JPH0713113U - コンバイン等のディスクカッター - Google Patents

コンバイン等のディスクカッター

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Publication number
JPH0713113U
JPH0713113U JP4682593U JP4682593U JPH0713113U JP H0713113 U JPH0713113 U JP H0713113U JP 4682593 U JP4682593 U JP 4682593U JP 4682593 U JP4682593 U JP 4682593U JP H0713113 U JPH0713113 U JP H0713113U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
cutting blade
cutter
tip
blade shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP4682593U
Other languages
English (en)
Inventor
時広 中矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ATECS CORP
Original Assignee
ATECS CORP
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Filing date
Publication date
Application filed by ATECS CORP filed Critical ATECS CORP
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Publication of JPH0713113U publication Critical patent/JPH0713113U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンバイン等に使用されるディスクカッター
は、切刃軸の株元側に配設する円盤刃が穂先側に配設す
る円盤刃よりも早く磨耗する。そこで、この早く磨耗す
る株元側の円盤刃を迅速に交換できるようにすることを
目的とする。 【構成】 切刃軸3を株元側と穂先側の中間で株元切刃
軸7と穂先切刃軸8とに分離可能に連結し、この切刃軸
3の株元端部と中間連結部及び穂先端部を軸支するブラ
ケット26,6,27を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンバインやハーベスター等の脱穀装置で脱穀して放出される排稈 を細断して圃場へ放出するコンバイン等のディスクカッターに関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスクカッターは、横長のカッター機枠内に受刃軸と切刃軸を平行に横架軸 支し、両軸に排稈の稈長よりもやや長い範囲にわたって受刃と円盤刃を対向させ て所定間隔で配設した構造である。 そして、受刃軸と切刃軸は機枠内腔から取り外せる構造としていて、円盤刃が 磨耗した場合に交換作業を行えるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
切刃軸に配設した円盤刃は、排稈の量が多く泥土の付着した株元側を切断する 円盤刃が早く磨耗するが、従来の切刃軸は株元側から穂先側まで一体化している ため、株元側の円盤刃のみを取り外して交換することが出来ず、切刃軸全体を機 枠外へ取り出さなければならず、面倒な作業であった。 そこで、本考案では、磨耗の激しい円盤刃のみを交換出来るようにすることを 課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
カッター機枠1内に横架軸支した受刃軸2と切刃軸3に受刃4と円盤刃5を対 向して所定間隔で配設したディスクカッターにおいて、切刃軸3を株元側と穂先 側の中間で株元切刃軸7と穂先切刃軸8とに分離可能に連結すると共に、切刃軸 3の株元端部と中間連結部及び穂先端部を軸支するブラケット26,6,27を 設け、株元切刃軸7あるいは穂先切刃軸8を単独で機枠1外へ取り出し可能にし た。
【0005】
【考案の作用及び効果】
ディスクカッターを使用すると、株元側の円盤刃5が穂先側の円盤刃5よりも 多く磨耗し、株元側の円盤刃5の切れ味が悪くなり切刃軸3に排稈が巻き付き易 くなる。 この場合には、株元切刃軸7を機枠1内から取り出すべく切刃軸3の中間で分 離する。このとき、分離した穂先切刃軸8は、穂先端部のブラケット27と中間 部のブラケット6で支持されそのままの位置に残る。 従って、比較的短い株元切刃軸7のみを機枠1外へ取り出せるので、取り外し が楽で1人作業が可能である。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を示すディスクカッターは、コンバインの脱穀装置10の排 稈排出側に装着すべく、カッター機枠1の側部に側方へ向けて突設した支持アー ム11,12のピン13,14をコンバイン機体側の支持ブラケット15,16 に係止させ、支持アーム11,12とは反対側でカッター機枠1の前面側に設け た係止体17を脱穀装置10のピン18に係止させて取り付けている。
【0007】 カッター機枠1は、前側板19と後側板20及び左右側板21,22で中空直 方体形状とし、上側には供給口23を除く部分に上側板24を設け、下側には四 角筒状の案内ケース25を設けている。 カッター機枠1の上部供給口23は、排稈搬送装置25の終端部下方に位置さ せている。 カッター機枠1の内腔には、受刃軸2と切刃軸3を横架軸支しているが、受刃 軸2は排稈搬送装置25に近い前上方で左右側板21,22間に軸支し、切刃軸 3は、後側板20に取り付けた3個のブラケット26,6,27に軸支し、受刃 軸2の後下方に位置している。
【0008】 受刃軸2には、受刃4と掻込盤28とを軸方向所定間隔毎に配設し、切刃軸3 には、株元切刃軸7と穂先切刃軸8のそれぞれに円盤刃5を配設し、各円盤刃5 ,5の間には巻付防止カラー32を介在させている。 切刃軸3の支持構造は、図1に示す如く、株元側端部をブラケット26で軸支 し、穂先端部をブラケット27で軸支し、中間部をブラケット6で軸支している 。
【0009】 切刃軸3の株元側端部は、機枠1側に軸支する入力軸36の軸端に設けた爪ク ラッチ(図示省略)と嵌脱させる爪クラッチ28に形成し、中間部は軸支部で株 元側を六角軸29に形成し穂先側を六角穴30に形成して嵌脱可能としている。 穂先側端部は、軸受に対して抜き差し可能な軸部31としている。 尚、軸部31を爪クラッチ28と同一形状とすれば、株元切刃軸7と穂先切刃 軸8をそのまま株元側と穂先側を入れ換えてカッター機枠1内に装着することが できる。このときは、円盤刃5の回転方向が逆になり、交換前の非切断刃縁が回 転方向前側の切断刃縁となって切れ味が復元されることになる。
【0010】 切刃軸3は上記の如く3つのブラケット26,6,27でカッター機枠1の後 側板20に取り付けているので、株元切刃軸7を取り外すには株元側のブラケッ ト26を後側板20から取り外せば穂先切刃軸8を残して機枠1外へ取り出すこ とができ、穂先切刃軸8を取り外すには穂先側のブラケット27を取り外せばよ い。 排稈供給口23の前後には、排稈案内板32,33を設け、排稈搬送装置25 の終端から落下する排稈を切断部に供給案内するよう、枢軸34,35を中心に 供給口23を開閉するようにしている。
【0011】 カッター機枠1を後方から見て、左側板21の外側には受刃軸2と切刃軸3を 駆動する動力伝動部を構成している。 切刃軸3の左側板21から外方へ突出した入力軸36には入力プーリ37とス プロケット38を取り付け、脱穀装置10側からベルト39で動力を伝達される 。スプロケット38には、中間軸40に取り付けたスプロケット41間にチェン 42を巻き付け、この中間軸40に取り付けたギヤ43を受刃軸2の軸端に取り 付けたギヤ44に噛み合せて動力の伝動を行うようにしている。45はテンショ ンスプロケットである。
【0012】 後側板20の内側にはブラケット26,6,27の取付部を補強する補強板4 6,47,48を溶接し、下端の左右をヒンジ49,50でカッター機枠1に取 り付けている。後側板20の上部では、左右の側板21,22から内方へ向けて 固定ピン51,51を突出させ、後側板20の内側にはこのピン51と係脱する 係合機構52を設けている。 以上の如く構成しているので株元側の円盤刃5が磨耗して交換が必要となった 場合には、まず切刃軸3の入力軸36との係合を外し、後側板20を後方へ回動 して切刃軸3を機外へ取り出し、株元側のブラケット26を後側板20から外し て株元切刃軸7を取り外し、円盤刃5の交換を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部の平断面図である。
【図2】背面図である。
【図3】側面図である。
【符号の説明】
1 カッター機枠 2 受刃軸 3 切刃軸 4 受刃 5 円盤刃 6 ブラケット 7 株元切刃軸 8 穂先切刃軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カッター機枠(1)内に横架軸支した受
    刃軸(2)と切刃軸(3)に受刃(4)と円盤刃(5)
    を対向して所定間隔で配設したディスクカッターにおい
    て、切刃軸(3)を株元側と穂先側の中間で株元切刃軸
    (7)と穂先切刃軸(8)とに分離可能に連結すると共
    に、切刃軸(3)の株元端部と中間連結部及び穂先端部
    を軸支するブラケット(26),(6),(27)を設
    け、株元切刃軸(7)あるいは穂先切刃軸(8)を単独
    で機枠(1)外へ取り出し可能にしてなるコンバイン等
    のディスクカッター。
JP4682593U 1993-08-04 1993-08-04 コンバイン等のディスクカッター Pending JPH0713113U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4682593U JPH0713113U (ja) 1993-08-04 1993-08-04 コンバイン等のディスクカッター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4682593U JPH0713113U (ja) 1993-08-04 1993-08-04 コンバイン等のディスクカッター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0713113U true JPH0713113U (ja) 1995-03-07

Family

ID=12758112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4682593U Pending JPH0713113U (ja) 1993-08-04 1993-08-04 コンバイン等のディスクカッター

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JP (1) JPH0713113U (ja)

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