JPH07131484A - 中継回線無切断迂回方式 - Google Patents
中継回線無切断迂回方式Info
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- JPH07131484A JPH07131484A JP29255193A JP29255193A JPH07131484A JP H07131484 A JPH07131484 A JP H07131484A JP 29255193 A JP29255193 A JP 29255193A JP 29255193 A JP29255193 A JP 29255193A JP H07131484 A JPH07131484 A JP H07131484A
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- control
- control unit
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L45/00—Routing or path finding of packets in data switching networks
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- H04L45/00—Routing or path finding of packets in data switching networks
- H04L45/28—Routing or path finding of packets in data switching networks using route fault recovery
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回線の障害時に呼を切断せずに迂回しかつシ
ステムの経済化を図る。 【構成】 中継回線1001 に障害が発生すると、方路
スイッチ103が制御され中継回線1002 とフレーム
リレー通信制御部104とを接続すると共に、スイッチ
102を制御し障害中継回線1001 とレイヤ1,2制
御監視部115とを接続し制御及び監視を行わせる。こ
の結果、障害検出後の各中継回線の復旧を共通に制御で
き、各中継回線毎に個別のハード及びソフトを設ける必
要が無くなる。またこの場合X.25端末通信制御部1
70は、接続した各X.25端末に対しデータの通信を
待機させる。この結果X.25端末の呼切断を防止でき
る。
ステムの経済化を図る。 【構成】 中継回線1001 に障害が発生すると、方路
スイッチ103が制御され中継回線1002 とフレーム
リレー通信制御部104とを接続すると共に、スイッチ
102を制御し障害中継回線1001 とレイヤ1,2制
御監視部115とを接続し制御及び監視を行わせる。こ
の結果、障害検出後の各中継回線の復旧を共通に制御で
き、各中継回線毎に個別のハード及びソフトを設ける必
要が無くなる。またこの場合X.25端末通信制御部1
70は、接続した各X.25端末に対しデータの通信を
待機させる。この結果X.25端末の呼切断を防止でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信交換システ
ムに関し、特に同システム内の中継回線の障害時にデー
タ呼を無切断で迂回させる中継回線無切断迂回方式に関
する。
ムに関し、特に同システム内の中継回線の障害時にデー
タ呼を無切断で迂回させる中継回線無切断迂回方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】複数の交換機が中継回線を介して接続さ
れ、この中継回線を介してデータ呼を中継するこの種の
データ通信交換システムにおいて、上記中継回線の障害
検出及び障害復旧の各機能に関する従来技術としては次
のようなものがある。即ち、その第1の技術として、接
続されたモデムからキャリア信号等の制御信号を検出し
て障害検出及び復旧を行うレイヤ1の障害検出/復旧の
技術がある。また第2の技術として、網,端末間のプロ
トコルであるX.25レベル2に定義されるシーケンス
番号異常による再送のリトライアウト,タイマ制御によ
るタイムアウト及びフラグチェックシーケンス(FC
S)によるエラーの検出等によって障害検出及び復旧を
行うレイヤ2の障害検出/復旧の技術がある。
れ、この中継回線を介してデータ呼を中継するこの種の
データ通信交換システムにおいて、上記中継回線の障害
検出及び障害復旧の各機能に関する従来技術としては次
のようなものがある。即ち、その第1の技術として、接
続されたモデムからキャリア信号等の制御信号を検出し
て障害検出及び復旧を行うレイヤ1の障害検出/復旧の
技術がある。また第2の技術として、網,端末間のプロ
トコルであるX.25レベル2に定義されるシーケンス
番号異常による再送のリトライアウト,タイマ制御によ
るタイムアウト及びフラグチェックシーケンス(FC
S)によるエラーの検出等によって障害検出及び復旧を
行うレイヤ2の障害検出/復旧の技術がある。
【0003】また第3の技術として、後述のフレームリ
レーに定義される統合リンクレイヤマネジメント(CL
LM;Consolidated Link Laye
rManagement)メッセージによる輻輳状態及
び故障状態を通知するための網が自動的に生成し送出す
るフレームを受信することによる障害の検出、及びLM
I(Local Management Interf
ace)によりユーザ・網間リンクの正常性を確認して
障害検出及び復旧を行う技術がある。さらに第4の技術
としては、特開平2−13139号公報に開示されるよ
うな正常状態を示す状態信号を送受信することにより障
害検出及び復旧を行う技術がある。
レーに定義される統合リンクレイヤマネジメント(CL
LM;Consolidated Link Laye
rManagement)メッセージによる輻輳状態及
び故障状態を通知するための網が自動的に生成し送出す
るフレームを受信することによる障害の検出、及びLM
I(Local Management Interf
ace)によりユーザ・網間リンクの正常性を確認して
障害検出及び復旧を行う技術がある。さらに第4の技術
としては、特開平2−13139号公報に開示されるよ
うな正常状態を示す状態信号を送受信することにより障
害検出及び復旧を行う技術がある。
【0004】なお、上述したフレームリレーとは、図6
に示すように、ユーザ・網間ではフレームチェックシー
ケンス(FCS)による伝送エラー検出等のレイヤ2コ
ア機能のみを提供し、レイヤ2上位機能及びレイヤ3機
能はユーザ相互間に任せることにより、網側でのプロト
コル処理を軽減し、パケット交換より高速でデータ転送
を可能とするプロトコルのことをいう。
に示すように、ユーザ・網間ではフレームチェックシー
ケンス(FCS)による伝送エラー検出等のレイヤ2コ
ア機能のみを提供し、レイヤ2上位機能及びレイヤ3機
能はユーザ相互間に任せることにより、網側でのプロト
コル処理を軽減し、パケット交換より高速でデータ転送
を可能とするプロトコルのことをいう。
【0005】また、障害検出時の中継回線を制御する従
来技術としては次のようなものがある。即ち、その第1
として二重化構成を採る中継システムにおいては、正常
な系を用いて中継動作を行う技術がある。また、第2の
技術として一重化構成における障害時、または二重化構
成時に両系が障害となった場合、或いは中継回線障害時
には、ルーティングテーブル上で定義された別中継回線
を経由して迂回させる技術がある。また、第3の技術と
しては、一重化構成における障害時、または二重化構成
時に両系が障害となった場合、或いは中継回線障害時
に、ルーティングテーブル上で定義された別中継回線に
発呼して新たな迂回ルートに接続させる技術がある。
来技術としては次のようなものがある。即ち、その第1
として二重化構成を採る中継システムにおいては、正常
な系を用いて中継動作を行う技術がある。また、第2の
技術として一重化構成における障害時、または二重化構
成時に両系が障害となった場合、或いは中継回線障害時
には、ルーティングテーブル上で定義された別中継回線
を経由して迂回させる技術がある。また、第3の技術と
しては、一重化構成における障害時、または二重化構成
時に両系が障害となった場合、或いは中継回線障害時
に、ルーティングテーブル上で定義された別中継回線に
発呼して新たな迂回ルートに接続させる技術がある。
【0006】なお、中継回線障害時等において別中継回
線に発呼して新たな迂回ルートを介して迂回させるため
には、網と網間のプロトコルであるX.75プロトコル
をサポートするLAPBのLSIが必要であり、このL
SIは通常の中継回線及び迂回用の中継回線各々に用い
られている。
線に発呼して新たな迂回ルートを介して迂回させるため
には、網と網間のプロトコルであるX.75プロトコル
をサポートするLAPBのLSIが必要であり、このL
SIは通常の中継回線及び迂回用の中継回線各々に用い
られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ通信交換
システムでは、中継回線の障害検出及び障害復旧を行う
場合、レイヤ1〜3以上の障害検出後の復旧は、各中継
回線単位で行われているため、各中継回線単位毎に各々
独立したハードウェアとこれを制御するソフトウェアが
必要となり、システムが複雑かつ冗長化し不経済になる
という問題があった。
システムでは、中継回線の障害検出及び障害復旧を行う
場合、レイヤ1〜3以上の障害検出後の復旧は、各中継
回線単位で行われているため、各中継回線単位毎に各々
独立したハードウェアとこれを制御するソフトウェアが
必要となり、システムが複雑かつ冗長化し不経済になる
という問題があった。
【0008】また、障害検出時に中継回線を制御する場
合、中継回線のプロトコルにX.75を採用しているシ
ステムでは、二重化構成の系切換え時や別中継回線を経
由して迂回する場合の迂回中継回線への切換え時、或い
は別中継回線へ発呼後新たな迂回中継回線への切換え時
のそれぞれにおいて、X.25プロトコル端末の呼がシ
ーケンス番号エラー,タイムアウト及びリトライアウト
等の障害で切断されるという問題があった。
合、中継回線のプロトコルにX.75を採用しているシ
ステムでは、二重化構成の系切換え時や別中継回線を経
由して迂回する場合の迂回中継回線への切換え時、或い
は別中継回線へ発呼後新たな迂回中継回線への切換え時
のそれぞれにおいて、X.25プロトコル端末の呼がシ
ーケンス番号エラー,タイムアウト及びリトライアウト
等の障害で切断されるという問題があった。
【0009】また、別中継回線を介して発呼し新たな迂
回ルートへ接続する場合には、X.75プロトコルをサ
ポートするLAPBのLSIを用いているため、通常の
中継回線用と迂回の中継回線用とにそれぞれのLAPB
のLSIが必要であり、コストアップになるという問題
があった。
回ルートへ接続する場合には、X.75プロトコルをサ
ポートするLAPBのLSIを用いているため、通常の
中継回線用と迂回の中継回線用とにそれぞれのLAPB
のLSIが必要であり、コストアップになるという問題
があった。
【0010】したがって本発明は、データ通信交換シス
テムにおける中継回線の障害時にデータ呼を切断するこ
となく中継すると共に、システムを経済的に構成するこ
とを目的とする。
テムにおける中継回線の障害時にデータ呼を切断するこ
となく中継すると共に、システムを経済的に構成するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、複数の交換機を収容すると共に各交
換機間を接続する中継回線を有するデータ通信交換シス
テムにおいて、中継回線を物理的に終端する第1の回線
対応部と,複数の第1の回線対応部の信号を選択する方
路スイッチと,方路スイッチに接続されフレームリレー
プロトコルの制御を実行するフレームリレー通信制御部
とからなる第1の回線制御部と、方路スイッチと第1の
回線対応部との間に配設されレイヤ1,レイヤ2の信号
の制御及び監視を行うレイヤ1,2制御監視部と、この
レイヤ1,2制御監視部に対し第1の回線対応部からの
信号を選択するスイッチと、データ通信交換システムの
内部高速バスに接続されバス制御を行う第1のバス制御
部と、上記各制御部,レイヤ1,2制御監視部,方路ス
イッチ及びスイッチの制御を行うフレーム手順処理部と
を交換機の中継回線制御部として設けたものである。ま
た、収容した各X.25端末の通信制御を行うX.25
端末通信制御部を上記内部高速バスに接続し、上記X.
25端末通信制御部に、X.25端末を接続する端末回
線を物理的に終端する第2の回線対応部と,X.25プ
ロトコルの制御を実行するX.25通信制御部とからな
る第2の回線制御部と、内部高速バスに接続されバス制
御を行う第2のバス制御部と、この第2のバス制御部と
複数の第2の回線制御部とを制御し上記中継回線制御部
からの中継回線障害の通知を受信した時に対応のX.2
5端末に対しデータの送受を待機させるX.25手順処
理部とを設けたものである。
るために本発明は、複数の交換機を収容すると共に各交
換機間を接続する中継回線を有するデータ通信交換シス
テムにおいて、中継回線を物理的に終端する第1の回線
対応部と,複数の第1の回線対応部の信号を選択する方
路スイッチと,方路スイッチに接続されフレームリレー
プロトコルの制御を実行するフレームリレー通信制御部
とからなる第1の回線制御部と、方路スイッチと第1の
回線対応部との間に配設されレイヤ1,レイヤ2の信号
の制御及び監視を行うレイヤ1,2制御監視部と、この
レイヤ1,2制御監視部に対し第1の回線対応部からの
信号を選択するスイッチと、データ通信交換システムの
内部高速バスに接続されバス制御を行う第1のバス制御
部と、上記各制御部,レイヤ1,2制御監視部,方路ス
イッチ及びスイッチの制御を行うフレーム手順処理部と
を交換機の中継回線制御部として設けたものである。ま
た、収容した各X.25端末の通信制御を行うX.25
端末通信制御部を上記内部高速バスに接続し、上記X.
25端末通信制御部に、X.25端末を接続する端末回
線を物理的に終端する第2の回線対応部と,X.25プ
ロトコルの制御を実行するX.25通信制御部とからな
る第2の回線制御部と、内部高速バスに接続されバス制
御を行う第2のバス制御部と、この第2のバス制御部と
複数の第2の回線制御部とを制御し上記中継回線制御部
からの中継回線障害の通知を受信した時に対応のX.2
5端末に対しデータの送受を待機させるX.25手順処
理部とを設けたものである。
【0012】また、内部高速バスに複数の中継回線制御
部及びX.25端末通信制御部を接続したものである。
また、フレームリレー通信制御部の回線制御LSIを制
御する第1のドライバプログラムと、フレームリレープ
ロトコルのコア機能を制御するコアプログラムと、フレ
ームリレープロトコルにおける呼制御データのタイマ管
理,再送制御及びフロー制御を行う呼処理プログラム
と、中継回線障害時の復旧を監視し,レイヤ1の制御信
号処理及びレイヤ2のフラグ同期処理等を行うレイヤ
1,2制御監視プログラムと、フレームリレープロトコ
ルの手順を実行して中継回線の障害検出を行うと共に方
路スイッチの切換処理,中継回線の障害時にレイヤ1,
2制御監視部に対しスイッチの接続処理,及びレイヤ
1,2制御監視プログラム部の起動と監視とを行うフレ
ームリレー手順処理プログラムと、内部高速バスの制御
を行う第1のバスドライバプログラムとを設けたもので
ある。また、X.25通信制御部の回線制御LSIを制
御する第2のドライバプログラムと、X.25プロトコ
ル手順を実行し,中継回線障害時のパケットデータの紛
失,順序誤りを検出して再送制御しX.25端末に対し
て呼切断が発生しないように待ちの制御を行うX.25
手順処理プログラムと、内部高速バスの制御を行う第2
のバスドライバプログラムとを設けたものである。
部及びX.25端末通信制御部を接続したものである。
また、フレームリレー通信制御部の回線制御LSIを制
御する第1のドライバプログラムと、フレームリレープ
ロトコルのコア機能を制御するコアプログラムと、フレ
ームリレープロトコルにおける呼制御データのタイマ管
理,再送制御及びフロー制御を行う呼処理プログラム
と、中継回線障害時の復旧を監視し,レイヤ1の制御信
号処理及びレイヤ2のフラグ同期処理等を行うレイヤ
1,2制御監視プログラムと、フレームリレープロトコ
ルの手順を実行して中継回線の障害検出を行うと共に方
路スイッチの切換処理,中継回線の障害時にレイヤ1,
2制御監視部に対しスイッチの接続処理,及びレイヤ
1,2制御監視プログラム部の起動と監視とを行うフレ
ームリレー手順処理プログラムと、内部高速バスの制御
を行う第1のバスドライバプログラムとを設けたもので
ある。また、X.25通信制御部の回線制御LSIを制
御する第2のドライバプログラムと、X.25プロトコ
ル手順を実行し,中継回線障害時のパケットデータの紛
失,順序誤りを検出して再送制御しX.25端末に対し
て呼切断が発生しないように待ちの制御を行うX.25
手順処理プログラムと、内部高速バスの制御を行う第2
のバスドライバプログラムとを設けたものである。
【0013】
【作用】例えば中継回線に障害が発生すると、方路スイ
ッチが制御され迂回回線としての他の中継回線とフレー
ムリレー通信制御部とが接続されると共に、この場合ス
イッチが制御されて障害中継回線とレイヤ1,2制御監
視部とが接続されレイヤ1,2の信号の制御及び監視に
よりその復旧が行われる。この結果、障害検出後の各中
継回線の復旧は、レイヤ1,2制御監視部により共通に
制御されることから、各中継回線単位毎に各々独立して
ハードウェアを設ける必要が無くなる。また、フレーム
リレー通信制御部は、制御された方路スイッチを介し各
々通常時の中継回線と迂回時の中継回線とに接続できる
ことから、このフレームリレー通信制御部をLSIで構
成すれば、通常の中継回線制御時及び迂回時に同一のL
SIを共用化することができる。また、内部高速バスに
接続されて各X.25端末の通信制御を行うX.25端
末通信制御部は、上記内部高速バスを介し中継回線制御
部から中継回線の障害が通知された場合、各X.25端
末に対しデータの通信を待機させる。この結果、X.2
5端末の呼切断を防止することができる。
ッチが制御され迂回回線としての他の中継回線とフレー
ムリレー通信制御部とが接続されると共に、この場合ス
イッチが制御されて障害中継回線とレイヤ1,2制御監
視部とが接続されレイヤ1,2の信号の制御及び監視に
よりその復旧が行われる。この結果、障害検出後の各中
継回線の復旧は、レイヤ1,2制御監視部により共通に
制御されることから、各中継回線単位毎に各々独立して
ハードウェアを設ける必要が無くなる。また、フレーム
リレー通信制御部は、制御された方路スイッチを介し各
々通常時の中継回線と迂回時の中継回線とに接続できる
ことから、このフレームリレー通信制御部をLSIで構
成すれば、通常の中継回線制御時及び迂回時に同一のL
SIを共用化することができる。また、内部高速バスに
接続されて各X.25端末の通信制御を行うX.25端
末通信制御部は、上記内部高速バスを介し中継回線制御
部から中継回線の障害が通知された場合、各X.25端
末に対しデータの通信を待機させる。この結果、X.2
5端末の呼切断を防止することができる。
【0014】また、内部高速バスには複数の中継回線制
御部及びX.25端末通信制御部が接続される。この結
果、各中継回線制御部からの中継回線障害に対する各
X.25端末のデータ通信の待機制御を1つのバスを介
して行うことが可能になる。また、上記中継回線制御部
の各部には対応のプログラムが設けられると共に、例え
ば中継回線に障害が発生した場合は、この障害中継回線
とレイヤ1,2制御監視部とが接続され、レイヤ1,2
制御監視プログラムのレイヤ1の制御信号処理及びレイ
ヤ2のフラグ同期処理等の実行によりその復旧が監視さ
れる。この結果、障害検出後の各中継回線の復旧は、レ
イヤ1,2制御監視プログラムにより共通に制御される
ことから、各中継回線単位毎に各々独立してソフトウェ
アを設ける必要が無くなる。また、フレームリレープロ
トコルにおいては呼制御データの再送制御が行われるた
め、中継回線が障害となった場合の迂回時及び復旧切換
え時には呼の切断を防止できる。また、中継回線障害時
には、X.25端末通信制御部のプログラムでは、パケ
ットデータの紛失,順序誤りが検出されて再送制御が行
われると共に、X.25端末に対して呼切断が発生しな
いように待ちの制御が行われる。この結果、迂回時及び
復旧切換え時にはX.25端末の呼は切断されない。
御部及びX.25端末通信制御部が接続される。この結
果、各中継回線制御部からの中継回線障害に対する各
X.25端末のデータ通信の待機制御を1つのバスを介
して行うことが可能になる。また、上記中継回線制御部
の各部には対応のプログラムが設けられると共に、例え
ば中継回線に障害が発生した場合は、この障害中継回線
とレイヤ1,2制御監視部とが接続され、レイヤ1,2
制御監視プログラムのレイヤ1の制御信号処理及びレイ
ヤ2のフラグ同期処理等の実行によりその復旧が監視さ
れる。この結果、障害検出後の各中継回線の復旧は、レ
イヤ1,2制御監視プログラムにより共通に制御される
ことから、各中継回線単位毎に各々独立してソフトウェ
アを設ける必要が無くなる。また、フレームリレープロ
トコルにおいては呼制御データの再送制御が行われるた
め、中継回線が障害となった場合の迂回時及び復旧切換
え時には呼の切断を防止できる。また、中継回線障害時
には、X.25端末通信制御部のプログラムでは、パケ
ットデータの紛失,順序誤りが検出されて再送制御が行
われると共に、X.25端末に対して呼切断が発生しな
いように待ちの制御が行われる。この結果、迂回時及び
復旧切換え時にはX.25端末の呼は切断されない。
【0015】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係る中継回線無切断迂回方式を適用
したデータ通信交換システムの一実施例を示すブロック
図である。同図において、このデータ通信交換システム
は、他の交換機への各中継回線を制御する中継回線制御
部120と、この中継回線制御部120と内部高速バス
130を介して接続され収容したX.25端末のデータ
通信を制御するX.25端末通信制御部170とに大別
される。ここで中継回線制御部120は次のように構成
される。即ち、各中継回線1001 〜100n は、中継
回線制御部120の各回線対応部1011 〜101n で
物理的に終端され、スイッチ102を介し方路スイッチ
103で選択されてフレームリレー通信制御部104に
接続される。
る。図1は本発明に係る中継回線無切断迂回方式を適用
したデータ通信交換システムの一実施例を示すブロック
図である。同図において、このデータ通信交換システム
は、他の交換機への各中継回線を制御する中継回線制御
部120と、この中継回線制御部120と内部高速バス
130を介して接続され収容したX.25端末のデータ
通信を制御するX.25端末通信制御部170とに大別
される。ここで中継回線制御部120は次のように構成
される。即ち、各中継回線1001 〜100n は、中継
回線制御部120の各回線対応部1011 〜101n で
物理的に終端され、スイッチ102を介し方路スイッチ
103で選択されてフレームリレー通信制御部104に
接続される。
【0016】また、フレームリレー通信制御部104は
図6に示すフレームリレーのプロトコルを制御すると共
に、このフレームリレー通信部104とバス112を介
して接続されるフレームリレー手順処理部111は各中
継回線の障害監視及び方路選択の制御を行う。なお、中
継回線制御部120内には、各回線対応部及びスイッチ
102を介し、各中継回線上のレイヤ1及びレイヤ2の
プロトコルの制御監視を行うレイヤ1,2監視制御部1
15が設けられ、このレイヤ1,2監視制御部115は
フレームリレー手順処理部111に接続されている。ま
た、フレームリレー手順処理部111とバス113を介
して接続されるバス制御部114は、内部高速バス13
0を経由してX.25端末通信制御部170と接続さ
れ、このX.25端末通信制御部170内のバス制御部
161と通信データを送受する。
図6に示すフレームリレーのプロトコルを制御すると共
に、このフレームリレー通信部104とバス112を介
して接続されるフレームリレー手順処理部111は各中
継回線の障害監視及び方路選択の制御を行う。なお、中
継回線制御部120内には、各回線対応部及びスイッチ
102を介し、各中継回線上のレイヤ1及びレイヤ2の
プロトコルの制御監視を行うレイヤ1,2監視制御部1
15が設けられ、このレイヤ1,2監視制御部115は
フレームリレー手順処理部111に接続されている。ま
た、フレームリレー手順処理部111とバス113を介
して接続されるバス制御部114は、内部高速バス13
0を経由してX.25端末通信制御部170と接続さ
れ、このX.25端末通信制御部170内のバス制御部
161と通信データを送受する。
【0017】次にX.25端末通信制御部170は次の
ように構成される。即ち、X.25端末通信制御部17
0内のX.25手順処理部162は再送制御処理を実行
すると共に、X.25通信制御部152は収容される
X.25端末140とのX.25プロトコルを終端す
る。なお、回線対応部151は、X.25端末140と
接続されるX.25端末回線150を物理的に終端す
る。
ように構成される。即ち、X.25端末通信制御部17
0内のX.25手順処理部162は再送制御処理を実行
すると共に、X.25通信制御部152は収容される
X.25端末140とのX.25プロトコルを終端す
る。なお、回線対応部151は、X.25端末140と
接続されるX.25端末回線150を物理的に終端す
る。
【0018】次に図2は上記システムにおいて呼制御デ
ータ及び通常のデータの流れを示す機能ブロック図であ
る。図2を用い本システムにおける通常データの流れの
状況を説明する。本システムを構成する交換機A、即ち
A局に接続されるX.25端末ではX.25呼制御が行
われる。このX.25呼制御は、A局のX.25端末通
信制御部170との間で、図中、各々のソフトウェア処
理400,401としてレイヤ3までの呼処理を実行す
る。
ータ及び通常のデータの流れを示す機能ブロック図であ
る。図2を用い本システムにおける通常データの流れの
状況を説明する。本システムを構成する交換機A、即ち
A局に接続されるX.25端末ではX.25呼制御が行
われる。このX.25呼制御は、A局のX.25端末通
信制御部170との間で、図中、各々のソフトウェア処
理400,401としてレイヤ3までの呼処理を実行す
る。
【0019】次に、A局のX.25端末通信制御部17
0におけるソフトウェア処理401とA局の中継回線制
御部120におけるソフトウェア処理402間で呼処理
制御を行い、続いて網のソフトウェア処理403を介し
交換機B、即ちB局の中継回線制御部におけるソフトウ
ェア処理404,B局のX.25端末通信制御部におけ
るソフトウェア処理405,及びB局のX.25端末に
おけるソフトウェア処理406と順に呼処理が実行され
て、A局のX.25端末及びB局のX.25端末の各ソ
フトウェア処理400,406の結果、両端末の間でリ
ンクが設定される。ここで、A局及びB局の各中継回線
制御部における各々のソフトウェア処理402,404
間では、図中、符号407で示す呼処理のみがレイヤ2
のルートを通ってリンク確立され、この場合、各X.2
5端末のソフトウェア処理400,406間のデータ
は、各ソフトウェア処理402,403,404におけ
るレイヤ3プロトコルとしては透過する。
0におけるソフトウェア処理401とA局の中継回線制
御部120におけるソフトウェア処理402間で呼処理
制御を行い、続いて網のソフトウェア処理403を介し
交換機B、即ちB局の中継回線制御部におけるソフトウ
ェア処理404,B局のX.25端末通信制御部におけ
るソフトウェア処理405,及びB局のX.25端末に
おけるソフトウェア処理406と順に呼処理が実行され
て、A局のX.25端末及びB局のX.25端末の各ソ
フトウェア処理400,406の結果、両端末の間でリ
ンクが設定される。ここで、A局及びB局の各中継回線
制御部における各々のソフトウェア処理402,404
間では、図中、符号407で示す呼処理のみがレイヤ2
のルートを通ってリンク確立され、この場合、各X.2
5端末のソフトウェア処理400,406間のデータ
は、各ソフトウェア処理402,403,404におけ
るレイヤ3プロトコルとしては透過する。
【0020】次に図3は中継回線制御部120を制御す
るソフトウェアの一実施例を示す機能ブロック図であ
り、例えば上述のA局の中継回線制御部120のソフト
ウェア処理402の構成を示すものである。即ち、A局
の中継回線制御部120では、バス制御部114を制御
する高速バスドライバプログラム204を介してフレー
ムリレー手順処理部111の制御を行うフレームリレー
手順処理プログラム203が実行される。そして、回線
制御LSIから構成されるフレームリレー通信制御部1
04における呼制御データは、タイマ管理,受信情報フ
レームの確認等を行う呼処理プロトコル202、及び回
線制御LSIドライバプログラム200等を通して網と
送受される。また、通常のデータは、レイヤ2のフレー
ムの多重化/分配,0ビット挿入/削除等のコア機能を
有するコアプログラム201、及び回線制御LSIドラ
イバプログラム200等を経由して網と送受される。な
お、これら各プログラムはアプリケーション及びOSに
よりその実行が制御される。
るソフトウェアの一実施例を示す機能ブロック図であ
り、例えば上述のA局の中継回線制御部120のソフト
ウェア処理402の構成を示すものである。即ち、A局
の中継回線制御部120では、バス制御部114を制御
する高速バスドライバプログラム204を介してフレー
ムリレー手順処理部111の制御を行うフレームリレー
手順処理プログラム203が実行される。そして、回線
制御LSIから構成されるフレームリレー通信制御部1
04における呼制御データは、タイマ管理,受信情報フ
レームの確認等を行う呼処理プロトコル202、及び回
線制御LSIドライバプログラム200等を通して網と
送受される。また、通常のデータは、レイヤ2のフレー
ムの多重化/分配,0ビット挿入/削除等のコア機能を
有するコアプログラム201、及び回線制御LSIドラ
イバプログラム200等を経由して網と送受される。な
お、これら各プログラムはアプリケーション及びOSに
よりその実行が制御される。
【0021】また、図4はX.25端末通信制御部17
0を制御するソフトウェアの一実施例を示す機能ブロッ
ク図であり、例えば上述のA局のX.25端末通信制御
部170におけるソフトウェア処理401の構成を示す
ものである。即ち、このソフトウェア処理401では、
回線制御LSIからなるX.25通信制御部152を制
御する回線制御LSIドライバプログラム300と、
X.25手順処理部162のX.25手順処理プログラ
ム301とでレイヤ3までのプロトコル終端を行う。ま
た、バス制御部161を制御する高速バスドライバプロ
グラム302を通してA局の中継回線制御部120の処
理402とソフトウェア的に結合する。なお、これらの
プログラムはアプリケーション及びOSによりその実行
が制御される。
0を制御するソフトウェアの一実施例を示す機能ブロッ
ク図であり、例えば上述のA局のX.25端末通信制御
部170におけるソフトウェア処理401の構成を示す
ものである。即ち、このソフトウェア処理401では、
回線制御LSIからなるX.25通信制御部152を制
御する回線制御LSIドライバプログラム300と、
X.25手順処理部162のX.25手順処理プログラ
ム301とでレイヤ3までのプロトコル終端を行う。ま
た、バス制御部161を制御する高速バスドライバプロ
グラム302を通してA局の中継回線制御部120の処
理402とソフトウェア的に結合する。なお、これらの
プログラムはアプリケーション及びOSによりその実行
が制御される。
【0022】次に図5は以上のように構成されたデータ
通信交換システムの中継回線障害時の迂回と復旧時の切
り戻しの無切断迂回の一例を示すシーケンス図である。
図5を用い上記システムにおける中継回線障害時の動作
を説明する。即ち、A局及びB局の各X.25端末間で
データ通信の実行中に、中継回線障害(500)が発生
すると、A局及びB局の各中継回線制御部のソフトウェ
ア処理402,404では各々障害検出(501),
(502)を行い、各X.25端末通信制御部のソフト
ウェア処理401,405に対し障害通知(503),
(504)を行う。即ち例えば、図1中の中継回線10
01 に障害が発生した場合、この障害は回線対応部10
11 及びフレームリレー通信制御部104等を介してフ
レームリレー手順処理部111へ伝達され、このフレー
ムリレー手順処理部111の図3に示すフレームリレー
手順処理プログラム203の実行により処理される。こ
の場合、フレームリレー手順処理部111は、バス制御
部114,内部高速バス130及びX.25端末通信制
御部170内のバス制御部161を介し、X.25手順
処理部162へ障害通知(503),(504)を行
う。
通信交換システムの中継回線障害時の迂回と復旧時の切
り戻しの無切断迂回の一例を示すシーケンス図である。
図5を用い上記システムにおける中継回線障害時の動作
を説明する。即ち、A局及びB局の各X.25端末間で
データ通信の実行中に、中継回線障害(500)が発生
すると、A局及びB局の各中継回線制御部のソフトウェ
ア処理402,404では各々障害検出(501),
(502)を行い、各X.25端末通信制御部のソフト
ウェア処理401,405に対し障害通知(503),
(504)を行う。即ち例えば、図1中の中継回線10
01 に障害が発生した場合、この障害は回線対応部10
11 及びフレームリレー通信制御部104等を介してフ
レームリレー手順処理部111へ伝達され、このフレー
ムリレー手順処理部111の図3に示すフレームリレー
手順処理プログラム203の実行により処理される。こ
の場合、フレームリレー手順処理部111は、バス制御
部114,内部高速バス130及びX.25端末通信制
御部170内のバス制御部161を介し、X.25手順
処理部162へ障害通知(503),(504)を行
う。
【0023】また、フレームリレー手順処理部111の
プログラム203(図3)の実行により、方路スイッチ
103を制御して中継回線1002 に方路を切換え、迂
回呼設定(507)により中継回線1002 を介するル
ートでB局とリンクを設定する。この場合B局も同様に
方路を切換え、応答(508)を返送する。そしてこの
時フレームリレー手順処理部111のプログラム203
の実行により、スイッチ102を制御し回線対応部10
11 とレイヤ1,レイヤ2の制御及び監視制御を行うレ
イヤ1,2制御監視部115とを接続する。
プログラム203(図3)の実行により、方路スイッチ
103を制御して中継回線1002 に方路を切換え、迂
回呼設定(507)により中継回線1002 を介するル
ートでB局とリンクを設定する。この場合B局も同様に
方路を切換え、応答(508)を返送する。そしてこの
時フレームリレー手順処理部111のプログラム203
の実行により、スイッチ102を制御し回線対応部10
11 とレイヤ1,レイヤ2の制御及び監視制御を行うレ
イヤ1,2制御監視部115とを接続する。
【0024】レイヤ1,2制御監視部115では、図3
に示すようなレイヤ1,2制御監視プログラム205を
有し、レイヤ1の制御監視及びレイヤ2の制御監視を実
行して障害の復旧動作を制御し全ての中継回線に対し共
通、かつ同時に複数の中継回線を制御する。そしてフレ
ームリレー手順処理プログラム203から起動される
と、障害回線である中継回線1001 の復旧動作の制御
を実行する。一方障害通知(503),(504)を受
けたA局及びB局の各X.25端末通信制御部(即ち、
X.25手順処理部162)のソフトウェア処理40
1,405では、A局及びB局の各X.25端末から各
ソフトウェア処理400,406からデータを受信した
場合、X.25手順処理プログラム301が実行されな
いように、待ち指示(505),(506)を各端末へ
送出してデータ送信を待たせる。これにより、A局及び
B局の各X.25端末のソフトウェア処理400,40
6ではデータ呼の切断(紛失)が防止される。
に示すようなレイヤ1,2制御監視プログラム205を
有し、レイヤ1の制御監視及びレイヤ2の制御監視を実
行して障害の復旧動作を制御し全ての中継回線に対し共
通、かつ同時に複数の中継回線を制御する。そしてフレ
ームリレー手順処理プログラム203から起動される
と、障害回線である中継回線1001 の復旧動作の制御
を実行する。一方障害通知(503),(504)を受
けたA局及びB局の各X.25端末通信制御部(即ち、
X.25手順処理部162)のソフトウェア処理40
1,405では、A局及びB局の各X.25端末から各
ソフトウェア処理400,406からデータを受信した
場合、X.25手順処理プログラム301が実行されな
いように、待ち指示(505),(506)を各端末へ
送出してデータ送信を待たせる。これにより、A局及び
B局の各X.25端末のソフトウェア処理400,40
6ではデータ呼の切断(紛失)が防止される。
【0025】その後、A局及びB局の各中継回線制御部
のソフトウェア処理402,404では、迂回ルートの
設定が可能になると、各X.25端末通信制御部のソフ
トウェア処理401,405に対し迂回完了(509)
を通知する。この結果、X.25手順処理プログラム3
01では、障害通知(503),(504)を受けた
時、各中継回線制御部のソフトウェア処理402,40
4へ送出しようとしていた再送データ(510)を送出
する。なおこの時、中継障害によりシーケンス番号抜
け、つまりパケットデータが紛失した場合は、各X.2
5端末通信制御部におけるソフトウェア処理401,4
05のX.25手順処理プログラム301でチェックを
行って再送データ要求を送出し、正しいシーケンス番号
のデータを再送する。また、レイヤ1,2制御監視部1
15のプログラム205では、中継回線のレイヤ1障害
の復旧動作及び確認を、フレームリレー手順処理部11
1におけるプログラム203とは独立に制御する。
のソフトウェア処理402,404では、迂回ルートの
設定が可能になると、各X.25端末通信制御部のソフ
トウェア処理401,405に対し迂回完了(509)
を通知する。この結果、X.25手順処理プログラム3
01では、障害通知(503),(504)を受けた
時、各中継回線制御部のソフトウェア処理402,40
4へ送出しようとしていた再送データ(510)を送出
する。なおこの時、中継障害によりシーケンス番号抜
け、つまりパケットデータが紛失した場合は、各X.2
5端末通信制御部におけるソフトウェア処理401,4
05のX.25手順処理プログラム301でチェックを
行って再送データ要求を送出し、正しいシーケンス番号
のデータを再送する。また、レイヤ1,2制御監視部1
15のプログラム205では、中継回線のレイヤ1障害
の復旧動作及び確認を、フレームリレー手順処理部11
1におけるプログラム203とは独立に制御する。
【0026】ここでレイヤ1の復旧が確認されると、レ
イヤ1復旧(511),(512)がレイヤ1,2制御
監視部115のプログラム205の実行によりフレーム
リレー手順処理部111のプログラム203へ通知され
る。レイヤ1,2制御監視部115のプログラム205
では、レイヤ2復旧のため、呼設定(513)及び応答
(514)を送受し、レイヤ2までのリンクを確立する
動作を実行する。そしてレイヤ2復旧(515),(5
16)を確認すると、プログラム205の実行によって
フレームリレー手順処理部111のプログラム203対
しこれの通知を行う。そしてフレームリレー手順処理プ
ログラム203が実行されると、X.25手順処理プロ
グラム301に対し中継回線復旧のための切り戻しの方
路切換え指示(519),(520)を送出する。この
場合、A局及びB局の各X.25端末通信制御部のソフ
トウェア処理401,405(X.25手順処理プログ
ラム301)では、待ち指示(521),(522)を
各端末へ送出し、再び呼切断が生じない状態をつくる。
また、A局及びB局の各中継回線制御部のソフトウェア
処理402,404の実行により、方路切換え(51
7),(518)が行われる。即ち、フレーム手順処理
プログラム203の実行により、方路スイッチ103を
制御し、回線対応部1011 に切換える。
イヤ1復旧(511),(512)がレイヤ1,2制御
監視部115のプログラム205の実行によりフレーム
リレー手順処理部111のプログラム203へ通知され
る。レイヤ1,2制御監視部115のプログラム205
では、レイヤ2復旧のため、呼設定(513)及び応答
(514)を送受し、レイヤ2までのリンクを確立する
動作を実行する。そしてレイヤ2復旧(515),(5
16)を確認すると、プログラム205の実行によって
フレームリレー手順処理部111のプログラム203対
しこれの通知を行う。そしてフレームリレー手順処理プ
ログラム203が実行されると、X.25手順処理プロ
グラム301に対し中継回線復旧のための切り戻しの方
路切換え指示(519),(520)を送出する。この
場合、A局及びB局の各X.25端末通信制御部のソフ
トウェア処理401,405(X.25手順処理プログ
ラム301)では、待ち指示(521),(522)を
各端末へ送出し、再び呼切断が生じない状態をつくる。
また、A局及びB局の各中継回線制御部のソフトウェア
処理402,404の実行により、方路切換え(51
7),(518)が行われる。即ち、フレーム手順処理
プログラム203の実行により、方路スイッチ103を
制御し、回線対応部1011 に切換える。
【0027】次に、A局及びB局の各中継回線制御部の
ソフトウェア処理402,404では、迂回回線である
中継回線1002 の呼切断のため、迂回呼切断指示(5
23),切断応答(524)を行う。そしてスイッチ1
02を制御し、回線対応部1011 とレイヤ1,2制御
監視部115との接続ルートから回線対応部1012と
レイヤ1,2制御監視部115との接続ルートに変更す
る処理を、レイヤ1,2制御監視部115のプログラム
205の実行により行う。そしてこれが完了すると、レ
イヤ1,2制御監視プログラム205の実行によりフレ
ームリレー手順処理プログラム203へこの旨を通知
し、この結果、フレームリレー手順処理プログラム20
3が実行されて、レイヤ1,2制御監視プログラム20
5の実行が停止指示される。同時にフレームリレー手順
処理プログラム203の実行によって、中継回線復旧
(525),(526)をX.25手順処理プログラム
301へ通知する。この結果、X.25手順処理プログ
ラム301が実行されて、再送データ(527)が送出
され、通信が継続される。
ソフトウェア処理402,404では、迂回回線である
中継回線1002 の呼切断のため、迂回呼切断指示(5
23),切断応答(524)を行う。そしてスイッチ1
02を制御し、回線対応部1011 とレイヤ1,2制御
監視部115との接続ルートから回線対応部1012と
レイヤ1,2制御監視部115との接続ルートに変更す
る処理を、レイヤ1,2制御監視部115のプログラム
205の実行により行う。そしてこれが完了すると、レ
イヤ1,2制御監視プログラム205の実行によりフレ
ームリレー手順処理プログラム203へこの旨を通知
し、この結果、フレームリレー手順処理プログラム20
3が実行されて、レイヤ1,2制御監視プログラム20
5の実行が停止指示される。同時にフレームリレー手順
処理プログラム203の実行によって、中継回線復旧
(525),(526)をX.25手順処理プログラム
301へ通知する。この結果、X.25手順処理プログ
ラム301が実行されて、再送データ(527)が送出
され、通信が継続される。
【0028】このように、中継回線障害時のレイヤ1,
2の復旧動作制御及び監視を独立した機能とソフトウェ
アで実行すると共に、全て中継回線をスイッチで選択し
て制御できるように構成したため、ハードウェア及びこ
れらのハードウェアを制御するソフトウェアが中継回線
単位で必要とすることが無く、システムを経済的に構成
できる。また、中継回線制御部にフレームリレープロト
コルを採用し、X.25端末通信制御部にレイヤ3の再
送制御と、中継回線障害時及び復旧時にX.25端末に
対してデータ送出を待たせる待ち指示のソフトウェアを
有することにより、迂回時及び復旧切換え時にX.25
端末の呼を切断することなく迂回させることが可能にな
る。また、フレームリレーを制御するプロトコルのLS
I(回線制御LSI)から構成されるフレームリレー通
信制御部104を、方路スイッチの後段に配設したた
め、通常の中継回線制御時及び迂回時に同一のLSIを
共用化することができる。
2の復旧動作制御及び監視を独立した機能とソフトウェ
アで実行すると共に、全て中継回線をスイッチで選択し
て制御できるように構成したため、ハードウェア及びこ
れらのハードウェアを制御するソフトウェアが中継回線
単位で必要とすることが無く、システムを経済的に構成
できる。また、中継回線制御部にフレームリレープロト
コルを採用し、X.25端末通信制御部にレイヤ3の再
送制御と、中継回線障害時及び復旧時にX.25端末に
対してデータ送出を待たせる待ち指示のソフトウェアを
有することにより、迂回時及び復旧切換え時にX.25
端末の呼を切断することなく迂回させることが可能にな
る。また、フレームリレーを制御するプロトコルのLS
I(回線制御LSI)から構成されるフレームリレー通
信制御部104を、方路スイッチの後段に配設したた
め、通常の中継回線制御時及び迂回時に同一のLSIを
共用化することができる。
【0029】なお、本実施例では、説明を簡単にするた
め、内部高速バス130に対し中継回線制御部120及
びX,25端末通信制御部170を各々1つづつ接続す
る構成としたが、内部高速バス130に対し複数の中継
回線制御部120及びX,25端末通信制御部170を
接続しても同様に動作させることができる。即ち、一般
にこの種の交換機では、中継回線の収容数に対してX.
25端末の収容数の方が多く、したがってこの場合は内
部高速バス130に対し1つの中継回線制御部120及
び複数のX,25端末通信制御部170を各々接続する
と共に、交換機の規模によっては、n個の中継回線制御
部120及びm(n<m)個のX,25端末通信制御部
170を各々接続することができる。
め、内部高速バス130に対し中継回線制御部120及
びX,25端末通信制御部170を各々1つづつ接続す
る構成としたが、内部高速バス130に対し複数の中継
回線制御部120及びX,25端末通信制御部170を
接続しても同様に動作させることができる。即ち、一般
にこの種の交換機では、中継回線の収容数に対してX.
25端末の収容数の方が多く、したがってこの場合は内
部高速バス130に対し1つの中継回線制御部120及
び複数のX,25端末通信制御部170を各々接続する
と共に、交換機の規模によっては、n個の中継回線制御
部120及びm(n<m)個のX,25端末通信制御部
170を各々接続することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、例
えば中継回線に障害が発生すると、方路スイッチを制御
し迂回回線としての他の中継回線とフレームリレー通信
制御部とを接続すると共に、この場合スイッチを制御し
障害中継回線とレイヤ1,2制御監視部とを接続してレ
イヤ1,2の信号の制御及び監視を行うように構成した
ので、障害検出後の各中継回線の復旧は、レイヤ1,2
制御監視部により共通に制御され、したがって各中継回
線単位毎に各々独立してハードウェアを設ける必要が無
く、システムを簡単かつ経済的に構成できる。また、フ
レームリレー通信制御部は、制御された方路スイッチを
介し各々通常時の中継回線と迂回時の中継回線とに接続
できることから、このフレームリレー通信制御部をLS
Iで構成すれば、通常の中継回線制御時及び迂回時にこ
のLSIを共用化でき、システムのコストダウンが可能
になる。また、内部高速バスにX.25端末通信制御部
を接続すると共に、各X.25端末の通信制御を行う上
記X.25端末通信制御部は、上記内部高速バスを介し
中継回線制御部から中継回線の障害が通知された場合、
各X.25端末に対しデータ通信を待機させるようにし
たので、中継回線障害時に対応のX.25端末の呼切断
を防止できる。
えば中継回線に障害が発生すると、方路スイッチを制御
し迂回回線としての他の中継回線とフレームリレー通信
制御部とを接続すると共に、この場合スイッチを制御し
障害中継回線とレイヤ1,2制御監視部とを接続してレ
イヤ1,2の信号の制御及び監視を行うように構成した
ので、障害検出後の各中継回線の復旧は、レイヤ1,2
制御監視部により共通に制御され、したがって各中継回
線単位毎に各々独立してハードウェアを設ける必要が無
く、システムを簡単かつ経済的に構成できる。また、フ
レームリレー通信制御部は、制御された方路スイッチを
介し各々通常時の中継回線と迂回時の中継回線とに接続
できることから、このフレームリレー通信制御部をLS
Iで構成すれば、通常の中継回線制御時及び迂回時にこ
のLSIを共用化でき、システムのコストダウンが可能
になる。また、内部高速バスにX.25端末通信制御部
を接続すると共に、各X.25端末の通信制御を行う上
記X.25端末通信制御部は、上記内部高速バスを介し
中継回線制御部から中継回線の障害が通知された場合、
各X.25端末に対しデータ通信を待機させるようにし
たので、中継回線障害時に対応のX.25端末の呼切断
を防止できる。
【0031】また、内部高速バスには複数の中継回線制
御部及びX.25端末通信制御部を接続するようにした
ので、各中継回線制御部からの中継回線障害に対する各
X.25端末のデータ通信の待機制御を1つのバスを介
して行うことが可能になる。また、上記中継回線制御部
の各部には対応のプログラムを設けると共に、例えば中
継回線に障害が発生した場合は、この障害中継回線とレ
イヤ1,2制御監視部とを接続し、レイヤ1,2制御監
視プログラムのレイヤ1の制御信号処理及びレイヤ2の
フラグ同期処理等の実行によりその復旧の制御及び監視
を行うようにしたので、障害検出後の各中継回線の復旧
は、レイヤ1,2制御監視プログラムにより共通に制御
され、したがって各中継回線単位毎に各々独立してソフ
トウェアを設ける必要が無くなる。また、フレームリレ
ープロトコルにおいては呼制御データの再送制御が行わ
れるため、中継回線が障害となった場合の迂回時及び復
旧切換え時には呼の切断を防止できる。また、中継回線
障害時には、X.25端末通信制御部のプログラムで
は、パケットデータの紛失,順序誤りを検出して再送制
御を行うと共に、X.25端末に対して呼切断が発生し
ないように待ちの制御を行うように構成したので、迂回
時及び復旧切換え時の際のX.25端末の呼切断を防止
することができる。
御部及びX.25端末通信制御部を接続するようにした
ので、各中継回線制御部からの中継回線障害に対する各
X.25端末のデータ通信の待機制御を1つのバスを介
して行うことが可能になる。また、上記中継回線制御部
の各部には対応のプログラムを設けると共に、例えば中
継回線に障害が発生した場合は、この障害中継回線とレ
イヤ1,2制御監視部とを接続し、レイヤ1,2制御監
視プログラムのレイヤ1の制御信号処理及びレイヤ2の
フラグ同期処理等の実行によりその復旧の制御及び監視
を行うようにしたので、障害検出後の各中継回線の復旧
は、レイヤ1,2制御監視プログラムにより共通に制御
され、したがって各中継回線単位毎に各々独立してソフ
トウェアを設ける必要が無くなる。また、フレームリレ
ープロトコルにおいては呼制御データの再送制御が行わ
れるため、中継回線が障害となった場合の迂回時及び復
旧切換え時には呼の切断を防止できる。また、中継回線
障害時には、X.25端末通信制御部のプログラムで
は、パケットデータの紛失,順序誤りを検出して再送制
御を行うと共に、X.25端末に対して呼切断が発生し
ないように待ちの制御を行うように構成したので、迂回
時及び復旧切換え時の際のX.25端末の呼切断を防止
することができる。
【図1】本発明に係る中継回線無切断迂回方式を適用し
たデータ通信交換システムの一実施例を示すブロック図
である。
たデータ通信交換システムの一実施例を示すブロック図
である。
【図2】上記システム内の呼制御データ及び通常データ
の流れを示す図である。
の流れを示す図である。
【図3】上記システムを構成する中継回線制御部におけ
るソフトウェアの機能を示す機能ブロック図である。
るソフトウェアの機能を示す機能ブロック図である。
【図4】上記システムを構成するX.25端末通信制御
部におけるソフトウェアの機能を示す機能ブロック図で
ある。
部におけるソフトウェアの機能を示す機能ブロック図で
ある。
【図5】上記システムにおいて中継回線障害時のデータ
呼の無切断迂回の一動作例を示すシーケンス図である。
呼の無切断迂回の一動作例を示すシーケンス図である。
【図6】上記システムに用いられるフレームリレーの機
能を示す図である。
能を示す図である。
1001 〜100n 中継回線 1011 〜101n 回線対応部(第1の回線対応
部) 102 スイッチ 103 方路スイッチ 104 フレームリレー通信制御部 1101 〜110n 回線制御部(第1の回線制御
部) 111 フレームリレー手順処理部 114 バス制御部(第1のバス制御
部) 115 レイヤ1,2制御監視部 120 中継回線制御部 130 内部高速バス 140 X.25端末 150 X.25端末回線 151 回線対応部(第2の回線対応
部) 152 X.25通信制御部 1601 〜160n 回線制御部(第2の回線制御
部) 161 バス制御部(第2のバス制御
部) 162 X.25手順処理部 170 X.25端末通信制御部 200,300 回線LSIドライバプログラム 201 コアプログラム 202 呼処理プロトコル 203 フレームリレー手順処理プログ
ラム 204,302 高速バスドライバプログラム 205 レイヤ1,2制御監視プログラ
ム 301 X.25手順処理プログラム 400,406 X.25端末のソフトウェア処
理 401,405 X.25端末通信制御部のソフ
トウェア処理 402,404 中継回線制御部のソフトウェア
処理 403 網のソフトウェア処理
部) 102 スイッチ 103 方路スイッチ 104 フレームリレー通信制御部 1101 〜110n 回線制御部(第1の回線制御
部) 111 フレームリレー手順処理部 114 バス制御部(第1のバス制御
部) 115 レイヤ1,2制御監視部 120 中継回線制御部 130 内部高速バス 140 X.25端末 150 X.25端末回線 151 回線対応部(第2の回線対応
部) 152 X.25通信制御部 1601 〜160n 回線制御部(第2の回線制御
部) 161 バス制御部(第2のバス制御
部) 162 X.25手順処理部 170 X.25端末通信制御部 200,300 回線LSIドライバプログラム 201 コアプログラム 202 呼処理プロトコル 203 フレームリレー手順処理プログ
ラム 204,302 高速バスドライバプログラム 205 レイヤ1,2制御監視プログラ
ム 301 X.25手順処理プログラム 400,406 X.25端末のソフトウェア処
理 401,405 X.25端末通信制御部のソフ
トウェア処理 402,404 中継回線制御部のソフトウェア
処理 403 網のソフトウェア処理
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の交換機を収容すると共に各交換機
間を接続する中継回線を有するデータ通信交換システム
において、 前記中継回線を物理的に終端する第1の回線対応部と,
複数の第1の回線対応部の信号を選択する方路スイッチ
と,方路スイッチに接続されコア機能としてフレームの
多重化/分配等の機能及び上位機能としてタイマ管理等
の機能を有するフレームリレープロトコルを実行するフ
レームリレー通信制御部とからなる第1の回線制御部
と、前記方路スイッチと第1の回線対応部との間に配設
されレイヤ1,レイヤ2の信号の制御及び監視を行うレ
イヤ1,2制御監視部と、このレイヤ1,2制御監視部
に対し第1の回線対応部からの信号を選択するスイッチ
と、前記データ通信交換システムの内部高速バスに接続
されバス制御を行う第1のバス制御部と、前記各制御
部,レイヤ1,2制御監視部,方路スイッチ及びスイッ
チを制御するフレーム手順処理部とを前記交換機の中継
回線制御部として備え、前記中継回線に障害が生じたと
きに呼を切断することなく迂回させることを特徴とする
中継回線無切断迂回方式。 - 【請求項2】 請求項1記載の中継回線無切断迂回方式
において、 収容した各X.25端末の通信制御を行うX.25端末
通信制御部を前記内部高速バスに接続し、前記X.25
端末通信制御部は、前記X.25端末を接続する端末回
線を物理的に終端する第2の回線対応部と,X.25プ
ロトコルの制御を実行するX.25通信制御部とからな
る第2の回線制御部と、前記内部高速バスに接続されバ
ス制御を行う第2のバス制御部と、この第2のバス制御
部と複数の第2の回線制御部とを制御すると共に前記中
継回線制御部からの中継回線障害の通知を受信した時に
対応のX.25端末に対しデータ通信を待機させるX.
25手順処理部とから構成され、前記中継回線に障害が
生じたときに前記X.25端末の呼を切断することなく
迂回させることを特徴とする中継回線無切断迂回方式。 - 【請求項3】 請求項2記載の中継回線無切断迂回方式
において、 前記内部高速バスに複数の中継回線制御部及びX.25
端末通信制御部を接続し、前記中継回線に障害が生じた
ときに呼を切断することなく迂回させることを特徴とす
る中継回線無切断迂回方式。 - 【請求項4】 請求項1記載の中継回線無切断迂回方式
において、 前記フレームリレー通信制御部の回線制御LSIを制御
する第1のドライバプログラムと、前記フレームリレー
プロトコルのコア機能を制御するコアプログラムと、前
記フレームリレープロトコルにおける呼制御データのタ
イマ管理,再送制御及びフロー制御を行う呼処理プログ
ラムと、中継回線障害時の復旧を監視し,レイヤ1の制
御信号処理及びレイヤ2のフラグ同期処理等を行うレイ
ヤ1,2制御監視プログラムと、前記フレームリレープ
ロトコルの手順を実行して中継回線の障害検出を行うと
共に前記方路スイッチの切換処理,中継回線の障害時に
レイヤ1,2制御監視部に対し前記スイッチの接続処
理,及び前記レイヤ1,2制御監視プログラム部の起動
と監視とを行うフレームリレー手順処理プログラムと、
前記内部高速バスの制御を行う第1のバスドライバプロ
グラムとを備え、前記中継回線に障害が生じたときに呼
を切断することなく迂回させることを特徴とする中継回
線無切断迂回方式。 - 【請求項5】 請求項2記載の中継回線無切断迂回方式
において、 前記X.25通信制御部の回線制御LSIを制御する第
2のドライバプログラムと、X.25プロトコル手順を
実行し,中継回線障害時のパケットデータの紛失,順序
誤りを検出して再送制御しX.25端末に対して呼切断
が発生しないように待ちの制御を行うX.25手順処理
プログラムと、前記内部高速バスの制御を行う第2のバ
スドライバプログラムとを備え、前記中継回線に障害が
生じたときに前記X.25端末の呼を切断することなく
迂回させることを特徴とする中継回線無切断迂回方式。
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JP29255193A JP2629584B2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 中継回線無切断迂回方式 |
US08/330,254 US5502712A (en) | 1993-10-29 | 1994-10-27 | Routing system in data communication with frame relay procedure control |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP29255193A JP2629584B2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 中継回線無切断迂回方式 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07131484A true JPH07131484A (ja) | 1995-05-19 |
JP2629584B2 JP2629584B2 (ja) | 1997-07-09 |
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ID=17783236
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KR0152475B1 (ko) * | 1995-11-09 | 1998-11-02 | 김광호 | 원격안전 관리시스템의 하나의 프로세서에서 비동기용 멀티포트 제어방법 |
WO1997024842A2 (en) * | 1995-12-29 | 1997-07-10 | Mci Communications Corporation | Method and system for resilient frame relay network interconnection |
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JP3001435B2 (ja) * | 1996-10-24 | 2000-01-24 | 日本電気移動通信株式会社 | 確認形情報転送におけるデータ再送方法 |
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US6538997B1 (en) * | 1998-06-24 | 2003-03-25 | 3Com Corporation | Layer-2 trace method and node |
US6633562B1 (en) | 1998-07-31 | 2003-10-14 | Mci Communications Corporation | Method and apparatus using enhanced attachment for improved connectivity in telecommunications |
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US20070217431A1 (en) * | 2005-10-19 | 2007-09-20 | L-3 Communications Titan Corporation | Data security achieved by use of gigabit ethernet and standard ethernet filtering |
Family Cites Families (5)
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JPH04351032A (ja) * | 1991-05-28 | 1992-12-04 | Fujitsu Ltd | ネットワーク切替制御方法 |
US5259027A (en) * | 1991-10-07 | 1993-11-02 | Racal-Datacom, Inc. | Dial restoral method for digital circuits |
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1993
- 1993-10-29 JP JP29255193A patent/JP2629584B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-10-27 US US08/330,254 patent/US5502712A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2629584B2 (ja) | 1997-07-09 |
US5502712A (en) | 1996-03-26 |
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