JPH0713734U - 折り畳みパレット - Google Patents

折り畳みパレット

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JPH0713734U
JPH0713734U JP4950393U JP4950393U JPH0713734U JP H0713734 U JPH0713734 U JP H0713734U JP 4950393 U JP4950393 U JP 4950393U JP 4950393 U JP4950393 U JP 4950393U JP H0713734 U JPH0713734 U JP H0713734U
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JP
Japan
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pillar
attached
attachment
pallet
frame body
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Application number
JP4950393U
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English (en)
Inventor
悟 荻原
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Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被運搬物を保持するための付設物を取り付け
たまま折り畳むことができる折り畳みパレットを提供す
る。 【構成】 枠体2の4隅に設けられた柱受け6に柱3を
回動自在に設け、この柱3を柱受け6の保持部に着脱自
在に保持されて立設できるようにする。枠体2の2辺に
設けられた台受け20に回転自在に取付台5を架設し、
この取付台5を台受け20の保持部に着脱自在に保持さ
れて立設できるようにする。付設物4を取付台5に予め
取り付けておけば、パレット1の不使用時には、柱3と
共に取付台5を付設物4をつけた状態で折り畳めばよ
く、また、被運搬物をパレット1に載置する場合には、
取付台5と柱3を立ててパレット1を組み立て、取り付
けられている付設物4に被運搬物を単に載置すればよ
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、コンデンサ等の被運搬物をまとめて運搬するために用いられ、ワ ンタッチで折り込むことができる折り畳みパレットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、被運搬物をまとめて運搬するものとして、実公昭55─36350号公 報や実開昭63─57223号公報に示されるような折り畳みコンテナーが知ら れている。前者は、底板に回動するように取り付けられた側壁構成板と枠体に回 動するように取り付けられた側壁構成板とを回動自在に連結して構成された側壁 と、枠体にのみ回動自在に取り付けられたあおり板とを有し、2つの側壁構成板 の連結部分に凹部とこれに嵌合する突出部とを設けるようにしたもので、後者は 、あおり板の回動中心を底板から異なる高さに設けるようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の折り畳みコンテナーにおいては、底板上に側壁構成板や あおり板を折り重ねて畳む構成であるので、被運搬物を収納するために用いられ る下敷パッキンや仕切板等の付設物は、折り畳む前に取り外しておく必要があり 、また、被運搬物を収納するにあたっては、コンテナーを箱状に組み立てた後に 付設物をパレット内に付設する作業が必要であり、作業工数を要する不都合があ る。それに加えて、一端取り外した付設物は、コンテナーと別に管理する必要が あり、ともすれば紛失する虞れがあった。
【0004】 そこで、この考案においては、付設物を取り付けたまま折り畳むことができる パレットを提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
しかして、この考案の要旨とするところは、矩形状の枠体と、この枠体の4隅 に設けられた柱受けに回動自在に設けられると共に、前記柱受けの保持部に着脱 自在に保持されて立設する柱と、前記枠体の2辺に設けられた台受けに回転自在 に架設されると共に、前記台受けの保持部に着脱自在に保持されて立設し、被運 搬物を保持するための付設物が取り付けられる取付台とを具備することにある。
【0006】
【作用】
したがって、付設物を取付台に予め取り付けておけば、パレットを使用しない 時には、敷設物をつけた状態で取付台を折り畳むと同時に柱を折り畳めばよく、 また、被運搬物をパレットに載置する場合には、取付台と柱を立ててパレットを 組み立て、既に取り付けられている敷設物に被運搬物を単に載置すればよく、そ のため、上記課題を達成することができるものである。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。
【0008】 図1及び図2において、折り畳みパレット1は、主として、矩形状の枠体2と 、この枠体2の四隅に設けられた柱3と、被運搬物を載置するための付設物4が 取り付けられる取付台5とにより構成されている。
【0009】 枠体2は、その四隅に柱受け6を挿入する空間を有し、この空間を残すように 各隅部から垂設された脚部7によって所定の高さだけ浮かした状態で保持されて いる。また、この枠体2の対向する枠辺2aと2b,2cと2dの間には、該枠 体2を補強するための補強桟8が架設されている。更に、枠体2より下方に位置 する隣合う脚部間には、連結棹9が架設され、この連結棹9と枠体2との間には 補強用のリブ10が適宜な位置に設けられている。
【0010】 図3にも示されるように、枠体2の四隅に形成された空間15に挿入される柱 受け6は、枠体2及び脚部7に対して溶接固定され、一側面を開口した断面コ字 状に形成され、この開口側部が下記する台受けを有しない枠辺2a,2bに臨む よう脚部上方へ突設している。柱受け6の上部は、断面コ字状の補強部材11が 溶接されて厚みが厚くなっており、この補強部材11と柱受け6とには、上端か ら切り欠かれた凹部12によって柱を鉛直に保持するための保持部13が構成さ れている。
【0011】 柱3は、柱受け6に取り付けられた支軸14によって該柱受け6に連結されて いる。この柱3の側面には、前記凹部12に係合可能な隆起部16が設けられて いると共に、図4に示されるように、支軸14を挿通する溝17が形成されてい る。この溝17は、柱3の軸方向に延びるように形成され、溝17の長さや形成 位置は、柱3の基部が枠体2の四隅の空間に挿入されて隆起部16が保持部13 に係合される状態から、柱3を上方へ持ち上げて隆起部16を保持部13から完 全に離し、その状態で柱3を回動させて枠辺2aまたは2bの表面まで倒すこと ができるように決定されている。
【0012】 また、柱3を立てた状態において、柱3の上端までの高さは、柱受け6の上端 までの高さのおよそ3倍に設定され、枠辺2a,2bは、柱3を折り畳んだ状態 において、柱同士が干渉しないような長さに設定されている。
【0013】 枠体2の対向する枠辺2c,2dには、台受け20がそれぞれ設けられている 。この台受け20は、一方の枠辺に設けられたものと他方の枠辺に設けられたも のとで対になっており、この実施例においては2組設けられ、図5及び図6にも 示されるように、枠辺2c,2dに固定する固定部21と、この固定部21より 立設された受け部22とにより構成されている。
【0014】 取付台5は、各対の台受け20間に回動自在に組付けられているもので、一方 の台受けから他方の台受けにかけて延びる載置部23と、この載置部23の両端 から直角に延設されたガイド部24とを有し、載置部23及びガイド部24は、 両側辺を曲げ起こして形成されたガード部25により断面コ字状に形成され、付 設物4をガイド部24に沿って差し入れると、この付設物4の底部が載置部23 に当接し、ガード部25によって付設物4が脱落せずに保持されるようになって いる。
【0015】 この取付台5と台受け20との具体的な組付状態を説明すると、ガイド部24 には、台受け20と対峙する壁面に第1及び第2のピン26,27が一体に設け られたプレート28が溶接されている。第1のピン26は、プレート28の基端 近傍に設けられ、台受けの受け部22に設けられた上下方向に延びる長孔29に 挿入され、この長孔29の範囲内でのみ摺動できるようになっている。第2のピ ン27は、第1のピン26よりガイド部24の先端側に設けられており、受け部 22の前記長孔29より上方に形成されて上部が開口された開口溝30に着脱で きるようになっている。この開口溝30によって、取付台5を鉛直に保持するた めの保持部34が構成されている。
【0016】 これらピン26,27や長孔29及び開口溝30は、第1のピン26が長孔2 9の下部に位置するときに第2のピン27が開口溝30に係合すると共に、第1 のピン26が長孔29の上部に位置するときに第2のピン27が開口溝30から 外れるように形成されており、さらに、第1のピン26を長孔29の上部に位置 させた状態で取付台5を回動させた場合に、第2のピン27が受け部22にひっ かからないよう、第1のピン26と第2のピン27との間隔、及び、受け部22 の形状と大きさが予め決定されている。
【0017】 尚、台受け20は、枠体2に形成された通孔31に固定部21の通孔を一致さ せてこれら通孔にボルト32を通し、このボルト32にナットを螺合させること で枠体2に固定されているが、台受け20の位置調節は、枠体2の枠辺2c,2 dに形成された多数の通孔31を適宜選択することで行うようにしてもよい。勿 論、台受け20を所定位置に固定し、後日その位置を変えないのであれば、台受 け20を枠体2に直接溶接してもよい。
【0018】 また、付設物4は、取付台5のガイド部24の高さと略等しくなっており、取 付台5のガイド部24は、図2に示すように、外側に折り畳まれている状態にお いて、柱3と干渉しないような長さに設定されている。仮に、折り畳まれた状態 で、取付台5または付設物4と、柱3とが干渉したとしても、重ねられた状態で 枠体2より側方へ飛び出したり、柱受け6よりも上方へ突出しなければさして支 障はない。
【0019】 上記構成において、折り畳まれているパレット1を組立てて被運搬物を運搬す る場合を考えると、各柱3を手で持って柱受け6に立て掛けるように起こし、鉛 直になった時点で手を放すなり、下方へ柱3を押しつけて柱3の基部を枠体2の 空間15に挿入し、柱受け6の凹部12に柱3の隆起部16を係合させる。する と、柱3は、枠体2の四隅において鉛直に保持され、単に横方向から力を加えて も回動しないようになる。この操作に加えて、取付台5も手で持って起こし、第 2のピン27が開口溝30上方にきた時点で手を放すなり、下方へ取付台5を押 しつけて第2のピン27を開口溝30に挿入させる。すると、取付台5は、ガイ ド部24が鉛直に立設された状態で保持され、単に横方向から力を加えても回動 しないようになる。
【0020】 付設物4がまだ取付台5に取り付けられていない場合には、付設物4を取付台 5に取付けることになるが、予め付設物4が取付台5に取り付けられている場合 には、装着作業が必要でなく、2つの取付台5の付設物4に被運搬物を渡すよう に載置すればよい。例えば、被運搬物が空調装置に用いられるコンデンサであれ ば、コンデンサを立てかけるスリット33を多数有した付設物4を取付台5に装 着しておき、両方の取付台5を立てた後に、両方の付設部4に同時に載置するよ うコンデンサをスリット33に挿入すればよい。
【0021】 これに対して、被運搬物を取り除いてパレット1を折り畳む場合は、取付台5 を上方へ引っ張り、第2のピン27を開口溝30から外し、その状態で取付台5 を回動させてガイド部24を傾倒させればよく、また、柱3を折り畳むには、柱 3を上方へ引っ張って、凹部12から隆起部16を離反させ、その状態で回動さ せて柱3を傾倒させればよい。
【0022】 したがって、従来のコンテナーであれば、折り畳む際に付設物を取り外す必要 があったが、本願のパレット1によれば、付設物4を取付台5に装着したまま回 動せしめて畳むことができるので、付設物4を取付台5に一端取り付ければ、パ レット1の使用の有無にかかわらず、付設物4を取付台5に装着させたり、取付 台5から取り外したりする作業が不要となる。また、被運搬物を保持するための 付設物4をパレット1に取り付けた状態で運搬できるので、付設物4のみを運搬 したり管理する手間もなくなるものである。
【0023】 尚、このようなパレット1は、折り畳み状態においても、柱受け6の高さ以下 にはならないが、折り畳み時には、組み立て状態のおよそ3分の1の高さに縮小 されるので、運搬車で同じ数のパレット1を運搬する場合でも、折り畳み時は組 み立て時の3分の1の容積で済むメリットも有している。
【0024】 また、この実施例においては、コンデンサを運搬するために、スリット33を 多数有した付設物4を取り付けるようにしたが、被運搬物の形状や収納方法等に 合わせて付設物4の形状を変更してもいいことは言うまでもない。また、取付台 5の数も、この実施例においては、2つ設けた場合を示したが、1つで済む場合 には1つであってもよく、必要により3つ以上設けるようにしてもよい。
【0025】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば、柱受けに回動自在に取り付けられると 共に、柱受けの保持部に着脱自在に保持されて立設する柱と、台受けに回動自在 に取り付けられると共に、台受けの保持部に着脱自在に保持されて立設する取付 台とを枠体に設け、被運搬物を運搬しないときには、柱と取付台とを折り畳み、 被運搬物を運搬するときには、柱と取付台とを立設するようにしたので、取付台 に付設物を一端付設しておけば、パレットの折り畳み時に取り外す必要がなく、 また、パレットの組み立て時に付設物の付設作業が必要なくなり、作業効率を高 めることができるものである。
【0026】 また、付設物の取外しが不要となることから、付設物の運搬、保管を別途行う 必要がなくなり、付設物の紛失の虞れもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る折り畳みパレットの組み立てた
状態を示す斜視図である。
【図2】この考案に係る折り畳みパレットの折り畳み状
態を示す斜視図である。
【図3】折り畳みパレットの柱受けとその近傍の構造を
示す斜視図である。
【図4】柱の組立て状態と折り畳み状態を示す説明図で
ある。
【図5】折り畳みパレットの台受けとその近傍の構造を
示す斜視図である。
【図6】取付台の組立て状態と折り畳み状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 折り畳みパレット 2 枠体 3 柱 4 付設物 5 取付台 6 柱受け 13 柱受けの保持部 20 台受け 34 台受けの保持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の枠体と、 この枠体の4隅に設けられた柱受けに回動自在に設けら
    れると共に、前記柱受けの保持部に着脱自在に保持され
    て立設する柱と、 前記枠体の2辺に設けられた台受けに回転自在に架設さ
    れると共に、前記台受けの保持部に着脱自在に保持され
    て立設し、被運搬物を保持するための付設物が取り付け
    られる取付台とを具備することを特徴とする折り畳みパ
    レット。
JP4950393U 1993-08-19 1993-08-19 折り畳みパレット Pending JPH0713734U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4950393U JPH0713734U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 折り畳みパレット

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JP4950393U JPH0713734U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 折り畳みパレット

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ID=12832944

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JP4950393U Pending JPH0713734U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 折り畳みパレット

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007148409A1 (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Nakahara Co., Ltd. 運搬用パレットの製造方法
KR20180070888A (ko) * 2016-12-19 2018-06-27 (주)시스펙 블레이드 운송박스
WO2022191432A1 (ko) * 2021-03-10 2022-09-15 주식회사 아이피엔엘 적층구조를 가진 팔레트

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