JPH0232132Y2 - - Google Patents

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JPH0232132Y2
JPH0232132Y2 JP9370586U JP9370586U JPH0232132Y2 JP H0232132 Y2 JPH0232132 Y2 JP H0232132Y2 JP 9370586 U JP9370586 U JP 9370586U JP 9370586 U JP9370586 U JP 9370586U JP H0232132 Y2 JPH0232132 Y2 JP H0232132Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は各種商品を展示するための商品陳列
台に関するもので、搬送、保管に際し左右一対の
支柱間に設けられた台板を折り畳み可能とすると
共に、簡単な支持機構によつて折り畳み状態を保
持するようにしたものである。
〔従来の技術〕
各種商品の陳列台において、例えば実開昭58−
77565号公報に開示されるように左右の支柱間に
複数の棚板を所定角度内で可変にすると共に、搬
送、保管に際しこれら棚板を折り畳み可能とした
商品陳列台は棚板の角度を一定の範囲内において
変えることができるため、商品の展示に際しきわ
めて有効であるので、近時多くの商店等において
広く使用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記公報に示される商品陳列台
は棚板自体は比較的簡単な操作によつて折り畳む
ことが可能であるが、棚板の最下段に位置する台
板は支柱に対して連結板によつて固定されている
ため、搬送や収納保管に際しては連結板を取り外
さないかぎりこれを折り畳むことができないと共
に、組み立てた状態が搬送する場合には各陳列台
毎に台板の奥行き分のスペースが必要となるため
に、収納等に際して場所を占めるなどの不都合が
あつた。
〔問題を解決するための手段〕
この考案はかゝる現状に鑑み、左右一対の支柱
に台板を固定することなく取付け、不使用時には
これを折り畳んだ状態で保持することによつて、
搬送や収納保管を一層容易となすことを目的とす
るものである。
かゝる目的を達成するため、この考案は水平部
材の後端に支柱を立設した一対の枠部材を上下の
横桟で連結して移動可能なフレームを構成し、こ
のフレームの支柱間に複数の棚板を角度調整が可
能に取付けると共に、前記水平部材間に台板を回
動自在に取付け、台板上方の棚板の後縁部材に先
端部を鉤状に屈曲した掛止部材の基端部を貫通さ
せて背面に突設し、後縁部材の背面において前記
掛止部材の基端部にスプリングを弾装して掛止部
材を出没かつ回転自在に設け、折り畳み状態にお
いて垂下した最下段の棚板の前記掛止部材が、撥
ね上げた台板の前縁を掛止して保持するよう構成
したことを特徴とするものである。
〔作用〕
この考案の商品陳列台は、フレーム1と、この
フレーム1の支柱1c,1c間に角度調整が可能
に取付けられた複数の棚板2,2…と、フレーム
1を構成する水平部材1d,1d間に回動自在に
取付けられた台板4と、フレーム1の側面に取付
けられる側枠パネル19とから構成されるもの
で、フレーム1の水平部材の下面にはそれぞれキ
ヤスター1e,1eが設けられているので、商品
陳列台は必要に応じて自在に場所を変更させるこ
とができる。
フレーム1の支柱1c,1c間に角度調整が可
能に取付けられた棚板2は、その両翼に設けた支
持部材5の後端の弧状部6に形成したピン挿入孔
8を、軸ピン9によつて支柱1cに対して枢着し
て回動可能とすると共に、該弧状部6に形成た係
合溝7を支柱1cに設けた長孔10に一致させ
て、保持部材11の両端の嵌挿部12を長孔10
の下半分に落し込むことにより、所定の支持角度
で棚板2を保持するよう構成したものである。
したがつて、前記保持部材11を持ち上げ、そ
の両端部の嵌挿部12を前記長孔10の上端まで
移動させて係合溝7との係合を解き、支持部材5
を前記の軸ピン9を中心として回動させて他の係
合溝7と長孔10を一致させたのち、保持部材1
1の嵌挿部12を長孔12の下半分に落し込むよ
う操作することによつて、各棚板2の保持角度を
簡単に変更することができる。
ついで、商品陳列台を使用しない場合には、ま
ず前記係合溝7を長孔10とを一致させることな
くフリーの状態にして棚板2の前縁を下にして回
動させ、もつて各段の棚板2をその前縁を下にし
て支柱1c,1c間に垂下させる。
そして、最後に台板4の前縁部を持つて台板4
を支柱1c方向に引き上げると、台板4は枢支軸
6を中心に上方に回動するので、最下段の棚板2
の後縁部材2dの側面に当接している掛止部材1
3の鉤状の部分をスプリング14に抗して引き出
し、第6図のように当該鉤状部分を前記台板4の
前縁に掛け止めすれば、台板4は最下段の棚板2
によつて撥ね上げ状態を保持するものである。
その際、最下段の棚板2は支柱1c,1c間に
設けられた支持パイプ17によつて後方への回動
が阻止されているので、台板4は支柱1cに対し
ほぼ垂直状態に保持されるものである。
〔実施例〕
以下、この考案の商品陳列台の実施例を添付の
図面に基づいて詳細に説明する。
この考案の商品陳列台は、フレーム1と、この
フレーム1の支柱間に角度調整が可能に取付けら
れる複数の棚2と、最下段の棚の下方に回動自在
に取付けられる台板4と、フレームの側面に取付
けられる側枠パネル19とから構成される。
フレーム1は、水平部材1dの後端部に支柱1
cを立設した逆L型の一対の枠部材を所要間隔を
存して配設し、これら枠部材の支柱1c,1c間
を上部横桟1a及び下部横桟1bで連結すると共
に、前記水平部材1dの下面の前後にそれぞれ移
動用キヤスター1e,1eを取付けて構成したも
のである。
棚板2は、前後方向に配設した角パイプ製の前
縁部材2b、後縁部材2d間にCチヤンネルから
なる補強部材2cを介在させ、各部材の上面を網
目若しくはパンチングメタルからなる板材2aで
カバーすると共に、左右の側面に支持部材5,5
をそれぞれ一体的に取付け、かつ前縁部材2bに
商品の落下を防止するためのガード3を出没自在
に取付けて構成したものである。
前記支持部材5は棚板2の後端部において弧状
部6を形成したもので、その弧状部6の中心にピ
ン挿入孔8を有すると共に、弧状部6の弧状部分
に沿つて前記ピン挿入孔8に向かう複数の係合溝
7(この実施例では3段階に切換えができるよう
3ケ所)が一定間隔で設けられている。
この支持部材5を第4図のように、フレーム1
の支柱1cの内側面の所定位置に突設された軸ピ
ン9に前記ピン挿入孔8を嵌合固定することによ
つて、棚板2をフレーム1に回動自在に取付ける
ものである。
一方、前記フレーム1の支柱1cの内側面には
前記支持部材5との軸支部の上方(軸ピン9の取
付け位置と同一線上)に長孔10が支柱1cと平
行となるように上下方向(縦方向)に設けられ、
前記支持部材5が回動することにより係合溝7が
少なくとも支柱1cに設けた長孔10の下半分と
それぞれ一致するよう構成している。
さらに、フレーム1には前記支柱1c,1c間
に跨がつて架橋しうる長さを有し、かつ両端に小
径の嵌挿部12を形成したパイプからなる保持部
材11を棚板2の背後に設け、その両端に設けた
嵌挿部12を前記支柱1c,1cに形成した長孔
10に離脱不可能に係合させて保持部材11を長
孔10内に遊嵌せしめ、長孔10の下半分と係合
溝7が一致した状態において保持部材11の嵌挿
部12を支持部材5に形成した係合溝7に落し込
むことによつて、棚板2を所定の位置に固定でき
るよう構成している。
また、保持部材11を持ち上げて嵌挿部12を
長孔10の上端まで移動させて、係合溝7との係
合を解くと支持部材5は前記軸ピン9を中心とし
て自在に回動するので、長孔10の位置を選択す
ることによつて棚板2の角度を所定の範囲内にお
いて自在に変更でき、不使用状態においては下方
に垂下して折り畳み状態とすることができる。
しかして、最下段の棚板2、換言すれば台板4
の直上部の棚板2は、第1図に示すように支持部
材5の弧状部6に近い後縁部材2dの両端部位置
に先端部を鉤状に屈曲した掛止部材13を回動か
つ出没自在に設けている。
すなわち、この掛止部材13は、その基端部を
前記後縁部材2dの両端部位置に設けた透孔を貫
通させて突出させると共に、基端部の先端に設け
たストツパー13aと後縁部材2dにスプリング
14を介装し、該スプリング14によつて掛止部
材13を補強部材2c方向に付勢することによつ
て常時は引込まれているが、引張りによつて付勢
力に抗して適宜引き出すことが可能な伸縮性を付
与したものである。
台板4は、第5図のように板面4aとこの板面
4aの四周を下方に曲折した形状の周側部4bと
で構成したものであつて、その後部両側縁には中
央に枢支孔を有するL型の係着部材4cを結合
し、その枢支孔を水平部材1dの後端部内側に設
けた枢支軸16に嵌合することによつてフレーム
1に軸支すると共に、水平部材1dの前方内側に
内方に向かつてL状に突出する棚受け15を設け
て台板4を水平状態を維持し、これらによつてこ
の台板4を水平からほゞ垂直上方にまで回動可能
としている。
したがつて、前記最下段の棚板2と、その直下
の台板4とは不使用時に際し、第6図の点線で示
したように先ず最下段の棚板2を垂下状態とし、
ついで台板4をほゞ垂直上方に撥ね上げ、当該棚
板2に設けた掛止部材13をスプリング14の付
勢力に抗して引き出し、その鉤状部で撥ね上げた
台板4の周側部4bの前方部分を掛止めすること
によつて台板4を撥ね上げ状態に維持するもので
ある。
なお、この最下段の棚板2はその垂下状態にお
いて、支柱1c,1c間に設けた支持パイプ17
によつて主枠1の後方に突出ないように制限して
いる。
側枠パネル19は、縦長のフレーム部材にパン
チングメタルの如き板材18を張つたもので、第
7図のように側枠パネル19の下縁に設けた2個
の突起20,20を水平部材1dの上面に形成し
た係合孔21に嵌合し、支柱1cの上部正面に突
設した頭部を有する係止ピン22に第8図に示す
側枠パネル19の係止孔23を係合させ、もつて
フレーム1に側枠パネル19を固定するものであ
る。
かゝる側枠パネル19を設けることによつて、
各棚板2及び台板4上に載置陳列した商品が棚板
2及び台板4の両サイドから落下することを防止
すると共に、併せてフレーム1の強度を増すこと
ができる。
〔考案の効果〕 この考案の商品陳列台は、フレームの最下段に
回動自在に台板を設けると共に、その台板の真上
に位置する棚板の後縁部材に先端を鉤状に屈曲さ
せた掛止部材の基端部を貫通せしめ、前記後縁部
材の背面部において前記掛止部材にスプリングを
弾装し、もつて常時は前記掛止部材の先端部分が
後縁部材の側面から突出しないよう構成し、収納
等の不使用時において、垂下させた前記棚板から
掛止部材を引き出し、その鉤状の部分を撥ね上げ
た台板の前縁部分に係合させることによつて台板
を保持するよう構成しているので、商品陳列台と
してのスタツキング性を高めて、搬送、保管収納
等に際して場所を取らず、かつ台板が水平方向に
倒れ込むことなく、高い安全性のもとに搬送、保
管収納が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の商品陳列台における棚板の
要部の拡大断面図、第2図はこの考案の商品陳列
台の全体斜視図、第3図は棚板の縦断面図、第4
図は棚板と支柱との係合関係を示す部分斜視図、
第5図はフレームと台板との関係を示す部分斜視
図、第6図はこの考案の商品陳列台おける棚板及
び台板の折り畳み状態を説明した作用図、第7図
はフレームと側枠パネルの取付け状態を示す部分
斜視図、第8図は側枠パネルの係止孔を示す部分
拡大図である。 1……フレーム、1a……上部横桟、1b……
下部横桟、1c……支柱、1d……水平部材、1
e……キヤスター、2……棚板、2b……前縁部
材、2d……後縁部材、3……ガード、4……台
板、5……支持部材、6……弧状部、7……係合
溝、8……ピン挿入孔、9……軸ピン、10……
長孔、11……保持部材、12……嵌挿部、13
……掛止部材、14……スプリング、16……枢
支軸、17……支持パイプ、18……側枠パネ
ル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 水平部材の後端に支柱を立設した一対の枠部
    材を上下の横桟で連結して移動可能なフレーム
    を構成し、このフレームの支柱間に複数の棚板
    を角度調整が可能に取付けると共に、前記水平
    部材間に台板を回動自在に取付け、台板上方の
    棚板の後縁部材に先端部を鉤状に屈曲した掛止
    部材の基端部を貫通させて背面に突設し、後縁
    部材の背面において前記掛止部材の基端部にス
    プリングを弾装して掛止部材を出没かつ回転自
    在に設け、折り畳み状態において垂下した最下
    段の棚板の前記掛止部材が、撥ね上げた台板の
    前縁を掛止して保持するよう構成したことを特
    徴とする商品陳列台。 (2) 前記水平部材は、その前後の下面にキヤスタ
    ーを設けた実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の商品陳列台。 (3) 前記フレームは、その側面部に側枠パネルを
    取付けてなる実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の商品陳列台。 (4) 前記掛止部材は、棚板の後縁部材の左右両端
    部にそれぞれ設けた実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の商品陳列台。
JP9370586U 1986-06-19 1986-06-19 Expired JPH0232132Y2 (ja)

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JPS62203657U JPS62203657U (ja) 1987-12-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0721178Y2 (ja) * 1991-02-19 1995-05-17 株式会社岡村製作所 移動式商品陳列台

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