JPH07127164A - 壁連結部材 - Google Patents

壁連結部材

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JPH07127164A
JPH07127164A JP27378593A JP27378593A JPH07127164A JP H07127164 A JPH07127164 A JP H07127164A JP 27378593 A JP27378593 A JP 27378593A JP 27378593 A JP27378593 A JP 27378593A JP H07127164 A JPH07127164 A JP H07127164A
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JP
Japan
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connecting member
frame
wall panel
wall
piece
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Application number
JP27378593A
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English (en)
Inventor
Tatsuhiko Saruwatari
辰彦 猿渡
Hiroshi Hasuike
寛 蓮池
Yoshihiko Oshikubo
義彦 押久保
Toshikazu Nohara
俊和 野原
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁パネルの連結部材において、部品点数が少
なく、施工に手間がかからず、施工コストの安い壁連結
部材を提供すること。 【構成】 壁パネル1の裏面縁部にフレーム4を固定
し、フレーム4は壁パネル1から遠い側に開口部5を設
け、この開口部5に挿入して係合させることで隣接する
壁パネル同士を連結する連結部材6を設け、連結部材6
は弾性材で形成した本体10と、本体10の側部に設け
られフレーム4に固定するためのバネ片11とを備えた
ことを特徴とする。又、本体10に廻り止め片16を設
け、バネ片11の先端部につまみ片14を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として浴室等のユニ
ットルームに使用される壁パネルの連結部材に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室等のユニットルームで使われる壁パ
ネル同士を連結する場合、従来は一方の壁パネルの裏面
縁部に固定された補強用のC型形状、又はG型形状のフ
レーム材に連結部材をビス等で固定し、この連結部材に
連結しようとする他方の壁パネルのフレーム材を嵌合さ
せることで、壁パネル同士を連結していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の連結方法では、ビス等で連結部材を壁パネルのフレー
ム材に3〜4箇所取付ける必要があるため、施工に時間
がかかっていた。又、連結部材に固定用の孔を設けなけ
ればならないので、施工の工程が増えるばかりか、ビス
孔の加工を精度良く行なわないと、取付け位置がズレて
施工性が悪くなったり、使用する部品点数が増えてしま
う不都合が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、壁パネルの裏面縁部にフレームを固定し、
フレームは壁パネルから遠い側に開口部を設け、この開
口部に挿入して係合させることで隣接する壁パネル同士
を連結する連結部材を設け、連結部材は弾性材で形成し
た本体と、本体の側部に設けられ前記フレームに固定す
るためのバネ片とを備えた。又、本体に廻り止め片を設
け、バネ片の先端部につまみ片を設けた。
【0005】
【作用】上記手段によれば、一方の壁パネルのフレーム
開口部に連結部材のバネ片を差込み、連結部材の本体側
部を他方の壁パネルのフレーム開口部に差込んで、隣接
する両壁パネル同士を連結する。この時連結部材の廻り
止め片が一方の壁パネルのフレームの開口部を成すフレ
ームの縁に上から当接するので、他方の壁パネルを押込
む際モーメントが働いても連結部材が廻ることは無く、
外れる心配が無い。
【0006】又、連結部材の本体形状を断面視コ字状に
形成する場合は、隣接する壁パネル同士を同一平面内で
連結出来、連結部材の本体形状を断面視鉤の手状に形成
する場合は、隣接する壁パネル同士を直角に突合せて連
結出来る。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例を添付した図面により説
明する。図1〜図4は本発明の連結部材の第1実施例を
示し、図1は連結部材の斜視図、図2は同じく連結部材
により壁パネル同士を連結する工程を説明する斜視図、
図3は同じく連結部材を一方の壁パネルのフレームの開
口部に差込んだ状態の断面図、図4は同じく連結部材に
よって壁パネル同士を連結した状態の断面図である。
【0008】ユニットバス等の床パン上に立設される壁
パネル1は、図2〜図4に示す様に化粧板2の裏面を裏
打材3で補強し、裏打材3の裏面の左右両縁部には、上
下方向に断面視G型形状(C型形状でも良く、これにつ
いては後述する)で長尺の支柱状の鋼製フレーム4を固
定する。フレーム4は壁パネル1から遠い側に開口部5
を設けている。
【0009】この様にして形成された壁パネル1同士
を、床パン上に最初の壁パネルを位置決めした後、右廻
り、又は左廻りで図1に示す様な連結部材6を用いて次
々に連結する。連結部材6は、アルミ等の弾性を備えた
金属板を屈曲して形成し、適当な長さの天板7と、天板
7の長手方向両側部に一体に設けられた側片8、9とに
より、断面視略コ字状に形成された本体10を備えてい
る。
【0010】一方の側片8には、図1に示す様に側片8
と一体に形成され折返されて側片8と対向するバネ片1
1を設ける。バネ片11と側片8の間の寸法は、フレー
ム4の開口部5の寸法よりも大きく設定することで、隣
接する一方の壁パネル1のフレーム4の開口部5から差
込んで嵌合させた際、バネ片8に反発力が働き、これに
よって連結部材6をフレーム4に固定している。固定さ
れた連結部材6は、壁パネル1を建て掛けても、このバ
ネ片11の反発力によって落下する虞が無い。
【0011】又、他方の側片9は、先端部12が逆く字
型に折曲し、隣接する他方の壁パネル1のフレーム4の
開口部5に差込んで、この壁パネル1を固定するバネ片
に成っている。
【0012】バネ片11の先端部で長手方向の中間部は
図1に示す様に長方形状に切欠き、この切欠いた切欠部
13の前後につまみ片14を形成する。つまみ片14は
略く字型に屈曲されて先端部が天板7よりも上に延出
し、万一連結部材6を壁パネル1のフレーム4の誤った
箇所に取付けても、指先でつまんで容易に取外せる様に
なっている。
【0013】本体10の天板7から側片8にかけての部
分で前記切欠部13に臨む箇所に、図1に示す様に略凵
字型に切れ目15を入れて天板7から水平に延出する廻
り止め部16を形成する。廻り止め部16は、図3に示
す様に一方の壁パネルAのフレーム4の開口部5に連部
結材6を差込んだ時、開口部5を成すフレーム4の縁1
7に上から当接する。
【0014】これによって他方の壁パネルBを連結する
際、図3の矢印Fの方向に壁パネルBを押込むと、矢印
Mの方向(時計廻りの方向)にモーメントが働くが、廻
り止め部16が壁パネルAのフレーム4の縁17に当接
しているので、連結部材6は廻らず外れる心配が無い。
【0015】上記の連結部材6によって隣接する壁パネ
ルA、B同士を連結する工程は、図2に示す順序、
で行なう。最初に連結部材6の側片8及びバネ片11を
一方の壁パネルAのある図2のの矢印の方向に差込ん
で、フレーム4の開口部5に固定する(連結部材6を一
方の壁パネルAに固定した状態は図3に示す)。
【0016】次いで他方の壁パネルBを図2のの矢印
の方向に押込んで、壁パネルBのフレームの開口部5に
連結部材6の側片9を差込み、隣接する両壁パネルA、
B同士を連結する(隣接する壁パネルA、Bを連結部材
6で連結した状態は図4に示す)。最後に連結した両壁
パネルA、Bの隙間にシリコン等の目地材18を充填す
る。
【0017】図5〜図7は本発明の連結部材の第2実施
例を示し、図5は連結部材の斜視図、図6は同じく連結
部材を一方の壁パネルのフレームの開口部に差込んだ状
態の断面図、図7は同じく連結部材によって壁パネル同
士を連結した状態の断面図である。
【0018】この第2実施例の連結部材6では、バネ片
11を本体10の左右両側に設けている。両バネ片11
の先端部で長手方向の中間部を図5に示す様に夫々長方
形状に切欠き、この切欠いた切欠部13の前後につまみ
片14を形成している。又、本体10の天板7から側片
8、9にかけの部分で前記切欠部13に臨む箇所に、図
1に示す様に夫々略凵字型に切れ目15を入れて、天板
7から水平に延出する廻り止め片16を形成する。この
第2実施例の連結部材6は左右対称であるため、壁パネ
ルA、Bの取付け、取外しの際順序に関係なくどちらの
壁パネルA、Bから施工しても良い。
【0019】この連結部材6による隣接する壁パネル
A、B同士の連結工程は、第1実施例と同様であるが、
これを図6、図7に示す。この第2実施例の連結部材6
によれば、最初に図6に示す様に連結部材6の側片8及
びバネ片11を一方の壁パネルAのフレーム4の開口部
5に差込んで固定する。次いで他方の壁パネルBを図6
の矢印Fの方向に押込んで、壁パネルBのフレームの開
口部5に連結部材6の側片9及びバネ片11を差込む。
【0020】壁パネルBを押込む際連結部材6には時計
廻りの方向にモーメントが働くが、廻り止め片16が壁
パネルAのフレーム4の縁17に当接し、同時に壁パネ
ルBのフレームの縁17も連結部材の廻り止め片16に
当って阻止されるので、連結部材6がこのモーメントに
よって廻ることは無く、外れる心配が無い。こうして図
7に示す様に隣接する両壁パネルA、B同士を連結す
る。最後に連結した両壁パネルA、Bの隙間にシリコン
等の目地材18を充填する。
【0021】図8〜図10は本発明の連結部材の第3実
施例を示し、図8は連結部材の斜視図、図9は同じく連
結部材を一方の壁パネルのフレームの開口部に差込んだ
状態の断面図、図10は同じく連結部材によって壁パネ
ル同士を連結した状態の断面図である。
【0022】この第3実施例の連結部材20は、後述す
る様に断面視C型形状の長尺の支柱状の鋼製フレームを
備えた壁パネル用のもので、樹脂製若しくはアルミ等の
金属を鋳込んで一体に形成する。連結部材20は、側面
視左方が大きく右方が細くなった空洞21を有する本体
22を備える。
【0023】本体22の空洞21の左側部を形成する側
片は垂下されて下端部が矢尻の様に尖った挿入片23を
成し、挿入片23の外側には間隔をおいて本体22から
垂下されるバネ片24を形成する。又、挿入片23の矢
尻状に尖った側と本体底部との間には凹部25を形成
し、バネ片24は下端部26が外側に折曲され、下端部
26と下端部26の上部に設けられた突起27との間に
凹部28を形成する。
【0024】本体22の右側底部には下方に垂下されく
の字状に折り返して形成された壁固定バネ片29を設
け、本体22の右側部にはく字状に折曲された壁挿入ガ
イド30を垂下形成する。
【0025】この連結部材20によって、断面視C型形
状で長尺の支柱状の鋼製フレームを備えた隣接する壁パ
ネル31同士を連結する工程を図9、図10により説明
する。この壁パネル31は、化粧板2の裏面を裏打材3
で補強し、裏打材3の裏面の左右両縁部には、上下方向
に断面視C型形状の長尺の支柱状の鋼製フレーム32を
固定して成る。フレーム32は壁パネル1から遠い側に
開口部33を設けている。
【0026】最初に図9に示す様に連結部材20の挿入
片23及びバネ片24を一方の壁パネルAのフレーム3
2の開口部33に差込んで固定する。この時バネ片24
が弾性変形するので容易に差込むことが出来る。次いで
他方の壁パネルBを図9の矢印Fの方向に押込んで、壁
パネルBのフレーム32の開口部33に連結部材20の
壁固定バネ片29及び壁挿入ガイド片30を差込む。く
字状に折曲した壁挿入ガイド片30は、壁パネルBを矢
印F方向に押込むだけで、連結部材20を開口部33に
導くことが出来る。又、壁固定ガイド片29は弾性変形
するので、容易に差込むことが出来る。
【0027】この時連結部材20には反時計廻りの方向
にモーメントが働くが、壁パネルAのフレーム32の開
口部33の左右の縁34、35がバネ片24の凹部28
及び挿入片23の凹部25に嵌合しているので、連結部
材20がこのモーメントによって廻ることは無く、外れ
る心配は無い。こうして図10に示す様に隣接する両壁
パネルA、B同士を連結する。最後に連結した両壁パネ
ルA、Bの隙間にシリコン等の目地材18を充填する。
尚、連結部材20を取外す場合は、図9の左向きの矢印
の方向に連結部材20を押せば連結部材20のバネ片2
4が撓むので、連結部材20に上向きの力を加えると簡
単に外れる。
【0028】図11〜図13は本発明の連結部材の第4
実施例を示し、図11は連結部材の斜視図、図12は同
じく連結部材を一方の壁パネルのフレームの開口部に差
込んだ状態の断面図、図13は同じく連結部材によって
壁パネル同士を連結した状態の断面図である。
【0029】この第4実施例の連結部材40は、第3実
施例同様断面視C型形状の長尺の支柱状の鋼製フレーム
を備えた壁パネル用のもので、樹脂製若しくはアルミ等
の金属を鋳込んで一体に形成する。連結部材40は図1
1に示す様に厚めの略板状の本体41を備え、本体41
底部の左右方向中間部から脚42を垂下する。この脚4
2の下部から上方に向けて左右一対の壁固定用バネ片4
3、43を形成する。壁固定用バネ片43の先端部44
は稍細く段差を設けて形成し、両先端部44は脚42の
両側の本体41底部に夫々形成した凹部45、45に臨
んでいる。
【0030】壁固定用バネ片43の右側には図11に示
す様に同じく脚46を垂下し、脚46の下部から右上方
に向けてバネ片47を形成する。バネ片47の先端部4
8は稍細く段差を設けて形成し、先端部48は脚46の
右側の本体41底部に形成した凹部49に臨んでいる。
脚46の左側の本体41底部に臨む箇所には、壁パネル
31のフレーム32の縁34と嵌合させるための凹部5
0を形成する。又、本体41の両側部から夫々壁パネル
のフレーム32を係止する係止片51、51を垂下、形
成する。
【0031】この連結部材40によって、断面視C型形
状で長尺の支柱状の鋼製フレームを備えた隣接する壁パ
ネル31同士を連結する工程を図12、図13により説
明する。最初に図12に示す様に連結部材40の脚46
及びバネ片47を一方の壁パネルAのフレーム32の開
口部33に差込んで固定する。この時バネ片47が弾性
変形するので容易に差込むことが出来る。次いで他方の
壁パネルBを図12の矢印Fの方向に押込んで、壁パネ
ルBのフレーム32の開口部33に連結部材40の両壁
固定バネ片43、43を差込む。両壁固定ガイド片43
は弾性変形するので、容易に差込むことが出来る。
【0032】この時連結部材40には反時計廻りの方向
にモーメントが働くが、壁パネルAのフレーム32の縁
34が脚46の凹部50に嵌合し、且つフレーム32の
縁35がバネ片47の段差のある先端部44に係合して
いるので、、連結部材40がこのモーメントによって廻
ることは無く、外れる心配は無い。こうして図13に示
す様に隣接する両壁パネルA、B同士を連結する。最後
に連結した両壁パネルA、Bの隙間にシリコン等の目地
材18を充填する。尚、連結部材40を取外す場合は、
図12の右向きの矢印の方向に連結部材40を押せば連
結部材40のバネ片47が撓むので、連結部材40に上
向きの力を加えると簡単に外れる。
【0033】図14及び図15は本発明の連結部材の第
5実施例を示し、図14は連結部材の斜視図、図15は
同じくこの連結部材によって隣接する壁パネル同士を直
角に連結した状態の断面図である。
【0034】この連結部材60は隣接する壁パネル同士
を直角に突合せて連結するためのもので、連結部材60
はアルミ等の弾性を備えた金属板を屈曲して形成し、断
面視鉤の手状に本体61を形成する。本体61の一側は
屈曲させてコーナークランプバネ62を設け、同様に他
側を屈曲させてバネ片63を設ける。又、コーナークラ
ンプバネ62の先端64は逆く字型に屈曲させ、バネ片
63の先端65はく字型に屈曲させる。
【0035】コーナークランプバネ62及びバネ片63
に臨む本体61に夫々略凵字型に切れ目66、67を入
れて、本体61から夫々外方に水平に延出する廻り止め
片68、69を形成する。又、本体61にはプレス成形
により帯状に外側(壁パネルのフレームから遠い側)に
突出させて、強度を保持するためのリブ70を形成す
る。尚、71はリブ70とは逆に内側(壁パネルのフレ
ーム側)に複数個突出させた当接部である。
【0036】上記の連結部材60によって隣接する壁パ
ネル同士A、Bを直角に突合せて連結する工程を図15
により説明する。最初に板片を直角に折り曲げて形成し
たバックアップ材72を、一方の壁パネルAのフレーム
4を備えた側部にあてがい、連結部材60のバネ片63
を壁パネルAのフレーム4の開口部5に差込む。次いで
他方の壁パネルBをバックアップ材72に沿って移動さ
せ、フレーム4の開口部5を連結部材60のコーナーク
ランプバネ62に押込む。押込む際連結部材60には時
計廻りの方向にモーメントが働くが、壁パネルAのフレ
ーム4の縁72がバネ片63のく字状の先端65に当接
し、且つ押込んだ壁パネルBのフレーム4の縁72がコ
ーナークランプバネ62のく字状の先端64に当るの
で、連結部材60がこのモーメントによって廻ることは
無く、外れる心配は無い。
【0037】尚、上記第1実施例1〜第4実施例では連
結部材6、20、40にリブ70を設ける点については
何れも説明を省略したが、これらの実施例の連結部材
6、20、40も強度を保持のために同様にリブ70を
備えている。
【0038】
【発明の効果】以上詳述した様に本発明によれば、隣接
する壁パネル同士を連結する連結部材を、弾性板を折曲
して形成した本体と本体の側部に設けられフレームに固
定するためのバネ片とを備えた構成としたので、ビス等
で連結部材をフレームに固定する必要が無く、部品点数
が少なくて済む。又、ビスを使用せず、フレーム開口部
に連結部材のバネ片を差込むだけで、バネ片の反発力に
よって連結部材を固定することが出来るので、施工に手
間がかからず、施工時間を短縮できる。
【0039】更に最初に連結部材を一方の壁パネルに固
定出来るので、そして連結部材の本体に設けた廻り止め
片によって、他方の壁パネルを連結部材に押込んで連結
する際固定した連結部材が外れる虞が無いので、壁パネ
ル建付けのための治具が不要と成り、これによって施工
コストの低減を図ることが出来る。更に又バネ片の先端
部につまみ片を設けたので、万一フレームの過った箇所
に連結部材を取付けてしまっても、つまみ片を指先でつ
まんで容易に取外すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連結部材の第1実施例の斜視図
【図2】同じく連結部材により壁パネル同士を連結する
工程を説明する斜視図
【図3】同じく連結部材を一方の壁パネルのフレームの
開口部に差込んだ状態の断面図
【図4】同じくこの連結部材によって壁パネル同士を連
結した状態の断面図
【図5】連結部材の第2実施例の斜視図
【図6】同じく連結部材を一方の壁パネルのフレームの
開口部に差込んだ状態の断面図
【図7】同じくこの連結部材によって壁パネル同士を連
結した状態の断面図
【図8】連結部材の第3実施例の斜視図
【図9】同じく連結部材を一方の壁パネルのフレームの
開口部に差込んだ状態の断面図
【図10】同じくこの連結部材によって壁パネル同士を
連結した状態の断面図
【図11】連結部材の第4実施例の斜視図
【図12】同じく連結部材を一方の壁パネルのフレーム
の開口部に差込んだ状態の断面図
【図13】同じくこの連結部材によって壁パネル同士を
連結した状態の断面図
【図14】連結部材の第5実施例の斜視図
【図15】同じくこの連結部材によって隣接する壁パネ
ル同士を直角に連結した状態の断面図
【符号の説明】
1:壁パネル 4:フレーム 5:フレームの開口部 6:連結部材 10:連結部材の本体 11:連結部材のバネ片 14:連結部材のつまみ片 15:本体の切れ目 16:連結部材の廻り止め片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 押久保 義彦 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 野原 俊和 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁パネルの裏面縁部にフレームを固定
    し、フレームは壁パネルから遠い側に開口部を設け、こ
    の開口部に挿入して係合させることで隣接する壁パネル
    同士を連結する連結部材を設け、連結部材は弾性材で形
    成した本体と、本体の側部に設けられ前記フレームに固
    定するためのバネ片とを備えたことを特徴とする壁連結
    部材。
  2. 【請求項2】 前記本体に廻り止め片を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の壁連結部材。
  3. 【請求項3】 前記バネ片の先端部につまみ片を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の壁連結部材。
JP27378593A 1993-11-01 1993-11-01 壁連結部材 Pending JPH07127164A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018115495A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 株式会社Lixil 壁パネルの止水構造及び壁パネルの設置方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018115495A (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 株式会社Lixil 壁パネルの止水構造及び壁パネルの設置方法

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