JPH07137891A - 巻き取り状原反の巻体保持装置 - Google Patents

巻き取り状原反の巻体保持装置

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JPH07137891A
JPH07137891A JP28474093A JP28474093A JPH07137891A JP H07137891 A JPH07137891 A JP H07137891A JP 28474093 A JP28474093 A JP 28474093A JP 28474093 A JP28474093 A JP 28474093A JP H07137891 A JPH07137891 A JP H07137891A
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JP
Japan
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pair
chucks
lifter
holding device
roll
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Application number
JP28474093A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Watanabe
辺 昌 義 渡
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一対のチャックとリフタとが干渉することな
く、スムーズに巻体をリフタからの一対のチャックに受
け渡して保持する。 【構成】 一対のチャック11,11は互いに離接自在
となっており、プラスチック樹脂製原反の巻体25の一
対の突出管27,27と係合して保持する。チャック1
1,11は先端側に、一対の突出管27,27より小径
の円筒部12,12を有している。円筒部12,12に
は、一対の突出管27,27の端縁と係合するテーパ部
13,13が連設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチック樹脂製や紙
製などの巻き取り状原反を巻芯の周囲に巻付けてなる巻
体をリフタから受取り保持するための巻体保持装置に係
り、とりわけリフタからの受取りを容易に行なうことが
できる巻体保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチック製樹脂や紙製などの
巻き取り状原反、例えばポリエチレンテレフタレート
(PET)製原反に対して必要な印刷を施し、その後原
反を一定形状に打ち抜いて名刺やプリペイドカード類な
どの工芸品が製造されている。また、前記原反を一定長
に断裁を施し、その後に必要な印刷、打ち抜きを施して
工芸品が製造されている場合もある。この場合、プラス
チック樹脂製原反を巻芯周囲に巻き付けてプラスチック
製巻体を作製し、この巻体を給紙部の保持装置にセット
して巻体から原反を繰り出し印刷加工したり、打ち抜き
加工したり、断裁加工などの加工を行うことが考えられ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにプラスチ
ック樹脂製や紙製などの巻体を給紙部の保持装置にセッ
トして、印刷加工工程で印刷したり断裁加工工程で原反
を一定の長さにカットするなどの加工を行なうことが考
えられている。
【0004】ところで大量生産などの製造工程上の理由
から、プラスチック樹脂製や紙製など巻体を一般に大型
とする必要があり、この場合は前記巻体は重量がかさ
み、巻体を給紙部の保持装置にセットする作業は容易で
ない。例えば巻体の巻芯の両端をリフト等で支持し、こ
の巻体をリフトから給紙部に受渡す際、リフトと給紙部
の保持装置とが干渉してスムーズに受渡すことができな
いことがある。
【0005】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、プラスチック樹脂製や紙製などの巻体をス
ムーズに受取り保持することができるプラスチック樹脂
製や紙製などの巻き取り状原反の巻体保持装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の突出管
がリフタによって上下方向移動可能に支持された原反の
巻体を、リフタから受取り保持するための巻体保持装置
において、前記巻体の一対の突出管と係合する離接自在
の一対のチャックを備え、この一対のチャックは前記一
対の突出管の端縁に係合するテーパ部とからなることを
特徴とする巻き取り状原反の巻体保持装置である。
【0007】
【作用】リフタによって一対の突出管が支持された巻体
が一対のチャックまで搬送され、リフタによって一対の
突出管と一対のチャックとの間の位置合せが行なわれ
る。一対のチャックが互いに接近し、一対のチャックの
テーパ部先端部が一対の突出管内に挿入される。リフタ
が降下し一対の突出管が一対のテーパ部先端部により支
持された後、一対のチャックが更に互いに接近して、一
対のテーパ部全周が一対の突出管の端縁と係合し、巻体
の一対の突出管が一対のチャックにより堅固に保持され
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1乃至図3は本発明によるプラスチック
樹脂製や紙製などの巻き取り状原反の巻体保持装置の一
実施例を示す図である。
【0009】まず、カード類などの工芸品製造工程にお
いて用いられるプラスチック樹脂製原反の巻体について
説明する。図1および図3に示すように、巻体25は円
筒状の巻芯の周囲にプラスチック樹脂製の巻き取り状原
反26を巻付けて構成されており、図1および3におい
て巻芯は原反26の両側から突出した部分(一対の突出
部)27,27のみが示されている。プラスチック樹脂
製の巻き取り状原反26は、例えばポリエチレンテレフ
タレート(PET)製となっている。
【0010】このようなプラスチック樹脂製の巻き取り
状原反の巻体25は、図1および図2に示すように、リ
フタ20により一対の突出管27,27が支持されるよ
うになっている。すなわちリフタ20は、車輪24,2
4により床面30を走行する搬送体21と、搬送体21
に上下方向移動自在に取付けられた一対の支持体22,
22とを有している。そして各支持体22には、対応す
る巻体25の突出管27を受ける受部22aが形成さ
れ、一対の支持体22,22により一対の突出管27,
27が支持される。また一対の支持体22,22は搬送
体21に取付けられたハンドル23により上下方向に移
動するようになっている。
【0011】次に、原反を一定長にカットする断裁加工
工程において設置される給紙部の構造について説明す
る。図1および図3に示すように、給紙部は巻体25を
巻体保持装置にセットして原反26を繰り出し、原反2
6に対して一定長にカットを行なうようになっている。
給紙部の巻体保持装置は巻体25の一対の突出管27,
27と係合する一対のチャック11,11を有してお
り、この一対のチャック11,11は互いに離接自在と
なっている。また一対のチャック11,11は各々軸受
16,16により回転自在に支持されており、一方のチ
ャックはモータ15により回転駆動されるようになって
いる。また、図示しない回転駆動するモータと組み合わ
されたニップローラーに原反26を挟んで原反26を繰
り出し、原反26を一定長にカットを行う場合もある。
この場合、一方のチャック11は図1のモータ15の位
置に設けられたブレーキによって、原反26の繰り出し
量が制御される。
【0012】一対のチャック11,11は各々同一構造
となっており、各々先端側に位置するとともに一対の突
出管27,27の内径より小さな外径を有する小径円筒
部12と、小径円筒部12に連設されたテーパ部13と
を有している。
【0013】このうち、小径円筒部12は突出管27内
に挿入可能となっており、またテーパ部13はチャック
11の先端側(小径円筒部12側)から基端側に向かっ
てその外径が拡大している。そして一対のチャック1
1,11を互いに接近させ巻体25側へ進行させた場
合、各テーパ部13,13が突出部27の端縁に係合す
るようになっている。
【0014】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。
【0015】まず図3(a)に示すように、リフタ20
の一対の支持体22,22の受部22a,22aにより
巻体25の一対の突出管27,27が支持される。リフ
タ20の搬送体21が床面30上を走行して、巻体25
が給紙部の一対のチャック11,11まで搬送される。
次にリフタ20の搬送体21が床面30上をわずかに走
行するとともに、ハンドル23の操作により搬送体21
に対して一対の支持体22,22が上下方向に移動し
て、巻体25の一対の突出管27,27と一対のチャッ
ク11,11との間の位置合せが行なわれる。
【0016】次に図3(b)に示すように、一対のチャ
ック11,11が互いに接近して巻体25の一対の突出
管27,27側へ進行し、一対のチャック11,11の
小径円筒部12,12が一対の突出管27,27内に挿
入する。次にハンドル23の操作によりリフタ20の一
対の支持体22,22が降下し、巻体25が一対の支持
体22,22から一対のチャック11,11の小径円筒
部12,12側に受け渡される。
【0017】次に図3(c)に示すように、リフタ20
が一対のチャック11,11から引離され、その後一対
のチャック11,11がさらに互いに接近し一対の突出
管27,27側へ進行する。この場合、一対のチャック
11,11の小径円筒部12,12が一対の突出管2
7,27内部へ進行するとともに、一対のテーパ部1
3,13が一対の突出部27,27の端縁と当接する。
次に一対のテーパ部13,13が一対の突出部27,2
7をわずかに押上げ、一対の突出管27,27の端縁が
一対のテーパ部13,13全周と係合する。このように
して、一対の突出管27,27が一対のチャック11,
11により堅固に固定される。
【0018】この間の一対の突出管27,27と一対の
チャック11,11との関係を図1に示す。このうち図
1(a)は、一対の突出管27,27と一対のチャック
11,11の位置合せの状態を示す平面図であり、図1
(b)は一対の突出管27,27側に一対のチャック1
1,11を進行させる状態を示す平面図であり、図1
(c)はリフタ20が一対のチャックから引離される状
態を示す平面図である。
【0019】次に一対のチャック11,11のうちの一
方がモータ15により駆動され、巻体25が回転して原
反26が繰り出される。または、図示しない回転駆動す
るモーターと組み合わされたニップローラーに原反26
を挟み、原反26を繰り出す場合もある。
【0020】以上説明したように本実施例によれば、リ
フタ20の一対の支持体22,22から一対のチャック
11,11に巻体25を受け渡す際、一対のチャック1
1,11がリフタ20の一対の支持体22,22に当接
したり干渉することなく、スムーズに受け渡すことがで
きる。
【0021】なお、図1及び図3では一対のチャック1
1,11が小径円筒部12,12とテーパ部13,13
とからなっているが、小径円筒部を無くし、5〜15度
の角度を持ったテーパ部だけでもよい。この場合、はじ
めにテーパ部13の先端のみで一対の突出管27,27
を支持し、つぎに一対のチャック11,11が一対の突
出管27,27内に進入し、一対の突出管27,27の
端縁が一対のテーパ部13,13全周と係合する。
【0022】以上説明したように本発明によれば、一対
のチャックとリフタとが当接したり干渉することなく、
スムーズにリフタにより支持された巻体を一対のチャッ
クに受け渡して堅固に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による巻き取り状原反の巻体保持装置の
一実施例を示す平面図。
【図2】リフタの側面図。
【図3】巻き取り状原反の巻体をリフタによって一対の
チャックに受け渡して保持する状態を示す平面図。
【符号の説明】
11,11一対のチャック 12 小径円筒部 13 テーパ部 20 リフタ 22,22 一対の支持体 25 巻体 26 原反 27,27 一対の突出管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の突出管がリフタによって上下方向移
    動可能に支持された原反の巻体を、リフタから受取り保
    持するための巻体保持装置において、 前記巻体の一対の突出管と係合する離接自在の一対のチ
    ャックを備え、この一対のチャックは前記一対の突出管
    の端縁に係合するテーパ部を有することを特徴とする巻
    き取り状原反の巻体保持装置。
  2. 【請求項2】一対のチャックは、テーパ部の先端側に設
    けられ、前記一対の突出管内径より小さな外径を有し前
    記リフタと干渉しない構造の小径円筒部を更に有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の巻き取り状原反の巻体保
    持装置。
JP28474093A 1993-11-15 1993-11-15 巻き取り状原反の巻体保持装置 Pending JPH07137891A (ja)

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