JP2571621Y2 - 赤目防止機能付カメラ - Google Patents

赤目防止機能付カメラ

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JP2571621Y2
JP2571621Y2 JP1992003730U JP373092U JP2571621Y2 JP 2571621 Y2 JP2571621 Y2 JP 2571621Y2 JP 1992003730 U JP1992003730 U JP 1992003730U JP 373092 U JP373092 U JP 373092U JP 2571621 Y2 JP2571621 Y2 JP 2571621Y2
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JP
Japan
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red
eye prevention
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prevention mode
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伸治 長岡
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Seiko Precision Inc
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、赤目防止機能付カメ
ラに係り、特に被写体までの距離を自動的に測距し、ピ
ント調整をする所謂オートフォーカスカメラで、さらに
は遠景モードが設定できる赤目防止機能付カメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決すべき課題】一般に被写体
がカメラに向つて竚立する人物で、撮影環境が比較的に
暗いときは被写体の瞳孔は開いている。被写体の瞳孔が
開いている時、露出制御がおこなわれ、フラッシュのプ
リ発光をせずに直接、被写体の顔面に強力なフラッシュ
を照射すると瞳孔は暫くの間、開いた儘となる。このた
め、撮影された写真は所謂赤目となるので、この赤目現
象を防止するよう各種の赤目防止対策が組込まれたカメ
ラが開発されている。
【0003】赤目防止対策には露出制御によるフラッシ
ュのまえに若干弱いフラッシュを複数回プリ発光させ、
被写体の瞳孔を縮瞳させる方法がある。この、赤目防止
機能を実現するには、カメラの筐体に赤目防止モードボ
タンを表面実装する。撮影者は被写体のカメラに対する
姿勢を勘案し、必要に応じて赤目防止モードボタンを操
作しカメラをプリ発光するように設定する。しかし、カ
メラがストロボを内蔵したオートフォーカス機能を有す
るコンパクトカメラの場合は、フラッシュ光の届く範囲
は3乃至5m程度であるから撮影者が赤目防止モードボ
タンを押したときは被写体までの距離は、ほぼ前記距離
以内である。ところがオートフォーカスの中抜け等によ
って、レンズの設定距離が最遠ステップになってしまう
と不鮮明な写真が撮影される等の難点がある。
【0004】また、カメラの筐体に赤目防止モードボタ
ンと遠景モードボタンが実装されている場合で、赤目防
止モードと遠景モードが同時に設定されると遠景モード
が無視されず被写体としての人物の赤目は防止されるに
も係わらず、ピントは遠景即ち最遠に合ってしまい、撮
影された写真が不鮮明になる等の難点がある。
【0005】
【目的】この考案は従来の赤目防止モード及び遠景モー
ドに係わる赤目防止機能付カメラの焦点調節の難点を解
消するためになされたもので、赤目防止モードに設定さ
れているときはフラッシュ光の届く範囲の被写体に対し
て鮮明な写真が撮影できる赤目防止機能付カメラを提供
することを目的とする。
【0006】また、赤目防止モードに設定されていると
きに、遠景モードボタンが操作されたときは、内蔵され
たストロボがプリ発光し、最遠距離にはセツトしない距
離制限をかけたオートフォーカス機能が作動するプリ発
光機能付カメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案による赤目防止機
能付カメラは、被写体までの距離を測距する測距手段
と、赤目防止モードを設定する赤目防止モードボタンが
表面実装された筐体と、プリ発光モードボタンでプリ発
光モードが設定されたとき測距手段で測距された被写体
までの距離を制限する距離制限手段と、距離制限手段の
範囲で被写体に照射するための発光手段と、発光手段が
発光してから露出制御をおこなう露出制御手段と、赤目
防止モードが設定されないときは測距手段で測距してか
ら露出制御手段を作動させるプログラム手段とを備えて
いる。
【0008】また、本考案による赤目防止機能付カメラ
は、被写体までの距離を測距する測距手段と、赤目防止
モードボタン及び遠景モードボタンが表面実装された筐
体と、赤目防止モードボタンで赤目防止モードが設定さ
れたとき測距手段で測距された被写体までの距離を制限
する距離制限手段と、距離制限手段の範囲で被写体を照
射する発光手段と、発光手段が発光してから露出制御を
おこなう露出制御手段と、赤目防止モードボタンでプリ
発光モードが設定されたときは、遠景モードボタンによ
る遠景モード信号を受け付けないようにするプログラム
手段とを備えている。
【0009】
【実施例】以下、本考案による赤目防止機能付カメラの
一実施例及び他の実施例を図面を参照して説明する。
【0010】本考案による赤目防止機能付カメラは、図
1に示す一実施例のように筐体1に赤目防止ボタンSW
1だけを表面実装する。
【0011】また、他の実施例では、遠景モードボタン
SW2と赤目防止モードボタンSW1の両方を表面実装す
る。
【0012】また、筐体1の前面にオートフォーカス投
光用窓3aとオートフォーカス受光用窓3bを設け、オ
ートフォーカス投光用窓3aとオートフォーカス受光用
窓3bの下部に、レンズ2aを設けたレンズ鏡胴2に連
動して光学的に被写体をファインダに写し出すためのフ
ァインダ窓7を設ける。更に、測光用受光素子6、スト
ロボ8、レリーズボタン11、液晶表示切換釦10及び
液晶表示部9等を筐体1に実装する。
【0013】オートフォーカス投光用窓3aから被写体
へ投光する光は図2に示すようにAFユニット3に設け
た発光ダイオード4で生成され、被写体から反射された
光はオートフォーカス受光用窓3bからPSD5へ入射
される。発光ダイオード4とPSD5はAF用IC14
に接続され、CPU20に制御される。測光用受光素子
6、赤目防止モードボタンSW1、遠景モードボタンS
2及びレリーズボタン11の制御入力側はCPU20
にそれぞれ接続される。CPU20の制御出力側には液
晶表示部9、ストロボ8及びシヤッタ・レンズ駆動IC
13が接続され、シヤッタ・レンズ駆動IC13にはシ
ヤッタ機構部12とレンズ2aを設けたレンズ鏡胴2が
接続される。
【0014】CPU20には図3に示すモード分析プロ
グラム19を内蔵する。モード分析プログラム19は筐
体1にプリ赤目防止モードボタンSW1だけを表面実装
した場合はプログラムインジケータPIが0のフロー
で、筐体1に遠景モードボタンSW2とプリ赤目防止モ
ードボタンSW1の両方を表面実装した場合はプログラ
ムインジケータPIが1のフローで測距サブルーチンF
2、鏡胴制御サブルーチンF5、メインフラッシュ機能が
ある露出制御サブルーチンF6、測距サブルーチンF7
最遠距離設定サブルーチンF9が実行される。
【0015】上記構成の赤目防止機能付カメラで筐体1
に赤目防止モードボタンSW1だけを表面実装した場合
で判断ボックスF1で赤目防止モードボタンSW1が操作
されていると判断されると測距サブルーチンF2が実行
されてから距離制限処理F3へフローし、例えば測距サ
ブルーチンF2で測距距離が10mで最遠ステップであ
ってもフラッシュ光の届く範囲の5mに制限されてか
ら、処理F4が実行される。処理F4が実行されるとフラ
ッシュがプリ発光し、鏡胴制御サブルーチンF5と露出
制御サブルーチンF6へフローする。また、判断ボック
スF1で赤目防止モードボタンSW1が操作されてないと
判断されると測距サブルーチンF7が実行され処理F4
実行されないで直接鏡胴制御サブルーチンF5と露出制
御サブルーチンF6へフローする。
【0016】筐体1に遠景モードボタンSW2と赤目防
止モードボタンSW1の両方が表面実装され、両方が操
作されている場合には、判断ボックスF1で赤目防止モ
ードボタンSW1が操作されたものとし、測距サブルー
チンF2以下へフローが実行され、判断ボックスF8は実
行されないので最遠距離にセットされることはない。即
ち、この場合は、遠景モードボタンSW2が操作されて
いても信号は受け付けないことになる。また、判断ボッ
クスF1で赤目防止モードボタンSW1が操作されていな
いと判断されると判断ボックスF8の判断に応じて最遠
距離設定サブルーチンF9又は測距サブルーチンF7が実
行されるので、フラッシュがプリ発光する処理F4が実
行されることはない。
【0017】なお、上記実施例は内蔵されたストロボが
プリ発光することにより、赤目防止を達成するものであ
るが、別途、設けたLED、ランプ等によっても達成で
きる。
【0018】
【考案の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
考案の赤目防止機能付カメラによれば、赤目防止モード
に設定されているときはフラッシュ光の届く範囲の被写
体に対して鮮明な写真が撮影できる。更に、本考案によ
れば、被写体までの距離が遠側にあり、内蔵されたスト
ロボが等の発光装置がプリ発光せずに最遠距離にセツト
するので、赤目防止モードと遠景モードの組合せモード
で常に鮮明な写真が撮影できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の赤目防止機能付カメラの一実施例を示
す斜視図
【図2】本考案の赤目防止機能付カメラの一実施例を示
すブロック図
【図3】本考案の赤目防止機能付カメラに使用するプロ
グラムのフローチャート図
【符号の説明】
1・・・筐体 2・・・測距手段 3・・・AFユニット(測距手段) 19・・・モード分析プログラム19(プログラム手
段) F3・・・距離制限処理(距離制限手段) F4・・・処理(プリ発光手段) F6・・・露出制御サブルーチン(露出制御手段) F9・・・最遠距離設定サブルーチン(最遠距離設定手
段)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光手段から発光された反射光を受光手
    段により受光して被写体までの距離を測距する測距手段
    と、赤目防止モードを設定する赤目防止モードボタンが
    表面実装された筐体と、前記赤目防止モードボタンで赤
    目防止モードが設定されたとき前記測距手段で測距され
    た被写体までの距離を制限する距離制限手段と、前記赤
    目防止モードが設定されたとき、可視光を被写体に照射
    するための第二の発光手段と、前記第二の発光手段が発
    光してから露出制御をおこなう露出制御手段と、赤目防
    止モードが設定されないときは前記測距手段で測距して
    から前記露出制御手段を作動させるプログラム手段とを
    備えたことを特徴とする赤目防止機能付カメラ。
  2. 【請求項2】 発光手段から発光された反射光を受光手
    段により受光して被写体までの距離を測距する測距手段
    と、赤目防止モードボタン及び遠景モードボタンが表面
    実装された筐体と、前記赤目防止モードボタンで赤目防
    止モードが設定されたとき前記測距手段で測距された被
    写体までの距離を制限する距離制限手段と、前記赤目防
    止モードが設定されたとき、可視光を被写体に照射する
    ための第二の発光手段と、前記第二の発光手段が発光し
    てから露出制御をおこなう露出制御手段と、前記赤目防
    止モードが設定されたときには、前記遠景モードボタン
    による遠景モード信号を受け付けないようにするプログ
    ラム手段とを備えたことを特徴とする赤目防止機能付カ
    メラ。
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JPH0564838U JPH0564838U (ja) 1993-08-27
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