JPH07131506A - 多重伝送装置 - Google Patents

多重伝送装置

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JPH07131506A
JPH07131506A JP5298977A JP29897793A JPH07131506A JP H07131506 A JPH07131506 A JP H07131506A JP 5298977 A JP5298977 A JP 5298977A JP 29897793 A JP29897793 A JP 29897793A JP H07131506 A JPH07131506 A JP H07131506A
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reception
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cpu
multiplex
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Hiroaki Sakamoto
裕昭 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPUの処理能力を低下させることなく、受
信バッファに保持されたデータが所期のものであるか否
かを判断し、データが所期のものである場合にのみこの
データをCPUに伝送する、多重伝送装置を提供するこ
と。 【構成】 所望のデータを多重信号にして発信する送信
装置と、この送信装置が発信した多重信号を伝送する多
重パスと、多重パスから伝送されたデータを受信バッフ
ァ14、15、16に一時保存した後、CPU1に伝送
する、受信装置3とを有し、受信バッファ15、16を
少なくとも2つ並列に設け、受信バッファ15、16が
それぞれ受信したデータが一致したとき、このデータを
CPU1に伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両に搭載
され、電気信号を伝送するための、多重伝送装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両に搭載される多重
伝送装置は、所望のデータを多重信号にして発信する送
信装置と、この送信装置が発信した多重信号を伝送する
ための多重パスと、多重パスから伝送されたきたデータ
を受信バッファに一時保存した後、CPUに伝送する、
受信装置とを有するものが存在する(例えば、特開平3
ー182132号公報参照のこと)。かかる従来の多重
伝送装置は、図1にその概略構成を示すように、CPU
1から送信データを読み取り、これを多重信号Xにして
発信する送信装置2と、送信装置2が発信した多重信号
を受信して、これをCPU1に伝送する受信装置3と、
送信装置2と受信装置3を連結する多重パス4とからな
る。送信装置2は送信バッファ5、制御回路6、CRC
生成回路7を有し、また受信装置3は制御回路8、CR
Cチェッカー9、受信バッファ10を有する。図2に
は、受信装置3を構成する通信ICをより詳細に示して
ある。通信ICは、通常、シリアル/パラレル変換器1
1、エラー検出回路12、受信制御回路13、そして、
直列に配置された一対の受信バッファ10a、10bを
有する。一対の受信バッファ10a、10bを設けたの
は受信バッファの容量を増加させるためである。例え
ば、2つの情報がほぼ同時に伝送されて来たとき、2つ
の受信バッファ10a、10bがあれば、CPU1がこ
れらの情報を読み取るまでの間、両方の情報を保持して
おくことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】このような構成の多
重伝送装置では、多重パス4を流れるデータが所定のも
のであるか、否かは、CRCチェッカー9によってチェ
ックすることができ、また、送信ノード2に読み取られ
るデータが正しいか、否かは、CPU1でチェックする
ことができる。しかし、データが受信バッファ10a、
10bで保持されている間に電波ノイズ等が混入してデ
ータの内容が変化してしまうことがある。一旦、受信バ
ッファ10a、10bに入力されたデータはCPU1に
そのまま取り込まれ、処理されるから、受信バッファ1
0a、10bに保持されたデータが所期のデータでなく
なっている場合にはCPU1は誤ったデータを処理する
ことになり、多重伝送システム全体の信頼性が低下する
虞れがある。そこで、本発明の目的は、CPUの処理能
力を低下させることなく、受信バッファに保持されたデ
ータが所期のものであるか、否かを判断し、データが所
期のものである場合にのみこのデータをCPUに伝送す
ることができる、多重伝送装置を提供することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】上述の目的を達成する
ため、本発明の多重伝送装置は、所望のデータを多重信
号にして発信する送信装置と、該送信装置が発信した前
記多重信号を伝送する多重パスと、該多重パスから伝送
された前記データを受信バッファに一時保存した後、C
PUに伝送する、受信装置とを有する、多重伝送装置に
おいて、前記受信バッファを少なくとも2つ並列に設
け、前記受信バッファがそれぞれ受信したデータが一致
したとき、該データを前記CPUに伝送することを特徴
とする。
【0005】
【作用】このように、互いに並列に設けられた複数の受
信バッファに所期のデータを同時に入力し、個々の受信
バッファに保持されたデータを比較して、これらのデー
タが一致したときにこのデータをCPUに伝送するよう
にしたから、誤ったデータがCPUによって読み取られ
て処理される可能性を減ずることができる。また、受信
バッファに保持されたデータが一致しないときには、再
度受信バッファにデータを取り込み、これのデータが一
致すればCPUに伝送することができる。更に、少なく
とも3つの受信バッファのデータが不一致のとき、各受
信バッファのデータを比較することにより故障した受信
バッファを検出することができるから、故障した受信バ
ッファへの送信を禁止して、システムの誤作動を防止す
ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図3ないし図9を参
照して説明する。このうち、図3ないし図6は本発明の
第一実施例を示し、この実施例では、図3に示すよう
に、受信装置3を構成する通信IC内にシリアル/パラ
レル変換器11、エラー検出回路12、受信制御回路1
3を設けると共に、シリアル/パラレル変換器11には
受信バッファ14が連結され、その下流側には一対の受
信バッファ15、16が互いに並列に配置されている。
これらの受信バッファ15、16は個々に受信バッファ
14に接続されている。受信バッファ15、16の下流
側には一致検出回路17が配設され、受信バッファ1
5、16は一致検出回路17に個々に接続されている。
そして、一致検出回路17はCPU1に連結され、受信
バッファ14、15、16に保持されたデータは一致検
出回路17を通らなければCPU1に伝送できないよう
になっている。
【0007】以下、上記第一実施例の作用を受信バッフ
ァに取り込まれたデータが正常であるときと異常である
ときとに分けて説明する。データが正常であるときは次
の通りである。図4に示すように、(1)データ受信時
に受信バッファ14が書き込み可能である場合には受信
バッファ14にデータを書き込む。そして、受信バッフ
ァ14を書き込み禁止にする。(2)受信バッファ1
5、16が書き込み可能である場合には受信バッファ1
4のデータを受信バッファ15、16に送信し、受信バ
ッファ14を書き込み許可にする。このとき、受信バッ
ファ15、16は書き込み禁止にする。(3)CPU1
から受信バッファ15、16のデータの読み出しがあれ
ば、これらのデータは一致検出回路17で比較され、両
方のデータが一致すればCPU1に送信される。そし
て、受信バッファ15、16を書き込み許可にする。
【0008】データが異常であるときは次の通りであ
る。図5に示すように、(4)上記(3)における比較
で受信バッファ15、16のデータが不一致である場合
には、受信バッファ15、16を書き込み許可にし、C
PU1に異常を報知する。(5)CPU1の命令により
通信ICが受信バッファ15、16の送信ノードに送信
要求フレームを送信する。このとき、受信バッファ14
にもデータが転送されていれば、このデータの送信ノー
ドにも送信要求フレームを送信する。(6)次の受信フ
レームを受信バッファ14、15、16に転送し、一致
検出回路17により各受信バッファ14、15、16の
データを比較する。データが一致すれば、CPU1にデ
ータを送信し、各受信バッファ14、15、16を書き
込み許可にし、正常時のデータ転送方法に戻す。もし
も、データが不一致の場合には、故障した受信バッファ
(図5では、受信バッファ15)を検出し、正常なデー
タをCPU1に送信する。このとき、図6に示すよう
に、故障した受信バッファ15にはデータを送信しない
と共に、受信バッファ15のデータの一致検出も行わ
ず、正常な受信バッファ14、16のみでデータ受信を
行う。(7)なお、ここで不一致である場合には、再度
送信要求を行い、2回とも不一致である場合に(6)の
データ受信を行うようにしてもよい。ただし、この場合
には受信バッファ15が故障していることを警告する。
また、データの重要度が高い場合には、故障した受信バ
ッファ15を検出した時点でその送信ノードの制御を禁
止し、警告するようにしてもよい。
【0009】次に、図7ないし図9を参照して、本発明
の第二実施例を説明する。この実施例の特徴は、図7に
示すように、シリアル/パラレル変換器11と一致検出
回路17との間に、受信バッファ14と受信バッファ1
8を並列に配置すると共に受信バッファ15と受信バッ
ファ16とを並列に配置したことにある。受信バッファ
14と受信バッファ15は直列に配置され、受信バッフ
ァ18と受信バッファ16も直列に配置されている。
【0010】以下、この第二実施例の作用を受信バッフ
ァに取り込まれたデータが正常であるときと異常である
ときとに分けて説明する。データが正常であるときは、
図7に示すように、(8)データ受信時、受信バッファ
14、18が書き込み可能であれば、これらの受信バッ
ファ14、18にデータを書き込み、受信バッファ1
4、18を書き込み禁止にする。(9)次に、受信バッ
ファ15、16が書き込み可能であれば受信バッファ1
4、18のデータをそれぞれ受信バッファ15、16に
送信し、受信バッファ14、18を書き込み許可にする
と共に、受信バッファ15、16を書き込み禁止にす
る。(10)そして、CPU1のデータ読み出しがあれ
ば、受信バッファ15、16のデータを一致検出回路1
7で比較し、データが一致すれば、正常なデータとして
CPU1に送信する。そして、受信バッファ15、16
を書き込み許可にする。
【0011】データが異常であるときは次の通りであ
る。図8に示すように、(11)上記(10)における
比較で、受信バッファ15、16のデータが不一致であ
れば、受信バッファ15、16、14、18を書き込み
許可にし、CPU1に異常を報知する。(12)CPU
1の命令により通信ICが受信バッファ15、16のデ
ータの送信ノードに送信要求フレームを送信する。この
とき、受信バッファ14、18にもデータが転送されて
いれば、このデータの送信ノードにも送信要求フレーム
を送信する。(13)次の受信フレームを受信バッファ
15、16、14、18に転送し、一致検出回路17に
よりデータを比較する。データが一致すれば、CPU1
にデータを送信し、各バッファ15、16、14、18
を書き込み許可にし、正常時のデータ送信方法に戻す。
しかし、データが不一致であれば、故障した受信バッフ
ァ(図8の場合には、受信バッファ15)を検出し、図
9に示すように、正常なデータをCPU1に送信すると
共に、故障した受信バッファ15側にはデータを送信し
ないと共に一致検出も行わない。正常な受信バッファ1
6、18のみでデータ受信を行う。このとき、データが
不一致であれば、再度送信要求を行い、2回とも不一致
の判定がでた場合に、前述のデータ受信を行うようにし
てもよい。ただし、受信バッファ15が故障しているこ
との警告は行う。また、データの重要度が高い場合に
は、故障した受信バッファ15を検出した時点でその送
信ノードの制御を禁止し、警告するようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多重伝送
装置によれば、互いに並列に設けられた複数の受信バッ
ファに所期のデータを同時に入力し、個々の受信バッフ
ァに保持されたデータを比較して、これらのデータが一
致したときにこのデータをCPUに伝送するようにした
から、誤ったデータがCPUによって読み取られて処理
される可能性を減ずることができる。また、受信バッフ
ァに保持されたデータが一致しないときには、再度受信
バッファにデータを取り込み、これのデータが一致すれ
ばCPUに伝送することができるから、CPUによる正
確なデータ処理に大きな効果を生じる。更に、少なくと
も3つの受信バッファのデータが不一致のとき、各受信
バッファのデータを比較することにより故障した受信バ
ッファを検出することができるから、故障した受信バッ
ファへの送信を禁止して、システムの誤作動を防止する
ことができる。したがって、多重伝送システムの信頼性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多重伝送装置の概略構成を表す図である。
【図2】従来の受信装置の構成図である。
【図3】本発明の第一実施例の受信装置の構成図であ
る。
【図4】図3の受信装置が正常なデータを送るときの流
れ図である。
【図5】図3の受信装置がデータ異常を検出したときの
流れ図である。
【図6】図3の受信装置がデータ異常を検出したときの
他の流れ図である。
【図7】本発明の第二実施例の受信装置の概略構成図で
あり、この受信装置が正常なデータを送るときの流れ図
である。
【図8】図7の受信装置がデータ異常を検出したときの
流れ図である。
【図9】図7の受信装置がデータ異常を検出したときの
他の流れ図である。
【符号の説明】
1…CPU 2…送信装置 3…受信装置 4…多重パス 11…シリアル/パラレル変換器 12…エラー検出回路 13…受信制御回路 14、15、16…受信バッファ 17…一致検出回路 18…受信バッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望のデータを多重信号にして発信する
    送信装置と、該送信装置が発信した前記多重信号を伝送
    する多重パスと、該多重パスから伝送された前記データ
    を受信バッファに一時保存した後、CPUに伝送する、
    受信装置とを有する、多重伝送装置において、前記受信
    バッファを少なくとも2つ並列に設け、前記受信バッフ
    ァがそれぞれ受信したデータが一致したとき、該データ
    を前記CPUに伝送することを特徴とする、多重伝送装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多重伝送装置におい
    て、前記受信バッファのデータが不一致のとき前記送信
    装置に前記データを再度送信するように命令し、再度送
    信されてきた前記データを前記受信バッファを含む少な
    くとも3つの受信バッファで受信し、該少なくとも3つ
    の受信バッファのデータが一致したときに該データを前
    記CPUに伝送する、前記多重伝送装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の多重伝送装置におい
    て、前記少なくとも3つの受信バッファのデータが不一
    致のとき、前記受信バッファのうちから故障した受信バ
    ッファを検出し、該故障した受信バッファへの送信を禁
    止する、前記多重伝送装置。
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