JPH0713176A - 液晶パネル及びその製造方法 - Google Patents

液晶パネル及びその製造方法

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JPH0713176A JP17473893A JP17473893A JPH0713176A JP H0713176 A JPH0713176 A JP H0713176A JP 17473893 A JP17473893 A JP 17473893A JP 17473893 A JP17473893 A JP 17473893A JP H0713176 A JPH0713176 A JP H0713176A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶を挟持する両面を2枚の基板のうち、一
方をプラスチック基板又はガラス基板で構成する薄型の
液晶パネルにおいて、加熱工程でパネルが変形したり、
シールが剥がれるのを防止する。 【構成】 押さえ板6a,6bを加熱プレス機1の定板
4,5に取り付け、押さえ板6を液晶パネル7のプラス
チック基板と熱膨張率を等しくする。こうするとシール
樹脂を加熱硬化する際、プラスチック基板とシール樹脂
の間に歪みが起こらず、フィルム状の液晶パネル7に撓
み又は反りが生じず、シール樹脂の接着の信頼性が高く
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチックを少なくと
も一方の基板に用いた液晶パネル及びその製造法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルは表示装置として薄くて軽い
ことが最大の特徴である。通常の液晶パネルは、例えば
1.1mmまたは0.7mmのガラス基板の間に、厚み
数ミクロンの液晶層を挟んで構成される。この基板をプ
ラスチック樹脂等の厚みの薄い基板を用いて、さらに軽
量化を図ったフィルム状の液晶パネルが開発されつつあ
る(例えば、特開昭56ー155920号)。
【0003】プラスチックフィルムとしては、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)、ポリカーボネイト(P
C)、ポリエーテルサルファー(PES)、ポリアリレ
ート等の材質のものが用いられている。フィルム状の液
晶パネルは曲げられることが特徴の一つであるが、逆に
強度が無いために押圧からパネルを保護する保護板を必
要とする欠点がある。特にパネル面をペンで触れるペン
入力装置は、フィルム状液晶パネル単独では構成できな
い。そこで、2枚の基板の片側をガラスや板状プラスチ
ックとする液晶パネルが提案されている(例えば、特開
昭61−160719号)。
【0004】ところで、フィルム状の基板に挟む液晶
は、捻れネマチックモードで10ミクロン前後、超捻れ
ネマチックモードで6ミクロン前後、カイラルスメチッ
ク相となる強誘電性液晶では2ミクロン前後の厚みにな
るよう基板間に保持される。このためプラスチックやガ
ラスの球形またはファイバ状のスペーサを基板の間にば
らまいて、基板間隔を一定に保つ方法が採られている。
このため基板間に液晶を充填する前又は後に、液晶を外
気から遮断するための接着樹脂を基板に印刷し、2枚の
基板を貼合わせてから接着樹脂を熱や紫外線により硬化
させる。尚、接着樹脂には、液晶層の厚みとほぼ同じ径
のファイバやスペーサを練り込んで、表示領域の周辺部
の厚みも表示領域と同じぐらいにする。
【0005】液晶を基板間に注入する方法は、大きく分
けて2種類ある。第1の方法は最初は基板間に液晶を入
れずに、空のパネルを組み立ててから、後でシールの切
れ目から液晶を入れることである。この場合、スペーサ
で数ミクロンの間隔に保たれた基板間の空間を真空にし
てから、注入口と呼ばれるシールの切れ目を液晶に浸
し、パネル内外の圧力差で液晶を注入する。一般に液晶
は粘度が高いので、この方法では液晶が完全に注入され
るまでに時間がかかる。特に強誘電性液晶の場合は粘度
が極めて高く、基板間隔も狭いために注入時間がかかり
過ぎ、この方法は適さない。
【0006】第2の方法は、シール印刷、スペーサのば
らまきを一方の基板に行ってから、液晶を基板上に所定
量だけ滴下する。そして他方の基板を真空中で貼合わせ
ることにより、パネル組立と液晶注入を一括して行う。
この方法の場合、未硬化のシール樹脂と液晶の接触を短
くするため、シール樹脂として紫外線硬化樹脂を用いる
ことが望ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】プラスチック基板は、
ガラス基板に比べて線膨張係数が大きく、延伸方向とそ
の直交方向で膨張係数に異方性がある場合が多い。この
ため2枚のプラスチック基板を貼合わせて加熱するとパ
ネルが変形してしまうことがある。
【0008】一方の基板がガラスで、他方の基板がプラ
スチックフィルムの場合は、加熱時にプラスチックフィ
ルムが変形により延伸されてしまう。このため配向が乱
れたり、基板に複屈折が生じて直線入射偏向が回転し、
コントラストむらが生じてしまう問題があった。
【0009】シール樹脂が紫外線硬化樹脂の場合は、接
着力を上げるために紫外線の照射後に加熱する必要があ
るが、一方の基板がガラスの場合はこの加熱時にシール
樹脂が簡単に剥がれてしまう。
【0010】一般に液晶パネルは液晶の注入時に吸着現
象が原因で配向むらが生じ易い。このため液晶の注入後
に均一性を上げるために加熱アニールを行う。特に強誘
電性液晶の場合このアニールが必須であり、プラスチッ
ク基板を用いた液晶パネルの製造方法ではこれらの問題
は避けがたい。
【0011】本願の請求項1〜5の発明はこのような従
来の問題点に鑑みてなされたものであって、2枚のプラ
スチック基板間に液晶を挟持する液晶パネルの製造法に
おいて、2枚のプラスチック基板をシール樹脂で接着し
た後に加熱時に生じやすいパネルの変形とシールの剥離
をなくした液晶パネルとその製造方法を実現することを
目的とする。
【0012】本願の請求項6の発明は、一方の基板がプ
ラスチックフィルムからなり、他方の基板がガラスから
なる液晶パネルにおいて、2枚の基板を接着するために
用いるシール樹脂の剥離をなくした液晶パネルとその製
造方法を実現することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、対向する2枚のプラスチック基板間に液晶を挟持す
る液晶パネルの製造方法であって、2枚のプラスチック
基板をシール樹脂で接合した後に、プラスチック基板と
実質的に同一の熱膨張率を持つ2枚の押さえ板に液晶パ
ネルを挟んで押圧及び加熱してシール樹脂を硬化させる
ことを特徴とするものである。
【0014】本願の請求項2の発明では、シール樹脂は
紫外線硬化型の樹脂であり、2枚のプラスチック基板を
貼合わせてからシール樹脂を紫外線照射により硬化さ
せ、シール樹脂を2枚のプラスチック基板の外側から押
圧及び加熱処理することを特徴とするものである。
【0015】本願の請求項3の発明は、液晶を、強誘電
性液晶とすることを特徴とするものである。
【0016】本願の請求項4の発明は、強誘電性の液晶
が等方相になる温度まで液晶パネルを加熱する工程と、
液晶がカイラルスメクチック相になるまで徐々に温度を
下げて均一な配向を得る工程とを、プラスチック基板と
実質的に同一の熱膨張率を持つ2枚の押さえ板に液晶パ
ネルを挟んで押圧しながら行うことを特徴とするもので
ある。
【0017】本願の請求項5の発明は、対向する2枚の
プラスチック基板間に液晶を挟持し、2枚のプラスチッ
ク基板をシール樹脂でシールする構造の液晶パネルであ
って、シール樹脂の熱膨張率及びプラスチック基板の熱
膨張率の差が1×10-5以下であることを特徴とするも
のである。
【0018】本願の請求項6の発明は、プラスチックフ
ィルム基板とガラス基板とを対向させて、その間に液晶
を挟持し、プラスチックフィルム基板とガラス基板とを
シール樹脂でシールする構造の液晶パネルであって、シ
ール樹脂の接着厚みを、液晶パネルの長辺の長さの10
-4倍以上のものとすることを特徴とするものである。
【0019】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1〜5の
発明によれば、2枚のプラスチック基板を用いて液晶パ
ネルを製造するに際し、液晶を密閉するシール樹脂を接
着するとき、プラスチック基板とほぼ同じ熱膨張率を持
つ2枚の押さえ板に液晶パネルを挟んで押圧及び加熱す
る。プラスチック基板はガラス基板に比べて熱膨張率が
高く、液晶パネルを加熱するときにパネルの変形やシー
ル樹脂の剥がれが生じ易い。しかしこうするとプラスチ
ック基板の面方向に歪みが生じなくなり、硬化後のシー
ル樹脂が剥がれにくくなる。
【0020】又本願の請求項6の発明によれば、対向す
る2枚の基板のうち、一方がプラスチックフィルム状の
基板とし、他方がガラス基板とする液晶パネルを製造す
るに際し、2枚の基板を接着するシール樹脂の厚みを、
液晶パネルの長辺の長さの10-4倍以上のものにすると
よい。
【0021】例えばソーダガラスの線膨張は1×10-5
(/℃)、ポリイミドのプラスチックの線膨張は2.0
×10-5(/℃)である。従って50℃の温度変化があ
るとすると、液晶パネルの一辺の長さをlとしたとき上
下基板の長さの差は、 1.0-5×l×50=l×5.0×10-4(mm) となり、この長さの差が大きいほどシール樹脂に大きな
応力がかかる。シール樹脂の厚みは通常、液晶のセル厚
と同じだが、長さ方向の応力を緩和するためには樹脂の
厚みは厚い方がよい。
【0022】シール樹脂の厚みを上下基板の長さの差と
同程度のパネル長辺の1×10-4倍以上とすれば応力は
非常に小さくなる。又、基板がフィルム状なのでシール
部が厚くても表示部のセル厚は保たれる。このような条
件にすると加熱時に生じるシール樹脂の内部応力が小さ
くなる。このため液晶パネルの変形がなくなることとな
る。
【0023】
【実施例】本発明の第1実施例における液晶パネルとそ
の製造方法について図面を参照しつつ説明する。図1は
本発明の第1実施例の液晶パネルの製造法に用いられる
加熱プレス機の構成を示す断面図である。本図において
加熱プレス機1のシャンク2にはエアシリンダ3が取付
けられている。エアシリンダ3はツールの位置を上下に
移動させ、ワークに対し所定の押圧力を与えるものであ
る。
【0024】エアシリンダ3の下部に第1の定板4が取
付けられている。又加熱プレス機1のベースに第2の定
板5が取付けられている。第1及び第2の定板4,5は
ステンレスで構成され、平行度は厳密に保持されている
ものとする。定板4,5の内部にはヒータ4a,5aが
夫々挿入されている。そして定板4,5の相対向する表
面に押さえ板6a,6bが夫々貼付けられている。押さ
え板6a,6bは液晶パネル7を加熱時に押圧するもの
で、例えば厚さ5mmのポリエーテルサルフォンの板で構
成される。
【0025】図2(a)は本実施例の液晶パネル7の構
成を示す断面図であり、(b)はその平面図である。図
2(a)において2枚のプラスチック基板8a,8bは
液晶を保持するフィルム基板であり、例えば0.2mm厚
のポリエーテルサルフォンのプラスチックで構成され
る。図2(b)に示すようにプラスチック基板8aの上
面にY方向の透明電極9aが形成される。又プラスチッ
ク基板8bの下面にX方向の透明電極9bが形成され
る。透明電極9a,9bは例えば酸化インジウム錫をス
パッター法を用いて成膜したものである。
【0026】次に透明電極9a,9b上にポリイミドの
配向膜10a,10bを夫々印刷により塗布してラビン
グする。そして、片方のプラスチック基板8上に配向膜
10を介してスペーサ11をばらまく。スペーサ11は
例えば直径2ミクロンのエポキシ樹脂で構成される。ア
クリル系の紫外線硬化樹脂からなるシール12をスペー
サ13と混入し、他方のプラスチック基板8上にスクリ
ーン印刷する。スペーサ13はスペーサ11の直径より
やや大きいものを用いる。そして、シール12の内側に
強誘電性の液晶14をシリンジで適量滴下する。次に真
空中でもう一方のプラスチック基板8と貼合わせ、大気
に戻して加圧し、この状態で紫外線をシール12に照射
して硬化させる。
【0027】このようにして液晶パネル7は一応組上が
るが、紫外線硬化樹脂であるシール12の接着強度を上
げるため加熱しなればならない。また、液晶14の配向
を均一化するために等方相になるまで加熱し、カイラル
スメチック相になるまで徐冷を行う必要がある。これら
の理由により100℃で1時間以上の加熱を行わなけれ
ばならない。
【0028】従来、紫外線照射後の液晶パネル7をその
ままオーブンに入れて加熱すると、数分後にはシール1
2が剥がれることが多かった。次に図1の加熱プレス機
1の定板間4,5間に液晶パネル7を直接挟んで加熱す
ると、シール12の剥がれはなくなったが、表示エリア
のコーナー付近のプラスチック基板8に複屈折が生じ、
表示むらが見られた。
【0029】これに対し本実施例では、ポリエーテルス
ルフォンの押さえ板6a,6bを介して液晶パネル7を
挟んで加熱しているため、接着強度も保たれ、表示むら
も生じなかった。
【0030】空パネルを組み立ててから液晶14を注入
する第1の方法の場合は、シール12に熱硬化型樹脂を
用いるが、この場合もシール12を硬化させる工程で液
晶パネル7をプレスしながら加熱する必要がある。エポ
キシ系熱硬化樹脂をシール12として用いて液晶パネル
7を貼合わせ、ステンレスの定板4,5間に挟んで直接
加熱すると、シール12が剥がれた。しかし図1のよう
にプラスチックの押さえ板6a,6bを介して加熱プレ
スした場合はシール12に剥がれは生じなかった。
【0031】しかしこの液晶パネル7を室温に戻したと
きに、うねりが生じることがあった。また、紫外線硬化
樹脂のシール12を用いた場合は、液晶パネル7に室温
ではうねりは生じなかったが、40℃まで温度を上げる
と少し反りが生じた。そこで、夫々のシール12の樹脂
にシリカの超微粉末(数十nm)を混ぜることにより、シ
ール12の熱膨張率を調整した。その結果、いずれのシ
ール12の場合でも、その膨張率がプラスチック基板8
の膨張率に近づくにつれて、パネルの反りやうねりは軽
減された。ポリエーテルスルフォンのプラスチック基板
8の膨張率4×10-5に対して、シール12を構成する
樹脂の膨張率が5.4×10-5以下では液晶パネル7の
反りはほぼ無くなった。このことからシール12とプラ
スチック基板8との熱膨張率の差が1×10-5以下であ
れば、液晶パネルのそりをなくすることができる。
【0032】次に本発明の第2実施例における液晶パネ
ルとその製造方法について図面を参照しつつ説明する。
本実施例では図1に示すように第1実施例の同一の加熱
プレス機1が用いられる。ここではガラス基板とプラス
チック基板を貼合わせたものを液晶パネルとし、その断
面図を図3に示す。本図に示すように図2のプラスチッ
ク基板8aに代わってガラス基板15が用いられる。ガ
ラス基板15の上には透明基板9a,配向膜10aが成
膜され、スペーサ11,強誘電性の液晶14,スペーサ
13を含むシール12を夫々挟んで、配向膜10b,透
明電極9b,プラスチック基板8が設けられる。
【0033】このような構成の液晶パネル16におい
て、従来例と同様にガラス基板15上にばらまいたスペ
ーサ11とほぼ同径のスペーサ13をシール12に混ぜ
て、2枚の基板を貼合わせてから加熱した。この場合、
シール12の樹脂が紫外線硬化型でも熱硬化型であって
も、加熱または冷却中に剥がれた。
【0034】液晶パネル16の形状は図2(a)の場合
と同様に、長辺が10cm、短辺が6cmで、液晶14を含
む表示部の厚みは例えば6ミクロンとする。又シール1
2に混ぜるスペーサ13の直径を、6ミクロン、10ミ
クロン、20ミクロン、50ミクロンと変えて液晶パネ
ル16を組み立てた。そして滴下する液晶14の量を調
節すると図3のような断面形状となり、表示部ではガラ
ス基板15上にプラスチック基板8が沿う。このような
構成の液晶パネル16の内、50ミクロンのスペーサ1
3を用いたものではシール12の剥がれが全く生じなか
った。又プラスチック基板8として、フッ素を添加した
透明なポリイミド樹脂を用いた場合は10ミクロン以上
のスペーサ13でシール12の剥がれがなくなった。又
剥がれないシール12の厚みは、パネルサイズと共に大
きくなる。従って、およそパネルの長辺の長さの1×1
-4倍以上にシール12の厚みを設定すれば、上下基板
の材質が異なってもシール12の剥がれは防げることが
判明した。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明の液晶パネルの製造
法によれば、液晶パネルの加熱工程において、プラスチ
ック基板とほぼ熱膨張率が等しい押さえ板に挟んで加圧
及び加熱することにより、液晶パネルのそり等の変形を
防ぐことができる。又この方法で製造された液晶パネル
は、ガラスとプラスチック等の異なる基板を貼合わせる
シール樹脂の厚みを厚くすることにより、徐冷後のシー
ル樹脂への応力を緩和し、シール剥がれを防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2実施例における液晶パネ
ルの製造法に用いられる加熱プレス機の構成を示す断面
図である。
【図2】本発明の第1実施例の液晶パネルの構成を示す
断面図及び平面図である。
【図3】本発明の第2実施例の液晶パネルの構成を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 加熱プレス機 2 シャンク 3 エアシリンダ 4,5定板 4a,5a ヒータ 6a,6b 押さえ板 7,16 液晶パネル 8a,8b プラスチック基板 9a,9b 透明電極 10a,10b 配向膜 11,13 スペーサ 12 シール 14 液晶 15 ガラス基板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する2枚のプラスチック基板間に液
    晶を挟持する液晶パネルの製造方法において、前記2枚
    のプラスチック基板をシール樹脂で接合した後に、前記
    プラスチック基板と実質的に同一の熱膨張率を持つ2枚
    の押さえ板に前記液晶パネルを挟んで押圧及び加熱して
    前記シール樹脂を硬化させることを特徴とする液晶パネ
    ルの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記シール樹脂は紫外線硬化型の樹脂で
    あり、前記2枚のプラスチック基板を貼合わせてから前
    記シール樹脂を紫外線照射により硬化させ、前記シール
    樹脂を前記2枚のプラスチック基板の外側から押圧及び
    加熱処理することを特徴とする請求項1記載の液晶パネ
    ルの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記液晶は、強誘電性液晶であることを
    特徴とする請求項2記載の液晶パネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記強誘電性の液晶が等方相になる温度
    まで液晶パネルを加熱する工程と、前記液晶がカイラル
    スメクチック相になるまで徐々に温度を下げて均一な配
    向を得る工程とを、前記プラスチック基板と実質的に同
    一の熱膨張率を持つ2枚の押さえ板に前記液晶パネルを
    挟んで押圧しながら行うことを特徴とする請求項3記載
    の液晶パネルの製造方法。
  5. 【請求項5】 対向する2枚のプラスチック基板間に液
    晶を挟持し、前記2枚のプラスチック基板をシール樹脂
    でシールする構造の液晶パネルにおいて、 前記シール樹脂の熱膨張率及び前記プラスチック基板の
    熱膨張率の差が1×10-5以下であることを特徴とする
    液晶パネル。
  6. 【請求項6】 プラスチックフィルム基板とガラス基板
    とを対向させて、その間に液晶を挟持し、前記プラスチ
    ックフィルム基板とガラス基板とをシール樹脂でシール
    する構造の液晶パネルにおいて、 前記シール樹脂の接着厚みを、前記液晶パネルの長辺の
    長さの10-4倍以上のものとすることを特徴とする液晶
    パネル。
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