JPH07129976A - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

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JPH07129976A
JPH07129976A JP6019528A JP1952894A JPH07129976A JP H07129976 A JPH07129976 A JP H07129976A JP 6019528 A JP6019528 A JP 6019528A JP 1952894 A JP1952894 A JP 1952894A JP H07129976 A JPH07129976 A JP H07129976A
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JP
Japan
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light
beam splitter
reflected light
polarization
reflected
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JP6019528A
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Ikuo Maeda
育夫 前田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学部品点数を減らし、簡易な構成でかつ低
コスト化を実現する。 【構成】 偏光ビームスプリッタ15は一面に偏光面15
a、他面に透過部15cと反射部15dとを有する透過反射分
離面15bを備えている。この偏光面15a側に集光レンズ8
が対向しており、集光レンズ8の光軸Lに対して偏光ビ
ームスプリッタ15は、偏光面15a内の水平軸Xが前記光
軸Lに対して28.5度傾け、かつ前記水平軸に直交する軸
が水平面Hに対して48.69度傾けて配置されている。そ
して、前記偏光面15aと前記反射部15dにて反射した2本
の光束は3枚の受光面を有する検出器TMへ、前記偏光
面15a,透過部15cを透過した光束は2枚の受光面を有す
る検出器Foへと入光し、検出した光量よりトラッキン
グ誤差信号,フォーカス誤差信号,情報信号を導き出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク,光磁気デ
ィスク等の情報記録媒体より再生信号を検出する光ピッ
クアップに関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の光ピックアップの基本構成
を示す構成図であり、1はレーザ光を発生する光源であ
るレーザダイオード、2はコリメートレンズ、3は入射
した光を反射光と透過光に分離するビームスプリッタ、
4はレーザダイオード1の光量を検出する検出器LD、
5は反射プリズム、6は対物レンズ、7は光磁気ディス
ク、8は集光レンズ、9はナイフエッジプリズム、10は
フォーカシング方向の誤差を検出する検出器Fo、11は
プレートビームスプリッタ、12は情報信号を検出する検
出器MO、13はトラッキング方向の誤差を検出する検出
器Trを示す。
【0003】レーザダイオード1で発生したレーザ光は
コリメートレンズ2により平行光に変換され、ビームス
プリッタ3に入射する。ビームスプリッタ3で反射した
平行光は検出器LD4に入射し光量が検出され、レーザ
ダイオード1の出力監視がなされる。一方、透過した平
行光は反射プリズム5によって対物レンズ6に導かれ、
この対物レンズ6によって収斂されることにより、光磁
気ディスク7面に光スポットが形成される。
【0004】光磁気ディスク7によって反射されたレー
ザ光は逆の経路をたどり、対物レンズ6,反射プリズム
5を経てビームスプリッタ3によって反射され、集光レ
ンズ8に入射することで収斂光となる。ここで、集光レ
ンズ8による収斂光の略半分は、ナイフエッジプリズム
9によって反射され、この反射光はプレートビームスプ
リッタ11に入射する。そして、プレートビームスプリッ
タ11によって入射した反射光は透過光と反射光に分離さ
れ、透過光は検出器Tr13に入射し、反射光は検出器M
O12に入射する。ところで、ナイフエッジプリズム9で
反射されなかった集光レンズ8による収斂光の略半分
は、そのまま検出器Fo10に入射する。
【0005】そして、前記した検出器10,12,13による
検出信号を基に、情報の再生や対物レンズ6のサーボが
行われる。
【0006】なお、この種の技術として、特開平4−40
632号公報記載のものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の構成に
よれば、検出系の構成部品として集光レンズ8,ナイフ
エッジプリズム9,プレートビームスプリッタ11が必要
であり、さらに受光素子として検出器Fo10,検出器M
O12,検出器Tr13の3つが必要である。
【0008】一般に、光学関係の部品は高価であり、ま
た光学部品点数が多いので装置の大型化,コスト高を招
くことにつながることになる。
【0009】また、前述した従来の構成によれば、ナイ
フエッジプリズム9で集光レンズ8による収斂光を略半
分に分離した後に情報信号を検出するため、検出器MO
12への到達光量が少ないという問題もある。
【0010】本発明は、このような問題に対して鑑みな
されたもので、光学部品点数を減らし、簡易な構成でか
つ低コスト化を実現すると共に、フォーカス誤差の検出
方式にナイフエッジ法を採用した場合に、検出する光量
の十分な確保を可能にした光ピックアップを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、光源からのレーザ光を対物レンズにて収
斂させて情報記録媒体上に光スポットを形成し、その反
射光より情報信号,フォーカス誤差信号,トラッキング
誤差信号を検出する光ピックアップにおいて、前記反射
光の光路上に、偏光面と透過部および反射部を有する透
過反射分離面とを備えた偏光ビームスプリッタを設け、
さらに前記偏光ビームスプリッタの前記偏光面および前
記透過反射分離面の透過部と反射部とによって前記反射
光を分離した3本の光束を受光し、前記情報信号,フォ
ーカス誤差信号,トラッキング誤差信号を発生する検出
手段を設け、前記3本の光束のうちの1本で前記フォー
カス誤差信号を、他の1本で前記トラッキング誤差信号
を、さらに前記偏光面で反射された光束と通過した光束
との光束差によって前記情報信号を検出することを特徴
とする。
【0012】また、偏光面による透過光と反射光との光
量比が1対1となると共に、情報記録媒体上のトラック
方向に対し、前記透過反射分離面の透過部と反射部の境
界線が直交するように、偏光ビームスプリッタを配置し
たことを特徴とする。
【0013】また、反射光が偏光面より入射し、この偏
光面で透過した光束を透過反射分離面が分離することを
特徴とする。
【0014】また、反射光が透過反射分離面より入射
し、この透過反射分離面で透過した光束を偏光面が分離
することを特徴とする。
【0015】また、偏光ビームスプリッタに入射した反
射光を前記偏光ビームスプリッタによって、反射光入射
方向から見たとき水平面に対して45度の方向に反射する
ように偏光ビームスプリッタを傾けて配置し、さらにそ
の状態で偏光ビームスプリッタの反射光入射方向前段に
半波長板を配置したことを特徴とする。
【0016】また、反射光入射方向に対して偏光ビーム
スプリッタの反射光入射面の水平方向が28.5度の角度を
なし、かつ前記反射光入射方向および前記水平方向に平
行な平面に対して前記反射光入射面の垂直方向が48.69
度の角度に前記偏光ビームスプリッタを傾けて配置した
ことを特徴とする。
【0017】
【作用】上記手段によれば、次のような作用がある。
【0018】まず、偏光ビームスプリッタに形成した透
過反射分離面が従来の技術にて述べたナイフエッジプリ
ズムと同等の働きをなす。そのため、ナイフエッジプリ
ズムを削減することが可能となる。
【0019】また、偏光面における透過光と反射光とが
1対1に分離されることにより、情報信号の同相ノイズ
が除去できると共に、透過反射分離面における透過部と
反射部との境界線が、透過反射分離面上の光スポットの
移動方向に対して直交する方向になっているので、フォ
ーカス誤差信号にトラッキング誤差信号の影響が出にく
くなる。
【0020】また、情報記録媒体からの反射光が、偏光
面から入射することにより、全光束が情報信号に係るよ
うになり、情報信号のC/N比が向上する。
【0021】また、情報記録媒体からの反射光が、透過
反射分離面から入射することにより、情報信号検出に係
るビームは2本、この2本のビームを受ける受光面は3
面だけとなる。そのため、情報信号検出に必要な比較的
高価な高速アンプ等が3個で済むようになる。
【0022】また、偏光ビームスプリッタによる反射光
が45度の方向に反射するように偏光ビームスプリッタを
配置し、その状態で偏光ビームスプリッタの反射光入射
方向前段に半波長板を配置したため、偏光面が45度回転
し、偏光ビームスプリッタからの反射光を水平面内に収
めることができる。
【0023】また、反射光入射方向に対して偏光ビーム
スプリッタの反射光入射面の水平方向が28.5度の角度
に、かつ前記反射光入射方向および前記水平方向に平行
な平面に対して前記反射光入射面の垂直方向が48.69度
の角度に前記偏光ビームスプリッタを傾けたことで偏光
ビームスプリッタによる反射光が45度の方向に反射する
ようになる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。
【0025】図1は本発明の第1実施例の概略構成を示
す構成図であり、15はプレート型の偏光ビームスプリッ
タ、16はフォーカス誤差信号を発生する検出器Fo、17
はトラッキング誤差信号および情報信号を発生する検出
器TMを示す。なお、図9に示す従来の構成における部
材と同一の部材には同一の符号を付すことで詳細な説明
は省略した。
【0026】図1に示すように、光磁気ディスク7から
の反射光が集光レンズ8によって収斂され、さらに偏光
ビームスプリッタ15によって3本に分離され、うち1本
は検出器Fo16に入射し、残りの2本は検出器TM17に
入射する。
【0027】図2は偏光ビームスプリッタ15の構成およ
び装置本体に対する取付状態を示す説明図であり、15a
は一面に形成された偏光面、15bは、偏光面15aに対向
し、かつ平行面である他面に形成された透過反射分離
面、15c,15dは透過反射分離面15bを構成する透過部お
よび反射部、15eは透過部15cと反射部15dとの境界線を
示す。
【0028】図2に示すように偏光ビームスプリッタ15
はプレート型であり、偏光面15a側に集光レンズ8が対
向している。また、この偏光ビームスプリッタ15は、図
3に示すように、偏光面15a内の水平軸Xを集光レンズ
8の光軸Lに対して28.5度傾け(図中θ1)、かつ前記水
平軸Xに直交する軸Yが水平面Hに対して48.69(図中θ
2)度傾けて配置されている。ここで、水平面Hとは光磁
気ディスク7に平行な平面、水平軸Xとは偏光面15a上
において水平面Hに平行な軸、軸Yは偏光面15a上にお
いて水平軸Xに直交する軸をそれぞれ指している。
【0029】さらに、透過反射分離面15bにおける境界
線15eは、図4に示すように、情報トラック方向に対し
前記境界線15eが直交する。なお、ここで言う情報トラ
ック方向とは、偏光面15a上において光磁気ディスク7
の情報トラック方向に対応する方向を意味するものであ
り、光磁気ディスク7の情報トラックそのものの方向で
はない。
【0030】また、図5に示すように、検出器Fo16は
2枚の受光素子A,B、検出器TM17は3枚の受光素子
C,D,Eを備えている。
【0031】図1に示したように、レーザダイオード1
より発生したレーザ光は、ビームスプリッタ3,対物レ
ンズ6等の光学部材を経て光磁気ディスク7に照射さ
れ、さらにこの光磁気ディスク7により反射したレーザ
光は逆の経路をたどり、ビームスプリッタ3によって集
光レンズ8に偏向され、この集光レンズ8によってレー
ザ光は収斂されて、図5に示すように、偏光ビームスプ
リッタ15の偏光面15aに入射する。
【0032】偏光面15aに入射したレーザ光は、偏光面1
5aを透過するp偏光成分Pと偏光面15aを反射するs偏
光成分Sに分離される。このs偏光成分Sは、図6に示
すように、光軸方向からみて水平面に対し45度の方向に
偏向され、p偏光成分Pとs偏光成分Sとの光量比は
1:1になる。
【0033】一方、p偏光成分Pは透過反射分離面15b
に入光する。ここで、透過反射分離面15bにおける透過
部15cに入射したp偏光成分Pは、そのまま透過して検
出器Fo16に入射する。また、反射部15dに入射したp偏
光成分Pは反射されて、前記s偏光成分Sと共に検出器
TM17に入光する。なお、反射部15dに入射し反射され
たp偏光成分P(以下、この光をp偏光成分Prefとお
く)とは、互いに平行な2本のビームとなる。
【0034】検出器Fo16には、p偏光成分Pの入光に
より光スポットが形成される。この光スポットは受光素
子A,Bによって2分割され、受光素子A,Bの2つの
受光領域に発生する各電気信号の差をとることにより、
フォーカス誤差信号が検出される。また、検出器TM17
には、s偏光成分S,p偏光成分Prefの入光により2
個の光スポットが形成される。s偏光成分Sによる光ス
ポットは、受光素子C,Dによって2分割され、受光素
子C,Dの2つの受光領域に発生する各電気信号の差を
とることにより、トラッキング誤差信号が検出される。
さらに、s偏光成分Sによる光スポットは、受光素子E
によって受光され、受光素子Eの受光領域に電気信号が
発生する。そして、前記受光素子A,B,C,Dの電気
信号の和から前記受光素子Eの電気信号の差をとること
により、情報信号が検出される。
【0035】図7は本発明の第2実施例を示す要部の構
成図であり、この第2実施例はちょうど第1実施例にお
ける偏光ビームスプリッタ15を180度軸回転移動した構
成となっている。
【0036】集光レンズ8によっては収斂されたレーザ
光は、図7に示すように、偏光ビームスプリッタ15の透
過反射分離面15bに入光する。ここで、透過部15cに入射
した収斂光はそのまま透過して偏光面15aに入射する。
また、反射部15dに入射した収斂光は反射されて、検出
器FM19に入光する(以下、この光を反射光Refとお
く)。なお、透過部15cにおける透過光と反射部15dにお
ける反射光Refとの光量比は7:3ないし9:1となる
ように、境界線15eの位置が設定されている。
【0037】一方、偏光面15aに入射した透過光は、偏
光面15aを透過するp偏光成分Pと偏光面15aを反射する
s偏光成分Sに分離される。そして、反射光Refは検出
器Tr18に入光し、s偏光成分Sは検出器FM19に入光
する。
【0038】検出器Tr18には、p偏光成分Pの入光に
より光スポットが形成される。この光スポットは受光素
子A,Bによって2分割され、受光素子A,Bの2つの
受光領域に発生する各電気信号の差をとることにより、
トラッキング誤差信号が検出される。また、検出器FM
19には、反射光Ref,s偏光成分Sの入光により2個の
光スポットが形成される。s偏光成分Sによる光スポッ
トは、受光素子Cによって検出され、前記受光素子A,
Bの2つの受光領域に発生する各電気信号の和より、前
記受光素子Eの電気信号の差をとることにより、情報信
号が検出される。さらに、反射光Refによる光スポット
は、受光素子D,Eによって2分割され、受光素子D,
Eの2つの受光領域に発生する電気信号の差をとること
により、フォーカス誤差信号が検出される。
【0039】図8は本発明の第3実施例を示す要部の概
略構成図であり、20はλ/2板を示す。第3実施例は、
第1実施例におけるビームスプリッタ3と集光レンズ8
との間に、λ/2板20が配置されたものであり、このλ
/2板20を配置することで偏光面が45度回転する。その
ため偏光ビームスプリッタ15でのs偏光成分S,p偏光
成分Prefが水平面内を通るようになる。
【0040】上述した本実施例によれば、次の作用効果
を奏する。
【0041】第1実施例の構成によれば、偏光ビームス
プリッタ15の透過反射分離面15bがナイフエッジプリズ
ム9(図9参照)の作用を持つため、ナイフエッジプリズ
ム9が不要で、さらに検出器TM17が、互いに平行な偏
光面15aのp偏光成分Prefと反射部15dによる反射光S
の検出を行うため、検出器は検出器Fo16と検出器TM1
7の2つで済むようになり、小型化,低価格化が図れ
る。
【0042】また、偏光面15aを透過するp偏光成分P
と偏光面15aを反射するs偏光成分Sとの光量比は1:
1であるため、情報信号の同相ノイズが除去できると共
に、透過反射分離面15bにおける境界線15eは、集光レン
ズ8の光軸方向からみて、情報トラック方向に対して垂
直に位置するため、フォーカス誤差信号やトラッキング
誤差信号の影響が出にくくなり、信頼性が向上する。
【0043】さらに、集光レンズ8による収斂光が最初
に偏光面15aに入光し、ビーム光を2つに分離している
ため、全光束が情報信号検出に係るようになり、情報信
号のC/N比が向上する。
【0044】第2実施例の構成によれば、集光レンズ8
による収斂光が最初に透過反射分離面15bに入光し、ビ
ーム光を2つに分離しているため、情報信号に係るビー
ムは2本,受光素子数で、受光素子A,B,Cの3面だ
けとなる。そのため、情報信号検出に必要な高価な高速
アンプが3つで済み、低コスト化が図れる。
【0045】第3実施例の構成によれば、第1実施例に
おけるビームスプリッタ3と集光レンズ8との間にλ/
2板20を配置したことにより、偏光面15aが45度回転す
るようになるので、偏光ビームスプリッタ15での反射光
Ref,s偏光成分Sが水平面内を通るようになり、組
立,設計が容易になる。
【0046】
【発明の効果】以上、記載された通りに構成された本発
明によれば、次に記載する効果を奏する。
【0047】請求項1記載の構成によれば、偏光ビーム
スプリッタの透過反射分離面を構成する透過光と反射光
がナイフエッジプリズムの作用を持つため、従来におけ
るナイフエッジプリズムが不要となり、小型化,低価格
化が図れる。
【0048】請求項2記載の構成によれば、偏光面によ
る透過光と反射光との光量比が1対1となるため、情報
信号の同相ノイズが除去できると共に、透過反射分離面
における境界線は、集光レンズの光軸方向からみて、ト
ラックに対して垂直に位置するため、フォーカス誤差信
号やトラッキング誤差信号の影響が出にくくなり、信頼
性が向上する。
【0049】請求項3記載の構成によれば、反射光が、
最初に偏光面に入光し、ビーム光を2つに分離するた
め、全光束が情報信号検出に係るようになり、情報信号
のC/N比が向上する。
【0050】請求項4記載の構成によれば、反射光が、
最初に透過反射分離面に入光し、ビーム光を2つに分離
しているため、情報信号に係るビームは2本,受光素子
数で、受光素子の3面だけとなる。そのため、情報信号
検出に必要な高価な高速アンプ等が3つで済み、低コス
ト化が図れる。
【0051】請求項5,6記載の構成によれば、偏光ビ
ームスプリッタからの反射光が水平面内に収まるため
に、光ピックアップの構成の簡易化および薄型化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の概略構成を示す構成図で
ある。
【図2】偏光ビームスプリッタ15の構成および装置本体
に対する取付状態を示す説明図である。
【図3】偏光ビームスプリッタ15の配置を示す説明図で
ある。
【図4】透過反射分離面上における光スポットの移動状
態を示す説明図である。
【図5】第1実施例の要部を立体的に示す説明図であ
る。
【図6】光軸方向から見た偏光ビームスプリッタ15によ
る入射ビーム光の反射方向を示す説明図である。
【図7】本発明の第2実施例を示す要部の説明図であ
る。
【図8】本発明の第3実施例を示す要部の概略構成図で
ある。
【図9】従来の光ピックアップの基本構成を示す構成図
である。
【符号の説明】
1…レーザダイオード、 2…コリメートレンズ、 3
…ビームスプリッタ、4…検出器LD、 5…反射プリ
ズム、 6…対物レンズ、 7…光磁気ディスク、 8
…集光レンズ、 9…ナイフエッジプリズム、 10,16
…検出器Fo、11…プレートビームスプリッタ、 12…
検出器MO、 13,18…検出器Tr、 15…偏光ビーム
スプリッタ、 15a…偏光面、 15b…透過反射分離面、
15c…透過部、 15d…反射部、 15e…境界線、 17
…検出器TM、 19…検出器FM、 20…λ/2板。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からのレーザ光を対物レンズにて収
    斂させて情報記録媒体上に光スポットを形成し、その反
    射光より情報信号,フォーカス誤差信号,トラッキング
    誤差信号を検出する光ピックアップにおいて、 前記反射光の光路上に、偏光面と透過部および反射部を
    有する透過反射分離面とを備えた偏光ビームスプリッタ
    を設け、さらに前記偏光ビームスプリッタの前記偏光面
    および前記透過反射分離面の透過部と反射部とによって
    前記反射光を分離した3本の光束を受光し、光量を検出
    する検出手段を設け、前記3本の光束のうちの1本で前
    記フォーカス誤差信号を、他の1本で前記トラッキング
    誤差信号を、さらに前記偏光面で反射された光束と通過
    した光束との光量差によって前記情報信号を検出するこ
    とを特徴とする光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 偏光面による透過光と反射光との光量比
    が1対1となると共に、情報記録媒体上のトラック方向
    に対し、前記透過反射分離面の透過部と反射部の境界線
    が直交するように、偏光ビームスプリッタを配置したこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 反射光が偏光面より入射し、この偏光面
    で透過した光束を透過反射分離面が分離することを特徴
    とする請求項1または2記載の光ピックアップ。
  4. 【請求項4】 反射光が透過反射分離面より入射し、こ
    の透過反射分離面で透過した光束を偏光面が分離するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の光ピックアッ
    プ。
  5. 【請求項5】 偏光ビームスプリッタに入射した反射光
    を前記偏光ビームスプリッタによって、反射光入射方向
    から見たとき情報記録媒体と平行な面に対して45度の方
    向に反射するように偏光ビームスプリッタを傾けて配置
    し、さらにその状態で偏光ビームスプリッタの反射光入
    射方向前段に半波長板を配置したことを特徴とする請求
    項1,2または3記載の光ピックアップ。
  6. 【請求項6】 反射光入射方向に対して偏光ビームスプ
    リッタの反射光入射面の水平方向が28.5度の角度に、か
    つ前記反射光入射方向および前記水平方向に平行な平面
    に対して前記反射光入射面の垂直方向が48.69度の角度
    に前記偏光ビームスプリッタを傾けて配置したことを特
    徴とする請求項5記載の光ピックアップ。
JP6019528A 1993-09-10 1994-02-16 光ピックアップ Pending JPH07129976A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9563980B2 (en) 2005-11-18 2017-02-07 Autodesk, Inc. Grip manipulatable shadows in 3D models

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US9563980B2 (en) 2005-11-18 2017-02-07 Autodesk, Inc. Grip manipulatable shadows in 3D models

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