JPH07128349A - 速度検出装置 - Google Patents

速度検出装置

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Publication number
JPH07128349A
JPH07128349A JP27094793A JP27094793A JPH07128349A JP H07128349 A JPH07128349 A JP H07128349A JP 27094793 A JP27094793 A JP 27094793A JP 27094793 A JP27094793 A JP 27094793A JP H07128349 A JPH07128349 A JP H07128349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
cycle
period
measured value
measured
Prior art date
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Pending
Application number
JP27094793A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Kanda
俊彦 神田
Hiroyuki Sugano
博之 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH07128349A publication Critical patent/JPH07128349A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】干渉波に強弱が発生したり、干渉波にノイズが
混入したりしても正確な速度計測を行うとともに、早い
速度変動にも充分対応し得る速度検出装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】連続波を送出し、その反射波の干渉波の周期を
計測することにより速度を計測する速度検出装置におい
て、今回計測した周期Tnを前回計測した周期Tn-1より
小さい第1の値(例えば1/2Tn-1)と前回計測した周期
より大きい第2の値(例えば2Tn-1)と比較する比較
手段と、上記比較結果により今回計測した周期が前記第
1および第2の値の間にあるときは(1/2Tn-1<Tn<
2Tn-1)、今回計測した周期に基づき速度を演算する
と共に、今回計測した周期が前記第1および第2の値の
間以外にあるときは(1/2Tn-1≧Tn,Tn≧2Tn-
1)、前回計測した周期より得られた速度を今回の速度
として用いる速度計測手段とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドップラーレーダな
どの反射波の干渉波を利用した速度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドップラーレーダにおいては、移動体に
搭載した連続波発生装置から超音波,レーザなどの連続
波を地表面に照射し、その散乱反射波の干渉を利用して
速度計測を行う。
【0003】すなわち、干渉波を図3に示すように波形
整形し、整形波の周期を計測することにより速度計測を
行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図3に示すよ
うに、干渉波に強弱が発生したり、また干渉波にノイズ
が混入したりすると、正常な整形波が得られず、正確な
速度計測を行なう事ができない。
【0005】したがって、従来においては、受信した干
渉波にローパスフィルタ処理を加えることにより、未検
出部分やノイズによる誤差分を軽減するようにしている
が、このローパスフィルタ処理のみでは、検出信号に誤
差成分が残ってしまうこと、ローパスフィルタのカット
オフ周波数以上の早い周波数成分の速度変化を検出でき
ない等の問題がある。
【0006】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、干渉波に強弱が発生したり、干渉波にノイズ
が混入したりしても正確な速度計測を行うとともに、早
い速度変動にも充分対応し得る速度検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、連続波を
送出し、その反射波の干渉波の周期を計測することによ
り速度を計測する速度検出装置において、今回計測した
周期Tnを前回計測した周期Tn-1より小さい第1の値
(例えば1/2Tn-1)と前回計測した周期より大きい第2
の値(例えば2Tn-1)と比較する比較手段と、上記比
較結果により今回計測した周期が前記第1および第2の
値の間にあるときは(1/2Tn-1<Tn<2Tn-1)、今回
計測した周期に基づき速度を演算すると共に、今回計測
した周期が前記第1および第2の値の間以外にあるとき
は(1/2Tn-1≧Tn,Tn≧2Tn-1)、前回計測した周
期より得られた速度を今回の速度として用いる速度計測
手段とを具えるようにしている。
【0008】
【作用】係る発明によれば、今回得られた周期が、前回
の周期から想定される当然あるべき値の範囲内にあれば
今回得られた周期から速度を算出する。しかし、今回得
られた周期が上記範囲外にあれば、今回の周期は正常で
はないと判断し、前回の速度を今回の速度として代用す
るようにする。
【0009】
【実施例】以下この発明を添付図面に示す実施例に従っ
て詳細に説明する。
【0010】図2はこの発明の実施例を示すもので、波
形整形部10では受信された干渉波を波形整形する。周
期計測部20では干渉波の整形波形から周期Tを計測す
る。周期比較部30では、周期計測部20で今回得られ
た周期Tnを前回得られた周期Tn-1の2倍(2Tn-1)
又は1/2(1/2Tn-1)と比較する。
【0011】車速演算部40では、周期比較部30の比
較結果に基づき以下のような車速演算を実行する。
【0012】以下、図1のフローチャートに従って上記
構成の作用を説明する。
【0013】すなわち、車速が0より大きくなってから
所定の時間taが経過するまでは、データのばらつきが
大きいので、従来同様、カットオフ周波数fcで入力信
号をフィルタ処理をし、該フィルタ処理後の信号から周
期を求め、車速を演算する(ステップ100〜12
0)。
【0014】しかし、上記所定時間taの経過後は、フ
ィルタ処理をすると信号遅延が発生するので、フィルタ
処理は行わない。
【0015】すなわち、まず、周期比較部30では前回
算出した速度に対応する周期Tn-1を速度から逆算して
求め、この周期Tn-1の2倍の値(2Tn-1)と2分の1
の値(1/2Tn-1)を演算する(ステップ130)。
【0016】そして、周期比較部30では今回計測した
周期Tnを上記値2Tn-1および1/2Tn-1と比較する(ス
テップ140)。
【0017】そして、その比較結果が1/2Tn-1<Tn<
2Tn-1である場合は、速度演算部40は今回計測した
周期Tnに基づき速度を算出する(ステップ150)。
【0018】また、1/2Tn-1≧<Tn,2Tn-1≦Tnで
ある場合は、速度演算部40は前回算出した速度を今回
の速度として代用する(ステップ160)。すなわち、
上記比較結果において、今回の周期が上記範囲外となっ
た場合は、今回の周期を異常と判断して前回の速度で今
回の速度を代用するようにする。
【0019】なお、ステップ130においては、前回の
周期Tn-1を速度からの逆算で求めるようにしたが、前
回の周期Tn-1を記憶しておくようにしてもよい。
【0020】なお、本発明はエネルギー干渉波を利用し
た速度検出であれば、ドップラー方式以外の車速検出に
適用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
今回得られた周期が前回の周期から想定される当然ある
べき値の範囲内にあれば今回得られた周期から速度を算
出するとともに、今回得られた周期が上記範囲外にあれ
ば、今回の周期は正常ではないと判断し、前回の速度を
今回の速度として代用するようにしているので、干渉波
に誤差成分が含まれていたとしても正確な速度検出をな
し得ると共に、ローパスフィルタのカットオフ周波数以
上の早い速度変動にも充分対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の作用を示すフローチャー
ト。
【図2】この発明の実施例構成を示すブロック図。
【図3】従来の問題を説明するためのタイムチャート。
【符号の説明】
10…波形整形部 20…周期計測部 30…周期比較部 40…車速演算部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続波を送出し、その反射波の干渉波の周
    期を計測することにより速度を計測する速度検出装置に
    おいて、 今回計測した周期を前回計測した周期より小さい第1の
    値と前回計測した周期より大きい第2の値と比較する比
    較手段と、 上記比較結果により今回計測した周期が前記第1および
    第2の値の間にあるときは今回計測した周期に基づき速
    度を演算すると共に、今回計測した周期が前記第1およ
    び第2の値の間以外にあるときは前回計測した周期より
    得られた速度を今回の速度として用いる速度計測手段
    と、 を具えるようにした速度検出装置。
JP27094793A 1993-10-28 1993-10-28 速度検出装置 Pending JPH07128349A (ja)

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JP27094793A JPH07128349A (ja) 1993-10-28 1993-10-28 速度検出装置

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JP27094793A JPH07128349A (ja) 1993-10-28 1993-10-28 速度検出装置

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