JPH07136942A - 留め金具打込み装置 - Google Patents

留め金具打込み装置

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JPH07136942A
JPH07136942A JP6100249A JP10024994A JPH07136942A JP H07136942 A JPH07136942 A JP H07136942A JP 6100249 A JP6100249 A JP 6100249A JP 10024994 A JP10024994 A JP 10024994A JP H07136942 A JPH07136942 A JP H07136942A
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JP
Japan
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fastener
nail
driving device
fastener driving
drive
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Ceased
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JP6100249A
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English (en)
Inventor
Mark R Eminger
マーク・アール・エミンガー
Leo E Labarre
レオ・イー・ラバレ
Daniel A Oliver
ダニエル・エー・オリヴァー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUTANREI BOSTIK Inc
Stanley Bostich Inc
Original Assignee
SUTANREI BOSTIK Inc
Stanley Bostich Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by SUTANREI BOSTIK Inc, Stanley Bostich Inc filed Critical SUTANREI BOSTIK Inc
Publication of JPH07136942A publication Critical patent/JPH07136942A/ja
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/008Safety devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/001Nail feeding devices
    • B25C1/003Nail feeding devices for belts of nails

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の開閉部および単一の開閉部を備えた装
置の双方の利点のみを備えた、単一のドアを備えた留め
金具打込み装置を提供する。 【構成】 ハンドル部および駆動部を備えたハウジング
が設けられている。前記ハウジングの駆動部内の動力作
動駆動手段は、打込みストロークおよび復帰ストローク
を介して選択的に動かされる。前記ハウジングに支持さ
れた先端部材およびマガジン組立体が、打込み路、供給
路、および供給路に導かれるコイル収納室を形成して協
働する固定および可動構造を備えている。留め金具打込
み部材が打込み路内に摺動自在に取り付けられており、
かつ供給路から打込み路内に送られた先頭の留め金具を
打ち出すように動力作動駆動手段に接続されている。留
め金具パッケージが空になったときに閉作動板から開装
填位置に回動できるように単一の可動構造部が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は留め金具打込み装置 (fa
stner driving device) 、さらに詳しくは、携帯型動力
駆動留め金具打込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯型動力駆動留め金具打込み装置に用
いられていた従来の留め金具パッケージは、コイル状の
留め金具パッケージである。この留め金具パッケージ
は、平行に離間して細長い柔軟な支持体によって相互に
連結された、頭部を持つ一連の釘によって構成されてい
る。支持体にはいくつかの異なった形状がある。その中
でよく知られているものは、前記各釘を略平行状態に保
持するように各釘の軸部に溶接された一対の平行なワイ
ヤーである。この構成では、前記ワイヤーの、平行に近
接した対を成す釘間に延びた部分が一種の平行リンクと
して機能する。
【0003】かかるタイプの釘を用いることは、多数の
釘を何度もコイル状に収納できるので極めて好ましい。
コイル状釘パッケージを用いる留め金具打込み装置は通
常、供給機構、交換用コイル状釘パッケージを収納する
円筒状収納部、および、両者間に形成された供給路 (fe
ed track)を備える。上記のようなタイプのコイル状釘
パッケージのための供給機構は、例えば一般に認められ
たフィーリー (Fealey) 氏による米国特許 No. 4,858,8
12 に開示されたラッチェットタイプのものである。連
続した釘が相互に連結されている性質上、前記釘パッケ
ージの先頭部が前記打込み路 (drive track) 内に正し
く位置して前記ラチェット供給機構と係合することが重
要である。釘の位置を正確に定めるために、使用者は、
前記打込み路、供給機構、供給路、およびコイル収納部
に立ち入らなければならない。
【0004】通常、使用者による上記の各部材に対する
操作は、新しいコイル状釘パッケージを該装置内に装填
できるようにする多数の開閉部(ドア)によってなされ
る。たくさんの開閉部を有した構成の利点は、各開閉部
が相対的に小さくて軽く、かつその回転軸に近いと言う
ことである。この構成により、該装置は、使用者が再装
填する際の扱いが便利となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題およびそれを解決するた
めの手段】しかし、このタイプの装置には問題がある。
すなわち、前記留め金具パッケージを該装置内に装填す
るのに、使用者に両手を使うことを強いることである。
従って、該装置は通常、使用者が装填できるように足元
に下に置かれることとなる。よって、このように装置を
下方に置いたり、また各開閉部を開けたりするのに時間
が浪費される。さらに、多数の開閉部を制作し、組み立
てるためコスト高となる。
【0006】単一の開閉部の利用を実現する一つの提案
が、米国特許 No. 4,600,135 に開示されている。これ
に開示されている構成では、打込み路の近傍に配された
垂直軸回りに回動可能とされた単一の開閉部を備えたも
のとなっている。かかる構成は、該装置への装填が素早
く行える点で優れている。しかしながら、この構造は大
きな欠点を有してる。すなわち、ドアのサイズ、および
該ドアの前記垂直軸から水平に延在している距離が大き
いために、ドアが全開状態の時には該装置のバランスが
悪く、使用がぎこちなくなる。さらに、該ドアの前記垂
直軸から延びた距離のために、該ドアを全開とできる充
分な余地が必要となる。
【0007】本発明の目的は、上述の多数の開閉部およ
び単一の開閉部を備えた装置の双方の利点のみを備え
た、単一のドアを備えた留め金具打込み装置を提供する
ことにある。本発明の原理によれば、この目的は、使用
者が携帯状態に操作することを可能とするハンドル部を
持ったハウジングと、該ハンドル部の前方に設けられた
駆動部とを備えた留め金具打込み装置を提供することに
より達成される。動力作動される手段が前記ハウジング
駆動部内に設けられており、打込みストロークおよび復
帰ストロークを含んだ連続した作動工程を介して選択的
に作動することができる。先端部材 (nosepiece) およ
びマガジン組立体 (magazine assembly) がハウジング
に支持されており、これらは、細長い打込み路、この打
込み路に側方から通じる供給路、およびこの供給路に通
じるコイル収納部を形成して協働する固定および可動構
造部を備えている。留め金具打込み部材が前記打込み路
内に摺動可能に取り付けられている。またこの留め金具
打込み部材は、前記駆動手段と作動的に接続されてお
り、これにより、打込み路の外側の前記供給路から該打
込み路内に供給された先頭の留め金具を、該駆動手段の
打込みストローク中に材料に打ち込むものとなってい
る。前記先端部材およびマガジン組立体は単一可動構造
部 (unitary movable structure) を備えており、この
単一可動構造部が、前記打込み路の側部、前記供給路の
側部、および前記収納室の側部と上部を形成している。
留め金具パッケージが空になった際に該単一可動構造部
を回動自在に取り付けるための手段が設けられており、
前記固定構造部と協働する閉作動位置から開装填位置、
すなわち(1)前記打込み路が、新しい留め金具パッケ
ージの先頭の留め金具をその中に入れられるように、前
記可動構造部によって形成された前記側部に沿って開放
でき (accessible) 、(2)前記供給路が、新しい留め
金具パッケージの配列の先頭の留め金具をその中に入れ
られるように、前記可動構造部によって形成された前記
側部に沿って開放でき、および、(3)前記収納室が、
新しい留め金具パッケージのコイル配列をその中に入れ
られるように、前記可動構造部によって形成された前記
側部および上部に沿って開放できて、かつ新しいパッケ
ージがこのようにセットされた後に開装填位置から閉作
動位置へと戻すことのできる位置に、回動させることが
できる。閉作動位置にある前記単一可動構造部を保持し
た作動位置から解除位置に手動で動かす、解除可能なラ
ッチが取り付けられている。前記単一可動構造部の前記
回動軸の位置は、該装置が、留め金具が前記打込み路か
ら略下方に動かされように前記ハンドル部によって持た
れている際に、前記単一可動構造部が、前記ラッチの手
動による前記解除位置への動きに対応して重力によって
閉作動位置から開装填位置に動く位置である。
【0008】該装置が片方の手で持たれているとき、特
に使用者がこの装置を屋根表面に屋根材を取り付けるの
に使用しているときには、他方の手すなちわ片手で装填
できることことが極めて望ましい。しかし、屋根の環境
においては、該装置を扱う上での通常の用心が充分には
なされないおそれもある。従って、特に屋根上で使用さ
れる装置においては、さならなる安全保護手段が望まれ
る。
【0009】従って、本発明の他の目的は、かかる安全
保護手段を備えた留め金具打込み装置を提供することで
ある。本発明の原理に従えば、この目的物は、作動工程
を介して動く前記動力作動駆動手段のための作動機構を
供給することによって得られる。前記可動構造部の閉作
動位置から開装填位置への動きに対応した前記作動機構
による前記動力作動手段の駆動を防止するための駆動防
止機構が設けられている。
【0010】上述したタイプの留め金具打込み装置で
は、該装置が屋根の釘打ち機として使用される場合に
は、さらなる問題がある。傾斜面を有した傾いた屋根で
は、該装置が使用されないで屋根上に置かれた際に、該
装置が滑り落ちる可能性がある。金属より成る外面を有
している装置は装置を滑らせる少ない摩擦抵抗を有する
ためさらなる問題がある。また、このように滑ることに
よって、前記ハウジングの外面は摩耗するものとなる。
従って、留め金具打込み装置には、傾斜した屋根面上に
置かれたときにも滑らず、磨耗に強い(積極的に摩耗さ
せる)表面を有することが要求される。
【0011】磨耗および衝撃に強い表面を提供する一つ
の提案が、米国特許 No. 5,085,126に開示されている。
ここに開示されている構造は、ハウジングのキャップを
横切ってハウジングの両側に延び、かつ表面に貼着され
たゴム製のストリップを備えている。しかし、この方式
による保証は、前記ゴム製のストリップの交換が要求さ
れる場合、不十分な接着とされるか、あるいは交換が困
難となることとなる。
【0012】従って、本発明の別の目的は、前記ゴム製
のストリップの位置の問題を除去し、上述した如き方法
により使用したときにも緩むことのない、上記タイプの
留め金具打込み装置を提供することにある。本発明の原
理に従えば、この目的は、ハウジングの主駆動部の外周
の対向する両側に弾性保護構造体を設け、それをそこか
ら外側に延長させることにより達成される。この弾性保
護構造体は、前記ハウジングの主駆動部の外周面の対向
した両外側に設けられた、外側に向いた面を有してい
る。該装置は、携帯状態で使用されていないときは、支
持面における2つの支持部において選択的に支持される
ことが可能であり、そのうちのハウジングの主駆動部の
外周面の一方側が、該弾性保護構造体の対応した外方を
向いた面領域が前記支持面に当接した状態で前記支持面
に対面する。該弾性保護構造体を前記ハウジングの主駆
動部に可撓的に取り付けるための機械的構造部が設けら
れている。この機械的構造部は、該弾性保護構造体の対
向した両端部に埋設されて外側に延出したJ形フック
と、これらJ形フックに入り込むボルトを備える。これ
らボルトは、また、前記ハンドル部の前方に位置した前
記ハウジングの駆動部の上部開口部に、キャップを着脱
可能に取り付けるものでもある。
【0013】前記弾性保護構造体はコイル状の釘パッケ
ージを用いる留め金具打込み装置と共に示されている
が、本発明は、最も広い技術的範囲の中において何れか
のタイプの留め金具打込み装置を用いてこの特徴を利用
しようと意図するものである。
【0014】各釘の軸部に取り付けられた一対の平行な
ワイヤーによって配列に相互連結されたタイプの留め金
具を用いる留め金具打込み装置にはさらなる問題があ
る。上記のラチェット機構においては、一般に認められ
ている米国特許 No. 3,708,097および No. 3,703,981
に示されているように、先頭の釘に近接した釘の軸部を
送り出すのが通常の状態である。概して、前記打込み路
内に配置されたこの先頭の釘は、近接した釘の軸から延
出した前記ワイヤーによって前記打込み路内に支持され
ている。この構成は、前記打込み路内に突出した部材を
持たない点で有利である。しかし、この構成は、最後の
釘を支持する手段を持たない。最後の釘を前記打込み路
内に供給できる装置においては、この支持されない最後
の釘が前記打込み路から落ちる可能性がある。その他の
装置では、最後の釘が前記供給路内に部分的に残り、使
用者が上記支持されない状態にあるこの最後の釘を該装
置から打ち出そうとしたときに、この最後の釘が不慮の
詰まりを生じるおそれがある。この分野において知られ
ている一つの解決手段は、前記供給路内の留め金具が残
り数本となったときに該装置が作動できなくすることで
ある。しかしこの構成では、マガジン内の全ての留め金
具を使いきることができない。
【0015】当分野において、打込み路内にある最後の
釘の送り出しおよび支持ができる供給機構の一つがよく
知られている。このタイプの機構は、最後の釘の移動す
る軸部面を前記釘供給路に当接させる面を備えた釘供給
用爪を備えている。そのような釘供給爪における供給ス
トロークの終点においては、その面を当接させる前記軸
部は、前記打込み路内における該釘の丸い頭部の移動部
の下に配設されている。この打込み路内の釘供給爪の関
係により、後者の作動中に、前記釘供給爪の急激な復帰
ストロークによって前記釘の頭部が釘供給爪と相互に噛
み合うのを防止することが重要である。前記釘供給爪の
前記復帰ストロークを生むための手段として空気圧が利
用されている場合には、前記復帰ストロークが生じ得る
ところの急激さは圧力源に従って変動する。従って、圧
力源が低い場合には干渉が生じやすくなる。
【0016】従って、本発明の別の目的は、打込み路内
に突出した支持部材を有せずに、最後の釘を前記打込み
路から打ち出すことのできる、上記タイプの留め金具打
込み装置を提供することである。本発明の原理に従え
ば、この目的は、円筒状駆動室、および、該駆動室内に
取り付けられて打込みストロークおよび復帰ストローク
を介した動きのため前記打込み部材に作動状態に接続さ
れたピストンを有した空気駆動手段を設けることにより
達成される。復帰エアー充填室 (return air plenum ch
amber) が、前記留め金具打込み部材の復帰ストローク
のために設けられている。前記配列の先頭の釘を前記復
帰ストロークの終点において連続的に前記打込み路内に
動かすように、前記供給路の内部のみの動きのための釘
供給手段が取り付けられている。この最終釘保持手段
は、前記先端部材に取り付けられて前記打込み路の周囲
まで延在し前記釘供給手段によって前記打込み路内に押
し込まれる最終の釘の頭部を受けて保持するための磁石
を有している。前記ピストンの前記復帰ストロークを生
じせしめ、かつ該ピストンの前記復帰ストロークの終点
において前記打込み路を介して大気中に放出される充填
室内の圧縮空気を放出するための手段が設けられてお
り、これにより、前記磁石により保持された前記最後の
釘が、前記充填室からの排気によって前記磁石から吹き
飛ばされることがない。
【0017】本発明の別の目的は、前記打込み路、供給
路、および、コイル状の釘パッケージを用いた留め金具
打込み装置内のコイル収納室へアクセスでき、しかも構
成が簡単で、操作が効果的であり、製造上経済的でもあ
る、単一ドアを設けることである。
【0018】本発明のこれらの目的、およびその他の目
的は、下記の実施例および本発明のクレームにより明ら
かにされるであろう。
【0019】本発明は、実施例の描かれた添付の図面を
参照することにより最良に理解されるであろう。
【0020】
【実施例】さらに詳しく図1を参照すれば、全体として
符号10で示すものは、本発明の原理に従って構成され
た携帯用空気作動式留め金具打込み装置であり、該駆動
装置を携帯用工具として示したものである。該装置はこ
の図において、留め金具 (fastner) を加工部材に対し
て垂直下方に打ち込むような方向に向けられている。た
だし、該装置は、留め金具を水平以外の方向からも加工
部材に打ち込むことが可能であることが理解されるであ
ろう。便宜上、該装置は、図示された方向について説明
するものとし、従って、説明中に用いる、「水平」、
「垂直」、「上方」、「下方」、「前方」、「後方」と
いった語は相対的なものである。
【0021】図に示すように、該装置は、全体として符
号12で示す剛構造の携帯ハウジングを含んでおり、該
ハウジングはハンドル部14を備えている。該ハウジン
グの周囲に取り付けられた、全体として符号16で示す
ものは、本発明の一実施例による弾性保護構造体であ
る。周知の慣行に従えば、シリンダ18として形成され
た駆動室が前記ハウジング組立体12の内部に形成され
ており、その内部には、駆動ピストン20が摺動可能に
取り付けられている。特別に必要とされる場合を除き一
般的には空気作動方式が好ましいが、該留め金具打込み
装置を作動させ得るためには、駆動源作動式あるいは手
動式のものを、例えば電気方式、バネ方式、ハンマー作
動方式、内然方式等、その他の方式を用いることが可能
である。
【0022】先端部材22、および、全体として符号2
4で示すマガジン組立体24の双方が前記ハウジング組
立体12に支持されており、双方が一体となって、打込
み路(drive track) 26,供給路 (feed track) 28,
コイル収容部30を形成している。前記先端部材22お
よびマガジン組立体24は、前記ハウジング組立体12
と結合された、全体として符号32で示す単一可動構造
部 (unitary movable structure) を備えている。符号
34で示すものは、前記単一可動構造部を回動可能に取
り付けるための取付け手段である。解除可能なラッチ3
6が、前記単一可動構造部32をハウジング組立体12
に結合するように、前記単一可動構造部32に取り付け
られている。
【0023】留め金具打込み部材38が前記駆動ピスト
ン20に固定されており、前記打込み路26の内部に延
出している。前記ピストン20を復帰させるための手段
が前記ハウジング12内に設けられている。例えば、係
る手段は、米国特許 No. 3,708,096 に開示されている
周知の空気室復帰機構42としてもよく、その開示内容
はここにおいて本明細書中に結合されるものである。従
来の慣行によれば、前記ハンドル部14は、圧縮空気を
受けるための貯蔵部40を含んでいる。この貯蔵部40
は、パイロット圧作動メインバルブ組立体50によって
前記シリンダ18の上端と連通している。パイロット圧
作動メインバルブ組立体は、メイン駆動部44の内部に
あって、接触移動部材 (contact trip) およびトリガー
組立体54によって作動されるトリガーバルブ組立体5
2によって制御される。接触移動部材およびトリガー組
立体は、作動手段が周知の何れの構造のものであっても
周知の手順に従って機能する作動機構48の一部を備え
ている。本実施例では、該装置の作動を防止するための
作動防止機構56が、閉作動位置から開放装填位置に動
かされる前記単一可動構造部に応答して作動する。ラチ
ェト型留め金具供給機構とされた釘供給手段58は、コ
イル収納室30内にコイル状に収納された留め金具パッ
ケージ配列の前端部と協働しての作動が可能となってい
る。本実施例においては、前記打込み路26内における
前記配列の最後の釘を保持するための最終釘保持手段6
0が設けられている。
【0024】同様に、前記工具とともに用いられる前記
コイル状留め金具パッケージ は、どのような構造であ
ってもよい。該留め金具パッケージは、好ましくは、頭
部が形成され、各釘の軸部に溶接された一組の平行なワ
イヤによって互いが平行に保持されるように一列に相互
に連結された一組の釘から構成されている。前記ワイヤ
ーは、それら平行となった釘の軸部に対して75°の角
度で溶接されている。前記釘の配列はまた、螺旋コイル
形態に卷回されている。その際、回旋状にされた前記頭
部が先に卷回された螺旋の頭部とオーバーラップするよ
うにされる。本発明においては、コイルを形成する一連
の釘のサイズが異なってもよいことが理解されるであろ
う。
【0025】上記説明したように、かつ図2に示すよ
う、単一可動構造部32がハウジング組立体12と共
に、打込み路26,供給路28,およびコイル収納室3
0を形成している。単一可動構造部32は、供給路ドア
部64およびコイル収納部66を含んでいる。それらは
互いに連動するものであり、下記に説明するヒンジ組立
体に取り付けられることにより剛に結合される。単一可
動構造部32は、前部に取り付けられた第1のヒンジ組
立体70、および、後部に取り付けられた第2のヒンジ
組立体72によって前記ハウジング組立体12に支持さ
れている。図5に示すように、第1のヒンジ組立体は、
前記ハウジング組立体12に取り付けられ前記供給路2
8の下方に設けられた、一対の同軸孔が形成された第1
の耳部74を含んでいる。この第1の耳部74の前方お
よび後部には、それぞれ、一対の同軸孔が形成された第
2の耳部76が、前記単一可動構造部32に取り付けら
れて設けられている。前記第1の耳部74および第2の
耳部76の双方の後方には、前記単一可動構造部32の
前記コイル収納部66に取り付けられ、孔が形成された
耳部78が形成されている。ドアピン80が、これら耳
部74,76,78の孔を貫通して延出し、プラスチッ
ク製のつば82またはそれ相当のものによって保持され
ている。第2のヒンジ組立体72は、上方に延びた周壁
部116および基部部材103に形成された孔86を貫
通して延在した回転軸84を含んでおり、この回転軸は
クロスピン88によって保持されている。図3に示すよ
うに、クロスピン88は肩部90を有しており、プラス
チック製のつば92または同様のものによって保持され
ている。
【0026】さらに図1ないし図3を参照すると、前記
マガジン組立体24は前記コイル収納室30を含んでい
る。このコイル収納室30は、略円板状に形成された基
部部材102を含んでいる。この基部部材は、中空スピ
ンドル108の一端を受けるための内部円周フランジ1
04、およびその中心に形成された中心孔106を含ん
でおり、中空スピンドル108は、保持リング110の
ような適宜な手段によって該基部部材の中央部に留めら
れている。基部部材102はボルト112等の適宜な手
段により前記ハウジング組立体12に取り付けられてい
る。基部部材102は、上方に延びた断面半円形の周壁
部116を有しており、この周壁部が、前記コイル収納
室30の円筒部の半分を形成している。単一可動構造部
32の前記コイル収納部66は、図2に最もよく表され
ているように、前記コイル収納室30の円筒壁部118
の残りの部分を形成し、閉作動位置となった際のカバー
120、つまり、前記単一可動構造部が閉作動位置とな
った際の留め金具パッケージのための円周閉じ込め部と
なる。前記コイル収納室30には、留め金具が該コイル
収納室から前記供給路に移動できるように、前方に設け
られ、前記供給路28内に垂直に開口した開口を有して
いることに留意すべきである。
【0027】前記固定スピンドル108には、留め金具
パッケージ支持組立体130が、スピンドルの複数の所
定位置に移動できるように支持されている。この組立体
130は、円板状に形成されて移動可能な留め金具支持
部材132を含んでいる。この支持部材132は、溶接
等の適宜な手段によってポスト部材134に取り付けら
れている。ポスト部材134は円筒状に形成されてお
り、前記支持部材132のための、放射外方に延びたフ
ランジ部136を有している。
【0028】前記固定スピンドル108の一端と、前記
ポスト部材134の他端には、バネ受け138が設けら
れている。スピンドル108およびポスト部材134に
わたって引張りバネ140が延在している。この引張り
バネは、前記バネ受けの両端に取り付けられており、前
記支持組立体を基部部材102に向けて弾性的に付勢し
ている。
【0029】様々な寸法の留め金具パッケージを収納す
べく、前記支持組立体130を前記基部部材102から
異なった間隔を置いた位置に保持できるように、支持部
材の高さ調節手段が設けられている。図1に最もよく示
されるように、該調節手段は、スピンドル108に形成
され、垂直かつ角度をもって離間されて組をなす複数の
溝付肩部と、ポスト部材134に取り付けられ、離間し
て組をなす前記溝付肩部144,146,148に垂直
にかつ回転してそれぞれ係合される一対のタブ142
と、を備えている。前記支持組立体130がサイズの小
さい留め金具パッケージを収納するように調整される場
合には、前記各タブ142は、図1および図6〜図8に
示すように、ある一つの溝内に延出する。サイズの大き
い留め金具パッケージを収納することが求められる場合
には、使用者は、前記可動ポスト部材134をつかん
で、該ポスト部材がその肩部から離れて、その後、異な
る溝に係合して異なる高さに調整させるように回転させ
る。
【0030】単一可動構造部はまた、前記打込み路26
の領域の方向に延出してその一部を形成する供給路ドア
部64を含んでいる。打込み路ドア部64は、その前部
に、垂直に延出して前記打込み路26の一部を形成する
円弧部150を備えている。
【0031】打込み路ドア部64には解除可能なラッチ
36が設けられている。このラッチは、閉作動位置にあ
る前記単一可動構造部に関しての作動位置から解除位置
への手動動作のためのものである。解除可能なラッチ3
6は、ラッチ体160、および該ラッチ体の内部で摺動
できるように取り付けられたスライド可能なロック部材
162を含んでいる。このロック部材は、通常はバネ1
64によってラッチ位置に付勢されている。指状係合タ
ブ166がそこから外方に延びており、使用者が手動で
ロック部材162を解除位置に動かせるようになってい
る。ハウジング組立体12内にある受け168がロック
部材162を受けており、ロック部材がラッチ位置にあ
るときに単一可動構造部を閉作動位置に保持している。
【0032】従って、単一可動構造部が軸回り回転自在
に取り付けられているので、留め金具パッケージが空に
なって閉作動位置から開装填位置となる時、(1)前記
打込み路が前記単一可動構造部により形成される側部に
沿って開放 (accessible) され、新しい留め金具パッケ
ージの最初の留め金具をその中に位置させることがで
き、(2)前記供給路が前記単一可動構造部によって形
成される側部に沿って開放 (accessible) され、前記新
しい留め金具パッケージの配列の最初の部分をその中に
位置させることができ、さらに、(3)前記収納室が前
記単一可動構造部によって形成される側部および頂部に
沿って開放 (accessible) され、前記新しい留め金具パ
ッケージのコイル形態をその中に位置させ、かつ、新た
なパッケージが上記の閉作動位置に位置された後に開装
填位置を形成することができる、ことが解かる。
【0033】さらに、前記単一可動構造部32の質量
は、前記ヒンジ組立体70および72の側方に位置して
いることが理解されるべきである。この意味で、その重
心は、該装置のハンドル部14を留め金具が前記打込み
路26から略下方に向けて出されるように持った際に、
前記ラッチ36を手動で解除位置に動かしたときに、前
記単一可動構造部32が重力によって閉作動位置から開
装填位置に動くように、位置しているのである。
【0034】さらに図9および図10に示すように、該
装置10は、前記作動機構48による動力作動手段が、
前記単一可動構造部32の動きに応答して閉作動位置か
ら開装填位置に作動するのを防ぐための、作動防止機構
56を備えている。本実施例では、コイル状の釘パッケ
ージおよび空圧式留め金具駆動手段を用いたものを示し
ているが、本発明ではその他の留め金具打込み装置を用
いてもよいことに留意すべきである。既に述べたよう
に、トリガーバルブ組立体52が、留め金具駆動打込み
を介した前記ピストン20の作動を制御する。このトリ
ガーバルブ組立体は、流体圧制御機構を制御する往復可
動に設けられた従動部材188を備える。該作動部材1
88の選択的な動き、すなわち、外方に延出した非作動
通常位置から内方に延出した作動位置への動きが、前記
駆動ピストン20を留め具金具打込みストロークを介し
て動かす。この作動機構48は、また、接触移動装置5
4を備えている。この接触移動装置は接触移動部材19
0を有している。該移動部材は、前記打込み路26に近
接した前記ハウジングの突出端と協働するように往復可
動に取り付けられた下部、後方に延びた中間部、およ
び、接触ブロック192が溶接等の適宜な手段により設
けられた上部垂直延出部、を有している。本願の目的か
らして、接触移動部材190は材料接触応答部材とみる
ことができる。前記接触移動部材190は、その下端部
が前記打込み路26の排出端を越えて延出するように、
バネ194によって下方の非作動位置に付勢されてい
る。この材料接触応答部材190は、該装置10の動き
に対応して、非作動通常位置から、被加工材料と接触し
た協働位置に移動することが可能である。該装置を被加
工材料から離すと、前記材料接触応答部材190は、前
記バネ194の作用により作動位置から非作動位置に戻
る。
【0035】前記作動機構48は、また、前記ハウジン
グ12に回動自在に取り付けられた周知のトリガー部材
196、および、該トリガー部材196にピン200に
おいて回動自在に取り付けられたトリガーレバー198
を備える。このトリガーレバー198は、作動部材18
8を作動位置に押し下げて、上述のように、前記ピスト
ン20および留め金具打込み部材38を作動させる。前
記トリガーレバー198はピン200回りに自由に回動
し、これにより、前記トリガー部材196が作動位置に
動いても、材料接触応答部材190が作動位置へ動かな
ければ、作動部材188の作動位置への移動が無効とな
るようになっている。
【0036】本発明の原理によれば、前記動力作動手段
が留め金具駆動工程を介して動くのを防止するための手
段が、接触移動連動機構202の形態で設けられてい
る。この連動機構は図9および図10に示してある。図
10はこの連動機構の非作動通常位置を、図9は作動位
置を示している。連動機構202は、ピン212によっ
て先端部22に回動自在に設けられバネ206によって
作動位置に付勢された連動部材204を備えている。連
動部材204は、前記単一可動構造部が閉作動位置にあ
るときは、バネ206に抗するタブ208の形態とされ
た連動掛止面手段によって通常は非作動位置に保持され
ている。連動部材204は、前記単一可動構造部32が
開装填位置とされた際には、前記バネ206の弾性付勢
力のもと、作動位置に移動する。作動位置にあるときに
は、連動部材204の脚部210は、材料接触応答部材
190上の前記接触ブロック192の垂直上方に延びた
案内溝 (travel path) 内に位置している。前記トリガ
ー部材196の動きは、前記材料接触応答部材が非作動
位置から作動位置に動くのを阻止することによって、前
記ピストン20および留め金具打込み部材38の駆動を
無効とすることが理解されるであろう。
【0037】さらに、図1および図11ないし図14を
参照して説明すると、本発明の原理に従えば、前記ハウ
ジング12の前記メイン駆動部44には、その外周から
外方に、少なくとも対向した両側まで延出した弾性保護
構造体16が設けられている。前記弾性保護構造体16
を前記ハウジング12に着脱可能に取り付けるための機
械的構造部230が設けられている。図に示すように、
弾性保護構造体16は、前記ハウジング12の前部およ
び両側を溝240に沿って囲んだU字形部材232を含
んでいる。ただし、該装置10が使用されない時に傾斜
した屋根の表面に置かれた際に支持体となる前記メイン
駆動部44の両対向面のみに、分離した部材を設けるよ
うにすることも可能であろう。前記機械的構造部230
は内方に延出したJ形フック234を含んでいる。この
J形フックは、前記U字形部材232の対向した面に一
体的に埋設されて、ハウジング12内のU字形受け溝2
42内に取り付けられるべきものである。前記受け溝を
介して、前記ハウジング12の駆動部44の開口上端に
キャップ246が複数のボルト244等により取り付け
られている。
【0038】U字形部材232は、80硬度のウレタン
(80 durometer urethane) が好ましいが、その他の弾
性部材(エラストマー等)を用いることができる。前記
弾性保護構造体16を前記ハウジングにしっかりと取り
付けるためには、前記U形部材16を弛緩状態から広げ
た状態に引き伸ばして、前記各J形フック234を前記
ハウジング12に形成された対応するU形受け溝242
内にはめ込む。前記U形部材232は、自身の弾性力に
より弾性保護部材16を前記ハウジング12に固定して
いることが理解されるであろう。さらに、U形部材23
2の前記ハウジングに対する横方向および縦方向の移動
を減少させるための手段が設けられている。該手段は、
前記U形部材232から内側に延びた一対の突出部23
6を含んでおり、この突出部は、前記ハウジングの外周
から内方に形成された一対の溝(図示略)と当接するも
のとなっている。
【0039】該装置10は、携帯状態に用いられていな
いときには、支持面に、2つの支持部において選択的に
支持されることが可能であり、そのうちのハウジングの
主駆動部の外周面の一方側が、該弾性保護構造体の対応
した外方を向いた面領域が前記支持面に当接した状態で
前記支持面に対面していることに留意すべきである。前
記支持面と接触した外を向いた面の面積、および、接触
した外方に向いた面の領域の前記弾性材料の摩擦は、該
装置が例えば45°以下の傾斜を有した屋根表面等の傾
斜面上にも安定して支持されるように設定されている。
さらに、前記U形部材232が上記の特徴が発揮できず
に交換すべきところまで摩耗した場合には、前記弾性保
護部材16を取り外して新しいものを取り付けることが
できる。
【0040】図1,図4,および図14ないし図16を
参照し、かつ本発明の原理に従えば、該装置は最終釘保
持手段60を備えている。最終釘保持手段は、磁石の形
態をもつ磁石手段250、留め金具打込み部材38およ
び留め金具打込み部材ガイド258の形態とされた圧縮
空気を放出させるための手段260、および、通路25
4の形態とされた排出手段252を含んでいる。図1に
示すように、磁石手段250は円筒状磁石256を含ん
でいる。この円筒状磁石は、前記打込み路26の外部に
位置した面を有するが、該打込み路の内部を移動する最
後の釘の頭部を引き込むように打込み路とはつながって
いる。前記排出手段252は、前記打込み路26と外部
との間に形成され、それら両者の間に延びた通路254
を有する。通路254は、留め金具打込み部材ガイド2
58に形成され、前記先端部材22を貫通している。
【0041】前記配列の先端の釘および最終の釘を前記
打込み路26に送るべく、ラチェット型留め金具供給機
構として構成された釘供給手段58が設けられている。
この供給機構58は、前記コイル収納室30と前記打込
み路26との間において前記供給路28の内部に位置し
ている。この供給機構58は、はじめに前記供給路28
を参照することによってよりよく理解できる。図2に最
もよく示すように、供給路28の半分は、前記打込み路
26から前記コイル収納室30に向けて後方に延びたハ
ウジング12の供給路部280によって形成され、か
つ、前記打込み路を形成する面と交差した垂直面282
によって形成されている。前記供給路部は、上方に対面
した傾斜面を形成する溝284によって形成されてい
る。この傾斜面は、釘を支持するために釘の頭部の下部
と当接し、釘の軸部が前記垂直面282に沿うようにな
っている。前記供給路部の前方部は、細長部材286を
その間に形成するよう横方向に形成された開口によって
いわゆる骸骨状に透けた構造となっている。前記コイル
収納室30は、前記溝284内の複数の釘の頭部および
前記垂直面282に当接した軸部を当接させることによ
り前記供給機構58と作動関係となるよう手動で係合さ
れた選択された釘のコイルを収納することが理解される
であろう。上述したように、打込み路ドア部64は、前
記単一可動構造部32が閉作動位置となったときに前記
供給路の残り半分を形成する部分を含んでいる。
【0042】図15および図16に最もよく示すよう
に、前記先端部材22は、垂直面282の横に単一可動
構造部32と対向した側方に形成されたシリンダー30
0を有している。このシリンダーは前壁302を備えて
おり、この前部壁には開口が形成されるととともに、こ
の開口を介して作動ロッド304がシール状態に設けら
れている。
【0043】前記シリンダー300の内部における前記
前壁302に近接した部分は、通路306を介して(図
14(B)参照)該留め金具打込み装置10の周知の空
圧復帰組立体42に通じており、これによって、前記作
動ロッド304の後端に取り付けられ前記シリンダー3
00内にスライド自在に設けられたピストン308が、
図16に示すように退去した位置に動かされることが解
かるであろう。これらピストン308および作動ロッド
304は、一対のコイルバネ310,312によって、
図16に示す退去位置から前方に動かされて、図15に
示すように伸張位置とされる。コイルバネ310は、ピ
ストン308に当接した一端と、前記シリンダー300
の後端開口部に設けられたキャップ314内に位置した
多端とを有している。バネ312は、前記ピストンの前
部と係わる一端と、前記キャップ314に当接しスプリ
ングガイド316によりガイドされた多端とを有してい
る。
【0044】前記作動ロッド304は前記シリンダー3
00の前記前壁302を貫通して前方下方に延出してお
り、その前部に孔318が形成されている。釘供給部材
320が、前記孔318に挿入された回動ピン322に
よって作動ロッド304に回動自在に接続されている。
この回動ピンが、釘供給部材を該ピン回りに回転自在と
なるようかつ作動ロッドと共に動くよう前記作動ロッド
に取り付け、かつ、該作動ロッドに対する図15および
図16に示す釘当接位置と釘開放位置との間の回転運動
を可能としている。作動ロッド304と釘供給部材32
0との間に取り付けられた圧縮バネ324は、釘供給部
材320を釘当接位置に弾性的に付勢し、かかる位置か
ら外れて前記釘開放位置に向かう動きに抗する。
【0045】前記釘供給部材の側面は、前記先端部材2
2の前記細長部材286を受けるように窪んでいる。こ
の釘供給部材320の該側面には、上下方向に間隔を空
けた歯部330,332,334の最初の列が形成され
ている。上下方向に間隔を空けた歯部336,338,
340の第2の列が、前記第1の列の後方に間隔を空け
て形成されている。上下方向に間隔を空けた歯部34
2,344,346の第3の列が釘供給部材320の後
方側面に前記第2の列と間隔を空けて形成されている。
前記第1の列の歯部は、上下に配列され前方を向いた面
348により形成されている。この面は、前記釘供給部
材320が釘当接位置にあって前記作動ロッドが伸張位
置にあるときに、前記打込み路26と前記供給路28と
の連通部分の大部分を閉鎖する。また、前記第1の列の
歯部は、後方に傾斜した形カム面350を有している。
同様に、前記第2の列および第2の列の歯部は、それぞ
れ、前方を向いた釘供給面352,354を備え、かつ
後方にカム面356,358をそれぞれ備え、釘の軸部
に当接して釘を送り出す。
【0046】単一可動構造部32の打込み路ドア部64
は、内部に釘保持部材またはつめ372が取り付けられ
た前記供給路28の内部に開口した中央凹部370によ
って形成されている。図示するように、ピン374によ
って、前記釘保持部材が、図15および図16に示す釘
当接位置と釘開放位置との間で回動できるようになって
いる。前記釘保持部材372は、コイルバネ376によ
って釘当接位置に弾性的に付勢されている。このコイル
バネは、打込み路ドア部64と釘保持部材372との間
に延在して、該部材372の前記釘開放位置に向かう回
動動作に抗するものである。釘保持部材の側方前面には
上下方向に離間した歯部378,380の第1の列が形
成されている。上下に離間された歯部382,384お
よび歯部386,388による第2および第3の列が、
それぞれ、この第1の列から離間して後方に形成されて
いる。各列の歯部は、前方に面した釘保持面390,3
92,394、および後方に傾斜したカム面396,3
98,400をそれぞれ有している。図2は、釘列が、
それらの頭部の下面が前記溝284の上面に当接するこ
とにより前記供給路28内に保持されている状態を示し
ているものである。
【0047】空気放出手段260は、前記空気充填室組
立体42の内部にあって排気通路254を介して外気に
排出される排出空気のための路を提供している。図1を
参照すれば、前記空気充填室組立体42は周知型のもの
で、フランジ420の下方に前記シリンダー18の外周
面に近接して主キャスト部における前記メイン駆動部4
4の内周面によって形成された復帰空気充填室418を
備えていることが解かるであろう。前記充填室418
は、シリンダー18の下端部近傍にに形成された円形に
間隔をおいた複数の開口414および422によって前
記シリンダー18の下端部と連通している。該シリンダ
ーの下端部内部には、シリンダー18の底部の合わせ面
に装着された下端部を備えた環状弾性バンパー部材41
2が配されている。該シリンダー18の中央部下方に取
り付けられているものは留め金具打込み部材ガイド25
8で、このガイドには前記留め金具打込み部材38を受
け入れるため孔が形成されている。図15に示すよう
に、この孔424は、前記シリンダー18からの復帰エ
アーまたは排出エアーのための吐出通路となっている。
留め金具打込み部材38は曲面を含んでいる。その曲面
は開口ステップ426とともに閉鎖状態を形成し、留め
金具打込み部材の復帰ストロークの間に、復帰空気充填
室418内の空気圧が最大となったときに、両者の間の
復帰エアーの吐出量を制限する。留め金具打込み部材3
8と前記留め金具打込み部材ガイド258との間のクリ
アランスは、前記打込み部材が前記開口ステップ426
の上方に位置した復帰ストロークの終点において大きく
増加し、図17に示す如き閉鎖状態とはならない。残り
の圧縮空気圧は、通路254および428を介して直ち
に開放されるものとなる。前記留め金具打込み部材ガイ
ド258は、打込みストロークおよび復帰ストロークの
ときの方が復帰ストロークの終点においてよりも前記留
め金具打込み部材38に近接密着した状態となることに
留意すべきである。前記バンパー部材の上端の位置は、
前記開口422と略同じ位置にあり、前記ピストン20
が打込みストロークの終点に至ったときに該ピストンの
下面と接触するようになっている。
【0048】前記充填室42には、前記駆動ピストン2
0が前記開口414を通過して前記バンパー部材412
に接触する打込みストロークの終点まで移動したとき
に、前記シリンダー18から圧縮空気が充填される。こ
れを機能させるため、前記シリンダー18の打込みスト
ローク距離のの略3分の2の位置に円形状に配された複
数の開口414が形成されている。加えて、環状弾性チ
ェッキバルブ部材416が前記開口から放射外方に位置
しており、これにより、前記シリンダー内の圧力が所定
の値となったときに該シリンダー18内の圧縮空気が圧
縮空気室42内に流れることができるようになってい
る。
【0049】前記トリガーバルブ組立体52は望まれる
その他の形状のものであってもよい。ただし、米国特許
No. 5,083,694 に含まれる技術に従ったものが好まし
く、その開示内容はここにおいて本明細書中に結合され
るものである。このトリガーバルブ組立体は、非作動通
常位置に弾性的に付勢されており、前記ハウジング12
の中空ハンドル部14内の圧縮空気を、該トリガーバル
ブ組立体52を介して、主バルブ組立体50のためのパ
イロット圧室に通じる通路(図示せず)内へ供給するこ
とが可能となっている。前記パイロット圧室に圧がある
場合には、前記主バルブ組立体50はバネにより図1に
示す閉位置に付勢されている。前記主バルブ組立体50
は、前記パイロット圧室内の圧力が開放されているとき
に開位置となるように圧力が付与されている。前記パイ
ロット圧室は、上記の如く前記作動部材188が非作動
位置から作動位置に動くときに開放される。
【0050】作動 作動させる前に、まず、留め金具パッケージを前記コイ
ル収納室30の作動位置に装填する必要がある。それを
行うために、前記コイル収納室30、供給路28、打込
み路26、および、ラチェットタイプ留め金具供給機構
58についてここで再度言及する必要がある。使用者
は、単にロック部材162を握って、それを前記単一可
動構造部32が閉作動位置にある作動状態から開放位置
に向けて全体的に下方に動かす。この下方への動きによ
って前記単一可動構造部32が開放され、次いで該単一
可動構造部は、自重によって開装填位置まで移動するこ
ととなる。この単一可動構造部32が閉作動位置から開
装填位置へ動くことに応答して、連動部材204がその
非作動位置から作動位置に動き、これによって前記接触
移動部材190の動きをプロックする。この接触移動部
材190の非作動位置から作動位置への動きが阻止され
た場合、前記トリガー部材196の前記駆動ピストン2
0および留め金具打込み部材38を作動させる操作が無
効とされることが解かるであろう。
【0051】最後の釘が該装置によって打たれた後に留
め金具パッケージを装填するために、使用者は前記コイ
ル収納室の前記支持組立体を調整して、その内部に装填
されるべきコイル状とされた釘のパッケージ内の留め金
具の特定の長さに合わせる。使用者は前記支持組立体1
30に完全に対面しているため、簡単に前記スピンドル
134越しに前記留め金具パッケージを落として、前記
留め金具パッケージの外側のコイル層の先端部を手で所
定位置に位置させることができる。そして、これによっ
て、内部の各釘の頭部が前記溝284内に係合し、先端
部の3本の釘が前記ラチェットタイプ留め金具供給機構
58内に配される。前記留め金具パッケージが該装置に
適正に装填されたなら、前記単一可動構造部32が閉作
動位置に移動される。
【0052】該装置10を作動させるにあたり次に必要
なことは、前記貯蔵部の入り口部品を圧縮空気源からの
ホース先端の出口部品に接続することである。この接続
を行う前において、該装置内の全ての空気系は大気圧と
なっている。圧縮空気源が前記貯蔵部に接続されると、
該貯蔵部内の圧力が上昇し、この圧力の上昇が直ちに前
記パイロット圧室内の圧力をも上昇させ、バネにより付
勢されかつパイロットにより作動させる前記主バルブ組
立体50を閉位置に保持する。
【0053】以上で、該装置10は、前記トリガー部材
196が使用者によって付与されたデジタル圧に応答し
て作動位置に移動されかつ接触移動部材190が材料と
接触して作動位置にあるときに作動位置に動かされる前
記作動部材188によって作動される状態となる。前記
トリガー部材196が作動位置とされるとすぐに前記パ
イロット圧室内の空気が排出される。
【0054】前記パイロット圧室内の空気が大気に放出
されるので、前記貯蔵部40内にあって前記パイロット
作動主バルブ組立体50に上向きに作用する圧縮空気が
該主バルブ組立体を上向きに移動させる。これにより前
記貯蔵部40内の圧縮空気を前記開状態の主バルブ組立
体50を通過させてシリンダー18の上端に導き、該圧
縮空気が前記駆動ピストン20の上面に作用してピスト
ンを第1の位置から打込みストロークを介して急激に下
方に移動させる。この打込みストロークにより、前記留
め金具打込み部材38が前記打込み路26内の留め金具
をその外方に押しやって材料内に打ち込む。
【0055】前記駆動ピストン20がその打込みストロ
ークの終点すなわち第2の位置に達する際、該ピストン
のシール部は前記複数の開口414を通過することにな
る。前記ピストンの上面に作用していた圧縮空気は前記
開口422を通過して前記空気圧室418内に入り、前
記ピストンは打込みストロークが完了した時点で前記バ
ンパー部材412に当接する。前記トリガー部材196
は、使用者が該トリガー部材196へのデジタル圧を解
除するか、あるいは前記接触移動部材190が材料から
離れることによって非作動位置とされる。ここで、前記
貯蔵部40からの圧縮空気は前記パイロット圧室に通
じ、それとともに、前記バネが前記主バルブ組立体50
を閉位置に復帰させる。これにより、前記シリンダー1
8の上端が前記主バルブ組立体50を介して外気と連通
する。前記シリンダー18内の空気が排出されると、前
記充填室418内の高圧空気が前記開口422を介して
前記ピストンの下面に作用し、該ピストンを比較的急激
に復帰ストロークを生じさせる。ここで、前記ピストン
20が前記バンパー部材412の上面に接触することに
より上記の復帰ストロークを生むためのエアーを取り出
せることが解かるであろう。前記留め金具打込み部材3
8が前記留め金具打込み部材ガイド258に対して充分
なクリアランスをもって取り付けられているので、前記
復帰ストロークの終点において前記ピストンの前記復帰
ストロークを生む圧縮空気が大気に放出され、該ピスト
ンが復帰ストロークの上端に至ったときに、前記シリン
ダー18および前記充填室418の双方の空気圧が大気
圧まで減少する。
【0056】前記供給機構58の作動工程は図15およ
び図16に示されている。図15は、供給ストロークが
完了した後の該機構の位置を示しており、かかる供給ス
トロークは前記留め金具打込み部材38の復帰ストロー
クの間に終了することが理解できるであろう。シリンダ
ー300内のピストン308に圧縮空気により付与され
ている力がバネ312,314によって付与される力よ
り低くなるとすぐに、前記バネ312,314は前記作
動ロッド304を図15に示す退去位置から図16に示
す伸張位置に動かす。前記第1の歯部330,332,
334の前記前面を向いた各面348が、前記打込み路
26と前記供給路28との間の実施的に連通している部
分の近くに位置している。バネ312,314によって
前記作動ロッド304および釘供給部材320が伸張位
置に保持されており、これにより、前記釘が前記供給路
28内に駆動されようとすることが前記前方を向いた面
348によって抵抗を受ける。ただし、このバネ31
2,314は、不慮に生じた噛み込み等による極端な外
力を受けた場合には前記面348が後方に動けるように
し、それにより、前記供給機構を摩耗やダメージから保
護している。
【0057】前記留め金具打込み部材38の打込みスト
ロークの終点において、前記シリンダー300は前記ピ
ストン308および作動ロッド304を、前記バネ31
2,314の付勢力に抗して退去させるように押圧され
る。この作動ロッド304の復帰ストロークが実行され
ると、それに伴って前記釘供給部材320が同様に復帰
ストロークを介して動かされる。前記第1の歯部の前記
各カム面350は前記供給路28内の先頭の釘と実施的
に接触しており、供給路内の前記先頭の釘が移動して前
記釘保持部材372の前記保持面390と接触するま
で、これらカム面350は、復帰ストロークの間、前記
供給路内の釘を後方に移動させる。このように接触する
と、前記先頭の釘はそれ以上後方には移動できず、従っ
て、釘供給部材320のさらなる後方への動きは、前記
カム面350を前記釘に当接させ、かつ前記釘保持部材
320を前記バネ324の付勢力に抗して釘を解除する
位置に回動させることになる。
【0058】前記釘供給部材320の一部あるいは全体
が釘と当接する位置に到達すると、前記供給路28の次
の3本の釘が直ちに前記カム面350,356,358
の後方に位置する。前記復帰ストロークの間にさらなる
動きが生じると、前記釘供給部材320は、各釘に当接
したカム面350,356,358の作動によって釘解
除位置にカム駆動される。前記各釘は、先頭の釘および
それに続く2本の釘を接続するワイヤーによって後方へ
移動しないように保持されており、かつ前記2本の釘
は、前記釘保持部材372によって保持された近接した
釘に接続するワイヤーによって後方へ移動しないように
保持されている。前記復帰ストロークの範囲は、前記釘
供給面352,354が前記第2および第3の釘をそれ
ぞれ通過して図16に示すようにそれらより僅かに後方
となるものである。この作動の間、第2、第3、および
第4の釘に当接する前記釘供給面348,352,35
4が、これらの釘を前方に移動させ、先頭の釘も、前記
ワイヤーが接続されていることから同様に前方に移動す
る。この結果、前記釘保持部材372を前記バネ376
の付勢力に抗して回転させて釘との係合から外し、その
後、前記バネ372が前記釘保持部材372を再度釘と
の係合位置に戻す。従って、前記作動ロッド304の供
給ストロークが完了することにより、前記先頭の釘を図
15に示すように前記打込み路26内に移動させ、これ
によって一工程が完了する。
【0059】留意すべきことは、最後の釘が釘供給部材
320によって前記打込み路内に送り込まれるのは、前
記接続ワイヤーによってではなく、前方を向いた面34
8が釘解除位置に向けて前方に動くことによってであ
る。釘供給部材320は、最後の釘を前記供給路28か
らこの最後の釘が磁石256によって支持される前記打
込み路26内に押し出すよう、充分な力で前方に移動す
る。既に述べたように、釘供給部材320の前記供給ス
トロークは、前記留め金具打込み部材38の復帰ストロ
ーク中に完了し、最後の釘は前記留め金具供給部材38
の復帰ストロークの終点において前記磁石に支持されて
いる。前記留め金具供給部材の前記復帰ストロークの終
点では、前記充填室内の残空気および前記ピストンの下
方の空気が、前記留め金具供給部材38と前記留め金具
駆動ガイド258との間で排気される。前記磁石に保持
されている最後の釘が排出空気によって該磁石から吹き
飛ばされるのを防止するために、排気通路254は、排
出空気がこの最後の釘に当たらずに排出されるようにな
っている。さらに、前記留め金具打込み部材は、打込み
ガイド258とぴったりとくっついてクリアランスが小
さくなっており、打込みストロークおよび復帰ストロー
ク中に圧力が最大となったときに、前記打込み路26を
介した排出空気流が抑制されるようになっている。しか
し、前記磁石256の保持力、および前記最後の釘に付
与される排気の力は、この最後の釘が前記打込み路から
打ち込まれるまでは、前記留め金具打込み部材38の打
込みストローク中にこの打込み路26内に保持されるよ
うに設定されている。
【0060】また、上述したように、この装置が使用さ
れないで傾いた屋根面上に置かれている場合には、前記
弾性保護構造体16が該装置を、該装置が45°以下の
傾斜をもつ屋根面から滑り落ちないように安定状態に支
持する。
【0061】以上で、本発明の目的が完全かつ効果的に
達成されたことが解かるであろう。ただし、上記の好ま
しい詳細な実施例は本発明の機能的教訓的な原理を描く
ために示されたもので、本発明の原理から逸脱すること
なく変更できるものである。従って、本発明は、本クレ
ームの精神および技術範囲に包含されるあらゆる変更を
含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された留め金具打込み装置
を、閉作動位置にある単一可動構造部、点線で示された
動力作動手段 およびハウジングと共に、詳細に示した
部分断面側立面図である。
【図2】図1に示した留め金具打込み装置を、開装填位
置にある単一可動構造部が内部に装填された状態で示し
た斜視図である。
【図3】留め金具打込み装置を、開装填位置にある単一
可動構造部と共に一部断面で示した背立面図である。
【図4】留め金具打込み装置を、単一可動構造部が省略
された留め金具パッケージが内部に装填された状態で示
した一部断面側立面図である。
【図5】留め金具打込み装置を、閉作動位置にある単一
可動構造部と共に一部断面で示す側立面図である。
【図6】スピンドルの図1における6−6線に沿う矢視
図である。
【図7】スピンドルの図1における7−7線に沿う矢視
図である。
【図8】スピンドルの図1における8−8線に沿う矢視
図である。
【図9】作動位置にある連動部材を開装填位置にある単
一可動構造部と共に示すもので、連動部材の図14にお
ける9−9線に沿う矢視図である。
【図10】停止位置にある連動部材を閉位置にある単一
可動構造部と共に示すもので、連動部材の図14(B)
における9−9線に沿う矢視図である。
【図11】本発明に従って構成された弾性保護構造体の
平面図である。
【図12】図11に示した弾性保護構造体の側立面図で
ある。
【図13】同弾性保護部材の平断面図である。
【図14】(A)は、弾性保護部材のJ形フックおよび
ボルトの(B)における14A−14A線に沿う矢視図
であり、(B)は、図1に示した留め金具打込み装置を
図1と反対側から示した部分側立面図である。
【図15】伸張位置にある作動ロッドを示す、図1にお
ける15−15線に沿う矢視図である。
【図16】退去位置にある作動ロッドを示す、図1にお
ける15−15線に沿う矢視図である。
【図17】留め金具打込み部材と留め金具打込み部材ガ
イドとの間のクリアランスを、留め金具打込み部材の復
帰端で示す一部断面拡大側面図である。
【符号の説明】
10 留め金具打込み装置 12 ハウジング 14 ハンドル部 22 先端部材 24 マガジン組立体 26 打込み路 28 供給路 30 コイル収納室 32 単一可動構造部 36 ラッチ 38 留め金具打込み部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 レオ・イー・ラバレ アメリカ合衆国・ロード・アイランド・ 02893・ウエスト・ワーウィック・アー サ・ストリート・41 (72)発明者 ダニエル・エー・オリヴァー アメリカ合衆国・オハイオ・45244・シン シナティ・オグザー・ドライヴ・463

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル形態に巻かれた、相互に接続され
    た留め金具の配列を含むタイプの留め金具パッケージか
    ら連続した留め金具を打ち込むための、留め金具打込み
    装置であって、 使用者が該装置を携帯した状態で扱えるハンドル部と、
    該ハンドル部の前方に設けられた駆動部とを有するハウ
    ジングと、 前記ハウジングの駆動部内にあって、打込みストローク
    と復帰ストロークとをそれぞれ有した連続した作動工程
    を介して選択的に動かされる動力作動駆動手段と、 前記ハウジングに支持されて、細長の打込み路、該打込
    み路に側方から通じる供給路、および該供給路に通じる
    コイル収納室を形成して協働する固定および可動構造部
    を有するマガジン組立体、および、先端部材と、 前記駆動手段の打込みストローク中に、前記打込み路内
    に送られた先頭の留め金具を前記打込み路の外側の前記
    供給路から材料に打ち出すように、前記打込み路に摺動
    自在に取り付けられて前記駆動手段と作動的に接続され
    た留め金具打込み部材と、 前記単一可動構造部を前記閉作動位置に保持する作動位
    置から解除位置に手動作動させるための解除可能なラッ
    チと、を備え、 前記先端部材および、単一可動構造部を有するマガジン
    組立体可動構造部が、前記打込み路の側部、前記供給路
    の側部、および、前記コイル収納室の側部および上部を
    形成しており、 前記単一可動構造部は、留め金具パッケージが空になっ
    た際に、前記固定構造部と協働する閉作動位置から、
    (1)前記打込み路が、新しい留め金具パッケージの先
    頭の留め金具をその中に入れられるように、前記可動構
    造部によって形成された前記側部に沿って開放でき、
    (2)前記供給路が、新しい留め金具パッケージの配列
    の先頭の留め金具をその中に入れられるように、前記可
    動構造部によって形成された前記側部に沿って開放で
    き、および、(3)前記収納室が、新しい留め金具パッ
    ケージのコイル配列をその中に入れられるように、前記
    可動構造部によって形成された前記側部および上部に沿
    って開放できて、かつ、新しいパッケージがこのように
    セットされた後に開装填位置から閉作動位置へと戻すこ
    とのできる開装填位置に、回動できるように回動自在に
    取り付けられており、さらに、 前記単一可動構造部の前記回動軸が、該装置が、留め金
    具が前記打込み路から略下方に動かされように前記ハン
    ドル部によって持たれている際に、前記単一可動構造部
    が、前記ラッチの手動による前記解除位置への動きに対
    応して重力によって閉作動位置から開装填位置に動く位
    置に設けられていることを特徴とする、留め金具打込み
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の留め金具打込み装置にお
    いて、前記単一可動構造部が全体として前記供給路の領
    域の方向に延在した長軸を備え、かつ、該長軸に沿って
    前記固定構造部に回動自在に取り付けられ成る、留め金
    具打込み装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の留め金具打込み装置にお
    いて、前記動力作動駆動手段の作動が作動工程を介して
    動くのを防止するための作動機構と、前記単一可動構造
    部が前記閉作動位置から前記開装填位置に動くのに応答
    した前記作動機構による前記動力作動駆動手段の作動を
    防止するための作動防止機構と、をさらに備えて成る、
    留め金具打込み装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の留め金具打込み装置にお
    いて、前記ハウジングの主駆動部の外周部の対向面に設
    けられてそこから外方に延在した弾性保護構造体と、 前記弾性保護部材を前記ハウジングの駆動部に取り付け
    るための機械的構造部と、を備え、 前記弾性保護構造体は、前記ハウジングの主駆動部の外
    周部の対向した面の外側に設けられて外側を向いた面を
    有し、該装置は、携帯状態に用いられていないときにお
    いて、支持面に、2つの支持部において選択的に支持さ
    れることが可能であり、そのうちのハウジングの主駆動
    部の外周面の一方側が、該弾性保護構造体の対応した外
    方を向いた面領域が前記支持面に当接した状態で前記支
    持面に対面しており、 前記機械的構造部は、前記弾性保護構造体の対向した両
    端に埋設されて外方に延出したJ形フックと、これらJ
    形フックに入り込むボルトを有し、さらにこれらボルト
    が、前記ハンドル部の前方に位置した前記ハウジングの
    駆動部の開口上端にキャップを着脱可能に取り付けて成
    る、留め金具打込み装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の留め金具打込み装置にお
    いて、前記動力作動駆動手段が空気式のものであり、前
    記空気駆動手段が、円筒状の駆動室と、該駆動室内に取
    り付けられて、打込みストロークおよび復帰ストローク
    を介した動きのために前記打込み部材に作動状態に接続
    されたピストンと、を備えて成る留め金具打込み装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の留め金具打込み装置にお
    いて、前記留め金具打込み部材の復帰ストロークを生じ
    せしめるための復帰エアー充填室を前記ハウジング内に
    形成する手段と、 前記供給路内のみでの動きのために取り付けられ、前記
    配列の先頭の釘を前記駆動ラックに連続的に動かし、か
    つ前記復帰ストロークの終点において、前記配列の最後
    の釘を該最後の釘が自身のはずみによって前記打込み路
    内に移動するように前記打込み路に押し進める釘供給手
    段と、 前記留め金具打込み部材の打込みストローク中に前記配
    列の最後の釘が前記打込み路から材料に向けて外方に打
    ち込まれるように、前記打込み路内の前記配列の最後の
    釘を保持するための最終釘保持手段と、 前記ピストンに前記復帰ストロークを生じせしめる前記
    充填室内の圧縮空気を、前記ピストンの復帰ストローク
    の終点において、前記磁石によって保持されていた前記
    最後の釘が該充填室から排出されたエアーによって前記
    磁石から吹き飛ばされないように前記打込み路を介して
    外気に排気する手段と、を備え、 前記円筒状の駆動室は、前記充填室と連通する一端を有
    し、これにより前記充填室内の圧縮空気が前記ピストン
    に前記復帰ストロークを生じせしめ、かつ前記最終釘保
    持手段は、前記最後の釘が前記釘供給手段によって前記
    打込み路内に動かされたときに、前記最後の釘の頭部を
    受けて保持するために、前記先端部材に取り付けられて
    前記打込み路の前記外周部に延在する磁石を有して成
    る、留め金具打込み装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の留め金具打込み装置にお
    いて、前記動力作動駆動手段の作動が作動工程を介して
    動くのを防止するための作動機構と、前記単一可動構造
    部が前記閉作動位置から前記開装填位置に動くのに応答
    した前記作動機構による前記動力作動駆動手段の作動を
    防止するための作動防止機構と、を備えて成る、留め金
    具打込み装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の留め金具打込み装置にお
    いて、前記ハウジングの主駆動部の外周部の対向面に設
    けられてそこから外方に延在した弾性保護構造体と、 前記弾性保護部材を前記ハウジングの主駆動部に取り付
    けるための機械的構造部と、を備え、 前記弾性保護構造体は、前記ハウジングの主駆動部の外
    周部の対向した面の外側に設けられて外側を向いた面を
    有し、該装置は、携帯状態に用いられていないときにお
    いて、支持面に、2つの支持部において選択的に支持さ
    れることが可能であり、そのうちのハウジングの主駆動
    部の外周面の一方側が、該弾性保護構造体の対応した外
    方を向いた面領域が前記支持面に当接した状態で前記支
    持面に対面しており、 前記機械的構造部は、前記弾性保護構造体の対向した両
    端に埋設されて外方に延出したJ形フックと、これらJ
    形フックに入り込むボルトを有し、さらにこれらボルト
    が、前記ハンドル部の前方に位置した前記ハウジングの
    駆動部の開口上端にキャップを着脱可能に取り付けて成
    る、留め金具打込み装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の留め金具打込み装置にお
    いて、前記ハウジングの主駆動部の外周部の対向面に設
    けられてそこから外方に延在した弾性保護構造体と、 前記弾性保護部材を前記ハウジングの主駆動部に取り付
    けるための機械的構造部と、を備え、 前記弾性保護構造体は、前記ハウジングの主駆動部の外
    周部の対向した面の外側に設けられて外側を向いた面を
    有し、該装置は、携帯状態に用いられていないときにお
    いて、支持面に、2つの支持部において選択的に支持さ
    れることが可能であり、そのうちのハウジングの主駆動
    部の外周面の一方側が、該弾性保護構造体の対応した外
    方を向いた面領域が前記支持面に当接した状態で前記支
    持面に対面しており、 前記機械的構造部は、前記弾性保護構造体の対向した両
    端に埋設されて外方に延出したJ形フックと、これらJ
    形フックに入り込むボルトを有し、さらにこれらボルト
    が、前記ハンドル部の前方に位置した前記ハウジングの
    駆動部の開口上端にキャップを着脱可能に取り付けて成
    る、留め金具打込み装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の留め金具打込み装置に
    おいて、前記動力作動駆動手段は圧縮空気であり、該圧
    縮空気駆動手段が、円筒状駆動室と、前記留め金具打込
    み部材と連結されて前記駆動室内に取り付けられ打込み
    ストロークおよび復帰ストロークを介して動くピストン
    と、を備えて成る留め金具打込み装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の留め金具打込み装置
    において、前記留め金具打込み部材の復帰ストロークを
    生じせしめるための復帰エアー充填室を前記ハウジング
    内に形成する手段と、 前記供給路内のみでの動きのために取り付けられ、前記
    配列の先頭の釘を前記駆動ラックに連続的に動かし、か
    つ前記復帰ストロークの終点において、前記配列の最後
    の釘を該最後の釘が自身のはずみによって前記打込み路
    内に移動するように前記打込み路に押し進める釘供給手
    段と、 前記留め金具打込み部材の打込みストローク中に前記配
    列の最後の釘が前記打込み路から材料に向けて外方に打
    ち込まれるように、前記打込み路内の前記配列の最後の
    釘を保持するための最終釘保持手段と、 前記ピストンに前記復帰ストロークを生じせしめる前記
    充填室内の圧縮空気を、前記ピストンの復帰ストローク
    の終点において、前記磁石によって保持されていた前記
    最後の釘が該充填室から排出されたエアーによって前記
    磁石から吹き飛ばされないように前記打込み路を介して
    外気に排気する手段と、を備え、 前記円筒状の駆動室は、前記充填室と連通する一端を有
    し、これにより前記充填室内の圧縮空気が前記ピストン
    に前記復帰ストロークを生じせしめ、かつ前記最終釘保
    持手段は、前記最後の釘が前記釘供給手段によって前記
    打込み路内に動かされたときに、前記最後の釘の頭部を
    受けて保持するために、前記先端部材に取り付けられて
    前記打込み路の前記外周部に延在する磁石を有して成
    る、留め金具打込み装置。
  12. 【請求項12】 コイル形態に巻かれた、相互に接続さ
    れた留め金具の配列を含むタイプの留め金具パッケージ
    から連続した留め金具を打ち込むための、留め金具打込
    み装置であって、 使用者が該装置を携帯した状態で扱えるハンドル部と、
    該ハンドル部の前方に設けられた駆動部とを有するハウ
    ジングと、 前記ハウジングの駆動部内にあって、打込みストローク
    と復帰ストロークとをそれぞれ有した連続した作動工程
    を介して選択的に動かされる動力作動手段と、 前記ハウジングに支持されて、細長の打込み路、該打込
    み路に側方から通じる供給路、および該供給路に通じる
    コイル収納室を形成して協働する固定および可動構造部
    を有するマガジン組立体、および、先端部材と、 前記駆動手段の打込みストローク中に、前記打込み路内
    に送られた先頭の留め金具を前記打込み路の外側の前記
    供給路から材料に打ち出すように、前記打込み路に摺動
    自在に取り付けられて前記駆動手段と作動的に接続され
    た留め金具打込み部材と、 前記単一可動構造部を前記閉作動位置に保持する作動位
    置から解除位置に手動作動させるための解除可能なラッ
    チと、を備え、 前記先端部材および、単一可動構造部を有するマガジン
    組立体可動構造部が、前記打込み路の側部、前記供給路
    の側部、および、前記コイル収納室の側部および上部を
    形成しており、 前記単一可動構造部は、略前記供給路の領域の方向に延
    在した長軸を有し、該単一可動構造部は該長軸に沿って
    回動自在となるように前記固定構造部に取り付けられて
    おり、留め金具パッケージが空になった際に、前記固定
    構造部と協働する閉作動位置から、(1)前記打込み路
    が、新しい留め金具パッケージの先頭の留め金具をその
    中に入れられるように、前記可動構造部によって形成さ
    れた前記側部に沿って開放でき、(2)前記供給路が、
    新しい留め金具パッケージの配列の先頭の留め金具をそ
    の中に入れられるように、前記可動構造部によって形成
    された前記側部に沿って開放でき、および、(3)前記
    収納室を、新しい留め金具パッケージのコイル配列をそ
    の中に入れられるように、前記可動構造部によって形成
    された前記側部および上部に沿って開放できて、かつ、
    新しいパッケージがこのようにセットされた後に開装填
    位置から閉作動位置へと戻すことのできる開装填位置
    に、回動できるように回動自在に取り付けられている、
    ことを特徴とする留め金具打込み装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の留め金具打込み装置
    において、前記単一可動構造部の前記回動軸の位置が、
    該装置が、留め金具が前記打込み路から略下方に動かさ
    れように前記ハンドル部によって持たれている際に、前
    記単一可動構造部が、前記ラッチの手動による前記解除
    位置への動きに対応して重力によって閉作動位置から開
    装填位置に動く位置であることを特徴とする留め金具打
    込み装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の留め金具打込み装置
    において、前記閉作動位置にある前記単一可動構造部の
    重心が、前記長軸から側方に間隔をおいた位置にある、
    留め金具打込み装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の留め金具打込み装置
    において、前記開装填位置にある前記単一可動構造部の
    重心が、該装置の下部にある、留め金具打込み装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の留め金具打込み装置
    において、前記単一可動構造部の前記長軸は、前記ハン
    ドル部が水平方向に延在しているときに水平面に対して
    傾いて成る、留め金具打込み装置。
  17. 【請求項17】 請求項12記載の留め金具打込み装置
    において、前記単一可動構造部が、前記コイル収納室の
    側部および上部を形成するコイル収納部と、前記打込み
    路の側部および前記供給路の側部を形成する打込み路ド
    ア部と、を備えて成る、留め金具打込み装置。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の留め金具打込み装置
    において、前記打込み路ドア部および前記コイル収納部
    はそれぞれ、前記単一可動構造部を前記固定構造部に回
    動自在に取り付けるためのヒンジ手段を備えて成る、留
    め金具打込み装置。
  19. 【請求項19】 請求項12記載の留め金具打込み装置
    において、前記解除可能なラッチは、前記打込み路ドア
    部の外部に取り付けられており、かつ、該ラッチは、前
    記単一可動構造部を前記閉作動位置において解除できる
    状態にロックするため、前記固定構造部に取り付けられ
    た受け部と係合可能である、留め金具打込み装置。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の留め金具打込み装置
    において、前記解除可能なラッチは、該解除可能なラッ
    チと前記打込み路ドア部との間に作動的に接続されたバ
    ネ手段によって前記ラッチ位置に付勢されており、該解
    除可能なラッチは、前記打込み路ドア部に支持され通常
    は前記受け部内の開口の内部のラッチ部へ付勢されるロ
    ック部と、前記ロック部を前記ラッチ位置から解除位置
    へ手動で動かすことを可能とする手動接触部とを備えて
    おり、前記受け部は、前記単一可動構造部が前記開装填
    位置から前記閉作動位置に動かされた際に、前記ロック
    部を前記開口内に入り込む位置内に引き込むために前記
    ロック部と当接可能なカム面を有している、留め金具打
    込み装置。
  21. 【請求項21】 請求項12記載の留め金具打込み装置
    において、前記コイル収納室は、該コイル収納室内に設
    けられた前記コイル状の留め金具パッケージを支持状態
    に受け取る環状の留め金具支持部材と、異なる長さの留
    め金具パッケージを収納するように前記供給路の細長部
    分と直交する軸に沿って前記留め金具支持部材の位置を
    調整する手段と、を備えて成る留め金具打込み装置。
  22. 【請求項22】 コイル形態に巻かれた、相互に接続さ
    れた留め金具の配列を含むタイプの留め金具パッケージ
    から連続した留め金具を打ち込むための、留め金具打込
    み装置であって、 使用者が該装置を携帯した状態で扱えるハンドル部と、
    該ハンドル部の前方に設けられた駆動部とを有するハウ
    ジングと、 前記ハウジングの駆動部内にあって、打込みストローク
    と復帰ストロークとをそれぞれ有した連続した作動工程
    を介して選択的に動かされる動力作動駆動手段と、 前記ハウジングに支持されて、細長の打込み路、該打込
    み路に側方から通じる供給路、および該供給路に通じる
    コイル収納室を形成して協働するように取り付けられた
    可動構造部を有するマガジン組立体、および、先端部材
    と、 前記駆動手段の打込みストローク中に、前記打込み路内
    に送られた先頭の留め金具を前記打込み路の外側の前記
    供給路から材料に打ち出すように、前記打込み路に摺動
    自在に取り付けられて前記駆動手段と作動的に接続され
    た留め金具打込み部材と、 前記動力作動駆動手段を作動工程を介して動かすための
    作動機構と、 前記可動構造部が前記閉作動位置から前記開装填位置に
    動くのに応答した前記作動機構による前記動力作動駆動
    手段の作動を防止するための作動防止機構と、備え、 前記先端部材およびマガジン組立体可動構造部が、前記
    打込み路の側部、前記供給路の側部、および、前記コイ
    ル収納室の側部および上部を形成しており、 前記可動構造部は、留め金具パッケージが空になった際
    に、前記固定構造部と協働する閉作動位置から、(1)
    前記打込み路が、新しい留め金具パッケージの先頭の留
    め金具をその中に入れられるように、前記可動構造部に
    よって形成された前記側部に沿って開放でき、(2)前
    記供給路が、新しい留め金具パッケージの配列の先頭の
    留め金具をその中に入れられるように、前記可動構造部
    によって形成された前記側部に沿って開放でき、およ
    び、(3)前記収納室を、新しい留め金具パッケージの
    コイル配列をその中に入れられるように、前記可動構造
    部によって形成された前記側部および上部に沿って開放
    できて、かつ、新しいパッケージがこのようにセットさ
    れた後に開装填位置から閉作動位置へと戻すことのでき
    る開装填位置に移動できるように取り付けられいる、こ
    とを特徴とする留め金具打込み装置。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の留め金具打込み装置
    おいて、前記作動機構が、前記先端部材が材料と接触す
    るように正常に動かされたときに前記先端部材に近接し
    た非作動位置から作動位置への動くように取り付けられ
    た接触移動部材と、前記ハウジングの前記ハンドル部の
    近傍に取り付けられデジタル圧により非作動位置から作
    動位置へ移動するトリガー部材と、を備えて成る留め金
    具打込み装置。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の留め金具打込み装置
    において、前記作動機構が、前記接触移動部材および前
    記トリガー部材がそれぞれ作動位置に動くことに対応し
    て前記動力作動手段を作動工程を介して通常の非作動位
    置から作動位置へ動くように選択的に作動させるため
    の、前記ハウジングに支持された作動部材を備えて成る
    留め金具打込み装置。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の留め金具打込み装置
    において、前記作動機構が、前記接触移動部材と作動的
    に結合されたリンクをさらに備えており、前記トリガー
    部材および前記作動部材は、(1)前記接触移動部材が
    非作動位置にあるときに、前記作動部材を作動位置にす
    ることなく前記トリガー部材を作動位置とし、また、
    (2)前記接触移動部材が作動位置にあるときに、前記
    作動部材を作動位置に動かすために前記トリガー部材を
    作動位置とし、かつ、(3)前記トリガー部材が非作動
    位置にあるときに、前記作動部材を作動位置にすること
    なく前記接触移動部材を動かすためのものであり、 前記作動防止機構は、(a)前記接触移動部材が、前記
    可動構造部が前記閉作動位置にあるときに前記(2)お
    よび(3)の動きを実行する通常の非作動位置と、
    (b)前記可動構造部が前記開装填位置にあるときに前
    記接触移動部材が前記非作動位置から前記作動位置に動
    かされるのを防止する作動位置と、の間における、前記
    可動構造部の前記閉作動位置と前記開装填位置との間の
    動きに対応した動きのために取り付けられた連動部材を
    備えて成る、留め金具打込み装置。
  26. 【請求項26】 請求項25記載の留め金具打込み装置
    において、前記作動防止機構が、前記可動構造部に固定
    された連動接触面手段、および、前記連動部材を前記作
    動位置に付勢するバネを備えて成る留め金具打込み装
    置。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の留め金具打込み装置
    において、前記接触移動部材は、前記連動部材における
    前記非作動位置と前記作動位置との間に移動路を形成す
    るように、前記非作動位置と前記作動位置との間で縦に
    移動できることを特徴とする留め金具打込み装置。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の留め金具打込み装置
    において、前記可動構造部が前記閉作動位置に動かされ
    たときに前記連動接触面手段が前記バネの付勢力に抗し
    て前記連動部材を前記非作動位置に動かし、かつ、前記
    可動構造部が前記非作動位置に動かされることに対応し
    て前記バネが前記連動部材を前記作動位置に動かし、こ
    れにより、前記連動部材が前記連動部材の移動通路内に
    移動して、前記接触移動部材が前記非作動位置から前記
    作動位置に移動するのを阻止する、留め金具打込み装
    置。
  29. 【請求項29】 請求項22記載の留め金具打込み装置
    において、前記ハウジングの主駆動部の外周部の対向面
    に設けられてそこから外方に延在した弾性保護構造体
    と、 前記弾性保護部材を前記ハウジングの駆動部に取り付け
    るための機械的構造部と、を備え、 前記弾性保護構造体は、前記ハウジングの主駆動部の外
    周部の対向した面の外側に設けられて外側を向いた面を
    有し、該装置は、携帯状態に用いられていないときにお
    いて、支持面に、2つの支持部によって選択的に支持さ
    れることが可能であり、そのうちのハウジングの主駆動
    部の外周面の一方側が、該弾性保護構造体の対応した外
    方を向いた面領域が前記支持面に当接した状態で前記支
    持面に対面しており、 前記機械的構造部は、前記弾性保護構造体の対向した両
    端に埋設されて外方に延出したJ形フックと、これらJ
    形フックに入り込むボルトを有し、さらにこれらボルト
    が、前記ハンドル部の前方に位置した前記ハウジングの
    駆動部の開口上端にキャップを着脱可能に取り付けて成
    る、留め金具打込み装置。
  30. 【請求項30】 請求項22記載の留め金具打込み装置
    において、前記動力作動駆動手段が空気式のものであ
    り、該空気駆動手段が、円筒状の駆動室と、前記留め金
    具打込み部材と連結されて前記駆動室内に取り付けられ
    打込みストロークおよび復帰ストロークを介して動くピ
    ストンと、を備えて成る留め金具打込み装置。
  31. 【請求項31】 請求項30記載の留め金具打込み装置
    において、前記留め金具打込み部材の復帰ストロークを
    生じせしめるための復帰エアー充填室を前記ハウジング
    内に形成する手段と、 前記供給路内のみでの動きのために取り付けられ、前記
    配列の先頭の釘を前記駆動ラックに連続的に動かし、か
    つ前記復帰ストロークの終点において、前記配列の最後
    の釘を該最後の釘が自身のはずみによって前記打込み路
    内に移動するように前記打込み路に押し進める釘供給手
    段と、 前記留め金具打込み部材の打込みストローク中に前記配
    列の最後の釘が前記打込み路から材料に向けて外方に打
    ち込まれるように、前記打込み路内の前記配列の最後の
    釘を保持するための最終釘保持手段と、 前記ピストンに前記復帰ストロークを生じせしめる前記
    充填室内の圧縮空気を、前記ピストンの復帰ストローク
    の終点において、前記磁石によって保持されていた前記
    最後の釘が該充填室から排出されたエアーによって前記
    磁石から吹き飛ばされないように前記打込み路を介して
    外気に排気する手段と、を備え、 前記円筒状の駆動室は、前記充填室と連通する一端を有
    し、これにより前記充填室内の圧縮空気が前記ピストン
    に前記復帰ストロークを生じせしめ、かつ前記最終釘保
    持手段は、前記最後の釘が前記釘供給手段によって前記
    打込み路内に動かされたときに、前記最後の釘の頭部を
    受けて保持するために、前記先端部材に取り付けられて
    前記打込み路の前記外周部に延在する磁石を有して成
    る、留め金具打込み装置。
  32. 【請求項32】 屋根等を取り付けるために用いる留め
    金具打込み装置であって、 使用者が該装置を携帯した状態で扱えるハンドル部、該
    ハンドル部の前方に設けられた主駆動部、および、前記
    駆動部の軸線上に配された留め金具打込み路を形成する
    先端部を有し、かつ前記主駆動部が、対向した両側を有
    した外周部を備えて成るハウジングと、 前記打込み路内に摺動自在に取り付けられた留め金具打
    込み部材と、 複数の留め金具を前記打込み路内に側方から連続的に供
    給する留め金具マガジン組立体と、 前記留め金具打込み部材を、供給された留め金具が材料
    に向けて外方に打ち込まれる打込みストロークと、復帰
    ストロークとをそれぞれ備えた連続した作動工程を介し
    て動かすように作動可能な、動力作動駆動手段と、 前記ハウジングの主駆動部の外周部の対向面に設けられ
    てそこから外方に延在し、かつ、前記ハウジングの主駆
    動部の外周部の対向した面の外側に設けられて外側を向
    いた面を有した弾性保護構造体と、 前記弾性保護構造体を固定するための機械的構造部と、
    を備え、 該装置は、携帯状態に用いられていないときにおいて、
    支持面における2つの支持部に選択的に支持されること
    が可能であり、そのうちのハウジングの主駆動部の外周
    面の一方側が、該弾性保護構造体の対応した外方を向い
    た面領域が前記支持面に当接した状態で前記支持面に対
    面しており、さらに、 前記機械的取付構造部は、前記弾性保護構造体の対向し
    た両端に埋設されて外方に延出したJ形フックと、これ
    らJ形フックに入り込むボルトを有し、さらにこれらボ
    ルトが、前記ハンドル部の前方に位置した前記ハウジン
    グの駆動部の開口上端にキャップを着脱可能に取り付け
    て成る、留め金具打込み装置。
  33. 【請求項33】 請求項32記載の留め金具打込み装置
    において、前記弾性保護構造体の前記外方に向いた面が
    エラストマーより成る留め金具打込み装置。
  34. 【請求項34】 請求項33記載の留め金具打込み装置
    において、前記弾性保護構造体がU字形のものである、
    留め金具打込み装置。
  35. 【請求項35】 請求項34記載の留め金具打込み装置
    において、前記支持面と接触した外を向いた面の面積、
    および、接触した外方に向いた面の領域の前記弾性材料
    の摩擦は、該装置が例えば45°以下の傾斜を有した屋
    根表面等の傾斜面上にも安定して支持されるように設定
    されて成る、留め金具打込み装置。
  36. 【請求項36】 請求項35記載の留め金具打込み装置
    において、前記弾性保護構造体は弛緩状態と拡張・取付
    け状態とを有しており、かつ、前記弾性保護構造体に取
    り付けられた前記J形フックの前記ボルトによる取付
    は、前記各J形フックを前記ハウジングの前記駆動部の
    外周部に形成されたU形の受け溝内に配置するように、
    前記弾性保護構造体が前記弛緩状態から前記拡張・取付
    け状態となって成されることを特徴とする、留め金具打
    込み装置。
  37. 【請求項37】 請求項36記載の留め金具打込み装置
    において、前記弾性保護構造体は、前記ハウジングの対
    向した両側に、前記供給路と略平行となるように設けら
    れて成る、留め金具打込み装置。
  38. 【請求項38】 請求項32記載の留め金具打込み装置
    において、前記動力作動駆動手段が空気式のものであ
    り、該圧縮空気駆動手段が、円筒状の駆動室と、前記留
    め金具打込み部材と連結されて前記駆動室内に取り付け
    られ打込みストロークおよび復帰ストロークを介して動
    くピストンと、を備えて成る留め金具打込み装置。
  39. 【請求項39】 請求項38記載の留め金具打込み装置
    において、前記留め金具打込み部材の復帰ストロークを
    生じせしめるための復帰エアー充填室を前記ハウジング
    内に形成する手段と、 前記供給路内のみでの動きのために取り付けられ、前記
    配列の先頭の釘を前記駆動ラックに連続的に動かし、か
    つ前記復帰ストロークの終点において、前記配列の最後
    の釘を該最後の釘が自身のはずみによって前記打込み路
    内に移動するように前記打込み路に押し進める釘供給手
    段と、 前記留め金具打込み部材の打込みストローク中に該配列
    の最後の釘が前記打込み路から材料に向けて外方に打ち
    込まれるように、前記打込み路内の前記配列の最後の釘
    を保持するための最終釘保持手段と、 前記ピストンに前記復帰ストロークを生じせしめる前記
    充填室内の圧縮空気を、前記ピストンの復帰ストローク
    の終点において、前記磁石によって保持されていた前記
    最後の釘が該充填室から排出されたエアーによって前記
    磁石から吹き飛ばされないように前記打込み路を介して
    外気に排気する手段と、を備え、 前記円筒状の駆動室は、前記充填室と連通する一端を有
    し、これにより前記充填室内の圧縮空気が前記ピストン
    に前記復帰ストロークを生じせしめ、 前記最終釘保持手段は、前記最後の釘が前記釘供給手段
    によって前記打込み路内に動かされたときに、前記最後
    の釘の頭部を受けて保持するために、前記先端部材に取
    り付けられて前記打込み路の前記外周部に延在する磁石
    を有して成る、留め金具打込み装置。
  40. 【請求項40】 互いに連結された留め金具の配列から
    連続的にそれら留め金具を打ち出すための留め金具打込
    み装置であって、 使用者が該装置を携帯した状態で扱えるハンドル部と、 細長い打込み路を形成する手段を有した先端部材、およ
    び、前記打込み路に側方より通ずる釘供給路を形成する
    手段を有したマガジン組立体と、 前記打込み路の内部に摺動可能に取り付けられ、留め金
    具を前記打込み路から材料に向けて外方に打ち出す打込
    みストローク、および復帰ストロークを介して動く留め
    金具打込み部材と、 前記留め金具打込みストロークの復帰ストロークを生じ
    せしめるための復帰充填室を前記ハウジング内に形成す
    る手段と、 前記供給路内のみでの動きのために取り付けられ、前記
    配列の先頭の釘を前記駆動ラックに連続的に動かし、か
    つ前記復帰ストロークの終点において前記配列の最後の
    釘を前記打込み路内に押し進める釘供給手段と、 前記ピストンを連続した打込みストロークを介して選択
    的に動かすことのできる空気駆動手段と、 該駆動室内に取り付けられて、打込みストロークおよび
    復帰ストロークを介して動くように前記留め金具打込み
    部材に作動状態に接続されたピストンと、 前記留め金具打込み部材の打込みストローク中に該配列
    の最後の釘が前記打込み路から材料に向けて外方に打ち
    込まれるように、前記打込み路内の前記配列の最後の釘
    を保持するための最終釘保持手段と、を備え、 前記空気駆動手段は、前記充填室と連通する一端を有し
    た円筒状の駆動室を有し、これにより前記充填室内の圧
    縮空気が前記ピストンに前記復帰ストロークを生じせし
    め、 前記最終釘保持手段は、前記最後の釘が前記釘供給手段
    によって前記打込み路内に動かされたときに、前記最後
    の釘の頭部を受けて保持するために、前記先端部材に取
    り付けられて前記打込み路の前記外周部に延在する磁石
    と、前記ピストンに前記復帰ストロークを生じせしめる
    前記充填室内の圧縮空気を、前記ピストンの復帰ストロ
    ークの終点において、前記磁石によって保持されていた
    前記最後の釘が該充填室から排出されたエアーによって
    前記磁石から吹き飛ばされないように前記打込み路を介
    して外気に排気する手段と、を有していることを特徴と
    する、留め金具打込み装置。
  41. 【請求項41】 請求項40記載の留め金具打込み装置
    において、前記磁石が円筒状のものであり、かつ両端面
    を有し、その一面が前記打込み路と通じて成る、留め金
    具打込み装置。
  42. 【請求項42】 請求項40記載の留め金具打込み装置
    において、前記釘供給手段が、退去位置から供給ストロ
    ークを介して前記打込み路に向かって伸張位置へ、かつ
    前記伸張位置から前記打込み路から離れる方向に復帰ス
    トロークを介して前記退去位置へ軸方向に往復運動す
    る、前記供給路の領域の方向に延在した長軸を有した作
    動ロッドと、 前記作動ロッドに、回動および軸方向往復動可能に取り
    付けられ、かつ、前記打込み路の部分と平行となる軸回
    りに該作動ロッドに関して反対方向に回動自在に取り付
    けられた釘供給部材と、 前記釘供給部材を、前記作動部材に対して回動するよう
    に釘当接位置に向けて一方向に付勢して、釘解除位置と
    なる反対方向への回動に抗する第1のバネ手段と、 前記作動ロッドに供給ストロークを介した軸方向移動を
    生じせしめて、前記打込み路から離れる方向への動きに
    弾性的に抗する、第2のバネ手段と、 前記作動ロッドに軸方向の復帰ストロークを生じせし
    め、かつ、前記第2のバネ手段に、前記作動ロッドが前
    記伸張位置にあるときに、前記供給ストロークを生じせ
    しめて前記打込み路から離れる方向の軸方向移動に抗す
    る動力作動手段と、 前記打込み路の部分の平行となる軸回りに反対方向に回
    動自在に取り付けられた釘保持部材と、 前記釘保持部材を釘保持位置に回動する一方向に付勢し
    て、釘解除位置となる反対方向への回動に弾性的に抗す
    る第3のバネ手段と、を備え、 前記打込み路は排出端を有する手段を形成しており、 前記供給路は、前記釘の頭部に当接してそれら釘を前記
    供給路内に保持しておくため、前記打込み路の内面にお
    いてその排出端から遠ざかる方向に面した、作動的に固
    定されたヘッド制御面手段を備えており、 前記釘供給部材は、打込み路の範囲の方向に間隔をおい
    て配列された先頭の歯列、前記打込み路の範囲の方向に
    間隔をおいて配列され、前記先頭の歯列から前記供給路
    の範囲の方向に離れた第2の歯列、および、前記第2の
    歯列から前記供給路の範囲の方向に離れて配列された第
    3の歯列、を有しており、 前記第2および第3の歯列はそれぞれ、前記釘供給部材
    が前記釘当接位置にあるとき、前記作動ロッドの供給ス
    トローク中に、前記供給路内の釘の軸部に当接して、該
    供給路内の前記先頭の釘および最終の釘を前記打込み路
    内に連続的に移動させるための、前記打込み路に対面し
    た供給面手段を有しており、 前記釘保持部材は、前記作動ロッドの前記供給ストロー
    ク中に移動する釘の軸部と当接するように作動し、初め
    に前記第3のバネ手段の弾性抵抗に対向した前記反対方
    向にある前記釘保持部材を前記釘解除位置へ回動を生じ
    せしめ、その後、前記釘保持部材を前記第3のバネ手段
    の付勢力により前記釘保持位置へ向けて一方向に回動さ
    せるカム面手段を有しており、 前記釘保持部材は、前記釘保持部材が前記釘保持位置に
    あるときに釘の軸部に当接するために前記打込み路にの
    方向に向いた釘保持面手段を有しており、 前記歯部は、前記作動ロッドの復帰ストローク中に、釘
    と当接して前記反対方向にある前記釘供給部材を前記釘
    解除位置に回転させ、その後、前記第3のバネ手段によ
    り前記釘供給部材を前記釘当接位置に向けて一方向に回
    動させるカム面手段を有している、 ことを特徴とする留め金具打込み装置。
  43. 【請求項43】 請求項42記載の留め金具打込み装置
    において、前記先端部材およびマガジン組立体が、前記
    細長の打込み路、前記供給路、および前記供給路に導か
    れるコイル収納室を形成して協働する固定可動構造を備
    えて成る、留め金具打込み装置。
  44. 【請求項44】 請求項43記載の留め金具打込み装置
    において、前記釘保持部材が前記可動構造部に回動自在
    に取り付けられており、かつ、前記第3のバネ手段が該
    可動構造部と前記釘保持部材との間に取り付けられて成
    る、留め金具打込み装置。
  45. 【請求項45】 請求項40記載の留め金具打込み装置
    において、前記排気手段が前記留め金具打込み部材、お
    よび前記打込み路内に設けられた留め金具ガイド部材を
    備えており、前記留め金具打込み部材ガイド部材は、前
    記留め金具打込み部材とぴったりとしかも摺動可能に受
    け入れる開口を有して成る、留め金具打込み装置。
  46. 【請求項46】 請求項45記載の留め金具打込み装置
    において、前記留め金具打込み部材ガイド部材および前
    記留め金具打込み部材は、前記復帰ストロークの始点よ
    りも同復帰ストロークの終点においてより密着した関係
    となっている、留め金具打込み装置。
  47. 【請求項47】 請求項46記載の留め金具打込み装置
    において、前記排気手段が前記円筒形の室と、前記打込
    み路に移動させられた最終釘との間に設けられて成る、
    留め金具打込み装置。
  48. 【請求項48】 請求項47記載の留め金具打込み装置
    において、前記排気手段が、さらに、前記ハウジング内
    に形成された開口と、該開口と連通して前記留め金具ガ
    イド部材に形成された開口とを備え、これら開口が前記
    打込み路と外気との間に延在する通孔を形成して成る、
    留め金具打込み装置。
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