JPH07129172A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

Info

Publication number
JPH07129172A
JPH07129172A JP5274671A JP27467193A JPH07129172A JP H07129172 A JPH07129172 A JP H07129172A JP 5274671 A JP5274671 A JP 5274671A JP 27467193 A JP27467193 A JP 27467193A JP H07129172 A JPH07129172 A JP H07129172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parameter
effector
display
patch
tempo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5274671A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshibumi Sakai
義文 酒井
Kousuke Takada
剛右 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland Corp
Original Assignee
Roland Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland Corp filed Critical Roland Corp
Priority to JP5274671A priority Critical patent/JPH07129172A/ja
Publication of JPH07129172A publication Critical patent/JPH07129172A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、音響効果を規定する、パッチと呼ば
れる複数のパラメータのセットをE2 PROMに複数記
憶しておき、その中の1つのパッチをRAMに呼び出す
ことによりそのパッチに応じた音響効果を得る効果装置
に関し、その効果装置に備えられたディレイ効果手段に
おけるディレイタイムを、感覚的に入力したテンポに応
じて設定することと、複数のパッチを記憶しておいて、
それらのパッチを切り換えることとを両立させる。 【構成】パッチが切り換えられても基本テンポはそのま
ま継承可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のパラメータの値
を複数セット記憶しておき、これら複数セットの中から
選択的に指定されたセットに基づき動作状態を設定する
電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より複数のパラメータの値を複数セ
ット記憶しておき、これらを切り換えることによって、
楽器本体の動作状態を切り換えることができる電子楽器
がある。例えば効果装置において、例えば「EQ(イコ
ライザ)」、「DELAY(ディレイ)」、「CHOR
US(コーラス)」、「REVERB(リバーブ)」と
いった各種エフェクト(効果装置)を1つの効果装置に
組み込んだ、いわゆるマルチエフェクタも知られてい
る。このマルチエフェクタには、各エフェクタのオン/
オフや、各エフェクタに設定される各パラメータの値等
の組を複数セット記憶しておき、それら複数セットのう
ちの1つを簡単な操作で呼び出して、その呼び出したセ
ットに応じた音響効果を得るように構成されたものがあ
る。ここでは、これら複数セットのそれぞれを「パッ
チ」と称する。
【0003】このように複数のパッチを用意しておくこ
とにより、各エフェクタによる音響効果をいちいち調節
する手間が省け、マルチエフェクタのより有効な使用が
可能となる。そのようなマルチエフェクタを構成し得る
各種のエフェクタのうちの1つに、楽音信号を遅延させ
ることにより楽音にディレイ効果を付与するディレイ効
果装置がある。
【0004】このディレイ効果における遅延量は各パッ
チを構成するパラメータの1つとして設定されており、
その設定されたパラメータ値に応じて遅延量が定められ
る。このパラメータ値を変更することによりディレイ効
果装置における遅延量を変更することは可能であるが、
その場合、音楽的なテンポを、例えば1ミリ秒単位の遅
延量に計算し直してパラメータ値を設定する必要があ
り、音楽の感覚に則した遅延量の設定を行なうことがで
きない。これを解決する手段として、テンポ設定手段と
しての例えばペダルを備え、そのペダルをテンポに合わ
せて数回踏むことにより、ディレイ効果装置の遅延量を
設定することが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な複数のパッチを備えたマルチエフェクタにおいては、
演奏の途中で、異なる音響効果を得るためにパッチの切
り換えが行なわれることがよくあるが、テンポ設定手段
を用いて音楽の感覚に則して遅延量を設定しても、演奏
の途中でパッチを切り換えると、そのマルチエフェクタ
を構成するディレイ効果装置の遅延量を規定するパラメ
ータも切り換えられることとなり、その都度テンポ設定
手段を用いてテンポを入力し直す必要を生じることにな
るが、演奏の途中でテンポを入力し直すのは現実的でな
く、テンポ設定手段を備えて遅延量を感覚的に設定可能
なように構成しても十分に生かされないという問題があ
る。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、あるパッチで
任意に入力したパラメータに応じて楽器本体の動作状態
を設定することと、複数のパッチを記憶しておいてそれ
らのパッチを切り換えることとを両立させた電子楽器を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の電子楽器は、複数の第1のパラメータの値を複数セ
ット記憶しておき、これら複数セットの中から選択的に
指定されたセットに基づき動作状態を設定する電子楽器
において、 (1)上記複数のセットの中から指定されるセットを切
り換える切換手段 (2)第2のパラメータを設定するパラメータ設定手段 (3)上記切換手段により上記セットが切り換えられた
後においても上記パラメータ設定手段により設定された
第2のパラメータを継承するか否かを設定するパラメー
タ継承設定手段 (4)上記切換手段により上記セットが切り換えられた
際に、上記パラメータ設定手段により第2のパラメータ
が設定されており、かつパラメータ継承設定手段により
第2のパラメータを継承する旨設定されていた場合に、
上記切換手段により切り換えられた後のセット、および
上記パラメータ設定手段により設定された第2のパラメ
ータに応じた動作状態に制御する動作状態制御手段を備
えたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の電子楽器は、上記のパラメータ継承設
定手段を備え、第2のパラメータを継承する旨設定して
おくことにより、パッチ(セット)が切り換えられて
も、パラメータ入力手段から一旦入力された第2のパラ
メータがそのまま継承され、したがって演奏中にも自由
にパッチを切り換えてもパラメータ入力手段から入力さ
れた第2のパラメータがそのまま継承される。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。図1
は、本発明の一実施例のマルチエフェクタの内部構成を
示すブロック図である。このマルチエフェクタ10には
ROM11が備えられており、このROM11には、各
種プログラムが格納されている。このROM11に格納
されたプログラムはCPU12で実行される。またこの
マルチエフェクタ10には、ペダル,ボタンスイッチ等
からなる操作子手段13が備えられており、この操作子
手段13では、例えば、このマルチエフェクタ10を構
成する各種のエフェクタ(後述する)を制御するための
パラメータの設定等が行なわれる。この操作子手段13
では、このマルチエフェクタ10を構成する各種のエフ
ェクタの制御に必要なパラメータ値の組(パッチ)を最
大25組まで設定することができる。尚、この操作子手
段13の詳細については後述する。
【0010】操作子手段13から入力されたパラメータ
値は、E2 PROM14に格納される。このE2 PRO
M14は電源オフ時にも記憶内容が保持されるメモリで
ある。所定の音響効果を得るようにマルチエフェクタ1
0を設定する際は、E2 PROM14に格納された複数
のパッチの中から選択された1つがRAM15に転送さ
れ、このRAM15に転送されたパッチを構成する各種
パラメータの値に従って、楽音信号に所期の効果が付さ
れるように各エフェク夕が設定される。
【0011】このマルチエフェクタ10の入力端子IN
は、例えば電気ギターの出力端子と接続され、この入力
端子INからは、電気ギターの演奏により得られた楽音
信号が入力される。この入力端子INから入力された楽
音信号はチューナ手段16と、外部エフェクタ経路切換
手段17に入力される。チューナ手段16は、入力され
た楽音信号のピッチを測定して表示するものであり、電
気ギターの演奏者は、この表示を見ながら電気ギターの
チューニングを行なうことができる。チューナ手段16
の詳細については後述する。
【0012】またこのマルチエフェクタ10は、後述す
るように、外部エフェクタを最大3台まで接続し、この
マルチエフェクタ10に内蔵されたエフェクタととも
に、よりバラエティに富んだ音響効果を実現することが
できるよう構成されており、外部エフェクタ経路切換手
段17は、入力された楽音信号を、外部エフェクタに入
力するか否かを切り換えるためのものである。この外部
エフェクタ経路切換手段17は、RAM15に格納され
たパッチを構成するパラメータに従って動作する。
【0013】外部エフェクタ経路切換手段17から出力
された、外部エフェクタを経由した、あるいは外部エフ
ェクタをバイパスした楽音信号は、A/D変換器18に
よりディジタルの楽音信号に変換されてディジタル信号
処理手段19に入力される。このディジタル信号処理手
段19は、後述する各種のエフェクタで構成されてお
り、RAM15に格納されたパッチを構成するパラメー
タに従って、A/D変換器18を経由して入力されたデ
ィジタル楽音信号に各種の音響効果が付与されて出力さ
れる。このディジタル信号処理手段19から出力された
ディジタルの楽音信号は、D/A変換器20によりアナ
ログ信号に変換され、このマルチエフェクタ10の出力
端子OUTから外部に出力される。この出力端子OUT
から出力された楽音信号は、アンプ、スピーカ等を経由
し、楽音として空間に放音される。
【0014】またこのマルチエフェクタ10には表示手
段21が備えられている。この表示手段21は後述する
ように単独に点灯する複数のLED、および2桁の数字
等を表示する、2セットの7セグメントLEDにより構
成されている。7セグメントLEDには、各種パラメー
タを設定するエディットモードにおいては設定されたパ
ラメータの値、楽音信号を入力して音響効果を付与する
プレイモードにおいては選択されたパッチの番号が表示
される。また、接続された電気ギターをチューニングす
るチューニングモードにおいては音名が表示される。
【0015】上述した各種のメモリや各種の手段等は、
バス22により互いに接続されている。図2は、図1に
示すE2 PROMとRAMのメモリ構造を示す模式図で
ある。E2 PROMには、上述したように各種パラメー
タのセットで構成されるパッチが最大25個格納される
よう構成されており、また、このE2 PROMには、
“マニュアル”と呼ばれるパラメータのセットも格納さ
れている。マニュアルの意味については後述する。これ
ら各1つのパッチおよびマニュアルは、 i)接続された外部エフェクタを使用するか否かを表わ
す情報 ii)内蔵された各エフェクタをそれぞれ使用するか否か
を表わす情報 iii)内蔵された各エフェクタを制御するための全てのパ
ラメータにより構成されている。
【0016】一方RAMには、パッチあるいはマニュア
ルが1個だけ格納される。前述したように、ここに格納
されたパラメータに従って、図1に示す外部エフェクタ
経路切換手段17およびディジタル信号処理手段19が
動作する。パッチあるいはマニュアルを呼び出す時は、
2 PROM内の希望する格納部から1個のパッチある
いはマニュアルが読み出され、その内容がRAMへ転送
される。また、現在の設定されている全パラメータを、
パッチ或はマニュアルとして記憶する時は、RAMの内
容が、E2 PROM内の希望する格納部へ転送される。
【0017】本マルチエフェクタ10においては、「プ
レイモード」と「マニュアルモード」という2つの動作
モードがある。これら2つの動作モードの内容について
は後述するが、「マニュアルモード」に切換えると、E
2 PROM上のマニュアルの内容がRAMに移される。
このとき、RAMがそれまで持っていた内容は捨てられ
る。一方、「マニュアルモード」から「プレイモード」
に切り換えると、E2PROMの25個のパッチから1
つのパッチが選ばれ、その内容がRAMに移される。こ
のとき、RAMが以前に持っていた内容は捨てられず
に、E2 PROM上の「マニュアル格納部」に退避され
る。次回「マニュアルモード」に戻った時には、この退
避された内容が再び呼出される。
【0018】図3は、本マルチエフェクタの入力端子I
Nから出力端子OUTに至る楽音信号の流れを示した図
である。図中、Loop1,Loop2,Loop3
は、図1に示す外部エフェクタ格納切換手段17を構成
するスイッチであり、これらのスイッチにより外部エフ
ェクタを経由させるか否かが切り換えられる。これらの
スイッチは、場合により、後述のバイパススイッチ(B
YPASS SW)に連動する。
【0019】図1に示すディジタル信号処理手段19に
は、「EQ(イコライザー)」「DELAY(ディレ
イ)」「S.DELAY(ショートディレイ)」「CH
ORUS(コーラス)/FLANGER(フランジャ
ー)/P.SHIFTER(ピッチシフター)」「RE
VERB(リバーブ)」の各エフェクタが備えられてお
り、これら各エフェクタは、それぞれオフにする(入力
された楽音信号に音響効果を付与することなく出力す
る;バイパスする)ことができる。これらの各エフェク
タのうち「DELAY」は入力された楽音信号を遅延さ
せてエコー効果を付与するものであり、その遅延量(デ
ィレイタイム)は後述するようにして可変に設定され
る。尚、上記の各エフェクタのうち「DELAY」以外
のエフェクタの機能については本発明の本質ではなく、
したがってここではそれらの各エフェクタの詳細説明は
省略する。
【0020】また、「DELAY」の直前には楽音の音
量を加減するためのペダル(EXP.PEDAL)が備
えられている。MASTERは、最終的な出力の音量を
決めるものである。BYPASS SWは、EQからM
ASTERまでの内部エフェクタを経由するか否かを切
換えるものである。なお、BYPASS SWをオン
(内部エフェクタを経由しない)にしたときには、Lo
op1〜3のスイッチはすべて自動的にオフ(外部エフ
ェクタを経由しない)になる。
【0021】ここで、プレイモードとマニュアルモード
について説明する。前述したように本マルチエフェクタ
の動作モードとして、「プレイモード」と「マニュアル
モード」がある。「プレイモード」においては、演奏者
のペダル操作によりパッチが選択され、以降そのパッチ
のパラメータにしたがって、外部エフェクタ切換手段1
7及びディジタル信号処理手段19が動作する。
【0022】「マニュアルモード」においては、図4に
示すペダル31〜36の操作が内蔵エフェクタのオン/
オフに反映される。また、各種パラメータは、即修正が
可能な状態にある。すなわち、「マニュアルモード」に
おいては、「エディットモード」へ移ることなく、パラ
メータを修正することができる。内蔵のDELAYエフ
ェクトは、その遅延量(ディレイタイム)を「秒」「ミ
リ秒」という数値で与えるだけでなく、「タップ」とい
う操作で、感覚的にディレイタイムを決めることもでき
る。
【0023】テンポインジャック40(図4参照)にフ
ットスイッチを接続し、リズムに合わせてこのスイッチ
を4回以上踏むと、「基準テンポ」が設定される。基準
テンポは1分間あたりの四分音符の数であらわされ、例
えば、時計の秒針に合わせてスイッチを踏めば、「四分
音符=60」となる。この基準テンポと、パッチのパラ
メータである「インターバル」とによって、ディレイタ
イムが決定される。上の例では、
【0024】
【表1】 ──────────────────── インターバル ディレイタイム ──────────────────── 四分音符 1秒 八分音符 0.5秒 16分音符 0.25秒 ──────────────────── という具合に、ディレイタイムが決められる。
【0025】図4は、本実施例のマルチエフェクタの外
観図である。ここではこの図4を参照して本マルチエフ
ェクタの各種機能について概括する。ナンバーペダル3
1〜35は、各パッチを呼び出すためのペダルであり、
バンクペダル36により、5つずつをグループとしたバ
ンクのグループが選択され、ナンバーペダル31〜35
により、バンクペダル36により選択された5つのバン
クの中から所望のバンクが選択される。また、「マニュ
アルモード」においては、これらナンバーペダル31〜
35、バンクペダル36は、内蔵エフェクタのオン/オ
フ用ペダルとして用いられる。また各ペダル31〜36
に対応するLED31a〜36aはペダルインジケータ
と呼ばれ、「マニュアルモード」においては、内蔵の各
エフェクタのオン/オフを示し、「プレイモード」にお
いては、操作パネル部70に備えられた2桁分の7セグ
メントLEDからなるディスプレイ71の表示ととも
に、現在選ばれているパッチのナンバーを示す。
【0026】ACアダプタージャック37は、ACアダ
プターにより電源の供給をうける端子である。MIDI
OUT端子38は、外部MIDI機器を制御するため
の端子であり、プログラムチェンジ・メッセージ、コン
トロールチェンジ・メッセージを送信する。
【0027】エクスターナルコントロールアウトジャッ
ク39は、外部機器のオン/オフの制御をする際に用い
られる端子である。テンポインジャック40は、フット
スイッチを接続する端子である。例えば、曲に合せてこ
のスイッチを踏む事で、その曲のテンポにあった「基準
テンポ」が得られる。
【0028】チューナリモートジャック41は、フット
スイッチを接続し、「チューナボタン」と同様の操作
(チューナのオン/オフの切換え)を足で行なうための
端子である。マニュアルリモートジャック42は、フッ
トスイッチを接続し、マニュアルボタン83(図5参
照)と同様の操作(「マニュアルモード」と「プレイモ
ード」の切換え)を足で行なうための端子である。
【0029】エクスプレッションペダルジャック43
は、エクスプレッションペダルを接続し、足で音量の調
節を行なうための端子である。図3の[EXP.PED
AL]に相当する。ヘッドホンジャック44は、ヘッド
ホンを接続し、演奏をモニターする端子である。
【0030】アウトプットジャック45,46は、各種
エフェクトを施した後の楽音の出力端子であり、ステレ
オの楽音が出力される。図3の[OUT L]/[OU
TR]に相当する。インプットジャック47は、楽音を
入力する端子である。通常、ギター、ベースからの出力
をここへ入力する。図3の「IN」に相当する。
【0031】外部エフェクタ101〜103は、本マル
チエフェクタに接続され、内蔵エフェクタにない効果を
付加するためのエフェクタである。例えば「オーバード
ライブ」「ディストーション」「コンプレッサ」などが
用いられる。LED51〜53はループインジケータと
呼ばれ、各ループに接続された外部エフェクタの結線状
況を示す。[点灯]は該当する外部エフェクタを経由す
ることを示し、[消灯]は該当する外部エフェクタを経
由しない(バイパスする)ことを示す。
【0032】ループリターンジャック54〜56および
ループセンドジャック57〜59は、外部エフェクタを
本マルチエフェクタに組込むための端子である。ループ
センドジャック57〜59が外部エフェクタの入力端子
に接続され、ループリターンジャック54〜56が外部
エフェクタの出力端子に接続される。DCジャック60
は、外部エフェクタへ電源を供給するための端子であ
る。専用のパラレルDCコードにより、それぞれの外部
エフェクタに電源を供給することができる。
【0033】図5は、図4の操作パネル部70の拡大図
である。LED72はチューニングガイドインジケータ
と呼ばれ、チューナ手段16(図1参照)が動作してい
るチューニングモード時に、入力された楽音(ギター
音)のピッチを示すためのインジケータである。楽音の
入力があると、その音名が、ディスプレイ71に表示さ
れ、その音高からのズレがこのインジケータ72に表示
される。
【0034】ディスプレイ71は、前述のように、7セ
グメント2桁LEDで構成されており、各種パラメータ
の値、動作状況等を表示する。チューナボタン73は、
チューナ手段16のオン/オフを切り換えるスイッチで
ある。チューナ手段16をオンにすることにより内蔵の
チューナが働き、これを用いて、入力端子INに接続さ
れた楽器(ギター)のチューニングができる。
【0035】パラメータボタン76〜79は、パッチの
各パラメータを変更(エディット)するときに、変更し
たいパラメータを選ぶために用いる4つのボタンであ
る。バリューボタン80,81は、パラメータ等の値を
増減させるためのボタンである。ライト/コピーボタン
82は、現在の各パラメータの設定状態を、パッチとし
て、メモリに保存するためのボタンである。
【0036】マニュアルボタン83は、「マニュアルモ
ード」と「プレイモード」の切り換えを行なうボタンで
ある。押す毎にモードが交互に切り換わる。エディット
/エスケープボタン84は、パッチの各種パラメータの
値の変更(エディト)を開始しまたは中止するボタンで
ある。バイパスボタン85は、バイパスのオン/オフを
切り換えるボタンである。バイパスがオンの時は、入力
された楽音は、内部エフェクタを経由せずにそのまま出
力される。
【0037】エフェクトインジケータ86〜94のう
ち、1つを除くエフェクトインジケータ86〜93は、
内蔵の各エフェクタのオン/オフを知らせるLEDであ
り、エフェクトインジケータ94は、接続した外部機器
のオン/オフを知らせるLEDである。これらのエフェ
クトインジケータ86〜94は、後述するパラメータイ
ンジケータ96とともに、変更するパラメータを行と列
で示す。
【0038】テンポインジケータ95は、基準テンポの
設定がされているか否かを表すLEDである。設定され
ている時に点灯し、解除されると消灯する。パラメータ
インジケータ96は、エフェクトインジケータ86〜9
4とともに、変更するパラメータを行と列で示す。次
に、本マルチエフェクタにおける、内蔵エフェクタの1
つである「DELAY」の遅延量(ディレイタイム)の
設定について説明する。
【0039】図6は、メインルーチンを示したフローチ
ャートである。ただしここではディレイタイムの設定に
関連する部分のみ図示されている。各パッチは、ディレ
イタイムを規定するパラメータとして、インターバルパ
ラメータPS 、ディレイタイムパラメータPD 、テンポ
ホールドパラメータPTHを有しているが、それらのパラ
メータの内容についてはその都度説明する。
【0040】このメインルーチンでは、基準テンポ設定
処理(ステップ6_1)、基準テンポ解除処理(ステッ
プ6_2)、およびパッチチェンジ処理(ステップ6_
3)が実行され、その他図示しない各種の処理が実行さ
れる。図7は、図6のステップ6_1に示す基準テンポ
設定処理サブルーチンのフローチャートである。
【0041】本マルチエフェクタでは、図4に示すテン
ポインジャック40にフットスイッチを接続し、曲に合
わせてそのフットスイッチを踏む。そのフットスイッチ
が4回踏まれると、図7に示すステップ7_1におい
て、基準テンポの設定を指示するタップ入力があったと
判定される。ステップ7_1でタップ入力有りと判定さ
れるとステップ7_2に進み、タップ入力による基準テ
ンポが基準テンポレジスタTSTに格納される。ステップ
7_3では、基準テンポレジスタTSTに格納された基準
テンポと、現在選択されているパッチのインターバルパ
ラメータPI とにより決定されるディレイタイムが内蔵
エフェクタ「DELAY」に設定される。ここで、イン
ターバルパラメータPI は、前述したように、例えば四
分音符に対応した長さだけディレイタイムを設定するか
八分音符に対応した長さだけディレイタイムを設定する
か等を定めるパラメータである(表1参照)。
【0042】ステップ7_3で内蔵エフェクタ「DEL
AY」にディレイタイムが設定されると、ステップ7_
4では、基準テンポが設定されたことを示す基準テンポ
設定フラグFTPがセットされる。図8は、図6のステッ
プ6_2に示す基準テンポ解除処理サブルーチンのフロ
ーチャートである。
【0043】図4に示すテンポインジャック40に接続
されたフットスイッチを1秒間踏み続けると、図8に示
すステップ8_1において、基準テンポの解除の指示が
あったものと判定され、ステップ8_2に進む。ステッ
プ8_2では、現在選択されているパッチのディレイタ
イムパラメータPD の内容が内蔵エフェクタ「DELA
Y」にセットされる。ディレイタイムパラメータP
D は、音楽のテンポとは直接的には無関係に、ディレイ
タイムをミリ秒単位で表わすパラメータである。ステッ
プ8_3では、基準テンポ設定フラグFTPがリセットさ
れる。
【0044】図9は、図6のステップ6_3に示すパッ
チチェンジ処理サブルーチンのフローチャートである。
前述したように、図4に示すナンバーペダル31〜3
5、バンクペダル36を踏みかえることによりパッチが
変更されるが、ペダル31〜36を踏みかえると先ずス
テップ9_1においてパッチの変更要求があったと判定
され、ステップ9_2に進む。ステップ9_2では、図
1,図2に示すE2 PROM14からRAM15に新た
なパッチが転送され、これによりパッチの変更が行なわ
れる。ただしディレイタイムに関しては、次のステップ
9_3でその変更が行になわれる。
【0045】図10は、図9のエフェクタステップ9_
3に示すディレイタイム設定処理サブルーチンのフロー
チャートである。このディレイタイム設定処理サブルー
チンでは、先ずステップ10_1において基準テンポ設
定フラグFTPのオン/オフが判定され、オフの場合、即
ち基準テンポが設定されていない場合はステップ10_
5に移り、新たなパッチのディレイタイムパラメータP
D の内容が内蔵エフェクタ「DELAY」に設定され
る。一方、ステップ10_1で基準テンポ設定フラグF
TPがオンである(基準テンポが設定されている)と判定
された場合は、ステップ10_2に移り、新たなパッチ
のテンポホールドパラメータPTHがオンか否か判定され
る。このテンポホールドパラメータPTHは、切り換え前
のパッチの際に用いられていた基準テンポを、そのパッ
チに切り換えた後においてもそのまま継承するか否かを
示すパラメータである。このテンポホールドパラメータ
THがオンのとき、即ち基準テンポを継承する旨の表示
がなされていたときは、ステップ10_3に進み、図7
の基準テンポ設定処理サブルーチンのステップ7_3と
同様に、基準テンポレジスタTSTに既に格納されている
基準テンポと、新たに切り換えられたパッチのインター
バルパラメータPI とにより決定されるディレイタイム
が、内蔵エフェクタ「DELAY」に設定される。ステ
ップ10_2において、テンポホールドパラメータPTH
がオフのとき、即ち基準テンポを継承しない旨の表示が
なされていたときは、ステップ10_4に進んで基準テ
ンポ設定フラグFTPをオフにした後、ステップ10_5
に進んで、基準テンポがもともと設定されていなかった
場合と同様に、ディレイタイムパラメータPD の内容が
内蔵エフェクタ「DELAY」に設定される。
【0046】次に、図1に示すチューナ手段16を用い
て、接続された電気ギター等のチューニングを行なうチ
ューニングモードにおける、図4,図5に示すディプレ
イ71への表示について説明する。図11は、チューニ
ングの際のディスプレイの表示の切り替わりを示した図
である。
【0047】本マルチエフェクタに電気ギターを接続し
その電気ギターのチューニングを行なう際には、図5に
示すディスプレイ71のうちの下位桁71aに、入力さ
れた信号の音名が表示される。このとき、ディスプレイ
71のうちの上位桁71bには、必要に応じてシャープ
のマークが表示される。今、図11に示すようにディス
プレイ71の下位桁71aに音名“E”が表示されてい
る状態から電気ギターのピッチを少しずつ上げていく
と、ディスプレイ71に表示された音名の正確なピッチ
からのピッチの偏差を表示するチューニングガイドイン
ジケータ72(図5参照)の表示が順次移りかわり、こ
れによりピッチが上昇してきたことが視認され、そのピ
ッチが音名“F”の領域に入ると、ディスプレイ71に
音名“F”が表示されるとともに、チューニングインジ
ケータ72には、音名“F”の中のピッチが低い領域に
あることが表示される。さらに弦のピッチを上げていく
と、ディスプレイ71の表示は音名“F”のままチュー
ニングインジケータ72の表示がピッチの高い側に移行
する。
【0048】このようにして、ディスプレイ71に表示
された音名とチューニングインジケータ72に表示され
た音高の偏差とを視認することにより電気ギターのチュ
ーニングが行なわれる。本マルチエフェクタでは、ディ
スプレイ71の表示が、例えば音名“E”から音名
“F”等、隣接する音名には切り替わる際は、図11に
示すように、その移り替わりが人間に視認できる程度に
ゆっくりと時間TD をかけて切り替え前の表示の輝度が
下がり、その後時間TU をかけてゆっくりと切り替え後
の表示の輝度が上昇する。
【0049】従来は表示がほとんど一瞬で切り替わって
いたため、その表示を意識して確認することによってし
か音名を認識することができず、特に音名“E”と音名
“F”の場合は、7セグメントLEDのうちの1つのセ
グメントのオン/オフの違いでしかなく、音名の切り替
わりを感覚的に認識することができなかった。本マルチ
エフェクタでは、隣接する音名に切り替える場合、上記
のようにゆっくりと輝度を変化させて音名表示を切り替
えるようにしたため、輝度の変化が演奏者、操作者の注
意を喚起することになり、その表示内容を特に意識しな
くても表示の切り替わりが感覚的に認識される。
【0050】また、従来、入力信号のピッチが音名の切
り換わりの周波数近傍で変化しているときはその表示が
頻繁に切り替わり、見にくいという問題もあったが、本
マルチエフェクタでは、輝度が変化していいる途中では
音名の新たな切り替わりは受け付けず、したがってこの
ことが一種のローパスフィルタの役割りをなし、頻繁に
表示が変化することが防止され、この点からも見やすい
表示となっている。
【0051】以下、チューニングモードにおけるフロー
について説明する。図12は、チューニングモードにお
けるメインルーチンである。図5に示すチューナボタン
73を押すとチューニングモードに入り、先ずステップ
12_1で初期設定処理が行なわれ、その後、ピッチ抽
出処理(ステップ12_2)、音名、偏差取得処理(ス
テップ12_3)、隣接音名変化抽出処理(ステップ1
2_4)、表示処理(ステップ12_5)が順次繰り返
される。
【0052】図13は、図12のステップ12_1に示
す初期設定処理サブルーチンのフローチャートである。
この初期設定処理サブルーチンでは、各種レジスタやワ
ークエリアの初期化が行われるが(ステップ13_
1)、特に以下の説明に必要なものとして、輝度制御中
フラグ、および隣接フラグがオフされる(ステップ13
_2)。これらのフラグの意味については後述する。
【0053】図12のステップ12_2に示すピッチ抽
出処理は公知の技術であるため、ここでは詳細な説明は
省略するが、このピッチ抽出処理では、入力端子IN
(図1参照)から入力された信号が先ず矩形波に波形整
形され、その矩形波の立ち上がりエッジ間あるいは立ち
下がりエッジ間の時間間隔が測定され、それらの時間間
隔からピッチが求められる。
【0054】図12のステップ12_3に示す音名、偏
差取得処理も公知の技術であるため、ここでは詳細な説
明は省略するが、ステップ12_2で求められたピッチ
が、あらかじめ定められた各音名毎の基準ピッチを中心
として−50セント(cent)から+50セントの場
合にその音名が選択される。またその音名の基準ピッチ
と、ステップ12_2で求められたピッチとの差が、偏
差として求められる。
【0055】図14は、図12のステップ12_4に示
す隣接音名変化抽出処理サブルーチンのフローチャート
である。ここでは、先ずステップ14_1において輝度
制御中フラグがオンか否かが判定される。この輝度制御
中フラグは、ディスプレイ71(図4参照)の表示輝度
が制御されている(図11の時間TD ないし時間TU
範囲内にある)場合にオンされるフラグである。この輝
度制御中フラグがオンの場合、前述したように音名の新
たな変更は受け付けず、したがってそのままこのサブル
ーチンを抜ける。
【0056】ステップ14_1において輝度制御中フラ
グがオフであると判定されると、ステップ14_2に進
み、ディスプレイ71、チューニングインジケータ72
に音名、偏差が表示されているか否かが判定される。音
名、偏差が表示されていないときはステップ14_3に
進み隣接フラグがオフにされる。この隣接フラグは、変
化の前後の音名が隣接する音名であるか否かを示すフラ
グであり、ステップ14_2で音名等が表示されていな
い状態であると判定されているため、変化前の音名が存
在せず、したがって隣接フラグはオフされる。
【0057】またステップ14_2で音名、偏差が表示
中であると判定されるとステップ14_4に進み、現在
表示されている変化前の音名に対し、これから表示しよ
うとする変化後の音名が隣接する音名であるか否かが判
定され、隣接する音名でない場合はステップ14_3に
進んで隣接フラグがオフされ、隣接する音名の場合はス
テップ14_5に進んで隣接フラグがオンされる。
【0058】図15は、図12のステップ12−5に示
す表示サブルーチンのフローチャートである。このサブ
ルーチンが実行されると、先ずステップ15_1におい
て隣接フラグのオン/オフが判定される。隣接フラグが
オフのときは、ゆっくりとした輝度変更を行なう必要が
なく、ステップ15_2において新音名、偏差が所定の
輝度で直ちに表示される。
【0059】ステップ15_1において隣接フラグがオ
ンと判定されると、ステップ15_3に進み、輝度制御
中フラグのオン/オフが判定される。輝度制御中フラグ
がオンのときは、音名の新たな変更は受け付けずそのま
まこのサブルーチンを抜ける。輝度制御中フラグがオフ
のときは、ステップ15_4に進んで輝度制御中フラグ
をオンにし、ステップ15_5に進んで輝度制御方向と
して“輝度の下降”が指定され、ステップ15_6に進
んで、次に説明する、図16に示すタイマー割込みルー
チンの割込みを許可する。
【0060】図16は、タイマー割込みルーチンのフロ
ーチャートである。このルーチンは、図15のステップ
15_6で割込み許可が出された後、図16のステップ
16_9で割込みが禁止されるまでの間、所定時間間隔
毎に起動される。図16のルーチンが起動されると、先
ずステップ16_1において、輝度制御方向として“下
降”が指定されているか“上昇”が指定されているかが
判定される。
【0061】図15の表示サブルーチンのステップ15
_5では“下降”が指定されるため、割込み許可の直後
は“下降”が指定された状態にある。“下降”が指定さ
れていた場合ステップ16_2に移り、ディスプレイ7
1の表示輝度が少しだけ下降される。ステップ16_3
ではその表示輝度が所定の設定輝度(図11の場合は完
全な消灯)にまで達したか否かが判定され、表示輝度が
設定輝度よりもまだ明るいときは一旦このルーチンを抜
ける。
【0062】この割込みルーチンが起動される毎に上記
の輝度の下降が実行され、ステップ16_3において表
示輝度が設定輝度まで低下したと判定されると、今度は
ステップ16_4に進む。ステップ16_4では、輝度
制御方向として“輝度の上昇”が指定され、ステップ1
6_5では、ディスプレイ11の表示は暗い状態にはあ
るが、ディスプレイ11に新たな音名が表示され、また
これとともにチューニングインジケータ72に偏差が表
示される。
【0063】その後、この割込みルーチンが起動される
と、ステップ16_1で輝度制御方向が“上昇”である
と判定されてステップ16_6に進み、ディスプレイ7
1の表示輝度が少しだけ上昇される。ステップ16_7
ではその表示輝度が所定の明るさの定常輝度(定常的な
点灯)にまで達したか否かが判定され、表示輝度が定常
輝度よりもまだ暗い場合には一旦このルーチンを抜け
る。これを繰り返すことにより表示輝度が上昇し、定常
輝度にまで達すると、ステップ16_7を経由した後ス
テップ16_8に進み、輝度制御中フラグがオフされ、
ステップ16_9でこの割込みルーチンの割込みが禁止
される。
【0064】以上の処理により隣接した音名へのゆっく
りとした変更が行なわれる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子楽器
は、パラメータの値を複数セット記憶しておき、選択的
に指定されたセット(パッチ)に基づく動作状態を設定
するにあたり、セット(パッチ)が切り換えられてもパ
ラメータはそのまま継承可能な構成を備えており、電子
楽器の動作状態を一旦入力したパラメータに応じて設定
することと、パラメータのセット(パッチ)の切り換え
とが融合し、従来と比べ使い勝手の良い電子楽器とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のマルチエフェクタの内部構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すE2 PROMとRAMのメモリ構造
を示す模式図である。
【図3】本マルチエフェクタの入力端子から出力端子に
至る楽音信号の流れを示した図である。
【図4】本実施例のマルチエフェクタの外観図である。
【図5】図4の操作パネル部の拡大図である。
【図6】メインルーチンを示したフローチャートであ
る。
【図7】基準テンポ設定処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図8】基準テンポ解除処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図9】パッチチェンジ処理サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図10】ディレイタイム設定処理サブルーチンのフロ
ーチャートである。
【図11】チューニングの際のディスプレイの表示の切
り替わりを示した図である。
【図12】チューニングモードにおけるメインルーチン
である。
【図13】初期設定処理サブルーチンのフローチャート
である。
【図14】隣接音名変化抽出処理サブルーチンのフロー
チャートである。
【図15】表示サブルーチンのフローチャートである。
【図16】タイマー割込みルーチンのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 マルチエフェクタ 11 ROM 12 CPU 13 操作子手段 14 E2 PROM 15 RAM 16 チューナ手段 17 外部エフェクタ経路切換手段 19 ディジタル信号処理手段 21 表示手段 31,32,…,35 ナンバーペダル 36 バンクペダル 40 テンポインジャック 70 操作パネル部 71 ディスプレイ 72 チューニングインジケータ 101,102,103 外部エフェクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の第1のパラメータの値を複数セッ
    ト記憶しておき、これら複数セットの中から選択的に指
    定されたセットに基づき動作状態を設定する電子楽器に
    おいて、 前記複数のセットの中から指定されたセットを切り換え
    る切換手段と、 第2のパラメータを設定するパラメータ設定手段と、 前記切換手段により前記セットが切り換えられた後にお
    いても前記パラメータ設定手段により設定された前記第
    2のパラメータを継承するか否かを設定するパラメータ
    継承設定手段と、 前記切換手段により前記セットが切り換えられた際に、
    前記パラメータ設定手段により前記第2のパラメータが
    設定されており、かつパラメータ継承設定手段により前
    記第2のパラメータを継承する旨設定されていた場合
    に、前記切換手段により切り換えられた後の前記セッ
    ト、および前記パラメータ設定手段により設定された前
    記第2のパラメータに応じた動作状態に制御する動作状
    態制御手段とを備えたことを特徴とする電子楽器。
JP5274671A 1993-11-02 1993-11-02 電子楽器 Pending JPH07129172A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5274671A JPH07129172A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 電子楽器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5274671A JPH07129172A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 電子楽器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07129172A true JPH07129172A (ja) 1995-05-19

Family

ID=17544943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5274671A Pending JPH07129172A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 電子楽器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07129172A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002323893A (ja) * 2001-04-24 2002-11-08 Roland Corp 楽音制御装置
JP2006527393A (ja) * 2003-06-06 2006-11-30 ギトーチ リミテッド 増幅されたギター用のダイナミックコントローラを具えるマルチサウンドエフェクトシステム
US7525038B2 (en) 2006-05-08 2009-04-28 Roland Corporation Effect system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002323893A (ja) * 2001-04-24 2002-11-08 Roland Corp 楽音制御装置
JP2006527393A (ja) * 2003-06-06 2006-11-30 ギトーチ リミテッド 増幅されたギター用のダイナミックコントローラを具えるマルチサウンドエフェクトシステム
US7525038B2 (en) 2006-05-08 2009-04-28 Roland Corporation Effect system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5744744A (en) Electric stringed instrument having automated accompaniment system
CA2784854C (en) Electronic harp
JP2000148143A (ja) 演奏ガイド装置
JPS6143719B2 (ja)
JPH0228696A (ja) 電子楽器
US8058545B2 (en) Effect device systems and methods
JP2008076758A (ja) 楽器用チューナおよび楽器用アンプ
JPH07129172A (ja) 電子楽器
JP3840692B2 (ja) カラオケ装置
JP3935010B2 (ja) 楽音制御装置
JP3620366B2 (ja) 電子鍵盤楽器
JP2922100B2 (ja) 伴奏システム及び当該システムを組み込んだ電気弦楽器
GB2569779A (en) Music Synthesis system
JP3316866B2 (ja) 楽音処理装置
JP2623174B2 (ja) 自動演奏装置
JP2004347705A (ja) 電子楽器
JPH03180895A (ja) クリツク音による設定状態告知機能を備えた電子楽器
JPH07191669A (ja) 電子楽器
JPH10198369A (ja) 電子楽器
JPH06195071A (ja) パート情報記録装置
JP2860049B2 (ja) 電子楽器用表示装置
JPH01179089A (ja) 自動伴奏装置
JP2802489B2 (ja) 電子楽器のテスト音発生装置
JP3499672B2 (ja) 自動演奏装置
JPH09244654A (ja) 電子楽器