JPH0712615Y2 - ガラス扉 - Google Patents

ガラス扉

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Publication number
JPH0712615Y2
JPH0712615Y2 JP8767590U JP8767590U JPH0712615Y2 JP H0712615 Y2 JPH0712615 Y2 JP H0712615Y2 JP 8767590 U JP8767590 U JP 8767590U JP 8767590 U JP8767590 U JP 8767590U JP H0712615 Y2 JPH0712615 Y2 JP H0712615Y2
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JP
Japan
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glass
plate
thick
decorative
decorative plate
Prior art date
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Application number
JP8767590U
Other languages
English (en)
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JPH0445882U (ja
Inventor
善次 安本
英二 宇都
成男 古我
Original Assignee
朝日ウッドテック株式会社
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Publication date
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、玄関扉、収納扉、内装扉、家具用扉などに
使用せられるガラス扉に関するものである。
従来の技術 従来のガラス扉は、一般に厚板ガラスの上下に金属製か
まちが配され、上下かまちが上下のピボット・ヒンジに
有底孔により嵌合連結せられたものである。
考案が解決しようとする課題 上記従来のガラス扉は、その構造上装飾性にきわめて乏
しいものであった。
この考案の目的は、装飾性に富んだガラス扉を提供する
ことにある。
課題を解決するための手段 この考案によるガラス扉は、上記の目的を達成するため
に、1枚の厚板ガラスと、厚板ガラスの両面を部分的に
覆いかつガラスと熱膨張率の異なる材料よりなる装飾板
と、厚板ガラスの装飾板固定箇所にあけられた所要数の
貫通孔に両端部が厚板ガラスの両面に突出するようには
め止められているダボとを備えており、各装飾板の裏面
にダボ投入有底孔が設けられ、有底孔にダボの突出部が
はめ止められているものである。
厚板ガラスには強化ガラスを用いるのがよい。この場
合、貫通孔は厚板ガラスに強化ガラス加工する前にあら
かじめあけられる。厚板ガラスの両面には、任意の模様
が得られるように凹凸加工が施され、型板ガラスとする
ことが好ましい。
装飾板としては、一般に木材が使用せられるが、これに
限定されず、金属板、合成樹脂なども使用可能である。
その形状は全く任意であり、またその数および厚板ガラ
スに対する配置位置も装飾を考慮して適宜定められる。
ダボのある部分は厚板ガラスの両面に装飾板を配置する
必要があるが、その形状は必ずしも同一にする必要はな
い。
ダボは装飾板の有底孔に強制嵌合せられるが、このさい
接着剤が介在せられることもある。また装飾板が木材の
場合にはダボにも木材が使用されるが、装飾板が木材以
外の場合は、装飾板の材料に応じて適宜の材料が選ばれ
る。
この考案のガラス扉によれば、厚板ガラスの両面を装飾
板で部分的に覆うものであるから、装飾板の形状、個
数、配置位置を適宜定めることにより、扉に種々の装飾
模様をうることができる。
厚板ガラスに対する装飾板の固定の仕方として接着剤を
用いることが考えられるが、両者を直接接着すると、こ
れらの熱膨張率の相違によりガラスが割れたり、装飾板
が剥がれたりするおそれがあるし、装飾板に木材が使用
された場合には吸湿によりこれが伸びるので、一層剥が
れ易い。さらに厚板ガラスが型板ガラスとせられた場合
には、これに装飾板を接着することは困難となる。この
ような問題をなくすためには、厚板ガラスと装飾板の間
に緩衝材を介して両者を接着すればよいが、それだけ手
間を要するとともにコスト高となる。ところが、この考
案のガラス扉によれば、厚板ガラスの装飾板固定箇所に
所要数の貫通孔があけられ、貫通孔に両端部が厚板ガラ
スの両面に突出するようにダボがはめ止められ、各装飾
板の裏面にダボ嵌入有底孔が設けられ、有底孔にダボの
突出部がはめ止められているので、厚板ガラスと装飾板
との間に熱膨張率の差があっても、装飾板が木製で吸湿
により伸びたりしてもガラスが割れたり装飾板が剥離・
損傷したりすることはない。
実施例 この考案の実施例を、図面を参照して以下に説明する。
第1図および第2図に示されているガラス扉は、1枚の
強化厚板ガラス(1)と、厚板ガラス(1)の両面の両
側部を覆い縦かまちを模した形状の木製装飾板(2)
と、厚板ガラス(1)の装飾板固定箇所に長さ方向に所
定間隔おきにあけられた所要数の貫通孔(3)に緩衝材
(4)を介して両端部が厚板ガラス(1)の両面に突出
するようにはめ止められている木製ダボ(5)とを備え
ており、各装飾板(2)の裏面にダボ嵌入有底孔(6)
が設けられ、有底孔(6)にダボ(5)の突出部(5a)
がはめ止められているものである。
緩衝材(4)は厚板ガラス(1)の寸法変化とがたつき
防止のために使用されるもので、たとえばシリコン樹脂
製のシーリング材のようなものが適している。
なお、第1図および第2図に示されているように、厚板
ガラス(1)およびこれの両面にある装飾板(2)の側
面全体に縁板(7)を接合し、これらの側面を覆ってお
く方が外観上好ましい。厚板ガラス(1)の両面には、
凹凸により絵模様(8)が表わされている。図中(9)
は把手を示す。
第3図ないし第5図はそれぞれ異なる装飾板を用いた他
の実施例を示すガラス扉であり、構造自体は上記実施例
と同一である。図中(12)(22)(32)は装飾板、(1
8)(28)(38)は厚板ガラス(1)の両面に現わされ
た凹凸模様、(19)(29)(39)は把手を示す。
考案の効果 この考案のガラス扉によれば、装飾板の形状、個数、配
置位置を適宜定めることにより、扉に種々の装飾模様を
うることができるから、興趣あるガラス扉を提供でき
る。
さらに厚板ガラスと装飾板との間に熱膨張率の差があっ
ても、装飾板が木製で吸湿により伸びたりしてもガラス
の割れや装飾板が剥離・損傷したりすることがないの
で、耐久性のある装飾ガラス扉が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の1つを示す一部を切欠いた
正面図、第2図は第1図のII−II線にそう拡大断面図、
第3図ないし第5図はそれぞれこの考案の他の実施例を
示す正面図である。 (1)……厚板ガラス、(2)(12)(22)(32)……
装飾板、(3)……貫通孔、(5)……ダボ、(5a)…
…ダボの突出部、(6)……ダボ嵌入有底孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1枚の厚板ガラス(1)と、厚板ガラス
    (1)の両面を部分的に覆いかつガラスと熱膨張率の異
    なる材料よりなる装飾板(2)(12)(22)(32)と、
    厚板ガラス(1)の装飾板固定箇所にあけられた所要数
    の貫通孔(3)に両端部が厚板ガラス(1)の両面に突
    出するようにはめ止められているダボ(5)とを備えて
    おり、各装飾板(2)(12)(22)(32)の裏面にダボ
    嵌入有底孔(6)が設けられ、有底孔(6)にダボ
    (5)の突出部(5a)がはめ止められているガラス扉。
JP8767590U 1990-08-21 1990-08-21 ガラス扉 Expired - Lifetime JPH0712615Y2 (ja)

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JP8767590U JPH0712615Y2 (ja) 1990-08-21 1990-08-21 ガラス扉

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Publication Number Publication Date
JPH0445882U JPH0445882U (ja) 1992-04-17
JPH0712615Y2 true JPH0712615Y2 (ja) 1995-03-29

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