JPH07124300A - 弾球遊技機の発射レール取付装置 - Google Patents

弾球遊技機の発射レール取付装置

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JPH07124300A
JPH07124300A JP6463193A JP6463193A JPH07124300A JP H07124300 A JPH07124300 A JP H07124300A JP 6463193 A JP6463193 A JP 6463193A JP 6463193 A JP6463193 A JP 6463193A JP H07124300 A JPH07124300 A JP H07124300A
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吉平 新山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】遊技盤を装着する基板表面に、発射杵によって
打ち出された打球を案内する発射レールを着脱可能に設
けるパチンコ機の発射レール取付装置に関する。 【構成】本発明は、発射レールを、発射誘導溝を形成し
たレール本体と該レール本体の内側に装着した担持体と
で形成し、担持体に係合部を設けると共に基板に取り付
けるための取付部を設け、基板側に、担持体の係合部が
係止される係止部と担持体の取付部を固定する固定手段
とを設け、基板に対して発射レールを、担持体の係合部
を基板の係止部に係止させると共に担持体の取付部を固
定手段により着脱自在に固定する構成とした。 【効果】発射レールの発射誘導溝を適正状態に維持でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業状の利用分野】本発明は、遊技盤を装着する基板
表面に発射杵によって打ち出された打球を案内する発射
レールを着脱自在に設けるパチンコ機の発射レール取付
装置に関するものである。 【0002】 【従来技術】パチンコ機の発射レールは打球の正しい弾
道を定める上で重要である。そこで、従来は、発射レー
ルが位置ずれを起さぬように、パチンコ機の基板に対し
発射レールをビスにより固く止着していた。しかし、発
射レールには球垢が付着し易く、遊技店ではこの球垢を
除くため毎に拭取作業をしているが、この拭取作業時に
加えられる押圧力により、発射レールに狂いや歪みが生
じることが少なくない。このような発射レールについて
は、抜取作業時に余分な力が発射レールにかからないよ
うに取り外してから抜取作業が行なえるか、もしくは狂
いや歪みが生じてしまった発射レールについては交換す
ることが必要である。しかし、ビス止めによる従来の取
付構造では、遊技店における交換作業に手間が掛る。こ
のため営業中に発射レールの交換を行なうような場合、
当該パチンコ機の使用ができない時間が長くなるという
不都合があった。 【0003】 【発明が解決しようとしする問題】かかる問題点に鑑
み、本発明者等は、まだ公知ではないが、工具を必要と
しないでワンタッチで発射レールを取り付け取り外しで
きるパチンコ機の発射レール取付装置を提案している
(実願昭61−11094号)。即ち、レール本体及び
その担持体で発射レールを構成し、この発射レールの担
持体と基板とに同心的に取付孔を設け、この取付孔に取
付部材の軸を差込んで操作部をひねり、該軸の先端部の
T字状係止部を基板裏面に係合させ、取付部材の鍔部と
この係止部とにより基板と発射レールとを挟み、以って
発射レールを着脱自在に固定する構造である。 【0004】しかし、上記の発射レール取付装置は、片
持ち支持されるレール本体の担持体の下方のみを基板に
固定する構造となっているので、比較的長期のレール本
体の適正位置の保持に困難があった。即ち、担持体の下
方のみを固定した場合、適正位置に保持すべき発射レー
ルの基板当接側上部つまりレール本体自体が、使用によ
る経時的な変化として、徐々に前方に倒れて来てしま
い、発射誘導溝が傾いた状態となり、発射杵によって打
出されるパチンコ球の弾道が適正位置からずれて来ると
いう問題点があった。本発明は、上記問題点を解決する
もので、工具を用いずに簡単に取り付け取り外しができ
ると共に、長期的に見ても発射レールを適正位置に保持
できる発射レール取付装置の提供を目的とするものであ
る。 【0005】 【問題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、遊技盤(1)を装着する基板(2)表面
に、発射杵(4)によって打ち出された打球を案内する
発射レール(10)を着脱自在に設けるパチンコ機の発
射レール取付装置に於て、上記発射レール(10)は、
長手方向に沿って発射誘導溝(13a)を形成したレー
ル本体(11)と、該レール本体(11)の内側に装着
した担持体(12)とから一体的に形成し、上記担持体
(12)は、該担持体(12)の基板(2)表面側部分
には、その部分から突出する係合部(25)を設けると
共に、担持体(12)の下方側部分には基板(2)に取
り付けるための取付部(16)を延出させ、上記基板
(2)側には、上記担持体(12)の係合部(25)に
対応して該係合部(25)が係止される係止部(26)
と担持体(12)の取付部(16)に対応して該取付部
(16)を固定する固定手段(28)とを各々形成し
て、基板(2)に対して発射レール(10)を、担持体
(12)の係合部(25)を基板(2)の係止部(2
6)に係止させると共に担持体(12)の取付部(1
6)を固定手段(28等)により着脱自在に固定して、
発射レール(10)の発射誘導溝(13a)を適正状態
に維持できるようにしたことを特徴とするものである。 【0006】 【作用】本発明によれば、先ず、基板(2)に対して発
射レール(10)を、担持体(12)の係合部(25)
を基板(2)の係止部(26)に係止させ、その後、担
持体(12)の取付部(16)を固定手段(28等)に
よって、着脱自在に固定するので、片持ち支持構造の発
射レール(10)であっても、係合部(25)と係止部
(26)との係止により固定された発射レールを取り付
けた状態において、清掃時における外部押圧力や使用に
よる経年変化が作用しても、発射レール(10)の発射
誘導溝(13a)は常に適正状態に維持される。 【0007】 【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図及び第2図に於て、本発明の発射レール取付装置
は、パチンコ機の遊技盤1の下部に配設された基板2
と、該基板2の正面に装着される発射レール10とで構
成される。基板2は、この例では、第3図に示すように
遊技盤載置部2Aを有する箱状のフレームである。発射
レール10は、ガイドレール3と協働して、発射杵4か
らの打球を遊技領域1Aへ導く役目をするもので、発射
レール10とガイドレール3との間には、打出されたフ
ァール球即ち遊技領域1Aに達せずにガイドレール3を
流下する打球を、受皿5へ導びくファール球回収樋6の
受口6A(第2図)が開口している。 【0008】発射レール10は、打出された打球の方向
や回転等を正しく規制し、打球をガイドレール3上に適
正且つ安定した走行状態で移動できるように、発射誘導
するものであり、パチンコ機の最も重要な部分の1つで
ある。即ち、発射レール10が正しく取付けられ且つそ
の取付位置が安定していないと、打球が遊技領域1Aに
達する迄に遊技盤との摩擦その他により弾発勢が減殺さ
れ、発射杵4により球に与えるべきエネルギーが大きく
なり、その結果打球発射装置の操作部4Aをより多く右
に回動させておかなければならなくなり、遊技者が疲れ
る原因となる。これは発射レール10からガイドレール
3への打球の移動が良好でない場合に起因することが多
い。 【0009】又、極端に取付位置が狂った場合には、発
射レール10からガイドレール3への打球の移動すらで
きなくなり、パチンコ機本来の機能を失うからである。
尚、ファール球回収樋6には溢れ球回収樋6Bが一体的
に設けられている。この溢れ球回収樋6Bは、賞球導出
樋8から賞球流入口9Aを経て供給皿9へ導かれる賞球
が一杯に詰まっている状態下に於て、表機構パネル7を
開いたとき、賞球導出樋8から流下して来る賞球をパチ
ンコ店の床等に落ちないように受け入れ、これを受皿5
に戻すためのものである。 【0010】第2図〜第4図に於て、発射レール10
は、打出された打球が走行するレール本体11と、レー
ル本体11を補強するための担持体12とで構成してあ
る。レール本体11は、長い帯状の金属素材、例えばス
テンレス板の中央部分を帯状に残してレール面13を形
成し、その両側部14、14を下方に略直角に折曲し
て、全体の断面を略M型に成形してある。レール面13
には、打球が走行する長手方向の全長にわたって、打球
を誘導するためのV字型の発射誘導溝13aが設けてあ
る。 【0011】発射誘導溝13aは打球の下部を2点でバ
ランスよく支える溝状の構造である。図では断面V字型
の溝としてあるが、これに限らず、レール面13内の両
側に平面部が残るように、中央のみを断面V字型或いは
U字型に成形してもよい。尚、レール本体11の両側部
14、14は、このレール面13を支持し、且つその形
状を保持する機能を果している。このようにレール本体
11のレール面13に発射誘導溝13aを設けると、打
球の走行方向を確実にコントロールでき、ガイドレール
3への移動が安定するから、打球がガラスや遊技盤に接
触して打球の勢が減少されるムラ飛びをなくすことがで
きる。 【0012】次に、第5図及び第6図に於て、レール本
体11のレール面13は、打球を滑らかにガイドレール
3へ移行させるため、途中から先端側即ちガイドレール
3側にかけて徐々に反り上がる曲面に成形してある。し
かし、後端側即ち発射杵4側から先端側にかけて徐々に
反り上がる曲面として成形してもよい。いずれにせよ、
このレール面13の走行方向の形状は、発射杵4の打撃
方向及びガイドレール3の曲りとの関係で、できるだけ
発射勢が減殺されない形状とするのが好ましい。レール
面13の全長を曲げる場合は、例えば半径2000mm程度の
弧とするのがよい。このようにレール本体11のレール
面13に湾曲部を設けると、打球がレール面13から浮
き上ることがなくレール面13によく接し、発射誘導溝
13aによるコントロールを確実に受け、安定した打球
が得られるから、打球の方向づけが確実にでき発射勢の
減少をなくすことができる。 【0013】第4図に於て、担持体12は、当該担持体
12の基板表面側部分には当該部分から突出する係合
部、即ち後述する係合部としての掛止部25が設けられ
ており、担持体の下方側部分には基板に取り付けるため
の延出された取付部16が設けられている。実施例の担
持体12は、合成樹脂或いは硬質ゴムで成形されてお
り、M型レール面13で被われる上面部15aと側部1
5bとを有する上部15と、該上部15の片側から下方
に延在する取付部16とからなっている。担持体12の
上部15は、実施例では、レール本体11の全長にわた
って、その内部を内実とし一体化する長さにしてある
が、長さ方向の一区間に存在させてもよい。 【0014】又、レール面13に形成する発射誘導溝1
3aの断面形状によっては、レール面13の下面と担持
体12の上面部15aとの間に間隙を設けてもよいが、
この場合でも、レール面13の下面の一部に担持体12
の上面部15aが当接するように形成しておくのが補強
効果の点で良い。この担持体12は、レール本体11の
一方の側部13側から内部の担持体12に向けて、ネジ
込んだ2つのビス21、22(第2図、第6図)でレー
ル本体11と一体化される。かように一体化することに
よって、レール本体11を堅牢にすることができ、清掃
時におけるレール面13の歪みや狂いが防げる。 【0015】第5図に於て、上記2つのビス21、22
をネジ込む目的で、レール本体11の側部14には、そ
の発射杵4に近い側に1つの貫通孔17が、またガイド
レール3に近い側に複数の貫通孔18が設けてある。貫
通孔18はこの例では、18a、18b、18cの3個
であり、選択的に1つだけ使用される。一方、担持体1
2の上部側部15bには貫通孔17に対応する止着孔1
9と、複数の貫通孔18の1つと選択的に対応する複数
の止着孔20とが設けてある。この例では止着孔20の
数も貫通孔18と同数であり、20a、20b、20c
の3個になっている。 【0016】第3図及び第5図から分るように、3個の
止着孔20a、20b、20cは発射誘導方向と平行な
一直線上に配列され、一方3個の貫通孔18a、18
b、18cはこの止着孔20の配列方向と交差する一直
線上に配列されている。従って、貫通孔17と止着孔1
9を一致させてビス21により仮り止めした後、該ビス
を中心として担持体12に対しレール本体11を回動さ
せることにより、異なった3つの回動位置で、貫通孔1
8aと止着孔20a、貫通孔18bと止着孔20b、貫
通孔18cと止着孔20cが一致する。 このうちの1
つ、例えば、第6図に示すように、貫通孔18bと止着
孔20bを一致させ、ビス22にて止着する。 【0017】この場合、残りの貫通孔18aと止着孔2
0a、貫通孔18cと止着孔20cとは、その位置がず
れて不一致となる。レール本体11のレール面13の高
さ位置は、貫通孔18bと止着孔20bを一致させて止
着することにより、貫通孔18bと止着孔20bとを一
致させた場合に比べて第6図にxで示す量だけレール面
13を上げることができる。貫通孔18cと止着孔20
cを一致させて止着すれば、第6図にxで示す量だけレ
ール面13を上げることができる。即ち、どの貫通孔1
8を選択的に使用するかにより、発射レール10からの
発射角度を調整することができる。発射レール10が、
レール本体11と担持体12とで構成されていることか
ら、この発射角度調整は、発射レール10を基板2へ取
付けた後に於て行なうことができる利点を有する。 【0018】このことは、特に分離式パチンコ機に於
て、遊技盤1のみを交換した際に生ずるガイドレール3
と発射レール10との相互位置の調整を容易にするもの
である。即ち、発射杵4により打出された打球を、その
発射勢を減少させることなく、確実にガイドレール3に
移動することができるよう微調整することができ、従っ
て打球発射装置の操作部4Aの操作保持力を大きくしな
くても、遊技内部への正確な飛びを保証するものであ
る。尚、この発射角度調整用のビス22は、同時にレー
ル本体11を担持体12に取付けるネジとしても機能す
るから、部品点数が少なくて済む。 【0019】第3図及び第4図に於て、基板2に対する
発射レール10の取付位置を定めるため、基板2の表面
側には位置決め用突起23が、また担持体12の背面側
の上部側部15bには該突起と係合する嵌合孔24が設
けてある。更に、担持体12の背面側の上部側部15b
には、係合部として、上向きに突出させたL字状の2つ
の係合部(掛止部25)が設けてあり、この担持体12
の係合部(掛止部25)に対応して当該係合部が係止さ
れる係止部として、基板2にはL字状の掛止部25が斜
め状態で通る細長い2つの貫通孔26が設けられてい
る。係止部としての細長い2つの貫通孔26の配向方向
は、ほぼガイドレール3の始端の接線方向となってい
る。 【0020】発射レール10の担持体12を基板2に取
付けるに際しては、まず上記L字状の掛止部25を基板
2に対して斜めに立てた状態にして、これを基板2の係
止部即ち貫通孔26に挿入させてから、位置決め用突起
23に嵌合孔24を嵌合させ、次いで担持体12の板状
の取付部16を基板2に当接させる。これにより第9図
に示すように、係合部即ち掛止部25の内側面は基板2
の背面に当接することになる。その後、後述する固定手
段を形成する取付部材30により、担持体12の取付部
16を基板2に固定する。従って、掛止部25が基板2
の背面に当接する面積を多くし且つ安定した取付けをな
すためには、貫通孔26の縦幅、即ち配向方向と直角な
方向の幅は、L字状の掛止部25を斜め状態で通し得る
最小幅とするのが好ましく、又、係止部25のL字状の
先端折曲部はできるだけ大きくするのが好ましい。 【0021】上記担持体12の取付部16を基板2に固
定する固定手段として、取付部16には、小径部27a
と大径部27bとを有する取付孔27が開設してあり、
また、基板2にも、この取付部16の取付孔27と同じ
形状寸法の固定手段としての取付孔28が同軸的に開設
してある。尚、この取付作業を容易にするため、担持体
12には作業者が掴むことのできる把持部29が形成し
てある。 【0022】第3図、第7図及び第8図に於て、図中の
符合30は、この取付孔27、28に挿通して発射レー
ル10の担持体12を基板2に固定するための固定手段
を取形成する付部材である。取付部材30は、発射レー
ル10の取付孔27と基板2の取付孔28とを貫通する
軸31と、該軸31の先端にあって軸31の半径方向に
2つ突出する係止部32と、軸31の後端にあって軸3
1の周縁に張出す鍔部33と、該鍔部33に軸31を手
動で回すために形成した操作部34とを有する(第7図
及び第8図参照)。 【0023】実施例では、取付部材30は耐久性に富む
合成樹脂で一体成形してある。また、係止部32は軸3
1の先端周面から軸31の直径方向にT字状に突出さ
せ、鍔部33は軸31の後端側に軸31と同軸に円盤状
に形成してあり、係止部32の長さは鍔部33の径より
若干短く、当該係止部32と鍔部33との軸方向の間隔
は、基板2に発射レール10を当接させた際、取付孔2
7と取付孔28との奥行に一致させてある。係止部32
の鍔部33側の面は、取付の際に軸31を回す回転方向
に見て、基板2の裏面に係止部32が容易に乗上げ可能
な傾斜面32aとし、更に、当該傾斜面32aには、係
止部32の長さ方向に延びる凹溝32bを形成してあ
る。凹溝32bは、係止部32の長手方向の反りを防
ぎ、係止部32の基板2の裏面への圧接力を強めるため
に設けてある。 【0024】更にまた、取付部材30には、軸31の先
端から小径の軸を延在させ、その先端を横L字状に内側
に折り曲げて成る探査部35が設けてある。取付時に於
ては、軸31及び係止部32が鍔部33により隠れてし
まうが、その場合でも、この探査部35は取付孔27よ
りも小さく形成してあるので、この探査部35を以って
取付孔27の位置をさぐるのは簡単であり、従って、係
止部32を担持体12の取付孔27に入れるのが容易に
なる。 【0025】又、基板2の裏面には、前記凹溝32bの
少なくとも一部に係合可能な小突起36(第3図)を形
成し、凹溝32bと小突起との係合により、係止部32
のずれや緩みを防ぎ、係止部32を確実に基板2に係止
させるようにしてある。この小突起36は、両方向に突
出する係止部32に対応するように夫々配設してもよ
い。発射レール10の取付孔27は、取付部材30の軸
31が通過可能な小径部27aと、係止部32が通過可
能な大径部32bとを持ち、更に鍔部33は通過不能な
大きさと形状に穿てばよい。従って、実施例に示す孔の
形態に限らない。 【0026】実施例の取付孔27の小径部32aは、軸
31が密接して通る円孔、大径部32bは係止部32の
差渡しと同じ長さで円孔の一部を直径方向に拡張した形
状であり、大径部32bの長さ方向の差渡しは鍔部33
の径より小さくしてある。小径部32aを軸31とほぼ
同一径としたのは、軸31と小径部32aとの密嵌合に
よって、発射レール10のより確実な位置決めをなすた
めであり、大径部32bを係止部32の差渡しと同じ長
さとしたのは、取付部材30を取付孔27に嵌合した際
に自然脱落しないようにするためである。 【0027】実施例では、この自然脱落を更に確実に阻
止するため、係止部32の先端に取付孔27との抜差に
支障がない程度の薄肉の小突起32cを設けてある。こ
のように、取付孔27から自然脱落を防ぐように構成す
ると、一部品としての取付部材30を常時発射レール1
0と一体に取扱うことができ、取付作業や部品管理の上
で便利である。 【0028】基板2の固定手段としての取付孔28は取
付孔27と同形にしてあるが、係止部32のための大径
部は、係止部32が楽に通るよう若干大きめに形成して
もよい。但し、取付孔28の小径部は、位置決め機能を
発揮させるため、軸31と同径とするのが好ましい。実
施例の場合には、基板2側の位置決め用突起23と発射
レール10側の嵌合孔24とで位置決めしており、更
に、発射レール10の上部に設けた掛止部25を基板の
貫通孔26に掛け止めて固定しているため、必ずしも、
同径とする必要はない。 【0029】発射レール10の担持体12を基板2に取
付けるに際しては、先ず、上記L字状の掛止部25を基
板2の貫通孔26に挿入させると共に、位置決め用突起
23に嵌合孔24を嵌合させつつ、担持体12の板状の
取付部16を基板2に当接させる。これにより取付穴2
7、28の小径部及び大径部が一致する。次に、探査部
35で取付穴27を探して、取付部材30の係止部32
を取付穴27、28の大径部に通し、鍔部33が担持体
12に取付部16の表面に当て、取付部材30の係止部
32が基板2の裏面に位置するように強く押込む。次い
で、操作部34を略90度回転させ、係止部32の溝3
2cを基板2の裏面の小突起36に嵌合させる。 【0030】第9図に示すように、担持体12の係止部
32と鍔部33との間に、取付部16及び基板2が挟ま
れ、担持体12の取付部16が基板2に固定される。こ
のとき掛止部25が基板2の裏面に強く当接して、担持
体12の上方を支持する。結局、発射レール10全体
は、その上部が掛止部25で、下部が取付部材30で固
定されるため、取付部材30のみで固定した場合に較
べ、極めて安定した状態で固定保持される。特に、長期
的な使用や清掃作業によっても、レール面13が基板2
の前側に傾くことがなくなるので、レール本体11を担
持体12と一緒に基板2にネジ止めする必要がなく、こ
のため、ビス等の止着手段を使用せずに、取付部材30
のみで簡単に取付け取外しができる。 【0031】第10図及び第11図は、基板2の面に対
するレール面13の傾きを、予め正しく調整しておくた
めの傾斜調整機構を示したものである。基板2の面に対
するレール面13の傾きが、ガイドレール3の面とずれ
ているときは、やはり打球の勢の減少を生じ、無視でき
ない問題となる。第10図の傾斜調整機構は、発射レー
ル10の先端部付近に於て、レール本体11及び担持体
12を貫通させ且つ先端を基板2の表面に当接させたビ
ス37(第1図)による。このビス37を通す目的で、
レール本体11の側部14にはビス37のための貫通孔
38が、また担持体12の上部側部15bには調整用ネ
ジ孔39が設けてある。このビス37の締付け力を加減
することにより、第10図に破線で示すようなレール面
13の不適正位置を実線の適正位置とするよう、僅かに
微調整することができる。従って、取付当初に於て或い
は使用後に於て、第10図にずれ量vで示す如く適正位
置から狂った場合でも、簡単にその狂いを修正すること
ができるものである。第11図の傾斜調整機構は、発射
レール10の後側面と基板2との間にスぺーサ40を嵌
挿したものである。このスぺーサ40により、第11図
にずれ量wで示すように、発射レール10全体を僅かに
前方に取付けるように修正することができる。 【0032】第2図に戻り、発射レール10は図の如く
基板2に取付けられるが、かかる取付状態に於ては、流
下するファール球が発射レール10先端に衝突し、その
衝撃によって、発射レール10に歪みや狂いが生ずる点
が問題となる。そこで、発射レール10を構成する担持
体12の先端に、ファール球受片41を一体に形成し、
ファール球が衝突するファール球回収樋6の受口6Aの
一部を構成させてある。これによって、ファール球の衝
撃からレール本体11が保護されると共に、ファール球
受片41を合成樹脂或いは硬質ゴム製の担持体12と一
体に成形できるから、製造及び組付作業が簡単になる。 【0033】ファール球回収樋6は、基板2表面に設け
た係止片42に係合する切欠部43Aを一方側に有し、
他方側にビス止部43Bが設けてあり、切欠部43Aを
係止片42に差込んで一方側を係止し、他方側のビス止
部43Bにビスを通して基板2に装着されている。従っ
て、ファール球回収樋6と溢れ球回収樋6Bは一の作業
で簡単に取付けできる。尚、図中の符合44は供給皿9
の球抜樋であり、球抜樋枠44aと球抜樋蓋44bとで
構成され、供給皿9から表機構パネル7を経て導出され
る供給皿9からの球を受ける開口45を備えている。
又、符合46は強化板材部46Aを有する球受部、47
は発射位置を示す。 【0034】 【発明の効果】本発明は叙上の如く、基板に対して発射
レールを、その上部側にあっては、担持体の係合部を基
板の係止部に係止させ、下部側にあっては、担持体の取
付部を固定手段により着脱自在に固定し、片持ち支持構
造の発射レールが、垂直方向の上下2箇所の点で取り付
けられる構成としているから、閉店後の清掃時の拭き取
り作業等による外部圧力に対し対抗力が高められ、長期
の使用のよっても、発射レールの発射誘導溝を適正状態
即ち、理想的な取付状態のままに維持しておくことがで
きる。又、本発明のものは、工具を用いることなく、手
軽に発射レールの取り付け・取り外しができる。従っ
て、又、遊技店に於て、専門の作業員が居なくても発射
レールの交換を迅速に行なうことができ、発射レールの
故障による遊休台をなくすことができる。更には、清掃
時に於て、必要とあれば、簡単に発射レールそのものを
取外せばよいから、球垢を完全に拭き取ることができ、
常に最良の状態を維持してムラ飛び等の不良発射をなく
すことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を適用したパチンコ機の正面図である。 【図2】本発明を適用したパチンコ機の正面図の一部拡
大図である。 【図3】本発明を適用したパチンコ機の正面図の下分解
図である。 【図4】発射レールの分解斜視図である。 【図5】発射レールのレール本体と担持体の正面図であ
る。 【図6】発射角度調整の説明に供する図である。 【図7】取付部材の正面図である。 【図8】取付部材の側面図である。 【図9】基板に取付けた状態の発射レールを示す断面図
である。 【図10】傾斜角度調整機構の一例を示す断面図であ
る。 【図11】他の傾斜角度調整機構を示す断面図である。 【符号の説明】 1 遊技盤 2 基板 4 発射杵 10 発射レール 11 レール本体 12 担持体 13a 発射誘導溝 16 取付部 25 掛止部(係合部) 26 貫通孔(係止
部) 28 取付孔(固定手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成6年3月16日 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】全文 【補正方法】変更 【補正内容】 【書類名】 明細書 【発明の名称】 弾球遊技機の発射レール取付装置 【特許請求の範囲】 基板表面に打球を案内する発射レールを着脱可能に取り
付ける弾球遊技機の発射レール取付装置に於いて、 上記発射レールは、長手方向に沿って発射誘導溝を形成
した金属製のレール本体を合成樹脂製の担持体により保
持する単一部品として構成し、 上記担持体は、上記発射レールを取り付けた状態に於い
て、発射誘導溝が上面に位置するようレール本体を保持
する保持部と、該保持部の基板側基端部から上記基板表
面に沿って延在する基板当接部とにより構成し、 上記発射レールと基板とには、相互に関連して該発射レ
ールを基板表面に対して着脱可能に取り付ける固定手段
を設けると共に、上記担持体と基板とには、該発射レー
ルを基板表面に取り付ける際に相互に関連して係合する
係止手段を設け、上記固定手段と係止手段とを上下方向
に配置したことを特徴とする弾球遊技機の発射レール取
付装置。 【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業状の利用分野】本発明は、基板表面側に打球を案
内する発射レールを着脱可能に取り付ける弾球遊技機の
発射レール取付装置に係り、特に、発射レールの取付安
定性の改良に関する。 【0002】 【従来技術】弾球遊技機の発射レールは弾球遊技の要で
あり、正確な弾道を定める上で重要な部品である。この
重要な部品である発射レールは、遊技中においては1分
間に100個もの球が発射されるため、その発射誘導溝
に球垢が付着しやすく、遊技店の営業が終わった閉店時
には、この球垢を擦るようにして拭き取る拭取作業を行
うこととなる。しかし、この拭取作業によって繰り返し
加えられる拭取圧力によって、重要な部品である発射レ
ールには変形による狂いや歪みが発生しやすかった。そ
こで、従来では、金属製のレールだけで構成していた発
射レールに替えて、金属製の発射レール本体を合成樹脂
の担持体により一体的に保持した単一部品の構成を採用
して、発射レール全体に剛性を持たせて強度を高めた弾
球遊技機の発射レールが、例えば、実開昭60−131
75号公報で、更には本願出願人による特開昭58−6
5180号公報および実開昭58−54887号公報に
より提案されている。 【0003】 【発明が解決しようとする問題】しかし、金属製のレー
ル本体を合成樹脂製の担持体で保持させた従来の発射レ
ールでは、発射レール自体の剛性及び強度は高め得たも
のの、長手方向に沿って形成された発射誘導溝を上面に
した細長状の部品構成であるがゆえに、遊技盤下端部の
下方に位置する基板の表面にビス等により取り付けた際
には、取付占有面積が発射レールの基板側一側面を基板
に当接する状態だけの、いわゆる「片持支持構造」とな
ってしまい、長期に使用している間には、発射レールの
取付状態そのものが緩んだり歪んだりして変形して安定
度を欠き、打球が狙い通りに飛ばない「ムラ飛び」の原
因となって、遊技者の不興を買うことが少なくなかっ
た。殊に、遊技店においては、上記拭取作業を繰り返し
行っていると、ついには、発射レールの手前側側端部分
が遊技者側に垂れ下がって来る、という不都合が生じる
ことになる。本発明は、かかる問題の解決を目的として
成されたものである。 【0004】 【問題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、基板(2)表面に打球を案内する発射レー
ル(10)を着脱可能に取り付ける弾球遊技機の発射レ
ール取付装置に於いて、上記発射レールは、長手方向に
沿って発射誘導溝(13a)を形成した金属製のレール
本体(11)を合成樹脂製の担持体(12)により保持
する単一部品として構成し、上記担持体(12)は、上
記発射レールを取り付けた状態に於いて、発射誘導溝
(13a)が上面に位置するようレール本体(11)を
保持する保持部(例えば上部15)と、該保持部の基板
(2)側基端部から上記基板(2)表面に沿って延在す
る基板当接部(例えば取付部16)とにより構成し、上
記発射レールと基板とには、相互に関連して該発射レー
ルを基板表面に対して着脱可能に取り付ける固定手段
(例えば、取付孔27、28及び取付部材30)を設け
ると共に、上記担持体(12)と基板(2)とには、該
発射レールを基板(2)表面に取り付ける際に相互に関
連して係合する係止手段(例えば掛止部25、貫通孔2
6)を設け、上記固定手段と係止手段とを上下方向に配
置した構成とした。 【0005】 【作用】本発明によれば、金属製のレール本体を合成樹
脂製の担持体により単一部品として発射レールが構成さ
れているので、発射レールを基板表面に固定手段によっ
て着脱可能に簡単に取り付けられる。又、取り付けた状
態においては、担持体の基板当接部が基板表面での発射
レールの取付占有面積を拡大することとなるので、取付
安定度が向上する。更に、この安定度の向上に加えて、
固定手段と係止手段とが上下方向に配置されているの
で、発射レールの手前側側端部分の垂れ下がりが係止手
段によって阻止され、発射レールの取付状態が常に良好
に維持されることになる。 【0006】 【実施例】以下、本発明を弾球遊技機の一つであるパチ
ンコ機を例にして説明する。図1及び図2に於て、本発
明の一実施例である発射レール取付装置は、パチンコ機
の遊技盤1の下部に配設される基板2の正面側表面に、
発射される打球を案内する発射レール10を着脱可能に
取り付ける構成となっている。基板2は、この例では、
図3に示すように遊技盤載置部2Aを有する箱状のフレ
ームである。図示のように、この基板2の表面側に発射
レール10は取り付けられる。発射レール10は、ガイ
ドレール3と協働して、発射杵4からの打球を遊技領域
1Aへ導く役目をするもので、発射レール10とガイド
レール3との間には、打出されたファール球即ち遊技領
域1Aに達せずにガイドレール3を流下する打球を、受
皿5へ導びくファール球回収樋6の受口6A(図2)が
開口している。 【0007】発射レール10は、打出された打球の方向
や回転等を正しく規制し、打球をガイドレール3上に適
正且つ安定した走行状態で移動できるように、発射誘導
するものであり、パチンコ機の最も重要な部品の1つで
ある。この発射レール10が正しく取り付けられてその
取付位置が安定していないと、打球の方向がそれたり、
打球が遊技領域1Aに達する迄の間に遊技盤との摩擦そ
の他により弾発勢が減殺されるため、発射杵4から球に
与えられるエネルギーを大きくしなくてはならず、その
結果、打球発射装置の操作部4Aをその復帰力に抗して
より多く右回動させ、その回動位置を維持しておかなく
てはならないため、遊技者の手疲れの原因となってい
た。このようなケースは、発射レール10から発射され
た打球の方向がそれたり、回転方向が乱れたりして、ガ
イドレール3への飛び移りが良好でない場合に起因する
ことが多い。又、極端に取付位置が狂った場合には、発
射レール10からガイドレール3への打球の飛び移りす
らできなくなって、ファール球が多発し、パチンコ機本
来の機能を失ってしまう。 【0008】尚、ファール球回収樋6には溢れ球回収樋
6Bが一体的に設けられている。この溢れ球回収樋6B
は、賞球導出樋8から賞球流入口9Aを経て供給皿9へ
導かれる賞球が一杯に詰まっている状態下に於て、表機
構パネル7を開いたとき、賞球導出樋8から流下して来
る賞球をパチンコ店の床等に落ちないように受け入れ、
これを受皿5に戻すためのものである。 【0009】図2〜図4に於て、発射レール10は、打
出された打球が走行するレール本体11と、レール本体
11を保持する合成樹脂製の担持体12とで単一部品と
して構成される。レール本体11は、長い帯状の金属素
材、例えばステンレス板の中央部分を帯状に残してレー
ル面13を形成し、その両側部14、14を下方に略直
角に折曲して、全体の断面を略M型に成形してある。レ
ール面13には、打球が走行する長手方向の全長にわた
って、打球を誘導するためのV字型の発射誘導溝13a
が設けてある。 【0010】発射誘導溝13aは打球の下部を2点でバ
ランスよく支える溝状の構造である。図では断面V字型
の溝としてあるが、これに限らず、レール面13内の両
側に平面部が残るように、例えば、中央のみを断面V字
型或いはU字型に成形してもよい。レール本体11の両
側部14、14は、このレール面13を支持し、且つそ
の形状を保持する機能を果している。このようにレール
本体11のレール面13に発射誘導溝13aを設ける
と、打球の走行方向を確実にコントロールでき、ガイド
レール3への飛び移りが安定するから、方向の狂いや回
転不良から打球がガラスや遊技盤に接触して打球の勢が
減少されるムラ飛びをなくすことができる。 【0011】次に、図5及び図6に於て、レール本体1
1のレール面13は、打球を滑らかにガイドレール3へ
飛び移らせるため、長手方向の途中から先端側即ちガイ
ドレール3側にかけて徐々に反り上がる曲面に成形して
ある。勿論、後端側即ち発射杵4側から先端側にかけて
徐々に反り上がる曲面として成形してもよい。いずれに
せよ、このレール面13の走行方向の形状は、発射杵4
の打撃方向及びガイドレール3の曲りとの関係で、でき
るだけ発射勢が減殺されない形状とするのが好ましい。
尚、レール面13の全長を曲げる場合は、例えば半径2
000mm程度の弧とするのがよい。このように、レー
ル本体11のレール面13に湾曲部を設けると、打球が
レール面13から浮き上ることがなくレール面13によ
く接し、発射誘導溝13aによるコントロールを確実に
受け、安定した打球が得られるから、打球の方向づけが
確実にでき発射勢の減少をなくすことができる。 【0012】図4に於て、本実施例では担持体12は、
発射レール10を取り付けた状態に於いて、発射誘導溝
13aが上面に位置するようレール本体11をその下か
ら保持する保持部としての上部15と、該保持部15の
基板2側基端部から基板2表面に沿って面的に延在する
よう拡大形成され、取り付けられた状態においては基板
2表面に当接される基板当接部としての取付部16とで
構成されている。実施例の担持体12は、合成樹脂或い
は硬質ゴムで成形されており、M型レール面13で被わ
れる上面部15aとレール本体11の基板2表面に当接
させられる方の側部14を、基板2との間に挟み込むよ
う平らに削り込まれた側部15bとを有する上部15
と、該上部15から下方に向けて、基板2表面と当接す
るように平たく垂らされたように延在形成された基板当
接部としての取付部16とからなっている。 【0013】そして、この担持体12と基板2とには、
発射レールを基板に取り付ける際に、相互に関連して係
合し合う係止手段として、担持体12の背面側の上部側
部15bには、当該部分から一部が上向きにL字状に曲
がって突出するよう一体成型された掛止部25、25が
レールの長手方向に沿って適当間隔をおいて複数箇所に
設けられる一方、基板2側には、これらの掛止部25、
25が斜め状態で嵌め込まれる細長い貫通孔26、26
が穿たれている。係止部としての細長い2つの貫通孔2
6の配向方向は、ほぼガイドレール3の始端の接線方向
となっている。 【0014】本実施例では、担持体12によりレール本
体11の全長にわたって、その内部を内実とし一体化す
る単一部品の構成にしてあるが、密嵌一体状に形成した
り又は長さ方向の一区間に保持体12を存在させてもよ
い。又、レール面13に形成する発射誘導溝13aの断
面形状によっては、レール面13の下面と担持体12の
上面部15aとの間に間隙を設けてもよいが、この場合
でも、レール面13の下面の一部に担持体12の上面部
15aが当接するように形成しておくのが補強効果の点
で良い。 【0015】この実施例での担持体12は、レール本体
11の一方の側部13側から内部の担持体12に向け
て、ネジ込んだ2つのビス21、22(図2、図6)で
レール本体11と組み合わされて一体化され、単一部品
化されている。発射レール10の単一部品化によって、
レール本体11を堅牢にすることができ、拭取作業の際
に加えられる拭取圧力によるレール面13の歪みや狂い
が防げる。 【0016】本実施例の発射レール10は、図5に於
て、上記2つのビス21、22をネジ込む目的で、レー
ル本体11の側部14には、その発射杵4に近い側に1
つの貫通孔17が、またガイドレール3に近い側に複数
の貫通孔18が設けてある。貫通孔18はこの例では、
18a、18b、18cの3個であり、選択的に1つだ
け使用される。一方、担持体12の上部側部15bには
貫通孔17に対応する止着孔19と、複数の貫通孔18
の1つと選択的に対応する複数の止着孔20とが設けて
ある。この例では止着孔20の数も貫通孔18と同数で
あり、20a、20b、20cの3個になっている。 【0017】図3及び図5から分るように、3個の止着
孔20a、20b、20cは発射誘導方向と平行な一直
線上に配列され、一方、3個の貫通孔18a、18b、
18cはこの止着孔20の配列方向と交差する一直線上
に配列されている。従って、貫通孔17と止着孔19を
一致させてビス21により仮り止めした後、該ビスを中
心として担持体12に対しレール本体11を回動させる
ことにより、異なった3つの回動位置で、貫通孔18a
と止着孔20a、貫通孔18bと止着孔20b、貫通孔
18cと止着孔20cとが一致する。このうちの1つ、
例えば、図6に示すように、貫通孔18bと止着孔20
bを一致させ、ビス22にて止着する。この場合、残り
の貫通孔18aと止着孔20a、貫通孔18cと止着孔
20cとは、その位置がズレて不一致となる。 【0018】本実施例の発射レール10は、付加的な機
能を有し、レール本体11のレール面13の高さ位置
は、貫通孔18bと止着孔20bを一致させて止着する
ことにより、貫通孔18bと止着孔20bとを一致させ
た場合に比べて図6にxで示す量だけレール面13を上
げることができる。貫通孔18cと止着孔20cを一致
させて止着すれば、図6にxで示す量だけレール面13
を上げることができる。即ち、どの貫通孔18を選択的
に使用するかにより、発射レール10からの発射角度を
調整することができるのである。従って、本実施例のよ
うに、発射レール10がレール本体11を担持体12に
組み付ける構成を採用した場合には、この様な発射角度
調整を発射レール10を基板2へ取付けた後に於て行な
うことができる、という利点も有する。 【0019】図3及び図4に於て、この実施例では、基
板2に対する発射レール10の取付位置を定めるため、
基板2の表面側には位置決め用突紀23が、又、担持体
12の背面側の上部側部15bには該突起と係合する嵌
合孔24が設けてある。 【0020】発射レール10の担持体12を基板2に取
付けるに際しては、先ず、上記L字状の掛止部25を基
板2に対して斜めに立てた状態にして、これを基板2の
係止部即ち貫通孔26に挿入させてから、位置決め用突
起23に嵌合孔24を嵌合させ、次いで担持体12の板
状の取付部16を基板2に当接させる。これにより図9
に示すように、係合部即ち掛止部25の内側面は基板2
の背面に当接することになる。その後、後述する固定手
段を形成する取付部材30により、担持体12の取付部
16を基板2に固定する。従って、掛止部25が基板2
の背面に当接する面積を多くし且つ安定した取付けをな
すためには、貫通孔26の縦幅、即ち配向方向と直角な
方向の幅は、L字状の掛止部25を斜め状態で通し得る
最小幅とするのが好ましく、又、係止部25のL字状の
先端折曲部はできるだけ大きくするのが好ましい。 【0021】上記発射レール10と基板2とには、相互
に関連して発射レール10を基板2表面に対して着脱可
能に取り付ける固定手段を設ける。実施例では、固定手
段として、発射レール10側の取付部16には、小径部
27aと大径部27bとを有する取付孔27が開設して
あり、基板2側には、これに対応して、取付部16の取
付孔27と同じ形状寸法の取付孔28が、重ね合わせた
時に同軸的に一致するように開設してある。 【0022】図3、図7及び図8に於て、図中の符合3
0は、この取付孔27、28に挿通して発射レール10
の担持体12を基板2に固定するための固定手段として
の取付部材である。取付部材30は、発射レール10の
取付孔27と基板2の取付孔28とを貫通する軸31
と、該軸31の先端にあって軸31の半径方向に2つ突
出する係止部32と、軸31の後端にあって軸31の周
縁に張出す鍔部33と、該鍔部33に軸31を手動で回
すために形成した操作部34とを有する(図7及び図8
参照)。 【0023】実施例では、取付部材30は耐久性に富む
合成樹脂で一体成形してある。又、係止部32は軸31
の先端周面から軸31の直径方向にT字状に突出させ、
鍔部33は軸31の後端側に軸31と同軸に円盤状に形
成してある。係止部32の長さは、鍔部33の径より若
干短く、当該係止部32と鍔部33との軸方向の間隔
は、基板2に発射レール10を当接させた際、取付孔2
7と取付孔28との奥行に一致させてある。係止部32
の鍔部33側の面は、取付の際に軸31を回す回転方向
に見て、基板2の裏面に係止部32が容易に乗上げ可能
な傾斜面32aとし、更に、当該傾斜面32aには、係
止部32の長さ方向に延びる凹溝32bを形成してあ
る。凹溝32bは、係止部32の長手方向の反りを防
ぎ、係止部32の基板2の裏面への圧接力を強めるため
に設けてある。 【0024】更に又、取付部材30には、軸31の先端
から小径の軸を延在させ、その先端を横L字状に内側に
折り曲げて成る探査部35が設けてある。取付時に於て
は、軸31及び係止部32が鍔部33により隠れてしま
うが、その場合でも、この探査部35は取付孔27より
も小さく形成してあるので、この探査部35を以って取
付孔27の位置をさぐるのは簡単であり、従って、係止
部32を担持体12の取付孔27に入れるのが容易にな
る。又、基板2の裏面には、前記凹溝32bの少なくと
も一部に係合可能な小突起36(図3)を形成し、凹溝
32bと小突起との係合により、係止部32のズレや緩
みを防ぎ、係止部32を確実に基板2に係止させるよう
にしてある。この小突起36は、両方向に突出する係止
部32に対応するように夫々配設してもよい。 【0025】発射レール10の取付孔27は、取付部材
30の軸31が通過可能な小径部27aと、係止部32
が通過可能な大径部32bとを持ち、更に鍔部33は通
過不能な大きさと形状に穿てばよい。従って、実施例に
示す孔の形態に限らない。実施例の取付孔27の小径部
32aは、軸31が密接して通る円孔、大径部32bは
係止部32の差渡しと同じ長さで円孔の一部を直径方向
に拡張した形状であり、大径部32bの長さ方向の差渡
しは鍔部33の径より小さくしてある。小径部32aを
軸31とほぼ同一径としたのは、軸31と小径部32a
との密嵌合によって、発射レール10のより確実な位置
決めをなすためであり、大径部32bを係止部32の差
渡しと同じ長さとしたのは、取付部材30を取付孔27
に嵌合した際に自然脱落しないようにするためである。 【0026】実施例では、この自然脱落を更に確実に阻
止するため、係止部32の先端に取付孔27との抜差に
支障がない程度の薄肉の小突起32cを設けてある。こ
のように、取付孔27から自然脱落を防ぐように構成す
ると、一部品としての取付部材30を常時発射レール1
0と一体に取扱うことができ、取付作業や部品管理の上
で便利である。 【0027】基板2の固定手段としての取付孔28は取
付孔27と同形にしてあるが、係止部32のための大径
部は、係止部32が楽に通るよう若干大きめに形成して
もよい。但し、取付孔28の小径部は、位置決め機能を
発揮させるため、軸31と同径とするのが好ましい。実
施例の場合には、基板2側の位置決め用突起23と発射
レール10側の嵌合孔24とで位置決めしており、更
に、発射レール10の上部に設けた掛止部25を基板の
貫通孔26に掛け止めて固定しているため、必ずしも、
同径とする必要はない。 【0028】発射レール10の担持体12を基板2に取
付けるに際しては、先ず、上記L字状の掛止部25を基
板2の貫通孔26に挿入させると共に、位置決め用突起
23に嵌合孔24を嵌合させつつ、担持体12の板状の
取付部16を基板2に当接させる。これにより取付穴2
7、28の小径部及び大径部が一致する。次に、探査部
35で取付穴27を探して、取付部材30の係止部32
を取付穴27、28の大径部に通し、鍔部33が担持体
12に取付部16の表面に当て、取付部材30の係止部
32が基板2の裏面に位置するように強く押込む。次い
で、操作部34を略90度回転させ、係止部32の溝3
2cを基板2の裏面の小突起36に嵌合させる。 【0029】図9に示すように、担持体12の係止部3
2と鍔部33との間に、取付部16及び基板2が挟ま
れ、担持体12の取付部16が基板2に固定される。こ
のとき、掛止部25が基板2の裏面に強く当接して、担
持体12の上方を支持する。結局、本実施例の発射レー
ル10全体は、その上部に係止手段としての掛止部25
が、下部に固定手段としての取付部材30が上下方向に
比較的離されて配置されているため、例えば、仮に、取
付部材30のみで固定した場合に較べると、極めて安定
した状態で基板2表面に固定保持される。特に、長期的
な使用や清掃作業によっても、レール面13が基板2の
前側に傾くことがなくなるので、レール本体11を担持
体12と一緒に基板2にネジ止めする必要がなく、この
ため、ビス等の止着手段を使用せずに、取付部材30の
みで簡単に取付け取外しができる。尚、取付作業を容易
にするため、担持体12には作業者が掴むことのできる
把持部29が形成してある(図3)。 【0030】尚、図10及び図11は、本発明の発射レ
ール10を実施例のようにレール本体11を担持体12
に組み付けた場合に有効となるもので、基板2の面に対
するレール面13の傾きを、予め正しく調整しておくた
めの傾斜調整機構を付加的に示したものである。基板2
の面に対するレール面13の傾きが、ガイドレール3の
面とズレているときは、やはり打球の勢いの減少を生
じ、無視できない問題となる。図10の傾斜調整機能
は、発射レール10の先端部付近に於て、レール本体1
1及び担持体12を貫通させ且つ先端を基板2の表面に
当接させたビス37(図1)による。このビス37を通
す目的で、レール本体11の側部14にはビス37のた
めの貫通孔38が、又、担持体12の上部側部15bに
は調整用ネジ孔39が設けてある。このビス37の締付
け力を加減することにより、図10に破線で示すような
レール面13の不適正位置を実線の適正位置とするよ
う、僅かに微調整することができる。従って、取付当初
に於て或いは使用後に於て、図10にズレ量vで示す如
く適正位置から狂った場合でも、簡単にその狂いを修正
することができる。 【0031】図11の付加的に設けられた傾斜調整機構
は、発射レール10の後側面と基板2との間にスペーサ
40を嵌挿したものである。このスペーサ40により、
図11にズレ量wで示すように、発射レール10全体を
僅かに前方に取付けるように修正することができる。 【0032】図2に戻り、発射レール10は図の如く基
板2に取り付けられるが、かかる取付状態に於ては、流
下するファール球が発射レール10先端に衝突し、その
衝撃によって、発射レール10に歪みや狂いが生ずる点
が問題となる。そこで、本実施例では、発射レール10
を構成する担持体12の先端に、ファール球受片41を
一体に形成し、ファール球が衝突するファール球回収樋
6の受口6Aの一部を構成させてある。これによって、
ファール球の衝撃からレール本体11が保護されると共
に、ファール球受片41を合成樹脂或いは硬質ゴム製の
担持体12と一体に成形できるから、製造及び組付作業
が簡単になる。 【0033】ファール球回収樋6は、基板2表面に設け
た係止片42に係合する切欠部43Aを一方側に有し、
他方側にビス止部43Bが設けてあり、切欠部43Aを
係止片42に差込んで一方側を係止し、他方側のビス止
部43Bにビスを通して基板2に装着されている。従っ
て、ファール球回収樋6と溢れ球回収樋6Bは一の作業
で簡単に取付けできる。尚、図中の符合44は供給皿9
の球抜樋であり、球抜樋枠44aと球抜樋蓋44bとで
構成され、供給皿9から表機構パネル7を経て導出され
る供給皿9からの球を受ける開口45を備えている。
又、符合46は強化板材部46Aを有する球受部、47
は発射位置を示す。 【0034】 【発明の効果】本発明は叙上の如く、発射レールの担持
体に基板表面に沿って延在する基板当接部を設けたの
で、発射レールは基板表面での取付占有面積が大きく拡
大されて取付安定程度が飛躍的に向上すると共に、固定
手段による取付強度も増大させることができる。又、こ
の固定手段と係止手段とを上下方向に配設したので、発
射レールの遊技者側、即ち、手前側側端部分の垂れ下が
りが確実に阻止されて、発射レールの取付状態を常に良
好に保つことができる。従って又、閉店後の、発射レー
ルに付着した球垢を拭き取る拭取作業による発射レール
の取付状態の変形も生じにくくなって、打球のムラ飛び
を解消し、長期使用に耐える弾球遊技機の発射レール取
付装置を提供できる。 【図面の簡単な説明】 【図1】パチンコ機の正面図である。 【図2】パチンコ機の正面図の一部拡大図である。 【図3】パチンコ機の正面図の下分解図である。 【図4】発射レールの分解斜視図である 【図5】レール本体と担持体の正面図である。 【図6】発射角度調整の説明に供する図である。 【図7】取付部材の正面図である。 【図8】取付部材の側面図である。 【図9】取付状態の発射レールの断面図である。 【図10】傾斜角度調整機構の一例を示す断面図であ
る。 【図11】傾斜角度調整機構の他の例を示す断面図であ
る。 【符号の説明】 1 遊技盤 2 基板 10 発射レール 11 レール本体 12 担持体 13a 発射誘導溝 15 上部(保持部) 16 取付部(基
板当接部) 25 掛止部(係止手段) 26 貫通孔(係止手
段) 27、28 取付孔(固定手段) 30 取付部材
(固定手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 遊技盤を装着する基板表面に、発射杵によって打ち出さ
    れた打球を案内する発射レールを着脱可能に設けるパチ
    ンコ機の発射レール取付装置に於て、 上記発射レールは、長手方向に沿って発射誘導溝を形成
    したレール本体と、該レール本体の内側に装着した担持
    体とから一体的に形成し、 上記担持体は、該担持体の基板表面側部分には、その部
    分から突出する係合部を設けると共に、担持体の下方側
    部分には基板に取り付けるための取付部を延出させ、 上記基板側には、上記担持体の係合部に対応して該係合
    部が係止される係止部と担持体の取付部に対応して該取
    付部を固定する固定手段とを各々形成して、 基板に対して発射レールを、担持体の係合部を基板の係
    止部に係止させると共に担持体の取付部を固定手段によ
    り着脱自在に固定して、発射レールの発射誘導溝を適正
    状態に維持できるようにしたことを特徴とするパチンコ
    機の発射レール取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6191279U (ja) * 1984-11-20 1986-06-13

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