JPH07125023A - 樹脂成形装置 - Google Patents

樹脂成形装置

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JPH07125023A
JPH07125023A JP29408493A JP29408493A JPH07125023A JP H07125023 A JPH07125023 A JP H07125023A JP 29408493 A JP29408493 A JP 29408493A JP 29408493 A JP29408493 A JP 29408493A JP H07125023 A JPH07125023 A JP H07125023A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本樹脂成形装置10は、アンダーカット部W
c及びリブWdを有する樹脂成形体Wをスライドコア型
部40により製造する装置であり、コア型41の強度を
高めることを目的とする。 【構成】 コア型41は、傾斜孔41eに固定ロッド4
3がスライド自在に嵌合されている。固定ロッド43の
先端面には、リブ形成凹所43cが形成されており、樹
脂成形体WにリブWdが形成される。コア型41は、樹
脂成形体Wが形成された後に、アンダーカット部Wcか
ら退避するように所定方向へ移動する。このとき、固定
ロッド43は、可動型33に対して固定されているか
ら、傾斜孔41eの上部に、スペースが形成される。リ
ブWdは、リブ形成凹所43cから抜けた後、上記スペ
ースを移動するからコア型41の移動に対して支障とな
らない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンダーカット部及び
位置決めリブ等を有する樹脂成形体を製造する樹脂成形
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図9に示すように、樹脂成形
体Wの長尺材として、平面部Waから車両への取付部W
bが形成され、該取付部Wbは、樹脂ヒケを防止するた
めにアンダーカット部Wcとなっているものがある。ま
た、樹脂成形体Wの平面部Waの裏面には、相手部材本
体(図示省略)に位置決めするためのリブWdが突設さ
れている。
【0003】こうした樹脂成形体Wは、通常、アンダー
カット部Wcを金型から抜くためにスライド型を備えた
図10に示す樹脂成形装置により成形されている。図1
0は樹脂成形装置100が型開きした状態を示す。同図
に示すように、樹脂成形装置100は、固定型110
と、固定型110と共にキャビティを形成しかつスライ
ド型130を有する可動型120と、可動型120上に
形成された樹脂成形体Wを離型させるための押出機構1
40と、を備えている。
【0004】ここで、図11ないし図14を用いて、ス
ライド型130の構成について説明する。図11はスラ
イド型130の平面図であり、図12は図11のA−A
線に沿った断面図、図13は図11のB−B線に沿った
断面図、図14はスライド型130が移動した状態を示
す断面図である。これらの図に示すように、上記スライ
ド型130は、その端部にアンダーカット賦形部132
を有している。また、スライド型130には、スライド
型凹所133(図11)が形成され、このスライド型凹
所133に可動型120の可動型凸部122がスライド
自在に嵌合されている。そして、可動型凸部122の成
形面131aにリブ成形用凹所122aが形成されてい
る。
【0005】図10に戻り、押出機構140は、製品を
離型するための押出装置であり、スライド型130等を
移動するための機構でもある。この押出機構140は、
第1押出板141と、この第1押出板141に合わさっ
た第2押出板142とを備えている。第1及び第2押出
板141,142は、進退駆動機構(図示省略)のロッ
ド150により押圧されて可動型120側へ移動可能に
取り付けられている。また、第1押出板141には、押
出ピン143が固定されており、この押出ピン143
は、第1及び第2押出板141,142が可動型120
側へ移動したときに、押出ピン貫通孔121bを貫通し
て成形面121aから突出するようになっている。ま
た、第1押出板141には、リターンピン144が固定
されている。リターンピン144は、可動型120のリ
ターンピン貫通孔121cに貫挿可能に構成されてい
る。
【0006】次に、上記樹脂成形装置100により行な
われる成形工程について説明する。まず、固定型110
に可動型120が型締めされて、キャビティCに射出成
形されて樹脂成形体Wが形成される。その後、可動型1
20が固定型110に対して後退する型開きがされ、さ
らに、進退駆動機構のロッド150が第1及び第2押出
板141,142を可動型120側へ押して、押出ピン
143により樹脂成形体Wを可動型120の成形面12
1aから離すと共に、スライド型130のアンダーカッ
ト賦形部132が樹脂成形体Wのアンダーカット部Wc
から退避するように移動して、アンダーカット部Wcか
ら抜かれる。このとき、リブWdは、図14に示すよう
に、可動型120のリブ成形用凹所122aから同時に
抜かれる。
【0007】そして、樹脂成形体Wが取り除かれた後
に、次の成形工程に移行するために、進退駆動機構のロ
ッド150が後退すると共に型締めされると、リターン
ピン144の先端が固定型110に押されて型閉じが完
了すると同時に、第1及び第2押出板141,142が
元の位置に後退する。これにより、一連の樹脂成形工程
の1サイクルが終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の樹
脂成形装置100では、リブWdを形成するために、ス
ライド型130にスライド型凹所133を形成し、この
スライド型凹所133に可動型120の可動型凸部12
2を摺動自在に合わせる型構成になっている。このた
め、スライド型130の平面的なつながり部分が少なく
なると共に、鋭角的なコーナー部が形成され、このコー
ナー部での強度が弱くなる。しかも、スライド型130
は、強度を高めるために窒化処理等の熱処理を加えてい
るが、この熱処理の際にスライド型130の熱変形を招
き易いという問題もあった。
【0009】また、スライド型130のスライド型凹所
133は、可動型120の可動型凸部122に対して互
いにスライドするので、摺り合わせ面に高い面精度を必
要とし、コストアップになるという問題もあった。
【0010】本発明は、上記従来の技術の問題点を解決
することを課題とし、アンダーカット部及びリブを有す
る樹脂成形体をスライド型により製造する装置であり、
スライド型の強度を高め、かつ可動型とスライド型の摺
り合わせ面が容易にできる樹脂成形装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明は、樹脂本体の端部から突設したアン
ダーカット部及び樹脂本体の内面から突設したリブを有
する樹脂成形体を製造する樹脂成形装置において、成形
面をそれぞれ有する固定型及び可動型と、上記可動型に
対してスライド自在に嵌合し、上記固定型及び可動型の
成形面と共にアンダーカット部を賦形する成形面を有す
るスライド型と、樹脂成形された樹脂成形体のアンダー
カット部から退避するように、スライド型を上記可動型
に対して所定方向へ移動させる駆動手段と、上記スライ
ド型に形成され、該スライド型の上記所定方向と同じ方
向へ貫通形成された貫通孔と、該貫通孔に摺動自在に嵌
合されると共に可動型に対して固定された棒状部材であ
り、その先端面にリブ形成用凹所を有する型部材と、を
備え、上記貫通孔は、該貫通孔のアンダーカット部側の
端部とリブ形成凹所との間の距離が、アンダーカット部
から退避させるためのスライド型の移動量より大きく形
成されていることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に係る樹脂成形装置は、アンダーカット
部を有すると共にリブを有する樹脂成形体を製造する。
本装置では、固定型及び可動型の成形面とスライド型の
成形面とにより形成されるキャビティに樹脂が射出され
て、アンダーカット部を有する樹脂成形体が成形され
る。また、スライド型には、貫通孔が形成されており、
この貫通孔に型部材がスライド自在に嵌合されている。
型部材の先端面にはリブ形成凹所が形成されている。こ
のリブ形成凹所により樹脂成形体の内面にリブが形成さ
れる。
【0013】上記スライド型は、樹脂成形体が成形され
た後に、駆動手段の駆動により、アンダーカット部から
退避するように所定方向へ移動する。このとき、型部材
は可動型に対して固定されているから、スライド型の貫
通孔の部分には、スペースが形成される。貫通孔は、そ
のアンダーカット部側の端部とリブ形成凹所との距離が
スライド型の移動量より大きく形成されているから、リ
ブ形成凹所により成形されたリブは、リブ形成用凹所か
ら抜けた後、上記スペース内を移動する。よって、リブ
は、スライド型の移動に対して支障とならない。
【0014】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0015】図1ないし図3は本発明の一実施例に係る
樹脂成形装置10を示し、図1は樹脂成形装置10の型
締め状態、図2はその型開きした状態、図3はスライド
型がスライドした状態を示す。これらの図に示すよう
に、樹脂成形装置10は、アンダーカット部Wcを有す
る樹脂成形体W(図9参照)を製造するための装置であ
り、固定型部20と、可動型部30と、スライド型部4
0と、押出機構50と、進退駆動機構(図示省略)とを
主要な構成としている。この樹脂成形装置10の構成に
より、固定型部20に対して可動型部30が型締めされ
て、そのキャビティCに射出されて樹脂成形体Wが形成
され、さらに、可動型部30が型開きした後に、スライ
ド型部40及び進退駆動機構により樹脂成形体Wを取り
出すものである。
【0016】以下、樹脂成形装置10の各部の構成及び
動作について説明する。上記固定型部20は、固定型取
付板21に固定された固定型23を備えており、固定型
23にキャビティCの一部を構成する成形面23aが形
成されている。また、可動型部30は、可動型取付板
(図示省略)に固定されかつ成形面33aを有する可動
型33を備えており、脚部35を介して取付板34がボ
ルト36で締結固定されている。
【0017】また、上記可動型部30には、スライド型
部40が組み付けられている。図4はスライド型部40
のコア型41を示す平面図である。図4のC−C線に沿
った図5の断面図に示すように、可動型33には、嵌合
凹所33b及び摺動孔33cが形成されており、嵌合凹
所33bにスライド型部40のコア型41が嵌合し、コ
ア型41に固定された可動ロッド42が摺動孔33cに
摺動自在に嵌合されている。このコア型41は、可動ロ
ッド42の可動により角度θ方向へ摺動自在に移動する
ことで、その端部に形成したアンダーカット賦形部41
bを矢印a方向へスライドさせるものである。
【0018】また、図4のD−D線に沿った断面図であ
る図6に示すように、コア型41には、傾斜孔41eが
形成されている。傾斜孔41eは、可動型33に形成さ
れた押出ピン貫通孔33dに連結されており、その角度
θは、上記摺動孔33cと同じ方向、つまりコア型41
の移動方向と同一である。傾斜孔41eには、固定ロッ
ド43が摺動自在に嵌合されている。すなわち、この固
定ロッド43の基端部43aは、可動型33の下端部の
ネジスリーブ43dに螺着固定されている。一方、固定
ロッド43の他端は、成形面43bとなっており、この
成形面43bには、リブ形成凹所43cが形成されてい
る。リブ形成凹所43cは、樹脂成形体WのリブWdを
形成する凹所である。したがって、コア型41が可動ロ
ッド42により押し上げられると、固定ロッド43は可
動型33にネジスリーブ43dを介して固定されている
から、傾斜孔41eは、コア型41が移動した容積だけ
コア型41の平面部41aに対して凹所となる。なお、
傾斜孔41e及び固定ロッド43は、樹脂成形体Wに形
成するリブWdの数だけ設けられている。
【0019】ここで、傾斜孔41eの直径を定めるにあ
たっては、リブ形成凹所43cの位置とコア型41の矢
印a方向のスライド量が考慮されている。すなわち、図
8に示すように、該固定ロッド43のアンダーカット賦
形部41b側の端部とリブ形成凹所43cとの距離をL
1とし、コア型41の矢印a方向の移動量をL2とする
とL1>L2に形成されている。なお、コア型41のア
ンダーカット賦形部41bの近くには、冷却水を通水す
る通水路46が形成されている。
【0020】次に、樹脂成形装置10を用いたアンダー
カット部Wc及びリブWdを有する樹脂成形体Wの製造
工程について説明する。図1に示すように、可動型部3
0を固定型部20側へ移動して型締めをしてキャビティ
Cを形成する。このとき、スライド型部40のコア型4
1は、嵌合凹所33bに収納されている。この型締め状
態にて、図示しない射出成形機のノズルを介して樹脂が
キャビティCに射出されて樹脂成形体Wが成形される。
樹脂成形体Wには、アンダーカット部Wc及びリブWd
(図6参照)が形成される。
【0021】そして、樹脂成形体Wが冷却固化した後、
可動型部30が図2の位置まで移動して型開きをする。
続いて、進退駆動機構の進退駆動用ロッド61が可動型
部30側へ進出して、押出機構50の第1及び第2押出
板51,52を可動型33側へ押すことにより、樹脂成
形体Wの離型が行われる(図3の状態)。すなわち、第
1及び第2押出板51,52が移動すると、第1押出板
51にスライド機構44を介して取り付けられた可動ロ
ッド42が矢印b方向へスライドしつつ押されることに
より、コア型41が矢印c方向へ移動する。このとき、
固定ロッド43は、傾斜孔41eに対して摺動するか
ら、コア型41の移動をガイドすることになる。これに
より、第1押出板51に取り付けられた押出ピン53に
より樹脂成形体Wが矢印d方向へ移動し、しかもコア型
41の矢印a方向へのスライドで、アンダーカット賦形
部41bが樹脂成形体Wのアンダーカット部Wcから抜
ける(図8の状態)。
【0022】このとき、図7に示すように、固定ロッド
43のリブ形成凹所43cにより形成された樹脂成形体
WのリブWdは、リブ形成凹所43cより抜け、さら
に、コア型41の移動と共に形成される傾斜孔41eの
上部を移動する。そして、図8に示すように、アンダー
カット賦形部41bがアンダーカット部Wcから抜けた
ときに、リブWdは、その傾斜孔側壁41fにまだ当た
っていないから、コア型41の移動に対して支障となら
ない。これにより、樹脂成形体Wは、コア型41から離
型する。
【0023】そして、進退駆動機構の進退駆動用ロッド
61が後退した後、可動型33が閉じる方向へ移動する
と、可動型33がリターンピン73を押し、第1及び第
2押出板51,52は、取付板34に当接するまで移動
する。これにより、コア型41及び押出ピン53は、図
1に示す元の位置に戻る。この樹脂成形装置10の動作
を繰り返すことにより樹脂成形体Wが成形される。
【0024】したがって、上記実施例によれば、樹脂成
形体Wが離型する際に、アンダーカット部Wcは、コア
型41のアンダーカット賦形部41bのスライド動作に
より抜けるが、このスライド動作の際に、リブWdは、
傾斜孔41e内を相対的に移動してコア型41に対して
干渉しない。よって、コア型41は、リブWdを折らな
いで樹脂成形体Wの離型を行なうことができる。
【0025】また、コア型41に傾斜孔41eを形成す
ると共にこの傾斜孔41eに嵌合した固定ロッド43の
先端にリブ形成凹所43cを形成したので、コア型41
の断面形状を一定にすることができる。よって、従来の
技術で説明したように、コア型41は、リブWdを形成
するために、従来の技術で説明したような変形した形状
にしなくてよいので、型の強度が高く、耐久性に優れて
おり、また、製作性にも優れている。
【0026】上記樹脂成形装置10によれば、傾斜孔4
1eは、コア型41の取付凹所41dと同じ方向に穿設
すればよいので、高い精度で容易に形成することがで
き。このように高い精度で形成した傾斜孔41eに嵌合
された固定ロッド43は、コア型41の移動に際してガ
イドの役割も果たすので、コア型41を角度θ方向へス
ムーズに移動させることができる。
【0027】また、コア型41に傾斜孔41eを形成す
ると共にこの傾斜孔41eに嵌合した固定ロッド43の
先端にリブ形成凹所43cを形成したので、コア型41
の断面形状を一定にすることができる。よって、一定の
断面形状のコア型41では、図に示すようなアンダーカ
ット賦形部41bの近くに通水路46を形成することが
でき、通水路46に通される水の冷却作用により、アン
ダーカット部Wcに形成され易いヒケを防止することが
できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の樹脂成形
装置によれば、スライド型に貫通孔を形成し、この貫通
孔にリブ形成凹所を有する型部材を摺動自在に嵌合して
樹脂成形体のリブを形成するので、スライド型の外壁を
凹凸形状とする必要がなく、スライド型の強度が大き
い。また、リブを形成するために、スライド型の外壁を
凹凸形状とし、これに可動型との摺り合わせ面を形成し
なくてもよいので、可動型とスライド型の摺り合わせ面
が容易に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る樹脂成形装置の型締め
状態を示す断面図。
【図2】樹脂成形装置の型開き状態を示す断面図。
【図3】図2の状態からスライド型を移動した状態を示
す断面図。
【図4】コア型を示す平面図。
【図5】図4のC−C線に沿った断面図。
【図6】図4のD−D線に沿った断面図。
【図7】図6の状態からコア型が移動した状態を示す断
面図。
【図8】図7の状態からさらにコア型が移動した状態を
示す断面図。
【図9】樹脂成形体を示す斜視図。
【図10】従来の樹脂成形装置の型開きした状態を示す
断面図。
【図11】従来のコア型を示す平面図。
【図12】図11のA−A線に沿った断面図。
【図13】図11のB−B線に沿った断面図。
【図14】図13の状態からコア型が移動した状態を示
す断面図。
【符号の説明】
10…樹脂成形装置 20…固定型部 21…型枠 23…固定型 23a…成形面 30…可動型部 33…可動型 33a…成形面 33b…嵌合凹所 33c…摺動孔 33d…押出ピン貫通孔 34…取付板 35…脚部 36…ボルト 40…スライド型部 41…コア型 41a…平面部 41b…アンダーカット賦形部 41d…取付凹所 41e…傾斜孔 41f…傾斜孔側壁 42…可動ロッド 43…固定ロッド 43a…基端部 43b…成形面 43c…リブ形成凹所 43d…ネジスリーブ 44…スライド機構 46…通水路 50…押出機構 51,52…第1及び第2押出板 53…押出ピン 61…進退駆動用ロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂本体の端部から突設したアンダーカ
    ット部及び樹脂本体の内面から突設したリブを有する樹
    脂成形体を製造する樹脂成形装置において、 成形面をそれぞれ有する固定型及び可動型と、 上記可動型に対してスライド自在に嵌合し、上記固定型
    及び可動型の成形面と共にアンダーカット部を賦形する
    成形面を有するスライド型と、 樹脂成形された樹脂成形体のアンダーカット部から退避
    するように、スライド型を上記可動型に対して所定方向
    へ移動させる駆動手段と、 上記スライド型に形成され、該スライド型の上記所定方
    向と同じ方向へ貫通形成された貫通孔と、 該貫通孔に摺動自在に嵌合されると共に可動型に対して
    固定された棒状部材であり、その先端面にリブ形成用凹
    所を有する型部材と、 を備え、 上記貫通孔は、該貫通孔のアンダーカット部側の端部と
    リブ形成凹所との間の距離が、アンダーカット部から退
    避させるためのスライド型の移動量より大きく形成され
    ていることを特徴とする樹脂成形装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100846851B1 (ko) * 2007-04-16 2008-07-17 한국단자공업 주식회사 금형조립체의 밀핀장치
JP2011031589A (ja) * 2009-08-06 2011-02-17 Takagi Seiko Corp 射出成形金型及び射出成形方法
KR101234028B1 (ko) * 2012-05-07 2013-02-19 주식회사 삼우금형 복합 언더컷부 성형용 사출성형 금형
JP2016203461A (ja) * 2015-04-21 2016-12-08 マツダ株式会社 射出成形金型

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