JP2898518B2 - プリンタの用紙ガイド機構 - Google Patents

プリンタの用紙ガイド機構

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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアルプリンタにお
ける用紙ガイド機構、特にプラテンと印字ヘッドとの間
を通過する用紙をガイドする用紙ガイド機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリアルプリンタにおける用紙ガ
イド機構においては、印字用紙を用紙ガイドによりプラ
テンに押し付け、プラテンに密着した状態にして、印字
ヘッドにより印字を行う機構がある。そのような用紙ガ
イド機構を開示したものとして例えば特開平4−537
71号公報に記載された機構があげられる。
【0003】その公報によれば、用紙ガイド機構は、プ
ラテンに沿って印字ヘッドと並設され印字行方向に移動
自在として印字用紙を案内する用紙ガイドと、用紙ガイ
ドを印字ヘッドの移動に追随させる手段とから構成され
ており、また、印字用紙給送方向下流には、印字用紙を
案内する用紙案内部材であるリブが設けられている。
【0004】従って、プラテンに用紙をセットすると、
印字用紙が用紙ガイドによりプラテンに押し付けられて
プラテンに密着した状態になる。この状態で印字ヘッド
により印字が行われる。印字の際印字ヘッドは印字行方
向に移動し、用紙ガイドに当接するが、用紙ガイドは印
字行方向に移動自在になっており、印字ヘッドの移動に
追随して移動する。従って印字ヘッドの移動を妨げるこ
とはない。印字用紙はプラテンに密着状態になっている
ので、印字ヘッドが移動しても振動せず、従って良好な
印字を行うことができ、印字後の印字用紙は、用紙案内
部材に案内される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の用紙ガイド
機構においては、印字用紙先端部がまだ、用紙案内部材
に案内されていないときに、印字動作により、印字ヘッ
ドが印字行方向に移動して用紙ガイドを移動させる位置
までくると、印字ヘッドが移動した側の印字用紙に対し
てプラテンに押しつける部材が無くなってしまう。それ
故、印字用紙の剛性によって、印字用紙がプラテンと反
対側にしなってしまう場合があった。この状態で印字用
紙を印字用紙給送方向下流に送ると、印字ヘッドのリボ
ンプロテクタによってプラテンに押し付けられている印
字用紙先端部は、用紙案内部材に案内されようとする。
しかし、用紙案内部材の印字用紙給送方向下流への突出
量は全て同じなので、印字用紙のプラテンと反対方向に
しなった部分は用紙案内部材に案内されずに用紙案内部
材に当接してしまい、用紙走行が不安定となり、用紙ジ
ャムが発生してしまうことがあった。
【0006】本発明は、用紙ジャムの発生しない優れた
用紙ガイド機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明で設けた解決手段は、印字ヘッドに並設され、
該印字ヘッドの移動領域の一部を移動領域とし、プラテ
ンに沿って上記印字ヘッドと一体に移動することにより
上記印字ヘッドの移動領域内にあるホームポジションか
ら印字用紙を案内し得ない位置まで移動可能であり、上
記印字用紙を上記プラテンに押し付けることにより該印
字用紙を印字用紙給送方向下流に設けた用紙案内部材に
案内する用紙ガイドを備えたプリンタの用紙ガイド機構
において、上記用紙案内部材の上記プラテンの周方向に
沿う一部を印字用紙給送方向上流に突出させて突出部を
形成し、上記突出部の一部の上記用紙ガイドが係合する
位置を該用紙ガイドのホームポジションとし、上記突出
部の印字用紙給送方向上流への突出量を、上記用紙ガイ
ドのホームポジションから印字行方向に離れるに従って
少なくし、上記用紙ガイドが上記印字ヘッドの移動に追
随して上記ホームポジションから離れる方向に移動した
際には、上記用紙ガイドのホームポジションに、上記印
字ヘッドに設けられたリボンプロテクタが位置付けられ
て上記印字用紙を上記用紙案内部材に案内するものであ
る。
【0008】
【作用】用紙案内部材のプラテンの周方向に沿う一部が
突出して形成された突出部の一部は、用紙ガイドのホー
ムポジションとなっているので、用紙案内部材の上記突
出部に送られてきた印字用紙先端部は、用紙ガイドによ
りプラテンに押し付けられて密着した状態となる。この
状態で印字用紙に印字ヘッドにより印字が行われ、印字
後印字用紙給送方向下流に送られると、用紙案内部材に
形成された突出部が印字用紙給送方向上流に突出してい
ても、印字用紙は用紙案内部材に当接することなく、用
紙案内部材に案内される。
【0009】また、印字動作により用紙ガイドと印字ヘ
ッドとが移動すると、用紙ガイドのホームポジションに
位置する印字用紙はリボンプロテクタによりプラテンに
押し付けられるが、用紙ガイドのホームポジションから
印字行方向に離れた印字用紙に対してプラテンに押し付
ける部材が無くなるので、用紙案内部材の突出部の一部
から印字行方向に離れるに従って徐々に大きくプラテン
と反対方向にしなってしまう。しかし、リボンプロテク
タによりプラテンに押し付けられた印字用紙は用紙案内
部材に案内されて、印字用紙給送方向下流に送られるの
で、用紙案内部材の突出部の一部から印字行方向に近い
印字用紙の部分から、徐々にプラテン側にしなるように
なる。それ故、プラテンと反対側にしなっていた印字用
紙が、プラテン側にしなることにより用紙案内部材に案
内される。このとき、用紙案内部材の印字用紙給送方向
上流への突出量が、用紙ガイドのホームポジションから
印字行方向に離れるに従って少なくなっているので、プ
ラテンと反対側にしなっていた印字用紙が、プラテン側
にしなってきても用紙案内部材に当接することなく、用
紙案内部材に案内される。また、用紙案内部材の突出部
の一部から更に印字行方向に離れていた印字用紙も同様
に、徐々にプラテン側にしなるので、用紙案内部材に当
接することなく、用紙案内部材に案内される。
【0010】従って、印字用紙がプラテンと反対側にし
なった状態で用紙案内部材に送られることが無くなり、
それにより、印字用紙が用紙案内部材に当接することが
なくなるので用紙ジャムが発生しない。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。なお、各図面に共通な要素には同一の符号を
付す。図1は本発明に係る一実施例の用紙ガイド機構を
示す概略斜視図、図2は一実施例の用紙ガイド機構を示
す模式図である。図2において、プラテン1の略下方に
はペ−パ−シュ−ト2が配置されており、ペ−パ−シュ
−ト2にはプラテン1に接触し回転自在なピンチロ−ラ
3a、3bが取り付けられている。ペ−パ−シュ−ト2
に沿って印字用紙である単票紙Pが挿入される。ペ−パ
−シュ−ト2の略下方にはピントラクタ4が配置され、
このピントラクタ4からは連続紙が挿入される。
【0012】プラテン1の軸5にはセパレ−タ6が取り
付けられている。セパレ−タ6の図示せぬ軸にはプルア
ップロ−ラ7が回転自在に複数取り付けられており、図
示せぬギヤ列によりプラテン1を回転するとプルアップ
ロ−ラ7も回転するようになっている。セパレ−タ6に
は図1に示すように、プルアップロ−ラカバ−25が取
り付けられており、プルアップロ−ラカバ−25には、
プルアップロ−ラ7に対向してリブ8a、8b、8cが
設けられており、印字後の印字用紙はセパレ−タ6とリ
ブ8a、8b、8cとの間を通って排出される。なお、
プルアップロ−ラカバ−25とリブ8a、8b、8c
は、用紙案内部材である。
【0013】フレ−ム20には、図2に示すように、先
端部がプラテン1に圧接する用紙押さえ板13と、また
図1に示すキャリッジ10の移動をガイドするガイドレ
−ル14が取り付けられている。
【0014】プラテン1に対向してワイヤドットインパ
クト型印字ヘッド9が配置されており、印字ヘッド9は
インクリボンカセット15と共にキャリッジ10に搭載
されている。キャリッジ10はキャリッジシャフト11
に摺動可能に取り付けられている。図では示していない
が、キャリッジ10は、キャリッジ10上に掲載したモ
−タによりキャリッジシャフト11に沿って移動するよ
うになっている。キャリッジ10の後端にはガイドレ−
ル14に係合する係合部16が取り付けられている。キ
ャリッジ10の前端部にはリボンプロテクタ12が取り
付けられている。リボンプロテクタ12はプラテン1の
表面形状に沿って湾曲状に形成されており、印字用紙の
走行をプラテン1に沿ってガイドする、印字用紙の案内
部材となっている。
【0015】キャリッジシャフト11にはまた用紙ガイ
ド17が摺動自在に取り付けられている。用紙ガイド1
7のキャリッジ側にはボス部24が一体に取り付けられ
ている。用紙ガイド17のプラテン1に対向する部分が
印字用紙の案内部18を構成し、図2に示すように、プ
ラテン1の表面形状に沿って湾曲に形成されている。ま
た図1に示す用紙ガイド17の他端19は当接部を成
し、フレ−ム20に形成された溝21に当接している。
また、用紙ガイド17の静止位置、すなわちホ−ムポジ
ションは、用紙ガイド17の他端19が溝21のリミッ
タ22に係合している位置である。
【0016】用紙ガイド17と図示せぬサイドフレ−ム
との間のキャリッジシャフト11には用紙ガイド17を
印字ヘッド9の移動に追随させる圧縮コイルスプリング
23が配設されている。図1は圧縮コイルスプリング2
3が圧縮されていない状態を示し、用紙ガイド17がホ
−ムポジションに位置するときは、圧縮コイルスプリン
グ23は圧縮されていない。なお、用紙ガイド17と、
圧縮コイルスプリング23と、用紙案内部材であるプル
アップロ−ラカバ−25とリブ8a、8b、8cとで、
用紙ガイド機構が構成されている。
【0017】なお、前述したリブ8a、8b、8cのプ
ラテンの周方向先端部は全てが用紙給送方向上流に同じ
量だけ突出しているのではなく、用紙ガイド17のホ−
ムポジションと係合するリブ8aが、他のリブ8b、8
cよりも用紙給送方向上流に突出しており、リブ8b
は、リブ8cよりも用紙給送方向上流に突出している。
すなわち、用紙ガイド17のホ−ムポジションから印字
行方向に離れるに従って、リブ8(8a、8b,8c)
の用紙給送方向上流への突出量が少なくなるように形成
されている。なお、リブ8a、8b、8cの用紙給送方
向上流への突出量が異なることに伴い、プルアップロ−
ラカバ−25の用紙給送方向上流への突出量も、リブ8
a、8b、8cに対応して異なる。
【0018】次に上記構成による印字用紙の搬送動作に
ついて説明する。図3、図4は一実施例の用紙ガイド機
構の動作を示す説明図である。まず印字用紙をプラテン
1にセットする場合を説明する。図1において、印字用
紙をセットする場合、予めキャリッジ10はほぼ図1に
示す位置に位置決めしておく。
【0019】図2において、印字用紙(ここでは単票紙
の場合を説明する)をプラテン1にセットするときは、
単票紙Pはペ−パ−シュ−ト2とセパレ−タ6との間か
ら挿入される。単票紙Pはプラテン1とピンチロ−ラ3
a、3bとの間に挟まれてプラテン1の周囲に沿って送
られる。単票紙Pの先端部が用紙押さえ板13のプラテ
ン1への接触部を通過して印字位置まで送られてくる
と、次に単票紙Pの先端部は図1に示すリボンプロテク
タ12と用紙ガイド17の案内部18にガイドされる。
従って図1に示すように、単票紙Pの幅全長に亘って単
票紙Pの先端部はプラテン1に押し付けられる状態にな
る。単票紙Pの先端部が印字ヘッド9の先端に対向する
位置、即ち印字位置を若干通過した時点で単票紙Pの送
りを停止する。ここで印字を開始する。
【0020】印字を行う場合、キャリッジ10はキャリ
ッジシャフト11に沿ってスペ−シング移動する。この
とき、単票紙Pの印字位置はリボンプロテクタ12およ
び用紙ガイド17の案内部18によりプラテン1に押し
付けられているので、キャリッジ10が移動しても単票
紙Pに振動が発生せず良好な印字を行うことができる。
印字動作により印字ヘッド9が図3に示す位置から図4
に示す矢印A方向に移動すると、図1に示すキャリッジ
10が用紙ガイド17のボス部24に突き当たる。圧縮
コイルスプリング23のバネ力は比較的小さく設定して
あるので、キャリッジ10は圧縮コイルスプリング23
のバネ力に打ち克って用紙ガイド17を図4に示す矢印
A方向に移動させる。なお、キャリッジ10がボス部2
4に突き当たったときに、リボンプロテクタ12と案内
部18とが緩衝しないように寸法設定してある。またキ
ャリッジ10が矢印B方向に移動するときは用紙ガイド
17は圧縮コイルスプリング23によりキャリッジ10
に追随して矢印B方向に移動し、図3に示す初期の位置
まで戻る。この動作を繰り返して印字が行われる。
【0021】印字が進行するにつれて単票紙Pはプラテ
ン1の回転により用紙給送方向下流、すなわちプラテン
1の上方へ送られ、その上端部は、リブ8a、8b、8
cに案内される。すなわち、単票紙Pの上端部は、図2
に示すセパレ−タ6とリブ8との間に入り込む。そして
プルアップロ−ラ7とリブ8とにより挟持される。図1
に示すように、用紙ガイド17がホ−ムポジションにあ
る状態のときに、単票紙Pがプラテン1の上方に送られ
ると、リブ8aが他のリブ8b、8cよりも印字用紙給
送方向上流に突出していても、単票紙Pは、用紙ガイド
17の案内部18によりプラテン1に押し付けられてい
るので、リブ8aに当接することなく、セパレ−タ6と
リブ8aとの間に入り込む。また、用紙ガイド17の案
内部18によりプラテン1に押し付けられていない単票
紙Pの他の部分も、図1に示す位置にリボンプロテクタ
12がほぼ位置付けられていれば、リボンプロテクタ1
2によりプラテン1に押し付けられているので、プラテ
ン1の上方に送られても、リブ8b及び8cに当接する
ことなく、セパレ−タ6とリブ8b,8cとの間に入り
込む。セパレ−タ6とリブ8a、8b、8cとの間に入
り込んだ単票紙Pは、プルアップロ−ラ7とリブ8とに
より挟持される。プルアップロ−ラ7は図示せぬギヤを
介してプラテン1の回転により回転しており、この回転
により単票紙Pがプラテン1に密着して給送される。
【0022】また、印字動作によりキャリッジ10が図
4に示す矢印A方向に移動して、用紙ガイド17のボス
部24に突き当り、圧縮コイルスプリング23のバネ力
に打ち勝って用紙ガイド17を矢印A方向に移動させる
と、リブ8aに係合する位置にリボンプロテクタ12が
位置付けられる。このとき、リボンプロテクタ12によ
りプラテン1に押し付けられている単票紙Pの一部以外
は、印字用紙の剛性により、リボンプロテクタ12から
印字行方向に離れるに従って徐々に大きくプラテン1側
とは反対方向にしなってしまう。
【0023】しかし、単票紙Pがプラテン1の上方に送
られるに伴い、リボンプロテクタ12によりプラテン1
に押し付けられている単票紙Pが、セパレータ6とリブ
8aとの間に入り込んでいくので、リブ8aから印字行
方向に近い単票紙Pの部分から徐々にプラテン側にしな
るようになる。それにより、まずリブ8bに係合する単
票紙Pの一部が、プラテン1側にしなり、セパレータ6
とリブ8bとの間に入り込む。このとき、リブ8とプル
アップローラカバー25の印字用紙給送方向上流への突
出量が、用紙ガイド17のホームポジションから印字行
方向に離れるに従って徐々に少なくなっているので、プ
ラテン1と反対側にしなっていた単票紙Pが、プラテン
1側にしなってきても、リブ8bに当接することなく、
セパレータ6とリブ8bとの間に入り込む。また、リブ
8aから更に印字行方向に離れており、リブ8cに係合
する単票紙Pの一部も、同様に、単票紙Pがプラテン1
の上方に送られるに伴い、徐々にプラテン1側にしなる
のでリブ8cに当接することなく、セパレータ6とリブ
8cとの間に入り込む。そして、セパレータ6とリブ8
a、8b、8cとの間に入り込んだ単票紙Pは、プルア
ップローラ7とリブ8とにより挟持され、排出される。
【0024】また、連続紙に印字する場合、連続紙は図
2に示すピントラクタ4により印字位置へ送られるが、
これ以降の動作は単票紙の場合と同様である。
【0025】なお、本実施例では、印字ヘッド9はワイ
ヤドットインパクト型印字ヘッドとしたが、プリンタを
サ−マルプリンタとし、印字ヘッドをサ−マルヘッドと
してもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。用紙案内部
材のプラテンの周方向に沿う一部を印字用紙給送方向上
流に突出させて突出部を形成し、上記突出部の一部の用
紙ガイドが係合する位置を該用紙ガイドのホームポジシ
ョンとし、上記突出部の印字用紙給送方向上流への突出
量を、上記用紙ガイドのホームポジションから印字行方
向に離れるに従って少なくし、上記用紙ガイドが印字ヘ
ッドの移動に追随して上記ホームポジションから離れる
方向に移動した際には、上記用紙ガイドのホームポジシ
ョンに、上記印字ヘッドに設けられたリボンプロテクタ
が位置付けられて印字用紙を上記用紙案内部材に案内す
ることにより、用紙案内部材のプラテンの周方向に沿う
一部が突出して形成された突出部の一部は、用紙ガイド
のホームポジションとなっているので、用紙案内部材に
形成された突出部が印字用紙給送方向上流に突出してい
ても、印字用紙は用紙案内部材に当接することなく、用
紙案内部材に案内される。
【0027】また、印字動作により用紙ガイドと印字ヘ
ッドとが移動すると、用紙ガイドのホームポジションに
位置する印字用紙はリボンプロテクタによりプラテンに
押し付けられるが、用紙ガイドのホームポジションから
印字行方向に離れた印字用紙に対してプラテンに押し付
ける部材が無くなるので、用紙案内部材の突出部の一部
から印字行方向に離れるに従って徐々に大きくプラテン
と反対方向にしなってしまう。しかし、リボンプロテク
タによりプラテンに押し付けられた印字用紙は用紙案内
部材に案内されて、印字用紙給送方向下流に送られるの
で、用紙案内部材の突出部の一部から印字行方向に近い
印字用紙の部分から、徐々にプラテン側にしなるように
なる。それ故、プラテンと反対側にしなっていた印字用
紙が、プラテン側にしなることにより用紙案内部材に案
内される。このとき、用紙案内部材の印字用紙給送方向
上流への突出量が、用紙ガイドのホームポジションから
印字行方向に離れるに従って少なくなっているので、プ
ラテンと反対側にしなっていた印字用紙が、プラテン側
にしなってきても用紙案内部材に当接することなく、用
紙案内部材に案内される。
【0028】その結果、印字用紙がプラテンと反対側に
しなった状態で用紙案内部材に送られることが無くな
り、それにより、印字用紙が用紙案内部材に当接するこ
とがなくなるので用紙ジャムが発生しない。
【0029】更に、用紙ジャムが発生しないので、印字
用紙先端部が用紙案内部材に案内されるまでの間におい
ても、印字ヘッドのセンタリング動作を必要とせず、従
って、スル−プットの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の用紙ガイド機構を示す
概略斜視図である。
【図2】一実施例の用紙ガイド機構を示す模式図であ
る。
【図3】一実施例の用紙ガイド機構の動作を示す説明図
である。
【図4】一実施例の用紙ガイド機構の動作を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 プラテン 8a、8b,8c リブ 9 印字ヘッド 12 リボンプロテクタ 17 用紙ガイド 25 プルアップロ−ラカバ−

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドに並設され、該印字ヘッドの
    移動領域の一部を移動領域とし、プラテンに沿って上記
    印字ヘッドと一体に移動することにより上記印字ヘッド
    の移動領域内にあるホームポジションから印字用紙を案
    内し得ない位置まで移動可能であり、上記印字用紙を上
    記プラテンに押し付けることにより該印字用紙を印字用
    紙給送方向下流に設けた用紙案内部材に案内する用紙ガ
    イドを備えたプリンタの用紙ガイド機構において、 上記用紙案内部材の上記プラテンの周方向に沿う一部を
    印字用紙給送方向上流に突出させて突出部を形成し、 上記突出部の一部の上記用紙ガイドが係合する位置を該
    用紙ガイドのホームポジションとし、 上記突出部の印字用紙給送方向上流への突出量を、上記
    用紙ガイドのホームポジションから印字行方向に離れる
    に従って少なくし、 上記用紙ガイドが上記印字ヘッドの移動に追随して上記
    ホームポジションから離れる方向に移動した際には、上
    記用紙ガイドのホームポジションに、上記印字ヘッドに
    設けられたリボンプロテクタが位置付けられて上記印字
    用紙を上記用紙案内部材に案内することを特徴とするプ
    リンタの用紙ガイド機構。
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