JPH07128123A - 少なくとも２つの成分を重量測定的に配分し混合するための方法及び装置 - Google Patents

少なくとも２つの成分を重量測定的に配分し混合するための方法及び装置

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JPH07128123A
JPH07128123A JP6100730A JP10073094A JPH07128123A JP H07128123 A JPH07128123 A JP H07128123A JP 6100730 A JP6100730 A JP 6100730A JP 10073094 A JP10073094 A JP 10073094A JP H07128123 A JPH07128123 A JP H07128123A
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weighing container
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MAS FAB GUSUTAFU AIRITSUHI
Maschinenfabrik Gustav Eirich GmbH and Co KG
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MAS FAB GUSTAV EIRICH
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ２つ以上の成分をその重量を測定して適切に
配分混合させる方法と装置。 【構成】 ２つ以上の成分Ｋ１、Ｋ２を質量測定結果に
従って配分し、混合する方法及び装置であって、成分を
計量して計算して第１の成分Ｋ１を第１の重量測定容器
１１の中へ供給し、第２の成分Ｋ２を第２の重量測定容
器２１の中へ与えられた時間中連続的に供給し、その
間、成分Ｋ１を同時に間歇的に容器１１から容器２１へ
移送し、容器１１の重さの減少及び容器２１の重さの増
加の結果から両者の関連部分を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも２つの成分
を重量を測定して適量に配分および混合させるための方
法及び装置であって、重量によって成分の重量配分が計
算され、かつそれらの成分が同一の容量の中に混合させ
られているものに関する。
【０００２】本発明の装置は、少なくとも重量測定容器
を備えた重量測定機械を少なくとも１基と少なくとも異
なる２つの成分を供給するための供給装置と重量測定容
器の上に排出装置を有している。
【０００３】
【従来の技術】この種の重量測定方式で作用するこれら
の配分方法は、一般に従来技術でも知られている。これ
らにおいては、個々の成分は一般に重量測定容器の中へ
次々に充たされ、これらが測定された後に容器から排出
され、さらに混合容器の中へ充たされる。必要な場合に
は、重量測定容器はそれ自体混合容器として作られてい
るので、個々の成分は重量測定容器の中へ累積的に供給
され、かつそれから互いに混合される。
【０００４】しかしながら、混合及び配分作用が困難な
ものであり、例えば、配分され、かつ混合されるべき成
分の少なくとも１つが他の成分と非常に異なる物理的な
特性を有する場合には特に困難である。これは、例え
ば、繊維または繊維状の材料が液体、粒体またはスリッ
プ（固体溶液の懸濁液）と混合するような場合である。
特に、非常に軽くかつ緩やかに層状にした繊維の場合、
この問題は、空になっていて開口の方向で通常漏斗状に
なっている通路を通り抜けるようになっている重量測定
容器の中の材料がスリップダウンするように通路が傾斜
していないので、この問題が配分段階において早々に生
ずる。
【０００５】また、上記のような緩く層状になっている
繊維は屡々比較的に緩いが、繊維に対してはまだ十分に
硬い結合を形成しており、かつ容器の形状に合った繊維
のブロックを作るか、または少なくとも容器の中で取り
除くことが困難であり、さらに互いに干渉し合うだけの
架橋物が形成される。これらのタイプの繊維を他の型の
成分に混合することもまた対応する成分を同時に混合す
ることは非常に困難である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は正確な配分量
で平均的にかつ過度に長い混合作用を必要とせずに、従
来混合させることが困難であった成分を一様に混合させ
得る方法及び装置を提供することによって従来の欠点を
解消することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の方法において
は、従来の問題点を以下のようにして解消したものであ
る。即ち第１の成分が第１の重量測定容器の中に供給さ
れ、第２の成分が与えられた時間内に第２の重量測定容
器へ連続的に供給され、他方同時に第１の成分は第１の
重量測定容器から連続的に第２の重量測定容器へ移さ
れ、第２の重量測定容器は、第１及び第２の成分の関連
部分は、第１の重量測定容器の内容物の重量の減少及び
第２の重量測定容器の中の２つの成分の和から計算され
る。第１及び第２の成分の関連部分が第１の重量測定容
器の中における重量の減少及び第２の容器における重量
の増加に応じて成分の１つの供給が絞られたりまたは促
進されたりして与えられた配分表に従って意図的に調節
されるようにして解消したものである。
【０００８】装置に関して、本発明は２つの重量測定容
器が設けられていて、その１つが他の容器の開口してい
る排出装置を備えているばかりでなく、同時に配分装置
として構成されていること及び他の供給装置が第２の重
量測定容器のための配分装置として設計したことによっ
て従来の装置の欠点を解消したのである。
【０００９】本発明の装置を可能にし、かつ特許請求さ
れている方法を実現するために、もし成分の関連部分に
相当する配分量が第１の重量測定容器の重量の減少及び
第２の重量測定容器の重量の増加に基づいて連続的に調
整されるならば、共通の容器に２つの成分が同時に供給
されている間に既に非常に均一に混合が行われ、従って
後段における成分の実際の混合作用は少なくとも２つ成
分が既に実質的に均一に混合しているので、少なくて済
む。その理由は、この方法に依らないと成分の混合作用
が比較的に困難だからである。
【００１０】本発明においては、もし成分が本発明の方
法の供給によってのみ混合されるかまたは予め混合され
ているならば、「連続的な供給」なる語句は、成分供給
の短い時間の遮断状態を含む間歇的な、即ち交番的な供
給をも意味している。
【００１１】架橋組織（ブリッジフォーメーション）と
繊維の排出の問題及び類似の問題のある材料に関して、
第１の重量測定容器がこのような問題のある材料の排出
するのに特に適合し得ることまたは同時に第１の重量測
定容器から第１の成分を加えることによって自動的に混
合をさせながらこれらの成分が第２の成分として第２の
重量測定容器へ直接供給されることのいずれかの長所を
有している。
【００１２】もし、第１の重量測定容器の重量またはそ
の内容物の重量の減少及び第２の重量測定容器の重量ま
たはその内容物の重量の増加が連続的に公称値と実際値
と比較することによって、例えば一定の短い間隔で測定
され、かつ公称値と実際値とを比較するために時間当り
に調べられた重量の変化によって計算することができる
ことは長所である。
【００１３】２つの成分は必ずしも第２の重量測定容器
の中に連続的にかつ同時に供給される必要がないが、し
かし第１及び第２の成分の少量を交互に第２の重量測定
容器へ供給することによって同じような結果を達成する
ことができたのである。このようにこれらの成分を、両
方の成分が完全に別々に供給量を比較することで続く混
合をかなり容易にするようにいわば薄い層状に配置して
もよい。
【００１４】さらに、もし２つ以上の成分を第２の重量
測定容器の中へ供給することによって混合しようとする
ならば、第３の成分もまた第２の成分と交互に第２の重
量測定容器の中へ供給することができる。同じように、
この方法を３つ以上の成分の場合にも拡大することがで
きる。しかしながら、この場合、第２の成分またはいず
れかの成分の小量が配分されなければならないので、成
分は比較的に早く変化し、かつ混合されるべき層は比較
的密になっている。
【００１５】他の成分が同時に充たされる前に、１つの
成分がある時間的な間隔をもって第２の重量測定容器の
中へ充填され、その際、時間的な遅延が他の１つの成分
または他の成分に与え得るならば、これも本発明の長所
である。
【００１６】例えば、もし粉末または細かい粒状材料が
繊維と混ぜられる場合に、もし繊維の充填作用が先立っ
て行われるならば、繊維の間の中間領域に粉末または粒
状の細かい材料が沈降し、かつ繊維の最底部の層で混合
することになることが考えられ、その場合、この材料が
繊維の上層部には存在しないので、結果的に細かい粒状
の材料で充される前に遅延時間をもつようにすることが
できる。
【００１７】他の混合作用によれば、１つの成分は、他
の成分を介して頂部及び底部から導入されるので、同じ
成分が適切な先行及び遅延時間が与えられる。その場
合、成分の供給及び関連部分は、所望の処方に従って行
われなければならない事は明らかである。
【００１８】本発明に装置の実施例の１つは２つの重量
測定容器が互いに上下に設けられていることが望まし
い、即ち、第１の重量測定容器が第２の重量測定容器の
上に配設されており、従って、排出口は、その下に設け
られている第２の重量測定容器のカバー上の対応してい
る供給開口の中へ直接に第１の重量測定容器の底部から
開口することができる。しかしながら、第１の重量測定
容器の排出口及び第２の重量測定容器の対応している供
給口は、２つの重量測定容器に対して望ましくない結果
を与えるかも知れない第１の重量測定容器からの力が第
２の測定容器またはそのカバーに加わらないように、屈
曲自在な蛇腹によって接続されていなければならない。
【００１９】第１の重量測定容器の中へ供給されるべき
成分のタイプによって、第１の重量測定容器は排出装置
の形状の、または架橋物を形成する傾向を有しているば
らばらの材料に対する特殊な力排除装置のフォームのバ
ケットホイールチャンネル装置を備えることができる。
後者の場合において、本発明の好適な実施例において
は、重量測定容器は、例えば、円筒状のサイロまたは類
似のもの状のフォームで望ましくは平行である比較的に
急な壁を備えて作られており、かつそれは容器の体積の
相当な部分または断面積をなしている適当な力排除装置
を有している。明らかに、ヴィブロチャンネル、ウォー
ム等のような他の排除装置もバケットホィールチャンネ
ル装置の代りに使用することも可能である。
【００２０】第１の重量測定容器から第２の重量測定容
器への供給口の近傍に、第２の重量測定容器もまた第２
の成分に対する供給口を備えており、かつ好適な実施例
においては、少なくとも１または複数の第３の成分また
は更の複数の開口を備えている。
【００２１】第２の重量測定容器の中へ同時に供給され
るべき２つの成分用の供給口が比較的に近いならば便利
であり、かつまたもし供給口が同様にカバーに設けられ
るかまたは少なくとも第２の重量測定容器の上縁領域に
設けられていれば、好都合である。同時に供給されるべ
き成分に対する供給口同志の間の距離は容器のカバーの
半径よりも小さい事が望ましい。
【００２２】さらに、すべての供給装置は、例えば、そ
れぞれが第２の重量測定容器に対していかなる力も伝達
しないように屈曲自在な蛇腹部材によって容器のカバー
の上の対応している供給口の上に配置されるべきであ
る。しかしながら、第２、第３及び他の成分に対する供
給装置から全体としてカバーを選択的にかけることも可
能であり、かつそのために屈曲自在な蛇腹部材またはル
ーズガイド装置によって第２の重量測定容器へ接続する
ことも可能である。
【００２３】その場合、カバーと第１の重量測定容器の
排出口との間の接続は屈曲自在な蛇腹素材の様なものに
よって行われる。その理由は、誤った重量測定結果を防
ぐために、カバー及び供給装置から第１の重量測定容器
に力が伝達されないためである。
【００２４】本発明の装置の好適な実施例の１つは、個
々の成分に関する様々な供給装置及び第１の重量測定容
器の排出装置用の制御装置を備えている。この種の制御
装置は、所望の処方を予めプログラム化すること及び第
２の重量測定容器に対するすべての供給装置を、第１の
重量測定容器及び第２の重量測定容器の計量要素によっ
て与えられた測定値に応答して、適切に制御することが
可能である。
【００２５】さらの特徴、長所および可能な応用は、以
下の好適な実施例の説明及び関連の附属図面から明らか
に理解できるであろう。
【００２６】
【実施例】最初に図３を参照されたい。そこには本発明
の主要な原理が最も簡単な変形例で説明されている。第
図３の頂部に、拡大測定ストリップを有している計量コ
ンパートメント（区画）１２の上に設けられている重量
測定容器が示されている。コンベヤワームの形状で示さ
れている供給装置１５は重量測定容器１１のカバー上の
成分Ｋ１のために備えられている。供給装置１５と容器
１１のカバー５の間の力遮断手段は示されていないが、
それは供給装置１０のパイプ接続片の中で蛇腹部材の形
状またはカバー５と容器１１との間の蛇腹部材の形状を
なしていてもよい。
【００２７】バケットホイールチャンネル装置の形状の
排出及び配分装置が漏斗状の容器１１の底部に設けられ
ており、その回転速度は配分された量及び配分速度を変
えるために制御することが可能である。バケットホイー
ルチャンネル装置１７の出力は、順に蛇腹部材１６を介
して第２の重量測定容器２１のカバー６に接続される。
再び、第２の成分Ｋ２用の供給装置２５と重量測定装置
２１との間の力遮断装置は明示されていないが、上方の
重量測定容器１１のように、供給装置２５のパイプ接続
片とカバー６との間か、またはカバー６と容器２１の縁
部との間に設けられる。もし数多くの供給装置がカバー
６の上に設けられる場合には後者が望ましい。
【００２８】配分及び混合作用のコースは、第１の成分
Ｋ１の与えられた量が、まず第１に重量測定容器の供給
装置１５を充たし、かつこの与えられた量が、計量コン
パートメント１２によって計算された成分Ｋ１で充され
る前後の重量測定容器１１の重さの差を生じさせるよう
に行われている。
【００２９】成分Ｋ１、Ｋ２の１つに対する一時的な蒸
留物（リード）を除いて、重量測定容器２１は、成分Ｋ
１に対するバケットホイールチャンネル装置１７による
容器１１から、及び成分Ｋ２に対する供給装置２５によ
って同時に充たされる。容器２１のカバー６上の成分Ｋ
１、Ｋ２のための供給口は、両方の成分が容器２１の中
に降下する時に既に比較的よく混合しているように、近
接して設けられている。
【００３０】もし、望むならば、適当な調節板または類
似の部材もまた十分な混合を確実にするために供給口の
下のカバー６の上に設けられてもよい。その際、例え
ば、成分Ｋ２は混合させることが困難な成分であり、か
つ重量測定容器２１の中へ同時に充たされることによっ
て成分Ｋ１と同時に混合される。もし可能ならば、成分
Ｋ１は、後から加え得る問題の他のすべての成分から容
器２１の中へ同時に供給するのに成分Ｋ２ともっともよ
く混合するように選択することが望ましい。
【００３１】このように、例えば、幾分粗い粒子を持つ
材料と同時に混合することが困難な長い滑らかな繊維を
充填するためには、滑らかな繊維の間に滴り落ち、かつ
容器Ｗ２の床上に集る細かい粒子を有する砂状の材料を
代りにすることが望ましい。
【００３２】重量測定容器２つを同時充填中に、重量測
定容器１１及び重量測定容器２１の両方の変化している
重量は計量コンパートメント１２及び２２によって検出
される。このように、重量測定容器１１の重量の減少及
び容器２２の全重量の増加を感知し、かつ成分Ｋ２の重
量を計算するために、これらの２つの数値の間の差異を
利用することが出来るので、成分Ｋ１及びＫ２の相対及
び絶対的な部分は、重量測定容器２１の中にある混合物
の中において知られ、かつ供給速度はバケットホイール
チャンネル装置またはもし、測定値が公称値と異なって
いるならば、所望の処方に従って供給装置２５によって
調整することが出来る。
【００３３】図１は、測定値を検出するためのコンパー
トメントを説明している説明図であり、評価および制御
のためのものである。基本的な構成は図３に示されてい
る。即ち、上方の重量測定容器１１と底部重量測定容器
２１を有しており、それらは、実質的に力の伝達のない
屈曲自在な蛇腹部材によって互いに接続されている。
【００３４】計量コンパートメント１２、２２はたとえ
重量測定容器１２、２２の弾力的な歪みが僅かであって
も、比較的大きな電圧信号を送る拡大測定ストリップを
備えていることが望ましい。従って、重量の変化は容器
１１、１２の非常に僅かな垂直な動きでさえも非常に正
確に検出することができる。
【００３５】テスト増幅器１４及び２４は、計量コンパ
ートメント１２、２２によって制御及び監視装置３１へ
集中され検出される測定値を中継する。この種の制御及
び監視装置３１は、マイクロ制御装置、ＰＣまたは一定
のプログラム化されたコメントであってもよい。制御装
置３１は、データ入力装置即ちターミナル３４によって
プログラム化または制御されることが望ましい。
【００３６】データは、例えば、重量測定容器１１へ供
給される事になっている成分Ｋ１の量に関するデータが
ターミナル３４へ入力され、成分Ｋ１とＫ２が混合され
る割合（追加の成分Ｋ３も同様に）、及び重量測定容器
２１の中へ供給されることになっている割合などのデー
タもターミナル３４へ入力される。同様に、データは重
量測定容器２１の中へ供給されることになっている成分
Ｋ１、Ｋ２の供給速度に関しても入力され、また容器２
１の中に最終的に入れられることになっている混合物の
全量も入力され、その場合にこの全量の中の成分Ｋ１の
部分が容器１１の中に以前あった量を超えることができ
ないことを評価されたい。
【００３７】制御装置３１は、もし何か不一致が起きた
ならば、またはもし特定の全体量による特定の処方が入
力されたパラメータのベースに関連して得ることができ
ないならば、対応入力値をチェックしかつアンサーバッ
ク信号を与えるようにプログラム化されている。
【００３８】すべての必要なパラメータが入力されかつ
チェックされた後に、プリンタ３３によって対応するプ
リントアウトが可能であり、かつ装置は一時的な先行時
間後またはターミナル３４における直接のコマンドによ
って始動する。そこで制御装置はまず最初に計量コンパ
ートメント１２の信号を受け取り、かつそれらを実質ゼ
ロの重量として識別する。それから制御装置は、成分Ｋ
１に対する供給装置（図示せず）を制御し、容器１１が
最初に成分Ｋ１で充たされるようにする。
【００３９】重量測定容器が成分Ｋ１で手動的に充填さ
れ、かつプッシュボタンによって充填することも可能で
あり、それによって制御装置３１は、実際値をさらにベ
ースとして利用する。排出装置１３は初め作動しない。
容器１１の排出口は必要ならば、図示されていないスラ
イダによって閉じることもできる。容器１１を充たして
いる間、制御装置３１は重量測定コンパートメント１２
によって得られた測定値を連続的に検出し、かつ入力ま
たは容器１１の中の成分Ｋ１のプログラム化された全量
に対応する信号レベルに計量コンパートメント１２が到
達すると直ちに充填作用を停止させる。
【００４０】容器２１の中における以下の混合および充
填作用は、図２のグラフを参照して説明する。図２の曲
線ｂは、容器２１の中へ充たされる成分Ｋ２の全質量を
表わしており、他方、曲線ａは容器２１の中へ充たされ
る成分Ｋ１の全量を表わしており、これが容器１１の重
量の減少としての測定値として検出される。時間ｔｖの
初期の曲線ｂと一致しており、かつ破線で示されている
曲線ｃは重量測定容器２１の中の成分Ｋ１及びＫ２の実
質の全重量を与えており、それは計量コンパートメント
２２の信号によって計算される。従って、曲線ｂは余分
なｔｖの時間周期間に直接に測定された値にでなく、直
接に測定された曲線ｃとａの間の差に対応しており、こ
の場合、曲線ａは周期的に、即ち容器１１の重量の減少
として測定されている。
【００４１】これまでの説明から明らかなように、図２
のグラフは、垂直方向（Ｙ軸方向）でそれぞれの成分の
質量及び水平軸上に時間に相当している。
【００４２】既述したように制御装置３１はまず第１に
供給装置２５を制御し、従って、短時間ｔｖの間に、成
分Ｋ２が重量測定容器２１の中に充たされる。これは点
ｂ’の上の曲線ｃと一致している曲線ｂの初期の部分に
対応している。時間ｔｖの後、排出装置１３もまた、成
分Ｋ１が容器１１から容器２１の中へ充たされるよう
に、制御装置３１によって作動する、即ち、成分Ｋ２と
同時に充たされる。
【００４３】時間超過後の計量コンパートメント２２の
信号は、破線で記されている曲線ｃに対応している。も
し成分Ｋ２及びＫ１が同時に連続的な速度で供給される
ならば、曲線ｃは従って急峻になる、即ち、その傾斜は
点ｂ’とｃ’との間の領域内における曲線ａとｂの傾斜
の合計となる。
【００４４】２つの成分Ｋ１とＫ２の供給は、グラフに
おいてｔ（Ｋ１）として特徴づけられている時間周期の
後に、容器２１の中に充たされる成分Ｋ１の全量から与
えられた処方に対応するように、与えられまたは特別に
選択されたプログラムに従って、制御装置３１によって
その中にセットされる。従って、この時間周期が終わっ
た後、及び量に対応する信号を計量コンパートメント１
２が与えた後に、排出装置１３は、制御装置３１によっ
て止められ、かつ成分Ｋ１の容器２１へのさらの供給も
止められる。
【００４５】その場合、図２のグラフによれば、成分Ｋ
２に関する供給速度は、供給された成分Ｋ２が成分Ｋ１
の全量または処方にまだ相当しないように測定されてい
る。曲線ｃとａによれば、供給装置２５を介する成分Ｋ
２の供給は、ｔ（Ｋ２）として水平軸に印された時間ま
で継続する。その瞬間、成分Ｋ２の供給もまた止り、従
って、重量測定容器２１の中の全質量はその時にはもは
や変化しない。この事は水平な曲線ａ、ｂ及びｃで表わ
されている。もし望むならば、さらの混合作用は機械的
な混合手段を利用して重量測定容器２１の中において行
うこともできる。そうでないならば、ある時間後、混合
物は、排出装置によって、または容器２１の底部の端に
おけるカバー２３を介して排出される。破線で示され、
かつ時間ｔｖの周期の間に急峻に降下している曲線ｃ
は、計量コンパートメント２２の測定された信号のコー
スに対応している。
【００４６】計量コンパートメント１２及び２２の実際
の値は、本発明による質量の価におけるグラフの上に、
曲線ａ及びｃの実際のコースを与えるためにプロットし
たものであり、曲線ｂは、曲線ａとｃとの間の差異から
計算し得るものである。全コースは数字及び行のプリン
トアウトとして作り出すことができるか、または混合の
記録としてプリンタ３３によってグラフ上にプロットす
ることもできる。
【００４７】本発明の方法及び装置は、従来非常に困難
であり、かつエネルギーを必要とし高価であった、望ま
しい成分の混合物の生成を比較的に短い時間でかつ非常
に効率的に可能にしたものである。
【００４８】
【図面の簡単な説明】
【図１】配分することが困難な成分用に特別に設計され
た第１の重量測定容器を備えているさまざまな成分を混
合するための装置の説明図である。
【図２】第１及び第２の重量測定容器の信号を再生して
２つの成分のための配分作用のコースの説明図である。
【図３】本発明による装置の最も簡単で最も基本的なフ
ォームの説明図である。
【符号の説明】
５ カバー ６ カバー １０ 供給装置 １１ （第１）
重量測定容器 １２ 計量コンパートメント １３ 排出装置 １４ テスト増幅器 １５ 供給装置 １６ 蛇腹部材 １７ バケットホイールチャンネル装置 ２１ （第２）重量測定容器 ２２ 計量コン
パートメント ２４ テスト増幅器 ２５ 供給装置 ３１ 制御装置 ３４ ターミナ
ル

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 少なくとも２つの成分Ｋ１、Ｋ２を質量
    測定結果に基づいて配分し混合するための方法であっ
    て、前記２つの成分Ｋ１、Ｋ２の重さを計ることによっ
    てそれらが計算され、かつ当該２つの成分Ｋ１、Ｋ２が
    容器２１の中で混合されるものにおいて；前記第１の成
    分Ｋ１を第１の重量測定容器１１の中へ供給し、第２の
    成分Ｋ２を、第２の重量測定容器２１の中へ与えられた
    時間中連続的に供給し、他方、前記第１の成分Ｋ１を、
    同時に前記第１の重量測定容器１１から間歇的に、前記
    第１及び第２の成分Ｋ１、Ｋ２の両方の重量を受ける第
    ２の重量測定容器２１へ移送し、その場合、前記第２の
    重量測定容器２１の中の前記第１及び第２の成分Ｋ１、
    Ｋ２の関連部分が、前記第１の重量測定容器１１の内容
    の重さの減少及び前記第２の重量測定容器２１の中の２
    つの成分Ｋ１、Ｋ２の重量の合計の結果であることを特
    徴とする少なくとも２つの成分を質量測定結果に基づい
    て配分及び混合する方法。
  2. 【請求項２】 前記第１の重量測定容器１１の内容物の
    重量の減少及び前記第２の重量測定容器２１の内容物の
    重量の増加が、公称値と実際値とを比較することによっ
    て連続的に制御されることを特徴とする請求項１に記載
    の方法。
  3. 【請求項３】 前記第１及び第２の成分Ｋ１、Ｋ２は、
    前記第２の重量測定容器２１の中へ断続的に交番的に供
    給されることを特徴とする請求項１または２に記載の方
    法。
  4. 【請求項４】 第３の成分Ｋ３が、前記第２の成分Ｋ２
    と交番的に前記第２の重量測定容器２１の中へ供給され
    ることを特徴とする請求項１ないし第３項のいずれかに
    記載の方法。
  5. 【請求項５】 充填作用が、前記成分Ｋ１、Ｋ２の１つ
    を充たす為の時間間隔が、前縁ｔｖ及び／または遅延ｔ
    ｎによる前記他の成分Ｋ１、Ｋ２を充たすための時間周
    期と重なり合うように行われることを特徴とする請求項
    １ないし第４項のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項６】 少なくとも２つの成分を重量測定結果に
    基づいて配分し、かつ混合する装置であって、当該装置
    が、少なくとも１個の重量測定容器１１を備えている少
    なくとも１台の重量測定装置と、互いに混合されるべき
    少なくとも２つの異なる成分Ｋ１、Ｋ２用の供給装置１
    ５、２５と、前記重量測定容器１１の上に設けられた排
    出装置１３とを有するものにおいて；２つの重量測定容
    器１１、２１が設けられており、当該容器の１つは、前
    記成分Ｋ１を前記第１の重量測定容器から前記第２の重
    量測定容器２１へ供給する排出装置１３を備えており、
    かつ当該排出装置は配分装置として設計されており、他
    の供給装置２５は、前記第２の重量測定容器２１用の配
    分装置として設計されていることを特徴とする少なくと
    も２つの成分を重量測定結果に基づいて配分しかつ混合
    する装置。
  7. 【請求項７】 前記第１の重量測定容器１１が前記第２
    の重量測定容器２１の上に配置されていることを特徴と
    する請求項６に記載の装置。
  8. 【請求項８】 前記第１の重量測定容器１１の排出口は
    屈曲自在な蛇腹部材１６によって前記第２の重量測定容
    器２１の供給口に接続されていることを特徴とする請求
    項７に記載の装置。
  9. 【請求項９】 頂部にある前記容器の前記排出装置がバ
    ケットホイール式チャンネル装置１７として作られてい
    ることを特徴とする請求項７項または８項に記載の装
    置。
  10. 【請求項１０】 供給装置３５が、前記第２の重量測定
    容器２１上の第３の成分Ｋ３用に設けられていることを
    特徴とする請求項６項ないし９項のいずれかに記載の装
    置。
  11. 【請求項１１】 制御装置３１が、前記成分Ｋ１、Ｋ２
    が前記第２の重量測定容器への供給を制御するために設
    けられたことを特徴とする請求項６項ないし１０項のい
    ずれかに記載の装置。
  12. 【請求項１２】 前記排出装置１３は、前記第１の成分
    Ｋ１を前記第１の重量測定容器１１から前記第２の重量
    測定容器２１へ排出するために設けられていることを特
    徴とする請求項６項ないし１１項のいずれかに記載の装
    置。
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