JPH07131682A - Vアタッチメント装置 - Google Patents

Vアタッチメント装置

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Publication number
JPH07131682A
JPH07131682A JP5311014A JP31101493A JPH07131682A JP H07131682 A JPH07131682 A JP H07131682A JP 5311014 A JP5311014 A JP 5311014A JP 31101493 A JP31101493 A JP 31101493A JP H07131682 A JPH07131682 A JP H07131682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
cam
attachment device
substrate
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5311014A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniaki Tan
邦彰 丹
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SHIYOUTOKU SEISAKUSHO KK
Original Assignee
SHIYOUTOKU SEISAKUSHO KK
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Filing date
Publication date
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Priority to JP5311014A priority Critical patent/JPH07131682A/ja
Publication of JPH07131682A publication Critical patent/JPH07131682A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Vアタッチメント装置を解除するとき、従来
別個に操作していたVエッジ係止機構の解除操作と、V
エッジの喰い込みをゆるめる固着解放操作とを、連続し
て一動作で行わせ作業の省力化、簡易化、安全性を図
る。 【構成】 操作レバー14を回動し、最初の操作角で板
カム20を前進させ、カムホロワー11を介して係止爪
6を外側に移動させて係止機構を解除し、操作レバー1
4を更に回動して次の操作角でカム13をVエッジ先端
に当接し、Vエッジを後方に押し出すことで喰い込みに
よる固着を解放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビカメラや中継用ア
ンテナ等を雲台に搭載するための搭載物取付装置であっ
て、特にV形のくさび板を用いるVアタッチメント装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビカメラ等を雲台に取付ける取付装
置(アタッチメント)は、テレビカメラ等の搭載物の底
部に取付板をねじ止めし、雲台頂部にこれと嵌合する基
板を設けて両者を着脱する構成となっている。搭載物底
部に設ける取付板には、特公平2−35195に示すよ
うな長方形の板を用いる場合と、実公昭51−8330
または、特開昭61−88096に開示されているV字
形のくさび板(以下Vエッジと呼ぶ)を用いる場合があ
る。前者の長方形の取付板は搭載物が可搬形(ハンデ
ィ)テレビカメラ等の軽量の場合に限定され、ある程度
重量の重いテレビカメラや中継用アンテナ等は後者のV
エッジを利用する取付装置(Vアタッチメント)を用い
る。
【0003】図3にVエッジを、図4に従来のVアタッ
チメント装置の基板を示す。テレビカメラ等の底部にね
じ止めされたVエッジ1を基板2の後方から蟻溝3に嵌
合するよう前方に押すと、ばね5の作用で内側に突出し
ている係止爪6がVエッジの側面4に押されて外側に移
動するが、嵌合が完了した時点で係止爪6の位置とVエ
ッジ1の係止孔7の位置が合致するので、ばね5の作用
で係止爪6は係止孔7にとび込みVエッジと基板は固定
され搭載物は雲台に装着される。
【0004】基板嵌合部の蟻溝3とVエッジ1とは「く
さび」を形成し、一たん嵌合すると「くさび効果」でV
エッジが喰い込んで固着する。従って搭載物を雲台から
取外すときは単に係止爪6を係止孔7から外し、Vエッ
ジと基板の係止を解除するだけでなく、基板に喰い込ん
だVエッジを弛緩させて固着状態を解放させる必要があ
る。
【0005】すなわち図4において、基板2の内部にば
ね9で前方に進むよう付勢した板カム10を内蔵させ、
これと係合するカムホロワー11を横方向に移動可能に
設けられた係止部材12上に設置する。更に係止部材1
2には係止爪6があり、ばね5により内側に進むよう付
勢してある。Vアタッチメントを解除するときは、先ず
ハンドル8を後方に引きばね9に抗して板カム10を後
方に移動させ、カムホロワー11を介して係止爪6をV
エッジの係止孔7から外す。次にその状態を保持したま
ま基板2の前面にあるカム13の操作レバー14を回転
して、カム13の面で固着しているVエッジ1の先端面
15を後方に押し出して固着状態を解放し、搭載物を後
方にずらせて雲台から取り外す。なお16は板カム10
を前後に移動させるための案内ローラである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記のように現状では
カメラ等の搭載物を雲台から取外すときのVアタッチメ
ントの解除は、操作者が例えば右手でVエッジを基台に
固定するための係止機構の解除を行い、その状態を保持
しながら左手でVエッジの喰い込みをゆるめる固着解放
操作を行わなければならない。即ち両手操作となり安全
のためカメラ等の搭載物を支える補助者が必要となる。
【0007】実公昭51−8330 あるいは特開昭6
1−88096 では、Vエッジと基台の係止機構の解
除状態を保持するための保持機構が開示されているが、
たとえ、この機構を付設したとしてもそのあと固着解放
操作が必要であり、Vアタッチメント装置の解除は三動
作以上の複雑な操作となってしまう。本発明はこのよう
な問題点を解消し、安全で簡易に、且つ一人で解除操作
が可能なVアタッチメント装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】基台とVエッジを固定さ
せる係止機構の解除操作と、Vエッジの喰い込みを弛緩
させる固着解放操作とを、一個の操作部材で連続した一
動作で行うようにする。
【0009】
【作用】操作部材の操作範囲の前半の工程で係止機構の
解除を行い、その状態を維持したまま後半の行程で固着
の解放を行う。すなわち、片手でカメラ等の搭載物を支
えたまま、他の片手で操作部材を一動作で操作すること
でVアタッチメントが解除できる。
【0010】
【実施例】本発明の詳細を実施例について説明する。図
1は本発明による基台で(a)はその機構を説明する平
面図、(b)は一部断面を示す正面図である。なお、V
エッジは前記図3と同じである。基台とVエッジを固定
する係止機構、Vエッジの喰い込みをゆるめる固着解放
機構など、それぞれ単独の構造は前記図4で示した従来
例と同一であるので、同じ機構をもつ部材には、同じ符
号を付してある。
【0011】図1において、基板2には係止爪6を有す
る係止部材12が左右方向に移動可能に収納され、ばね
5で内側に進むよう付勢されている。この係止金具12
にはカムホロワー11が設置され、ばね9で後方に進む
よう付勢されている板カム20と係合している。なお、
16は板カム20が前後方向に移動するためのガイドロ
ーラである。基板2の前端には軸21で基板に枢止され
た操作レバー14が設けられ、レバー14の他端はVエ
ッジ先端15(図3参照)を後方に押して固着解放する
ためのカム13の面を形成している。また操作レバー1
4の中間にローラ22を設け板カム20の前縁部に穿つ
た横長のスロット23の中を転動させて、操作レバー1
4を回転することにより板カム20を前後に移動させる
ようにしてある。
【0012】ここで図2により本発明の作用を説明す
る。図2(a)は係止爪6がばね5によって内側に寄せ
られた状態を示す。基板2にVエッジ1(図3参照)を
装着するときは、前記従来例と同様にVエッジ1を基板
2の後方からその蟻溝に沿って前方に押し込むと、Vエ
ッジの側面4で係止爪6をばね5に抗して外側に移動さ
せ、Vエッジが前進して嵌合が完了するとVエッジの係
止孔7の位置が係止爪6の位置と合致して、ばね5の作
用で係止爪6は係止孔7にとび込み係止が行われる。
【0013】次にVアタッチメントを解除するときは、
図2(b)に示すように、操作レバー14を回動すると
スロット23内を転動するローラ22の作用で板カム2
0は前方に移動し、これに伴ってカムホロワー11およ
び係止部材12は外側に移動し、Vエッジの係止孔7か
ら係止爪6が外れ係止機構は解除状態となる。
【0014】係止爪6がVエッジの係止孔7から外れた
位置で、操作レバー14の他端のカム13が嵌合してい
るVエッジの先端15に当接するようにカムを形成して
あるので、更に操作レバー14を回動させると図2
(c)に示すように、係止部材12、係止爪6は外側に
移動した状態のままで、カム13がVエッジの先端15
を後方に押出し喰い込みによる固着を解放する。ここで
操作レバー14から手を離すと、ばね9の作用で板カム
20が後方に移動し、これに伴って操作レバーも水平位
置に戻って図2(a)の状態になる。
【0015】なお、係止機構の解除と固着解放操作とを
連続して一動作で行わせる方法としてこの実施例の他
に、例えば図4の板カム10とカム13とを連結して操
作ハンドル8を後方に引くことによっても達成できる。
しかし この場合の操作では、操作ハンドル8の操作方
向とVエッジ、従ってテレビカメラ等の搭載物を取外す
方向が一致しているので、搭載物が抜け落ちる危険性が
考えられる。それ故、図1図2に示した操作レバー14
の回動操作による方がより安全で望ましい。
【0016】
【発明の効果】本発明によるVアタッチメント装置は、
操作レバーの一動作でVエッジと基板を固定する係止機
構の解除とVエッジの喰い込みによる固着の解放とを連
続して行うことができるので、片手でテレビカメラや中
継用アンテナ等の搭載物を支えながら、他の片手操作で
Vアタッチメントの解除が可能となり、省力化、操作の
簡略化、安全性の確保が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるVアタッチメント装置の基板を示
す図である。(a)は構成を説明する平面図である。
(b)は一部断面を示す正面図である。
【図2】本発明の作用を示す説明図である。
【図3】Vエッジを示す図である。(a)は平面図であ
る。(b)は一部断面を示す正面図である。
【図4】従来のVアタッチメント装置の基板を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 Vエッジ 2 基板 6 係止爪 7 係止孔 8 操作ハンドル 10 板カム 11 カムホロワー 13 カム 14 操作レバー 20 板カム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Vエッジと、このVエッジと嵌合する蟻
    溝を上面に有する基板と、嵌合状態のVエッジを基板に
    固定あるいは解除する係止機構と、基板に喰い込んだV
    エッジを弛緩させる固着解放機構とで構成されるVアタ
    ッチメント装置において、前記係止機構の解除操作と固
    着解放機構の操作を連続して一動作で行う操作部材を具
    備することを特微とするVアタッチメント装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部材が、前記基板の前面に配設
    された回転レバーであることを特徴とする請求項1記載
    のVアタッチメント装置。
JP5311014A 1993-11-06 1993-11-06 Vアタッチメント装置 Pending JPH07131682A (ja)

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JP5311014A JPH07131682A (ja) 1993-11-06 1993-11-06 Vアタッチメント装置

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JP5311014A JPH07131682A (ja) 1993-11-06 1993-11-06 Vアタッチメント装置

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JPH07131682A true JPH07131682A (ja) 1995-05-19

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ID=18012087

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JP5311014A Pending JPH07131682A (ja) 1993-11-06 1993-11-06 Vアタッチメント装置

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JP (1) JPH07131682A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199074A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Nhk Media Technology Inc カメラ固定装置
JP2009138920A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Umemoto Seisakusho:Kk 迅速着脱装置
JP2012207794A (ja) * 2012-05-21 2012-10-25 Umemoto Seisakusho:Kk 迅速着脱装置
JP2015094385A (ja) * 2013-11-08 2015-05-18 株式会社松浦機械製作所 搭載物取付装置

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