JPH07134314A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents
液晶表示装置およびその製造方法Info
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- JPH07134314A JPH07134314A JP27980293A JP27980293A JPH07134314A JP H07134314 A JPH07134314 A JP H07134314A JP 27980293 A JP27980293 A JP 27980293A JP 27980293 A JP27980293 A JP 27980293A JP H07134314 A JPH07134314 A JP H07134314A
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- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1345—Conductors connecting electrodes to cell terminals
- G02F1/13458—Terminal pads
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Abstract
(57)【要約】
【構成】透明ガラス基板(1)上に、Ta膜(2)(ま
たはTa合金膜)とAl合金膜(3)とから成る積層膜
を形成し、前記積層膜をBCl3とCl2とを含む混合ガ
スを用いたドライエッチングによりパターニングし、前
記積層膜の表面に選択的に陽極酸化膜(5)を形成し、
陽極酸化膜(5)をマスクとして、BCl3とCl2とN
2とを含む混合ガスを用いたドライエッチングによりA
l合金膜(3)を除去し、画素電極部とゲート・ドレイ
ン端子部にITO膜(6)を形成し、パターニングする
構成。 【効果】信号線と端子部とを一つのホトマスクを用いて
形成することができるので、製造コストを安くすること
ができ、大画面、高精細に適し、高信頼性の端子部を有
する液晶表示装置を低コストで製造することができる。
たはTa合金膜)とAl合金膜(3)とから成る積層膜
を形成し、前記積層膜をBCl3とCl2とを含む混合ガ
スを用いたドライエッチングによりパターニングし、前
記積層膜の表面に選択的に陽極酸化膜(5)を形成し、
陽極酸化膜(5)をマスクとして、BCl3とCl2とN
2とを含む混合ガスを用いたドライエッチングによりA
l合金膜(3)を除去し、画素電極部とゲート・ドレイ
ン端子部にITO膜(6)を形成し、パターニングする
構成。 【効果】信号線と端子部とを一つのホトマスクを用いて
形成することができるので、製造コストを安くすること
ができ、大画面、高精細に適し、高信頼性の端子部を有
する液晶表示装置を低コストで製造することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜トランジスタ等の
スイッチング素子と画素電極とを表示画素の一単位とす
るアクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置およびそ
の製造方法に関する。
スイッチング素子と画素電極とを表示画素の一単位とす
るアクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アクティブ・マトリクス方式の液晶表示
装置は、液晶表示パネル(液晶表示素子、あるいは液晶
表示部)において、マトリクス状に配列された複数の画
素電極のそれぞれに対応して非線形素子であるスイッチ
ング素子を設けたものである。すなわち、例えば、2枚
の透明ガラス基板を所定の間隙を隔てて重ね合わせ、前
記両基板間に液晶を封止し、第1の透明ガラス基板面上
には、水平方向に延在し、かつ垂直方向に複数本配置さ
れた走査信号線(ゲート信号線または水平信号線)と、
垂直方向に延在し、かつ水平方向に複数本配置された映
像信号線(ドレイン信号線または垂直信号線)と、隣接
する2本の走査信号線と隣接する2本の映像信号線との
交差領域内にそれぞれ画素毎に配置された薄膜トランジ
スタと透明画素電極とを設け、第2の透明ガラス基板面
上には第1の透明ガラス基板の透明画素電極に対向して
共通透明画素電極を設け、各画素を分離・独立して駆動
する。これにより、クロストークの発生を防ぎ、画素の
数を大幅に増加することができるので、高品質の表示画
面を提供することができる。各画素における液晶は理論
的には常時駆動(デューティ比1.0)されているの
で、時分割駆動方式を採用しており、いわゆる単純マト
リクス方式と比べてコントラストが良く、特にカラー液
晶表示装置では欠かせない技術となりつつある。
装置は、液晶表示パネル(液晶表示素子、あるいは液晶
表示部)において、マトリクス状に配列された複数の画
素電極のそれぞれに対応して非線形素子であるスイッチ
ング素子を設けたものである。すなわち、例えば、2枚
の透明ガラス基板を所定の間隙を隔てて重ね合わせ、前
記両基板間に液晶を封止し、第1の透明ガラス基板面上
には、水平方向に延在し、かつ垂直方向に複数本配置さ
れた走査信号線(ゲート信号線または水平信号線)と、
垂直方向に延在し、かつ水平方向に複数本配置された映
像信号線(ドレイン信号線または垂直信号線)と、隣接
する2本の走査信号線と隣接する2本の映像信号線との
交差領域内にそれぞれ画素毎に配置された薄膜トランジ
スタと透明画素電極とを設け、第2の透明ガラス基板面
上には第1の透明ガラス基板の透明画素電極に対向して
共通透明画素電極を設け、各画素を分離・独立して駆動
する。これにより、クロストークの発生を防ぎ、画素の
数を大幅に増加することができるので、高品質の表示画
面を提供することができる。各画素における液晶は理論
的には常時駆動(デューティ比1.0)されているの
で、時分割駆動方式を採用しており、いわゆる単純マト
リクス方式と比べてコントラストが良く、特にカラー液
晶表示装置では欠かせない技術となりつつある。
【0003】なお、薄膜トランジスタを使用したアクテ
ィブ・マトリクス方式の液晶表示装置は、例えば特開昭
63−309921号公報や、「冗長構成を採用した1
2.5型アクティブ・マトリクス方式カラー液晶ディスプ
レイ」、日経エレクトロニクス、頁193〜210、1986年12
月15日、日経マグロウヒル社発行、で知られている。
ィブ・マトリクス方式の液晶表示装置は、例えば特開昭
63−309921号公報や、「冗長構成を採用した1
2.5型アクティブ・マトリクス方式カラー液晶ディスプ
レイ」、日経エレクトロニクス、頁193〜210、1986年12
月15日、日経マグロウヒル社発行、で知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示装置では、信
号線の電気抵抗を低くすることが望ましい。このため、
信号線には固有抵抗率の低いAl(アルミニウム)また
はAl合金膜が用いられている。一方の薄膜トランジス
タを駆動するための外部駆動回路との接続部となる信号
線の端子部は傷付きにくく、大気中では腐食しないCr
(クロム)膜が多用されている。したがって、従来技術
では、信号線と端子部とが別々の材料、別々のホトリソ
グラフィー工程およびエッチング工程によりパターニン
グされていた。したがって、工程数が多くなり、製造コ
ストが高くなる問題がある。
号線の電気抵抗を低くすることが望ましい。このため、
信号線には固有抵抗率の低いAl(アルミニウム)また
はAl合金膜が用いられている。一方の薄膜トランジス
タを駆動するための外部駆動回路との接続部となる信号
線の端子部は傷付きにくく、大気中では腐食しないCr
(クロム)膜が多用されている。したがって、従来技術
では、信号線と端子部とが別々の材料、別々のホトリソ
グラフィー工程およびエッチング工程によりパターニン
グされていた。したがって、工程数が多くなり、製造コ
ストが高くなる問題がある。
【0005】本発明の目的は、製造コストが安価な液晶
表示装置およびその製造方法を提供することにある。
表示装置およびその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の液晶表示装置は、第1の基板と第2の基板
とを所定の間隙を隔てて重ね合わせ、前記両基板間に液
晶を封止し、前記第1の基板面上には、水平方向に延在
し、かつ垂直方向に複数本配置された走査信号線と、垂
直方向に延在し、かつ水平方向に複数本配置された映像
信号線と、隣接する2本の前記走査信号線と隣接する2
本の前記映像信号線との交差領域内にそれぞれ配置され
たスイッチング素子と第1の画素電極とを設け、前記第
2の基板面上には前記第1の画素電極に対向して第2の
画素電極を設けたアクティブ・マトリクス方式の液晶表
示装置において、前記信号線の少なくとも一方がTa
(タンタル)またはTa合金膜とその上に形成されたA
lまたはAl合金膜を含んで成り、前記信号線の端子部
は前記AlまたはAl合金膜が除去された前記Taまた
はTa合金膜を含んで成ることを特徴とする。
に、本発明の液晶表示装置は、第1の基板と第2の基板
とを所定の間隙を隔てて重ね合わせ、前記両基板間に液
晶を封止し、前記第1の基板面上には、水平方向に延在
し、かつ垂直方向に複数本配置された走査信号線と、垂
直方向に延在し、かつ水平方向に複数本配置された映像
信号線と、隣接する2本の前記走査信号線と隣接する2
本の前記映像信号線との交差領域内にそれぞれ配置され
たスイッチング素子と第1の画素電極とを設け、前記第
2の基板面上には前記第1の画素電極に対向して第2の
画素電極を設けたアクティブ・マトリクス方式の液晶表
示装置において、前記信号線の少なくとも一方がTa
(タンタル)またはTa合金膜とその上に形成されたA
lまたはAl合金膜を含んで成り、前記信号線の端子部
は前記AlまたはAl合金膜が除去された前記Taまた
はTa合金膜を含んで成ることを特徴とする。
【0007】また、前記AlまたはAl合金膜の表面が
陽極酸化膜で被覆されていることを特徴とする。
陽極酸化膜で被覆されていることを特徴とする。
【0008】また、前記端子部の前記TaまたはTa合
金膜の上にITO膜(インジウム・スズ酸化物(Indium
-Tin-Oxide)膜:ネサ膜)が形成されていることを特徴
とする。
金膜の上にITO膜(インジウム・スズ酸化物(Indium
-Tin-Oxide)膜:ネサ膜)が形成されていることを特徴
とする。
【0009】また、本発明の液晶表示装置の製造方法
は、前記第1の基板面上に、TaまたはTa合金膜とA
lまたはAl合金膜とを含んで成る積層膜を形成する工
程と、前記積層膜をBCl3とCl2とを含む混合ガスを
用いたドライエッチングによりパターニングする工程
と、前記積層膜の表面に選択的に陽極酸化膜を形成する
工程と、前記陽極酸化膜をマスクとして、BCl3とC
l2とN2とを含む混合ガスを用いたドライエッチングを
行ない、前記AlまたはAl合金膜を除去する工程とを
有することを特徴とする。
は、前記第1の基板面上に、TaまたはTa合金膜とA
lまたはAl合金膜とを含んで成る積層膜を形成する工
程と、前記積層膜をBCl3とCl2とを含む混合ガスを
用いたドライエッチングによりパターニングする工程
と、前記積層膜の表面に選択的に陽極酸化膜を形成する
工程と、前記陽極酸化膜をマスクとして、BCl3とC
l2とN2とを含む混合ガスを用いたドライエッチングを
行ない、前記AlまたはAl合金膜を除去する工程とを
有することを特徴とする。
【0010】また、前記第1の画素電極を構成するIT
O膜を形成し、かつパターニングする工程と同一の工程
により、前記AlまたはAl合金膜が除去されたTaま
たはTa合金膜の上に、ITO膜を形成し、かつパター
ニングすることを特徴とする。
O膜を形成し、かつパターニングする工程と同一の工程
により、前記AlまたはAl合金膜が除去されたTaま
たはTa合金膜の上に、ITO膜を形成し、かつパター
ニングすることを特徴とする。
【0011】このように本発明では、信号線はTaまた
はTa合金膜の上に電気抵抗の低いAlまたはAl合金
膜を形成した積層膜で構成し、端子部は大気中でも安定
なTaまたはTa合金膜としている点と、信号線の表面
を選択的に陽極酸化して陽極酸化膜を形成し、この陽極
酸化膜をマスクにして上層のAlまたはAl合金膜をド
ライエッチングにより除去し、端子部をTaまたはTa
合金膜のみとする点に特徴がある。なお、このドライエ
ッチングではBCl3とCl2とN2とを含む混合ガスを
用いる。通常の液晶表示装置の製造工程では、薄膜のパ
ターニングにはウェットエッチングを用いるのが一般的
であるが、多層膜のパターニングには適していない。以
下、これを図4を用いて説明する。
はTa合金膜の上に電気抵抗の低いAlまたはAl合金
膜を形成した積層膜で構成し、端子部は大気中でも安定
なTaまたはTa合金膜としている点と、信号線の表面
を選択的に陽極酸化して陽極酸化膜を形成し、この陽極
酸化膜をマスクにして上層のAlまたはAl合金膜をド
ライエッチングにより除去し、端子部をTaまたはTa
合金膜のみとする点に特徴がある。なお、このドライエ
ッチングではBCl3とCl2とN2とを含む混合ガスを
用いる。通常の液晶表示装置の製造工程では、薄膜のパ
ターニングにはウェットエッチングを用いるのが一般的
であるが、多層膜のパターニングには適していない。以
下、これを図4を用いて説明する。
【0012】図4(a)〜(c)は、ウェットエッチン
グを用いて多層膜のパターニングを行なう工程断面図で
ある。まず、透明ガラス基板1の上にTa合金膜2、A
l合金膜3を連続的に形成する。次いで、この2層膜上
にホトレジスト膜4を塗布形成した後、通常のホトリソ
グラフィー工程を用いてホトレジスト膜4を所定の形状
にパターニングする(図4(a))。
グを用いて多層膜のパターニングを行なう工程断面図で
ある。まず、透明ガラス基板1の上にTa合金膜2、A
l合金膜3を連続的に形成する。次いで、この2層膜上
にホトレジスト膜4を塗布形成した後、通常のホトリソ
グラフィー工程を用いてホトレジスト膜4を所定の形状
にパターニングする(図4(a))。
【0013】次に、このホトレジスト膜4をマスクとし
て、まず、Al合金膜3をリン酸−硝酸系のエッチング
液を用いたウェットエッチングによりパターニングする
(図4(b))。次いで、同様にTa合金膜2をフッ酸
系のエッチング液を用いたウェットエッチングによりパ
ターニングする。ウェットエッチングでは膜が等方的に
エッチングされるため、図4(b)に示すように、パタ
ーニングされたAl合金膜3の端部はホトレジスト膜4
の端部より中に入る。パターニングされたTa合金膜2
の端部はAl合金膜3の端部よりさらに中に入る。
て、まず、Al合金膜3をリン酸−硝酸系のエッチング
液を用いたウェットエッチングによりパターニングする
(図4(b))。次いで、同様にTa合金膜2をフッ酸
系のエッチング液を用いたウェットエッチングによりパ
ターニングする。ウェットエッチングでは膜が等方的に
エッチングされるため、図4(b)に示すように、パタ
ーニングされたAl合金膜3の端部はホトレジスト膜4
の端部より中に入る。パターニングされたTa合金膜2
の端部はAl合金膜3の端部よりさらに中に入る。
【0014】次に、ホトレジスト膜4を除去すると、A
l合金膜3がひさし状になった断面形状になる(図4
(c))。
l合金膜3がひさし状になった断面形状になる(図4
(c))。
【0015】このようにウェットエッチングを用いた多
層膜のパターニング法では、結果的にパターニングは可
能であるが、その断面形状は図4(c)に示すように、
Al合金膜3がひさし状に形成されてしまう。このよう
な断面形状の多層膜は剥がれ易い、ひさしの下に異物が
溜り易いという問題がある。また、透明ガラス基板1は
フッ酸系のエッチング液によりエッチングされるため、
透明ガラス基板1が白濁する問題もある。このように、
AlまたはAl合金膜およびTaまたはTa合金膜共
に、本発明によるBCl3とCl2との混合ガスを用いる
ドライエッチングにより、垂直に近い形状にエッチング
することができるため、ウェットエッチングにおけるよ
うな問題が生じない。
層膜のパターニング法では、結果的にパターニングは可
能であるが、その断面形状は図4(c)に示すように、
Al合金膜3がひさし状に形成されてしまう。このよう
な断面形状の多層膜は剥がれ易い、ひさしの下に異物が
溜り易いという問題がある。また、透明ガラス基板1は
フッ酸系のエッチング液によりエッチングされるため、
透明ガラス基板1が白濁する問題もある。このように、
AlまたはAl合金膜およびTaまたはTa合金膜共
に、本発明によるBCl3とCl2との混合ガスを用いる
ドライエッチングにより、垂直に近い形状にエッチング
することができるため、ウェットエッチングにおけるよ
うな問題が生じない。
【0016】図5は、本発明による端子部の上層を除去
する工程を示す断面図である。まず、透明ガラス基板1
の上にTa合金膜2、Al合金膜3の2層膜を形成した
後、通常のホトリソグラフィー工程およびBCl3とC
l2との混合ガスを用いたドライエッチング工程により
2層膜2、3をパターニングする(図5(a))。
する工程を示す断面図である。まず、透明ガラス基板1
の上にTa合金膜2、Al合金膜3の2層膜を形成した
後、通常のホトリソグラフィー工程およびBCl3とC
l2との混合ガスを用いたドライエッチング工程により
2層膜2、3をパターニングする(図5(a))。
【0017】次に、2層膜の一部(端子部)を除く表面
に、陽極酸化により陽極酸化膜(Ta2O5膜とAl2O3
膜)5を形成する(図5(b))。
に、陽極酸化により陽極酸化膜(Ta2O5膜とAl2O3
膜)5を形成する(図5(b))。
【0018】次に、この陽極酸化膜5をマスクとして、
露出された(端子部の)上層のAl合金膜3をドライエ
ッチングにより除去して端子部を下層のTa合金膜2の
みにする(図5(c))。このドライエッチングのエッ
チングガスとして、BCl3とCl2との混合ガスを用い
た場合は、Al合金膜3とTa合金膜2とのエッチング
選択比が2しかなく、端子部のTa合金膜が消失してし
まう危険性が高く、実用することができない。本発明者
らが研究・検討した結果、図3に示すように、BCl3
とCl2とN2との混合ガスを用いてドライエッチングす
れば、AlまたはAl合金膜とTaまたはTa合金膜と
のエッチング選択比が4以上になることがわかった。図
3は、BCl3とCl2との混合ガスへのN2ガスの添加
流量(sccm)と、Al合金膜とTa膜とのエッチン
グ選択比および相対エッチング速度との関係を示す図で
ある。エッチング選択比が4以上あれば、実用可能であ
る。このようにエッチング選択比が増加するのは、Ta
またはTa合金膜の表面がTaNxに変質し、Taまた
はTa合金膜がエッチングされにくくなるためと推定さ
れる。ただし、図3に示されるように、N2ガスの添加
流量を増やし過ぎると、エッチング速度が遅くなるので
望ましくない。
露出された(端子部の)上層のAl合金膜3をドライエ
ッチングにより除去して端子部を下層のTa合金膜2の
みにする(図5(c))。このドライエッチングのエッ
チングガスとして、BCl3とCl2との混合ガスを用い
た場合は、Al合金膜3とTa合金膜2とのエッチング
選択比が2しかなく、端子部のTa合金膜が消失してし
まう危険性が高く、実用することができない。本発明者
らが研究・検討した結果、図3に示すように、BCl3
とCl2とN2との混合ガスを用いてドライエッチングす
れば、AlまたはAl合金膜とTaまたはTa合金膜と
のエッチング選択比が4以上になることがわかった。図
3は、BCl3とCl2との混合ガスへのN2ガスの添加
流量(sccm)と、Al合金膜とTa膜とのエッチン
グ選択比および相対エッチング速度との関係を示す図で
ある。エッチング選択比が4以上あれば、実用可能であ
る。このようにエッチング選択比が増加するのは、Ta
またはTa合金膜の表面がTaNxに変質し、Taまた
はTa合金膜がエッチングされにくくなるためと推定さ
れる。ただし、図3に示されるように、N2ガスの添加
流量を増やし過ぎると、エッチング速度が遅くなるので
望ましくない。
【0019】
【作用】本発明の液晶表示装置では、信号線と端子部と
を一つのホトマスクを用いて形成することができるの
で、製造コストを安くすることができる。また、信号線
にAlまたはAl合金膜が含まれているため、信号線の
電気抵抗を低くすることができ、大画面、高精細用に好
適な液晶表示装置を実現することができる。さらに、信
号線のパターニングにドライエッチングを用いるため、
断面形状の良好な配線が得られ、信頼性の高い液晶表示
装置を提供することができる。
を一つのホトマスクを用いて形成することができるの
で、製造コストを安くすることができる。また、信号線
にAlまたはAl合金膜が含まれているため、信号線の
電気抵抗を低くすることができ、大画面、高精細用に好
適な液晶表示装置を実現することができる。さらに、信
号線のパターニングにドライエッチングを用いるため、
断面形状の良好な配線が得られ、信頼性の高い液晶表示
装置を提供することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例の液晶表示装置およ
びその製造方法を図を用いて説明する。
びその製造方法を図を用いて説明する。
【0021】図1(a)〜(g)は、本発明の液晶表示
装置の液晶表示パネルを構成する透明ガラス基板の製造
工程断面図である。
装置の液晶表示パネルを構成する透明ガラス基板の製造
工程断面図である。
【0022】まず、透明ガラス基板1の面上に、スパッ
タ蒸着法によりTa膜2を膜厚約100nm、Al−T
a合金膜3を膜厚約250nm連続的に形成する。次い
で、この上に、通常のホトリソグラフィー工程により所
定の形状のホトレジスト膜4を形成する(図1
(a))。
タ蒸着法によりTa膜2を膜厚約100nm、Al−T
a合金膜3を膜厚約250nm連続的に形成する。次い
で、この上に、通常のホトリソグラフィー工程により所
定の形状のホトレジスト膜4を形成する(図1
(a))。
【0023】次に、このホトレジスト膜4をマスクとし
て、BCl3(200cc)とCl2(250cc)との
混合ガスを用いたドライエッチングにより、Al−Ta
合金膜2とTa膜との2層膜のパターニングを行ない、
ゲート端子部、ゲート電極を含む走査信号線、付加容量
部、ドレイン端子部のパターンを形成する(図1(b)
・第1回目のホト工程)。
て、BCl3(200cc)とCl2(250cc)との
混合ガスを用いたドライエッチングにより、Al−Ta
合金膜2とTa膜との2層膜のパターニングを行ない、
ゲート端子部、ゲート電極を含む走査信号線、付加容量
部、ドレイン端子部のパターンを形成する(図1(b)
・第1回目のホト工程)。
【0024】次に、この2層膜の一部(ゲート端子部と
ドレイン端子部)を除く表面に、陽極酸化により膜厚約
200nmの陽極酸化膜(Ta2O5膜とAl2O3膜)5
を形成する(図1(c))。
ドレイン端子部)を除く表面に、陽極酸化により膜厚約
200nmの陽極酸化膜(Ta2O5膜とAl2O3膜)5
を形成する(図1(c))。
【0025】次に、この陽極酸化膜5をマスクとして、
BCl3(200cc)とCl2(50cc)とN2(4
0cc)との混合ガスを用いたドライエッチングによ
り、露出された一部(ゲート端子部とドレイン端子部)
の上層のAl−Ta合金膜3を除去して、ゲート端子部
とドレイン端子部を下層のTa合金膜2のみにする(図
1(d))。
BCl3(200cc)とCl2(50cc)とN2(4
0cc)との混合ガスを用いたドライエッチングによ
り、露出された一部(ゲート端子部とドレイン端子部)
の上層のAl−Ta合金膜3を除去して、ゲート端子部
とドレイン端子部を下層のTa合金膜2のみにする(図
1(d))。
【0026】次に、この上に、透明導電膜として、膜厚
約100nmのITO(Indium-Tin-Oxide)膜6を形成
し、ホトリソグラフィー工程とドライエッチング工程に
よりパターニングし、画素電極部とゲート端子部および
ドレイン端子部にITO膜を形成する(図1(e)・第
2回目のホト工程)。これにより、ゲート端子部および
ドレイン端子部は、Ta膜2とITO膜6との2層構造
となる。
約100nmのITO(Indium-Tin-Oxide)膜6を形成
し、ホトリソグラフィー工程とドライエッチング工程に
よりパターニングし、画素電極部とゲート端子部および
ドレイン端子部にITO膜を形成する(図1(e)・第
2回目のホト工程)。これにより、ゲート端子部および
ドレイン端子部は、Ta膜2とITO膜6との2層構造
となる。
【0027】次に、プラズマCVD法により、SiN
(窒化シリコン)から成る膜厚約200nmのゲート絶
縁膜7、膜厚約200nmのi型(真性、導電型決定不
純物がドープされていない)非晶質シリコン(Si)膜
8、オーミックコンタクト用のリン(P)をドープした
膜厚約30nmの高濃度n型Si膜9を連続して形成す
る。次いで、ホトリソグラフィー工程とドライエッチン
グ工程により、n型非晶質Si膜9とi型非晶質Si膜
8とをパターニングした後、ホトレジスト膜(図示せ
ず)を除去する(図1(f)・第3回目のホト工程)。
さらに、ホトリソグラフィー工程とドライエッチング工
程により、ゲート絶縁膜7をパターニングした後、ホト
レジスト膜(図示せず)を除去する(第4回目のホト工
程)。
(窒化シリコン)から成る膜厚約200nmのゲート絶
縁膜7、膜厚約200nmのi型(真性、導電型決定不
純物がドープされていない)非晶質シリコン(Si)膜
8、オーミックコンタクト用のリン(P)をドープした
膜厚約30nmの高濃度n型Si膜9を連続して形成す
る。次いで、ホトリソグラフィー工程とドライエッチン
グ工程により、n型非晶質Si膜9とi型非晶質Si膜
8とをパターニングした後、ホトレジスト膜(図示せ
ず)を除去する(図1(f)・第3回目のホト工程)。
さらに、ホトリソグラフィー工程とドライエッチング工
程により、ゲート絶縁膜7をパターニングした後、ホト
レジスト膜(図示せず)を除去する(第4回目のホト工
程)。
【0028】次に、スパッタ蒸着法により、膜厚約60
nmのCr膜と膜厚450nmのAl−Si合金膜を形
成した後、パターニングし、映像信号線およびソース・
ドレイン電極10を形成する(図1(g)・第5回目の
ホト工程)。なお、このとき、n型非晶質Si膜9も同
時にエッチング除去する。最後に、プラズマCVD法に
より、SiNから成る保護膜11を形成した後、パター
ニングし(第6回目のホト工程)、薄膜トランジスタが
形成された透明ガラス基板(TFT基板と称される)が
完成する。
nmのCr膜と膜厚450nmのAl−Si合金膜を形
成した後、パターニングし、映像信号線およびソース・
ドレイン電極10を形成する(図1(g)・第5回目の
ホト工程)。なお、このとき、n型非晶質Si膜9も同
時にエッチング除去する。最後に、プラズマCVD法に
より、SiNから成る保護膜11を形成した後、パター
ニングし(第6回目のホト工程)、薄膜トランジスタが
形成された透明ガラス基板(TFT基板と称される)が
完成する。
【0029】本実施例では、走査信号線とゲート端子部
とを一つのホトマスクを用いて形成することができるの
で、製造コストを約15%安くすることができた。ま
た、走査信号線にAl−Ta合金膜3が含まれているた
め、走査信号線の電気抵抗を低くすることができ、大画
面、高精細用に好適な液晶表示装置を実現することがで
きる。さらに、走査信号線のパターニングにドライエッ
チングを用いるため、断面形状の良好な配線が得られ、
信頼性の高い液晶表示装置を提供することができる。
とを一つのホトマスクを用いて形成することができるの
で、製造コストを約15%安くすることができた。ま
た、走査信号線にAl−Ta合金膜3が含まれているた
め、走査信号線の電気抵抗を低くすることができ、大画
面、高精細用に好適な液晶表示装置を実現することがで
きる。さらに、走査信号線のパターニングにドライエッ
チングを用いるため、断面形状の良好な配線が得られ、
信頼性の高い液晶表示装置を提供することができる。
【0030】なお、上記実施例では、走査信号線の上層
として、Al−Ta合金膜3を用いたが、その代わり
に、Al−Si、Al−Pd、Al−Ti、Al−Ti
−Ta等の合金やAl合金膜やAl膜を用いてもよい。
また、上記実施例では、本発明を走査信号線に適用した
例を示したが、映像信号線に適用することも可能であ
る。その他、本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能
であることは勿論である。
として、Al−Ta合金膜3を用いたが、その代わり
に、Al−Si、Al−Pd、Al−Ti、Al−Ti
−Ta等の合金やAl合金膜やAl膜を用いてもよい。
また、上記実施例では、本発明を走査信号線に適用した
例を示したが、映像信号線に適用することも可能であ
る。その他、本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能
であることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、信号
線と端子部とを一つのホトマスクを用いて形成すること
ができるので、製造コストを安くすることができ、大画
面、高精細に適し、高信頼性の端子部を有する液晶表示
装置を低コストで製造することができる。
線と端子部とを一つのホトマスクを用いて形成すること
ができるので、製造コストを安くすることができ、大画
面、高精細に適し、高信頼性の端子部を有する液晶表示
装置を低コストで製造することができる。
【図1】本発明の液晶表示装置の液晶表示パネルを構成
する透明ガラス基板の製造工程断面図である。
する透明ガラス基板の製造工程断面図である。
【図2】本発明の液晶表示装置の液晶表示パネルを構成
する透明ガラス基板の部分平面図である。
する透明ガラス基板の部分平面図である。
【図3】BCl3とCl2との混合ガスへのN2ガスの添
加流量と、Al合金膜とTa膜とのエッチング選択比お
よび相対エッチング速度との関係を示す図である。
加流量と、Al合金膜とTa膜とのエッチング選択比お
よび相対エッチング速度との関係を示す図である。
【図4】ウェットエッチングを用いて多層膜のパターニ
ングを行なう工程断面図である。
ングを行なう工程断面図である。
【図5】本発明による端子部の上層を除去する工程を示
す断面図である。
す断面図である。
1…透明ガラス基板、2…Ta膜、3…Al−Ta合金
膜、4…ホトレジスト膜、5…陽極酸化膜(Ta2O5膜
とAl2O3膜)、6…ITO膜、7…ゲート絶縁膜、8
…i型非晶質シリコン膜、9…高濃度n型Si膜、10
…映像信号線・ソース・ドレイン電極、11…保護膜。
膜、4…ホトレジスト膜、5…陽極酸化膜(Ta2O5膜
とAl2O3膜)、6…ITO膜、7…ゲート絶縁膜、8
…i型非晶質シリコン膜、9…高濃度n型Si膜、10
…映像信号線・ソース・ドレイン電極、11…保護膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿武 恒一 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】第1の基板と第2の基板とを所定の間隙を
隔てて重ね合わせ、前記両基板間に液晶を封止し、前記
第1の基板面上には、水平方向に延在し、かつ垂直方向
に複数本配置された走査信号線と、垂直方向に延在し、
かつ水平方向に複数本配置された映像信号線と、隣接す
る2本の前記走査信号線と隣接する2本の前記映像信号
線との交差領域内にそれぞれ配置されたスイッチング素
子と第1の画素電極とを設け、前記第2の基板面上には
前記第1の画素電極に対向して第2の画素電極を設けた
アクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置において、
前記信号線の少なくとも一方がTaまたはTa合金膜と
その上に形成されたAlまたはAl合金膜を含んで成
り、前記信号線の端子部は前記AlまたはAl合金膜が
除去された前記TaまたはTa合金膜を含んで成ること
を特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】前記AlまたはAl合金膜の表面が陽極酸
化膜で被覆されていることを特徴とする請求項1記載の
液晶表示装置。 - 【請求項3】前記端子部の前記TaまたはTa合金膜の
上にITO膜が形成されていることを特徴とする請求項
1記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】第1の基板と第2の基板とを所定の間隙を
隔てて重ね合わせ、前記両基板間に液晶を封止し、前記
第1の基板面上には、水平方向に延在し、かつ垂直方向
に複数本配置された走査信号線と、垂直方向に延在し、
かつ水平方向に複数本配置された映像信号線と、隣接す
る2本の前記走査信号線と隣接する2本の前記映像信号
線との交差領域内にそれぞれ配置されたスイッチング素
子と第1の画素電極とを設け、前記第2の基板面上には
前記第1の画素電極に対向して第2の画素電極を設けた
アクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置の製造方法
において、前記第1の基板面上に、TaまたはTa合金
膜とAlまたはAl合金膜とを含んで成る積層膜を形成
する工程と、前記積層膜をBCl3とCl2とを含む混合
ガスを用いたドライエッチングによりパターニングする
工程と、前記積層膜の表面に選択的に陽極酸化膜を形成
する工程と、前記陽極酸化膜をマスクとして、BCl3
とCl2とN2とを含む混合ガスを用いたドライエッチン
グを行ない、前記AlまたはAl合金膜を除去する工程
とを有することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項5】前記第1の画素電極を構成するITO膜を
形成し、かつパターニングする工程と同一の工程によ
り、前記AlまたはAl合金膜が除去されたTaまたは
Ta合金膜の上に、ITO膜を形成し、かつパターニン
グすることを特徴とする請求項4記載の液晶表示装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27980293A JPH07134314A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27980293A JPH07134314A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07134314A true JPH07134314A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17616124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27980293A Pending JPH07134314A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07134314A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004531086A (ja) * | 2001-06-21 | 2004-10-07 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | 薄膜トランジスタ基板及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP27980293A patent/JPH07134314A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004531086A (ja) * | 2001-06-21 | 2004-10-07 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | 薄膜トランジスタ基板及びその製造方法 |
US7312470B2 (en) | 2001-06-21 | 2007-12-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Thin film transistor array panel and method for fabricating the same |
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