JPH07136125A - 立体眼底撮影装置 - Google Patents

立体眼底撮影装置

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JPH07136125A
JPH07136125A JP5307372A JP30737293A JPH07136125A JP H07136125 A JPH07136125 A JP H07136125A JP 5307372 A JP5307372 A JP 5307372A JP 30737293 A JP30737293 A JP 30737293A JP H07136125 A JPH07136125 A JP H07136125A
Authority
JP
Japan
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image
fundus
prism
eyeground
stereoscopic
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Pending
Application number
JP5307372A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshi Kobayakawa
嘉 小早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH07136125A publication Critical patent/JPH07136125A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2光路により撮像してぼけの状態を大きく
し、精度の良い合焦状態で立体眼底像を撮影する。 【構成】 被検眼Eの眼底Erからの反射光束は、対物レ
ンズ等を経てプリズムにより2光路に分離され、切換え
ミラー等を経て、テレビカメラ13で受光されてテレビ
モニタ18に左右の立体眼底像として映出される。一
方、フォーカス光源16に照明されたフォーカス指標1
5が、分割プリズム11の反射面11aで反射され眼底
Erに達し、その反射光により指標光束像Lがテレビモニ
タ18に映出され、記号発生器17から予め発生された
基準マーク像Mと合致させて、焦点合わせを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼科医院などで検眼装
置として使用される立体眼底撮影装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、瞳孔の2個所から眼底撮影を
する立体眼底カメラが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の立体眼底カメラでは、合焦を行うのに片方の開口部内
のぼけに頼っており、ぼけ量が小さく厳密に合焦するこ
とが困難である。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
ぼけの状態を明確にして合焦精度を高める立体眼底撮影
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る立体眼底撮影装置は、瞳孔の2個所を介
して眼底を撮影する立体眼底撮影装置において、記録媒
体と共役面に配置すると共に、瞳孔を分離する2光路上
で眼底反射光の相対的位置を観測する観測手段を有する
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】上述の構成を有する立体眼底撮影装置は、眼底
からの反射光を瞳孔の2個所を介して撮影し、2光路に
分離した2個の眼底像を観測し、精度良く合焦させる。
【0007】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は第1の実施例の構成図であり、被検眼Eの
前方の光路01上には、対物レンズ1、瞳孔Epと共役面付
近に置かれた孔あきミラー2、一対のプリズム3が配置
され、プリズム3の後方で左右2つの光路02に分離され
ている。それぞれの光路02上には、矢印方向に移動可能
のフォーカスレンズ4、結像レンズ5、切換えミラー
6、プリズム7が配列され、更にプリズム7の後方に単
一のフィルム8が配置されている。
【0008】図2は垂直方向の断面構成図であり、テレ
ビ観察系である。2つの切換えミラー6の反射方向にそ
れぞれプリズム9が設けられ、プリズム9の後方には、
単一のフィールドレンズ10、分割プリズム11、リレ
ーレンズ12、テレビカメラ13が配列されている。分
割プリズム11の片側光路に設けられた反射面11aの
入射側には、レンズ14、テレビカメラ13の結像面と
共役に設けられたフォーカス視標15、フォーカス視標
15を照明するフォーカス光源16が配置されている。
そしてテレビカメラ13の出力は記号発生器17の出力
と共に、テレビモニタ18に接続されている。
【0009】上述の構成において、図示しない照明光学
系により照明された被検眼Eの眼底Erからの反射光は、
図1の対物レンズ1、孔あきミラー2を透過し、プリズ
ム3により左右に分離され、それぞれ2つの光路02を辿
り、フォーカスレンズ4、結像レンズ5、切換えミラー
6に至る。切換えミラー6で反射された光束は、図2の
プリズム9を通り、フィールドレンズ10上に眼底像を
結像する。そして、分割プリズム11、リレーレンズ1
2を通りテレビカメラ13上に再結像し、左右光路の眼
底像Er' と共にテレビモニタ18上に表示される。ま
た、記号発生器17からは2本のバーから成る基準マー
クMが発生され、右画面の所定位置に表示される。
【0010】フォーカス光源16に照明されたフォーカ
ス指標18による光束は、レンズ14、分割プリズム1
1の反射面11aで反射され、片側の光路O2及び光路O1
を通り被検眼Eの眼底Erに投影される。そして、その反
射光は光路O1、他側の光路O2を戻り、テレビカメラ13
の基準マークMが出ている側に受光され、指標光束像L
としてテレビモニタ18に映出される。
【0011】図3はフォーカスレンズ4を移動させた場
合の基準マークMと指標光束像Lの移動状態の関係を示
している。図3(a)、(c) は前後に焦点が合わないときの
状態を示し、(b) は合焦時の状態を示している。即ち、
合焦時には基準マークMの2本のバー間に、指標光束像
Lが挟まれている。
【0012】合焦した時点で図示しないシャッタを押し
て眼底撮影を行うことになるが、このとき切換えミラー
6により光路が切換わりストロボが発光し、これにより
眼底像Er' がプリズム7を通ってフィルム8に記録され
る。
【0013】なお、図示しない照明光学系からの眼底照
明光束とフォーカス指標18の投影光束とを波長により
分離すると効率が良い。
【0014】図4は第2の実施例の構成図を示し、図1
の第1の実施例では無散瞳式眼底カメラを使用し、赤外
テレビカメラにより観察を行ったが、第2の実施例では
散瞳式眼底カメラを使用し、検者eは接眼レンズ20を
通して目視で観察を行う。被検眼Eの前方の光路01上の
対物レンズ1から、2つの光路02上の結像レンズ5まで
は第1の実施例と同様である。結像レンズ5の後方に
は、可動ミラー21、分割プリズム22、全反射ミラー
23、24を介して接眼レンズ20がそれぞれ2個ずつ
配置されている。一方の分割プリズム22の反射面22
aの入射方向には、合焦用LED光源25が設けられ、
他方の分割プリズム22の反射面22bの反射方向に
は、2個の光電センサを隣接して設けた二葉状フォトダ
イオード26が、図示しないフィルムと共役に設けられ
ている。
【0015】合焦用LED光源25からの光束は、分割
プリズム22の反射面22aを介して片側の光路O2及び
光路O1を辿って眼底Erに投影され、光路O1及び他側の光
路O2の分割プリズム22の反射面22bを経てフォトダ
イオード26上に受光される。そして、フォトダイオー
ド26の信号に基づいて、フォーカスレンズ4をモータ
で駆動し自動的に合焦を行う。
【0016】図5は二葉状フォトダイオード26上の光
源像Sを示し、(a) は隣接した2個の光電センサの出力
が等しくなった合焦時を示し、(b) は非合焦時で中心線
から像Sがずれている。
【0017】図6は瞳孔Epでの光束を示し、上下部Hか
ら眼底Erが照明され、左右の光路PL、PRを介して眼底Er
が撮影される。一方、フォーカス光束は例えば光路PLか
ら投影され、光路PRで受光される。
【0018】図7、図8はテレビカメラ13のビデオ信
号を使って合焦信号を生成する第3の実施例の説明図で
ある。図7はテレビカメラ13で撮像し、テレビモニタ
18に映出した左右光路による眼底像Er' である。図8
はテレビモニタ15の画面における或る走査線のビデオ
信号Vである。このビデオ信号VをA/D変換してコン
ピュータに入力し、左右像の距離又は位相を計算する。
合焦時にはそれらの値が所定値となるので、左右像の距
離又は位相が所定値になるように、フォーカスレンズ4
を駆動させれば自動焦点操作が可能となる。
【0019】なお、走査線は複数本使用してもよく、眼
底像Er' の代りにスリットなどの指標光束を照明光学系
から投影し、左右像におけるスリット像の位置をビデオ
信号から求め合焦信号としてもよい。
【0020】図9は第4の実施例であり、第2の実施例
の図4の分割プリズム22の位置に合焦光束を反射する
光分割部材を挿入し、その後方にプリズム27及びリニ
アCCDセンサ28が設けられている。
【0021】従って、左右光路からの眼底光束は光分割
部材で反射され、プリズム27を経てリニアCCDセン
サ28に達し合焦信号が求められる。この場合に、眼底
像Er' を使用してもよいし、指標を写し込んでその像を
使用してもよい。また、指標の投影は照明光学系から投
影するか、プリズム3の間の瞳孔中心から投影すればよ
い。
【0022】以上の各実施例では、光軸02が光軸01の延
長上にあるとしたが、光軸02が光軸01の延長上にはな
く、左右の光路に分離された光束が後のレンズ系の中心
を通るようにするために設計することもできる。この場
合に、偏心系を採用しているので被検眼Eのディオプタ
によっては合焦時に左右像の距離が若干ずれてくる。こ
の場合には、第1の実施例では基準マークMをフォーカ
スレンズ4の動きに応じて横に移動するようプログラム
しておけば、ディオプタに拘らず図3に示すように合焦
時に光束Lと基準マークMが合致した状態にすることが
できる。
【0023】更に、図7、8の第3の実施例、図9の第
4の実施例においても同様にして、計算上合致するよう
に位相をずらせばよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る立体眼
底撮影装置は、眼底を瞳孔の2個所を介して撮影し、2
光路に分離して撮像することにより眼底像のぼけの状態
を大きくし、精度の良い合焦を行い微妙な眼底表面の状
態を検診する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】観察光学系の構成図である。
【図3】基準マーク像と指標光束像の説明図である。
【図4】第2の実施例の構成図である。
【図5】フォトダイオード上の光源像の説明図である。
【図6】瞳孔上の光束の説明図である。
【図7】第3の実施例の左右眼底像の説明図である。
【図8】ビデオ信号の説明図である。
【図9】第4の実施例の受光部の構成図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 孔あきミラー 3、7、9、11、22、27 プリズム 6 切換えミラー 8 フィルム 13 テレビカメラ 15 フォーカス指標 16、25 光源 17 記号発生器 18 テレビモニタ 20 接眼レンズ 26 フォトダイオード 28 CCDセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 瞳孔の2個所を介して眼底を撮影する立
    体眼底撮影装置において、記録媒体と共役面に配置する
    と共に、瞳孔を分離する2光路上で眼底反射光の相対的
    位置を観測する観測手段を有することを特徴とする立体
    眼底撮影装置。
JP5307372A 1993-11-12 1993-11-12 立体眼底撮影装置 Pending JPH07136125A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5307372A JPH07136125A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 立体眼底撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5307372A JPH07136125A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 立体眼底撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07136125A true JPH07136125A (ja) 1995-05-30

Family

ID=17968274

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5307372A Pending JPH07136125A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 立体眼底撮影装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07136125A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014121521A (ja) * 2012-11-26 2014-07-03 Canon Inc 眼科装置及び眼科装置の制御方法
JP2021058648A (ja) * 2017-03-23 2021-04-15 株式会社トプコン 眼科装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014121521A (ja) * 2012-11-26 2014-07-03 Canon Inc 眼科装置及び眼科装置の制御方法
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