JP3349000B2 - ストッカーを備えた陳列棚 - Google Patents

ストッカーを備えた陳列棚

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストッカーを備えた
列棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば実開昭60−36764号公報に
記載されているように、商品を陳列する棚を多段に設け
た移動自在な陳列棚において、棚本体の下部に、前方及
び床面に向けて開口した格納部を形成し、この格納部に
抽斗状のストッカーを前後動自在に挿入することが行わ
れている。
【0003】この場合従来は、格納部における四隅の下
面に高さ調節用のアジャスターボルトを設けており、ま
た、ストッカーの下面に、左右水平状の軸線回りに回転
する4個の車輪を設けることにより、ストッカーが床面
を前後動するように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように棚
本体を単にアジャスターボルトで支持したに過ぎない構
成では、陳列棚を移動させるに際しては、ストッカーを
取り外してから棚本体を数人で持ち上げて所定位置まで
移動させ、次いで、取り外しておいたストッカーを格納
部に嵌め直すと言う作業をしなければならず、このため
陳列棚を移動する作業が厄介であった。
【0005】この点については、棚本体の四隅にキャス
ターを取付ければ容易に移動させることができると考え
られる。
【0006】しかし、単に棚本体にキャスターを取付け
たに過ぎない構成では、陳列棚を左右方向に移動する場
合、ストッカーの車輪の回転方向と陳列棚の移動方向と
が直交した状態になって、ストッカーの車輪が床面を擦
り付けることになるため、この場合はストッカーを棚本
体から取り外した状態で移動させねばならず、従って、
陳列棚の移動作業の手間軽減の効果が未だ不十分であ
る。
【0007】他方、棚本体をキャスターで支持すること
に加えて、ストッカーを、水平回動自在なコロを備えた
首振り式の4個のキャスターで支持すると、ストッカー
を格納したままで陳列棚を移動させることができる。
【0008】しかし、この構成では、棚本体を定置した
使用状態でストッカーを前後動させるに際し、ストッカ
ーの前後動のたびに4個のキャスターのコロが水平回動
するため、ストッカーが前後動のたびに左右に揺れ動く
現象が生じて、ストッカーを円滑に出し入れできないと
言う問題が生じる。
【0009】本発明は、このような問題を改善すること
を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前方及び床面
に向けて開口した格納部に、棚板を支持するための複数
本の支柱又はフック等を係止できるようにした陳列用壁
体を立設し、前記格納部内には、抽斗状のストッカーを
前後動自在に挿入して成る陳列棚であって、前記格納部
における四隅の下面にキャスターを設けると共に、格納
部の左方内側面には、前記ストッカーを前後動させるに
際してその後部を支持する段部が前後方向に延びるよう
に形成されている一方、前記ストッカーの下面のうち前
端寄り部位にキャスターを設けている。
【0011】
【発明の作用・効果】このように構成すると、格納部の
下面にキャスターを設けたことにより、陳列棚の本体を
容易に押し動かして移動させることができる。
【0012】他方、ストッカーは、その前端部がキャス
ターを介して床面に支持され、後部は格納部の段部
持されているから、安定した状態で前後動させることが
できる。
【0013】従って本発明によると、ストッカーを格納
部に円滑に出し入れできる機能を損なうことなく、陳列
棚の移動作業を手際良く行うことができる。
【0014】この場合、請求項2のように構成すると、
後ストッパーによってストッカーを押し込んだ状態に保
持でき、また、前ストッパーによってストッカーを引き
出した状態に保持できるが、ストッカーをある程度の力
で押し引きするとローラが前後ストッパーを乗り越える
から、押し込んだ位置からストッカーを引き出したりス
トッカーを棚本体から取り外したりする機能が損なわれ
ることはない。
【0015】従って請求項2によると、ストッパーを格
納部の段部に設けるだけの極く簡単な構成でありなが
ら、ストッカーを簡単に取り外しできる状態の下で、ス
トッカーを押し込み位置と引き出し位置とに的確に保持
できると言う特有の効果も有する。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0017】図1〜図5は第1実施例であり、このうち
図1において陳列棚1の全体を示している。
【0018】陳列棚1は、前方及び床面に向けて開口し
た格納部3の後部から左右一対の支柱4を立設して成る
本体2と、該本体2の格納部3に前後動自在に挿入した
上向き開口のストッカー5とから成っている。左右両支
柱4の前面には溝孔6が上下適宜間隔で多数穿設されて
おり、この溝孔6に着脱自在に係止したブラケット7に
て棚板8を装架している。
【0019】左右両支柱4は上下適宜間隔で水平状に配
設した複数本の横桟9によって連結されている。
【0020】前記格納部3は、図2、図3及び図5に示
すように、前後方向に延びる左右一対の中空状側枠10
と、左右側枠10の後端間に連結した中空状の後枠11
とを備えており、左右側枠10の前後両端部の4ヵ所に
アジャスターボルト12を螺合している。
【0021】また、前記左右両側枠10の内面には前後
方向に延びる角筒状の支持枠13が固着されており、こ
の支持枠13の前端部と前記後枠11の左右両端部と
に、水平回動自在なコロ14aを備えた首振り式のキャ
スター14を取り付けている。また、図4に明示するよ
うに、前記左右両側枠10の上面には、後述するストッ
カー5のローラ15が転動する断面略L字状の段部16
を形成している。
【0022】格納部3の左右外側にはそれぞれ側板17
を固着しており、また、格納部3の上面は最下段棚板1
8で覆われている。
【0023】図2及び図3に示すように、前記ストッカ
ー5の下面のうち前端寄り部位には左右一対のキャスタ
ー19を取付けている。これら両キャスター19はコロ
19aが水平回動する首振り式のものである。
【0024】また、ストッカー5における左右両側面の
後端部には、図2、図3及び図4(b)に示すように、
前記格納部3における支持枠11の上方から横向きに突
出する筒状の突出部20を固着し、この突出部20に、
前記格納部3の段部16上に転動自在に当接する前記ロ
ーラ15を回転自在に軸支している。ローラ15は段部
16の側面16aに近接するように配置している。
【0025】更に、格納部3における段部16の上面の
うち、ストッカー5を押し込み切った状態でローラ15
の前端に位置した部位には後ストッパー21を、ストッ
カー5を引き出した状態でローラ15の前端に位置した
部位には節ストッパー22をそれぞれ設けている。
【0026】これら両ストッパー21,22は、ローラ
15よりも遙かに小径の丸棒で形成されている(段部1
6を上向きに膨出することによって前後ストッパーを形
成しても良い)。また、図2から明らかに分かるよう
に、ストッカー5と最下段棚板18との間には、ローラ
15が両ストッパー21,22を乗り越えて前後に移行
できるような隙間が空いている。
【0027】以上の構成において、通常の使用状態にお
いては、各アジャスターボルト12を床面に当接するこ
とによって使用される。この状態では、ストッカー5
は、引き出し始めと押し込み終了時とにある程度の力を
加えて、ローラ15を後ストッパー21に乗り越えさせ
ることにより、格納部3から引き出したり押し込んだり
することができる。
【0028】このストッカー5の出し入れに際して、ス
トッカー5の前部はキャスター19を介して床面に支持
されている一方、ストッカー5の後部はローラ15を介
して格納部3の段部16に支持されており、しかも、ロ
ーラ15によってストッカー5の前後動の直進性が確保
されるから、ストッカー5を大きく横揺れすることなく
円滑に前後動きせることができる。
【0029】他方、陳列棚1を移動する場合は、アジャ
スターボルト12を上方にねじ込んで4個のキャスター
14を接地させ、その状態で押し動かせば良い。
【0030】この場合、ストッカー5は床面Aに射して
はキャスター19で支持されているに過ぎず、しかもこ
のキャスター19はそのコロ19aが水平回動する首振
り式であって、本体2を移動させるとそのコロ19aが
本体2の方向に向いて転動するから、ストッカー5を格
納部3に格納したままで、陳列棚1の全体を押し動かす
ことができるのである。
【0031】また、丸棒状のストッパー21,22を格
納部3の段部16に設けるだけのごく単純な構成であり
ながら、ストッカー5の取り外しの容易性を損なうこと
なく、ストッカー5を押し込み位置と引き出し位置とに
保持できる。換言すると、ローラ15を段部16に転動
させる構成にしたことにより、このような簡単なストッ
パー21,22でストッカー5を係止することが可能と
なったのである。
【0032】なお、ストッカー5に設けるキャスター1
9は左右一対に限らず、ストッカー5の左右中間部に1
個だけ設けても良い(この場合でも、ストッカー5は一
つのキャスター19と二つのローラ15とで三点支持の
状態になるから、安定した状態で前後移動させることが
できる)。
【0033】上記の実施例は支柱の片面に棚板8を装架
した場合であったが、本発明は、図6に示すように、一
対の格納部3を背中合わせに設けて、支柱4の両面に棚
板8を装架するようにした陳列棚1にも適用することが
できる。また、この図6に示すように、一つの格納部3
に複数個のストッカー5を左右に並列して設けても良い
のである。
【0034】更に本発明は、例えば格納部の四隅から4
本の支柱を立設して、これら4本の支柱で囲われた部位
に棚板を上下多段に装架するようにした陳列棚や、格納
部に立設した陳列用壁体にフックを引っかけてこれに商
品を吊り下げるようにしたタイプの陳列棚にも適用する
ことができるのである。
【0035】また、図7に示すように、測面視L字状の
陳列棚1における格納部3の四隅に首振り式のキャスタ
ー14を設けるにおいて、背面側に位置した二つのキャ
スター14を左右非対称状に設けると、キャスター14
を背面側に一杯に寄せて、コロ14aが格納部3の背面
から外側に回動可能とすることにより、安定性を向上で
きるものでありながら、二つの陳列棚1を背中合わせに
して設置したときに背面側のキャスター14が互いに干
渉することを防止できる利点がある。
【0036】すなわち、安定性を低下させることなくL
字状の陳列棚1を背中合わせに設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る陳列棚の斜視図である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】図1及び図2のIII −III 視断面図である。
【図4】(a)は格納部の端部の部分斜視図、(b)は
ストッカーの側部の部分斜視図 である。
【図5】図3のV−V視断面図である。
【図6】本発明を適用し得る他の形態の陳列棚の斜視図
である。
【図7】他の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 陳列棚 2 本体 3 格納部 4 支柱 5 ストッカー 8 棚板 10 側枠 14 本体に設けたキャスター 15 ローラ 16 段部 19 ストッカーに設けたキャスター 21 後ストッパー 22 前ストッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−23361(JP,U) 実開 昭60−36764(JP,U) 実開 平1−97758(JP,U) 実開 平2−11458(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47F 5/00 - 8/02 A47B 77/00 - 77/18 A47B 83/00 - 88/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方及び床面に向けて開口した格納部に、
    棚板を支持するための複数本の支柱又はフック等を係止
    できるようにした陳列用壁体を立設し、前記格納部内に
    は、抽斗状のストッカーを前後動自在に挿入して成る陳
    列棚であって、 前記格納部における四隅の下面にキャスターを設けると
    共に、格納部の左方内側面には、前記ストッカーを前後
    動させるに際してその後部を支持する段部が前後方向に
    延びるように形成されている一方、 前記ストッカーの下面のうち前端寄り部位にキャスター
    を設けている、ストッカーを備えた陳列棚。
  2. 【請求項2】前記ストッカーにおける後部の左右両側に
    は、前記格納部の段部に載るローラを設けている一方、 前記格納部における段部の上面に、ストッカーを収容
    空間内に押し込んだ状態で前記ローラの前面に当接す
    ストッパーと、ストッカーを引き出した状態で前記ロ
    ーラの前面に当接する前ストッパーとを、両ストッパー
    を前記ローラが乗り越え得るようにして配設している、
    請求項1に記載のストッカーを備えた陳列棚。
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