JPH071329A - 研削盤 - Google Patents

研削盤

Info

Publication number
JPH071329A
JPH071329A JP5141683A JP14168393A JPH071329A JP H071329 A JPH071329 A JP H071329A JP 5141683 A JP5141683 A JP 5141683A JP 14168393 A JP14168393 A JP 14168393A JP H071329 A JPH071329 A JP H071329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
grindstone
indexing
grinding
grinding machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5141683A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Kojima
哲也 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Wasino Co Ltd
Original Assignee
Amada Wasino Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Wasino Co Ltd filed Critical Amada Wasino Co Ltd
Priority to JP5141683A priority Critical patent/JPH071329A/ja
Publication of JPH071329A publication Critical patent/JPH071329A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 段取り替えなしで複数の加工面を加工し、比
較的安価に、かつ高精度、高能率で加工できるようにし
た研削盤を提供することにある。 【構成】 回転自在な砥石7を有する砥石台3と、上下
動自在なテーブル9と、このテーブル9上に設けられワ
ークWを把持した旋回自在なワーク割出しプレート19
と、を備えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークに複数の加工
面を有し、各加工面を段取り替えなしで研削加工を行う
研削盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、研削盤としての例えば光学的倣い
研削盤などで、図5に示されているようなA面とB面を
有する例えば工具(バイト)などのワークに研削加工を
行う場合には、実公昭62−32765号公報、実開平
1−170550号公報、あるいは特開平1−2896
51号公報に示すような砥石を備えた砥石台を旋回せし
めて研削加工を行う手段が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ワークのA
面を加工した後、段取り替え後、B面を加工しているた
め、段取り替え時にはチャッキング誤差を生じやすく、
加工精度へ影響を与えている。また、光学的研削盤にお
いては、ワークを投影器のスクリーンに投影する必要が
あるため、A面加工後、B面の上端bを焦点位置に移動
しなければならないという問題があった。さらに、砥石
台を旋回させて行う場合には、砥石側は重量が重く、変
角摺動面構造が複雑であった。
【0004】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、段取り替えなしで複数の加工面を加工し、比較
的安価に、かつ高精度、高能率で加工できるようにした
研削盤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、回転自在な砥石を有する砥石台と、上
下動自在なテーブルと、このテーブル上に設けられワー
クを把持した旋回自在なワーク割出しプレートと、を備
えて研削盤を構成した。
【0006】前記研削盤において、前記ワーク割出しプ
レートに複数のワークを把持してなることが望ましいも
のである。
【0007】
【作用】この発明の研削盤を採用することにより、ワー
ク割出しプレートに適宜な間隔で複数の加工面を有する
複数のワークを把持せしめる。この複数のワークから選
択されたワークを加工位置に割出す際、テーブルを上下
動せしめると共に割出しプレートを割出して焦点位置す
なわち加工位置に複数の加工面の1つの加工面を位置決
めした後、砥石台に設けてある砥石を回転せしめて研削
加工が行われる。
【0008】次いで、他の加工面を上述の動作と同様に
して砥石台に設けてある砥石を回転せしめて研削加工が
行われる。したがって、ワークを段取り替えすることな
く複数の加工面に研削加工を行うことができるから高精
度の研削加工が行われる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0010】図1を参照するに、研削盤1は、X軸方向
(図1において紙面に対して直交した方向)およびY軸
方向(図1において左右方向)へ移動自在な砥石台3を
備えている。この砥石台3には上下方向へ移動自在な昇
降台5が設けられている。しかも、この昇降台5には回
転自在な砥石7が支承されている。前記砥石台3のX
軸,Y軸方向への移動機構,昇降台5の上下動機構並び
に砥石7の回転機構は、すでに公知であるから詳細な説
明を省略する。
【0011】前記砥石台3の図1において右側にはU軸
方向(図1において上下方向)へ移動自在なテーブル9
が設けられており、このテーブル9上には前記Y軸方向
と平行なV軸方向へ移動自在な、かつX軸方向と平行な
Z軸方向へ移動自在なスライダ11が設けられている。
このスライダ11の各方向への移動機構は例えばボール
ねじなどの駆動機構で行われるものである。
【0012】前記スライダ11上には支持ポール13が
立設されており、この支持ポール13には割出し用サー
ボモータ15が設けられている。この割出し用サーボモ
ータ15には割出し用エンコーダ17が備えられてい
る。割出し用サーボモータ15の出力軸には円盤状の割
出しプレート19が取付けられている。しかも、この割
出しプレート19の円周には適宜な間隔で例えば図5に
示したような複数の加工面を有したワークWがチャック
装置などで把持されている。
【0013】上記構成により、割出し用サーボモータ1
5を駆動せしめると、出力軸を介して割出しプレート1
9がC軸方向(旋回)へ回動されて、割出しプレート1
9の円周に設けられた複数のワークWから選択されたワ
ークWが割出しされることになる。しかも、この割出し
角度は割出し用エンコーダ17で検出されるものであ
る。
【0014】例えば、図2に示されているように、テー
ブル9の下部左側には長孔21を形成せしめた第1ブラ
ケット23が一体化されていると共に、テーブル9の下
部右側には第2ブラケット25が一体化されている。ま
た、テーブル9の下方には支持ベース27が設けられて
おり、この支持ベース27上の左側には長孔29を形成
せしめた第3ブラケット31が、支持ベース27上の右
側には第4ブラケット33がそれぞれ一体化されてい
る。
【0015】前記第1ブラケット23の長孔21と第4
ブラケット33とには第1リンク35の上,下部がそれ
ぞれピン37,39で連結されていると共に、前記第2
ブラケット25と第3ブラケット31の長孔29とには
第2リンク41の上,下部がそれぞれピン43,45で
連結されている。また、第1リンク35と第2リンク4
1のほぼ中央部はピン47で連結されている。
【0016】前記支持ベース27上の右端にはモータブ
ラケット49を介して上下動用サーボモータ51が取付
けられていると共に、上下動用サーボモータ51には上
下動用エンコーダ53が備えられている。上下動用サー
ボモータ51の出力軸には図2において左右方向へ延伸
したボールねじ55の一端が連結されていると共に、ボ
ールねじ55の他端は前記支持ベース27上の左端に設
けられた軸受57に回転自在に支承されている。前記ボ
ールねじ55に螺合されたナット部材59に前記ピン4
5が装着されている。
【0017】上記構成により、上下動用サーボモータ5
1を駆動せしめると、ボールねじ55が回転され、この
ボールねじ55の回転によりナット部材59を介してピ
ン45が長孔29内で図2において左右方向へ移動され
る。ピン45の移動に追従してピン37も長孔21内で
同方向へ移動されることになる。而して、第1リンク3
5,第2リンク41を介してテーブル9がU軸方向すな
わち上下方向へ移動されることになる。この上下方向の
移動量は上下動用エンコーダ53によって検出されるも
のである。
【0018】したがって、テーブル9を上下動用サーボ
モータ51の駆動によりU軸方向(上下方向)へ移動さ
せると共に、割出しプレート19を割出し用サーボモー
タ15の駆動によりC軸方向へ旋回せしめることによっ
て、割出しプレート19の外周に設けられた複数のワー
クWから選択されたワークW例えば図5に示したような
ワークWのA面が加工位置(光学式倣い研削盤において
はワークWの焦点位置)に正確に位置決めされる。この
状態で砥石台3の昇降台5を位置決めし、さらに砥石台
3をX軸,Y軸方向へ移動させると共に砥石7を回転せ
しめることによって、ワークWのA面に研削加工が行わ
れる。
【0019】ワークWのA面の研削加工が終了される
と、テーブル9をU軸方向へ移動させると共に割出しプ
レート19を旋回させることによって、ワークWのB面
が加工位置に位置決めされる。この状態で砥石7を上述
の要領で動作せしめることにより、ワークWのB面に研
削加工される。
【0020】このように、テーブル9の上下動と割出し
プレート19の旋回割出しの動作によって、複数の加工
面を有するワークWを割出しプレート19から取り外す
ことなく、すなわち、段取り替えなしで、高能率、高精
度の研削加工を行うことができる。また、複数のワーク
Wを割出しプレート19の外周に設けることによって、
段取り替えなしで、複数の加工面を有した複数のワーク
Wを自動的に次々と研削加工を行うことができる。しか
も、この研削盤1は比較的安価に製作できると共に省力
化を図ることができる。
【0021】図3にはこの研削加工を行う制御構成図が
示されている。図3において、割出しプレート19の旋
回を制御せしめる旋回軸用1軸NC装置61と、テーブ
ル9の上下動を制御せしめるテーブル上下軸用1軸NC
装置63が設けられている。前記旋回軸用1軸NC装置
61には座標表示およびデータ入力を行う旋回軸DPL
/MDIユニット65が接続されていると共に、割出し
用サーボモータ15に備えられた割出し用エンコーダ1
7が接続されている。
【0022】また、前記テーブル上下軸用1軸NC装置
63には座標表示およびデータ入力を行うテーブル上下
軸DPL/MDIユニット67が接続されていると共
に、上下動用サーボモータ51に備えられた上下動用エ
ンコーダ53が接続されている。
【0023】さらに、前記旋回軸用1軸NC装置61と
テーブル上下軸用1軸NC装置63には研削盤1の操作
盤69が接続されている。
【0024】上記の制御装置により、例えば図4に示さ
れているような加工プログラムを作成し、この加工プロ
グラムに基づいて制御装置の各NC装置を制御させるこ
とによって、上述した複数の加工面を有した複数のワー
クWに自動的に研削加工を行うことができるのである。
【0025】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことによって、その
他の態様で実施し得るものである。本実施例において、
自動焦点(オートフォーカス)装置との組み合わせも可
能である。
【0026】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れているとおりの構成であるから、複数の加工面を有し
たワークWを加工する際、段取り替えなしで比較的安価
に、かつ高精度、高能率で研削加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す研削盤の正面図であ
る。
【図2】図1におけるテーブルを上下動せしめる一例の
駆動構成図である。
【図3】図1の研削盤を制御せしめる制御装置の構成図
である。
【図4】図3の制御装置でワークに研削加工を行う加工
プログラムの一例を示す図である。
【図5】複数の加工面を有した一例のワークの斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 研削盤 3 砥石台 7 砥石 9 テーブル 19 割出しプレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在な砥石を有する砥石台と、上下
    動自在なテーブルと、このテーブル上に設けられワーク
    を把持した旋回自在なワーク割出しプレートと、を備え
    てなることを特徴とする研削盤。
  2. 【請求項2】 前記ワーク割出しプレートに複数のワー
    クを把持してなることを特徴とする請求項1記載の研削
    盤。
JP5141683A 1993-06-14 1993-06-14 研削盤 Pending JPH071329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5141683A JPH071329A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 研削盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5141683A JPH071329A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 研削盤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH071329A true JPH071329A (ja) 1995-01-06

Family

ID=15297786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5141683A Pending JPH071329A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 研削盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH071329A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2510976C (en) Gear grinding machine
JP2001150256A (ja) ワークの複合加工方法
JP3566403B2 (ja) 主軸テーパ穴再研装置
JP2006320970A (ja) 加工装置
JP4712586B2 (ja) Nc工作機械
JPH0526615B2 (ja)
JPH071329A (ja) 研削盤
JPH02139112A (ja) 曲面加工機
JPH1177493A (ja) 研削装置及び研削方法
JPH1190799A (ja) クランクピン加工用工作機械およびクランクピンの加工方法
JPS61197103A (ja) 数値制御旋盤装置
JP3613802B2 (ja) バイトのセット方法
JPH02109673A (ja) 多工程研削装置
JPH0351044Y2 (ja)
JP2003136385A (ja) 端面加工方法および装置
JPS62102960A (ja) エンドミル用工具研削装置
KR100227183B1 (ko) 다축 피스톤 가공기
JPH07241918A (ja) フレネルレンズ切削用刃物台
JP2702127B2 (ja) 倣い研削装置
JPH08174363A (ja) 工作機械
JPH0224047A (ja) 内面研削方法
JPS5826737Y2 (ja) タイヤモ−ルド加工機
JPS6133665B2 (ja)
JPH10249675A (ja) 形状測定機能を備えた工作機械
JP2582954Y2 (ja) 光学式倣い研削盤