JPH07123832A - 刈取集草作業機の搬送装置 - Google Patents

刈取集草作業機の搬送装置

Info

Publication number
JPH07123832A
JPH07123832A JP5276506A JP27650693A JPH07123832A JP H07123832 A JPH07123832 A JP H07123832A JP 5276506 A JP5276506 A JP 5276506A JP 27650693 A JP27650693 A JP 27650693A JP H07123832 A JPH07123832 A JP H07123832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grass
container
blower
plate
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5276506A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeyuki Ishimaru
雄之 石丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP5276506A priority Critical patent/JPH07123832A/ja
Publication of JPH07123832A publication Critical patent/JPH07123832A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 刈取装置12,草類搬送装置15,集草容器
16を具備する刈取集草作業機において、ブロワ15の
ブロワ筒部15bの終端部と集草容器16との間を、集
草容器16の上昇移動に関連して上方に移動退避し、且
つ、集草容器16の下降移動に関連して下方に移動復帰
するシュ−タ板18を介して接続する。 【効果】 集草容器16の昇降及び草類の排出作業が簡
単となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタの腹下部あ
るいは走行車両の前部に装着されている刈取装置で、草
類を刈り取り、次いで、刈り取った草類を走行車両後部
の集草容器内に搬送する刈取集草作業機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、トラクタの前部に装着したフロ
ントモア等の刈取装置で、草類を刈り取り、刈り取った
草類をブロア等で走行車両後部の集草容器に送り込み、
集草容器に溜った草類を集草容器から排出するものは周
知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような刈取集草作
業機において、草類の刈取作業が終了すると、集草容器
をダンプして草類を排出するのであるが、その際に、草
類を搬送する草類搬送装置の搬送終端側と、集草容器と
の接続部分を、非連結状態に切り離し操作した後に、集
草容器を上昇して、草類を排出する構成である。したが
って、前記接続部分の切離し操作が煩雑であるという問
題点があつた。
【0004】そこで、この発明は、草類を搬送する草類
搬送装置の搬送終端側と、集草容器とを接続する接続部
材を、集草容器の昇降移動に関連して自動的に非連結状
態の切離し及び接続ができる構成として、従来装置の欠
点を解消しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述の課題
を解決するために、次の様な技術的手段を講ずる。すな
わち、走行車両1,草類を刈り取る刈取装置12,刈取
装置12で刈り取った草類を搬送する草類搬送装置1
5,草類搬送装置15で搬送された草類を収納する集草
容器16を具備する刈取集草作業機において、草類搬送
装置15の終端部と集草容器16との間を、集草容器1
6の上昇移動に関連して上方に移動退避し且つ集草容器
16の下降移動に関連して下方に移動復帰するシュ−タ
板18を介して接続したことを特徴とする刈取集草作業
機の搬送装置の構成とする。
【0006】
【発明の作用】刈取装置12を駆動しながら、走行車両
1を走行すると、草類は刈取取られて、草類搬送装置1
5を経て終端側に搬送されて、シュ−タ板18を経て集
草容器16に収納されていく。そして、集草容器16に
溜った草類の排出時に、集草容器16を上昇させると、
この上昇移動に関連してシュ−タ板18が上方に移動退
避して非連結状態となり、また、集草容器16を下降さ
せると、この集草容器16の下降移動に関連して、シュ
−タ板18が下方に移動復帰し、連結接続状態に復帰す
る。
【0007】
【実施例】まず、図1〜図4に示すこの発明の実施例に
ついて説明する。初めに、刈取集草装置の全体構成につ
いて説明する。トラクタ等の走行車両1には、大径の前
輪2,2及び小径の後輪3,3を有し、通常は前輪2,
2のみを駆動させて走行する前輪駆動型のものであり、
後輪3,3は舵取車輪であり、ステアリング・ハンドル
4を回動操作すると、後輪3,3が舵取される。
【0008】機体の前部にステアリングポスト5を設
け、ステアリングポスト5の後方には、座席6及びステ
ップ7を設けている。このステップ7は前輪2,2を覆
うフエンダ8と一体的に構成されている。座席6の後方
には、箱型のボンネット9が設けられていて、このボン
ネット9内にはエンジン(図示省略),燃料タンク(図
示省略)等が設けられていて、ボンネット9の前側通気
部から吸入された外気が、ボンネット9内を流れてエン
ジン等を冷却し、後側通気部から機外へ排出される構成
である。
【0009】機体の前側部には、モア10が懸架ア−ム
11を介して、昇降自在に連結されている。このモア1
0は、下方及び左右横側方の一側が開口されているモア
ハウジング12、及び、左右方向に並設されていて且つ
縦軸回りに回転する刈取装置(図示省略)で構成されて
いて、モアハウジング12における進行方向右横側部の
シュ−タ部に排草口13を構成し、この排草口13に筒
状の搬送筒14が連設されている。搬送筒14の後側端
部には、吸引用のブロワ15を配置し、このブロワ15
は、ブロワ羽根(図示省略)の内装されているブロワ室
部15a及びブロワ筒部15bで構成されていて、ブロ
ワ用油圧モ−タ(図示省略)でブロワ羽根を駆動する構
成である。
【0010】次に、集草容器16及びその昇降装置につ
いて説明する。集草容器16は全体が薄い板体からなる
箱型形状に構成されていて、その後側面部を開閉蓋17
としている。集草容器16は軸支部16cを中心に回動
する構成で、ダンプシリンダ28を伸長すると、集草容
器16は図1の仮想線の位置に回動し、草類が落下放出
される。この集草容器16の右側上部に、図3に示すよ
うに、開口部16aが設けられていて、この開口部16
aとブロワ15のブロワ筒部15bとの間には、シュ−
タ板18を介して連通状態としている。
【0011】次に、この集草容器16とブロワ筒部15
bとの接続部の構成について説明する。ブロワ15のブ
ロワ筒部15bの先端には、ピン19回りに回動できる
凹部形状のシュ−タ板18を取り付け、図3及び図4の
実線で示すように、シュ−タ板18が下方に回動して、
シュ−タ板18の開口部18aが集草容器16の開口部
16aに対応すると、ブロワ筒部15bと集草容器16
とが連通状態となる。また、仮想線で示すように、シュ
−タ板18が上方に回動し、シュ−タ板18の大部分が
集草容器16の下降時に位置する部位から待避して、シ
ュ−タ板18側のロ−ラ18b,18b部分だけが、集
草容器16の下降時に位置する部位に位置すると、非連
通状態となる構成である。シュ−タ板18の搬送下手側
で、集草容器16の開口部16aに対応する部分には、
集草容器16の上側板に沿う閉鎖板部18cを構成し
て、且つ、集草容器16の開口部16aよりもシュ−タ
板18側の開口部18aを小さく構成して、大きな集草
容器16の開口部16aの内側に、小さなシュ−タ板1
8側の開口部18aが位置して、シュ−タ板18から集
草容器16への草類の投入を円滑にしている。シュ−タ
板18のピン18dと、ブロワ筒部15bのピン20と
に、ばね21を連結して、シュ−タ板18の連結状態あ
るいは退避状態を保持すると共に、シュ−タ板18と集
草容器16との閉鎖状態を保持する構成としている。
【0012】なお、18eは、ブロワ筒部15bとシュ
−タ板18の搬送始端側とを接続する伸縮自在の連結板
である。集草容器16の側面に設けられている山形形状
の回動体22は、集草容器16の昇降時にシュ−タ板1
8側のロ−ラ18b,18bに当接して、シュ−タ板1
8の開閉を円滑化するものである。また、この実施例で
は、集草容器16の進行方向の横側面にブロワ15のブ
ロワ筒部15bを沿わせて配置しているが、ブロワ15
のブロワ筒部15bを集草容器16の前側面に沿わせて
配置してもよい。また、シュ−タ板18の閉鎖板部18
cの下面にウレタン等の弾性材を接着すると、閉鎖効果
が向上する。また、シュ−タ板18の全体をゴム等の弾
性材で構成してもよい。また、ブロワ15に替えて、図
9〜図11に示す実施例のように、縦送りラセン搬送装
置42を採用し、縦送りラセン搬送装置42からシュ−
タ板18を経て、集草容器16に草類を引き継ぎ搬送す
る構成としてもよい。
【0013】次に、図5及び図6に示す実施例につい
て、図1〜図4の実施例との相違点について説明する。
機枠23は、ボンネット9を被覆する構成とすると共
に、軸24で機体に支持されていて、回動する構成であ
る。この機枠23の上部には、集草容器16を取り付け
ている。集草容器16の後側板を開閉する開閉板17と
し、開閉板17の上部をピンで軸支し、開閉板17のア
−ム部25にロッド26の一端をピン連結し、ロッド2
6の他端を機体にピン27で連結し、ダンプシリンダ2
8を伸長して、機枠23及び集草容器16を後側下方に
回動すると、ロッド26を介して開閉板17が開口し、
草類が落下放出される。
【0014】次に、ブロワ15と集草容器16との接続
構成について説明する。ブロワ15のブロワ筒部15b
の先端には、ブロワ筒部15bの先端に折曲状に取り付
けられている閉鎖板15cを構成し、また、集草容器1
6の前側部横側面に縦方向に沿った連結筒29を一体に
取り付け、連結筒29の下端に折曲状に閉鎖板29aを
連結し、ダンプシリンダ28が縮小した集草容器16の
通常連結状態では、集草容器16側の閉鎖板29aとブ
ロワ15側の閉鎖板15cとが接合して、ブロワ筒部1
5bを上昇する草類は、接合部を通って連結筒29から
集草容器16に投入される構成である。
【0015】このように、構成されているので、ダンプ
シリンダ28を伸長させて、集草容器16をダンプした
場合に、機体のボンネット9の上方から機枠23及び集
草容器16が待避した状態となって、ボンネット9の内
部の点検が容易となり、また、集草容器16のダンプ状
態が終了すると、ブロワ15と集草容器16側の連結筒
29とが連通状態となつて、ブロワ15から集草容器1
6への草類の投入が容易となる。
【0016】次に、図7及び図8について説明する。機
体の下腹部に昇降自在に連結されているモア10に、ブ
ロワ15を直接連設する構成である。ブロワ羽根15c
の回転軸30をモアハウジング12の上側に延長して、
ブロワ15をモア10側に回転軸30を中心として回動
自在に支持し、モアハウジング12におけるシュ−タ部
の排草口13からブロワ室部15aに、縦軸回りに回転
する刈取装置10aから草類が送り込まれる構成であ
る。
【0017】次に、機体後部に設けられている集草容器
16について説明する。略同形状の容器半体16b,1
6bの開口部を重合して、箱形状に構成されていて、前
側の容器半体16bを縦方向に沿わせて、機枠23に取
り付け、容器半体16b,16bの上部開口部を、ピン
31で開閉自在に連結している。32は、機枠23に回
動自在に支持した開閉レバ−で、開閉レバ−32には、
開閉ア−ム33が取り付けられていて、この開閉ア−ム
33の長孔部に、ロッド34の一端を連係し、ロッド3
4の他端をピンを介してフック35に連結している。ま
た、後側の容器半体16bのピン31にア−ム部36を
連結し、このア−ム部36に開閉ロッド37の後端をピ
ン連結し、開閉ロッド37の前端を開閉ア−ム33の長
孔部に連係している。
【0018】このように構成されているので、図7の状
態にある開閉レバ−32を、反時計方向に回動すると、
ロッド34を介してフック35が外され、次いで、開閉
ロッド37,ア−ム部36を介して、後側の容器半体1
6bが後上方に回動し、集草容器16内の草類が落下排
出される構成である。次に、ブロワ15のブロワ筒部1
5bと集草容器16との接続関係について説明する。集
草容器16の横側板には、大きな連通開口部37を構成
し、この連通開口部38の横側に、ガイド板39,39
を取り付けている。小さな開口部40aの構成されてい
る移動連結板40を、ガイド板39,39に前側低位か
ら後側上位にかけて往復移動可能に支持し、移動連結板
40の小さな開口部40aに、ブロワ15側のブロワ筒
部15bの屈曲部を嵌合している。このような構成であ
るので、モア10の昇降に関連して、ブロワ15のブロ
ワ筒部15bが後側上方に移動すると、ブロワ筒部15
bの屈曲部も移動連結板40と共にスライドして、移動
連結板40の小さな開口部40aが、集草容器16側の
大きな連通開口部38に対応して、ブロワ15からの草
類が円滑に集草容器16に投入される。
【0019】次に、図9〜図13について説明する。機
体の前側部に昇降自在に連結されているモア10から、
横送りラセン搬送装置41及び縦送りラセン搬送装置4
2を経由して、集草容器16に草類を搬送する構成であ
り、以下具体的に説明する。モアハウジング12におけ
るシュ−タ部の排草口13に、大径の横送りラセン搬送
装置41を対向配置している。この横送りラセン搬送装
置41は、横送りラセン41a,横送りラセン41aを
被覆する横送りラセン筒41b、下部流入口41c及び
上部排出口41dから構成されている。そして、この下
部流入口41cは、モアハウジング12側の排草口13
に対応した横長形状とし、また、上部排出側口41d
は、後続する縦送りラセン搬送装置42の接続部に対応
するように、前側が低位で後側が上位になる長手形状
で、且つ、横送りラセン41aの回転方向に沿った弧状
に構成している。横送りラセン41aの回転軸30を、
内側に延長して歯車箱43に挿通支架し、歯車箱43内
の歯車から動力が回転軸30に、動力が伝達される構成
である。、42は、横送りラセン搬送装置41の上部排
出側口41dに接続した縦送りラセン搬送装置である。
この縦送りラセン搬送装置42は、縦送りラセン42
a,縦送りラセン42aを被覆する縦送りラセン筒42
b,下連通口42cで構成されている。この下連通口4
2cは、図10に示すように、横送りラセン搬送装置4
1側の上部排出口41dよりも短く構成している。
【0020】次に、動力の伝動関係について説明する。
回転軸30の外側端部にプ−リ44を取り付け、このプ
−リ44からベルト45を介してプ−リ46に伝達し、
次いで、プ−リ46の軸47から横送りラセン筒41b
に固定されている歯車箱48内の歯車群(図示省略)に
伝動し、次いで、歯車箱48からの軸(図示省略)に取
り付けられているプ−リ49,ベルト50,プ−リ51
を介して、縦送りラセン42aの軸部に伝達される構成
である。そして、縦送りラセン搬送装置42の縦送りラ
セン筒42bの搬送始端部は、回転軸30を中心として
上下回動し、また、縦送りラセン筒42bの搬送終端部
は、揺動ア−ム52を介して機枠23に支持されている
ので、モア10が昇降すると、縦送りラセン搬送装置4
2の前端部が、回転軸30を中心として回動しつつ、後
端側が揺動ア−ム52で揺動支持される構成である。
【0021】次に、縦送りラセン搬送装置42から集草
容器16への、草類の引継ぎ搬送について説明する。縦
送りラセン搬送装置42の縦送りラセン筒42bの上端
部には、放出筒53が縦送りラセン筒42bの軸心回り
に、回動自在に取り付けられている。また、集草容器1
6の側面部には、スリット54aのあるゴム板で構成さ
れている弾性連結板54が取り付けられていて、前記放
出筒53の先端部は、弾性連結板54のスリット54a
を通して、集草容器16内に臨んでいる。しかして、縦
送りラセン42aの終端部に送られた草類は、縦送りラ
セン42aの終端部に連設されていて、且つ、一体的に
回転する放出羽根(図示省略)で跳ねとばされて、集草
容器16に収納される。
【0022】次に、集草容器16のダンプと関連して、
放出筒53が回動する構成について説明する。縦送りラ
セン筒42b側の支持部55と放出筒53と間を、ばね
56で連結して、放出筒53の先端側を上方に回動しが
ちに構成している。機枠23には作動ア−ム57を回動
自在に軸支し、作動ア−ム57の先端部に連動ワイヤ5
8の一端を連結すると共に、連動ワイヤ58の他端を放
出筒53の連動支持部59に連結し、更に、集草容器1
6側の連動ピン60を、作動ア−ム57に連係する構成
としている。
【0023】しかして、図12に示すように、集草容器
16が下方に移動した通常の連結状態にあるときには、
集草容器16側の連動ピン60が、作動ア−ム57を下
方に回動して、連動ワイヤ58のインナ−ワイヤ58a
を下方に引っ張り、放出筒53の先端を下方に回動し
て、弾性連結板54のスリット54aに対応位置させて
いる。また、集草容器16がダンプされ、連動ピン60
が上方に移動し、作動ア−ム57が仮想線に示すよう
に、上方に回動すると、それにつれてインナ−ワイヤ5
8aも移動して、放出筒53の先端部が、ばね56によ
り上方に回動される。従って、ダンプされて上昇する集
草容器16側の弾性連結板54のスリット54aに、放
出筒53の先端部が対応し、集草容器16と放出筒53
とが円滑に対応して回動する構成である。
【0024】次に、図1〜図4に示す実施例の作用につ
いて説明する。モア10の刈取装置(図示省略)を回転
しながら、走行車両1を前進させると、刈り取られた草
類はモアハウジング12の排草口13から搬送筒14に
送り込まれ、更に、ブロワ15のブロワ室部15aに送
り込まれ、次いで、ブロワ羽根(図示省略)で跳ね上げ
られ、ブロワ筒部15bからシュ−タ板18,開口部1
8a,開口部16aを経て、集草容器16に投入され
る。
【0025】また、集草容器16がダンプされる際に
は、集草容器16の上昇につれて、ばね21に抗して、
仮想線で示すように、シュ−タ板18はピン19を中心
として上方に回動して退避し、集草容器16が最上昇位
置に達すると、シュ−タ板18側のロ−ラ18b,18
b部分だけが、下降時の集草容器16の位置していた部
位に位置して、死点越えしたばね21でシュ−タ板18
は係止される。
【0026】次いで、集草容器16が下降する際には、
集草容器16の下端部で、シュ−タ板18側のロ−ラ1
8bを下方に移動させながら下降し、集草容器16が正
規の下降位置に到達すると、死点越えしたばね21でシ
ュ−タ板18が下方に反転した状態で係止され、シュ−
タ板18の開口部18aが、と集草容器16側の開口部
16aに対応し、連通状態となる。
【0027】従って、ブロワ15のブロワ筒部15bと
集草容器16とを接続するシュ−タ板18が、集草容器
16の昇降に関連して自動的に回動して、連結状態から
非連結状態に切り替えられ、集草容器16からの草類の
排出作業が簡単化する。
【0028】
【発明の効果】この発明は、上述のように、集草容器1
6に溜った草類を排出する時に、集草容器16を上昇さ
せると、この上昇移動に関連してシュ−タ板18が上方
に移動退避して非連結状態となり、また、集草容器16
を下降させると、この集草容器16の下降移動に関連し
て、シュ−タ板18が下方に移動復帰し、連結状態に復
帰して、集草容器16の排出作業が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の側面図
【図2】全体の背面図
【図3】要部の斜視図
【図4】要部の正面図
【図5】全体の側面図
【図6】要部の斜視図
【図7】全体の側面図
【図8】要部の切断正面図
【図9】全体の側面図
【図10】要部の側面図
【図11】要部の切断正面図
【図12】要部の正面図及び切断正面図
【図13】要部の側面図
【符号の説明】
1 走行車両 2 前輪 3 後輪 4 ステアリング・ハンドル 5 ステアリング 6 座席 7 ステップ 8 フエンダ 9 ボンネット 10 モア 11 リンク機構 12 モアハウジング 13 排草口 14 搬送筒 15 ブロワ(草類搬送装置) 15a ブロワ室部 15b ブロワ筒部 16 集草容器 16a 開口部 16b 容器半体 17 開閉蓋 18 シュ−タ板 18a 開口部 18b ロ−ラ 18c 閉鎖板部 18d ピン 18e 連結板 19 ピン 20 ピン 21 ばね 22 回動体 23 機枠 24 軸 25 ア−ム部 26 ロッド 27 ピン 28 ダンプシリンダ 29 連結筒 31 ピン 32 開閉レバ− 33 開閉ア−ム 34 ロッド 35 フック 36 ア−ム部 37 開閉ロッド 38 連通開口部 39 ガイド板 40 移動連結板 40a 開口部 41 横送りラセン搬送装置 41a 横送りラセン 41b 横送りラセン筒 41c 下部流入口 41d 上部排出口 42 縦送りラセン搬送装置 42a 縦送りラセン 42b 縦送りラセン筒 42c 下連通口 43 歯車箱 44 プ−リ 45 ベルト 46 プ−リ 47 軸 48 歯車箱 49 プ−リ49 50 ベルト 51 プ−リ 52 揺動ア−ム 53 放出筒 54 弾性連結板 54a スリット 55 支持部 56 ばね 57 作動ア−ム 58 連動ワイヤ 58a インナ−ワイヤ 59 連動支持部 60 連動ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車両1,草類を刈り取る刈取装置1
    2,刈取装置12で刈り取った草類を搬送する草類搬送
    装置15,草類搬送装置15で搬送された草類を収納す
    る集草容器16を具備する刈取集草作業機において、草
    類搬送装置15の終端部と集草容器16との間を、集草
    容器16の上昇移動に関連して上方に移動退避し且つ集
    草容器16の下降移動に関連して下方に移動復帰するシ
    ュ−タ板18を介して接続したことを特徴とする刈取集
    草作業機の搬送装置。
JP5276506A 1993-11-05 1993-11-05 刈取集草作業機の搬送装置 Pending JPH07123832A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5276506A JPH07123832A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 刈取集草作業機の搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5276506A JPH07123832A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 刈取集草作業機の搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07123832A true JPH07123832A (ja) 1995-05-16

Family

ID=17570419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5276506A Pending JPH07123832A (ja) 1993-11-05 1993-11-05 刈取集草作業機の搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07123832A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003061452A (ja) * 2001-08-29 2003-03-04 Iseki & Co Ltd 作業車の穀粒貯留排出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003061452A (ja) * 2001-08-29 2003-03-04 Iseki & Co Ltd 作業車の穀粒貯留排出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019216646A (ja) 草刈り機
EP1120027B1 (en) Turret system on a bubble-up auger for an agricultural combine
EP1312250B1 (en) Lawn-mower with tipping device for the bin
JP2010239896A (ja) コンバイン
JPH07123832A (ja) 刈取集草作業機の搬送装置
JP5022163B2 (ja) コンバイン
JP2009284801A (ja) コンバインの排塵装置
JP2002125441A (ja) コンバインの穀稈移送装置
JP3259480B2 (ja) 刈取集草作業機の搬送装置
JP2900920B2 (ja) 脱穀装置
JPS584417Y2 (ja) コンバイン
WO2018179635A1 (ja) コンバイン
JP2914357B2 (ja) 脱穀装置
JP4121214B2 (ja) コンバイン
JP2003116328A (ja) コンバインのコンデンサ取付装置
JP6775459B2 (ja) コンバイン
JP4051460B2 (ja) トラクタ用モーアコレクタ
JP2001095344A (ja) 芝刈機
JP3337002B2 (ja) 脱穀装置
JP3326901B2 (ja) トラクタモーアの集草装置
JPH07123831A (ja) 刈取集草作業機の搬送装置
JP2017158504A (ja) コンバイン
JP2001032717A (ja) コンバインのエンジン冷却構造
JP4337975B2 (ja) 芝刈機
JP4581351B2 (ja) コンバイン