JPH0712556A - レーザー測距センサー - Google Patents

レーザー測距センサー

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JPH0712556A
JPH0712556A JP15579693A JP15579693A JPH0712556A JP H0712556 A JPH0712556 A JP H0712556A JP 15579693 A JP15579693 A JP 15579693A JP 15579693 A JP15579693 A JP 15579693A JP H0712556 A JPH0712556 A JP H0712556A
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Yoshihiko Sugimoto
義彦 杉本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2台の光学ヘッドの内部回路の動作が同じで
あり、高速測距が可能な測距モード(標準モード)と、
2台の光学ヘッドを交互に投光させることにより相互に
干渉するのを防止する測距モード(相互干渉防止モー
ド)の、両方の測距モードを選択可能とすること。 【構成】 標準モードの場合には、測距値出力CPU8
が必要なときにバス切り替え回路10に信号を送り、測
距値計算CPU6からのデータを受け取る。相互干渉防
止モードの場合には、測距値計算CPU6から測距値出
力CPU8にバス切り替えタイミング信号を送り、測距
値出力CPU8からバス切り替え回路10に信号を送る
ことにより、測距値計算CPU6から測距値出力CPU
8に測距値データを伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は測距対象物体の変位置の
測距値を出力することのできるレーザー測距センサーに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数の光学ヘッドを作動させ
て得られる測距信号を、一つの信号処理回路に順次取り
込んで、各々の光学ヘッド毎に基準位置に対する変位量
を算出し、得られた各変位量にもとずいて測距を行なう
レーザー測距センサーがあった(特願平3−31353
2号)。
【0003】従来のレーザー測距センサーでは、光学ヘ
ッドの回路を切り替えることにより、光学ヘッドからの
測距値データを信号処理回路に取り込んでいる。信号処
理回路に接続されていない方の光学ヘッドの測距値デー
タは必要ないので、接続されていない光学ヘッドの回路
は、作動している必要がない。高速に測距動作を繰り返
す場合、光学ヘッドの切り替えも高速化が要求される。
しかし、高速に切り替えるとき、信号処理回路に接続し
ていない方の光学ヘッドの回路を作動させていないと、
接続されたときの光学ヘッドの回路が不安定となり、測
距値に対する誤差の原因となる。
【0004】光学ヘッドの回路を安定させたまま高速測
距を行う必要性から、信号処理回路に接続されている光
学ヘッドも接続されていない光学ヘッドも内部回路は、
測距動作を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、2台の光学ヘ
ッドの内部回路を同じ動作とすると、2台の光学ヘッド
が同時に投光することになる。同時に投光するので2台
の光学ヘッドが近接した位置に投光した場合、1台目の
ヘッドは、1台目のヘッドが投光した位置より2台目の
光学ヘッドが投光した位置に重心位置が片寄った反射光
を受光する。
【0006】反対に、2台目のヘッドは、2台目のヘッ
ドが投光した位置より1台目の光学ヘッドが投光した位
置に重心位置が片寄った反射光を受光する。結果とし
て、両方の光学ヘッドの測距値に誤差を生じてしまう問
題がある。測距対象物体の変位がゆっくりで、高速測距
より測距精度が重視される場合、測距時間がかかっても
よいから、精度の高い測距を行う必要がある。
【0007】このようなとき、レーザー測距センサー
は、信号処理回路に接続されていない光学ヘッドのみを
投光させ、信号処理回路に接続されていない光学ヘッド
は、投光しないようにして測距動作を行えばよい。2台
の光学ヘッドが同時に投光する場合と交互に投光する場
合の両方の動作ができればよい。しかし、交互に投光す
る場合、光学ヘッドの内部回路が安定するのを待つた
め、同時に投光する場合と比較して1回あたりの測距時
間を延長しなくてはならない。
【0008】従来のレーザー測距センサーでは、測距値
計算CPUから測距値出力CPUにデータを伝達する段
階で、測距値出力CPUからの信号により、バス切り替
え回路が、測距値計算CPUと測距値出力CPU用メモ
リを接続し、測距値計算CPUが測距値出力CPU用メ
モリにデータを書き込んだ後、バス切り替え回路がバス
切り替えを再度行い、測距値出力CPU用メモリと測距
値出力CPUを接続し、測距値出力CPU用メモリから
測距値出力CPUが必要なデータが読み取る方法を使っ
ている。
【0009】バス切り替えによって、測距値計算CPU
と測距値出力CPU用メモリとを接続する時間は、バス
切り替え回路によって規定されていた。そのため1回の
測距時間を延長する際には、切り替え時間が異なる2系
統のバス切り替え回路が必要になる問題がある。本発明
の目的は2台の光学ヘッドの内部回路の動作が同じであ
り、高速測距が可能な測距モード(以下、標準モードと
呼ぶ)と2台の光学ヘッドを交互に投光させることによ
り相互に干渉するのを防止する測距モード(以下相互干
渉防止モードと呼ぶ)の、両方の測距モードを選択可能
なレーザー測距センサーを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、測距対象物体
に投光し、測距対象物体での反射光を受光し、受光した
反射光の重心位置を検出して、位置信号を出力する2台
の光学ヘッドと、光学ヘッドからの位置信号を増幅、A
/D変換にてデジタル信号化する信号処理部、位置信号
処理部からのデジタル化された測距信号をもとに、測距
対象物体の変位置を計算する測距値計算CPUと、測距
値計算CPUにおいて算出された測距対象物体の測距値
を受取り、外部に出力する測距値出力CPUと、測距値
計算CPUのプログラムやデータを保存するための測距
値計算CPU用メモリと、測距値出力CPUのプログラ
ムやデータを保存するための測距値出力CPU用メモリ
と、測距値出力CPUからの信号を受けて、測距値計算
CPUと測距値出力CPU用メモリを接続するバスと測
距値出力CPUと測距値出力CPU用メモリを接続する
バスを逆位相で切り替えるバス切り替え回路とを具備す
るレーザー測距センサーにおいて、測距値出力CPUか
らの信号によりバス切り替え回路が、測距値計算CPU
と測距値出力CPU用メモリを接続し、測距値計算CP
Uが測距値出力CPU用メモリにデータを書き込んだ
後、バス切り換え回路がバス切り替えを再度行い、測距
値出力CPU用メモリと測距値出力CPUを接続し、測
距値出力CPU用メモリから測距値出力CPUが必要な
データが読み取る測距値伝達動作を測距値出力CPU自
身の命令で行えるだけでなく、測距値計算CPUから測
距値出力CPUに送られる信号でも制御できる制御手段
を設けたことを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明によるレーザー測距センサーによれば、
2台の光学ヘッドによる高速測距が必要な場合、及び、
2台の光学ヘッドの光が相互干渉する場合に相互干渉を
防止して測距をすることができるレーザー測距センサー
において、2台の光学ヘッドの内部回路の動作が同じで
あり、高速測距が可能な測距モード(標準モード)と、
2台の光学ヘッドを交互に投光させることにより相互に
干渉するのを防止する測距モード(相互干渉防止モー
ド)の、両方の測距モードを選択可能とすることがで
き、また、各モードで使用する回路を共有化し、単純化
することができる。
【0012】また、高速演算を必要とする測距値計算C
PUの動作を妨げることなく、測距値計算CPUから測
距値出力CPUに、測距値データを確実に伝達すること
ができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本発明のレーザー測距センサーは、測距値計算C
PUから測距値出力CPUにバス切り替えタイミング信
号を送れるように構成したものであり、標準モードの場
合には、測距値出力CPUが必要なときにバス切り替え
回路に信号を送り、測距値計算CPUからのデータを受
け取る。
【0014】相互干渉防止モードの場合には、測距値計
算CPUから測距値出力CPUにバス切り替えタイミン
グ信号を送り、測距値出力CPUからバス切り替え回路
に信号を送ることにより、測距値計算CPUから測距値
出力CPUに測距値データを伝達する。そして、測距値
計算CPUから測距値出力CPUにバス切り替えタイミ
ング信号を送り、測距値計算CPUが、測距値計算CP
Uから測距値出力CPUに測距値データを伝達するタイ
ミングを規定できるよう構成されている。
【0015】2台の光学ヘッドが同時に投光するとき
も、交互に投光するときも測距値計算CPUで測距値計
算をする際の必要時間は同じである。交互に投光すると
き、測距値計算CPUは光学ヘッドの内部回路が安定す
るまで、待った後に測距値計算を行う。測距値計算開始
の時点から考えて、測距値計算CPUから測距値出力C
PUに測距値を伝達するまでの時間は、標準モードであ
っても、相互干渉防止モードであっても同じ時間とな
る。
【0016】このため、測距値計算CPUが、測距値計
算を開始するタイミングを測距値出力CPUに伝達すれ
ば、測距値出力CPUがバス切り替え回路に信号を出す
以後の測距値伝達動作は、標準モードであっても、相互
干渉防止モードであっても同じ動作で良いことになる。
すなわち、測距時間の長さによってバス切り替え回路を
2系統用意する必要はなく、従来のレーザー測距センサ
ーの回路にバス切り替えタイミング信号線を付加すれ
ば、標準モード、相互干渉防止モードどちらの動作も同
一の回路で実行できる。
【0017】以下具体的に説明する。図1はシステム構
成図である。測距対象物体1に2台の光学ヘッド2,3
から投光し、各光学ヘッド2,3が測距値信号を位置信
号処理部5に送る。光学ヘッド2,3と位置信号処理部
5の間にある切り替えスイッチ4により、位置信号処理
部5が位置信号を受け取る光学ヘッド2,3を選択す
る。
【0018】位置信号処理部5では、光学ヘッド2,3
から得られた位置信号を増幅して、A/D変換すること
により、デジタルデータにする。デジタル化された位置
信号を測距値計算CPU6に渡す。測距値計算CPU6
はデジタル化された測距信号を読み取り、各光学ヘッド
2,3の測距値を計算する。計算する際の実行手順やデ
ータを格納しておくのが、測距値計算CPU用メモリ7
である。
【0019】測距値計算CPU6で算出されたデータを
受け取り、外部に出力する作業をするのが、測距値出力
CPU8である。測距値出力CPU8が演算を実行する
際の実行手順やデータは、測距値出力CPU用メモリ9
に格納されている。測距値格納メモリは、測距値計算C
PU6と測距値出力CPU8が、共通に使用する領域を
含んでいる。
【0020】共通領域を使用することにより、測距値計
算CPU6で計算された測距値を測距値出力CPU8に
送るのである。測距値出力メモリは、測距値計算CPU
6と測距値出力CPU8によってアドレスを共有されて
いる状態なので、測距値計算CPU6と測距値出力CP
U用メモリ9の間にあるスイッチ13と測距値出力CP
U8と測距値出力CPU用メモリ9の間にあるスイッチ
12を逆位相となるようにバスを切り替えて、共通領域
が使用される。
【0021】前述のバス切り替えを実行するのがバス切
り替え回路10である。このバス切り替え回路10は、
測距値出力CPU8の信号を受けて、一定の時間だけバ
スを切り替える。通常は、測距値出力CPU8と測距値
出力CPU用メモリ9を接続した状態であるが、測距値
出力CPU8からの信号により測距値計算CPU6と測
距値出力CPU用メモリ9を接続し、一定の時間がきた
ら、元通りに切り替える。
【0022】一定時間がきたら元に戻す動作をバス切り
替え回路10が持っているのは、測距値計算CPU6と
測距値出力CPU用メモリ9が接続されている間、測距
値出力CPU8は、実行手順を格納している測距値出力
CPU用メモリ9にアクセスすることができないので、
バスを元通りにするといった信号をバス切り替え回路1
0に送れないからである。
【0023】測距値計算CPU6から測距値出力CPU
8にバス切り替えタイミング信号を送れる信号線11が
接続されている。本発明の動作を行うために必要な信号
線である。図2は、標準モード時、測距値計算CPU6
から測距値出力CPU8へ測距値データを送る手順を示
すフローチャートである。測距値出力CPU8は、測距
の基準信号(レーザー測距センサーの内部クロックから
作られている基準信号であり、40μsec毎のパルス
信号である。)にタイミングを合わせて、バス切り替え
信号を出力する。
【0024】すなわち、図2のステップS1に示すよう
に、測距値出力CPU8からバス出力信号を出力し、ス
テップS2でバス切り替え回路10がバス切り替え信号
を受理し、ステップS3において、バス切り替え回路1
0がバスを切り替え、測距値計算CPU6と測距値出力
CPU用メモリ9を接続し、また測距値出力CPU8と
測距値出力CPU用メモリ9を開放する。
【0025】更に、ステップS4で、測距値計算CPU
6から測距値出力CPU用メモリ9に測距値データを書
込み、ステップS5で、規定時間がきたらバス切り替え
回路10がバスを切り替え、測距値計算CPU6と測距
値出力CPU用メモリ9を開放し、測距値出力CPU8
と測距値出力CPU用メモリ9を接続し、さらに、ステ
ップS6で、測距値出力CPU8が測距値出力CPU用
メモリ9から測距値データを読み取る。
【0026】図3は、相互干渉防止モード時、測距値計
算CPU6から測距値出力CPU8へデータを送る手順
を示すフローチャートである。すなわち、図3のステッ
プS11に示すように、測距値計算CPU6から測距値
出力CPU8へバス切り替えタイミング信号を出力し、
ステップS12で測距値出力CPU8がバス切り替えタ
イミング信号を受理する。
【0027】次に、ステップS13に示すように、測距
値出力CPU8からバス出力信号を出力し、バス切り替
え回路10がバス切り替え信号を受理し(ステップS1
4)、更に、ステップS15に示すように、バス切り替
え回路10がバスを切り替え、測距値計算CPU6と測
距値出力CPU用メモリ9を接続すると共に、測距値出
力CPU8と測距値出力CPU用メモリ9を開放する。
【0028】そして、ステップS16に示すように、測
距値計算CPU6から測距値出力CPU用メモリに測距
値データを書込み、規定時間がきたら、バス切り替え回
路10がバスを切り替え、測距値計算CPU6と測距値
出力CPU用メモリ9を開放し、測距値出力CPU8と
測距値出力CPU用メモリ9を接続する。そして、ステ
ップS18で、測距値出力CPU8が、測距値出力CP
U用メモリ9から測距値データを読み取る。
【0029】標準モード時と異なるのは、測距値計算C
PU6から測距値出力CPU8にバス切り替えタイミン
グ信号が送られることのみである。測距値出力CPU8
は、バス切り替えタイミング信号を受理するとその直後
の基準信号にタイミングをとって、バス切り替え信号を
バス切り替え回路10に出力する。図4は、標準モード
で、測距値計算CPU6が測距値出力CPU用メモリ9
にデータを書き込むタイミングであり、基準信号を元に
書かれている。測距値出力CPU8は基準信号を基準に
してバス切り替え信号を出すので、図4にあるように2
通りのホールドバス切り替えタイミングが考えられる。
【0030】バス切り替え回路10が、測距値計算CP
U6と測距値出力CPU用メモリ9を接続しているのを
測距の1周期である80μsec(1ヘッドあたり40
μsecの測距時間がかかり、2ヘッドあるため80μ
secが測距の一周期である。)としたので、どちらの
バス切り替えタイミングでも両方のヘッドの測距値が測
距値計算CPU6から測距値出力CPU8に伝達され
る。
【0031】図5は、相互干渉防止モードで、測距値計
算CPU6が測距値出力CPU用メモリ9にデータを書
き込むタイミングであり、基準信号を元に書かれてい
る。測距値計算CPU6はバス切り替えタイミング信号
を図5のタイミングで出す。図5にあるように、1台目
の光学ヘッド(head1)2の測距を行い測距値を出
力するタイミングと、2台目の光学ヘッド(head
2)3の測距を行い測距値を出力するタイミングの2通
りのタイミングで、バス切り替えタイミング信号は、出
力される。
【0032】バス切り替えタイミング信号が出された直
後の基準信号からバス切り替えが行われ、測距値計算C
PU6から測距値出力CPU8に測距値データが伝達さ
れる。相互干渉防止モードでは、光学ヘッド2,3の内
部回路が安定するまで測距するのを待たなければならな
い。このため、1台目の光学ヘッドの測距と2台目の光
学ヘッドの測距の間に40μsecの待ちを入れてい
る。この待ち時間を利用して、測距した光学ヘッドと反
対の光学ヘッドの測距値データを出力する。
【0033】図5のBのタイミングで伝達されるとき、
Aで測距されているhead2の測距値もA’で伝達さ
れるようになっている。図5のDのタイミングで伝達さ
れる時、Cで測距されているhead2の測距値もC’
で伝達されるようになっている。これにより、光学ヘッ
ド2,3(head1とhead2)の測距値の時間的
ずれを最小にしている。(本発明のレーザー測距センサ
ーは、2台の光学ヘッド2,3からの測距情報を交互に
受け取り、交互に測距するので、図5に元づいて説明し
た場合のhead1,head2の測距の時間的ずれが
最小である。)相互干渉防止モードの時に、測距値出力
CPU8からのバス切り替え信号を出すタイミングを測
距値計算CPU6からのバス切り替えタイミング信号を
使わず、標準モードと同じく測距値計算CPU6だけで
決めた場合、図5でαのタイミングでバス切り替えが行
われることがある。
【0034】このようなタイミングでバス切り替えが行
われると、光学ヘッド2(head1)の測距値データ
が測距値計算CPU3から測距値出力CPU8に伝達で
きないことになる。これを防止するために、測距値計算
CPU6から測距値出力CPU8に、バス切り替えタイ
ミング信号を送ってバス切り替えのタイミングをとる。
【0035】上記のように、標準モードと相互干渉防止
モードは、1通りの測距値伝達回路で何ら支障なく測距
値計算CPU6から測距値出力CPU8に測距値を伝達
することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明は上述のように、測距対象物体に
投光し、測距対象物体での反射光を受光し、受光した反
射光の重心位置を検出して、位置信号を出力する2台の
光学ヘッドと、光学ヘッドからの位置信号を増幅、A/
D変換にてデジタル信号化する信号処理部、位置信号処
理部からのデジタル化された測距信号をもとに、測距対
象物体の変位置を計算する測距値計算CPUと、測距値
計算CPUにおいて算出された測距対象物体の測距値を
受取り、外部に出力する測距値出力CPUと、測距値計
算CPUのプログラムやデータを保存するための測距値
計算CPU用メモリと、測距値出力CPUのプログラム
やデータを保存するための測距値出力CPU用メモリ
と、測距値出力CPUからの信号を受けて、測距値計算
CPUと測距値出力CPU用メモリを接続するバスと測
距値出力CPUと測距値出力CPU用メモリを接続する
バスを逆位相で切り替えるバス切り替え回路とを具備す
るレーザー測距センサーにおいて、測距値出力CPUか
らの信号によりバス切り替え回路が、測距値計算CPU
と測距値出力CPU用メモリを接続し、測距値計算CP
Uが測距値出力CPU用メモリにデータを書き込んだ
後、バス切り換え回路がバス切り替えを再度行い、測距
値出力CPU用メモリと測距値出力CPUを接続し、測
距値出力CPU用メモリから測距値出力CPUが必要な
データが読み取る測距値伝達動作を測距値出力CPU自
身の命令で行えるだけでなく、測距値計算CPUから測
距値出力CPUに送られる信号でも制御できる制御手段
を設けたものであるから、2台の光学ヘッドによる高速
測距が必要な場合、及び、2台の光学ヘッドの光が相互
干渉する場合に相互干渉を防止して測距をすることがで
きるレーザー測距センサーにおいて、2台の光学ヘッド
の内部回路の動作が同じであり、高速測距が可能な測距
モード(標準モード)と、2台の光学ヘッドを交互に投
光させることにより相互に干渉するのを防止する測距モ
ード(相互干渉防止モード)の、両方の測距モードを選
択可能とすることができ、また、各モードで使用する回
路を共有化し、単純化することができる。
【0037】また、高速演算を必要とする測距値計算C
PUの動作を妨げることなく、測距値計算CPUから測
距値出力CPUに、測距値データを確実に伝達すること
ができる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステム構成図である。
【図2】同上の標準モード時における測距値計算CPU
から測距値出力CPUへの測距値データを送る手順を示
すフローチャートである。
【図3】同上の相互干渉防止モード時における測距値計
算CPUから測距値出力CPUへの測距値データを送る
手順を示すフローチャートである。
【図4】同上の標準モード時における測距値計算CPU
が測距値出力CPU用メモリの測距値データを書き込む
タイミングを示す図である。
【図5】同上の相互干渉防止モード時における測距値計
算CPUが測距値出力CPU用メモリに測距値データを
書き込むタイミングを示す図である。
【符号の説明】
1 測距対象物体 2 光学ヘッド 3 光学ヘッド 4 切り替えスイッチ 5 位置信号処理部 6 測距値計算CPU 7 測距値計算CPU用メモリ 8 測距値出力CPU 9 測距値出力CPU用メモリ 10 バス切り替え回路 11 制御線 12 スイッチ 13 スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測距対象物体に投光し、測距対象物体で
    の反射光を受光し、受光した反射光の重心位置を検出し
    て、位置信号を出力する2台の光学ヘッドと、光学ヘッ
    ドからの位置信号を増幅、A/D変換にてデジタル信号
    化する信号処理部、位置信号処理部からのデジタル化さ
    れた測距信号をもとに、測距対象物体の変位置を計算す
    る測距値計算CPUと、測距値計算CPUにおいて算出
    された測距対象物体の測距値を受取り、外部に出力する
    測距値出力CPUと、測距値計算CPUのプログラムや
    データを保存するための測距値計算CPU用メモリと、
    測距値出力CPUのプログラムやデータを保存するため
    の測距値出力CPU用メモリと、測距値出力CPUから
    の信号を受けて、測距値計算CPUと測距値出力CPU
    用メモリを接続するバスと測距値出力CPUと測距値出
    力CPU用メモリを接続するバスを逆位相で切り替える
    バス切り替え回路とを具備するレーザー測距センサーに
    おいて、測距値出力CPUからの信号によりバス切り替
    え回路が、測距値計算CPUと測距値出力CPU用メモ
    リを接続し、測距値計算CPUが測距値出力CPU用メ
    モリにデータを書き込んだ後、バス切り換え回路がバス
    切り替えを再度行い、測距値出力CPU用メモリと測距
    値出力CPUを接続し、測距値出力CPU用メモリから
    測距値出力CPUが必要なデータが読み取る測距値伝達
    動作を測距値出力CPU自身の命令で行えるだけでな
    く、測距値計算CPUから測距値出力CPUに送られる
    信号でも制御できる制御手段を設けたことを特徴とした
    レーザー測距センサー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006112431A1 (ja) * 2005-04-18 2006-10-26 Matsushita Electric Works, Ltd. 空間情報検出システム

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WO2006112431A1 (ja) * 2005-04-18 2006-10-26 Matsushita Electric Works, Ltd. 空間情報検出システム
US7718938B2 (en) 2005-04-18 2010-05-18 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Spatial information detection system including a plurality of detection devices with nonoverlapping light projection periods

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