JPH07128720A - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JPH07128720A
JPH07128720A JP5277008A JP27700893A JPH07128720A JP H07128720 A JPH07128720 A JP H07128720A JP 5277008 A JP5277008 A JP 5277008A JP 27700893 A JP27700893 A JP 27700893A JP H07128720 A JPH07128720 A JP H07128720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
underwater
camera
red
turned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5277008A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiro Hirohata
道郎 廣畑
Minoru Tanabe
稔 田辺
Fumio Tomota
二三男 友田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5277008A priority Critical patent/JPH07128720A/ja
Publication of JPH07128720A publication Critical patent/JPH07128720A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 陸上では適切に赤目緩和が図れ、水中ではシ
ャッタチャンスを優先し、陸上及び水中での使い勝手が
良いカメラを提供することを目的とする。 【構成】 レリーズスイッチ13の第1ストロークスイ
ッチSW1がオンすると、測光回路により測光を行い、
AE制御のための情報を得た後、発光素子5と受光素子
6からなる水中センサ12によりカメラが水中にあるか
否かを検出し、水中であればAFのための測距や、スピ
ードライト発光準備のためのプリ発光又は赤目緩和ラン
プ16の点灯を実行せずに、第2ストロークスイッチS
W2がオンするのを待つ。第2ストロークスイッチがオ
ンすると、測距動作が行われていないので、合焦レンズ
系は所定の予め決めた定点に位置制御され、また暗けれ
ばスピードライトの自動発光が行われ、明るければスピ
ードライトの発光が行われることなくシャッタレリーズ
動作が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤目緩和機能、および
スピードライト(ストロボ)を有する水中カメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラのコンパクト化が進み、こ
れにともないスピードライト撮影の際に人物の目が赤く
写る赤目現象が生じることが多くなり、このため、スピ
ードライトをプリ発光させたり、あるいは赤目緩和ラン
プをカメラに設けたりしている。
【0003】このような赤目緩和機能を有するカメラ
は、例えばスピードライト撮影を必要とすると、自動的
にスピードライトがプレ発光したり、赤目緩和ランプが
点灯する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
赤目緩和機能を有するカメラをベースにして水中カメラ
化することが提案されているが、水中でスピードライト
を使用する場合、赤目緩和対策のためにスピードライト
がプレ発光したり、赤目緩和ランプが点灯し、スピード
ライトのプレ発光により水中の魚が驚いて逃げてしま
い、シャッタチャンスを逃してしまうという問題があ
り、また赤目緩和ランプが点灯している間にシャッタチ
ャンスを逸してしまうという問題があった。
【0005】本発明はこのような問題を解決し、陸上で
は適切に赤目緩和が図れ、水中では人物の撮影が非常に
少ないということから赤目緩和の要求が少ないので、シ
ャッタチャンスを優先するという考えに基づき、陸上お
よび水中での使い勝手が良いカメラを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の目的
を実現する構成は特許請求の範囲に記載した通りであ
り、例えばカメラが水中にあるか否かを検出する水中セ
ンサと、赤目緩和のための予備発光手段と、該水中セン
サが水中であることを検出すると該赤目緩和のための予
備発光手段の発光を禁止する制御手段とを有する、閃光
発光手段を具備した防水機能付のカメラであり、このよ
うな構成によれば、水中であれば赤目緩和のためのシー
ケンスを実行することなく撮影動作が行われる。
【0007】
【実施例】図1および図2は本発明の第1実施例を示
す。
【0008】図2に示す本実施例のカメラのブロック図
において、11はカメラの制御回路、12は陸上が水中
かを識別する水中センサ、13はレリーズボタンに連動
する撮影準備動作のための第1ストロークスイッチSW
1と、撮影動作を行う第2ストロークスイッチSW2を
含むレリーズスイッチ、14はスピードライト制御回
路、15は赤目緩和ランプ16およびキセノン管17等
からなる発光部で、レリーズスイッチ13の第1ストロ
ークスイッチSW1がオンすると、測光回路により測光
を行い、AE制御のための情報を得た後、水中センサ1
2によりカメラが水中にあるか否かを検出し、水中であ
ればAFのための測距や、スピードライト発光準備のた
めのプリ発光又は赤目緩和ランプ16の点灯を実行せず
に、第2ストロークスイッチSW2がオンするのを待
つ。第2ストロークスイッチがオンすると、測距動作が
行われていないので、合焦レンズ系は所定の予め決めた
定点に位置制御され、また暗ければスピードライトの自
動発光が行われ、明るければスピードライトの発光が行
われることなくシャッタレリーズ動作が実行される。し
たがって、レリーズタイムラグを短くした水中撮影が行
える。
【0009】また、カメラが陸上にあることを検出した
場合、水中では行わなかったAF制御のための測距を行
い、またスピードライト撮影が必要であるときには、ス
ピードライト発光準備のためのプリ発光又は赤目緩和ラ
ンプ16の点灯を実行し、その後スピードライトを撮影
のために発光させる。
【0010】本実施例における水中センサ12は、図1
に示すように、第1の透明壁面2aと第2の透明壁面2
bとにより断面V字形状に形成された透明(赤外光にと
って透明で、可視領域は赤、黒であってもよい)の光学
窓部2を防水カメラのハウジング1に装着し、第1の透
明壁面2a側に、マスク3を介して点光源で一直線状の
光を発光するLED(IRED)等からなる発光素子5
を配置し、また第2の透明壁面2b側には、マスク4を
介して特定の方向から入射する発光素子5からの光を受
光するフォトトランジスタあるいはフォトダイオード等
からなる受光素子6が配置され、第1の透明壁面2aと
第2の透明壁面2bとの間に形成されるケース外の空間
2cが水であるか(水中)、空気(陸上)であるかによ
って、該空間2cを第1の透明壁面2aから第2の透明
壁面2bに向けて透過する光の屈折率が異なることを利
用している。
【0011】すなわち、空中においては、発光素子5か
ら出た光はマスク3により一直線の光のみが射出し、第
1の透明壁面2aを通過してケース外の空間2cに出
る。この時光は、第1の透明壁面2aに対して充分大き
な入射角で入射できるようにしており、ハウジング1の
中の空中での光の方向と第1の透明壁面2aの中での光
の方向が大きく変化する。そして、第1の透明壁面2a
を通過した光は、ハウジング外の空間2cの空気中を通
過するため、ここでは第1の透明壁面2aを通過する以
前のハウジング1内の空気中を進む方向と平行に進む
が、第1の透明壁面2aの中とは異なった角度で出て行
く。さらにこの光は光学窓部2の第2の透明壁面2bを
通過し、マスク4を通って受光素子6に到着する。
【0012】したがて、受光素子6から所定の受光信号
が出力されると、カメラは陸上に存在すると判断でき、
上記したカメラの動作が実行される。
【0013】一方、カメラが水中にある時は、ハウジン
グ外の空間2cが水であるため、第1の透明壁面2aか
らの出射角が空中ほど大きくなく、図1中点線で示した
方向に光が進み、このため第2の透明壁面2bを通過し
た光はマスク4に遮られて受光素子6に到達することが
できないようになっている。したがって、受光素子6か
ら受光信号が出力されない場合には、カメラが水中にあ
ると判断し、上記したカメラ動作が実行される。
【0014】なお、水中センサとしては、図3に示すよ
うに反射板を利用したものであっても良い。図3に示す
実施例では、断面コ字形状の光学窓部20をハウジング
1にインサートし、この光学窓部20の外部に反射板2
1を取付け、またこの反射板21の反射面と対向してハ
ウジング1内に発光素子5と受光素子6とを配置すると
共に、所定の間隔に透孔が形成されたマスク22をこれ
ら発光素子5と受光素子6との前に配置しており、発光
素子5からの赤外光が光学窓部20の外で反射板21で
反射し、再びハウジング1内に入って受光素子6に受光
される。その際、水中においては赤外光が吸収され、受
光素子6に受光される光の強さが弱くなり、受光素子6
から出力される電圧が低く、従って所定の電圧以下の場
合には水中にカメラが存在すると判断する。
【0015】なお、上記した実施例において水中撮影時
は、AF動作等を一切実行していないが、第2ストロー
クスイッチSW2がオンするまでに時間があるときは、
これらAF動作等の一切を実行し、第2ストロークスイ
ッチSW2がオンすると同時に以後その動作を中断する
ようにしても良い。このとき、第1ストロークスイッチ
SW1と殆ど同時に第2ストロークスイッチSW2がオ
ンすると赤目緩和ランプは点灯せず、第1ストロークス
イッチSW1のオンと第2ストロークスイッチSW2の
オンとに間があると赤目緩和ランプが点灯することにな
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
メラが水中にあると、赤目対策のためのスピードライト
プリ発光や赤目緩和ランプの点灯を禁止し、撮影動作を
実行するため、水中でのレリーズタイムラグを少なく
し、シャッタチャンスが優先されることになる。
【0017】また、水中センサとして、フォトカップラ
の外部光路における光伝達媒体を水又は空気としている
ので、確実に水中か否かを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示し、水中センサの概略
を示す図。
【図2】本発明の第1実施例を示すブロック図。
【図3】本発明の他の実施例を示す水中センサの概略を
示す図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 光学窓部 3、4 マスク 5 発光素子 6 受光素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラが水中にあるか否かを検出する水
    中センサと、赤目緩和のための予備発光手段と、該水中
    センサが水中であることを検出すると該赤目緩和のため
    の予備発光手段の発光を禁止する制御手段とを有する、
    閃光発光手段を具備した防水機能付のカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、制御手段は、水中セ
    ンサが水中であることを検出すると、測光、測距等の撮
    影準備動作を行うレリーズスイッチの最初のストローク
    でオンする第1ストロークスイッチがオンした後、撮影
    を行う次の第2ストロークスイッチがオンした時に、第
    1ストロークスイッチがオンすることによる撮影準備動
    作が完了していなくても撮影動作を実行することを特徴
    とするカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、水中センサ
    は、投光素子と、該投光素子からの光を受光する受光素
    子からなるフォトカップラを有し、防水ケース外に該投
    光素子からの投光を該受光素子に導く外部光路を形成し
    たことを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、水中センサは、外部
    光路における水と空気の屈折率の違いを利用して水中か
    否かを検出することを特徴とするカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項3において、水中センサは、外部
    光路における水と空気の赤外光吸収率の違いを利用して
    水中か否かを検出することを特徴とするカメラ。
JP5277008A 1993-11-05 1993-11-05 カメラ Pending JPH07128720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5277008A JPH07128720A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5277008A JPH07128720A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07128720A true JPH07128720A (ja) 1995-05-19

Family

ID=17577480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5277008A Pending JPH07128720A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07128720A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003098587A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Canon Inc 撮像装置、撮像装置の制御方法、撮像装置の制御プログラム及び記憶媒体
JP2013037325A (ja) * 2011-08-11 2013-02-21 Olympus Imaging Corp 水中撮影可能な撮像装置
JP6155472B1 (ja) * 2016-05-30 2017-07-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 水陸判定装置、水陸判定方法及び水中検査装置
WO2017208288A1 (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 水陸判定装置、水陸判定方法及び水中検査装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003098587A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Canon Inc 撮像装置、撮像装置の制御方法、撮像装置の制御プログラム及び記憶媒体
JP2013037325A (ja) * 2011-08-11 2013-02-21 Olympus Imaging Corp 水中撮影可能な撮像装置
JP6155472B1 (ja) * 2016-05-30 2017-07-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 水陸判定装置、水陸判定方法及び水中検査装置
WO2017208288A1 (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 水陸判定装置、水陸判定方法及び水中検査装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5071233B2 (ja) カメラおよびカメラシステム
JP3690044B2 (ja) カメラの測光装置
US5519466A (en) Electronically controlled camera
US6377753B1 (en) Multiple-point automatic focusing camera
JPH07128720A (ja) カメラ
JPH04337715A (ja) バウンスストロボ装置
JP4407163B2 (ja) カメラシステム
JPH095843A (ja) カメラ
JP3635500B2 (ja) カメラの合焦装置及び水中撮影が可能なカメラ
JP2514657Y2 (ja) 照明禁止可能なカメラ
JPH05196859A (ja) オートフォーカス装置
JP3806687B2 (ja) カメラ
JP3834377B2 (ja) ストロボ装置
JPS56150736A (en) Test light emitting device for automatic strobe
JPH04138437A (ja) 照明装置
JP2604913B2 (ja) ストロボ内蔵カメラ
KR200170178Y1 (ko) 보조광을 이용한 카메라의 패시브 방식의 자동 측거 장치
JP3423079B2 (ja) カメラ
JPS6474515A (en) Zooming device for camera
JPH08179405A (ja) カメラ
JP2571621Y2 (ja) 赤目防止機能付カメラ
JP2005128197A (ja) 閃光制御装置
JPS6258233A (ja) カメラの作動表示装置
JPH04142524A (ja) 近距離警告表示付きカメラ
JPS63259626A (ja) カメラの測距装置