JPH0712929A - Fm−cwレーダ - Google Patents
Fm−cwレーダInfo
- Publication number
- JPH0712929A JPH0712929A JP15335593A JP15335593A JPH0712929A JP H0712929 A JPH0712929 A JP H0712929A JP 15335593 A JP15335593 A JP 15335593A JP 15335593 A JP15335593 A JP 15335593A JP H0712929 A JPH0712929 A JP H0712929A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- frequency
- beat signal
- distance
- beat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 距離分解能の向上を図る。
【構成】 三角波発生回路10の出力でVCO12を制
御して周波数が三角波状に変化する送信信号を発生させ
送信アンテナから送信させておき、物体で反射した反射
波を受信アンテナで受信し、混合器16で送信信号と混
合してホモダイン検波し、送信信号と受信信号のビート
信号を得る。該ビート信号を2てい倍器24に通して位
相の連続化を図ったのち、LPF18、1/2分周器2
6を通したあと、A/D変換器20でA/D変換して測
距部22Aに入力する。測距部22AはFFT処理でビ
ート信号の周波数を計測し、物体までの距離を求める。
御して周波数が三角波状に変化する送信信号を発生させ
送信アンテナから送信させておき、物体で反射した反射
波を受信アンテナで受信し、混合器16で送信信号と混
合してホモダイン検波し、送信信号と受信信号のビート
信号を得る。該ビート信号を2てい倍器24に通して位
相の連続化を図ったのち、LPF18、1/2分周器2
6を通したあと、A/D変換器20でA/D変換して測
距部22Aに入力する。測距部22AはFFT処理でビ
ート信号の周波数を計測し、物体までの距離を求める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はFM−CWレーダに係
り、特にビート信号の連続化を図ることで測距精度の改
善を可能にしたFM−CWレーダに関する。
り、特にビート信号の連続化を図ることで測距精度の改
善を可能にしたFM−CWレーダに関する。
【0002】
【従来の技術】CWレーダ(連続波レーダ)は一般に、
ドップラ効果を利用して物体の移動速度を計測するのに
用いられるが、三角波、のこぎり波等の適当な繰り返し
変調を掛けることで物体までの距離を計測することがで
きるようになる。リニアリティの良いFM変調を施して
測距するようにしたものがFM−CWレーダであり、図
3に従来のFM−CWレーダの要部構成図を示す。
ドップラ効果を利用して物体の移動速度を計測するのに
用いられるが、三角波、のこぎり波等の適当な繰り返し
変調を掛けることで物体までの距離を計測することがで
きるようになる。リニアリティの良いFM変調を施して
測距するようにしたものがFM−CWレーダであり、図
3に従来のFM−CWレーダの要部構成図を示す。
【0003】送信系では三角波発生回路10で発生させ
た所定の繰り返し周期fm の三角波をVCO12に制御
電圧として入力し、VCO12から三角波を変調信号と
するFM信号を出力させる。FM信号の最大周波数偏移
をΔfとする。FM信号は方向性結合器14を介して送
信信号として送信アンテナに導かれ、外部にFM送信波
が輻射される。方向性結合器14からは一部送信信号が
取り出され、受信系のローカル信号として用いられる。
FM送信波は物体で反射し、該反射波が受信アンテナで
受信される。受信信号は混合器16で方向性結合器14
から入力したローカル信号(送信信号)と混合されてホ
モダイン検波される。
た所定の繰り返し周期fm の三角波をVCO12に制御
電圧として入力し、VCO12から三角波を変調信号と
するFM信号を出力させる。FM信号の最大周波数偏移
をΔfとする。FM信号は方向性結合器14を介して送
信信号として送信アンテナに導かれ、外部にFM送信波
が輻射される。方向性結合器14からは一部送信信号が
取り出され、受信系のローカル信号として用いられる。
FM送信波は物体で反射し、該反射波が受信アンテナで
受信される。受信信号は混合器16で方向性結合器14
から入力したローカル信号(送信信号)と混合されてホ
モダイン検波される。
【0004】図4に示す如く、送信信号に対し受信信号
は物体までの距離Rに比例した時間T=2R/C(Cは
光速)だけ遅れるので、周波数に差が生じる。よって、
混合器16からは送信信号と受信信号の差の周波数(ビ
ート周波数fr )を持つビート信号が出力される。ここ
で、ビート信号のビート周波数fr は、 fr =4Rfm Δf/C ・・・(1) と表されるので、物体までの距離Rはfr を計測するこ
とができれば、(1)式から次式、 R=fr C/4fm Δf ・・・(2) を用いて求めることができる。
は物体までの距離Rに比例した時間T=2R/C(Cは
光速)だけ遅れるので、周波数に差が生じる。よって、
混合器16からは送信信号と受信信号の差の周波数(ビ
ート周波数fr )を持つビート信号が出力される。ここ
で、ビート信号のビート周波数fr は、 fr =4Rfm Δf/C ・・・(1) と表されるので、物体までの距離Rはfr を計測するこ
とができれば、(1)式から次式、 R=fr C/4fm Δf ・・・(2) を用いて求めることができる。
【0005】ビート信号はLPF18を通過して不要成
分が除去されたあと、A/D変換器20でA/D変換さ
れて測距部22に入力される。測距部22はビート周波
数f r を計測し、該計測したビート周波数fr を(2)
式に代入して物体までの距離Rを求める。
分が除去されたあと、A/D変換器20でA/D変換さ
れて測距部22に入力される。測距部22はビート周波
数f r を計測し、該計測したビート周波数fr を(2)
式に代入して物体までの距離Rを求める。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、測距部22
によるビート周波数fr の計測は従来FFT処理によっ
てなされているが、サンプリング周波数をfS 、サンプ
リング点数をNとすると、距離分解能ΔRは次式、 ΔR=fS C/4fm ΔfN ・・・(3) であらわされる。ここで、図4において、送信信号周波
数の上り勾配時と下り勾配時とではビート信号の位相が
不連続となるので、FFT処理を行う際、サンプリング
は送信信号周波数の上り勾配期間内または下り勾配期間
内に限られる。よって、サンプリング点数にも一定の限
りがあり、距離分解能を大きくとることができないとい
う問題があった。
によるビート周波数fr の計測は従来FFT処理によっ
てなされているが、サンプリング周波数をfS 、サンプ
リング点数をNとすると、距離分解能ΔRは次式、 ΔR=fS C/4fm ΔfN ・・・(3) であらわされる。ここで、図4において、送信信号周波
数の上り勾配時と下り勾配時とではビート信号の位相が
不連続となるので、FFT処理を行う際、サンプリング
は送信信号周波数の上り勾配期間内または下り勾配期間
内に限られる。よって、サンプリング点数にも一定の限
りがあり、距離分解能を大きくとることができないとい
う問題があった。
【0007】以上から本発明の目的は、距離分解能の向
上を図ることのできるFM−CWレーダを提供すること
である。
上を図ることのできるFM−CWレーダを提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明におい
ては、所定波形の変調波をFM変調した送信信号を連続
的に発射しておき、物体で反射した反射波を受信し、混
合手段で送信信号と混合しホモダイン検波してビート信
号を取り出し、該取り出したビート信号の周波数を測距
手段で測って物体までの距離を求めるようにしたFM−
CWレーダにおいて、混合手段の出力側にビート信号の
周波数を偶数てい倍するてい倍手段を設けたことにより
達成される。
ては、所定波形の変調波をFM変調した送信信号を連続
的に発射しておき、物体で反射した反射波を受信し、混
合手段で送信信号と混合しホモダイン検波してビート信
号を取り出し、該取り出したビート信号の周波数を測距
手段で測って物体までの距離を求めるようにしたFM−
CWレーダにおいて、混合手段の出力側にビート信号の
周波数を偶数てい倍するてい倍手段を設けたことにより
達成される。
【0009】
【作用】本発明によれば、ビート信号の周波数を偶数て
い倍したのち測距手段に入力する。これにより、送信信
号の周波数の上り勾配時と下り勾配時とで測距手段に入
力されるビート信号の位相が連続となるので、測距手段
ではビート周波数を計測する時間的な制約がなくなり、
距離分解能の向上を図ることが可能となる。
い倍したのち測距手段に入力する。これにより、送信信
号の周波数の上り勾配時と下り勾配時とで測距手段に入
力されるビート信号の位相が連続となるので、測距手段
ではビート周波数を計測する時間的な制約がなくなり、
距離分解能の向上を図ることが可能となる。
【0010】また、測距手段をビート信号の周波数に追
従するPLL回路とし、PLL回路のLPFから測距信
号を取り出す。これにより、簡単な回路構成で距離分解
能の優れたFM−CWレーダを具現することができる。
従するPLL回路とし、PLL回路のLPFから測距信
号を取り出す。これにより、簡単な回路構成で距離分解
能の優れたFM−CWレーダを具現することができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1実施例に係るFM−CW
レーダの要部構成図である。なお、図3と同一の構成部
分には同一の符号が付してある。送信系では三角波発生
回路10で発生させた所定の繰り返し周期fm の三角波
をVCO12に制御電圧として入力し、VCO12から
三角波を変調信号とするFM信号を出力させる。FM信
号の最大周波数偏移をΔfとする。FM信号は方向性結
合器14を介して送信信号として送信アンテナに導か
れ、外部にFM送信波が輻射される。方向性結合器14
からは一部送信信号が取り出され、受信系のローカル信
号となる。FM送信波は物体で反射し、該反射波が受信
アンテナで受信される。受信信号は混合器16で方向性
結合器14から入力したローカル信号と混合されてホモ
ダイン検波される。
レーダの要部構成図である。なお、図3と同一の構成部
分には同一の符号が付してある。送信系では三角波発生
回路10で発生させた所定の繰り返し周期fm の三角波
をVCO12に制御電圧として入力し、VCO12から
三角波を変調信号とするFM信号を出力させる。FM信
号の最大周波数偏移をΔfとする。FM信号は方向性結
合器14を介して送信信号として送信アンテナに導か
れ、外部にFM送信波が輻射される。方向性結合器14
からは一部送信信号が取り出され、受信系のローカル信
号となる。FM送信波は物体で反射し、該反射波が受信
アンテナで受信される。受信信号は混合器16で方向性
結合器14から入力したローカル信号と混合されてホモ
ダイン検波される。
【0012】混合器16から出力されたビート信号は2
てい倍器24に入力されて、周波数が2てい倍される。
混合器16から出力されたビート信号は送信信号の周波
数の上り勾配時と下り勾配時とで位相が180°ずれて
いることから、2てい倍器24を通すことでビート信号
の位相を連続させることができる。
てい倍器24に入力されて、周波数が2てい倍される。
混合器16から出力されたビート信号は送信信号の周波
数の上り勾配時と下り勾配時とで位相が180°ずれて
いることから、2てい倍器24を通すことでビート信号
の位相を連続させることができる。
【0013】2てい倍器24で2てい倍されたビート信
号はLPF18Aで不要成分が除去されたのち、1/2
分周器26によって周波数が1/2にされる。よって、
1/2分周器26からは混合器16から出力されたビー
ト信号と同じ周波数fr で、かつ、位相の連続した信号
が出力される。1/2分周器26の出力はA/D変換器
20でA/D変換されたあと、測距部22Aでビート周
波数fr の計測がなされ、かつ、(2)式を用いて物体
までの距離Rが求められる。測距部22AはFFT処理
によりビート周波数fr の計測を行うが、この際、入力
信号の位相が連続していることからサンプリングする期
間の制約が無く、該サンプリング期間を長くしてサンプ
ル点数を増加することで距離分解能を向上させることが
できる。例えば、従来の倍のサンプル点数にすれば距離
分解能が倍に向上することになる。
号はLPF18Aで不要成分が除去されたのち、1/2
分周器26によって周波数が1/2にされる。よって、
1/2分周器26からは混合器16から出力されたビー
ト信号と同じ周波数fr で、かつ、位相の連続した信号
が出力される。1/2分周器26の出力はA/D変換器
20でA/D変換されたあと、測距部22Aでビート周
波数fr の計測がなされ、かつ、(2)式を用いて物体
までの距離Rが求められる。測距部22AはFFT処理
によりビート周波数fr の計測を行うが、この際、入力
信号の位相が連続していることからサンプリングする期
間の制約が無く、該サンプリング期間を長くしてサンプ
ル点数を増加することで距離分解能を向上させることが
できる。例えば、従来の倍のサンプル点数にすれば距離
分解能が倍に向上することになる。
【0014】なお、上記した実施例ではLPF18Aか
ら出力された2てい倍ビート信号を1/2分周器26で
周波数を半分に落とすようにしたが、1/2分周器を省
き、2てい倍ビート信号のままA/D変換し、測距部で
FFT処理により2てい倍ビート信号の周波数である2
fr の計測を行い、該周波数の半分の値を(2)式に代
入することで物体までの距離Rを求めるようにしてもよ
い。また、2てい倍器を2mてい倍器(mは整数)に置
き換えて2mてい倍ビート信号を作成するようにしても
位相の連続化を図ることができる。この場合、分周で元
のビート周波数fr に落とすには1/2m分周器を用い
るようにする。
ら出力された2てい倍ビート信号を1/2分周器26で
周波数を半分に落とすようにしたが、1/2分周器を省
き、2てい倍ビート信号のままA/D変換し、測距部で
FFT処理により2てい倍ビート信号の周波数である2
fr の計測を行い、該周波数の半分の値を(2)式に代
入することで物体までの距離Rを求めるようにしてもよ
い。また、2てい倍器を2mてい倍器(mは整数)に置
き換えて2mてい倍ビート信号を作成するようにしても
位相の連続化を図ることができる。この場合、分周で元
のビート周波数fr に落とすには1/2m分周器を用い
るようにする。
【0015】図2は本発明の第2実施例に係るFM−C
Wレーダの要部構成図である。なお、図1と同一の構成
部分には同一の符号が付してある。送信系では三角波発
生回路10で発生させた所定の繰り返し周期fm の三角
波をVCO12に制御電圧として入力し、VCO12か
ら三角波を変調信号とするFM信号を出力させる。FM
信号の最大周波数偏移をΔfとする。FM信号は方向性
結合器14を介して送信信号として送信アンテナに導か
れ、外部にFM送信波が輻射される。方向性結合器14
からは一部送信信号が取り出され、受信系のローカル信
号となる。FM送信波は物体で反射し、該反射波が受信
アンテナで受信される。受信信号は混合器16で方向性
結合器14から入力したローカル信号と混合されてホモ
ダイン検波される。
Wレーダの要部構成図である。なお、図1と同一の構成
部分には同一の符号が付してある。送信系では三角波発
生回路10で発生させた所定の繰り返し周期fm の三角
波をVCO12に制御電圧として入力し、VCO12か
ら三角波を変調信号とするFM信号を出力させる。FM
信号の最大周波数偏移をΔfとする。FM信号は方向性
結合器14を介して送信信号として送信アンテナに導か
れ、外部にFM送信波が輻射される。方向性結合器14
からは一部送信信号が取り出され、受信系のローカル信
号となる。FM送信波は物体で反射し、該反射波が受信
アンテナで受信される。受信信号は混合器16で方向性
結合器14から入力したローカル信号と混合されてホモ
ダイン検波される。
【0016】混合器16から出力されたビート信号は2
てい倍器24に入力されて、周波数が2てい倍される。
混合器16から出力されたビート信号は送信信号の周波
数の上り勾配時と下り勾配時とで位相が180°ずれて
いることから、2てい倍器24を通すことでビート信号
の位相が連続することになる。
てい倍器24に入力されて、周波数が2てい倍される。
混合器16から出力されたビート信号は送信信号の周波
数の上り勾配時と下り勾配時とで位相が180°ずれて
いることから、2てい倍器24を通すことでビート信号
の位相が連続することになる。
【0017】2てい倍器24で2てい倍されたビート信
号はバッファアンプ28を介して測距手段の一例として
のPLL回路30に入力される。PLL回路30は位相
比較器32、LPF34、VCO36がループ接続され
て成り、VCO36の出力と2てい倍ビート信号の両者
が位相比較器32に入力される。PLL回路30は、位
相比較器32で2てい倍ビート信号とVCO36の出力
との位相差を検出し、位相差信号をLPF34で積分し
て制御電圧としてVCO36に与えることで、VCO3
6の発振周波数を常に2てい倍ビート信号の周波数に追
従させ同一とさせる機能を有している。
号はバッファアンプ28を介して測距手段の一例として
のPLL回路30に入力される。PLL回路30は位相
比較器32、LPF34、VCO36がループ接続され
て成り、VCO36の出力と2てい倍ビート信号の両者
が位相比較器32に入力される。PLL回路30は、位
相比較器32で2てい倍ビート信号とVCO36の出力
との位相差を検出し、位相差信号をLPF34で積分し
て制御電圧としてVCO36に与えることで、VCO3
6の発振周波数を常に2てい倍ビート信号の周波数に追
従させ同一とさせる機能を有している。
【0018】PLL回路30が2てい倍ビート信号にロ
ックしているとき、LPF34の出力電圧は2てい倍ビ
ート信号の周波数2fr と比例した値となっており、
(2)式から物体までの距離Rに比例した値ともなって
いることから、LPF34の出力電圧を取り出して物体
までの距離を表す距離信号とする。
ックしているとき、LPF34の出力電圧は2てい倍ビ
ート信号の周波数2fr と比例した値となっており、
(2)式から物体までの距離Rに比例した値ともなって
いることから、LPF34の出力電圧を取り出して物体
までの距離を表す距離信号とする。
【0019】この実施例によれば、測距手段をPLL回
路30で構成できるので、構成を極めて簡単化すること
ができる。しかも、PLL回路30に入力される2てい
倍ビート信号の位相が連続しているので、PLL回路3
0は安定して2てい倍ビート信号に追従することがで
き、LPF34から距離分解能の高い距離信号を出力さ
せることができる。
路30で構成できるので、構成を極めて簡単化すること
ができる。しかも、PLL回路30に入力される2てい
倍ビート信号の位相が連続しているので、PLL回路3
0は安定して2てい倍ビート信号に追従することがで
き、LPF34から距離分解能の高い距離信号を出力さ
せることができる。
【0020】なお、2てい倍器から出力された2てい倍
ビート信号をそのままPLL回路に入力するようにした
が、LPFで不要成分を除去したのちPLL回路に入力
するようにしたり、1/2分周器で周波数を半分にした
あと入力するようにしてもよい。また、2てい倍器の代
わりに、2mてい倍器(mは整数)を用いてビート信号
を2mてい倍し、PLL回路側に出力するようにしても
よい。
ビート信号をそのままPLL回路に入力するようにした
が、LPFで不要成分を除去したのちPLL回路に入力
するようにしたり、1/2分周器で周波数を半分にした
あと入力するようにしてもよい。また、2てい倍器の代
わりに、2mてい倍器(mは整数)を用いてビート信号
を2mてい倍し、PLL回路側に出力するようにしても
よい。
【0021】
【発明の効果】以上本発明によれば、混合手段の出力側
にビート信号の周波数を偶数てい倍するてい倍手段を設
け、ビート信号の周波数を偶数てい倍したのち測距手段
に入力するように構成したから、送信信号の周波数の上
り勾配時と下り勾配時とで測距手段に入力されるビート
信号の位相が連続となるので、測距手段ではビート周波
数を計測する時間的な制約がなくなり、距離分解能の向
上を図ることが可能となる。
にビート信号の周波数を偶数てい倍するてい倍手段を設
け、ビート信号の周波数を偶数てい倍したのち測距手段
に入力するように構成したから、送信信号の周波数の上
り勾配時と下り勾配時とで測距手段に入力されるビート
信号の位相が連続となるので、測距手段ではビート周波
数を計測する時間的な制約がなくなり、距離分解能の向
上を図ることが可能となる。
【0022】また、測距手段をビート信号の周波数に追
従するPLL回路とし、PLL回路のLPFから測距信
号を取り出す。これにより、簡単な回路構成で距離分解
能の優れたFM−CWレーダを具現することができる。
従するPLL回路とし、PLL回路のLPFから測距信
号を取り出す。これにより、簡単な回路構成で距離分解
能の優れたFM−CWレーダを具現することができる。
【図1】本発明の第1実施例に係るFM−CWレーダの
要部構成図である。
要部構成図である。
【図2】本発明の第2実施例に係るFM−CWレーダの
要部構成図である。
要部構成図である。
【図3】従来のFM−CWレーダの要部構成図である。
【図4】測距原理の説明図である。
10 三角波発生回路 12 VCO 16 混合器 18、18A LPF 20 A/D変換器 22、22A 測距部 24 2てい倍器 30 PLL回路
Claims (2)
- 【請求項1】 所定波形の変調波をFM変調した送信信
号を連続的に発射しておき、物体で反射した反射波を受
信し、混合手段で送信信号と混合しホモダイン検波して
ビート信号を取り出し、該取り出したビート信号の周波
数を測距手段で測って物体までの距離を求めるFM−C
Wレーダにおいて、 混合手段の出力側にビート信号の周波数を偶数てい倍す
るてい倍手段を設けたこと、 を特徴とするFM−CWレーダ。 - 【請求項2】 前記測距手段はビート信号の周波数に追
従するPLL回路とし、PLL回路を構成するLPFの
出力電圧を距離信号として取り出すようにしたこと、 を特徴とする請求項1記載のFM−CWレーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15335593A JPH0712929A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | Fm−cwレーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15335593A JPH0712929A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | Fm−cwレーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0712929A true JPH0712929A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15560655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15335593A Withdrawn JPH0712929A (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | Fm−cwレーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0712929A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006292431A (ja) * | 2005-04-06 | 2006-10-26 | Kobe Steel Ltd | ドップラ効果を用いた速度計測方法及びドップラ速度計 |
JP2011223505A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 遅延時間測定方法 |
-
1993
- 1993-06-24 JP JP15335593A patent/JPH0712929A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006292431A (ja) * | 2005-04-06 | 2006-10-26 | Kobe Steel Ltd | ドップラ効果を用いた速度計測方法及びドップラ速度計 |
JP2011223505A (ja) * | 2010-04-14 | 2011-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 遅延時間測定方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7183968B2 (en) | FM-CW radar system | |
US7187321B2 (en) | Interference determination method and FMCW radar using the same | |
JPH0540169A (ja) | Fm−cwレーダ装置 | |
JPH0712929A (ja) | Fm−cwレーダ | |
JP3930376B2 (ja) | Fmcwレーダ装置 | |
US11448742B2 (en) | Radar device | |
JP3485382B2 (ja) | Fm−cwレーダ装置 | |
JPH0318784A (ja) | Fm―cw測距方法 | |
JP2550574B2 (ja) | レ−ダ装置 | |
JPH07134173A (ja) | 測距装置 | |
JP2000356675A (ja) | Fm−cwレーダ装置 | |
JPH11352215A (ja) | レーダ装置及びfmcw測距・測速度方法 | |
JP3565646B2 (ja) | Fm−cwレーダ | |
JP2000338228A (ja) | 1アンテナミリ波レーダ装置 | |
JP2000046932A (ja) | Fm−cwレーダ装置 | |
JP2004264067A (ja) | パルスレーダ装置及びその距離検出方法 | |
JP2584482B2 (ja) | データ伝送装置に組込まれた速度測定装置 | |
JP2605513B2 (ja) | Fm−cwレーダー装置 | |
JPH05203732A (ja) | 測距装置 | |
Hobden et al. | FPGA based 77GHz RADAR processing with novel linearisation | |
JPH01210887A (ja) | Fmレーダセンサ | |
JPH04324387A (ja) | Fm−cwレーダ装置 | |
JPH05297120A (ja) | Fm−cw測距方式及びfm−cw測距装置 | |
JP2000147101A (ja) | レーダ信号処理方法 | |
JPH04315979A (ja) | マイクロ波距離測定方法およびその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |