JPH07125356A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH07125356A
JPH07125356A JP29410993A JP29410993A JPH07125356A JP H07125356 A JPH07125356 A JP H07125356A JP 29410993 A JP29410993 A JP 29410993A JP 29410993 A JP29410993 A JP 29410993A JP H07125356 A JPH07125356 A JP H07125356A
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芳昭 中山
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俊和 小高
Kenjiro Murakami
憲二郎 村上
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浩 石田
Tatsuzo Tsuboki
達三 坪木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一対の排紙ローラのうちの一方の排紙ローラ
がプリンタカバーに取り付けられているものにおいて、
簡単な構造で安定した排紙動作を得る。 【構成】 ケース本体10に駆動ローラ31を設け、ケ
ース本体に対し開閉可能に固定されたカバー13に従動
ローラ32を設け、カバー13のケース本体10への固
定部を従動ローラ32の近くに設ける。従動ローラ32
は、カバーとの間に設けられた付勢手段により駆動ロー
ラ31に向けて付勢されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタに関する。特
に、一対の排紙ローラのうちの一方の排紙ローラがプリ
ンタカバーに取り付けられているものにおいて、簡単な
構造で安定した排紙動作が得られるようにしたプリンタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のプリンタの一例を示す概
略側面図である。
【0003】同図において、1はプリンタのケース本体
であり、このケース1本体内に、用紙Pが巻き回される
プラテン2と、このプラテン2に対向して配置された印
字ヘッドHとが収容されている。
【0004】3は排紙ローラ対であり、印字ヘッドHに
より印字された用紙Pを排紙口4から機外に排出する。
【0005】排紙ローラ対3は、第1の排紙ローラをな
す駆動ローラ3aと、第2の排紙ローラをなす従動ロー
ラ3bとからなっている。
【0006】駆動ローラ3aは、ケース本体1に取り付
けられており、従動ローラ3bはカバー5に取り付けら
れている。
【0007】カバー5は、軸5bでケース本体1に回動
可能に固定されている。
【0008】このようなプリンタによると、プラテン2
に巻き回され、印字ヘッドにて印字された用紙Pが排紙
ローラ対3によって搬送され、排紙口4からケース1外
に排出される。
【0009】そして、一方の排紙ローラ3bが、開閉可
能なカバー5に取り付けられているので、排紙ローラ部
分で紙詰まりが生じた場合には、カバー5を開けること
により、詰まった用紙を容易に取り除くことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のプリンタでは、第2の排紙ローラ(従動ロー
ラ)3bが、カバー5の固定部5bから遠ざかった位置
に取り付けられていたので、第1の排紙ローラ(駆動ロ
ーラ)3aに対する位置精度が悪く、安定した排紙動作
が得られないという問題があった。
【0011】このような問題を解決するために、実開平
4−560号公報には、従動ローラの軸を位置決めする
ための部材をケース本体側に設けた構造が開示されてい
る。
【0012】しかしながら、このような構造によると、
カバー以外に別途位置決め部材が必要になるので構造が
複雑になるという問題がある。
【0013】本発明の目的は、以上のような問題点を解
決し、簡単な構造で安定した排紙動作を得ることができ
るプリンタを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載のプリンタは、ケース本体と、このケー
ス本体に対し開閉可能に固定されたカバーと、このカバ
ーに取り付けられ、前記ケース本体側に取り付けられた
第1の排紙ローラと協動して用紙を排出する第2の排紙
ローラとを備えたプリンタにおいて、前記カバーのケー
ス本体への固定部を前記第2の排紙ローラの近くに設け
たことを特徴とする。
【0015】請求項2記載のプリンタは、ケース本体
と、このケース本体に対し開閉可能に固定されたカバー
と、このカバーに取り付けられ、前記ケース本体側に取
り付けられた第1の排紙ローラと協動して用紙を排出す
る第2の排紙ローラとを備えたプリンタにおいて、前記
カバーとケース本体との固定部が、第1の固定部と第2
の固定部とで構成され、前記第1の固定部におけるケー
ス本体は、前記カバーの固定位置を規制する規制部を有
し、前記第2の固定部は、前記カバーを前記規制部に向
けて押圧する押圧部を有し、かつ、前記第1の固定部が
前記第2の排紙ローラの近くに設けられていることを特
徴とする。
【0016】請求項3記載のプリンタは、請求項1また
は2記載のプリンタにおいて、前記第2の排紙ローラ
は、前記カバーとの間に設けられた付勢手段により前記
第1の排紙ローラに向けて付勢されていることを特徴と
する。
【0017】
【作用】請求項1記載のプリンタによれば、ケース本体
側に取り付けられた第1の排紙ローラと、カバーに取り
付けられた第2の排紙ローラとの協動により、用紙が排
出される。
【0018】そして、カバーのケース本体への固定部
は、第2の排紙ローラの近くに設けられているので、こ
の固定部が第1の排紙ローラに対する位置決め手段とし
ての役割を果たすこととなる。
【0019】したがって、このプリンタによれば、カバ
ー以外の位置決め部材を要することなく、第2の排紙ロ
ーラの第1の排紙ローラに対する位置精度を向上させる
ことができ、安定した排紙動作を得ることができる。
【0020】請求項2記載のプリンタによれば、請求項
1記載のプリンタ同様、ケース本体側に取り付けられた
第1の排紙ローラと、カバーに取り付けられた第2の排
紙ローラとの協動により、用紙が排出される。
【0021】そして、カバーとケース本体との固定部
は、第1、第2の二つの固定部で構成されているので、
ケース本体に対するカバーの安定した固定状態が得られ
る。
【0022】しかも、第1の固定部におけるケース本体
はカバーの固定位置を規制する規制部を有しており、第
2の固定部はカバーを前記規制部に向けて押圧する押圧
部を有しているので、これら第1、第2の固定部により
ケース本体とカバーとを固定すると、ケース本体とカバ
ーとの第1の固定部における位置精度は高いものとな
る。そして、第1の固定部は第2の排紙ローラの近くに
設けられているので、結果として、第1の排紙ローラと
第2の排紙ローラとの位置精度も高くなる。
【0023】したがって、このプリンタによれば、カバ
ー以外の位置決め部材を要することなく、第2の排紙ロ
ーラの第1の排紙ローラに対する位置精度をより一層向
上させることができ、より安定した排紙動作を得ること
ができる。
【0024】請求項3記載のプリンタによれば、請求項
1または2記載のプリンタにおいて、第2の排紙ローラ
が、カバーとの間に設けられた付勢手段により第1の排
紙ローラに向けて付勢されているので、この付勢力によ
って第1、第2の排紙ローラが圧接し、用紙の搬送力が
得られる。
【0025】ここで、仮に、第2の排紙ローラの第1の
排紙ローラに対する位置精度が悪いとすると、上記付勢
手段による圧接力に大きなばらつきが生じ、安定した排
紙動作が得られなくなる。
【0026】これに対し、この発明のプリンタによれば
上述したように、第2の排紙ローラがカバーに取り付け
られているにもかかわらず、高い位置精度が得られるの
で、付勢手段による圧接力のばらつきが低減され、安定
した排紙動作が得られる。
【0027】すなわち、上述した請求項1または2記載
のプリンタの構造は、第2の排紙ローラが、カバーとの
間に設けられた付勢手段により第1の排紙ローラに向け
て付勢されている場合に特に有効である。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0029】図1は本発明に係るプリンタの一実施例の
部分切断側面図、図2はプリンタ全体の内部構造を示す
図、図3はプリンタの一部省略平面図、図4はカバーの
ケース本体に対する固定構造を示す図である。
【0030】図2において、10はプリンタのケース本
体であり、下ケース11と、上ケース12とからなって
いる。
【0031】13はカバーであり、上ケース12に対
し、後述するように開閉可能に固定されている。これら
ケース本体10、カバー13はいずれも合成樹脂で構成
されている。
【0032】20はケース本体10の底部に装着された
給紙カセットである。
【0033】14は給紙ローラであり、給紙カセット2
0に収納されている用紙P(図2には示されていない)
を1枚ずつ給送する。
【0034】給送された用紙Pは、給紙経路10aを経
てプラテン15に巻き回されるとともに、紙送りローラ
16とプラテン15との間に挟圧されて搬送され、ワイ
ヤードット形式の印字ヘッド17によりインクリボン
(図示せず)を介して印字される。
【0035】印字された用紙は、排紙経路10bおよび
排紙ローラ対30を経て排紙口18から排紙トレイ19
へと排出される。
【0036】図1に示すように、排紙ローラ対30は、
ケース本体10側に取り付けられた第1の排紙ローラ3
1と、カバー13に取り付けられ、第1の排紙ローラ3
1と協動して用紙を排出する第2の排紙ローラ32とか
らなっている。本実施例では第1の排紙ローラ31を駆
動ローラで構成し、第2の排紙ローラ32を、駆動ロー
ラ31と当接して回転する従動ローラ32で構成してあ
る。
【0037】駆動ローラ31は、用紙Pに対する摩擦係
数が大きな材料からなるローラ、例えばゴムローラで構
成され、用紙Pの非印字面Pb側に配置されている。
【0038】この駆動ローラ31は、図3にも示すよう
に、軸31aの一端に歯車31bが設けられており、こ
の歯車31bが、プラテン15と当接して回転する中間
歯車33と噛み合うことによって回転駆動される。な
お、駆動ローラ31の軸31aおよび歯車31bは合成
樹脂で形成されており、軸31aにゴム製の筒状体が固
着されて駆動ローラが構成されている。
【0039】34は平面視コ字状のホルダであり、この
ホルダ34に駆動ローラ31の軸31aおよび中間歯車
33の軸33aが回転可能に支持されている。ホルダ3
4は、その側板34a,34aに設けられた穴34b,
34bを上ケース12に設けられた突起12b,12b
にはめ合わせることにより揺動可能に支持されており、
その底板34cと上ケースとの間に設けられた圧縮バネ
35によって、常時中間歯車33がプラテン15と当接
する方向に付勢されている。
【0040】また、中間歯車33は、その軸33aがホ
ルダ34に形成された長穴34dによって支持されてい
ることでワンウエークラッチとして作動し、プラテン1
5が図1において矢印a方向に回転するときにのみ、駆
動ローラ31に動力を伝達するようになっている。
【0041】従動ローラ32は、インクが付着しにくい
材料からなるローラ、例えば合成樹脂製ローラで構成さ
れ、用紙Pの印字面Pa側に配置されている。
【0042】この従動ローラ32は、その軸32aが平
面視コ字状のホルダ36に回転可能に支持されている。
ホルダ36は、その側板36a,36aにそれぞれ設け
られた突起36b,36bが、カバー13に係合爪38
a,38aで取り付けられた支持板38の長穴38bに
スライド可能にはまり合っていることにより、駆動ロー
ラ31に対して進退可能に構成されており、その上板3
6cとカバー13との間に設けられた付勢手段をなす圧
縮バネ37によって、常時従動ローラ32が駆動ローラ
31と当接する方向に付勢されている。
【0043】40はカバー13の下面に一体的に設けら
れたガイド片であり、そのガイド面41は、プラテン1
5から、当初多少湾曲状態となって送出されてきた用紙
Pを、その先端Pcが従動ローラ32よりも先に駆動ロ
ーラ31に当接するように案内する角度に形成されてい
る。
【0044】また、このガイド片40における、駆動ロ
ーラ31の側方に位置する部分42は、駆動ローラの周
面よりも中心方向(すなわち軸31a方向)に入り込ん
でいる。
【0045】以上のようにな従動ローラ32およびガイ
ド片40が設けられたカバー13と、ケース本体10と
の固定部は、図3、図4に示すように、第1の固定部5
1と第2の固定部52とで構成されている。第1の固定
部51は従動ローラ32に近い位置、すなわちプリンタ
の後部に一対設けられており、第2の固定部52はプリ
ンタの前部に一対設けられている。
【0046】第1の固定部51において、上ケース12
には、カバー13の固定位置を規制する規制部12kが
形成されている。
【0047】規制部12kは、カバー13の後端角部の
端面13cが当接される正面視ほぼL字形の規制面12
cと、カバー13の後端角部の多少内側から後方に突設
された係止片13dが挿入される開口12dとを有して
いる。なお、12eは規制面12cに連なったガイド
面、12fは規制面12cおよびガイド面12eに連な
ったガイド面であり、これらガイド面12e,12f
は、カバー13を上ケース12に装着する際に、それぞ
れ、カバー13の側板下面13e、側板内面を案内する
ようになっている。
【0048】第2の固定部52は、図4(c)に示す係
合部52aと、同図(d)に示す押圧部52bとを有し
ている。
【0049】係合部52aは、カバー13の下面に一体
的に形成された弾性爪13gと、上ケース12に形成さ
れた係合穴12gとからなり、カバー13を上ケース1
2に装着する際、これら弾性爪13gと係合穴12gと
がクリック感をもってはまり合うようになっている。
【0050】押圧部52bは、上ケース12の上面に形
成された凹部12hと、カバー13の下面に一体的に形
成された多少湾曲している凸部13hとからなり、カバ
ー13を上ケース12に装着すると、凸部13hが凹部
12hに入り込むにつれて、凸部13hの前面13iが
凹部12aの手前側の内面12iと強く当接し、この当
接力によって、カバー13を前述した規制部12kに向
けて押圧するようになっている。
【0051】なお、係合部52aおよび押圧部52bに
ついては、右側のものについてのみ拡大図示したが、左
側のものも同様に(左右対称に)構成されている(図3
参照)。
【0052】このように構成されたカバー13をケース
本体10に装着するには、先ず、図4(b)に示すよう
に、カバー後端の係止片13dを上ケース12の開口1
2dに挿入し、次いで、同図(a)に示すようにカバー
13を下方に回動させる。すると、カバー13の弾性爪
13gが上ケース12の係合穴12gにはまり合うとと
もに、カバー13の凸部13hが上ケース12の凹部1
2hに入り込み、カバー13が規制部12kに向かって
押圧された状態で装着されると同時に固定される。この
ようにして固定された状態では、カバー13の後端角部
は規制部12kに強く当接するので、第1の固定部51
におけるカバー13のケース本体10(上ケース12)
に対する位置精度はかなり高いものとなる。
【0053】以上のようなプリンタによれば、次のよう
な作用効果が得られる。
【0054】(i) カバー13とケース本体10との
固定部は、第1、第2の二つの固定部51,52で構成
されているので、ケース本体10に対するカバー13の
安定した固定状態が得られる。
【0055】(ii) 第1の固定部51における上ケ
ース12はカバー13の固定位置を規制する規制部12
kを有しており、第2の固定部52はカバー13を規制
部12kに向けて押圧する押圧部52bを有しているの
で、これら第1、第2の固定部51,52によりケース
本体10とカバー13とを固定すると、ケース本体10
とカバー13との第1の固定部51における位置精度は
高いものとなる。そして、第1の固定部51は従動ロー
ラ32の近くに設けられているので、結果として、駆動
ローラ31と従動ローラ32との位置精度も高くなる。
【0056】したがって、カバー13以外の位置決め部
材を要することなく、従動ローラ32の駆動ローラ31
に対する位置精度を向上させることができ、安定した排
紙動作を得ることができる。
【0057】(iii) 従動ローラ32がカバー13
に取り付けられているにもかかわらず、上述したよう
に、駆動ローラ31に対する高い位置精度が得られるの
で、圧縮バネ37による駆動ローラ31に対する圧接力
のばらつきが低減され、安定した排紙動作が得られる。
【0058】なお、本実施例のプリンタにおいては、排
紙口18および排紙ローラ部分において防音対策が講じ
られているので、その点について、上述した作用効果と
の関連において、以下に説明する。
【0059】先ず、排紙口18について説明する。
【0060】排紙口18は、図2に示すようにカバーの
上面13a上ケースの背面12aとの交差部において、
用紙幅方向に伸びるスリット状(図3参照)に設けられ
ており、印字ヘッド17側に位置する縁部18aは直線
状になっている。
【0061】排紙トレイ19は紙ガイドを構成してお
り、排出過程にある用紙P1を、排紙口18の、印字ヘ
ッド側に位置する縁部18aに摺接させるように案内す
る。
【0062】このような構造によれば、排出過程にある
用紙P1は、排紙トレイ19によって、排紙口18の印
字ヘッド側に位置する縁部18aに摺接するように案内
されるから、ヘッド17により騒音が発散される空間S
が、上ケース12と、カバー13と、排出過程にある用
紙P1とによって閉じられた状態となり、ヘッド17に
より生じた騒音のケース外への漏れ量が著しく低減され
る。
【0063】そして、前述したようにカバー13は上ケ
ース12に対して安定した状態で固定されており、しか
も位置精度の高い第1の固定部51近くに位置するカバ
ーの縁部で前記排紙口の縁部18aが形成されているか
ら、用紙Pの縁部18aに対する安定した摺接動作が得
られ、安定した防音作用が得られる。なお、排紙口18
は、ケースの上面13aと背面12aとの交差部に設け
られているから、印字ヘッドにより発生する騒音がプリ
ンタの後方に向かって送出されることとなり、一般にユ
ーザーが位置するプリンタの前方側の騒音が一層低減さ
れる。
【0064】次に、排紙ローラ部分について説明する。
【0065】排紙ローラ部において、用紙の先端Pc
は、ガイド片40のガイド面41によって、従動ローラ
32よりも先に駆動ローラ31に当接するように案内さ
れ、駆動ローラ31はゴムローラで構成されているの
で、用紙先端Pcは速やかに排紙ローラ対30に案内さ
れて噛み込まれる。
【0066】このため、印字後の用紙Pに対する搬送力
が速やかに得られ、速やかに用紙Pがプラテン15に密
着した状態で巻き付けられる。したがって、ヘッド17
による良好な印字状態が速やかに得られるとともに、ヘ
ッド17から突出されるワイヤーの用紙Pへの衝突によ
る用紙の振動が速やかに低減される。
【0067】そして、前述したようにカバー13は上ケ
ース12に対して安定した状態で固定されており、しか
も位置精度の高い第1の固定部51近くにガイド片40
が形成されているから、用紙先端Pcの排紙ローラ対3
0への案内が確実かつ安定した状態で得られ、したがっ
て、安定した防音作用が得られる。
【0068】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0069】例えば、上述した実施例では、固定部を第
1、第2の固定部で構成した例について説明したが、固
定部は1つでも良く、この固定部が第2の排紙ローラの
近くに設けられていれば、作用の説明の欄で述べた通り
の作用が得られる。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、一対の排紙ローラのう
ちの一方の排紙ローラがプリンタカバーに取り付けられ
ているものにおいて、簡単な構造で安定した排紙動作が
得られる。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの一実施例の部分切断側
面図。
【図2】同上実施例の内部構造を示す図。
【図3】同上実施例の一部省略平面図である。
【図4】カバーのケース本体に対する固定構造を示す図
で、(a)は全体斜視図、(b)は(a)図の部分拡大
斜視図、(c)は(a)図におけるc−c断面図、
(d)は(a)図におけるd−d断面図。
【図5】従来技術の説明図。
【符号の説明】
P 用紙 10 ケース本体 12d 規制部 13 カバー 31 駆動ローラ 32 従動ローラ 37 圧縮バネ 51 第1の固定部 52 第2の固定部 52b 押圧部
フロントページの続き (72)発明者 石田 浩 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 坪木 達三 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体と、このケース本体に対し開
    閉可能に固定されたカバーと、このカバーに取り付けら
    れ、前記ケース本体側に取り付けられた第1の排紙ロー
    ラと協動して用紙を排出する第2の排紙ローラとを備え
    たプリンタにおいて、 前記カバーのケース本体への固定部を前記第2の排紙ロ
    ーラの近くに設けたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 ケース本体と、このケース本体に対し開
    閉可能に固定されたカバーと、このカバーに取り付けら
    れ、前記ケース本体側に取り付けられた第1の排紙ロー
    ラと協動して用紙を排出する第2の排紙ローラとを備え
    たプリンタにおいて、 前記カバーとケース本体との固定部が、第1の固定部と
    第2の固定部とで構成され、 前記第1の固定部におけるケース本体は、前記カバーの
    固定位置を規制する規制部を有し、 前記第2の固定部は、前記カバーを前記規制部に向けて
    押圧する押圧部を有し、 かつ、前記第1の固定部が前記第2の排紙ローラの近く
    に設けられていることを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記第2の排紙ローラは、前記カバーと
    の間に設けられた付勢手段により前記第1の排紙ローラ
    に向けて付勢されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載のプリンタ。
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