JPH0712645Y2 - エンジンのオイル供給通路構造 - Google Patents

エンジンのオイル供給通路構造

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JPH0712645Y2
JPH0712645Y2 JP3947386U JP3947386U JPH0712645Y2 JP H0712645 Y2 JPH0712645 Y2 JP H0712645Y2 JP 3947386 U JP3947386 U JP 3947386U JP 3947386 U JP3947386 U JP 3947386U JP H0712645 Y2 JPH0712645 Y2 JP H0712645Y2
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JP
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cylinder
fitting hole
oil
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cylinder block
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良治 阿部
昌博 調枝
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエンジンのオイル供給通路の構造に関するもの
である。
(従来技術) エンジンにおいては、シリンダブロック側に形成したオ
イルギャラリー内の潤滑オイルを、該シリンダブロック
とシリンダヘッドとに跨って形成したオイル供給通路を
介してシリンダヘッド側に供給して該シリンダヘッド側
の要潤滑部例えば、動弁機構部等の潤滑を行うようにし
ている。
ところで、このようにシリンダブロック側からシリンダ
ヘッド側へ潤滑オイルを供給する場合には、オイル供給
通路がシリンダブロックとシリンダヘッドとの衝合面を
貫通して形成されているところから、該衝合面部分にオ
イル漏れが発生し易く、場合によってはエンジン冷却水
中にこの漏出オイルが混入する等の不具合が発生するお
それがあり、このため従来よりこのようなシリンダブロ
ックとシリンダヘッドとの衝合面部分におけるオイル漏
れを防止するために種々の試みがなされている。
そのひとつとして、例えば実開昭55-119311号公報に開
示されるものがある。この公知例のものは第2図に示す
如くシリンダブロック51側のブロック側通路53とシリン
ダヘッド52側のヘッド側通路54との連通部分(即ち、シ
リンダブロック51とシリンダヘッド52との衝合面部分)
に、両者間に跨って位置決めピン兼用の略中空軸状のオ
イルコントロールプラグ55を、その一端55aを該シリン
ダブロック51に対して圧入嵌合させ、また他端55bをシ
リンダヘッド52に対して遊嵌合させた状態で取付けると
ともに、上記衝合面部分に、上記オイルコントロールプ
ラグ55の一端55aをエンジン内に形成した低圧の油溜部
分に連通させるリーク油溝56を設け、上記衝合面部分に
漏出する潤滑オイルを上記リーク油溝56を介して積極的
に油溜部分に導くことにより該漏出オイルがエンジン冷
却水中に混入するのを防止するようにしたものである。
尚、オイルコントロールプラグ55の他端55bとシリンダ
ヘッド52との嵌め合いを遊嵌合としたのは、シリンダブ
ロック51とシリンダヘッド52相互間における熱膨張差に
起因する両者間のオイルコントロールプラグ55の径方向
における相対変位を許容して該オイルコントロールプラ
グ55部分に過大な荷重が負荷されるのを未然に防止する
という理由によるものである。
又、上記オイルコントロールプラグ55は、上述の如くシ
リンダブロック51とシリンダヘッド52との間における位
置決めピン並びにブロック側通路53とヘッド側通路54と
の連通路としてそれぞれ機能する他に、絞りによる油圧
の減圧機能をも有しており、油圧の減圧分だけ潤滑オイ
ルの衝合面部分への漏出が抑制されることになる。
ところが、この公知例のものにおいては、上記リーク油
溝56が上記シリンダブロック51とシリンダヘッド52との
間に介在せしめられたガスケット57に臨んでいるため、
例えば経年変化により上記ガスケット57にへたりが生じ
たような場合には潤滑オイルが該ガスケット57に沿って
外部へ漏出するということも考えられ、最善の策とはい
い難い。
このような背景から、シリンダブロック51とシリンダヘ
ッド52との衝合面に漏出した潤滑オイルが該衝合面を伝
って外部に漏出するのを防止するという上記公知例の如
き消極的な手段ではなく、潤滑オイルのシリンダブロッ
ク51とシリンダヘッド52との衝合面への漏出そのものを
防止するという積極的な手段の開発が望まれており、こ
れに応えるものとしては、例えば、第3図に示すように
シリンダブロック51のブロック側通路53とシリンダヘッ
ド52のヘッド側通路54との連通部に設けられるオイルコ
ントロールプラグ58を、その一端58aをシリンダブロッ
ク51のブロック側通路53に対して圧入嵌合させ、また他
端58bをシリンダヘッド52側に形成したプラグ嵌装穴61
に対して遊嵌合させた状態で取付けるとともに、上記オ
イルコントロールプラグ58の他端58bの外周にリング溝6
0を形成し、該リング溝60内に嵌装したOリング59を、
上記プラグ嵌装穴61の内周面62と上記リング溝60の溝底
面60aとの間で弾圧支持し、該Oリング59により上記ヘ
ッド側通路54側からガスケット57側に潤滑オイルが漏出
するのを積極的に防止するようにしたものが知られてい
る。
ところが、このようにした場合には、Oリング59の挟持
面、即ち、プラグ嵌装穴61の内周面62とリング溝60の溝
底面60aとが、シリンダブロック51とシリンダヘッド52
との衝合面の面方向において対向しているため、例えば
シリンダブロック51とシリンダヘッド52との衝合面方向
における組付け精度あるいは上記シリンダブロック51と
シリンダヘッド52との熱膨張差等に起因して上記シリン
ダブロック51のブロック側通路53(正確にはオイルコン
トロールプラグ58の圧入嵌合部)と上記シリンダヘッド
52のプラグ嵌装穴61との間に衝合面方向における位置ず
れが生じたような場合には、上記リング溝60の溝底面60
aと上記プラグ嵌装穴61の内周面62との相対間隔がその
全周で不均一となり、それに伴って該Oリング59の弾性
変形量(つぶししろ)がその全周で不均一となり、該O
リング59のシール性能が損なわれるというおそれがあ
る。
(考案の目的) 本考案は上記従来技術の項で指摘した問題点を解決しよ
うとするもので、オイル供給通路をシリンダブロックと
シリンダヘッドに跨って形成するとともに、該オイル供
給通路の上記シリンダブロックとシリンダヘッドとの衝
合面に対応する部分にオイルコントロールプラグを設け
るようにしたエンジンのオイル供給通路構造において、
上記シリンダブロックとシリンダヘッドとの衝合面部に
おけるオイルシール性能を長期に亘って高水準に維持す
ることを目的としてなされたものである。
(目的を達成するための手段) 本考案では上記の目的を達成するための手段として、シ
リンダブロックと該シリンダブロックの上面側に締着固
定されるシリンダヘッドとの衝合面を含む衝合面部に、
上記シリンダブロックとシリンダヘッドの両方に跨って
プラグ嵌装穴を形成し、該プラグ嵌装穴内にその軸心部
にオイル通路を形成した中空軸状のオイルコントロール
プラグを、上記プラグ嵌装穴を構成するシリンダブロッ
ク側嵌装穴とシリンダヘッド側嵌装穴のいずれか一方側
に対してその一端側を圧入嵌合させ、その他方側に対し
て他端側を遊嵌合させた状態で嵌装固定し、該オイルコ
ントロールプラグのオイル通路を介して上記シリンダブ
ロック側に形成されるブロック側オイル供給通路と上記
シリンダヘッド側に形成されるヘッド側オイル供給通路
とを相互に連通せしめるようにしたエンジンにおいて、
上記シリンダブロックとシリンダヘッドの衝合面部に、
上記プラグ嵌装穴の周囲を囲繞し且つ該プラグ嵌装穴の
内周面と上記衝合面の双方に臨んで開口する環状溝を形
成するとともに、該環状溝内にOリングを嵌装し且つこ
れをシリンダ軸方向において対向する上記シリンダブロ
ックと上記シリンダヘッドとにより弾圧挟持せしめる一
方、上記オイルコントロールプラグの上記シリンダブロ
ック側嵌装穴とシリンダヘッド側嵌装穴のいずれかに対
して遊嵌合される他端側を、上記環状溝の上記プラグ嵌
装穴内周面側の開口部と該オイルコントロールプラグの
軸方向において重合させ且つ上記衝合面部よりも遊嵌合
側に突出させたことを特徴としている。
(作用) 本考案では上記の手段により、 シリンダブロックとシリンダヘッドの衝合面部に形成
された環状溝内に嵌装されるOリングが、該シリンダブ
ロックとシリンダヘッドとによりその締着方向において
弾圧挟持される構造であるため、該シリンダブロックと
シリンダヘッドとが例えば両者間の熱膨張差等の原因に
よりその衝合面に沿う方向へ相対変位したような場合で
も、Oリングを嵌装する上記環状溝において上記シリン
ダブロックとシリンダヘッドとの上記締着方向における
対向間隔は変化せず、該Oリングの弾性変形量は常時一
定に保持される、 オイルコントロールプラグのシリンダブロック側嵌装
穴とシリンダヘッド側嵌装穴のいずれかに対して遊嵌合
される他端側が、上記環状溝の上記プラグ嵌装穴内周面
側の開口部と該オイルコントロールプラグの軸方向にお
いて重合し且つ上記衝合面部よりも遊嵌合側に突出して
いることから、該オイルコントロールプラグの他端側に
おいては、該オイルコントロールプラグの軸心部に形成
されたオイル通路の開口端が該オイルコントロールプラ
グの外周部において上記オイル通路と略平行方向に延び
る狭小の環状隙間を介してのみ上記環状溝と連通するこ
ととなり、この結果、上記オイル通路内を流通する潤滑
オイルの動圧が上記環状溝内に嵌装されたOリングに直
接的にかかるのが抑制され、潤滑オイル動圧の直接的な
負荷による該Oリングの局部的な異常変形が未然に防止
される、 等の作用が得られるものである。
(考案の効果) 従って、本考案のエンジンのオイル供給通路構造によれ
ば、Oリングをシリンダブロックとシリンダヘッドとに
よりその締着方向において弾圧挟持することで該シリン
ダブロックとシリンダヘッドとの熱膨張差等による相対
変位にもかかわらず上記Oリングの弾性変形量が常時一
定に保持されことと、オイルコントロールプラグの他端
側においては潤滑オイルの動圧のOリングに対する直接
的な負荷を抑制することで該Oリングの異常変形が未然
に防止されること、との相乗作用により、シリンダブロ
ックとシリンダヘッドとの衝合面部における潤滑オイル
のシール性能が長期に亘って高水準に維持されるという
実用的効果が奏せられるものである。
(実施例) 以下、第1図を参照して本考案の好適な実施例を説明す
る。
第1図には本考案の実施例に係る自動車用エンジンのオ
イル供給通路構造が示されており、同図において符号1
はシリンダブロック、2はシリンダヘッドであり、この
シリンダブロック1とシリンダヘッド2はガスケット13
を介して相互に締着固定されている。このシリンダブロ
ック1とシリンダヘッド2との間には、両者に跨ってオ
イル供給通路3が形成されている。このオイル供給通路
3は、オイルポンプ18により圧送される潤滑オイルFを
シリンダブロック1側のオイルギャラリー(図示省略)
を介してシリンダヘッド2側の動弁機構部等の被潤滑部
へ供給するものであって、シリンダブロック1側に形成
されたブロック側オイル供給通路4とシリンダヘッド2
側に形成された斜孔状のヘッド側オイル供給通路5とで
構成されている。
このブロック側オイル供給通路4とヘッド側オイル供給
通路5が連通するシリンダブロック1とシリンダヘッド
2の衝合面部には、後述するオイルコントロールプラグ
10を取付けるためのプラグ嵌装穴6が該シリンダブロッ
ク1とシリンダヘッド2とに跨って形成されている。こ
のプラグ嵌装穴6は、シリンダブロック1の上面1a側に
上記ブロック側オイル供給通路4と同軸状にしかも該ブ
ロック側オイル供給通路4より若干大径をもって凹設さ
れた深穴状のシリンダブロック側嵌装穴(以下、ブロッ
ク側嵌装穴という)7と、シリンダヘッド2の下面2a側
に上記ヘッド側オイル供給通路5と連続する如く凹設さ
れ且つシリンダブロック1とシリンダヘッド2との衝合
合体状態において上記ブロック側嵌装穴7と同軸状に対
向可能とされたシリンダヘッド側嵌装穴(以下、ヘッド
側嵌装穴という)8とで構成されている。また、このヘ
ッド側嵌装穴8は上記ブロック側嵌装穴7よりも適宜寸
法だけ大径とされている。
このプラグ嵌装穴6内には、その軸心部にオイル通路11
を形成した中空軸体で構成され且つ上記プラグ嵌装穴6
のブロック側嵌装穴7に対して圧入嵌合可能な外径寸法
をもったオイルコントロールプラグ10が、その一端部10
a側を上記ブロック側嵌装穴7に圧入嵌合させ、他端部1
0bを上記ヘッド側嵌装穴8内に遊嵌合させた状態で固定
されている。即ち、この状態においては、オイルコント
ロールプラグ10の他端部10bは、上記ヘッド側嵌装穴8
内に突出しているものの、径方向においては該ヘッド側
嵌装穴8の内周面8aとの間に適宜隙間12を有しているた
め、例えばシリンダブロック1とシリンダヘッド2との
間の熱膨張差により該シリンダブロック1とシリンダヘ
ッド2とがオイルコントロールプラグ10の径方向に相対
変位しても該オイルコントロールプラグ10と上記ヘッド
側嵌装穴8の内周面8aとの相互干渉は未然に防止される
ことになる。
さらに、上記シリンダブロック1の上面1aのしかも上記
ブロック側嵌装穴7の周囲には、該ブロック側嵌装穴7
側に開口し且つ適宜深さをもつ凹溝16が形成されてい
る。この凹溝16は、シリンダブロック1とシリンダヘッ
ド2との衝合状態においては、上記シリンダヘッド2の
下面2aとともに上記ブロック側嵌装穴7側のみに開口す
る適宜大きさの環状溝15を構成する。この環状溝15内に
は、適宜大きさのOリング9が弾圧嵌装されており、該
Oリング9によって、ヘッド側オイル供給通路5側から
環状隙間12を介してシリンダブロック1とシリンダヘッ
ド2の衝合面側への潤滑オイルの漏出が未然に防止され
るようになっている。
この場合、この実施例においては本考案を適用して、該
Oリング9を、環状溝15内に臨んで上下方向(即ち、シ
リンダ軸方向)に対向する一対の溝壁、即ち凹溝16の底
面16aで構成される第1の溝壁21と、シリンダヘッド2
の下面2aで構成される第2の溝壁22とにより適度に弾圧
挟持するようにしている。従って、Oリング9の弾性変
形量は、シリンダブロック1とシリンダヘッド2との衝
合方向における相対位置が当初設計値に保持される限
り、例えばシリンダブロック1とシリンダヘッド2が熱
膨張してこの両者が衝合面に平行な方向(オイルコント
ロールプラグ10の径方向)に相対変位してオイルコント
ロールプラグ10の他端部10bの外周面と上記ヘッド側嵌
装穴8の内周面8aとの間における環状隙間12の大きさが
その周方向において不均一となったような場合でもこれ
には何ら影響されずに当初設定状態のまま保持されるた
め、該Oリング9による上記衝合面部におけるシール性
能が長期に亘って高水準に維持されることとなる。
さらに、この実施例においては、本考案を適用して、上
記オイルコントロールプラグ10の他端部10bを上記ヘッ
ド側嵌装穴8側に突出させることにより該他端部10bと
上記環状溝15とをオイルコントロールプラグ10の軸方向
において相互に重合させている。このように構成する
と、オイル供給通路3と上記環状溝15とは、オイルコン
トロールプラグ10の外周部においてその軸方向に平行に
延びる狭小の環状隙間12のみを介して連通することか
ら、潤滑オイルがオイルコントロールプラグ10のオイル
通路11を通ってオイル供給通路3内を流通する場合にお
いて潤滑オイルの動圧が上記環状溝15内のOリング9に
対して直接的に作用するのが可及的に抑制されることと
なる。この結果、潤滑オイルの動圧の直接的な負荷によ
るOリング9の異常変形が未然に防止され、該Oリング
9のシール性能が良好に維持されることとなる。
尚、上記実施例においては上記環状溝15をシリンダブロ
ック1側に形成したが、本考案はこれに限定されるもの
でなく、例えば該環状溝15をシリンダヘッド2側に形成
したり、あるいはシリンダブロック1とシリンダヘッド
2の両方に跨って形成したりすることもできるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るオイル供給通路構造を示
す要部縦断面図、第2図及び第3図は従来のオイル供給
通路構造を示す要部縦断面図である。 1……シリンダブロック 2……シリンダヘッド 3……オイル供給通路 4……ブロック側オイル供給通路 5……ヘッド側オイル供給通路 6……プラグ嵌装穴 7……ブロック側嵌装穴 8……ヘッド側嵌装穴 9……Oリング 10……オイルコントロールプラグ 11……オイル通路 12……環状隙間 13……ガスケット 15……環状溝 16……凹溝 18……オイルポンプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダブロックと該シリンダブロックの
    上面側に締着固定されるシリンダヘッドとの衝合面を含
    む衝合面部に、上記シリンダブロックとシリンダヘッド
    の両方に跨ってプラグ嵌装穴を形成し、該プラグ嵌装穴
    内にその軸心部にオイル通路を形成した中空軸状のオイ
    ルコントロールプラグを、上記プラグ嵌装穴を構成する
    シリンダブロック側嵌装穴とシリンダヘッド側嵌装穴の
    いずれか一方側に対してその一端側を圧入嵌合させ、そ
    の他方側に対して他端側を遊嵌合させた状態で嵌装固定
    し、該オイルコントロールプラグのオイル通路を介して
    上記シリンダブロック側に形成されるブロック側オイル
    供給通路と上記シリンダヘッド側に形成されるヘッド側
    オイル供給通路とを相互に連通せしめるようにしたエン
    ジンにおいて、 上記シリンダブロックとシリンダヘッドの衝合面部に、
    上記プラグ嵌装穴の周囲を囲繞し且つ該プラグ嵌装穴の
    内周面と上記衝合面の双方に臨んで開口する環状溝を形
    成するとともに、該環状溝内にOリングを嵌装し且つこ
    れをシリンダ軸方向において対向する上記シリンダブロ
    ックと上記シリンダヘッドとにより弾圧挟持せしめる一
    方、 上記オイルコントロールプラグの上記シリンダブロック
    側嵌装穴とシリンダヘッド側嵌装穴のいずれかに対して
    遊嵌合される他端側が、上記環状溝の上記プラグ嵌装穴
    内周面側の開口部と該オイルコントロールプラグの軸方
    向において重合し且つ上記衝合面部よりも遊嵌合側に突
    出していることを特徴とするエンジンのオイル供給通路
    構造。
JP3947386U 1986-03-17 1986-03-17 エンジンのオイル供給通路構造 Expired - Lifetime JPH0712645Y2 (ja)

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JP5563224B2 (ja) * 2009-01-06 2014-07-30 ヤンマー株式会社 燃料噴射ポンプ
JP2018204652A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 車両用伝動装置の油圧制御装置

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