JPH07203021A - フレームリレー網に接続される通信装置 - Google Patents

フレームリレー網に接続される通信装置

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JPH07203021A
JPH07203021A JP34930893A JP34930893A JPH07203021A JP H07203021 A JPH07203021 A JP H07203021A JP 34930893 A JP34930893 A JP 34930893A JP 34930893 A JP34930893 A JP 34930893A JP H07203021 A JPH07203021 A JP H07203021A
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JP
Japan
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network
communication
frame relay
relay network
failure
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Application number
JP34930893A
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English (en)
Inventor
Takamitsu Chikedera
隆光 千見寺
Hidekazu Tsuruta
英一 鶴田
Hiroshi Nagamine
博史 長嶺
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Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレームリレー網において障害が発生した場
合でも、この障害が回復まで待機することなく通信を継
続できるようにし、これにより通信効率の大幅な向上を
図る。 【構成】 フレームリレー網FNW以外にISDN網I
NWに対しても接続可能な構成とし、かつフレームリレ
ー網FNWの障害を監視する手段51と、回線バックア
ップ切換制御手段52とを備えている。そして、フレー
ムリレー網FNWの通信路を使用した通信中にフレーム
リレー網FNWの障害が検出されると、上記回線バック
アップ切換制御手段52の指示により回線インタフェー
ス2からISDN網INWに対し発呼要求を行なってI
SDN網INWを介する通信路を形成し、しかるのち回
線切換スイッチ3をユーザフレームに同期してフレーム
リレー網FNW側からISDN網INW側に切り換える
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LANなどの通信シス
テムで使用される通信装置に係わり、特にLAN間の接
続に多く使用されるフレームリレー網に接続される通信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信ニーズの増大と通信技術の発
達に伴いISDN網等の種々通信網が開発され使用され
るようになっているが、その一つにフレームリレー網が
ある。フレームリレー網とは、パケット網におけるパケ
ット通信処理のうちレイヤ3のすべてとレイヤ2の上位
の処理を省略し、HDLCのフレームごとにの高速度で
交換する交換網であり、次のような特徴を有している。
【0003】(1) 1.5〜2Mbit/sec の高速度の通信
が可能である。 (2) ユーザによりレイヤ2上位以上のプロトコルを自由
に定義することができるため、LANでよく利用される
TCP/IPなどの様々なプロトコルを使用して効率の
よい伝送が可能である。 (3) 高速のためワークステーションや、画像および音声
の大量データ伝送に適している。 (4) フレーム多重により、多数の対地との通信において
物理回線が共用でき、短いデータも経済的に通信でき
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フレームリ
レー網は、上記したようにパケット交換網におけるレイ
ヤ2の上位以上の手順を省略しているため、つまりフロ
ー制御やパケット再送手順を網が持っていないため、端
末装置の使われ方によっては網において輻輳が発生する
ことがある。輻輳が発生すると、伝送フレームのスルー
プットが極端に悪くなるため、結果的にデータ伝送を行
なえなくなる。
【0005】網で輻輳が発生すると、従来では網に接続
されている端末装置がデータの送信を自粛し、これによ
り回復を待つようにしていた。図8はその状態を示すシ
ステムの概略図である。同図において、(a)はフレー
ムリレー網において重輻輳などにより全フレーム廃棄が
発生した状態を示しており、この障害が復旧するまでは
(b)に示すようにユーザデータフレームの転送は保証
されない。
【0006】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、フレームリレー網におい
て障害が発生した場合でも、この障害が回復まで待機す
ることなく通信を継続できるようにし、これにより通信
効率の大幅な向上を図ることができるフレームリレー網
に接続するための機能を備えた通信装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、フレームリレー網を使用した第1の通信経
路を形成するための第1の接続制御手段に加えて、上記
フレームリレー網とは独立したISDN網を使用した第
2の通信経路を形成するための第2の接続制御手段と、
障害監視手段と、バックアップ切換制御手段とを新たに
備えている。そして、フレームリレー網を使用して通信
フレームを伝送している状態で、上記障害監視手段によ
りフレームリレー網における通信障害の発生を監視し、
この通信障害の発生が検出された場合に、上記パックア
ップ切換制御手段により、上記第2の接続制御手段にI
SDN網を使用した第2の通信経路を形成させるととも
に、上記フレームリレー網を使用した第1の通信経路
を、その通信フレームに同期して上記ISDN網を使用
した第2の通信経路に切り換えるようにしたものであ
る。
【0008】また本発明は、上記構成に加えて、障害復
旧監視手段と、バックアップ切り戻し制御手段とを備
え、ISDN網の第2の通信経路を使用して通信フレー
ムを伝送している状態で、上記障害復旧監視手段により
フレームリレー網における通信障害の復旧を監視し、こ
の通信障害の復旧が検出された場合に、上記バックアッ
プ切り戻し制御手段により、上記ISDN網を使用した
第2の通信経路を、その通信フレームに同期して上記フ
レームリレー網を使用した第1の通信経路に切り戻すと
ともに、上記ISDN網を使用した第2の通信経路を切
断するようにしたことも特徴としている。
【0009】
【作用】この結果本発明の通信装置によれば、フレーム
リレー網を使用した通信経路により通信を行なっている
状態で、フレームリレー網において輻輳などの障害が発
生すると、ISDN網に対し呼処理が行なわれてISD
N網を経由した通信経路が形成され、上記フレームリレ
ー網の通信経路がその通信フレームに同期して上記IS
DN網の通信経路に切り換えられる。このため、端末は
フレームリレー網の障害が復旧するまで待つことなく、
引き続きISDN網の通信経路を介してフレーム伝送を
行なうことができる。したがって、通信効率を高く保持
することができる。
【0010】また、フレームリレー網の障害が復旧した
場合には、ISDN網を使用した第2の通信経路が上記
フレームリレー網を使用した第1の通信経路に自動的に
切り戻されることになる。このため、例えばユーザが手
動操作により回線の切り戻しを行なう必要はなくなる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。図1は、本
発明の一実施例に係わる通信システムの概略構成図であ
る。この通信システムは、複数のユーザ端末TMを網接
続装置NCを介してフレームリレー網FNWばかりでな
くISDN網INWに対しても選択的に接続可能な構成
となっている。なお、FLはフレームリレー用回線、I
LはISDN用回線をそれぞれ示している。
【0012】図2は、上記通信システムで使用される網
接続装置NCの構成を示す回路ブロック図である。この
網接続装置NCは、フレームリレー網用の回線インタフ
ェース1と、ISDN網用の回線インタフェース2と、
端末インタフェース4とを備えており、さらに回線切換
スイッチ3と、制御部5とを備えている。
【0013】このうちフレームリレー網用の回線インタ
フェース1は、フレームリレー用回線FLに接続されて
おり、制御部5の指示に応じてフレームリレー網FNW
に対する通信路の設定および解除のためのインタフェー
ス動作を行なう。ISDN網用の回線インタフェース2
は、ISDN用回線ILに接続されており、制御部5の
指示に応じてISDN網INWに対する通信路の設定お
よび解除のためのインタフェース動作を行なう。端末イ
ンタフェース4は、ユーザ端末TMとの間で送受信され
るデータのフレーム変換などの端末インタフェース動作
を実行する。
【0014】回線切換スイッチ3は、例えばマルチプレ
クサからなり、制御部5の指示に応じて状態が切り換わ
るもので、この切り換えにより端末インタフェース4に
接続されるユーザデータバス6を、フレームリレー網用
の回線インタフェース1とISDN網用の回線インタフ
ェース2とに対し択一的に接続する。
【0015】制御部5は、例えばマイクロコンピュータ
を主制御部として備えたもので、その制御機能として、
フレームリレー網FNWに対する接続制御を実行するフ
レームリレー接続制御手段と、ISDN網INWに対す
る接続制御を実行するISDN接続制御手段とを備え、
さらには障害監視手段51と、バックアップ切換制御手
段52とを備えている。
【0016】障害監視手段51は、フレームリレー網F
NWにおいて網内故障や重輻輳による全フレーム廃棄、
さらにはユーザ・網インタフェース(網接続装置NCと
フレームリレー網FNWとの間)の故障などの障害が発
生した場合に、フレームリレー網FNWから送信される
上記障害の状態を表わすメッセージを回線インタフェー
ス1から制御バス7を介して取り込み、このメッセージ
から障害の発生を検出するものである。
【0017】バックアップ切換制御手段52は、上記障
害監視手段51においてフレームリレー網FNWにおい
て障害発生が検出された場合、もしくはコンソール装置
MTにより切換コマンドが入力された場合に、制御バス
7を介して回線インタフェース2にISDN網INWに
対する呼処理を指示し、これにより通信相手端末との間
にISDN網INWを使用した通信路を形成させる。そ
して、このISDN通信路が形成されると、フレームリ
レー網FNWのフレームに同期して回線切換スイッチ3
を切換制御し、これによりユーザデータバス6の接続先
をフレームリレー網用の回線インタフェース1からIS
DN網用の回線インタフェース2に切り換えるものであ
る。
【0018】次に、以上のように構成された網接続装置
NCによる回線のバックアップ切換動作を説明する。い
まユーザ端末TMと他のユーザ端末TMとの間にフレー
ムリレー網FNWを介した通信路が設定され、この通信
路を介して両ユーザ端末TM,TM間で通信が行なわれ
ているものとする。このとき、網接続装置NCの回線切
換スイッチ3はフレームリレー網用の回線インタフェー
ス1側に切り換わっている。
【0019】さて、この状態で例えば図3(a)に示す
ごとく、フレームリレー網FNWにおいて網内故障また
は重輻輳による全フレーム廃棄が発生したとする。そう
すると、フレームリレー網FNWでは上記障害の状況を
表わす統合リンクレイヤマネジメント(CLLM:Cons
olidate Linc Layer Management )メッセージが作成さ
れ、このCLLMメッセージが10秒周期で繰り返し回
線へ送信される。回線インタフェース1は、回線FLを
介してフレームリレー網FNWからCLLMメッセージ
が到来すると、障害が発生した旨を制御バス7を介して
制御部5へ通知する。
【0020】なお、ユーザ・網インタフェース間の故障
が発生した場合には、回線インタフェース1においてレ
イヤ1(電気・物理条件)およびレイヤ2のコア機能
(フレーム長の検査、伝送エラーの検出等)の異常が検
出され、その旨の情報が制御バス7を介して制御部5に
通知される。また、ユーザがコンソール装置MTを操作
して回線切換コマンドを入力した場合には、この切換コ
マンド(バックアップコマンド)が制御部5に転送され
て認識される。
【0021】障害の発生が通知されると制御部5は、回
線バックアップ切換制御を次のように実行する。図4は
その制御手順および制御内容を示すフローチャートであ
る。すなわち、制御部5はステップ4a,4b,4cに
おいてそれぞれ上記バックアップコマンドの入力、CL
LMメッセージの受信、およびユーザ・網インタフェー
スの故障発生を表わす情報の入力を繰り返し監視してい
る。そして、この状態で上記各異常のうちの一つが検出
されると、制御部5はステップ4dに移行し、ここで制
御バス7を介してISDN網用回線インタフェース2に
対し呼接続を要求する。
【0022】この呼接続要求を受けると回線インタフェ
ース2は、ISDN網INWに対し通信中の相手ユーザ
端末TMとの間に通信路を形成するための発呼処理を行
なう。そして、発呼処理が完了すると制御バス7を介し
て制御部5に発呼完了を通知する。この発呼完了を受け
取ると制御部5は、ステップ4eに移行し、ここで制御
バス7を介して回線切換スイッチ3に対し回線の切換要
求を与える。このため回線切換スイッチ3は、ユーザデ
ータフレームに同期して、フレームリレー網FNW用回
線インタフェース1側からISDN網用回線インタフェ
ース2側に切換わり、この結果ユーザデータバス6はそ
れまで接続されていたフレームリレー網FNWの通信路
に代わってISDN網INWの通信路に接続される。
【0023】これに対し、通信相手側の網接続装置NC
では、ISDN網用の回線インタフェース2においてI
SDN網INWからの着信が検出されると、その旨が制
御バス7を介して制御部5に通知される。この着信通知
を受けると制御部5は、図5に示すようにステップ5a
からステップ5bに移行し、ここで回線切換スイッチ3
に対し切換要求を与えて切換動作を行なわせ、これによ
りユーザデータバス6をそれまで接続されていたフレー
ムリレー網FNWの通信路からISDN網INWの通信
路へ切り換える。かくして、各ユーザ端末TM,TM間
の通信路の切り換えが完了する。図3(b)はこの切換
完了後のシステムの状態を示すものである。
【0024】以上の回線切換により、フレームリレー網
FNWやユーザ・網インタフェースで障害が発生し、こ
れによりフレームリレー網FNWによる通信が不可能に
なっても、ユーザ端末TM,TMはISDN網INWK
通信路を介して引き続き通信を行なうことができる。
【0025】次に、フレームリレー網FNWの障害復旧
に伴い、通信路をISDN網INW側からフレームリレ
ー網FNW側に切り戻す際の動作を説明する。上記IS
DN網INWの通信路を使用した通信中に、フレームリ
レー網FNWの障害が回復すると、フレームリレー網F
NWはCLLMメッセージの送信を停止する。網接続装
置NCの回線インタフェース1では、上記CLLMメッ
セージの受信が途絶えると障害が回復した旨の情報を制
御バス7を介して制御部5に通知する。
【0026】なお、ユーザ・網インタフェース間の故障
が復旧した場合には、回線インタフェース1におけるレ
イヤ1およびレイヤ2の状態が正常状態に戻り、これに
より回線インタフェース1から制御部5へ復旧が通知さ
れる。また、コンソール装置MTにおいてユーザが切り
戻しコマンドを入力した場合には、この切り戻しコマン
ドが制御部5に通知されて認識される。
【0027】障害の復旧通知を受け取ると制御部5は、
回線バックアップ切り戻し制御を次のように実行する。
図6はその制御手順および制御内容を示すフローチャー
トである。すなわち、制御部5はステップ6a,6b,
6cにおいてそれぞれ上記バックアップ切り戻しコマン
ドの入力、CLLMメッセージの受信停止、およびユー
ザ・網インタフェースの故障回復を表わす情報の入力を
繰り返し監視している。そして、この状態で上記各障害
復旧のうちの一つが検出されると、制御部5はステップ
6dに移行し、ここで制御バス7を介して回線切換スイ
ッチ3に対し回線の切り戻し要求を与える。このため回
線切換スイッチ3は、ユーザデータフレームに同期し
て、ISDN網用回線インタフェース2側からフレーム
リレー網FNW用回線インタフェース1側に切り換わ
り、この結果ユーザデータバス6はそれまで一時的に接
続されていたISDN網INWの通信路からフレームリ
レー網FNWの通信路に再度接続される。
【0028】そして、この切り戻し処理が終了すると制
御部5は、ステップ6eに移行して、制御バス7を介し
てISDN網用回線インタフェース2に対し呼切断を要
求する。この呼切断要求を受けると回線インタフェース
2は、ISDN網INWに対し通信中の相手ユーザ端末
TMとの間に形成されている通信路を切断するための呼
切断処理を行なう。そして、呼切断処理が完了すると制
御バス7を介して制御部5に切断完了を通知する。
【0029】これに対し、通信相手側の網接続装置NC
では、ISDN網用の回線インタフェース2においてI
SDN網INWからの呼切断が検出されると、その旨が
制御バス7を介して制御部5に通知される。この呼切断
通知を受けると制御部5は、図7に示すようにステップ
7aからステップ7bに移行し、ここで回線切換スイッ
チ3に対し切り戻し要求を与えて切換動作を行なわせ、
これによりユーザデータバス6をそれまで一時的に接続
されていたISDN網INWの通信路からフレームリレ
ー網FNWの通信路へ切り換える。
【0030】かくして、各ユーザ端末TM,TM間の通
信路の切り戻しが完了する。したがってユーザ端末TM
は、フレームリレー網FNWやユーザ・網インタフェー
スの障害が復旧すると、このフレームリレー網FNWの
通信路を再び使用して引き続き通信を行なうことができ
る。
【0031】以上のように本実施例では、フレームリレ
ー網FNW以外にISDN網INWに対しても接続可能
な構成とし、かつフレームリレー網FNWの障害を監視
する手段51と、回線バックアップ切換制御手段52と
を備えている。そして、フレームリレー網FNWの通信
路を使用した通信中にフレームリレー網FNWの障害が
検出されると、上記回線バックアップ切換制御手段52
の指示により回線インタフェース2からISDN網IN
Wに対し発呼要求を行なってISDN網INWを介する
通信路を形成し、しかるのち回線切換スイッチ3をユー
ザフレームに同期してフレームリレー網FNW側からI
SDN網INW側に切り換えるようにしている。
【0032】したがって本実施例によれば、フレームリ
レー網FNWやユーザ・網インタフェースで障害が発生
し、これによりフレームリレー網FNWによる通信が不
可能になったとしても、ユーザデータフレームの喪失を
最小限度に抑えた上でISDN網INWを介して引き続
き通信を行なうことができる。
【0033】また、上記回線バックアップ切換後に、フ
レームリレー網FNWの障害が復旧した場合には、回線
バックアップ切換制御手段52の指示により回線切換ス
イッチ3をユーザフレームに同期してISDN網INW
側からフレームリレー網FNW側に切り戻し、しかるの
ち回線インタフェース2からISDN網INWに対し切
断要求を行なってISDN網INWを使用した通信路を
切断するようにしている。
【0034】したがって本実施例によれば、フレームリ
レー網FNWの障害により一時的に伝送経路がISDN
網INW側に切り替わっても、フレームリレー網FNW
の障害が復旧すると伝送経路が自動的に再びフレームリ
レー網FNW側に切り戻される。このため、ユーザは回
線の切り戻し操作を行なう必要がない。
【0035】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では網接続装置NCに
障害監視機能および回線バックアップ切換制御機能等を
設けるようにしたが、ユーザ端末自体にこれらの機能を
設けるようにしてもよい。
【0036】その他、障害の種類やその検出手段、回線
切換回路の構成、切換先として使用するISDN網の種
類、通信装置の構成などについても、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、フレー
ムリレー網を使用した第1の通信経路を形成するための
第1の接続制御手段に加えて、上記フレームリレー網と
は独立したISDN網を使用した第2の通信経路を形成
するための第2の接続制御手段と、障害監視手段と、バ
ックアップ切換制御手段とを新たに備えている。そし
て、フレームリレー網を使用して通信フレームを伝送し
ている状態で、上記障害監視手段によりフレームリレー
網における通信障害の発生を監視し、この通信障害の発
生が検出された場合に、上記パックアップ切換制御手段
により、上記第2の接続制御手段にISDN網を使用し
た第2の通信経路を形成させたのち、上記フレームリレ
ー網を使用した第1の通信経路をその通信フレームに同
期して上記ISDN網を使用した第2の通信経路に切り
換えるようにしている。
【0038】したがって本発明によれば、フレームリレ
ー網において障害が発生した場合でも、この障害が回復
まで待機することなく通信を継続することができ、これ
により通信効率の大幅な向上を図ることができるフレー
ムリレー網に接続される通信装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる通信システムの概略
構成図。
【図2】図1に示したシステムの網接続装置の構成を示
す回路ブロック図。
【図3】図1に示したシステムにおける回線バックアッ
プ切換動作を説明するための図。
【図4】図2に示した網接続装置による回線バックアッ
プ切換制御の手順および制御内容を示すフローチャー
ト。
【図5】図2に示した網接続装置による回線バックアッ
プ切換応答制御の手順および制御内容を示すフローチャ
ート。
【図6】図2に示した網接続装置による回線バックアッ
プ切り戻し制御の手順および制御内容を示すフローチャ
ート。
【図7】図2に示した網接続装置による回線バックアッ
プ切り戻し応答制御の手順および制御内容を示すフロー
チャート。
【図8】従来技術の説明に使用するための図。
【符号の説明】
FNW…フレームリレー網 INW…ISDN網 FL…フレームリレー用回線 IL…ISDN用回線 TM…ユーザ端末 NC…網接続装置 MT…コンソール装置 1…フレームリレー網用の回線インタフェース 2…ISDN網用の回線インタフェース 3…回線切換スイッチ 4…端末インタフェース 5…制御部 6…ユーザデータバス 7…制御バス 51…障害監視手段 52…回線バックアップ切換制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/14 (72)発明者 鶴田 英一 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 長嶺 博史 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東 芝通信システムエンジニアリング株式会社 内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームリレー網を使用した第1の通信
    経路を形成するための第1の接続制御手段と、 前記フレームリレー網とは独立したISDN網を使用し
    た第2の通信経路を形成するための第2の接続制御手段
    と、 前記フレームリレー網を使用して通信フレームを伝送し
    ている状態で、フレームリレー網における通信障害の発
    生を監視するための障害監視手段と、 この障害監視手段により通信障害の発生が検出された場
    合に、前記第2の接続制御手段によりISDN網を使用
    した第2の通信経路を形成させたのち、前記フレームリ
    レー網を使用した第1の通信経路をその通信フレームに
    同期して前記ISDN網を使用した第2の通信経路に切
    り換えるためのバックアップ切換制御手段とを具備した
    ことを特徴とするフレームリレー網に接続される通信装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ISDN網の第2の通信経路を使用
    して通信フレームを伝送している状態で、前記フレーム
    リレー網における通信障害の復旧を監視するための障害
    復旧監視手段と、 この障害復旧監視手段により通信障害の復旧が検出され
    た場合に、前記ISDN網を使用した第2の通信経路を
    その通信フレームに同期して前記フレームリレー網を使
    用した第1の通信経路に切り戻すとともに、前記ISD
    N網を使用した第2の通信経路を切断せしめるバックア
    ップ切り戻し制御手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1に記載のフレームリレー網に接続される通信装置。
JP34930893A 1993-12-28 1993-12-28 フレームリレー網に接続される通信装置 Pending JPH07203021A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181233A (ja) * 2007-02-15 2007-07-12 Nippon Telegraph & Telephone West Corp 通信方式選択方法、通信方式選択装置及び通信方式選択プログラム
JP2016201609A (ja) * 2015-04-08 2016-12-01 日本電気通信システム株式会社 加入者端末装置、通信サービス提供システム、通信制御方法、及び、通信制御プログラム

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