JPH07127735A - Hst油圧駆動回路 - Google Patents

Hst油圧駆動回路

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Publication number
JPH07127735A
JPH07127735A JP27706593A JP27706593A JPH07127735A JP H07127735 A JPH07127735 A JP H07127735A JP 27706593 A JP27706593 A JP 27706593A JP 27706593 A JP27706593 A JP 27706593A JP H07127735 A JPH07127735 A JP H07127735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
drive circuit
hydraulic
filter
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP27706593A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hyodo
幸次 兵藤
Hiroshi Tamai
洋 玉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP27706593A priority Critical patent/JPH07127735A/ja
Publication of JPH07127735A publication Critical patent/JPH07127735A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンクへの異物の混入を防止して、他の駆動
回路とタンクを共用しても二次トラブルが生じるおそれ
がないHST油圧駆動回路を提供する。 【構成】 油圧ポンプ2および油圧モータ3を一対の主
管路4,5により閉回路接続したHST油圧駆動回路に
おいて、閉回路からの漏れ油をタンクTへ戻すためのリ
ターン管路20を、作業機用制御弁11からタンクTへ
のリターン管路13のフィルタ14よりも制御弁11に
近い側へ接続する。リターン管路20に混入した異物を
フィルタ14で捕獲し、タンクTへの異物混入を防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ポンプと油圧モー
タとを閉回路接続して油圧モータを駆動するHST油圧
駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ホイールローダ等の建設機械の走行用油
圧回路として、例えば図3に示すように、原動機1に駆
動される油圧ポンプ2と、車輪Wを駆動する走行用油圧
モータ3とを一対の主管路4,5により閉回路接続した
HST油圧駆動回路が知られている。この種のHST油
圧駆動回路では、油圧ポンプ2や油圧モータ3の外部リ
ークにより閉回路中の作動油が徐々に減少する。このた
め、原動機1に駆動されるチャージ用油圧ポンプ6を逆
止弁7,8を介して主管路4,5と接続し、閉回路中の
作動油の不足分をタンクTから汲み上げて補給してい
る。油圧ポンプ6から主管路4,5へ向う管路には、主
管路4,5への異物の混入を防ぐためにフィルタ9が装
着される。
【0003】ここで、油圧回路のフィルタは、油圧モー
タや油圧シリンダのような作動油供給対象の油圧機器の
保護から考えると油圧機器の供給側に取り付けるのが理
想的である。しかしながら、油圧機器の供給側は高圧な
ため、フィルタの耐圧性能も相当に高いものが要求さ
れ、コスト高を招く。このため、油圧機器からタンクへ
のリターン回路にフィルタ取り付ける例も少なくない。
図3の回路では、油圧ポンプ10から作業機用制御弁1
1を介してフロント駆動用油圧シリンダ12へ至る回路
は圧力が高いためにフィルタを装着せず、制御弁11か
らタンクTへの戻り管路13にフィルタ14を装着して
いる。一方、チャージ用油圧ポンプ6はその吐出圧がさ
ほど高くないため、その直後にフィルタ9を装着して油
圧ポンプ2や油圧モータ3を保護している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のHST
油圧駆動回路では、主管路4,5への作動油の供給側に
フィルタ9を設けているので、油圧ポンプ2や油圧モー
タ3での外部リークによる漏れ油をタンクTへ戻すリタ
ーン管路15からはフィルタが省略されている。このた
め、油圧ポンプ2や油圧モータ3が破損すると金属片等
の異物がリターン管路15を介してタンクTへ流入す
る。したがって、タンクTを走行用回路以外の駆動回路
と共用した場合、その駆動回路へ異物が混入して二次ト
ラブルが発生するおそれがあった。図3の例では、作業
機駆動回路を構成する制御弁11や油圧シリンダ12の
上流にフィルタがないため、これら制御弁11や油圧シ
リンダ12まで異物が侵入して二次トラブルが発生する
おそれがある。
【0005】このような二次トラブルが発生すると、H
ST油圧駆動回路側でのトラブル発生時に他の駆動回路
の油圧機器まで点検、修理を行なう必要が生じる。ま
た、異物の除去作業(フラッシング作業)が必要な管路
長も増加し、修理時間や費用が増加する。
【0006】本発明の目的は、タンクへの異物の混入を
防止して、他の駆動回路とタンクを共用しても二次トラ
ブルが生じるおそれがないHST油圧駆動回路を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1に対
応付けて説明すると、本発明は、一対の主管路4,5に
より油圧ポンプ2および油圧モータ3が閉回路接続され
るとともに、この閉回路の作動油の不足分をタンクTか
ら汲み上げて補給するチャージ用油圧ポンプ6と、閉回
路からの漏れ油をタンクTへ戻すリターン管路20とが
設けられたHST油圧駆動回路に適用される。そして、
リターン管路20にフィルタ14を装着することにより
上述した目的を達成する。
【0008】タンクTは建設機械に設けられる作業機駆
動回路と共用できる。この場合、リターン管路20のフ
ィルタは作業機駆動回路からタンクTへのリターン管路
13に設けられたフィルタ14と共用できる。
【0009】
【作用】閉回路からの漏れ油をタンクTへ戻すリターン
管路20に混入した異物はフィルタ14で捕獲され、タ
ンクTへは流入しない。
【0010】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0011】
【実施例】以下、図1を参照して本発明の一実施例を説
明する。なお、上述した図3との共通部分には同一符号
を付し、説明を省略する。図1に示すように、本実施例
では油圧ポンプ2および油圧モータ3での外部リークに
よる漏れ油をタンクTへ戻すためのリターン管路20
を、作業機用制御弁11からタンクTへのリターン管路
13のフィルタ14よりも制御弁11に近い側と接続し
た。なお、油圧ポンプ2での外部リークによる油は管路
21により油圧モータ3のケーシング側へ導かれてリタ
ーン管路20に流入する。
【0012】以上の構成によれば、油圧ポンプ2や油圧
モータ3の破損によりリターン管路20に異物が混入し
ても、その異物はフィルタ14で捕獲され、タンクTに
は流入しなくなる。したがって、制御弁11や油圧シリ
ンダ12に二次トラブルが生じるおそれがない。また、
リターン管路20,13についてフラッシング作業を行
なうだけで回路中の異物をすべて除去できる。フィルタ
14を作業機駆動回路側と共用したので、フィルタ14
の容量増加程度の改造で足り、別のフィルタを増設する
場合に比べて取り付けスペースやコストを抑制できる。
このため既存車両への後付けが容易である。
【0013】なお、本発明はフィルタ14を共用する例
に限らず、例えば図2に示すようにリターン管路20に
専用のフィルタ22を装着してもよい。また、本発明は
ホイールローダ等の走行用駆動回路に限らず、種々の用
途のHST油圧駆動回路に適用できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
閉回路からタンクへのリターン管路に異物が混入しても
フィルタで捕獲されてタンクへは流入しないので、HS
T油圧駆動回路と他の駆動回路とでタンクを共用しても
油圧ポンプや油圧モータの破損時に他の駆動回路側で二
次トラブルが発生するおそれがない。このため、修理時
間の短縮や費用の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るHST油圧駆動回路お
よびこれとタンクを共用する作業機駆動回路を示す図。
【図2】HST油圧駆動回路のリターン回路側に専用の
フィルタを設けた変形例を示す図。
【図3】従来のHST油圧駆動回路およびこれとタンク
を共用する作業機駆動回路を示す図。
【符号の説明】
2 油圧ポンプ 3 油圧モータ 4,5 主管路 6 チャージ用油圧ポンプ 11 作業機用制御弁 12 フロント駆動用油圧シリンダ 13 作業機駆動回路からのリターン管路 14 作業機駆動回路と共用されるフィルタ 20 閉回路からのリターン管路 22 フィルタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の主管路により油圧ポンプおよび油
    圧モータが閉回路接続されるとともに、この閉回路の作
    動油の不足分をタンクから汲み上げて補給するチャージ
    用油圧ポンプと、前記閉回路からの漏れ油を前記タンク
    へ戻すリターン管路とが設けられたHST油圧駆動回路
    において、前記リターン管路にフィルタを装着したこと
    を特徴とするHST油圧駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記タンクは建設機械に設けられる作業
    機駆動回路と共用され、前記フィルタは前記作業機駆動
    回路から前記タンクへのリターン管路に設けられたフィ
    ルタと共用されていることを特徴とする請求項1記載の
    HST油圧駆動回路。
JP27706593A 1993-11-05 1993-11-05 Hst油圧駆動回路 Pending JPH07127735A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27706593A JPH07127735A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 Hst油圧駆動回路

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JP27706593A JPH07127735A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 Hst油圧駆動回路

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JPH07127735A true JPH07127735A (ja) 1995-05-16

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ID=17578302

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JP27706593A Pending JPH07127735A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 Hst油圧駆動回路

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JP (1) JPH07127735A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102416867A (zh) * 2011-10-31 2012-04-18 中联重科股份有限公司 工程机械的双动力驱动装置
CN110789336A (zh) * 2018-08-03 2020-02-14 中冶宝钢技术服务有限公司 具备液压式制动能及怠速能量回收利用动力系统的车辆

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102416867A (zh) * 2011-10-31 2012-04-18 中联重科股份有限公司 工程机械的双动力驱动装置
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