JPH0443074Y2 - - Google Patents

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JPH0443074Y2
JPH0443074Y2 JP6983588U JP6983588U JPH0443074Y2 JP H0443074 Y2 JPH0443074 Y2 JP H0443074Y2 JP 6983588 U JP6983588 U JP 6983588U JP 6983588 U JP6983588 U JP 6983588U JP H0443074 Y2 JPH0443074 Y2 JP H0443074Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は各種商品を陳列展示するための商品
陳列台、さらに詳しくは商品の落下を防止する枠
部材が自在に起伏する棚を有する商品陳列台に関
するものである。
〔従来の技術〕
商品を陳列展示するための商品陳列台には多く
の種類が存在する。
なかでも、実開昭58−77565公報や実開昭58−
112174号公報に開示される陳列台は、左右の支柱
間に設けられる棚が、陳列展示する商品に応じて
任意の角度に傾斜するよう構成されている。
かゝる構成の陳列台は、いずれも棚の取付角度
が水平から下方にほぼ90度の範囲で変更されるた
め、少なくとも棚の前縁部に沿つて商品の落下を
防止するための棚が取付けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかして、棚の前縁部に設けられる棚部材は、
棚に対して溶接等の手段によつて固定され取り外
しの不可能な方式の陳列台と、図示しないが棚の
前縁部に沿つて複数の係止孔を所定の間隔を存し
て設け、これら係止孔に棚部材に突設した係止杆
を係合させ、陳列台の搬送や収納時など棚部材を
棚から自在に取り外すことのできる方式のものが
存在する。
前者の固定式の陳列台は、例えば前記の実開昭
58−112174号公報の第2図に示されるように棚を
折り畳んだとき、棚に固定した棚部材が前方に突
出する。
したがつて、複数の陳列台をかゝる折り畳んだ
状態で重ね合わせたとき、突出した棚部材の高さ
分だけがデツドスペースとなるため、多くの陳列
台を収納する場合、このデツドスペースが収納場
所を占め、収納場所の有効活用ができず、かつ重
ね合わせ時に棚部材が変形するおそれがあつた。
一方、後者の着脱方式の棚部材は、収納時の重
ね合わせに際しては、デツドスペースの問題は生
じないが、棚部材を棚に取付ける場合、棚部材の
係止杆を棚に設けた係止孔にそれぞれ係合させる
必要があるので、多くの棚に棚部材をかゝる方式
で固定することは多大の労力と時間を要し、かつ
棚部材を棚に取付ける際に、棚部材の係止杆によ
つて棚の表面を損傷し易く、さらに度重なる着脱
によつて棚部材が変形したり、紛失したりするお
それが多々あつた。
この考案はかゝる現状に鑑み、きわめて簡単な
操作によつて棚に設けた棚部材を起伏せしめ、公
知の陳列台が有する問題点をすべて解消したもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するため、この考案の商品陳
列台は棚に形成する棚部材を必要に応じて自在に
起伏せしめるよう構成したもので、具体的には、
棚部材の左右両端部にそれぞれ脚杆を突設すると
共に、各脚杆の先端部を水平状態で後方に屈曲さ
せて水平ロツドを形成し、該水平ロツドの先端部
を水平状態を維持して外側に折り曲げて係止ロツ
ドを設け、一方、棚本体の裏面の左右両端部にそ
れぞれ軸受部材を設け、各軸受に前記棚部材の係
止ロツドを回動自在に軸装すると共に、一方の係
止ロツドにバネを弾装して棚部材を棚本体の一方
側に常時付勢し、かつ棚部材が起立状態にあると
き、前記水平ロツドの上縁部が当接するストツパ
ーをいずれか一方の軸受に設けたものである。
〔作用〕
この考案の商品陳列台は、棚本体に取付ける棚
部材の左右両端部に脚杆をそれぞれ突設し、各脚
杆の先端部を水平状態で後方に屈曲させて水平ロ
ツドを形成すると共に、各水平ロツドの先端部を
水平状態を維持して外側に折り曲げて係止ロツド
を設け、各脚杆の係止ロツドをそれぞれ棚本体の
軸受部材に回動自在に設けたので、棚本体の使用
に際しては、棚本体を第2図乃至第4図に示すよ
うに起立した状態で使用することによつて、棚本
体を必要に応じて傾斜させても棚本体の商品は棚
部材によつて転落が阻止される。
一方、搬送乃至収納保管に際しては、第4図の
鎖線に示すように棚部材を折り畳むことによつて
棚部材を棚本体上に重合せしめれば、多くの商品
陳列台をデツドスペースを生むことなく収納保管
することができる。
〔実施例〕 以下、この考案の商品陳列台を添付の図面に基
づいて詳細に説明するが、この実施例の商品陳列
台は、直立した左右の支柱間に棚板を多段に設け
ると共に、これらの棚板が直立する支柱に対して
任意の角度で前方に傾斜して支持される調節可能
な支持構造をするもので、かゝる支柱と棚板との
支持構造の詳細は、公知の構造を採用しているた
め図示を省略する。
しかして、商品陳列台の棚板を構成する棚本体
1は、四周が断面ほゞ正方形状の枠部材2によつ
て形成され、その内側には丸棒を縦横に組み合わ
せた受網7を固定し、この受網7の左右両端近傍
の下部には軸受部材8a,8bが取付けられると
共に、枠部材2の両端下部には棚本体1を支柱
(図示せず)に支持する支持部材3a,3bが固
定されている。
支持部材3a,3bは断面L型をなし、その後
部は垂直方向に板状をなした弧状部4a,4bに
形成し、該弧状部4a,4bの中央にはそれぞれ
ピン挿入孔5を、また周縁の一部に複数の隣接す
る係合溝6を形成し、ピン挿入孔5に挿入した図
示しないピンを支柱に軸止することによつて棚本
体1は支柱に対して回動自在に係着される。
また、図示しない支持杆を前記支持部材3a,
3bの所定の係合溝6共通に係合させ、該支持杆
の両端を各支柱の内側に設けた縦方向の長孔に嵌
入することによつて棚本体1を所定の傾斜角度で
支持するよう構成し、支持杆を係合溝4より外せ
ば棚本体1は直立している支柱に沿つて上下方向
に折り畳むことができるよう構成されているもの
である。
棚本体1の前縁には丸棒で枠状を形成した棚部
材9が取付けられるもので、棚部材9の左右には
脚杆10a,10bが固定されている。
しかして、正面より見て左側の脚杆10aは、
棚部材9が立起した状態で棚部材9の下縁付近で
棚本体1の後方に向けて屈曲して水平状態を維持
した水平ロツド11aを形成すると共に、その先
端部を水平状態のまゝ外方に向けて屈曲させて係
止ロツド12aを形成し、この係止ロツド12a
はさらに軸受部材8aを貫通して、その先端にス
プリング13を外装し、ワツシヤ14aによつて
スプリング13が抜け出ないようにしている。
したがつて、このスプリング13の付勢力で棚
部材9は第2図の左方に常時付勢されている状態
を保つている。
また、軸受部材8aにおける前記水平ロツド1
1aの近傍より板状体からなるストツパー15が
その板面を水平にして水平ロツド11aの直上部
分に張出すようにして固定されている。
一方、正面右側の脚杆10bは、前記とほゞ同
様に棚部材9が立起した状態で棚部材9の下縁付
近で棚本体1の後方に向けて屈曲し、水平を維持
して水平ロツド11bを形成し、次いでその先端
部を水平状態のまゝ外方に屈曲させて係止ロツド
12bを形成し、この係止ロツド12bは、軸受
部材8bを貫通しているが、貫通した部分にスプ
リングを介装することなく、ワツシヤ14bで単
に係止するのみとし、このワツシヤ14bによつ
て棚部材9の左方への移動を一定位置において制
限しているものである。
したがつて、棚部材9は前記脚杆10aの係止
ロツド12aに設けたスプリング13の付勢力で
常時左方に付勢されるが、脚杆10bの係止ロツ
ド12bに設けたワツシヤ14bで、この付勢を
制限しているものである。
第2図、第4図で特に明らかなように、棚部材
9は、前記脚杆10aの水平ロツド11aがスト
ツパー15の真下に位置した状態において、脚杆
10aはこのストツパー15によつて掛止めされ
て前後方向に倒れないように立起した状態を維持
している。
この状態から棚部材9をスプリング13の付勢
力に抗して右方に移動させて水平ロツド11aを
ストツパー15の真下の位置から移動させること
によつて、脚杆10aの掛け止めが解除され、こ
の解除によつて棚部材9を棚本体1の上面に倒す
ことができる。
このように棚部材9を棚本体1の上面に沿つて
倒した後に、陳列台の各棚本体1を支柱間に沿つ
て垂直方向に折り畳めば、商品陳列台の占めるス
ペースを最小限に留めてコンパクトに折り畳むこ
とができる。
また、折り畳んだ棚本体1、棚部材9を元の使
用可能な状態とするには、前記と逆の操作で棚本
体1を所定の保持角度に保持した後、棚部材9を
立起させて脚杆10aをストツバー14に掛止め
すれば容易に商品陳列可能な状態に復帰させるこ
とができるものである。
なお、前記実施例においては棚部材を棚本体の
前縁部にのみ設けているが、棚部材の取付位置は
実施例にのみ限定されるものでなく、前縁部と後
縁部とに、または左右の縁部に対称的に配設する
ことも可能である。
さらに、商品陳列台は棚板が前後方向に回動す
る方式を実施例としたが、棚板が支柱に固定され
た方式の商品陳列台にこの考案を利用することも
可能である。
〔考案の効果〕
この考案の商品陳列台は、棚本体に設けた棚部
材を簡単な機構によつて倒起自在としたもので、
棚本体を倒すことによつて、商品陳列台の搬送若
しくは保管収納時に生ずるデツドスペースを大幅
に減少させてコンパクトに収納保管させることが
できるものである。
前記棚部材の倒起機構は、棚部材に固定した脚
杆をスプリングの付勢力によつて、ストツパーに
掛止めし、掛止めを解除することによつて倒起さ
せる機構であるので、倒起操作を迅速・確実に行
うことができると共に、構造簡単であるため、故
障は皆無であり、さらに安価に製作できる点でも
きわめて利用価値の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の商品陳列台における棚本体
の一部を欠如した平面図、第2図は第1図の棚本
体の一部欠如正面図、第3図は棚本体に取付けた
棚部材の倒起機構を示した部分斜視図、第4図は
棚部材の倒起機構を示した部分側面図である。 1……棚本体、2……枠部材、3a,3b……
支持部材、4a,4b……弧状部、5……ピン挿
入孔、6……係合溝、7……受網、8a,8b…
…軸受部材、9……棚部材、10a,10b……
脚杆、11a,11b……水平ロツド、12a,
12b……係止ロツド、13……スプリング、1
4a,14b……ワツシヤ、15……ストツパ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棚部材の左右両端部にそれぞれ脚杆を突設する
    と共に、各脚杆の先端部を水平状態で後方に屈曲
    させて水平ロツドを形成し、該水平ロツドの先端
    部を水平状態を維持して外側に折り曲げて係止ロ
    ツドを設け、一方、棚本体の裏面の左右両端部に
    それぞれ軸受部材を設け、各軸受に前記棚部材の
    係止ロツドを回動自在に軸装すると共に、一方の
    係止ロツドにバネを弾装して棚部材を棚本体の一
    方側に常時付勢し、かつ棚部材が起立状態にある
    とき、前記水平ロツドの上縁部が当接するストツ
    パーをいずれか一方の軸受に設けたことを特徴と
    する商品陳列台。
JP6983588U 1988-05-26 1988-05-26 Expired JPH0443074Y2 (ja)

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JP6983588U JPH0443074Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26

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JP6983588U JPH0443074Y2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26

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JPH01177547U JPH01177547U (ja) 1989-12-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2589309Y2 (ja) * 1992-03-06 1999-01-27 棚橋工業株式会社 棚 板
JP2020178877A (ja) * 2019-04-25 2020-11-05 棚橋工業株式会社 商品陳列ユニット

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JPH01177547U (ja) 1989-12-19

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