JPH07125947A - エレベータ昇降路の据付作業装置 - Google Patents

エレベータ昇降路の据付作業装置

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JPH07125947A
JPH07125947A JP27371393A JP27371393A JPH07125947A JP H07125947 A JPH07125947 A JP H07125947A JP 27371393 A JP27371393 A JP 27371393A JP 27371393 A JP27371393 A JP 27371393A JP H07125947 A JPH07125947 A JP H07125947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceilings
installation work
elevator hoistway
movable protective
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP27371393A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Shiraishida
勝広 白石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉が容易で不要時にはコンパクトに収納で
きる防護天井を採用することにより、防護天井のセット
およびリセットが容易で作業効率を損なうことなく作業
員の安全が確保できる、エレベータ昇降路の据付作業装
置を提供する。 【構成】 作業床を覆う向きへの伸展および収納部材1
6,17への巻取りが自在で開口18用の切欠部14
a,15aを有する一対の可動防護天井14,15と、
安全柵11の上部に固設されて可動防護天井14,15
の伸展および巻取り動作を案内する案内部材12,13
と、伸展状態で隣接する可動防護天井14,15どうし
を連結するための連結部材19とを備える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本設用のかご枠の上部
に設置した作業床を足場として昇降路内機器の据付作業
が行えるようにしたエレベータ昇降路の据付作業装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の作業装置の従来技術としては、
特開昭64−64988号公報に記載されているよう
に、昇降路内において、本設用のかご枠を組み立てて該
かご枠の上部にブラケットを設けた後、このブラケット
に本設用のかご床を固定して作業床となし、さらに、該
作業床の周縁部に起立する安全柵と該作業床を覆う防護
天井とを設けたものが提案されている。
【0003】このように構成される従来の据付作業装置
は、主ロープに懸吊されたかご枠を昇降させることによ
り、作業床(かご床)を足場として昇降路の全長に亘っ
て機器の据付作業を効率良く行うことができるととも
に、該作業床としてかご床を利用しているので、搬入・
搬出する部材が減って労力および時間の無駄が省けると
いう利点がある。また、作業床の周囲に手摺り等の安全
柵を設け、かつ該作業床の上方に防護天井を設けておく
ことにより、作業員の転落事故や上方からの落下物によ
る事故が未然に防止できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、作業床に乗
った作業員が昇降路の最上部の機器据付作業を行う際に
は、該作業床を覆っている防護天井が邪魔になるためこ
れを取り外す必要があるが、上述した従来の据付作業装
置は防護天井の取付および取外しが煩雑なため、作業効
率を優先した作業員が防護天井の取付を省略したまま作
業床上で機器据付作業を行うことが多く、その結果、作
業員が上方からの落下物に当たって大怪我をするという
事故を起こしやすかった。
【0005】本発明はかかる従来技術の課題に鑑みてな
されたもので、その目的は、防護天井のセットおよびリ
セットが容易で作業効率を損なうことなく作業員の安全
が確保できる、エレベータ昇降路の据付作業装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、主ロープに懸吊される本設用のかご枠の
上部に、作業床と該作業床の周縁部に起立する安全柵と
を設置し、作業員が上記作業床に乗って昇降路内機器の
据付作業を行えるようにしたエレベータ昇降路の据付作
業装置において、上記作業床を覆う向きへの伸展および
上記安全柵の上部への巻取りが自在な複数枚の可動防護
天井と、上記安全柵の上部に固設されて上記可動防護天
井の伸展および巻取り動作を案内する案内部材と、伸展
状態で隣接する上記可動防護天井どうしを連結するため
の連結部材とを備え、複数枚の上記可動防護天井をすべ
て伸展させたときに上記主ロープの周囲に該防護天井に
包囲された開口が形成されるように構成した。
【0007】
【作用】上述した可動防護天井は案内部材で案内しなが
ら伸展させたり安全柵の上部へ巻き取れるというもの
で、すべての可動防護天井を伸展させれば作業床を覆う
ことができるので、これらの可動防護天井は必要に応じ
て容易に開閉でき、しかも不要時にはコンパクトに収納
できる、シャッター状の防護天井として機能させること
ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2に
基づいて説明する。ここで、図1は本実施例に係る据付
作業装置の要部斜視図、図2は該据付作業装置を設置し
たかご枠が昇降する昇降路の断面図である。
【0009】図2において、昇降路1の相対向する側壁
1a,1bには所定個所に複数のガイドレールブラケッ
ト2が固設されており、これらブラケット2群に支持さ
れた一対のガイドレール3,4がそれぞれ側壁1aと側
壁1bに沿って昇降路1内に立設されている。そして、
昇降路1内で組み立てられた本設用のかご枠5が両ガイ
ドレール3,4と摺動自在に係合しており、主ロープ8
がかご枠5と図示せぬ釣合いおもりとをつるべ式に懸吊
しているので、このかご枠5は両ガイドレール3,4に
沿って昇降路1内を昇降することができる。なお、ガイ
ドレール3,4間に位置するかご下枠6と上梁7は、か
ご枠5に支持されている。
【0010】さて、この本設用のかご枠5の上部に据付
作業装置を設置する際には、まず、かご枠5の上部の所
定位置にブラケット9を取り付け、本設用のかご床10
を該ブラケット9を介してかご枠5に固定して、このか
ご床10を作業床となす。次に、かご床10の周縁部
に、支柱11aや手摺り11b等からなる安全柵11を
設けた後、この安全柵11の上端部に、図1に示す如
く、支柱11a間を連結する一対のブラケット12,1
3と、これらのブラケット12,13に両側部が支持さ
れて伸展および巻取りが自在な一対の可動防護天井1
4,15と、両ブラケット12,13に固定されて巻取
り状態の各可動防護天井14,15をそれぞれ収納する
収納部材16,17とを設ける。ここで、ブラケット1
2,13は、支柱11a間を連結することで安全柵11
を補強しているとともに、可動防護天井14,15の伸
展および巻取り動作を案内する案内部材の役目も果た
す。また、可動防護天井14,15は、それぞれの先端
に切欠部14a,15aを有して互いに逆向きに伸展
し、かつ伸展状態で該切欠部14a,15aどうしを突
き合わせて開口18が形成されるようになっており、こ
の開口18が主ロープ8を貫通させる通し穴の役目を果
たす。さらにまた、本実施例では、伸展状態で隣接する
可動防護天井14,15の先端どうしを連結するため
に、ボルトおよびナットからなる連結部材19を用いて
いる。
【0011】このように構成される据付作業装置は、可
動防護天井14,15をブラケット12,13で案内し
ながら伸展させたり収納部材16,17へ巻き取れるよ
うになっていて、かご床10の上方で伸展させた両防護
天井14,15により該かご床10を覆うことができ
る。そのため、これらの可動防護天井14,15は、必
要に応じて容易に開閉できて不要時にはコンパクトに収
納できるシャッター状の防護天井として機能させること
ができる。
【0012】したがって、この据付作業装置の作業床で
あるかご床10上に乗り込んだ作業員が、昇降路1の最
上部以外で機器据付作業を行う際には、前もって、可動
防護天井14,15をそれぞれ収納部材16,17から
引き出してブラケット12,13で案内しながら伸展さ
せ、これら両防護天井14,15を突き合わせて切欠部
14a,15aにより主ロープ8を逃がす開口18が形
成されるようにセットしてから、連結部材19を用いて
伸展状態の両防護天井14,15を連結しておけば、上
方からの落下物を心配することなく安心して昇降路内機
器の据付作業を行うことができる。また、こうして可動
防護天井14,15が閉状態にセットしてある据付作業
装置を昇降路1の最上部へ移動し、そこで機器据付作業
を行う際には、前もって、連結部材19を外した後、可
動防護天井14,15をブラケット12,13で案内し
ながらそれぞれ収納部材16,17内へ巻き取って開状
態にセットし、つまり防護天井リセット状態とし、かご
床10の上方を開放しておけば、可動防護天井14,1
5に邪魔されることなく機器据付作業を行うことができ
る。
【0013】このように本実施例にかかる据付作業装置
は、開閉が容易でコンパクトに収納できるシャッター状
の可動防護天井14,15を具備しているので、これら
両防護天井14,15を閉じさえすれば上方からの落下
物による事故を未然に防止することができて作業員の安
全が確保でき、また昇降路1の最上部では両防護天井1
4,15を開いて巻き取っておけば邪魔にならず、よっ
て主ロープ8に懸吊されたかご枠5を昇降させながら、
作業床たるかご床10を足場として昇降路1の全長に亘
って機器の据付作業を効率良く安全に行うことができ
る。
【0014】なお、上記実施例では可動防護天井を2枚
使用した場合について説明したが、複数枚の可動防護天
井をすべて伸展させたときに主ロープの通し穴である開
口が形成できて作業床が覆えるのであれば、その枚数が
3枚以上であっても良いことは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるエレ
ベータ昇降路の据付作業装置は、案内部材で案内しなが
ら伸展させたり安全柵の上部へ巻き取れる複数枚の可動
防護天井を備えており、これらの可動防護天井をすべて
伸展させると作業床を覆うことができるので、防護天井
のセットおよびリセットが容易で不要時には該防護天井
がコンパクトに収納でき、そのため作業効率を損なうこ
となく作業員の安全が確保できるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る据付作業装置の要部斜視図であ
る。
【図2】該据付作業装置を設置したかご枠が昇降する昇
降路の断面図である。
【符号の説明】
1 昇降路 5 かご枠 8 主ロープ 10 かご床(作業床) 11 安全柵 11a 支柱 12,13 ブラケット(案内部材) 14,15 可動防護天井 14a,15a 切欠部 16,17 収納部材 18 開口 19 連結部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主ロープに懸吊される本設用のかご枠の
    上部に、作業床と該作業床の周縁部に起立する安全柵と
    を設置し、作業員が上記作業床に乗って昇降路内機器の
    据付作業を行えるようにしたエレベータ昇降路の据付作
    業装置において、上記作業床を覆う向きへの伸展および
    上記安全柵の上部への巻取りが自在な複数枚の可動防護
    天井と、上記安全柵の上部に固設されて上記可動防護天
    井の伸展および巻取り動作を案内する案内部材と、伸展
    状態で隣接する上記可動防護天井どうしを連結するため
    の連結部材とを備え、複数枚の上記可動防護天井をすべ
    て伸展させたときに上記主ロープの周囲に該防護天井に
    包囲された開口が形成されるように構成したことを特徴
    とするエレベータ昇降路の据付作業装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記可動防護
    天井の使用枚数が2枚で、これら可動防護天井が、それ
    ぞれの先端に切欠部を有して互いに逆向きに伸展し、か
    つ伸展状態で該切欠部どうしを突き合わせて上記開口を
    形成するように構成したことを特徴とするエレベータ昇
    降路の据付作業装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、上記安全柵の
    上部に、巻取り状態の上記可動防護天井を収納するため
    の収納部材を付設したことを特徴とするエレベータ昇降
    路の据付作業装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の記載において、上記連結部材
    としてボルトおよびナットを用いたことを特徴とするエ
    レベータ昇降路の据付作業装置。
JP27371393A 1993-11-01 1993-11-01 エレベータ昇降路の据付作業装置 Pending JPH07125947A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3378821A1 (de) * 2017-03-20 2018-09-26 Inventio AG Vorrichtung zum schutz von personen in einem aufzugsschacht vor herunterfallenden objekten

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3378821A1 (de) * 2017-03-20 2018-09-26 Inventio AG Vorrichtung zum schutz von personen in einem aufzugsschacht vor herunterfallenden objekten

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