JPH0713425Y2 - スピンドルモータ - Google Patents
スピンドルモータInfo
- Publication number
- JPH0713425Y2 JPH0713425Y2 JP1988091670U JP9167088U JPH0713425Y2 JP H0713425 Y2 JPH0713425 Y2 JP H0713425Y2 JP 1988091670 U JP1988091670 U JP 1988091670U JP 9167088 U JP9167088 U JP 9167088U JP H0713425 Y2 JPH0713425 Y2 JP H0713425Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- annular magnet
- magnetic
- flat plate
- magnet
- pivot shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/762—Sealings of ball or roller bearings by means of a fluid
- F16C33/763—Sealings of ball or roller bearings by means of a fluid retained in the sealing gap
- F16C33/765—Sealings of ball or roller bearings by means of a fluid retained in the sealing gap by a magnetic field
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/40—Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid
- F16J15/43—Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid kept in sealing position by magnetic force
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はスピンドルモータに関する。
従来からスピンドルモータに於いて、回転抵抗が小さく
密封性のある磁性流体シール装置が用いられている。
密封性のある磁性流体シール装置が用いられている。
磁気ディスク用のスピンドルモータ等にあっては、上記
磁性流体シール装置の磁石から僅かに洩れる磁束が、磁
気ディスクの読取り・書込み等に該動作等の悪影響を与
える。
磁性流体シール装置の磁石から僅かに洩れる磁束が、磁
気ディスクの読取り・書込み等に該動作等の悪影響を与
える。
また、コンピュータやOA機器等へスピンドルモータを組
込む作業時に、作業者の指や包装シール等が、一般に最
外面に設けられた磁性流体シール装置に、接触して、磁
性流体が飛散するという事故の発生の虞もあった。
込む作業時に、作業者の指や包装シール等が、一般に最
外面に設けられた磁性流体シール装置に、接触して、磁
性流体が飛散するという事故の発生の虞もあった。
さらに、上記磁束洩れによって、磁性流体シール装置の
磁性流体がモータ外部へ流出する問題があった。
磁性流体がモータ外部へ流出する問題があった。
本考案の目的は、上記磁束洩れを防ぎ、かつ、磁性流体
の流出を防止すること、及び、組立時に作業者の指や包
装シート等が磁性流体に触れて飛散することを防止する
こと、にある。
の流出を防止すること、及び、組立時に作業者の指や包
装シート等が磁性流体に触れて飛散することを防止する
こと、にある。
本考案は、磁性材よりなる枢支軸と、該枢支軸の外周に
間隙部を介して同軸的に配設されると共に軸方向に着磁
された平板環状磁石と、上記枢支軸の外周面と該平板環
状磁石の内周面との間の間隙部に充填された磁性流体
と、から磁性流体シール装置を構成し、上記平板環状磁
石の軸方向外端面側に、軸方向に着磁された磁束洩れ防
止環状マグネット板を、該マグネット板と該平板環状磁
石の同極同士が互いに向かい合うようして、設け、上記
マグネット板の磁力を、上記平板環状磁石の軸方向外端
面を通して逃げようとする該平板環状磁石の磁力よりも
小さく設定した。
間隙部を介して同軸的に配設されると共に軸方向に着磁
された平板環状磁石と、上記枢支軸の外周面と該平板環
状磁石の内周面との間の間隙部に充填された磁性流体
と、から磁性流体シール装置を構成し、上記平板環状磁
石の軸方向外端面側に、軸方向に着磁された磁束洩れ防
止環状マグネット板を、該マグネット板と該平板環状磁
石の同極同士が互いに向かい合うようして、設け、上記
マグネット板の磁力を、上記平板環状磁石の軸方向外端
面を通して逃げようとする該平板環状磁石の磁力よりも
小さく設定した。
さらに、磁束洩れ防止環状マグネット板と、平板環状磁
石の軸方向外端面との間に、内径方向開口状の小ポケッ
ト部を形成した構成である。
石の軸方向外端面との間に、内径方向開口状の小ポケッ
ト部を形成した構成である。
また、磁性材よりなる枢支軸と、該枢支軸の外周に間隙
部を介して同軸的に配設されると共に軸方向に着磁され
た平板環状磁石と、該平板環状磁石の軸方向外端面に重
合する外ポールピースと、上記枢支軸の外周面と該外ポ
ールピースの内周面との間の間隙部に充填された磁性流
体と、から磁性流体シール装置を構成し、上記外ポール
ピースの軸方向外面部側に、軸方向に着磁された磁束洩
れ防止環状マグネット板を、該マグネット板と上記平板
環状磁石の同極同士が互いに向かい合うようにして、設
け、上記マグネット板の磁力を、上記外ポールピースの
軸方向外面部を通して逃げようとする上記平板環状磁石
の磁力よりも小さく設定した。
部を介して同軸的に配設されると共に軸方向に着磁され
た平板環状磁石と、該平板環状磁石の軸方向外端面に重
合する外ポールピースと、上記枢支軸の外周面と該外ポ
ールピースの内周面との間の間隙部に充填された磁性流
体と、から磁性流体シール装置を構成し、上記外ポール
ピースの軸方向外面部側に、軸方向に着磁された磁束洩
れ防止環状マグネット板を、該マグネット板と上記平板
環状磁石の同極同士が互いに向かい合うようにして、設
け、上記マグネット板の磁力を、上記外ポールピースの
軸方向外面部を通して逃げようとする上記平板環状磁石
の磁力よりも小さく設定した。
さらに、磁束洩れ防止環状マグネット板と、外ポールピ
ースの軸方向外面部との間に、内径方向開口状の小ポケ
ット部を形成した構成である。
ースの軸方向外面部との間に、内径方向開口状の小ポケ
ット部を形成した構成である。
磁束洩れ防止環状マグネット板と平板環状磁石を、同極
同士を互いに向かい合うようにして設け、マグネット板
の磁力を、平板環状磁石の軸方向外端面(又は外ポール
ピースの軸方向外面部)を通して逃げようとする平板環
状磁石の磁力によりも小さく設定したから、磁性流体シ
ール装置の磁束が軸方向外方へ広がることが抑制され
る。これにより、磁性流体シール装置の磁束の外部漏
洩、及び磁性流路の外部流出を防止できる。
同士を互いに向かい合うようにして設け、マグネット板
の磁力を、平板環状磁石の軸方向外端面(又は外ポール
ピースの軸方向外面部)を通して逃げようとする平板環
状磁石の磁力によりも小さく設定したから、磁性流体シ
ール装置の磁束が軸方向外方へ広がることが抑制され
る。これにより、磁性流体シール装置の磁束の外部漏
洩、及び磁性流路の外部流出を防止できる。
かつ、磁束洩れ防止環状マグネット板を外端面に付設す
ることによって、作業者の手やその他の物が不意に磁性
流体に接触するのを防止する保護カバーの役目もなす。
ることによって、作業者の手やその他の物が不意に磁性
流体に接触するのを防止する保護カバーの役目もなす。
また、内径方向開口状の小ポケット部を設けた場合、モ
ータ回転時の遠心力や気圧差にて磁性流体が万一、外方
へしみ出した場合に、この小ポケット部に入って、受止
められ、それ以上の飛散を防止する。
ータ回転時の遠心力や気圧差にて磁性流体が万一、外方
へしみ出した場合に、この小ポケット部に入って、受止
められ、それ以上の飛散を防止する。
本考案の実施例を図面を参酌して詳説する。第1図に於
いて、スピンドルモータ1として、磁気ディスク2…を
取付けるハブ3が固定枢支軸の廻りに回転して、かつ、
内部にステータ5を内有するインハブ型ブラシレスモー
タの場合を例示する。枢支軸4はフランジ型ブラケット
6に立設され、該枢支軸4に一対の軸受7,7を介してハ
ブ3が回転自在に枢支されている。
いて、スピンドルモータ1として、磁気ディスク2…を
取付けるハブ3が固定枢支軸の廻りに回転して、かつ、
内部にステータ5を内有するインハブ型ブラシレスモー
タの場合を例示する。枢支軸4はフランジ型ブラケット
6に立設され、該枢支軸4に一対の軸受7,7を介してハ
ブ3が回転自在に枢支されている。
8はロータマグネットであり、小さな円周方向の間隙を
もって、ステータ5の外周側に配設されている。このロ
ータマグネット8は磁気シールド用ロータ部材9の内部
に固着され、さらにその外側にアルミ等から成るハブ本
体3aが外嵌状に固着されている。
もって、ステータ5の外周側に配設されている。このロ
ータマグネット8は磁気シールド用ロータ部材9の内部
に固着され、さらにその外側にアルミ等から成るハブ本
体3aが外嵌状に固着されている。
しかして、10,10は磁性流体シール装置であり、(モー
タ内部から見て)軸受7,7の外側に於いて、設けられ
る。具体的には、第1図及び第2図に示すように、磁性
流体シール装置10は、磁性材よりなる枢支軸4と、該枢
支軸4の外周に間隙部Cを介して同軸的に配設されると
共に軸方向に着磁された平板環状磁石13と、該平板環状
磁石13の軸方向内外端面に重合する磁性材の内外ポール
ピース14,15と、上記枢支軸4の外周面と該外ポールピ
ース15の内周面との間の間隙部Cに充填された磁性流体
16と、から構成される。この平板環状磁石13及び内外ポ
ールピース14,15は、スペーサ部材11,12を介してロータ
部材9に固着される。勿論、この磁性流体16は、平板環
状磁石13の磁力によって、上記間隙部Cに保持され、密
封作用をなすものである。(なお、両ポールピース14,1
5に磁性流体16,16を保持させるも自由である。) ここまで述べた構造は従来公知のものである。しかし、
本考案のスピンドルモータ1にあっては、さらに、外ポ
ールピース15の軸方向外面部15a側に、軸方向に着磁さ
れた磁束洩れ防止環状マグネット板17を、マグネット板
17と平板環状磁石13の同極同士が互いに向かい合うよう
にして、設ける。さらに具体的には、(第2図では)磁
石13のN極が外側にあるから、マグネット板17は、N極
が内側にあるように配置する。かつ、このマグネット板
17は、外ポールピース15の外径寸法と略同又は少し小さ
く設定し、内径寸法が僅かに大きく設定した平板環状体
であり、外ポールピース15の外面部15aに重合させ、接
着等にて固着している。例えば接着剤等にて、両者を相
互に固着すれば良い。このように、外ポールピース15の
外面部15aは内周端縁部以外を全てマグネット板17によ
って、被覆され、このマグネット板17の磁力を、これが
無い場合に外面部15aを通して逃げる磁力よりも、適度
に小さ目に設定しておくと、漏洩磁束を減少出来ること
となる。
タ内部から見て)軸受7,7の外側に於いて、設けられ
る。具体的には、第1図及び第2図に示すように、磁性
流体シール装置10は、磁性材よりなる枢支軸4と、該枢
支軸4の外周に間隙部Cを介して同軸的に配設されると
共に軸方向に着磁された平板環状磁石13と、該平板環状
磁石13の軸方向内外端面に重合する磁性材の内外ポール
ピース14,15と、上記枢支軸4の外周面と該外ポールピ
ース15の内周面との間の間隙部Cに充填された磁性流体
16と、から構成される。この平板環状磁石13及び内外ポ
ールピース14,15は、スペーサ部材11,12を介してロータ
部材9に固着される。勿論、この磁性流体16は、平板環
状磁石13の磁力によって、上記間隙部Cに保持され、密
封作用をなすものである。(なお、両ポールピース14,1
5に磁性流体16,16を保持させるも自由である。) ここまで述べた構造は従来公知のものである。しかし、
本考案のスピンドルモータ1にあっては、さらに、外ポ
ールピース15の軸方向外面部15a側に、軸方向に着磁さ
れた磁束洩れ防止環状マグネット板17を、マグネット板
17と平板環状磁石13の同極同士が互いに向かい合うよう
にして、設ける。さらに具体的には、(第2図では)磁
石13のN極が外側にあるから、マグネット板17は、N極
が内側にあるように配置する。かつ、このマグネット板
17は、外ポールピース15の外径寸法と略同又は少し小さ
く設定し、内径寸法が僅かに大きく設定した平板環状体
であり、外ポールピース15の外面部15aに重合させ、接
着等にて固着している。例えば接着剤等にて、両者を相
互に固着すれば良い。このように、外ポールピース15の
外面部15aは内周端縁部以外を全てマグネット板17によ
って、被覆され、このマグネット板17の磁力を、これが
無い場合に外面部15aを通して逃げる磁力よりも、適度
に小さ目に設定しておくと、漏洩磁束を減少出来ること
となる。
第2図に於いて、仮想線で示す如く、人に指が仮に磁性
流体16に接近したとしても、このマグネット板17が存在
することによって、(磁性流体16がこのマグネット板16
の厚さ分だけは内部側に位置することとなって)接触す
ることが無い。従って、磁性流体16の飛散が防止され
る。
流体16に接近したとしても、このマグネット板17が存在
することによって、(磁性流体16がこのマグネット板16
の厚さ分だけは内部側に位置することとなって)接触す
ることが無い。従って、磁性流体16の飛散が防止され
る。
次に、第3図に示す他の実施例のように、マグネット板
17の内外径の中間にて小Z字状に折曲げて、外径側を外
ポールピース15に接触固着するが、内径側を微小間隙だ
け分離させ、内径方向開口状の小ポケット部18を形成す
るも、望ましい。
17の内外径の中間にて小Z字状に折曲げて、外径側を外
ポールピース15に接触固着するが、内径側を微小間隙だ
け分離させ、内径方向開口状の小ポケット部18を形成す
るも、望ましい。
万一、磁性流体16が外方へにじみ出そうした場合に、こ
の小ポケット部18にて受止められ、これ以上の飛散が防
止出来る。かつ、図面に仮想線にて示すように、スピン
ドルモータの包装シート19等の他の物体が、一層、磁性
流体16に触れにくくなって、好ましい。
の小ポケット部18にて受止められ、これ以上の飛散が防
止出来る。かつ、図面に仮想線にて示すように、スピン
ドルモータの包装シート19等の他の物体が、一層、磁性
流体16に触れにくくなって、好ましい。
また、第4図に示すように、マグネット板17の内外径の
中間の折曲部を角張った形状に折曲げて、角型偏平の小
ポケット部18を形成しても好ましい。かつ、外周端縁に
も折曲部20を形成して、第1図のスペーサ部材11,12や
ロータ部材9等の孔部への嵌合固定を確実としても良
い。
中間の折曲部を角張った形状に折曲げて、角型偏平の小
ポケット部18を形成しても好ましい。かつ、外周端縁に
も折曲部20を形成して、第1図のスペーサ部材11,12や
ロータ部材9等の孔部への嵌合固定を確実としても良
い。
なお、第2図〜第4図に於いて、内ポールピース14は所
望により省略するも自由であり、また、外ポールピース
15もさらに省略して、磁石13の内周端縁部と枢支軸4と
の間隙部Cに、直接的に磁性流体16を保持しても良い。
(図示省略したが)この場合には、マグネット板17は直
接的に磁石13の外面に接触する。
望により省略するも自由であり、また、外ポールピース
15もさらに省略して、磁石13の内周端縁部と枢支軸4と
の間隙部Cに、直接的に磁性流体16を保持しても良い。
(図示省略したが)この場合には、マグネット板17は直
接的に磁石13の外面に接触する。
次に、第5図に示す他の実施例のように、マグネット板
17の全体を、直接には、磁性流体シール装置10の外端面
21に接触させないで、微小間隙を形成して、ロータ部材
9等の内周開口端面に嵌合固着して、小ポケット部18を
内方開口状に形成しても良い。図例では、内外ポールピ
ース14,15にて磁石13をサンドウィッチ状に挟着した構
造の磁性流体シール装置10を例示したが、既述のような
簡略化した構造とするも勿論自由である。
17の全体を、直接には、磁性流体シール装置10の外端面
21に接触させないで、微小間隙を形成して、ロータ部材
9等の内周開口端面に嵌合固着して、小ポケット部18を
内方開口状に形成しても良い。図例では、内外ポールピ
ース14,15にて磁石13をサンドウィッチ状に挟着した構
造の磁性流体シール装置10を例示したが、既述のような
簡略化した構造とするも勿論自由である。
本考案は上述の構成により次のような著大な効果を奏す
る。
る。
磁束洩れ防止環状マグネット板17と平板環状磁石13
を、同極同士が互いに向かい合うようにして設けている
ので、マグネット板17の磁束によって、磁性流体シール
装置10の磁束が軸方向外方へ広がることが抑制され、磁
石13と、枢支軸4との間に充填された磁性流体16(特に
枢支軸4側に位置する磁性流体16)が、軸方向外方へ流
出するのを確実に阻止できる。
を、同極同士が互いに向かい合うようにして設けている
ので、マグネット板17の磁束によって、磁性流体シール
装置10の磁束が軸方向外方へ広がることが抑制され、磁
石13と、枢支軸4との間に充填された磁性流体16(特に
枢支軸4側に位置する磁性流体16)が、軸方向外方へ流
出するのを確実に阻止できる。
磁性流体シール装置10の平板環状磁石13の磁束が外部
へ漏洩するのを減少乃至防止でき、かつ、マグネット板
17の磁力が、平板環状磁石13の軸方向外端面(又は外ポ
ールピース15の軸方向外面部15a)を通して逃げようと
する該平板環状磁石13の磁力よりも小さいので、磁束洩
れによる磁気ディスクの読取り・書込み等の誤動作等を
防ぐことができる。
へ漏洩するのを減少乃至防止でき、かつ、マグネット板
17の磁力が、平板環状磁石13の軸方向外端面(又は外ポ
ールピース15の軸方向外面部15a)を通して逃げようと
する該平板環状磁石13の磁力よりも小さいので、磁束洩
れによる磁気ディスクの読取り・書込み等の誤動作等を
防ぐことができる。
スピンドルモータの組立作業等に於て、作業者の指や
その他の物が磁性流体16に触れるのを磁性洩れ防止環状
マグネット板17にて防止して、磁性流体16の喪失や飛散
を確実に防ぐことができる。
その他の物が磁性流体16に触れるのを磁性洩れ防止環状
マグネット板17にて防止して、磁性流体16の喪失や飛散
を確実に防ぐことができる。
小ポケット部18を形成した場合、磁性流体16の万一の
飛散を受止めて、拡散を防ぎ得る。これによって、磁気
ディスク室等の汚染を有効に防止できる。
飛散を受止めて、拡散を防ぎ得る。これによって、磁気
ディスク室等の汚染を有効に防止できる。
第1図は本考案の一実施例を示す一部破断正面図、第2
図は要部拡大断面図、第3図〜第5図は夫々別の実施例
を示す拡大断面図である。 10…磁性流体シール装置、13…平板環状磁石、15…外ポ
ールピース、16…磁性流体、17…磁束洩れ防止環状マグ
ネット板、18…小ポケット部、21…外端部。
図は要部拡大断面図、第3図〜第5図は夫々別の実施例
を示す拡大断面図である。 10…磁性流体シール装置、13…平板環状磁石、15…外ポ
ールピース、16…磁性流体、17…磁束洩れ防止環状マグ
ネット板、18…小ポケット部、21…外端部。
Claims (4)
- 【請求項1】磁性材よりなる枢支軸4と、該枢支軸4の
外周に間隙部Cを介して同軸的に配設されると共に軸方
向に着磁された平板環状磁石13と、上記枢支軸4の外周
面と該平板環状磁石13の内周面との間の間隙部Cに充填
された磁性流体16と、から磁性流体シール装置10を構成
し、 上記平板環状磁石13の軸方向外端面側に、軸方向に着磁
された磁束洩れ防止環状マグネット板17を、該マグネッ
ト板17と該平板環状磁石13の同極同士が互いに向かい合
うようにして、設け、 上記マグネット板17の磁力を、上記平板環状磁石13の軸
方向外端面を通して逃げようとする該平板環状磁石13の
磁力よりも小さく設定したことを特徴とするスピンドル
モータ。 - 【請求項2】磁束洩れ防止環状マグネット板17と、平板
環状磁石13の軸方向外端面との間に、内径方向開口状の
小ポケット部18を形成した請求項1記載のスピンドルモ
ータ。 - 【請求項3】磁性材よりなる枢支軸4と、該枢支軸4の
外周に間隙部Cを介して同軸的に配設されると共に軸方
向に着磁された平板環状磁石13と、該平板環状磁石13の
軸方向外端面に重合する外ポールピース15と、上記枢支
軸4の外周面と該外ポールピース15の内周面との間の間
隙部Cに充填された磁性流体16と、から磁性流体シール
装置10を構成し、 上記外ポールピース15の軸方向外面部15a側に、軸方向
に着磁された磁束洩れ防止環状マグネット板17を、該マ
グネット板17と上記平板環状磁石13の同極同士が互いに
向かい合うようにして、設け、 上記マグネット板17の磁力を、上記外ポールピース15の
軸方向外面部15aを通して逃げようとする上記平板環状
磁石13の磁力よりも小さく設定したことを特徴とするス
ピンドルモータ。 - 【請求項4】磁束洩れ防止環状マグネット板17と、外ポ
ールピース15の軸方向外面部15aとの間に、内径方向開
口状の小ポケット部18を形成した請求項3記載のスピン
ドルモータ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988091670U JPH0713425Y2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | スピンドルモータ |
US07/284,736 US5009436A (en) | 1988-07-11 | 1988-12-15 | Magnetic fluid seal assembly |
DE3842477A DE3842477C2 (de) | 1988-07-11 | 1988-12-16 | Magnetische Fluiddichtungsanordnung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988091670U JPH0713425Y2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | スピンドルモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0214276U JPH0214276U (ja) | 1990-01-29 |
JPH0713425Y2 true JPH0713425Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=14032918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988091670U Expired - Lifetime JPH0713425Y2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | スピンドルモータ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5009436A (ja) |
JP (1) | JPH0713425Y2 (ja) |
DE (1) | DE3842477C2 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5155640A (en) * | 1990-05-03 | 1992-10-13 | Microscience International Corp. | Disk spindle motor cap |
US5134331A (en) * | 1990-05-31 | 1992-07-28 | Nippon Densan Corporation | Spindle motor |
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