。0.1mmφ
X10holes の紡糸ノズルを用い紡糸した。凝固浴(組
成:メチルアルコール、温度:20℃)で凝固し、引き
続いて熱板上で延伸(温度:130℃)したのちホルム
アルデヒド浴(組成:ホルムアルデヒド(20)/メチ
ルアルコール(80)、温度:50℃)で架橋反応を行
った。次いでこの繊維を熱板上で熱処理(温度:200
℃、時間:15秒、緊張率:3%)を行い延伸繊維を得
た。
【0035】得られた繊維の物性は次の通りであった。 延伸比 繊度 強度 伸度 ヤンク゛率 吸湿率 沸水収縮率 (d) (g/d) (%) (g/d) (%) (%) 5.0 2.5 2.5 1.9 380 19 3.0 9.0 2.5 3.3 1.5 450 16 3.5 既存の実用繊維と較べて吸湿率が大きく、また羊毛より
ややヤング率が高い。沸水収縮率も低下し耐水性が著し
く改良された。また耐屈曲摩耗性も改良された。
【0036】実施例3(乾湿式紡糸成形法) 精製したポリ−γ−グルタミン酸を加圧成形して細粒と
し蒸留水に室温で分散させ次いで50℃で3時間加熱溶
解し50wt%のポリ−γ−グルタミン酸水溶液を調製し
た。このポリ−γ−グルタミン酸溶液を紡糸原液とし
た。0.25mmφX10holes の紡糸ノズルを用い紡糸
した。凝固浴(組成:アセトン、温度:20℃)で凝固
し、引き続いて熱板上で延伸(温度:130℃)した。
この繊維を熱板上で熱処理(温度:200℃、時間:5
秒、緊張率:3%)を行い延伸繊維を得た。
【0037】得られた繊維の物性は次の通りであった。 延伸比 繊度 強度 伸度 ヤンク゛率 吸湿率 沸水収縮率 (d) (g/d) (%) (g/d) (%) (%) 5.0 3.0 2.5 2.5 370 22 6.5 9.0 3.0 3.3 2.0 400 23 8.0 既存の実用繊維と較べて吸湿率が大きく、また羊毛より
ややヤング率が高い。沸水収縮率も実用範囲に低下し
た。
【0038】実施例4(乾湿式紡糸成形法) 精製したポリ−γ−グルタミン酸を加圧成形して細粒と
し蒸留水に室温で分散させ次いで50℃で3時間加熱溶
解し50wt%のポリ−γ−グルタミン酸水溶液を調製し
た。このポリ−γ−グルタミン酸溶液を紡糸原液とし
た。0.25mmφX10holes の紡糸ノズルを用い紡糸
した。凝固浴(組成:アセトン、温度:20℃)で凝固
し、引き続いて熱板上で延伸(温度:130℃)したの
ちホルムアルデヒド浴(組成:ホルムアルデヒド(2
0)/メチルアルコール(80)、温度:50℃)で架
橋反応を行った。次いでこの繊維を熱板上で熱処理(温
度:200℃、時間:5秒、緊張率:3%)を行い延伸
繊維を得た。
【0039】得られた繊維の物性は次の通りであった。 延伸比 繊度 強度 伸度 ヤンク゛率 吸湿率 沸水収縮率 (d) (g/d) (%) (g/d) (%) (%) 5.0 3.0 2.5 2.2 420 22 1.5 9.0 3.0 2.5 2.1 450 22 1.5 既存の実用繊維と較べて吸湿率が大きく、また羊毛より
ややヤング率が高い。沸水収縮率は低下し耐水性が著し
く改良された。また耐屈曲摩耗性も改良された。
【0040】実施例5(乾式紡糸成形法) 精製したポリ−γ−グルタミン酸を加圧成形して細粒と
し蒸留水に室温で分散させ次いで50℃で3時間加熱溶
解し35wt%のポリ−γ−グルタミン酸水溶液を調製し
た。このポリ−γ−グルタミン酸溶液を紡糸原液とし
た。1.2mmφX18holes の紡糸ノズルを用い温度1
80℃の不活性雰囲気中に吐出し紡糸した。紡糸速度は
120メートル/分であった。引き続いて熱板上で延伸
(温度:130℃)した。次いでこの繊維を熱板上で熱
処理(温度:200℃、時間:5秒、緊張率:3%)を
行い延伸繊維を得た。
【0041】得られた繊維の物性は次の通りであった。 延伸比 繊度 強度 伸度 ヤンク゛率 吸湿率 沸水収縮率 (d) (g/d) (%) (g/d) (%) (%) 5.0 3.0 2.5 2.5 370 22 6.5 9.0 3.0 3.3 2.0 400 23 8.0 12.0 3.0 4.0 1.8 480 22 9.0 これらの繊維をホルムアルデヒド浴(組成:ホルムアル
デヒド(20)/メチルアルコール(80)、温度:5
0℃)で架橋反応を行い、次のように繊維を得た。架橋
処理の効果が明らかである。
【0042】 延伸比 繊度 強度 伸度 ヤンク゛率 吸湿率 沸水収縮率 (d) (g/d) (%) (g/d) (%) (%) 5.0 3.0 3.5 2.0 400 16 1.6 9.0 3.0 4.0 1.8 460 16 1.8 12.0 3.0 4.3 1.7 500 15 2.0 実施例6(湿式紡糸成形法) 精製したポリ−γ−グルタミン酸フレークを蒸留水に室
温で分散させ、次いで50℃で4時間加熱溶解し15wt
%のポリ−γ−グルタミン酸水溶液を調製した。このポ
リ−γ−グルタミン酸溶液を0.1mm(厚さ)X30mm
(幅)のスリット型ノズルを用いてフイルムを凝固浴
(組成:DMF、温度:20℃)中に成形射出した。引
き続いて熱板上で延伸(温度:130℃)したのちホル
ムアルデヒド浴(組成:ホルムアルデヒド(25)/D
MF(75)、温度:50℃)で架橋反応を行った。次
いでこのフイルムを熱板上で熱処理(温度:200℃、
時間:15秒、弛緩率:3.5%)を行った。
【0043】得られたフイルムの物性は次の通りであっ
た。 延伸比 強度 伸度 弾性係数 吸湿率 沸水収縮率 (kg/mm2) (%) (kg/mm2) (%) (%) 5.0 2.0 8.0 30 19 3.0 9.0 4.5 4.0 90 16 3.5 沸水収縮率も低下し耐水性が著しく改良された。また耐
屈曲摩耗性も改良された。
【0044】実施例7(湿式紡糸成形法) 精製したポリ−γ−グルタミン酸フレークを蒸留水に室
温で分散させ、次いで30℃で3時間加熱溶解し10wt
%のポリ−γ−グルタミン酸水溶液を調製した。このポ
リ−γ−グルタミン酸溶液に塩化カルシウムをカルシウ
ムイオンとして0.05mol 対ポリ−γ−グルタミン酸
だけ添加した。このポリ−γ−グルタミン酸溶液を0.
1mm(厚さ)X30mm(幅)のスリット型ノズルを用い
てフイルムを凝固浴(組成:エチルアルコール、温度:
20℃)中に成形射出し、弾性ゲルの状態にあるとき冷
延伸(温度:室温)した。またホルムアルデヒド浴(組
成:ホルムアルデヒド(25)/DMF(75)、温
度:50℃)で架橋反応を行った。
【0045】得られたフイルムの物性は次の通りであっ
た。 延伸比 強度 伸度 弾性係数 吸湿率 沸水収縮率 (kg/mm2) (%) (kg/mm2) (%) (%) 延伸フイルム 5.0 2.3 8.0 30 20 8.5 9.0 4.2 4.0 80 18 10.5 架橋フイルム 5.0 4.2 3.0 55 11 2.1 9.0 5.5 2.3 99 10 2.5 沸水収縮率も低下し耐水性が著しく改良された。また耐
屈曲摩耗性も改良された。
【0046】実施例8(湿式紡糸成形法) 精製したポリ−γ−グルタミン酸フレークをギ酸と−4
℃で混合分散し、次いで8℃で30分間溶解し20wt%
のポリ−γ−グルタミン酸水溶液を調製した。このポリ
−γ−グルタミン酸溶液を0.1mm(厚さ)X30mm
(幅)のスリット型ノズルを用いてフイルムを凝固浴
(組成:エチルアルコール、温度:20℃)中に成形射
出し、引き続いて熱板上で延伸(温度:130℃)し
た。またホルムアルデヒド浴(組成:ホルムアルデヒド
(25)/DMF(75)、温度:50℃)で架橋反応
を行い、次いで熱板上で熱処理(温度:200℃、時
間:15秒、弛緩率:3.5%)を行った。
【0047】得られたフイルムの物性は次の通りであっ
た。 延伸比 強度 伸度 弾性係数 吸湿率 沸水収縮率 (kg/mm2) (%) (kg/mm2) (%) (%) 延伸フイルム 5.0 2.2 7.0 40 19 8.0 9.0 4.5 5.0 60 18 10.5 架橋熱処理フイルム 5.0 4.2 3.0 55 12 2.1 9.0 5.5 2.3 99 11 2.5 沸水収縮率も低下し耐水性が著しく改良された。また耐
屈曲摩耗性も改良された。
【0048】実施例9(乾式紡糸成形法) 精製したポリ−γ−グルタミン酸を加圧成形し細粒とし
蒸留水に室温で分散させ次いで50℃で3時間加熱溶解
し35wt%のポリ−γ−グルタミン酸水溶液を調製し
た。このポリ−γ−グルタミン酸溶液に塩化カルシウム
をカルシウムイオンとして0.02mol 対ポリ−γ−グ
ルタミン酸だけ添加した。このポリ−γ−グルタミン酸
溶液をエチルアルコール(室温)に滴下し粘性を有する
ポリ−γ−グルタミン酸ゲルを得た。このポリ−γ−グ
ルタミン酸ゲルを1.2mmθX18holes の紡糸ノズル
を用い温度80℃の不活性雰囲気中に紡糸した。紡糸速
度は30メートル/分であった。続いて延伸(温度:1
30℃)した。次いでこの繊維を熱板上で熱処理(温
度:190℃、時間:5秒、緊張率:3%)を行い延伸
繊維を得た。
【0049】得られたフイルムの物性は次の通りであっ
た。 延伸比 繊度 強度 伸度 ヤンク゛率 吸湿率 沸水収縮率 (d) (g/d) (%) (g/d) (%) (%) 5.0 3.0 3.5 2.0 570 10 3.5 9.0 3.0 4.3 1.5 600 9 4.0 12.0 3.0 5.0 1.1 680 8 4.5 これらの繊維をホルムアルデヒド浴(組成:ホルムアル
デヒド(20)/メチルアルコール(80)、温度:5
0℃)で架橋反応を行い、次のように繊維を得た。架橋
処理の効果が明らかである。
【0050】 延伸比 繊度 強度 伸度 ヤンク゛率 吸湿率 沸水収縮率 (d) (g/d) (%) (g/d) (%) (%) 5.0 3.0 3.8 1.5 590 8.5 2.3 9.0 3.0 4.5 1.3 610 7.1 2.1 12.0 3.0 5.3 0.9 700 5.6 1.9
【0051】
【発明の効果】本発明に係わる製造方法によれば、実用
性のあるすぐれた物性を示す繊維、フイルム等の成形物
等をポリ−γ−グルタミン酸から得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 祐史 福岡市東区松島3丁目1−34 第一松島ビ ル402号 (72)発明者 野見山 修治 福岡県太宰府市太宰府2590−7 太宰府グ リーンテラス307号

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリ−γ−グルタミン酸を溶媒に溶解し
    て溶液とし、得られた溶液を凝固、乾燥等の過程を含む
    成形方法によって固化して得られるポリ−γ−グルタミ
    ン酸成形物。
  2. 【請求項2】 成形方法が紡糸である請求項(1) 記載の
    ポリ−γ−グルタミン酸成形物。
  3. 【請求項3】 成形方法がフイルム成形である請求項
    (1) 記載のポリ−γ−グルタミン酸成形物。
  4. 【請求項4】 ポリ−γ−グルタミン酸の分子量が40
    万以上440万以下である請求項(1) (2) 又は(3) にそ
    れぞれ記載のポリ−γ−グルタミン酸成形物。
  5. 【請求項5】 上記溶媒として水、ギ酸、モノクロル酢
    酸、ジクロル酢酸、トリクロル酢酸、硫酸、硝酸、加熱
    されたジメチルスルホキシド(DMSO)、ジメチルホ
    ルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DMA
    c)、ジメチルスルホン(DMSO2 )、ニトロメタン
    等のような溶媒あるいはこれらの溶媒に二価以上の金属
    イオン(例えばアルカリ土類金属イオン、遷移金属イオ
    ン等)を添加したものから選ばれた一種あるいは二種以
    上の混合物を用いる請求項(1)〜(4) にそれぞれ記載の
    ポリ−γ−グルタミン酸成形物。
  6. 【請求項6】 ポリ−γ−グルタミン酸の分子量が低下
    しない条件で溶媒に溶解し、溶液を調製する請求項(1)
    〜(5) にそれぞれ記載のポリ−γ−グルタミン酸成形
    物。
  7. 【請求項7】 ポリ−γ−グルタミン酸を溶媒に溶解し
    て溶液とし、得られた溶液を凝固、乾燥等の過程を含む
    成形方法によって固化することを特徴とするポリ−γ−
    グルタミン酸成形方法。
  8. 【請求項8】 成形方法が紡糸である請求項(7) 記載の
    ポリ−γ−グルタミン酸成形方法。
  9. 【請求項9】 成形方法がフイルム成形である請求項
    (7) 記載のポリ−γ−グルタミン酸成形方法。
  10. 【請求項10】 ポリ−γ−グルタミン酸の分子量が4
    0万以上440万以下である請求項(7) (8) 又は(9) に
    それぞれ記載のポリ−γ−グルタミン酸成形方法。
  11. 【請求項11】 上記溶媒として水、ギ酸、モノクロル
    酢酸、ジクロル酢酸、トリクロル酢酸、硫酸、硝酸、加
    熱されたジメチルスルホキシド(DMSO)、ジメチル
    ホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド(DM
    Ac)、ジメチルスルホン(DMSO2 )、ニトロメタ
    ン等のような溶媒あるいはこれらの溶媒に二価以上の金
    属イオン(例えばアルカリ土類金属イオン、遷移金属イ
    オン等)を添加したものから選ばれた一種あるいは二種
    以上の混合物を用いる請求項(7) 〜(10)にそれぞれ記載
    のポリ−γ−グルタミン酸成形方法。
  12. 【請求項12】 ポリ−γ−グルタミン酸の分子量が低
    下しない条件で溶媒に溶解し、溶液を調製する請求項
    (7) 〜(11)にそれぞれ記載のポリ−γ−グルタミン酸成
    形方法。
  13. 【請求項13】 成形方法が湿式紡糸成形法である請求
    項(7) (8) (10)〜(12)にそれぞれ記載のポリ−γ−グル
    タミン酸成形方法。
  14. 【請求項14】 成形方法が乾湿式紡糸成形法である請
    求項(7) (8) (10)〜(12)にそれぞれ記載のポリ−γ−グ
    ルタミン酸成形方法。
  15. 【請求項15】 成形方法が乾式紡糸成形法である請求
    項(7) (8) (10)〜(12)にそれぞれ記載のポリ−γ−グル
    タミン酸成形方法。
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