JPH07124304A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH07124304A
JPH07124304A JP29442893A JP29442893A JPH07124304A JP H07124304 A JPH07124304 A JP H07124304A JP 29442893 A JP29442893 A JP 29442893A JP 29442893 A JP29442893 A JP 29442893A JP H07124304 A JPH07124304 A JP H07124304A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変動入賞装置への遊技球の入賞率を安定さ
せ、入賞のタイミングを見ることが容易で、かつ獲得球
を安定させる。 【構成】 変動入賞装置62の上方部に遊技球集合装置
63を設け、この遊技球集合装置63の遊技球流入部1
01により遊技球を流入させ、次いで、クルーンとして
遊技球を一時的に貯留する機能を有する遊技球落下部1
02により変動入賞装置62のほぼ真上に遊技球を落下
させる。これにより、玉が直接に変動入賞装置62へ入
賞することを少なくし、遊技球集合装置63を通して集
めて入賞することを多くして、どの玉が入賞するかの予
測を容易にし入賞したことを直ちに認識し易くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技機に係わり、詳し
くは所定条件(例えば、特別入賞口への入賞)が成立し
て特別遊技状態となる変動入賞装置の上方部に遊技球を
集合可能な遊技球集合装置を設けた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から遊技機に変動入賞装置を備え、
所定条件が成立したことに基づいて変動入賞装置を開放
(あるいは開閉動作)させて、遊技者に有利な特別遊技
状態(以下、適宜大当り状態という)を発生可能な遊技
機が知られている。特に、いわゆる第2種に属する遊技
機においては、始動入賞口への遊技球の入賞を検出し、
入賞があると変動入賞装置に備えられた可動部材(以
下、適宜羽根部材という)を所定回数開閉し、そのとき
変動入賞装置内の特別入賞口へ入賞すると大当り状態を
発生させ、変動入賞装置を更に有利な状態で動作させ遊
技を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の遊技
機にあっては、盤面に打ち上げられた遊技球が直接変動
入賞装置へ入賞していたため、どの遊技球が入賞するか
が予測しづらく、スピードの速い遊技球が入賞した場合
など、入賞したことが直ちに認識できないことがあり、
入賞のタイミングといった非常に喜びのある瞬間を見逃
すことがあった。また、従来の遊技機(特に、第2種の
遊技機)においては、大当り状態中に遊技球の発射のタ
イミングが悪かったり、飛距離調整がうまくいかなかっ
たり等の理由により、せっかくの大当り状態中に変動入
賞装置へ遊技球があまり入賞しないことがあり、その結
果、獲得球が少なくなってしまったりする場合があっ
た。一方、そのために大当り状態中の変動入賞装置内へ
の入賞率を高めるために、例えば釘調整を行うと、始動
動作中の入賞率も高くなってしまい(すなわち、V入賞
率も高くなってしまい)、大当り状態が頻繁に発生して
しまって、遊技店側の営業に影響するという別の問題が
発生する。
【0004】そこで本発明は、変動入賞装置への遊技球
の入賞率を安定させ、入賞のタイミングを見ることが容
易で、かつ獲得球を安定させることのできる遊技機を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明による遊技機は、所定条件(例えば、V入賞口11
3、204への入賞)が成立することに基づいて変動入
賞装置62、200を遊技者に有利な状態で制御する特
別遊技状態を発生可能な遊技機(例えば、パチンコ装置
1)において、前記変動入賞装置の上方部に、遊技球を
集合可能な遊技球集合装置を63、250設け、該遊技
球集合装置は、遊技球を流入させる遊技球流入部101
と、前記変動入賞装置63、200の周辺部に遊技球を
落下可能な遊技球落下部102と、を備えていることを
特徴とする。
【0006】また、好ましい態様として、前記遊技球集
合装置250は、前記遊技球流入部への遊技球の流入率
を変換可能な流入率変換部材(例えば、プレート261
a、261b)と、前記特別遊技状態中に該流入率が高
確率状態となるように前記流入率変換部材を制御する流
入率制御手段(例えば、制御基盤271)と、を備えて
いることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、変動入賞装置の上方部に遊技球集
合装置が設けられ、この遊技球集合装置の遊技球流入部
により遊技球を流入させ、次いで、遊技球落下部により
変動入賞装置の周辺部に遊技球を落下させる。したがっ
て、遊技球が直接に変動入賞装置へ入賞せず、遊技球集
合装置を通して入賞するため、どの遊技球が入賞するか
の予測が容易で入賞したことを直ちに認識可能になる。
また、変動入賞装置への遊技球の入賞率が安定し、かつ
獲得球を安定させることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1〜図4は本発明をプリペイドカード方
式の遊技機に適用した場合の第1実施例を示している。パチンコ装置の正面構成 図1はパチンコ装置の全体を示す正面斜視図である。図
1において、1はパチンコ装置であり、大きく分けてパ
チンコ機2と、遊技媒体貸出装置としてのカード式玉貸
機(以下、単に玉貸機という)3によって構成され、こ
れらが対をなして設置される。パチンコ機2とカード式
玉貸機3とが対をなして設置されたパチンコ装置1は、
いわゆるCR機(カードリーディング機)と称されてい
る。玉貸機3にはカードリーダーが内蔵され、玉貸機3
の前面パネル4にはプリペイドカードが挿入されるカー
ド挿入口5と、7セグメントの発光ダイオードを用いて
3列で構成され、カードの残り度数を表示するカード残
度数表示器6と、発光ダイオード等からなりカードの受
け付けが有効であることを表示するカード受付け表示器
7とが設けられている。
【0009】パチンコ機1は、額縁状前面枠11と、ガ
ラス12aを支持する金枠(ガラス枠)12と、遊技盤
13(図2参照)と、前面表示パネル14と、前面操作
パネル15とを有している。額縁状前面枠11は木製の
機枠16に対して上部蝶番17および下部蝶番(図示
略)によって開閉可能に支持され、金枠12は額縁状前
面枠11に開閉可能に支持されている。前面表示パネル
14には上皿21と、プリペイドカードの残高を表示す
るカード度数表示器(カード残高表示器)22と、玉を
購入するときに操作される玉貸釦(変換釦)23と、プ
リペイドカードを排出するときに操作されるカード排出
釦(返却釦)24と、玉貸し可能表示器25と、上皿2
1の玉を後述の玉貯留皿32に移す玉通路開閉用の押し
釦26とが設けられている。
【0010】なお、玉貸機3にカードリーダでなく、例
えばカードリーダ・ライタを配置し、玉数等の価値情報
や遊技客の識別情報が記憶されている遊技用カードを用
い、遊技結果をカードに書き込む等のデータ処理が可能
なものであってもよい。さらに、遊技用カードはプリペ
イドカードに限らず、例えば玉数等の価値情報が記憶さ
れいる玉数カード、あるいは遊技客の識別情報が記憶さ
れている識別カード等を単独で使用する遊技機でもよ
い。要は、遊技用カードを使用するために、このカード
情報を読み込み可能なカードリーダ、若しくは読み込み
/書き込み可能なカードリーダ・ライタであればよい。
例えば、完全なカード式のパチンコ遊技システムで封入
球式の遊技機(例えば、クレジット方式の遊技機)にも
本発明を適用することができる。また、遊技用カードと
して磁気カードを用いている例に限らず、例えばICカ
ードを用いる遊技機でもよい。ICカードを用いた場
合、当然のことながらカードリーダ若しくはカードリー
ダ・ライタはICカードに対応するものを使用すること
になる。なお、カードリーダとカード制御装置とは別体
として分離して配置してもよいし、あるいは両者を一体
化してもよく、例えばカードリーダの内部にカード制御
装置を組み込むようにしてもよい。
【0011】前面操作パネル15には、灰皿31と、玉
を貯留する玉貯留皿(受皿)32と、玉貯留皿32に貯
留された玉を外部下方に抜くための玉抜きレバー33
と、発射装置の操作を行う発射操作ノブ34とが設けら
れている。パチンコ機2の額縁状前面枠11の上部には
左側から順次、賞球排出時に点灯する賞球玉排出表示器
41と、貸玉排出時に点灯する貸玉排出表示器42と、
パチンコ機2において打止状態が発生したときに点灯す
る完了表示器43とが設けられている。これらの賞球玉
排出表示器41、貸玉排出表示器42および完了表示器
43によりその他の遊技状態(例えば、大当り状態:点
滅する制御)も表示可能である。
【0012】遊技盤の構成 次に、遊技盤13における遊技領域は本発明の適用対象
である所定条件(例えば、特別入賞口への入賞)が成立
することに基づいて変動入賞装置を遊技者に有利な状態
で制御する特別遊技状態を発生可能な遊技機であれば、
任意の構成を取り得る。例えば、代表的にはいわゆる第
2種に属する遊技機に適用されることは勿論、その他の
種類の遊技機であっても同様の構成を有するものには、
適用が可能である。一例として本実施例では図2に示す
「第2種」に属するタイプのものを用いている。
【0013】図2は遊技盤13を示す正面図である。図
2において、遊技領域の周囲には弾発された玉を遊技領
域の上方部まで案内したり、アウト玉回収口まで案内す
るなどの機能を有するレール61が配置されており、レ
ール61内側のほぼ中央部には変動入賞装置62が、こ
の変動入賞装置62の上方部には遊技球を集合可能な遊
技球集合装置63が、変動入賞装置62の側方には普通
図柄ゲート(以下、普図ゲートという)64が、さらに
変動入賞装置62の直下にはチューリップタイプの2回
開きの普通電動役物付き始動口(第2始動入賞口に相
当)65がそれぞれ配置されている。また、普通電動役
物付き始動口(以下、普通電動始動口という)65の左
右には1回開きの第1始動入賞口66、67がそれぞれ
配置されている。この場合、普通電動始動口65に球が
入賞すると、変動入賞装置62の可動片(可動部材:い
わゆる羽根部材)62a、62bが2回開閉動作し、第
1始動入賞口66、67に球が入賞すると、変動入賞装
置62の可動片62a、62bが1回開閉動作するよう
になっている。
【0014】また、遊技領域にはその他に一般入賞口6
8、69が配置されるとともに、遊技領域内の適宜位置
には風車と呼ばれる打球方向変換部材70〜75が回転
自在に複数設置されるとともに、障害釘(図示略)が多
数植設されている。一方、遊技領域の中央下部にはアウ
ト玉回収口76が形成されている。77は飾り部材であ
る。変動入賞装置62の両側でレール61の内側に沿っ
た部分には、装飾用のサイドランプ78、79が配置さ
れており、サイドランプ78、79は、例えば可動片6
2a、62bが開くときに点滅する他、大当り中などに
は遊技者の意欲を盛り上げるように点滅する。さらに、
変動入賞装置62の下部には可変表示器81が配置され
ており、可変表示器81は2桁のドット表示器(あるい
は9セグメントLEDよりなる2桁の表示器でもよい)
によって構成される。可変表示装置81は「0」〜「1
9」までの数字を表示可能であり、第2種の権利のラウ
ンド継続回数、すなわち大当り時におけるラウンド(特
別遊技サイクル)の継続回数および変動入賞装置62へ
の入賞数(カウント数)を遊技者に知らせるための表示
を行う。
【0015】普図ゲート64は玉が1個分だけ通過可能
なゲートを有し、玉がゲートを通過すると、普通電動始
動口65に配置された7セグメントのLEDからなる普
通図柄表示器65aの図柄(例えば、数字)を変化さ
せ、この数字が特定の値(例えば、「7」)になると、
普通電動始動口65のチューリップ65b、65cを電
動動作させて一定時間だけ開く(つまり、入賞させ易い
状態になる)ようになっている。具体的には、普通図柄
表示器65aの図柄が「7」になると、普通電動始動口
64のチューリップ65b、65cが3秒間開き、同様
に図柄が「3」になると、普通電動始動口65のチュー
リップ65b、65cが2秒間開き、図柄が「5」にな
ると、普通電動始動口65のチューリップ65b、65
cが1秒間開くようになっている。また、普通図柄表示
器65aの側方には4つの普図スイッチ記憶表示器(い
わゆる普図メモリ表示器)65dが配置されており、普
図スイッチ記憶表示器65dは普図ゲート64を玉が通
過したとき、4個の範囲内でその通過玉数を記憶したこ
とを表示する。
【0016】普図ゲート64には普図ゲートスイッチ
(図示略)が配設され、玉の通過が検出される。普通電
動始動口65は通常はチューリップ65b、65cを閉
じているが、上記のように一定条件下でチューリップ6
5b、65cを開くように構成されている。なお、普通
図柄表示器65aの図柄を変化させる制御は、可変表示
ゲームに相当する。また、この場合、可変表示ゲームの
結果、つまり普通図柄表示器65aの図柄が特定の値
(例えば、「7」)になって普通電動始動口65のチュ
ーリップ65b、65cが電動動作して一定時間だけ開
く確率を、高確率あるいは低確率の2つに変動制御して
もよい。
【0017】ここで、変動入賞装置62および遊技球集
合装置63の構成について詳細に説明する。図3は変動
入賞装置62および遊技球集合装置63の斜視図、図4
は変動入賞装置62の可動片62a、62bが開放動作
したときの図である。これらの図において、遊技球集合
装置63は遊技球を集合させて流入させる遊技球流入部
101と、変動入賞装置62のほぼ真上に遊技球を落下
可能な遊技球落下部102とを有している。遊技球流入
部101は、上方に立設した後方壁部101aと、後方
壁部101aに連なって一体的に形成され、周囲の遊技
球を集合可能な前方壁部101bとからなり、前方壁部
101bは後方壁部101aよりも壁面が低く、中央に
向うに従って凹むような形状に形成されている。そし
て、後方壁部101aと前方壁部101bによって遊技
球を集合させることができるような構造になっている。
【0018】遊技球流入部101における後方壁部10
1aと前方壁部101bとによって囲まれた内側には摺
り鉢状に形成された遊技球落下部102が形成されてお
り、遊技球落下部102はいわゆるクルーンとして遊技
球を一時的に貯留する機能を有し、遊技球流入部101
と一体成形されている。遊技球落下部102の中央には
遊技球流入部101によって集合した遊技球を変動入賞
装置62のほぼ真上に落下可能な落下口102aが開口
している。落下口102aは遊技球をほぼ1個宛て通過
可能な径を有している。遊技球落下部102はクルーン
としての機能を発揮することで、摺り鉢状に形成された
壁面に沿って遊技球を2〜3秒程度旋回させた後に、落
下口102aから変動入賞装置62のほぼ真上に落下さ
せる。一方、変動入賞装置62は可動片(可動部材)6
2a、62bと、可動片62a、62bが開放したとき
(図4の状態)に変動入賞装置62の内部遊技空間11
1に続く開口部(特定入賞口)112と、内部遊技空間
111の下方のV入賞口(特別入賞口)113と、2つ
の外れ口114a、114bとを有している。開口部1
12の左右には直立状に起立して流下してきた玉が開口
部112内に流入することを阻止する遊技者にとって不
利な第1状態(閉状態)と、上端を外側に倒して流下し
てきた玉を受け止めて開口部112に流入させる遊技者
にとって有利な第2状態(開状態)とに変換可能な一対
の可動片62a、62bが設けられている。なお、変動
入賞装置62の後方側には細かい構成の説明は省略する
が、可動片62a、62bを制御する制御基盤、ソレノ
イド、LED、各種のコネクタ、リード線等が配置され
ている。
【0019】次に、作用を説明する。通常ゲームの場
合、第1始動入賞口66、67に球が入賞すると、変動
入賞装置62の可動片62a、62bが0.4秒だけ1
回開閉動作する。一方、普通電動始動口65に入賞する
と、変動入賞装置62の可動片62a、62bが0.8
秒だけ2回開閉動作する。また、普図ゲート64を玉が
通過すると、普通電動始動口65に配置された普通図柄
表示器65aが図柄変動を開始し、この図柄が特定の値
(例えば、「7」)になると、普通電動始動口65のチ
ューリップ65b、65cが電動動作し所定時間だけ1
回開放動作し、普通電動始動口65に入賞し易くなる。
【0020】ここで、本実施例では変動入賞装置62の
上方に遊技球集合装置63が配置されているため、遊技
領域の上部に向けて発射された玉は遊技球集合装置63
の付近に到達する。遊技球集合装置63の付近に到達し
た玉の一部は、矢印Aで示すルートのように遊技球集合
装置63の遊技球流入部101における後方壁部101
aと前方壁部101bとによって囲まれた部分に集めら
れ、摺り鉢状に形成された遊技球落下部102を通して
1個宛てに変動入賞装置62のほぼ真上に落下する。こ
のとき、例えば第1始動入賞口66、67に球が入賞し
て変動入賞装置62の可動片62a、62bが開閉動作
していると、図4に示すように、遊技球落下部102を
通して落下した玉は開放している可動片62a、62b
の間(すなわち、開口部112)を通って内部遊技空間
111に至る。矢印Aで示すルートの玉はほぼ内部遊技
空間111の下方のV入賞口113に入賞し易く、V入
賞率が高くなる。玉がV入賞すると、第2種大当りが発
生し、第2種の大当り動作では、可動片62a、62b
が1.0秒間だけ18回の開閉動作を行うとともに、こ
れを1ラウンドとしてV入賞を条件に、最高ラウンド
(例えば、16回)まで繰り返される。V入賞しなけれ
ば、いわゆる「パンク」状態となる。このような大当り
動作により、遊技者は多くの出玉を得ることが可能にな
る。
【0021】この場合、本実施例では変動入賞装置62
の上方部に遊技球集合装置63が設けられ、玉を集合さ
せながら変動入賞装置62のほぼ真上に玉を落下させて
いるので、変動入賞装置62への遊技球の入賞率を安定
させることができる。したがって、大当り状態中に変動
入賞装置62へ遊技球があまり入賞せず、その結果、獲
得球が少なくなるという不具合がなくなり、安定した獲
得球を期待することができる。また、玉が直接に変動入
賞装置62へ入賞することは少なく、遊技球集合装置6
3を通して集められて入賞することが多いため、どの玉
が入賞するかの予測が容易で入賞したことを直ちに認識
することができる。したがって、入賞のタイミングとい
った非常に喜びのある瞬間を見逃すことがなくなる。さ
らに、遊技球集合装置63に摺り鉢状に形成され玉を一
時的に貯留するクルーンとして機能する遊技球落下部1
02が備えられているので、玉が落下部102を通して
変動入賞装置62に落下するタイミングを変化させるこ
とにより(つまり、玉の発射タイミングを変化させるこ
とにより)、玉の落下タイミングと可動片62a、62
bの開閉タイミングを見ながら遊技をすることができ、
興趣に富んだ遊技内容にすることができる。なお、可動
片62a、62bが開閉動作していなければ、遊技球落
下部102を通って落下した玉は閉鎖状態の可動片62
a、62bに阻止され、変動入賞装置62の内部には入
賞しない。
【0022】一方、発射した玉のうち遊技球集合装置6
3の付近に到達しないものは、矢印Bで示すルートを通
り、このとき可動片62a、62bが開放動作している
と、開口部112を通って内部遊技空間111に至る。
しかし、矢印Bで示すルートの玉は変動入賞装置62の
ほぼ真上から内部に入賞したものではないから、V入賞
口113には入賞し難く、外れ口114aあるいは11
4bの方に入る確率が高くなる(すなわち、V入賞率は
低い)。
【0023】本発明の第2実施例 次に、図5〜図7は本発明の第2実施例を示す図であ
り、本実施例は変動入賞装置および遊技球集合装置の構
成が異なるものでなる。図5は変動入賞装置および遊技
球集合装置の斜視図、図6は変動入賞装置の可動片が開
放動作したときの図である。これらの図において、20
0は変動入賞装置、250は遊技球集合装置である。変
動入賞装置200は前記実施例と同様に可動片(可動部
材)201a、201bと、可動片201a、201b
が開放したとき(図6の状態)に変動入賞装置200の
内部遊技空間202に続く開口部(特定入賞口)203
と、内部遊技空間202の下方のV入賞口(特別入賞
口)204と、2つの外れ口205a、205bとを有
している。開口部203の左右には直立状に起立して流
下してきた玉が開口部203内に流入することを阻止す
る遊技者にとって不利な第1状態(閉状態)と、上端を
外側に倒して流下してきた玉を受け止めて開口部203
に流入させる遊技者にとって有利な第2状態(開状態)
とに変換可能な一対の可動片201a、201bが設け
られている。
【0024】変動入賞装置200の上部には遊技球集合
装置250が一体的に連結して配置されており、遊技球
集合装置250は天入賞口に対応する集合口251の形
成された屋根状の鎧部252を有している。鎧部252
は変動入賞装置200の内部空間に続く開口部の上方周
囲を覆うように設けられている。鎧部252は透明部材
を素材として成形され、内部にいわゆる複数のワープ通
路253a、253bが形成されている。そして、図6
に示すように鎧部252は集合口251に入賞した玉T
を内部のワープ通路253a、253bを通して下方の
V誘導装置254の近くに導く(ただし、可動片201
a、201bが開放している場合)ようになっている。
可動片201a、201bが閉鎖している場合には、ワ
ープ通路253a、253bを通って玉は変動入賞装置
200の外部側に排出される。V誘導装置254は先端
側に向ってやや下り傾斜に配置された玉誘導樋を有して
おり、この玉誘導樋は基端側を支点として上下方向に所
定の角度範囲内を往復移動可能で、玉をV入賞口(特別
入賞口)204の方に誘導する。この場合、可動片20
1a、201bの開放時にV誘導装置204に導かれず
に開口部203内に流入する玉の多くは、外れ口205
a、205bに入る確率が高くなっている。
【0025】遊技球集合装置250の集合口251は遊
技球を流入させる遊技球流入部に相当し、ワープ通路2
53a、253bは変動入賞装置200の周辺部(可動
片201a、201bの開閉状態によって変動入賞装置
200の内部あるいは外部となる)に遊技球を落下可能
な遊技球落下部に相当する。遊技球集合装置250の集
合口251には図7(a)(b)に示すように、集合口
251への遊技球の流入率を変換可能な流入率変換部材
としてのプレート261a、261bが配置されてい
る。プレート261a、261bは大当り状態中にオー
プンし、大当りが終了すると、閉じるように制御され
る。図7(a)はプレート261a、261bがオープ
ンした状態、図7(b)はプレート261a、261b
が閉じた状態である。なお、集合口251はプレート2
61a、261bが閉じた状態でも、玉が1個程度通過
可能な大きさを確保するようになっている。
【0026】再び図5に戻り、変動入賞装置200の後
方側には細かい構成の説明は省略するが、可動片201
a、201b等を制御する制御基盤271、枠体27
2、ソレノイド、LED、各種のコネクタ、リード線等
が配置されている。このうち、制御基盤271は集合口
251におけるプレート261a、261bの開閉制御
を行っており、特に本実施例では大当り状態中に集合口
251への流入率が高確率状態となるようにプレート2
61a、261bを制御する流入率制御手段としての機
能を有している。
【0027】以上の構成において、本実施例では変動入
賞装置200の上部に遊技球集合装置250が設けら
れ、遊技球集合装置250の集合口251によって玉を
集め、集めた玉は透明なワープ通路253a、253b
を通って変動入賞装置200の周辺部に導かれる。この
とき、可動片201a、201bが開放していると、ワ
ープ通路253a、253bを通った玉は変動入賞装置
200の開口部203から内部遊技空間202に導かれ
る。これにより、遊技球集合装置250の集合口251
によって玉を集められた玉は変動入賞装置200の内部
に入賞する。したがって、玉の通過を容易に認識するこ
とができる。次いで、玉はV入賞口204の方に誘導さ
れる。これにより、遊技球集合装置250を通った玉の
多くがV入賞する可能性が高くなる。一方、可動片20
1a、201bが閉鎖していると、ワープ通路253
a、253bを通った玉は変動入賞装置200の外部に
導かれ、内部遊技空間202には入らない。このよう
に、遊技球集合装置250によって玉を集合させながら
変動入賞装置200内に落下させているので、変動入賞
装置200への遊技球の入賞率を安定させることができ
る。また、玉が直接に変動入賞装置200へ入賞するこ
とは少なく、透明部材の遊技球集合装置250を通して
集められて入賞することが多いため、どの玉が入賞する
かの予測が容易で入賞したことを直ちに認識することが
できる。したがって、入賞のタイミングといった非常に
喜びのある瞬間を見逃すことがなくなる。
【0028】一方、大当り状態中は制御基盤271によ
り集合口251におけるプレート261a、261bが
オープンする。これにより、大当り状態のとき集合口2
51への流入率が高確率状態となる。したがって、大当
り状態中に変動入賞装置200へ遊技球があまり入賞せ
ず、遊技者がいらいらすることをなくすことができる。
その結果、獲得球が少なくなるという不具合がなくな
り、安定した獲得球を期待することができる。なお、可
動片201a、201bが閉鎖している場合、集合口2
51からの玉は変動入賞装置200の内部には入賞せ
ず、また、開放動作している場合、集合口251および
外部(集合口251以外)から玉が変動入賞装置200
の内部に入賞可能となる。
【0029】一方、発射した玉のうち遊技球集合装置2
51の付近に到達しないものは、可動片201a、20
1bが開放動作しているときのみ、開口部203を通っ
て内部遊技空間202に至る。この場合、玉はワープ通
路253a、253bを通って変動入賞装置200の内
部に入賞したものではないから、V入賞口204には入
賞し難く、外れ口205aあるいは205bの方に入る
確率が高くなる(すなわち、V入賞率は低い)。なお、
この第2実施例では大当り状態中に集合口251におけ
るプレート261a、261bがオープン制御している
が、これに限らず、例えば大当り終了後所定期間(例え
ば、上皿21の玉がなくなるまでの間)だけプレート2
61a、261bをオープン制御してもよい。このよう
にすると、大当り終了後に再びV入賞するチャンスが増
大するから、いわゆる連チャン大当りが発生し易くな
る。また、第1始動入賞口66、67や普通電動始動口
65への始動入賞を条件としてプレート261a、26
1bをオープン制御してもよい。このようにすると、通
常ゲーム中の始動入賞によってV入賞するチャンスが広
がり、遊技が面白くなる。始動入賞によってオープンさ
せる場合、始動入賞がある毎に常にオープンさせてもよ
いし、あるいは始動遊技が5回まではオープンさせると
かの制御内容を採用してもよい。
【0030】なお、玉貸機の配置場所は上記例に限るも
のではない。例えば、前面操作パネルの部分や皿前装飾
体の部分に設けるようにしてパチンコ機と一体にしても
よい。本発明はカードリーダを備えていないパチンコ機
にも適用できるのは勿論である。また、本発明に係わる
遊技機は上記実施例のようなプリペイドカード方式のパ
チンコ機に適用する例に限らず、いわゆるCR機でない
通常の遊技機にも適用できる。例えば、クレジット方式
のパチンコ機にも適用することができる。プリペイドカ
ード方式でなく、全くカードを使用しないパチンコ機に
ついても幅広く適用することが可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、変動入賞装置の上方部
に遊技球集合装置を設け、この遊技球集合装置の遊技球
流入部により遊技球を流入させ、次いで、遊技球落下部
により変動入賞装置の周辺部に遊技球を落下させている
ので、変動入賞装置への遊技球の入賞率を安定させるこ
とができる。したがって、大当り状態中に変動入賞装置
へ遊技球があまり入賞せず、その結果、獲得球が少なく
なるという不具合がなくなり、安定した獲得球を期待す
ることができる。また、玉が直接に変動入賞装置へ入賞
することは少なく、遊技球集合装置を通して集められて
入賞することが多いため、どの玉が入賞するかの予測が
容易で入賞したことを直ちに認識することができる。し
たがって、入賞のタイミングといった非常に喜びのある
瞬間を見逃すことがなくなる。上記第1実施例では、遊
技球集合装置に玉を一時的に貯留するクルーンとして機
能する遊技球落下部を備えているので、玉が遊技球落下
部を通して変動入賞装置に落下するタイミングを変化さ
せることにより、玉の落下タイミングと可動片の開閉タ
イミングを見ながら遊技をすることができ、興趣に富ん
だ遊技内容にすることができる。また、上記第2実施例
では、大当り状態中に集合口におけるプレートをオープ
ン制御しているので、大当り状態のとき集合口への流入
率が高確率状態となり、、大当り状態中に安定した獲得
球を期待することができ、遊技者がいらいらすることを
なくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカード方式のパチンコ装置の
第1実施例の構成を示す正面斜視図である。
【図2】同実施例の遊技盤を示す正面図である。
【図3】同実施例の変動入賞装置および遊技球集合装置
の斜視図である。
【図4】同実施例の変動入賞装置の可動片が開放動作し
たときの図である。
【図5】本発明の第2実施例の変動入賞装置および遊技
球集合装置の斜視図である。
【図6】同実施例の変動入賞装置の可動片が開放動作し
たときの図である。
【図7】同実施例の集合口に配置したプレートの動作を
説明する図である。
【符号の説明】
1 パチンコ装置 2 パチンコ機 13 遊技盤 62、200 変動入賞装置 62a、62b、201a、201b 可動片(羽根部
材) 63、250 遊技球集合装置 101 遊技球流入部 102 遊技球落下部 113、204 V入賞口(特別入賞口) 251 集合口(遊技球流入部) 252 鎧部 253a、253b ワープ通路(遊技球落下部) 261a、261b プレート(流入率変換部材) 271 制御基盤(流入率制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定条件が成立することに基づいて変動
    入賞装置を遊技者に有利な状態で制御する特別遊技状態
    を発生可能な遊技機において、 前記変動入賞装置の上方部に、遊技球を集合可能な遊技
    球集合装置を設け、 該遊技球集合装置は、遊技球を流入させる遊技球流入部
    と、前記変動入賞装置の周辺部に遊技球を落下可能な遊
    技球落下部とを備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技球集合装置は、前記遊技球流入
    部への遊技球の流入率を変換可能な流入率変換部材と、
    前記特別遊技状態中に該流入率が高確率状態となるよう
    に前記流入率変換部材を制御する流入率制御手段と、を
    備えていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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