JPH07131626A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JPH07131626A
JPH07131626A JP5279345A JP27934593A JPH07131626A JP H07131626 A JPH07131626 A JP H07131626A JP 5279345 A JP5279345 A JP 5279345A JP 27934593 A JP27934593 A JP 27934593A JP H07131626 A JPH07131626 A JP H07131626A
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JP5279345A
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Takashi Miyatake
隆志 宮竹
Akira Miyasaka
昭 宮坂
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、冗長構成の回線を介してファクシ
ミリによる同報通信のインタフェースをとる通信制御装
置に関し、回線の冗長化による信頼性を確保しつつ、回
線の伝送速度の範囲内で伝送効率を高めることを目的と
する。 【構成】 冗長化された回線を構成する複数のパス上で
生起呼を監視し、呼が生起したパスを識別するパス識別
手段11と、複数のパスについて、個々の伝送方式に適
合した伝送速度を予め記憶する記憶手段13と、これら
の伝送速度から、パス識別手段11によって識別された
パスに対応した伝送速度を得る伝送速度取得手段15
と、呼について、発信元あるいは着信先となるファクシ
ミリ端末と回線との間で同報通信に適応した通信手順の
変換を行い、かつ複数のパスの何れかの割り付けと、そ
のファクシミリ端末に対する伝送速度取得手段15によ
って得られた伝送速度の設定とを行う制御手段17とを
備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ端末と冗
長構成の回線との間に配置され、その回線を介して対向
する複数のファクシミリ端末との間における同報通信の
インタフェースをとる通信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各自治体では、市庁、区役所、町
村役場のように災害時に対策本部が設置される主局(統
制局)と、警察や消防の関連組織、電気、ガス、医療、
交通、運輸、教育にかかわる公共機関、農業や漁業の共
同組合のような生活関連機関に個別に配置された複数の
従局(一般局)との間を無線回線を介して結ぶ地域防災
無線システムが導入され、防災業務や災害発生時の業務
の円滑な遂行に供されている。
【0003】このような地域防災無線システムでは、近
年、上述した主局と複数の従局との間を並列に結ぶ回線
は、UHF帯やVHF帯に割り付けられた無線回線に併
せて衛星回線や専用回線を採用することにより冗長化さ
れ、緊急時における通信路の確保がはかられている。さ
らに、地域防災無線システムでは、図4に示すように、
所定の手順に基づいて双方向通信を行う一般のファクシ
ミリ端末と、そのファクシミリ端末と上述した無線回線
や衛星回線とのインタフェースをとる通信制御装置とか
ら構成される送信ファクシミリ設備41が主局に設けら
れ、かつ複数の従局にはそのファクシミリ設備と同じ構
成の受信ファクシミリ設備421〜42Nがそれぞれ設け
られる。
【0004】図5は、送信ファクシミリ設備および受信
ファクシミリ設備の構成例を示す図である。送信ファク
シミリ設備41では、ファクシミリ端末51S は、通信
制御装置52S を介して上述した無線回線および衛星回
線に接続される。
【0005】通信制御装置52S は、ファクシミリ端末
51S と上述した無線回線および衛星回線との間に縦続
に配置された片方向ファクシミリ制御部((以下、単に
「制御部」という。)ファクシミリアダプタ)53
S と、回線切替え器54S とから構成される。なお、制
御部53S の制御入力には、一定の伝送速度を指定する
速度情報が与えられる。また、受信ファクシミリ設備4
1 〜42N の構成については、送信ファクシミリ設備
41の構成と同じであるから、以下では、第一の添え文
字として「S 」に代わる「R 」を付加し、かつ第二の添
え文字として「1 」〜「N 」を個別に付加した同じ参照
番号を付与することにより対応する構成要素を示し、こ
こではその説明を省略する。
【0006】送信ファクシミリ設備41では、制御部5
S は、ファクシミリ端末51S から発信時に与えられ
るダイヤル番号その他の情報を取り込むと、その内容に
基づいて上述した無線回線あるいは衛星回線の何れか一
方を選択する選択信号を送出し、かつファクシミリ端末
51S と対向して所定の伝送方式に適合した双方向通信
を擬似的に行うことにより、そのファクシミリ端末に上
述した速度情報で指定される一定の伝送速度を設定す
る。
【0007】回線切替え器54S は、このようにして与
えられる選択信号に応じて無線回線あるいは衛星回線の
何れか一方に制御部53S を接続する。さらに、制御部
53 S は、上述した双方向通信の過程では、ファクシミ
リ端末51R1〜51RNに代わる擬似的なファクシミリ端
末として動作し、呼設定、ファクシミリ端末51S 、5
R1〜51RNにかかわる機能の識別・選択、同期確率、
メッセージの伝送・エラー制御・連送・終了確認、回線
切断その他の一連の代行処理を行う。また、制御部53
S は、その代行処理の過程では、ファクシミリ端末51
R1〜51RNに伝達されるべき制御情報について、無線回
線(あるいは衛星回線)とのインタフェースをとること
により中継する片方向通信を行う。
【0008】受信ファクシミリ設備421 〜42N
は、回線切替え器54R1〜54RNは、無線回線および衛
星回線の何れかに着信呼が検出されると、その着信呼が
検出された回線にそれぞれ制御部53R1〜53RNを接続
し、その回線の識別情報を出力する。制御部53R1〜5
RNは、それぞれ制御部53S と同様にして直結された
ファクシミリ端末と無線回線(あるいは衛星回線)との
インタフェースをとる。
【0009】したがって、汎用のファクシミリ端末を用
いることにより、冗長化された回線を介して主局から複
数の従局に画像情報を一斉に伝送する同報通信が行われ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の通信制御装置では、ファクシミリ端末51S 、5
R1〜51RNの伝送速度は、それぞれ制御部53S 、5
R1〜53RNと対向して行われる所定の通信手順に基づ
き上述した一定の伝送速度に設定されるが、その伝送速
度は回線切替え器54S 、54R1〜54RNを介して接続
される回線の内、伝送速度が最低の回線に適合した一定
の値となっていた。
【0011】すなわち、ファクシミリ端末51S 、51
R1〜51RNの伝送速度が回線切替え器54S 、54R1
54RNによって選択された回線に最適な値には設定され
ないために、上述した一定の伝送速度より高速伝送が可
能な回線を介して同報通信を行う場合には、その回線の
伝送速度が有効に利用されず、無用に回線の補足時間が
長くなって業務の効率化が阻まれていた。
【0012】本発明は、回線の冗長化による信頼性を確
保しつつ、回線の伝送速度の範囲内で画像情報の伝送効
率を高める通信制御装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理ブ
ロック図である。本発明は、冗長化されて同報通信に供
される回線を構成する複数のパス上で生起呼を監視し、
呼が生起したパスを識別するパス識別手段11と、複数
のパスについて、個々の伝送方式に適合した伝送速度を
予め記憶する記憶手段13と、記憶手段13に記憶され
た伝送速度から、パス識別手段11によって識別された
パスに対応した伝送速度を得る伝送速度取得手段15
と、呼について、発信元あるいは着信先となるファクシ
ミリ端末と回線との間で同報通信に適応した通信手順の
変換を行い、かつ複数のパスの何れかの割り付けと、そ
のファクシミリ端末に対する伝送速度取得手段15によ
って得られた伝送速度の設定とを行う制御手段17とを
備えたことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明にかかわる通信制御装置では、制御手段
17は、ファクシミリ端末の発信呼を検出すると、その
呼に複数のパスの何れかを割り付ける。パス識別手段1
1は、このような発信呼や回線を介して対向する通信制
御手段からの着信呼を個々のパス上で監視して、生起し
た呼に割り付けられたパスを識別する。伝送速度取得手
段15はこのようにして識別されたパスに対応して記憶
手段13に予め記憶された伝送速度を取得し、制御手段
17はファクシミリ端末と回線との間で通信手順の変換
を行いつつ、その通信手順に基づいて上述した伝送速度
を該当するファクシミリ端末に設定する。
【0015】すなわち、ファクシミリ端末の伝送速度
は、そのファクシミリ端末にかかわる発信呼や着信呼が
生起するたびに、冗長化された回線に含まれる複数のパ
スの内、その呼に割り付けられたパスに適合した伝送速
度に設定されるので、個々のパスに許容される最も速い
速度による同報通信が可能となる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図2は、本発明の一実施例を示す図
である。
【0017】図において、図5に示すものと機能および
構成が同じものについては、同じ参照番号を付与して示
し、ここではその説明を省略する。本実施例と図5に示
す従来例との相違点は、通信制御装置52S 、52R1
52RNに代えて、後述の点で構成が異なる通信制御装置
21S 、21R1〜21RNをそれぞれ備えた点にある。通
信制御装置21S と従来の通信制御装置52S との相違
点は、無線回線および衛星回線と制御部53S の制御入
力との間に、回線種別判定部22S と速度設定部23S
とが縦続に接続された点にある。
【0018】なお、通信制御装置21R1〜21RNの構成
については、通信制御装置21S の構成と同じであるか
ら、ここではその説明を省略する。また、本実施例と図
1に示すブロック図との対応関係については、回線種別
判定部22S(22R1〜22RN)はパス識別手段11に対
応し、速度設定部23S(23R1〜23RN)は記憶手段1
3および伝送速度取得手段15に対応し、制御部53
S(53R1〜53RN)および回線切替え器54S(54R1
54RN)は制御手段17に対応する。
【0019】以下、本実施例の動作を説明する。なお、
本発明の特徴は、本実施例では、ファクシミリ端末51
S 、51R1〜51RNの伝送速度を設定する制御手順にあ
り、送信ファクシミリ設備から複数の受信ファクシミリ
設備に一斉に画像情報を伝送したり、その伝送に付随し
て行われる呼設定その他の一連の通信手順については、
従来例と同じであるから、ここではその説明を省略す
る。
【0020】速度設定部23S 、23R1〜23RNには、
無線回線および衛星回線の伝送方式に適合してファクシ
ミリ端末51S 、51R1〜51RNが採用すべき最大の伝
送速度が予め記憶される。
【0021】送信ファクシミリ設備では、制御部53S
は、ファクシミリ端末51S の発信呼を検出すると、ダ
イヤル番号その他の情報に基づいてその発信呼に適用す
べき回線(無線回線または衛星回線の何れか一方)の種
別を認識し、さらに、その種別に対応した選択信号を送
出すると共に、ファクシミリ端末51S と対向して所定
の通信手順に基づき呼設定の制御を開始する。
【0022】回線切替え器54S は、その選択信号に対
応した回線に制御部53S を接続する。制御部53
S は、回線切替え器54S がこのようにして行う回線の
選択が完了するタイミングを確認した後に、対向する複
数の受信ファクシミリ設備との間で予め決められた伝送
方式に基づき起動信号を送出する。
【0023】このような起動信号は回線切替え器54S
を介して上述した無線回線または衛星回線の何れか一方
に送出され、回線種別判定部22S はその起動信号が送
出された回線の種別を判定する。速度設定部23S は、
上述したように予め記憶された伝送速度の内、その判定
の結果に対応した一方の伝送速度(以下、「最適伝送速
度」という。)を選択する。
【0024】制御部53S は、上述した呼設定の制御処
理に続いてファクシミリ端末51Sの機能の識別および
選択を行い、その過程でファクシミリ端末51S の伝送
速度として上述した最適伝送速度を設定する。したがっ
て、ファクシミリ端末51Sは、発信時に選択された回
線に適合する最も高速の速度で画像情報を送信できる。
【0025】一方、受信ファクシミリ設備では、回線切
替え器54R1〜54RNは、それぞれ無線回線または衛星
回線の何れか一方を介して上述した起動信号が受信され
ると、その一方の回線を制御部53R1〜53RNに接続し
てこれら制御部に個別に該当する起動信号を中継する。
制御部53R1〜53RNは、このような起動信号に応じて
ファクシミリ端末51R1〜51RNとの間で個別に呼設定
の処理を開始する。
【0026】回線種別判定部22R1〜22RNは、上述し
た起動信号が受信されると、その起動信号が受信された
回線の種別を判定する。速度設定部23R1〜23RNは、
上述したように予め記憶された伝送速度の内、その判定
の結果に対応した伝送速度を選択する。したがって、こ
のようにして選択される伝送速度は、上述した最適伝送
速度に等しい値となる。
【0027】制御部53R1〜53RNは、それぞれ上述し
た呼設定の制御処理に続いてファクシミリ端末51R1
51RNの機能の識別および選択を行い、その過程でこれ
らのファクシミリ端末の伝送速度として上述した最適伝
送速度を設定する。したがって、ファクシミリ端末51
R1〜51RNは、着信呼が生起した回線に適合する最も高
速の速度で画像情報を受信することができる。
【0028】図3は、本発明の他の実施例を示す図であ
る。図において、図2に示すものと機能および構成が同
じものについては、同じ参照番号を付与して示し、ここ
ではその説明を省略する。
【0029】本実施例と図2に示す実施例との構成の相
違点は、通信制御装置21S 、21 R1〜21RNに代えて
それぞれ通信制御装置31S 、31R1〜31RNを備えた
点にある。
【0030】通信制御装置21S と通信制御装置31S
との構成の相違点は、無線回線および衛星回線と回線切
替え器54S との間にそれぞれ合成部(M)32S 、3
Sが配置され、制御部53S の制御入出力が回線切替
え制御部34S を介して回線切替え器54S の制御入
力、速度設定部23S の入力および合成部32S1、32
S2の合成入力に接続された点にある。回線切替え制御部
34S には、回線種別判定部22S に代わる回線種別判
定部35S が含まれ、その出力は速度設定部23 S の入
力に接続される。
【0031】通信制御装置21R1と通信制御装置31R1
との構成の相違点は、無線回線および衛星回線と回線切
替え器54R1との間にそれぞれ分離部(D)36R1、3
R1が配置され、これらの分離出力が回線切替え制御部
34R1を介して回線切替え器54R1の制御入力、制御部
53R1の制御入出力および速度設定部23R1の入力に接
続された点にある。回線切替え制御部34R1には、回線
種別判定部22R1に代わる回線種別判定部35R1が含ま
れ、その出力は速度設定部23S の入力に接続される。
なお、通信制御装置31R2〜31RNの構成については、
通信制御装置31R1の構成と同じであるから、ここでは
その説明を省略する。
【0032】なお、本実施例と図1に示すブロック図と
の対応関係については、回線種別判定部35S および合
成部32S 、33S(あるいは回線種別判定部35R1〜3
RNおよび分離部36R1〜36RN、37R1〜37RN)は
パス識別手段11に対応し、速度設定部23S(23R1
23RN)は記憶手段13および伝送速度取得手段15に
対応し、制御部53S(53R1〜53RN)、回線切替え器
54S(54R1〜54RN)および合成部32S 、33S(あ
るいは分離部36R1〜36RN、37R1〜37RN)は制御
手段17に対応する。
【0033】以下、本実施例の動作を説明する。本実施
例と図2に示す実施例との相違点は、下記に示す点にあ
り、その他の動作については図2に示す実施例と同じで
あるから、ここではその説明を省略する。
【0034】送信ファクシミリ設備では、回線切替え制
御部34S は、制御部53S がファクシミリ端末51S
の発信呼に適用すべき回線の種別を認識して送出した選
択信号を取り込んで回線切替え器54S に与える。さら
に、回線切替え制御部34Sは、合成部32S 、33S
の内、その選択信号に対応した一方を介して無線回線あ
るいは衛星回線に起動信号を送出し、かつ回線種別判定
部35S を介して速度設定部23S に上述した回線の種
別を与える。したがって、ファクシミリ端末51S
は、制御部53S の制御の下で行われるファクシミリ端
末51S の機能の識別および選択の過程において、発信
時に選択された回線に対応した最適伝送速度が設定され
る。
【0035】一方、受信ファクシミリ設備では、分離部
36R1、37R1は、それぞれ無線回線および衛星回線か
ら受信される起動信号とその他のメッセージとを分離
し、前者を回線切替え制御部34R1〜34RNに与え、か
つ後者を回線切替え器54R1〜54RNに与える。
【0036】さらに、回線切替え制御部34R1〜34RN
は、回線切替え器54R1〜54RNに代わって、無線回線
または衛星回線の内、起動信号が受信された一方の回線
を示す選択信号を生成し、その選択信号を回線切替え器
54R1〜54RNに与えると共に、制御部53R1〜53RN
に中継する。
【0037】また、回線種別判定部35R1〜35RNは、
上述した一方の回線を速度設定部23R1〜23RNに通知
する。したがって、ファクシミリ端末51R1〜51RN
は、制御部53R1〜53RNの制御の下でこれらのファク
シミリ端末についてそれぞれ行われる機能の識別および
選択の過程において、着信呼があった回線に対応した最
適伝送速度が設定される。
【0038】このように本実施例によれば、図2に示す
実施例と同様にして、ファクシミリ端末51S 、51R1
〜51RNの伝送速度が発信時に選択された回線に適合す
る最も高速の値に設定され、これらのファクシミリ端末
の性能や回線の伝送方式を最大限に利用して効率的に同
報通信を行うが可能となる。
【0039】なお、上述した各実施例では、送信ファク
シミリ設備と複数の受信ファクシミリ設備との間が無線
回線および衛星回線で二重化された回線を介して接続さ
れているが、本発明では、このような回線に限定され
ず、その冗長構成の方式、伝送方式の異同や組合せの如
何にかかわらず適用可能である。したがって、例えば、
ディジタル回線とアナログ回線との組合せによる二重化
回線を用いてもよい。
【0040】また、上述した各実施例では、ファクシミ
リ端末の伝送方式や伝送手順については特定されていな
いが、本発明は、そのファクシミリ端末の機能について
識別や選択を行う手順の過程で外部から伝送速度の設定
が可能であれば、例えば、GIII 、GIVその他の如何な
る伝送方式にも適用可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ファク
シミリ端末に発信呼や着信呼が生起するたびに、そのフ
ァクシミリ端末の伝送速度は、冗長化された回線に含ま
れる複数のパスの内、その呼に割り付けられたパスに適
合した伝送速度に設定される。
【0042】すなわち、ファクシミリ端末はこのように
割り付けられたパスに許容される最も速い速度で同報通
信を行うことができるので、伝送速度が固定設定されて
いた従来例に比べて、回線の利用効率が高められ、かつ
ファクシミリ端末の性能が有効に利用される。
【0043】したがって、本発明を適用した地域防災無
線システムや同報通信システムでは、回線の冗長化によ
る信頼性を確保しつつ運用効率が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す図である。
【図4】従来の同報通信システムの構成例を示す図であ
る。
【図5】送信ファクシミリ設備および受信ファクシミリ
設備の構成例を示す図である。
【符号の説明】
11 パス識別手段 13 記憶手段 15 伝送速度取得手段 17 制御手段 41 送信ファクシミリ設備 42 受信ファクシミリ設備 22,35 回線種別判定部 23 速度設定部 32,33 合成部(M) 34 回線切替え制御部 36,37 分離部(D) 51 ファクシミリ端末 21,31,52 通信制御装置 53 片方向ファクシミリ制御部 54 回線切替え器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冗長化されて同報通信に供される回線を
    構成する複数のパス上で生起呼を監視し、呼が生起した
    パスを識別するパス識別手段(11)と、 前記複数のパスについて、個々の伝送方式に適合した伝
    送速度を予め記憶する記憶手段(13)と、 前記記憶手段(13)に記憶された伝送速度から、前記パ
    ス識別手段(11)によって識別されたパスに対応した伝
    送速度を得る伝送速度取得手段(15)と、 前記呼について、発信元あるいは着信先となるファクシ
    ミリ端末と前記回線との間で前記同報通信に適応した通
    信手順の変換を行い、かつ前記複数のパスの何れかの割
    り付けと、そのファクシミリ端末に対する前記伝送速度
    取得手段(15)によって得られた伝送速度の設定とを行
    う制御手段(17)とを備えたことを特徴とする通信制御
    装置。
JP5279345A 1993-11-09 1993-11-09 通信制御装置 Withdrawn JPH07131626A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010130286A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Mitsubishi Electric Corp 防災用通信システム及び拡声子局

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010130286A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Mitsubishi Electric Corp 防災用通信システム及び拡声子局

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