JPH07123942A - 変わり麺の製造法 - Google Patents

変わり麺の製造法

Info

Publication number
JPH07123942A
JPH07123942A JP5274442A JP27444293A JPH07123942A JP H07123942 A JPH07123942 A JP H07123942A JP 5274442 A JP5274442 A JP 5274442A JP 27444293 A JP27444293 A JP 27444293A JP H07123942 A JPH07123942 A JP H07123942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noodles
tofu
production
noodle
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5274442A
Other languages
English (en)
Inventor
Komao Ishikawa
駒郎 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIKAWA SHOKUHIN KK
Original Assignee
ISHIKAWA SHOKUHIN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ISHIKAWA SHOKUHIN KK filed Critical ISHIKAWA SHOKUHIN KK
Priority to JP5274442A priority Critical patent/JPH07123942A/ja
Publication of JPH07123942A publication Critical patent/JPH07123942A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Noodles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 豆腐麺a,おから麺b,栄養麺cなどの変わ
り麺の製造法を提供すること。 【構成】 豆腐製造の際に生ずる型崩れした販売不能な
型崩れ豆腐若しくは豆腐製造の際生ずるおからを乾燥し
製粉したおから粉末を麺製造の原料粉に混合混練りし、
以下常法に従って麺製造を行う変わり麺の製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、豆腐麺,おから麺,栄
養麺などの変わり麺の製造法に係るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来豆
腐は水ものと言われ、大豆の水浸、臼引きしての蒸煮、
豆乳分離、凝固させて再び水浸と常に水を伴う作業で豆
腐は製造されている。
【0003】この製造工程での豆乳の絞り残渣はおから
として昔はおかずの原料として市販されていたが、現在
はおからの料理法も知らない人が多く、市販できないた
めその処分に困っている実状である。しかし、おからは
十分に栄養のある食品である。
【0004】また、柔らかい豆腐である以上崩さないよ
う注意して製造しているが誤って型崩れさせることもあ
り、この型崩れ豆腐は再び水を絞ってにんじんやごぼう
などの野菜の細切れを混合し、油で揚げるがんもどき以
上の利用法はなく、時には廃棄せざるを得ないむだをす
ることもある。この型崩れ豆腐は当然豆腐と変わらない
栄養食品なのである。
【0005】本発明は、これらの栄養食品を無駄にせず
他の食品に混合することにより活用できないかと着眼
し、麺製造に取り入れることを研究し、発明者らは試作
品を製造して味テストを繰り返して本発明を完成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0007】豆腐製造の際に生ずる型崩れした販売不能
な型崩れ豆腐を麺製造の原料粉に重量比で5%乃至20
%程度混合混練りし、以下常法に従って麺製造を行うこ
とを特徴とする豆腐麺aの製造法に係るものである。
【0008】また、豆腐製造の際生ずるおからを乾燥
し、製粉したおから粉末を麺製造の原料粉に重量比で5
%乃至15%程度混合混練りし、以下常法に従って麺製
造を行うことを特徴とするおから麺bの製造法に係るも
のである。
【0009】また、豆腐製造の際に生ずる型崩れした販
売不能な型崩れ豆腐若しくは豆腐製造の際生ずるおから
を乾燥し製粉したおから粉末を麺製造の原料粉に重量比
で5%乃至10%程度と、カルシウム粉末若しくは梅粉
末、若しくは海草粉末を1%乃至5%程度混合混練り
し、以下常法に従って麺製造を行うことを特徴とする栄
養麺cの製造法に係るものである。
【0010】また、請求項1の豆腐麺aと,請求項2の
おから麺bと,請求項3のカルシウム麺1若しくは梅麺
2若しくは海草麺3などの栄養麺cとをセットとして組
み合わせた栄養麺の製造法に係るものである。
【0011】
【作用】麺原料粉主として小麦粉に型崩れした豆腐若し
くはおから粉末を前者の場合5%乃至20%、後者の場
合5%〜15%程度混合する。それ以上混合すると麺自
体の風味が落ちる。これは麺原料粉である小麦粉よりも
型崩れした豆腐やおから粉末が水を抱く性質があるので
シャキっとした風味を維持するためには上限を20%程
度と15%程度に規制した方が良いと味テストにより確
認された。おからの方が本来の商品である豆腐より味も
質も少し低下するので混合量を豆腐の場合より抑えた。
【0012】双方とも下限が5%以下であると型崩れ豆
腐若しくはおから粉末の使用量が小量となり、目的を達
成しない上、豆腐の風味がプラスされない。
【0013】麺原料粉に型崩れした豆腐若しくはおから
粉末を5%乃至10%程度と、カルシウム粉末若しくは
梅粉末若しくは海草粉末を夫々1%乃至5%程度混合す
る。型崩れした豆腐若しくはおから粉末を5%乃至10
%程度に限定したのは、更にカルシウム粉末若しくは梅
粉末若しくは海草粉末を混合するからであり、麺自体の
風味を落とさないためである。
【0014】カルシウム粉末,梅粉末,海草粉末を1乃
至5%とするのも同様で、味に影響力のある粉末の混合
は少な目にして麺の風味を落とさないように配慮したた
めであり、5%以上では味に変化がつき過ぎるし、1%
以下では味付けにならない。豆腐麺a,おから麺b,栄
養麺cをセットとして組み合わせると夫々の栄養が活か
された変わり麺となる。
【0015】
【実施例】本発明の好適な実施例を工程順で説明する。
【0016】A 大豆を常温で6〜7時間水浸する。
【0017】B 石臼で引いて粉にする。
【0018】C 蒸煮する。
【0019】D 絞って豆乳とおからに分離する。
【0020】E 豆乳に凝固剤を入れて固め、豆腐が出
来上がる。
【0021】F 所定大にカットして水浸し、あく抜き
して容器詰めして市販する。
【0022】この作業中に不注意により型崩れ豆腐を作
ることになる。この型崩れ豆腐は水を絞ってにんじんや
ごぼうなどを切截したものを混合して油で揚げてがんも
どきとし、無駄を省く。
【0023】G おからは保存性を良好にするため乾燥
し、シャキっとした口当たり、舌触りの良い風味にする
ため150メッシュ程度に製粉する。
【0024】上記の豆腐製造の際に生ずる型崩れした販
売不能な型崩れ豆腐を麺製造の原料粉に重量比で5%乃
至20%程度混合混練りし、以下常法に従って麺製造を
行う。
【0025】5%程度以下では少量すぎて本来の目的を
達しない。20%程度以上では麺本来の味が低下する。
【0026】また、豆腐製造の際に生ずるおからを乾燥
し、製粉したおから粉末を麺製造の原料粉に重量比で5
%乃至15%程度混合混練りし、以下常法に従って麺製
造を行う。5%程度以下では少量すぎて本来の目的を達
しない。20%程度以上では麺本来の味が低下する。
【0027】また、豆腐製造の際に生ずる型崩れした販
売不能な型崩れ豆腐若しくは豆腐製造の際に生ずるおか
らを乾燥し製粉したおから粉末を麺製造の原料粉に重量
比で5%程度乃至10%程度と、カルシウム粉末若しく
は梅粉末、若しくは海草粉末を1%乃至5%程度混合混
練りし、以下常法に従って麺製造を行う。豆腐の場合の
上限は10%程度、おからの場合は5%程度とし、更に
栄養粉末原料を1乃至5%程度混合する。
【0028】また、図面において、請求項1の豆腐麺a
と,請求項2のおから麺bと,請求項3のカルシウム麺
1若しくは梅麺2若しくは海草麺3などの栄養麺cとを
セットとして組み合わせて、箱4詰めして市販する。
【0029】
【発明の効果】本発明は、これまで極めて栄養価が高い
にも拘わらず処分に困っていた型崩れ豆腐やおからを保
存性の良い麺製造、特に乾麺製造の原料に取り入れるこ
とができるから非常に採算が向上し、且つ栄養価も活か
され、麺としての風味も落ちないおいしくて栄養のある
変わり麺の製造法となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】箱詰めして市販する状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 カルシウム麺 2 梅麺 3 海草麺 a 豆腐麺 b おから麺 c 栄養麺

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 豆腐製造の際に生ずる型崩れした販売不
    能な型崩れ豆腐を麺製造の原料粉に重量比で5%乃至2
    0%程度混合混練りし、以下常法に従って麺製造を行う
    ことを特徴とする豆腐麺の製造法。
  2. 【請求項2】 豆腐製造の際生ずるおからを乾燥し、製
    粉したおから粉末を麺製造の原料粉に重量比で5%乃至
    15%程度混合混練りし、以下常法に従って麺製造を行
    うことを特徴とするおから麺の製造法。
  3. 【請求項3】 豆腐製造の際に生ずる型崩れした販売不
    能な型崩れ豆腐若しくは豆腐製造の際生ずるおからを乾
    燥し製粉したおから粉末を麺製造の原料粉に重量比で5
    %乃至10%程度と、カルシウム粉末若しくは梅粉末、
    若しくは海草粉末を1%乃至5%程度混合混練りし、以
    下常法に従って麺製造を行うことを特徴とする栄養麺の
    製造法。
  4. 【請求項4】 請求項1の豆腐麺と,請求項2のおから
    麺と,請求項3のカルシウム麺若しくは梅麺若しくは海
    草麺などの栄養麺とをセットとして組み合わせた栄養麺
    の製造法。
JP5274442A 1993-11-02 1993-11-02 変わり麺の製造法 Pending JPH07123942A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5274442A JPH07123942A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 変わり麺の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5274442A JPH07123942A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 変わり麺の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07123942A true JPH07123942A (ja) 1995-05-16

Family

ID=17541744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5274442A Pending JPH07123942A (ja) 1993-11-02 1993-11-02 変わり麺の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07123942A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1177727A4 (en) * 1999-05-07 2003-04-16 Morinaga Milk Industry Co Ltd NOODLES CONTAINING TOFU PUREE

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1177727A4 (en) * 1999-05-07 2003-04-16 Morinaga Milk Industry Co Ltd NOODLES CONTAINING TOFU PUREE

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63177753A (ja) 膨化食品の製造方法
KR101796363B1 (ko) 대체 단백질 소재를 이용한 떡갈비 조성물
JPH06505395A (ja) レジューメ・パスタおよびその製法
KR101716446B1 (ko) 증숙건조쌀을 이용한 밥 만두 제조방법 및 이에 의해 제조된 밥 만두
JP5254573B2 (ja) 植物性加工食品
KR101904342B1 (ko) 마늘 떡볶이의 제조방법
JPS58146249A (ja) 豆腐麺の製造方法
KR100838417B1 (ko) 두부 및 콩이 함유된 면 제조방법
JPH07123942A (ja) 変わり麺の製造法
KR100351503B1 (ko) 산란노계육을 이용한 닭고기스낵 및 그 제조방법
KR100736027B1 (ko) 콩이 함유된 식품재료 제조방법
JPH01157348A (ja) 大麦粉を混入した粉体、及びその加工食品
KR20150065195A (ko) 비빔밥 소재를 이용한 과자 제조방법
KR20110083323A (ko) 쌀을 주원료로 하는 커틀릿 및 그 제조방법
KR102117625B1 (ko) 미나리 야채빵 및 이의 제조방법
KR100324113B1 (ko) 크림 스프 베이스의 제조방법 및 이를 함유하는 즉석 크림 스프
KR102663857B1 (ko) 옹심이 칼국수 제조방법
JPS59192059A (ja) 豆腐を主材とした加工食品の製造方法
JPH0898662A (ja) こんにゃくの製造法
JPH07163307A (ja) 変わりカップ麺の製造法
KR20040042007A (ko) 야채두부의 제조방법 및 그 제조방법에 의해 제조된야채두부
JPS62294065A (ja) オカラ粉を主成分としたコロツケの製造法
JPS62138144A (ja) 大豆加工食品
JPH01144936A (ja) 膨化食品の製造方法
JP2007135584A (ja) 冷凍豆腐うどんおよびその製造方法