JP2769726B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2769726B2
JP2769726B2 JP26833489A JP26833489A JP2769726B2 JP 2769726 B2 JP2769726 B2 JP 2769726B2 JP 26833489 A JP26833489 A JP 26833489A JP 26833489 A JP26833489 A JP 26833489A JP 2769726 B2 JP2769726 B2 JP 2769726B2
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剛 垣田
雅司 吉村
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Konica Minolta Inc
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  • Focusing (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は入力音によってレリーズ動作を行なうカメラ
に関する。
(従来技術) 宴会やパーティなどで写真を撮る機会は多いが、撮影
者が宴会の最中に写真を撮って回るのもけっこう大変で
あり、また撮影者自身も写真に写らなくなる。そこでカ
メラがシャッタチャンスをとらえて自動的にレリーズ動
作をしてくれると非常に便利であり、このようなカメラ
があれば、撮影者も含めて全員が宴会やパーティを楽し
むことができる。
そこで本願出願人らは、特願昭63−329184号「オート
レリーズカメラ」において、人の声はもちろんのこと笑
い声や拍手、その他のカメラに入力する一切の入力音の
音圧レベルを検出しこの検出された音圧レベルが所定時
間継続して基準値以上になったときにレリーズ動作を行
なうようにしたカメラを提案した。このカメラはカメラ
の一種であり、このカメラによれば、宴会やパーティな
どにおいて衝撃音には反応せず、人の音声や笑い声ある
いは拍手などの入力音に反応して自動的にレリーズ動作
をさせることができ、しかも宴会やパーティが盛り上っ
た最中または楽しさの瞬間にレリーズ動作が行われるの
で最高の写真を撮影することができる。
ところで最近の多くのカメラにはAF(オートフォ−カ
ス=自動焦点調節)機構が装備されるのが普通になって
きており、上記のようなオートレリ−ズもAFカメラに搭
載されることが考えられる。
AF撮影は一般に撮影者がフレーミングの際、ファイン
ダ内に表示さるたフォ−カスターゲットを被写体に合せ
て行なわれる。ところが、オートレリーズカメラは、た
とえばカメラを三脚に取り付けたままにして自動的に撮
影されるものであるから、宴会が盛り上がって被写体で
ある人物が移動したりするとピントが必ずしも人物に合
うとは限らない。場合によっては人物と人物との間の背
景にピントが合って人物がボケてしまったり(これは
「中抜け」とよばれている)、また被写体よりも近くに
瓶や皿などの邪魔な物が置かれると、カメラはそれらに
ピントを合せて誤測距しボケた写真が撮れてしまう。さ
らにオートレリーズカメラに首振り機構を付加して、カ
メラが自動的に撮影方向を変えるようにすることも考え
られ、このような場合カメラが向く方向によっては人物
にピントが合うとは限らないので同様の問題が生じる。
(発明の目的および構成) 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、AFカ
メラに音入力モードを採用したときに起こるおそれのあ
る「中抜け」などのピンボケを防止することを目的と
し、この目的を達成するため、音入力モードが選択され
たときは前記撮影レンズ移動手段により測距情報にかか
わりなく撮影レンズを所定の位置へ移動させ、その後は
前記AF機構の作動を禁止する制御手段を設けている。
(実施例) 以下本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明によるカメラの一実施例の斜視図であ
り、図において、1は撮影レンズ、2はファインダ、3
はフレーミングモニタ、4はレリーズボタン、5はオー
トレリーズモードに設定するためのオートレリーズレバ
ーである。このオートレリーズモードにおいては、人の
音声、笑い声、拍手、その他一切の入力音の音圧レベル
が基準値以上で所定時間継続したときに自動的にレリー
ズ動作が行なわれる。
オートレリーズレバー5を上方にスライドさせるとマ
イク孔5aが現われる。マイク孔5aの下には音圧検出用の
マイクが設置されている。またオートレリーズレバー5
の下にはマイクから入力された音の音圧レベルを表示す
る表示用の5個のLED6がカメラ本体に取り付けられてい
る。すなわちオートレリーズレバー5は操作部材である
とともに表示部材でもあり、ユーザーは音圧レベルが表
示されているレバーを操作してオートレリーズモードの
ON/OFFができるので、モード切換操作が大変わかりやす
い。また、オートレリーズモードのときでも、レリーズ
ボタン4を押すことによってレリーズ動作が行なわれ
る。
7は通常撮影モード時に、セルフタイマー使用の有
無、ストロボ発光モード等を選択するための切換ボタン
である。
8はオートレリーズモードのときの音圧レベルの状態
によりレリーズの切れ具合を設定するランク設定ボタン
であり、この実施例では使い勝手を考慮して、細かな設
定を避けレリーズの切れ具合を「切れ易い」、「普
通」、「切れにくい」の3ラインクとし、このランク設
定ボタン8を押すたびにレリーズ動作が行われる基準と
なる音圧レベルの最小継続時間が切り換えられてレリー
ズの切れ具合がこの順で切り換えられる。このレリーズ
の切れ具合すなわちランクは後述する液晶表示パネルに
表示される。
9は撮影レンズ保護用のレンズバリア(またはレンズ
カバー)、10はフィルム撮影枚数や基準音圧レベルの設
定値その他の撮影関連情報を表示する液晶表示パネル、
11はストロボ、12は測光用の受光レンズである。また図
示していないが、このカメラにはアクティブ方式による
AF投光部およびAF受光部がカメラ前面に設けられてい
る。
第2図は第1図のカメラの回路構成を示すブロック線
図である。
図において、21はバッテリ、22は回路各部に電源を供
給する電源回路、23は撮影シーケンスを制御するA/D変
換器内蔵型のマイクロコンピューター(マイコン)であ
る。24は液晶表示パネル10用のLCDおよびその駆動回
路、25はストロボ11を発光させるストロボ回路、26はシ
ャッタ駆動用モーター27を駆動するシャッタモータドラ
イバ、28はシャッタ羽根位置を検出するセンサである。
実施例では、シャッタは絞り兼用のプログラムシャッ
タを用い、たとえば第3図のシャッタプログラム線図に
示すように制御されている。シャッタプログラムは2種
類用意され、第3図のAは通常撮影用のプログラムであ
り、Bはオートレリーズモード用である。図から明らか
なように、オートレリーズモードのときは絞りをF8以上
に絞り込んで被写界深度が深くなるようにしてある。
さらに第2図の29は撮影レンズ駆動モータ30を制御す
るレンズドライバ、31は撮影レンズの移動位置を検出す
るレンズ位置センサである。撮影レンズ1の移動位置に
ついては、近距離から無限までの間に10段階の段歯(レ
ンズ位置)が設定されている。第4図はその一例を示す
もので、実線は絞りF2.8のときの各段歯の被写界深度を
示し、破線は撮影レンズ1を6段目に静止させ、絞りを
F8に絞り込んだときを示している。オートレリーズモー
ドでないときは、第4図の実線に示されるように、被写
体距離に応じて撮影レンズの段歯制御が行なわれる。し
かしオートレリーズモードのときは、焦点合せは固定焦
点式になり、撮影レンズ1は6段目の段歯に固定され
る。このとき破線で示されるように、約1.07〜4.16mの
間の被写体がカバーされるので、通常のパーティ−や宴
会であれば、たいていの参加者をボケることなく写すこ
とができる。
さらに第2図の32はフィルム給送モータ33を駆動する
フィルムモータドライバである。
またスイッチ類を説明すると、SOはレンズバリア9を
開くとONするメインスイッチ、S1はレリーズボタンを1
段押すとONするスイッチ、S2はさらにもう1段押すとON
するスイッチ、MOSは切換ボタン7を押すとONするスイ
ッチ、PMSはオートレリーズレバー5を操作するとONす
るスイッチ、SBは裏蓋が開かれるとONするスイッチ、SS
Pはフィルムの給送に応じてON/OFFするスイッチであ
る。
34は被写体に赤外光を投光する測距用の赤外LED、35
は被写体からの反射光を受光するPSDなどの受光素子、3
6は受光素子35の受光位置から被写体距離を検出する測
距回路、37は受光素子38からの出力を受けて被写体輝度
を測定する測光回路、39はマイク40からの出力信号を処
理する音声処理回路である。
音声処理回路39は、第5図に示すように、マイク40か
らの出力信号を増幅するアンプ41とその増幅された信号
を音の大きさを表わす音圧信号に変換する半波整流回路
42とで構成されている。音圧信号はCPU内のA/D変換器へ
出力される。
第6図は音声処理回路39のより詳細な回路図であり、
初段のオペアンプ43によってマイク40からの信号を増幅
し、次のオペアンプ44によって音圧信号に変換する。な
お図には示していないが半波整流回路の後に対数圧縮回
路を接続してもよい。
次に実施例の動作を第7図のフローチャートを用いて
説明する。
まず色々な初期設定(F−1)の後、スイッチ待ちの
HALF状態になり(F−2)、S1またはPMSのスイッチ入
力があると、WAKEUPすなわちCPUが高速で作動する高速
モードになる。(F−3)。次にスイッチ判断を行ない
(F−4)、S1がONであるなら測距を行ない(F−
5)、測光を行ない(F−6)、再度S1をチェックする
(F−6)。S1がONなら、さらにS2をみて(F−7)、
S2がONになったら、ステップ(F−5)の測距情報に応
じて撮影レンズ1を移動させる(F−8)。その後プロ
グラムA(第3図)でシャッタを駆動して(F−9)露
光し、フィルムを巻き上げ(F−10)、ステップ(F−
2)へ戻り同じ動作を繰り返す。
ステップ(F−4)において、PMSがONすなわちオー
トレリーズモードを選択したときは、予めマイコンに記
憶させた設定距離情報により撮影レンズを6段目に移動
させ(F−11)、その位置で静止させ、以後は撮影レン
ズの移動はもちろんのことAF動作は一切行なわない。そ
の状態でレリーズ条件が成立するまで待機する(F−1
2)。ステップ(F−12)では、まずS1がONされたかど
うかをみて、ONされていなければ音入力によるレリーズ
条件が成立するかどうかを判断し、成立すればステップ
(F−13)へ進むが、音入力によるレリーズ条件が成立
しないときは、再び前記したS1がONされたかどうかの判
断へジャンプするようになっており、S1がONされたなら
ば、S2がONされたかどうかをみて、ONされたならばステ
ップ(F−13)へ進み、ONされなければ再び前記したS1
がONされたかどうかの判断へジャンプするようになって
いて、オートレリーズモードのときでも、レリーズボタ
ンを押すことによってレリーズ動作が行なわれる。音入
力によるレリーズ条件成立を判断する方法としては色々
考えられ、たとえば音声処理回路39から出力された入力
音の音圧レベルを絶えずチェックし、それが所定時間継
続して基準値以上になったらレリーズ条件が成立したも
のとする。
レリーズ条件が成立したら、側光を行ない(F−1
3)、次いでプログラムB(第3図)に従ってシャッタ
を駆動して(F−14)露光を行なう。PMSがONのままで
あればステップ(F−12)へ戻り、OFFであればステッ
プ(F−2)へ戻って同様の動作を繰り返す。
上記説明においては、入力音の音圧レベルを検出しこ
の検出された音圧レベルが所定時間継続して基準値以上
になったときにレリーズ動作を行なうようにしたカメラ
を例にとったが、本発明はそれに限らず、入力音によっ
てレリーズ動作するカメラであればよく、たとえば入力
音声の音声パターンを認識してそのパターンが予め登録
しているものと一致したときにレリーズ動作を行なう音
声認識カメラなどにも適用可能である。
また実施例では、アクティブ方式のAFカメラについて
説明したが、本発明はTTLの位相差検知方式等のAFカメ
ラにおいても適用できる。
さらに上記実施例では測距ポイントが画面の中央に位
置するAFカメラについて説明したが、本発明は複数の測
距ポイントを有する広域測距(マルチAF)方式のカメラ
にも適用できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、音入力モード
が設定されたときはAF機構の撮影レンズ移動手段により
測距情報にかかわりなく撮影レンズを所定の位置へ移動
させ、その後はAF機構の作動を禁止するように構成した
ことにより、固定焦点カメラと同様の写真が撮れるの
で、「中抜け」などのピンボケを確実に防止することが
できる。しかも本発明によれば、新たな構成部品を追加
することなく、簡単な構成で上記効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカメラの一実施例の斜視図、第2
図は第1図の実施例の回路構成を示すブロック線図、第
3図は実施例のカメラのシャッタプログラム線図、第4
図は実施例のカメラの被写界深度図、第5図および第6
図はそれぞれ第2図の音声処理回路の構成図および回路
図、第7図は実施例の動作を説明するフローチャートで
ある。 23……マイクロコンピュータ、39……音声処理回路、40
……マイク、26……シャッタモータドライバ、27……シ
ャッタ駆動用モータ、29……レンズモータドライバ、30
……レンズモータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 17/38 G02B 7/11

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体までの距離を測定する測距手段と、
    前記測距手段からの測距情報に応じて撮影レンズを合焦
    位置まで移動させる撮影レンズ移動手段とを有するAF機
    構を備えるとともに、入力音によってレリーズ動作を行
    なう音入力モードを有するカメラにおいて、前記音入力
    モードが選択されたときは、前記撮影レンズ移動手段に
    より測距情報にかかわりなく撮影レンズを所定の位置へ
    移動させ、その後は前記AF機構の作動を禁止する制御手
    段を備えたことを特徴とするカメラ。
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