JPH07138135A - 5α−レダクターゼ阻害剤 - Google Patents
5α−レダクターゼ阻害剤Info
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- JPH07138135A JPH07138135A JP5288451A JP28845193A JPH07138135A JP H07138135 A JPH07138135 A JP H07138135A JP 5288451 A JP5288451 A JP 5288451A JP 28845193 A JP28845193 A JP 28845193A JP H07138135 A JPH07138135 A JP H07138135A
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- ethanol
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Abstract
ヌリリ、ウッドフォルディア フルーティコサ、オオバ
ナサルスベリ、コウスイガヤよりなる群より選んだ少な
くとも1種の植物体の溶媒抽出物を含む5α−レダクタ
ーゼ阻害剤。 【効果】 本発明に使用した植物体の溶媒抽出物は5α
−レダクターゼの活性を著しく阻害するので、これを配
合した育毛料は顕著な効果を示す。
Description
−レダクターゼの活性を阻害して、育毛に有効な5α−
レダクターゼ阻害剤に関する。
lanica)はユリ科シオデ属の植物で、インドやスリラン
カの1500m以上の高地によく見られる。その根はリ
ュウマチ、赤痢、貧血、性病等に用いられる。
ri)はトウダイグサ科の植物で、熱帯地方に広く分布
し、スリランカでは荒れ地や耕地に雑草として分布す
る。
odfordia fruticosa)はミソハギ科の植物でインド、ス
リランカの低山地の日当りのよい場所に分布している。
花は赤痢、葉は蛇に咬まれたときの薬として利用され
る。
iosa)は、ミソハギ科、サルスベリ属の植物で、インド
に生える半落葉高木である。インドでは根は熱、下痢
に、樹皮、葉は下剤として用いられる。
子葉植物網、イネ目、イネ科、オガルカヤ属の植物で、
蚊の防虫剤、香料、石鹸の原料とされ、南アフリカでは
駆虫剤、風邪の治療薬、解熱剤に使われている。
剤として作用する酵素として知られている。従って、こ
の5α−レダクターゼの活性を阻害することは育毛に有
効に作用するものである。
レダクターゼ阻害作用のある物質としては種々の物質が
知られているが、合成品は、長期間人間の肌に適応した
場合の安全性の保証がなく、使用が制限されつつある。
一方、天然物では5α−レダクターゼ阻害作用が弱いも
のが多い。しかし人の肌に対する安全性の面から天然物
で、多年、人が食したりして、安全性の面で保証されて
おり、しかも5α−レダクターゼ阻害作用が強いものが
要求されていた。
に適用して安全であると共に、5α−レダクターゼ阻害
作用が大きい5α−レダクターゼ阻害剤を提供すること
である。
題を解決するため、すでに多年にわたって食用に供さ
れ、人体に対する安全性が確認されている植物をスクリ
ーニングして調べ、5α−レダクターゼ阻害剤として利
用価値のあるものを検討した。その結果、前記の植物体
の溶媒抽出物が、5α−レダクターゼ阻害剤として、或
いは医薬部外品として非常に有効であることを見い出し
本発明を完成した。
カ、フィランサス ヌリリ、ウッドフォルディア フル
ーティコサ、オオバナサルスベリ、コウスイガヤよりな
る群より選んだ少なくとも1種の溶媒抽出物を含む5α
−レダクターゼ阻害剤である。
は親水性有機溶媒例えば、エタノール、メタノール、ア
セトン等で抽出する。しかしながら人の皮膚に適用する
5α−レダクターゼ阻害剤原料の抽出であるから、水或
いはエタノール或いはこれの混合溶媒での抽出が好まし
いのは当然である。
3ブチレングリコール、プロピレングリコール等の多価
アルコール又は多価アルコールと水の混液も抽出に利用
できる。またさらに凍結乾燥して粉体として利用するこ
とも利用方法によっては有効である。
ン、ホホバ油等の液状油、ミツロウ、セチルアルコール
等の固体油、各種の活性剤、グリセリン、1,3ブチレ
ングリコール等の保湿剤や各種薬剤等を添加してさまざ
まな剤形の5α−レダクターゼ阻害剤を調製することが
できる。例えばローション、クリーム、乳液、パック等
で目的に応じて利用形態を考えればよい。
方法である抽出物の製造例、実施例を記載するが、本発
明はこれらの製造例、実施例によって何等限定されるも
のではない。
根茎(乾燥品)10gに50%エタノール300mlを
加えて、時々撹拌しつつ5日間放置した。これを濾過
後、エバポレートして、凍結乾燥した。
根茎(乾燥品)を10gに精製水300mlを加えて3
時間加熱する。これを放冷した後濾過後凍結乾燥した。
(乾燥品)を10gにエタノール300mlを加えて時
々撹拌しつつ5日間放置した。これを濾過後エバポレー
トし凍結乾燥した。
(乾燥品)を10gに50%エタノール300mlを加
えて時々撹拌しつつ5日間放置した。これを濾過後エバ
ポレートし凍結乾燥した。
(乾燥品)を10gに精製水300mlを加えて3時間
加熱する。これを放冷した後濾過後凍結乾燥した。
ティコサの花及び葉(乾燥品)を10gにエタノール3
00mlを加えて時々撹拌しつつ5日間放置した。これ
を濾過後エバポレートし凍結乾燥した。
ティコサの花及び葉(乾燥品)を10gに50%エタノ
ール300mlを加えて時々撹拌しつつ5日間放置し
た。これを濾過後、エバポレートして、凍結乾燥した。
ティコサの花及び葉(乾燥品)を10gに精製水300
mlを加えて3時間加熱する。これを放冷した後濾過後
凍結乾燥した。
燥品)を10gにエタノール300mlを加えて時々撹
拌しつつ5日間放置した。これを濾過後エバポレートし
凍結乾燥した。
(乾燥品)を10gに50%エタノール300mlを加
えて時々撹拌しつつ5日間放置した。これを濾過後エバ
ポレートし凍結乾燥した。
(乾燥品)を10gに精製水300mlを加えて3時間
加熱する。これを放冷した後濾過後凍結乾燥した。
品)を10gにエタノール300mlを加えて時々撹拌
しつつ5日間放置した。これを濾過後エバポレートし凍
結乾燥した。
品)を10gに50%エタノール300mlを加えて時
々撹拌しつつ5日間放置した。これを濾過後エバポレー
トし凍結乾燥した。
品)を10gに精製水300mlを加えて3時間加熱す
る。これを放冷した後、濾過後凍結乾燥した。
根(乾燥品)を10gに50%エタノール300mlを
加えて時々撹拌しつつ5日間放置した。これを濾過後エ
バポレートし凍結乾燥した。
を10gに50%エタノール300mlを加えて時々撹
拌しつつ5日間放置した。これを濾過後エバポレートし
凍結乾燥した。
例1の抽出物を製造例2の抽出物に変え作成したローシ
ョン。
例1の抽出物を製造例3の抽出物に変え作成したローシ
ョン。
例1の抽出物を製造例4の抽出物に変え作成したローシ
ョン。
例1の抽出物を製造例5の抽出物に変え作成したローシ
ョン。
例1の抽出物を製造例6の抽出物に変え作成したローシ
ョン。
例1の抽出物を製造例7の抽出物に変え作成したローシ
ョン。
例1の抽出物を製造例8の抽出物に変え作成したローシ
ョン。
例1の抽出物を製造例9の抽出物に変え作成したローシ
ョン。
製造例1の抽出物を製造例10の抽出物に変え作成した
ローション。
製造例1の抽出物を製造例11の抽出物に変え作成した
ローション。
製造例1の抽出物を製造例12の抽出物に変え作成した
ローション。
製造例1の抽出物を製造例13の抽出物に変え作成した
ローション。
製造例1の抽出物を製造例14の抽出物に変え作成した
ローション。
0.18%テストステロン、プロピレングリコール溶液
を0.5ml、0.1%β−ニコチンアミドアデニンジ
ヌクレオチドリン酸(NADPH)、トリス−HCl緩
衝液(50mM、pH7.2)を5.0ml、5α−レ
ダクターゼ酵素液としてオリエンタル酵母工業株式会社
製 S−9を1.0ml、これらをよく混合し、37℃
で30min恒温水槽に放置する。
製)に入れ、10min放置した後、ジクロロメタン4
0〜50mlで分取する。エバポレート後、エタノール
5mlに溶解しガスクロマトグラフィー分析で分析し
た。 GC条件は カ ラ ム:CBP1−W12−100(メチルシリコ
ーン系) カラム温度:235℃恒温 検 出 器:水素炎検出器(FID);280℃,インジ
ェクション;280℃ その結果を表1に示す。
つある人に各実施例のローションを6ケ月間毎日使用し
てもらった。各実施例毎に5人をパネルとして依頼し
た。その評価基準を有効と判定した人、やや有効と判定
した人、効果なしと判定した人に分けて、その人数を表
2に示す。
レダクターゼ阻害試験で明らかなように、5α−レダク
ターゼの活性を顕著に抑制するので、これを配合したロ
ーションを頭皮に適用すると、優れた育毛効果が得られ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 スミラックス ゼイラニカ、フィランサ
ス ヌリリ、ウッドフォルディア フルーティコサ、オ
オバナサルスベリ、コウスイガヤよりなる群より選んだ
少なくとも1種の溶媒抽出物を含む5α−レダクターゼ
阻害剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28845193A JP3487619B2 (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 5α−レダクターゼ阻害剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28845193A JP3487619B2 (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 5α−レダクターゼ阻害剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07138135A true JPH07138135A (ja) | 1995-05-30 |
JP3487619B2 JP3487619B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=17730384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28845193A Expired - Fee Related JP3487619B2 (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 5α−レダクターゼ阻害剤 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3487619B2 (ja) |
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-
1993
- 1993-11-17 JP JP28845193A patent/JP3487619B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR102232873B1 (ko) * | 2020-08-28 | 2021-03-29 | 서원대학교산학협력단 | 배롱나무 추출물을 유효성분으로 함유하는 탈모 방지 또는 발모 촉진용 조성물 |
WO2022045635A1 (ko) * | 2020-08-28 | 2022-03-03 | 서원대학교산학협력단 | 배롱나무 추출물을 유효성분으로 함유하는 탈모 방지 또는 발모 촉진용 조성물 |
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