JPH07126Y2 - 陳列棚の載置物転落防止装置 - Google Patents

陳列棚の載置物転落防止装置

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JPH07126Y2
JPH07126Y2 JP7349692U JP7349692U JPH07126Y2 JP H07126 Y2 JPH07126 Y2 JP H07126Y2 JP 7349692 U JP7349692 U JP 7349692U JP 7349692 U JP7349692 U JP 7349692U JP H07126 Y2 JPH07126 Y2 JP H07126Y2
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JP
Japan
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shelf
fall prevention
prevention rod
display shelf
support shaft
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7349692U
Other languages
English (en)
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JPH0631563U (ja
Inventor
健治 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
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Publication of JPH0631563U publication Critical patent/JPH0631563U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、陳列棚における前面開
口する棚板よりの載置物の前方転落を防止する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】上面と前面が開口する扁平な棚板を備え
る陳列棚は、物品の出し入れに便利であるが、振動や衝
撃等により、載置物が前方に転落することがあり、特に
キャスターを設けた移動式陳列棚では、載置物が転落す
るおそれが大きい。
【0003】この問題を解決するため、棚板の前端に、
載置物の転落防止位置と出入位置をとりうる水平をなす
転落防止杆を設けた装置が、実開昭58-68138号公報およ
び実開昭61-40949号公報に記載されている。
【0004】両考案は、いずれも、水平をなす転落防止
杆の両端をコ字形に屈曲して、コ字形部の短寸の水平部
を、棚板の前端に設けた支持板の縦長孔に係合し、転落
防止杆を下降させると、その端部が支持板上部の係止部
に係合して、転落防止位置に固定され、かつ引き上げて
係合を解除すると、載置物出入位置に回動させうるよう
になっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上述の両考案では、転
落防止杆が左右にずれて、動作が不円滑になり、また転
落防止杆を載置物出入位置とした時、下端が垂下して、
下段の棚板上の物品の出し入れの邪魔になるという問題
点がある。本考案は、これらの問題点を解消した転落防
止装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述の目的を
達成するため、陳列棚に設けた、上面と前面が開口する
偏平箱状棚板の、陳列棚より前方に突出する側板の外側
面に、陳列棚の前部支柱の前面に近接する支軸と、支軸
より前方に位置する係止軸を横向きに突設し、かつ常時
は、中央部が棚板の前端上方に位置する転落防止杆の両
側に、上記前部支柱に沿う垂直部と、その下端に縦長の
長円部を形成して、長円部の上端を支軸に枢支し、転落
防止杆を若干引き上げて、中央部が棚板のほぼ前方にな
るまで回動させた時、転落防止杆が係止軸に係止される
ように、係止軸の位置を定めた。
【0007】
【作用】本考案の装置によると、長期使用しても、転落
防止杆は円滑に作動し、物品出入位置とした転落防止杆
は、係止軸に支持されて、棚板の前方に停止するので、
下段の棚板上の物品の出し入れの邪魔になることはな
い。
【0008】
【実施例】図面は、本考案の一実施例を示すもので、陳
列棚(1)の前後の支柱(2)(3)には、上面と前面が開口
する偏平箱状の棚板(4)が、上下複数段に固設され、各
棚板(4)の前部は、前方の両支柱(2)より前方に突出し
ている。
【0009】支柱(2)(3)には、各棚板(4)の後端上方
と両側上方を囲む、載置部物転落防止用の囲い枠(5)が
固着されている。
【0010】前方の両支柱(2)より突出する各棚板(4)
の側板(4a)の外側面における両支柱(2)の直前には短寸
の支軸(6)が、また支軸(6)の若干前方には係止軸(7)
が横向突設され、支軸(6)と係止軸(7)の先端同士間に
は、抜止板(8)が固設されている。
【0011】(9)は転落防止杆で、その中央部(10)は、
棚板(4)の横幅と等長で、常時は、図1に示すように、
棚板(4)の前端上方において前端と並行、かつ囲い枠
(5)と等高をなしている。
【0012】中央部(10)の両端には、後方を向いて互に
平行をなす水平部(11)が設けられ、か両水平部(11)の後
端には、支柱(2)の前面に沿う垂直部(12)が設けられて
いる。垂直部(12)の下端には、支柱(2)の前面に沿う縦
長の長円部(13)が設けられ、長円部(13)の上端が、支軸
(6)に枢支されている。
【0013】上述の状態の転落防止杆(9)は、支軸(6)
より上方の垂直部(12)と下方の長円部(13)が、ともに支
柱(2)の前面に当接しているので、前後に回動せず、中
央部(10)が、棚板(4)の前端上方に安定に保持されて、
物品(図示省略)の転落を防止する。
【0014】図2に示すように、転落防止杆(9)を若干
引き上げれば、支軸(6)が長円部(13)の下端に移動し
て、転落防止杆(9)の前方への回動を阻止する部分が解
除される。従って、長円部(13)の前縁が係止軸(7)に当
接して停止するまで回動させれば、中央部(10)が棚板
(4)の前方となって、棚板(4)上の物品の出し入れが容
易となり、しかも中央部(10)が垂下しないので、下段の
棚板(4)上の物品の出し入れの邪魔にならない。
【0015】図2の状態の転落防止杆(9)は、これを後
方に回動させるだけで、自重により自動的に図1の状態
に復帰する。
【0016】係止軸(7)を、図示する位置より前上方に
設けて、物品出し入れ時、転落防止杆(9)の垂直部(12)
が当接するようにしてもよい。
【0017】
【考案の効果】長期使用しても、あるいは粗暴に操作し
ても、転落防止杆が棚板やその付属部材に引っ掛かる恐
れはなく円滑に回動し、物品出入位置とした転落防止杆
は、係止軸に支持されて、棚板の前方に係止し、垂下し
ないので、下段の棚板上の物品の出し入れの邪魔になる
ことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置を載置物転落防止姿勢とした陳列棚
の要部の斜視図である。
【図2】本考案装置を物品出入姿勢とした陳列棚の要部
の斜視図である。
【符号の説明】
(1)陳列棚 (2)(3)支柱 (4)リブ (4a)側板 (5)囲い枠 (6)支軸 (7)係止軸 (8)抜止板 (9)転落防止杆 (10)中央部 (11)水平部 (12)垂直部 (13)長円部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陳列棚に設けた、上面と前面が開口する
    偏平箱状棚板の、陳列棚より前方に突出する側板の外側
    面に、陳列棚の前部支柱の前面に近接する支軸と、支軸
    より前方に位置する係止軸を横向きに突設し、かつ常時
    は、中央部が棚板の前端上方に位置する転落防止杆の両
    側に、上記前部支柱に沿う垂直部と、その下端に縦長の
    長円部を形成して、長円部の上端を支軸に枢支し、転落
    防止杆を若干引き上げて、中央部が棚板のほぼ前方にな
    るまで回動させた時、転落防止杆が係止軸に係止される
    ように、係止軸の位置を定めたことを特徴とする陳列棚
    の載置物転落防止装置。
JP7349692U 1992-09-30 1992-09-30 陳列棚の載置物転落防止装置 Expired - Lifetime JPH07126Y2 (ja)

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JP7349692U JPH07126Y2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 陳列棚の載置物転落防止装置

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JP7349692U JPH07126Y2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 陳列棚の載置物転落防止装置

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Publication Number Publication Date
JPH0631563U JPH0631563U (ja) 1994-04-26
JPH07126Y2 true JPH07126Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=13519928

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JP7349692U Expired - Lifetime JPH07126Y2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 陳列棚の載置物転落防止装置

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JP2014036727A (ja) * 2012-08-13 2014-02-27 Asahi:Kk 金属製棚又はワゴン

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JPH0631563U (ja) 1994-04-26

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Effective date: 19950627