JPH07124779A - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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Publication number
JPH07124779A
JPH07124779A JP5275103A JP27510393A JPH07124779A JP H07124779 A JPH07124779 A JP H07124779A JP 5275103 A JP5275103 A JP 5275103A JP 27510393 A JP27510393 A JP 27510393A JP H07124779 A JPH07124779 A JP H07124779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
product
laser beam
laser
processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5275103A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Nakada
嘉教 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
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Publication of JPH07124779A publication Critical patent/JPH07124779A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平板なワークをレーザ光を用いて加工するレ
ーザ加工装置に関し、ワークの設置スペースを狭くで
き、製品にも損傷を与えず、しかも安全に作業を行うこ
とができるようにする。 【構成】 平板なワーク40は、その搭載面が水平に対
して45度に傾斜している加工テーブル30に固定して
搭載されている。レーザ発振器10からのレーザ光10
aも、その加工テーブル30の傾斜に沿って45度の傾
きで出射され、全反射鏡12、加工ヘッド13を経由し
てワーク40に照射される。このように、ワーク40を
斜めに保持してレーザ加工を行うので、ワーク40の設
置スペースを大幅に低減することができる。レーザ光1
0aの照射によってワーク40から製品41が切り落と
されると、その製品41は、矢印A方向に落下する。加
工テーブル30のワーク40下方にはアミ目状の仕切り
板31が設けられており、落下した製品41は、その仕
切り板31に受け止められて、仕切り板31上を矢印B
方向に落下し、所定の位置に集積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は平板なワークをレーザ光
を用いて加工するレーザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】平板なワークにレーザ加工を施す場合、
そのワークを水平に保持してレーザ加工を行うのが最も
一般的である。一方、ワークを垂直に保持してレーザ加
工を行う提案も成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ワークを水平
に保持してレーザ加工を施した場合、ワークの設置スペ
ースは、最低でもワークの面積以上が必要になる。
【0004】また、ワークを水平に支持するためには、
剣山やスキッドプレートを用いたワーク支持治具が欠か
せないものとなる。さらに、図2に示すように、ワーク
40aから製品42を切り落とす際には、その製品42
が落下する傾き具合によっては、製品42に加工ヘッド
13からのレーザ光10aが当たり製品42が損傷を受
けて不良品となることがある。
【0005】また、図3に示すように、剣山50に載っ
ていた製品43が切り落とされるときに、その剣山50
が支点となって中途半端な傾きとなり、製品43の跳ね
上がりによって加工ノズル13と干渉し製品43が損傷
する現象が避けられない。
【0006】こういった製品の損傷を避けるために、ミ
クロジョイント(切り残し)を設ける方法もあるが、こ
の方法は後工程において製品を取り外す必要があり、そ
れだけ時間と労力を要することになる。
【0007】一方、上述したワークを垂直に保持するタ
イプでのレーザ加工は、先ずレーザ光が水平面内に照射
されるために、極めて危険である。これをプロテクトす
るために遮光板を設置したとしても、その遮光板は長期
の使用による変形したり、反射光に対する安全性が不明
確である。また、地面から上部になればなる程、製品が
切断されて落下した場合に発生する操作者への危険性
や、製品の損傷の問題もある。このため、ワークを垂直
に保持してレーザ加工を行う方法は、未だ実用化に至っ
ていないのが現状である。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ワークの設置スペースを狭くでき、製品にも
損傷を与えず、しかも安全に作業を行うことができるレ
ーザ加工装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、平板なワークをレーザ光を用いて加工す
るレーザ加工装置において、前記平板なワークを斜めに
保持して加工を行うように構成したことを特徴とするレ
ーザ加工装置が、提供される。
【0010】
【作用】平板なワークを斜めに保持して加工を行うの
で、ワークの設置スペースをワークが傾いている分だけ
狭くできる。また、製品となって切り落とされるとき
は、加工ヘッドから速やかに離れる方向に落下するの
で、レーザ光や加工ノズルによる製品の損傷は発生しな
い。さらに、製品が落下してもレーザ光は加工テーブル
側で確実に遮光され、安全上の問題も残らない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明のレーザ加工装置全体の概略構成
を示す図である。図において、平板なワーク40は、そ
の搭載面が水平に対して45度に傾斜している加工テー
ブル30に固定して搭載されている。レーザ発振器10
からのレーザ光10aも、その加工テーブル30の傾斜
に沿って45度の傾きで出射され、全反射鏡12、加工
ヘッド13を経由してワーク40に照射される。なお、
レーザ発振器10は、設置台20の上に固定して設置さ
れている。
【0012】このように、ワーク40を斜めに保持して
レーザ加工を行うので、ワーク40の設置スペースを大
幅に低減することができる。このような構成のレーザ加
工装置において、レーザ光10aの照射によってワーク
30から製品41が切り落とされると、その製品41
は、矢印A方向に落下する。加工テーブル30のワーク
40下方にはアミ目状の仕切り板31が設けられてお
り、落下した製品41は、その仕切り板31に受け止め
られて、仕切り板31上を矢印B方向に落下し、所定の
位置に集積する。このため、従来落下した製品31を受
け止めて運搬していたベルトコンベヤが不要となる。
【0013】また、製品41となって切り落とされると
きは、加工ヘッド13から速やかに離れる方向Aに落下
するので、レーザ光10aや加工ノズル13による製品
41の損傷は発生しない。さらに、製品41が落下した
場合でも、レーザ光10aは加工テーブル40側で確実
に遮光され、安全にレーザ加工を行うことができる。
【0014】さらに、レーザ加工時に発生するドロスは
矢印C方向に速やかに落下するので、ドロスによってレ
ーザ加工の進行が妨げられるようなこともない。また、
レーザ発振器10から斜めにレーザ光10aを出射する
ので、従来円偏光を形成するために2枚の反射鏡構成で
あった円偏光ユニットが不要となり、1枚の反射鏡(円
偏光鏡)11で円偏光を形成可能となった。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、平板な
ワークを斜めに保持して加工を行うように構成したの
で、ワークの設置スペースをワークが傾いている分だけ
狭くできる。
【0016】また、製品となって切り落とされるとき
は、加工ヘッドから速やかに離れる方向に落下するの
で、レーザ光や加工ノズルによる製品の損傷は発生しな
い。さらに、製品が落下してもレーザ光は加工テーブル
側で確実に遮光され、安全にレーザ加工を行うことがで
きる。
【0017】また、自然落下を利用した製品取り出し機
構を容易に構成することができる。さらに、レーザ光も
斜めに出射するので、従来円偏光を形成するために2枚
の反射鏡構成であった円偏光ユニットが不要となり、1
枚の反射鏡で円偏光を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ加工装置全体の概略構成を示す
図である。
【図2】従来方法による不具合を説明する図である。
【図3】従来方法による不具合を説明する図である。
【符号の説明】
10 レーザ発振器 10a レーザ光 11 円偏光鏡 13 加工ヘッド 30 加工テーブル 31 仕切り板 40 ワーク 41 製品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板なワークをレーザ光を用いて加工す
    るレーザ加工装置において、 前記平板なワークを斜めに保持して加工を行うように構
    成したことを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 前記斜めの角度は水平に対して45度の
    角度であることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工
    装置。
  3. 【請求項3】 前記平板なワークを搭載する加工テーブ
    ル自体が斜めに保持されていることを特徴とする請求項
    1記載のレーザ加工装置。
JP5275103A 1993-11-04 1993-11-04 レーザ加工装置 Pending JPH07124779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5275103A JPH07124779A (ja) 1993-11-04 1993-11-04 レーザ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5275103A JPH07124779A (ja) 1993-11-04 1993-11-04 レーザ加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07124779A true JPH07124779A (ja) 1995-05-16

Family

ID=17550803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5275103A Pending JPH07124779A (ja) 1993-11-04 1993-11-04 レーザ加工装置

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JP (1) JPH07124779A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009530113A (ja) * 2006-03-21 2009-08-27 ロバート マクリアリー ポール 切断装置
CN103978315A (zh) * 2014-05-23 2014-08-13 孙树峰 一种喷油孔激光高效精密自动加工装置及方法
KR101530030B1 (ko) * 2013-12-23 2015-06-19 주식회사 에스에프에이 기판 가공 장치

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