JPS5851733Y2 - 脱穀装置のシリンダ型排藁カッタ - Google Patents

脱穀装置のシリンダ型排藁カッタ

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JPS5851733Y2
JPS5851733Y2 JP14484578U JP14484578U JPS5851733Y2 JP S5851733 Y2 JPS5851733 Y2 JP S5851733Y2 JP 14484578 U JP14484578 U JP 14484578U JP 14484578 U JP14484578 U JP 14484578U JP S5851733 Y2 JPS5851733 Y2 JP S5851733Y2
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JP
Japan
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axial direction
rotary
blade
rotating shaft
cutter
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Application number
JP14484578U
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JPS5560750U (ja
Inventor
辰美 金子
学 鶴身
雅義 野口
Original Assignee
井関農機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、脱穀装置から排出される脱穀処理ずみの殻稈
たる排藁を受入れて切截処理するよう脱殻装置の排稈口
の外方に装架する脱穀装置のシリンダ型排藁カッタにつ
いての改良に関するものである。
本考案における目的は、上述の脱穀装置のシリンダ型の
排藁カッタにおいて、それの切截室内にシリンダ状に回
転するよう設ける回転刃を刃物取付具に組付けてセット
する作業が、容易に行なえ、かつ、それら回転刃の研磨
が、刃物取付具に支持せしめた状態のままで簡単に行な
えるようにすることにある。
そして、この目的を達成するための本考案による脱穀装
置のシリンダ型排藁カッタは、筒状に形成された切截室
5内の軸方向における左右の両側部に、軸線を揃えて左
右に対向するよう機枠8に軸支せしめた一対の回転軸7
3.73の各内端を臨ませて、それら各内端に取付板7
4.74を左右に一対に対向するよう夫々装着し、その
取付板74と取付板74との間に、回転軸体71と該回
転軸体71の外周に軸線方向が該回転軸体71の軸方向
に沿う姿勢としてその軸方向に並列して取付けられる複
数のリング状の刃物取付具72・・・・・・とそれら刃
物取付具72・・・・・・の周縁部に渡架固着される長
い板状の複数の回転刃7・・・・・・とにより籠状に形
成せる回転輪体70を配位し、その回転輪体70の左右
の軸端部をそれぞれ前述の取付板74.74に着脱自在
に組付けて構成したことを特長とするものである。
次に実施の一例を図面に従い具体的に説明すると、第1
図において、1は走行装置2により矢印W方向に走行し
て刈取脱殻を行なうコンバインAの機体aに該コンバイ
ンの脱穀部となるよう装架せる脱殻装置であり、10は
該脱殻装置1のフィートチエン(図示省略)により排稈
口から引出されて排出される排藁を、そのフィートチエ
ンの終端部から引継いで該脱穀装置1の機体後方に搬出
するよう、該脱穀装置1の機体後部に装設しである排塵
選別部11の上面に装架せる排藁搬送装置である。
bは前記脱殻装置1の排稈口から排出される排藁を切截
するよう、その排稈口外方に装架せるシリンダ型の排藁
カッタで、前記排藁搬送装置10の放出口10 aから
排出される排藁を掻込んで切截するよう、前記脱穀装置
1の機体後面に装架してあり、前述の排藁搬送装置10
で搬出されてくる排藁の稈身の中間部位に作用してその
排藁を掻出しながら送込ロール3,3の対向間隙に向け
て送込む掻込装置4と、その掻込装置4で掻込まれてく
る排藁の株元側及び穂先側の夫々に接触してその排藁を
■字形にするよう掻込装置4の両側位置に夫々配設する
適宜構造の規制具(図示省略)と、掻込装置4で掻込ま
れてくる排藁を受継ぎ挾持して切截室5内に送り込むよ
う一対に対向する如く軸支せる前述の送込ロール3,3
と前記切截室5の人口50に固定装架せる固定刃6及び
それに対応せしめて切截室5内に収容軸架せる回転刃7
とを具備している。
前記掻込装置4は、この実施例では、前述排藁の稈身の
中間部位に作用するエンドレスの搬送ベル) 40と、
それの搬送面に対向させて機枠8に固定支架せるバネ材
よりなるガイドレール41とよりなり、その搬送ベルト
40は、前述排藁搬送装置10の排藁放出口10aに臨
ませて機枠8に軸架せる遊動プーリー42と、切截室5
の入口50前面に一対に対向する如く機枠8に軸架せる
前記送込ロール3.3の中の、脱穀装置1側に寄る前面
側に軸架しである送込ロール3の胴部に設けた溝部とに
、エンドレスにかけまわしてあって、送込ロール3の駆
動により、前記ガイドレール41を対向せさた該搬送ベ
ルト40の搬送側が第1図において示す矢印イ方向に回
動し、排藁をそれの稈身の中間部を前記ガイドレール4
1との間に挾持して送込ロール3,3の対向間隙に向は
送込むようにしである。
しかして、前記切截室5の入口50に固定装架せる固定
刃6と対応させる回転刃7は、切截室5内で回転する回
転軸に装架せしめるが、その際、筒状に形成されている
前記切截室5内の軸方向における左右の両端部位に、2
本の回転軸73.73を、それらの軸線を揃えて左右に
一対に対向するよう配位して各外端側を機枠8に軸支し
、それら一対の回転軸73.73の、切截室5内に臨む
各内端部に、取付板74.74を左右に一対に対向する
ように夫々取付けておく。
また、別に、軸方向の長さが前述の左右の取付板74.
74の間に形成される空間に対応する軸筒状の回転軸体
71を形成して、その回転軸体71の外周に、リング状
に形成した複数の刃物取付具72・・・・・・を、それ
の中心穴部により嵌挿してその回転軸体71の軸方向に
適宜の間隔をおいて並列させ、その状態で回転軸体71
に固着することにより、これら複数のリング状の刃物取
付具72・・・・・・をそれの軸線方向を回転軸体71
の軸方向に沿う姿勢でその回転軸体71の軸方向に並列
する状態としてその回転軸体71の外周に取付け、その
並列する複数のリング状の刃物取付具72・・・・・・
の周縁部に、長い板状に形成した回転刃7・・・・・・
を渡架固着することで、該回転刃7・・・・・・が第3
図に示している如く、前記軸筒状の回転軸体71及びリ
ング状の刃物取付具72・・・・・・と一体に結合して
筒状の回転輪体70を構成するようにしておく。
そして、この回転輪体70を、前述の左右の回転軸73
.73の各内端に装着せる左右に一対の取付板74と取
付板74の間に形成される空間内に、該回転輪体70の
軸線方向が前記回転軸73.73の軸方向に沿う姿勢と
して配位し、この回転輪体70の左右の軸端部となって
いる前記並列する刃物取付具72・・・・・・のうちの
左右の外端に位置する刃物取付具72を第5図に示して
いる如く、前記取付板74にセットボルト75により結
合せしめ、これにより、前記回転軸73.73の回転で
、切截室5内において回転刃7・・・・・・がシリンダ
状に回転するようにしである。
なお、第1図において76は前記回転軸73の軸受を支
持する軸受支持部材で、機枠8に対し変位調節自在に取
付けてあって、該部材76の機枠8に対する変位調節に
より回転軸73を動かして回転輪体70を動かし、それ
により、回転刃7の刃先の回転軌跡を機枠8に固定して
設けている固定刃6に対して進退調節させることで、回
転刃7の固定刃6に対する刃合せが行なえるようにしで
ある。
また、図示する実施例装置において、77は排藁カッタ
bの入力プーリー、78は伝導機構、12は、排藁搬送
装置10の搬送チェノ、13は搬送チェノ12に対向さ
せた搬送レール、14は搬送チェノ12の回転方向を第
1図の矢印口方向と逆にして、排藁を未切截のまま第2
放出口10bから機体後方に放出さすべく、搬送チェノ
12の上面側に対向させた搬送レール、9は第2放出口
10bから放出される排藁を集束して放出するドロッパ
ーである。
次に作用効果について説明すると、従前のシリンダ型の
排藁カッタにおける回転刃の支持装置は、切截室を横に
貫通するように排藁カッタの機枠に横架軸支する回転軸
に対し、その回転軸を機枠に軸支するときに、刃物取付
具を支架装着しておいて、その刃物取付具に、切截室内
において回転刃をセットボルトにより組付は支持せしめ
るようにしているので、回転刃を組付はセットする作業
がすこぶる面倒で、また、回転刃に磨耗が生じたときに
、−々切截室内において回転刃を刃物取付具から外して
研磨しなければならないことから研磨作業が面倒であっ
たが、本考案によるシリンダ型排藁カッタは、上述した
如く、筒状に形成された切截室5内の軸方向における左
右の両側部に、軸線を揃えて左右に対向するよう機枠8
に軸支せしめた一対の回転軸73.73の各内端を臨ま
せて、それら各内端に取付板74.74に左右に一対に
対向するよう夫々装着し、その取付板74と取付板74
との間に、回転軸体71と該回転軸体71の外周に軸線
方向が該回転軸体71の軸方向に沿う姿勢としてその軸
方向に並列して取付けられる複数のリング状の刃物取付
具72・・・・・・とそれら刃物取付具72・・・・・
・の周縁部に渡架固着される長い板状の複数の回転刃7
・・・・・・とにより筒状に形成せる回転輪体70を配
位し、その回転輪体70の左右の軸端部をそれぞれ前述
の取付板74.74に着脱自在に組付けて構成している
のだから、刃物取付具72・・・・・・に対する複数の
回転刃7・・・・・・の組付けが、排藁カッタの機体の
外において簡単に行なえ、かつ、刃物取付具72・・・
・・・に取付けた複数の回転刃7の切截室5内へのセッ
トが、回転輪体70を切截室5内に装入して回転軸73
、73に設けた取付板74.74に組付は支架するこ
とで、一度に行なえるようになるので、回転刃7・・・
・・・のセットが著しく容易になり、また、回転刃7・
・・・・・に磨耗が生じたときには、回転輪体70を回
転軸73.73に設けた前記取付板74.74から外し
て、切截室5の外に取り出し、回転刃7・・・・・・が
刃物取付具72・・・・・・に取付けである状態のまま
、その回転輪体70を、別に用意しである研磨機の回転
軸に装着して空転させ、その回転輪体70の周面を研磨
するよう研碍機を当てることにより、全ての回転刃7・
・・・・・が一度に研磨できるようになるので、研磨作
業もすこぶる容易になる。
なお、本考案による脱穀装置のシリンダ型排藁カッタは
、回転輪体70の組付は及び取り外しを容易にするため
、回転軸73の外端部分に、第2図で鎖線に示している
如く、離接自在に軸接手79を設けておく場合がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例装置の一部省略した概要側面図
、第2図は同上背面図、第3図は同上装置の回転輪体の
正面図、第4図は同上側面図、第5図は同上輪体の要部
の縦断正面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状に形成された切截室5内の軸方向における左右の両
    側部に、軸線を揃えて左右に対向するよう機枠8に軸支
    せしめた一対の回転軸73.73の各内端を臨ませて、
    それら各内端に取付板74.74を左右に一対に対向す
    るよう夫々装着し、その取付板74と取付板74との間
    に回転軸体71と該回転軸体71の外周に軸線方向が該
    回転軸体71の軸方向に沿う姿勢としてその軸方向に並
    列して取付けられる複数のリング状の刃物取付具72・
    ・・・・・とそれら刃物取付具72・・・・・・の周縁
    部に渡架固着される長い板状の複数の回転刃7・・・・
    ・・とにより籠状に形成せる回転輪体70を配位し、そ
    の回転輪体70の左右の軸端部をそれぞれ前述の取付板
    74.74に着脱自在に組付けてなる脱穀装置のシリン
    ダ型排藁カッタ。
JP14484578U 1978-10-20 1978-10-20 脱穀装置のシリンダ型排藁カッタ Expired JPS5851733Y2 (ja)

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JP14484578U JPS5851733Y2 (ja) 1978-10-20 1978-10-20 脱穀装置のシリンダ型排藁カッタ

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Publication Number Publication Date
JPS5560750U JPS5560750U (ja) 1980-04-25
JPS5851733Y2 true JPS5851733Y2 (ja) 1983-11-25

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JP14484578U Expired JPS5851733Y2 (ja) 1978-10-20 1978-10-20 脱穀装置のシリンダ型排藁カッタ

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