JPH07123803A - トラクタの作業機連結装置 - Google Patents
トラクタの作業機連結装置Info
- Publication number
- JPH07123803A JPH07123803A JP27650493A JP27650493A JPH07123803A JP H07123803 A JPH07123803 A JP H07123803A JP 27650493 A JP27650493 A JP 27650493A JP 27650493 A JP27650493 A JP 27650493A JP H07123803 A JPH07123803 A JP H07123803A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- working machine
- link
- couplers
- mast
- hitch
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- Agricultural Machines (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】トラクタ車体1側の三点リンク2に対する作業
機4の連結において、作業機4制御用のハ−ネス6,7
のカプラ−8,9の着脱を容易に行う。非作業時のカプ
ラ−8,9の汚れを防止する。 【構成】車体1後部に連結する三点リンク2後端部のヒ
ッチリンク3上部と、このヒッチリンク3に着脱される
作業機4側のマスト5上部とに、作業機制御ハ−ネス
6,7連結用の各対応側のカプラ−8,9を着脱自在に
してこの着脱面を密閉保持するホルダ−10,11を設
けてなるトラクタの作業機連結装置の構成。
機4の連結において、作業機4制御用のハ−ネス6,7
のカプラ−8,9の着脱を容易に行う。非作業時のカプ
ラ−8,9の汚れを防止する。 【構成】車体1後部に連結する三点リンク2後端部のヒ
ッチリンク3上部と、このヒッチリンク3に着脱される
作業機4側のマスト5上部とに、作業機制御ハ−ネス
6,7連結用の各対応側のカプラ−8,9を着脱自在に
してこの着脱面を密閉保持するホルダ−10,11を設
けてなるトラクタの作業機連結装置の構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタの作業機連
結装置に関するもので、作業機の制御用ハ−ネスを連結
するハ−ネスカプラ−を、トラクタから作業機を取外し
たとき、各々独立的に保持させるものである。
結装置に関するもので、作業機の制御用ハ−ネスを連結
するハ−ネスカプラ−を、トラクタから作業機を取外し
たとき、各々独立的に保持させるものである。
【0002】
【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】三
点リンクヒッチと作業機との連結部に、ハ−ネスカプラ
−を設けて、作業機の連結によって自動的にカプラ−の
連結をも行う形態があるが、作業機をトラクタから外し
たときはカプラ−の接合面は開いた状態となって塵埃や
雨水等の侵入し易いものとなり、長期間の不使用時に錆
び易くなる。
点リンクヒッチと作業機との連結部に、ハ−ネスカプラ
−を設けて、作業機の連結によって自動的にカプラ−の
連結をも行う形態があるが、作業機をトラクタから外し
たときはカプラ−の接合面は開いた状態となって塵埃や
雨水等の侵入し易いものとなり、長期間の不使用時に錆
び易くなる。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、車体1後部
に連結する三点リンク2後端部のヒッチリンク3上部
と、このヒッチリンク3に着脱される作業機4側のマス
ト5上部とに、作業機制御ハ−ネス6,7連結用の各対
応側のカプラ−8,9を着脱自在にしてこの着脱面を密
閉保持するホルダ−10,11を設けてなるトラクタの
作業機連結装置の構成とする。
に連結する三点リンク2後端部のヒッチリンク3上部
と、このヒッチリンク3に着脱される作業機4側のマス
ト5上部とに、作業機制御ハ−ネス6,7連結用の各対
応側のカプラ−8,9を着脱自在にしてこの着脱面を密
閉保持するホルダ−10,11を設けてなるトラクタの
作業機連結装置の構成とする。
【0004】
【作用、および発明の効果】トラクタ車体1の後部に作
業機4を連結するときは、車体1側のハ−ネス6のカプ
ラ−8は、ヒッチリンク3上部のホルダ−10に保持さ
れ、作業機4側のハ−ネス7のカプラ−9は、マスト5
上部のホルダ−11に保持されている。この状態からリ
フトア−ムによって三点リンク2を昇降作動させながら
ヒッチリンク3を作業機4のマスト5部に接近させて、
連結させる。
業機4を連結するときは、車体1側のハ−ネス6のカプ
ラ−8は、ヒッチリンク3上部のホルダ−10に保持さ
れ、作業機4側のハ−ネス7のカプラ−9は、マスト5
上部のホルダ−11に保持されている。この状態からリ
フトア−ムによって三点リンク2を昇降作動させながら
ヒッチリンク3を作業機4のマスト5部に接近させて、
連結させる。
【0005】作業機4を連結して三点リンク2を上昇さ
せると、この連結部が車体1側の操縦席部に近ずくため
に、操縦者は操縦席から後方へ手を伸ばして、ヒッチリ
ンク3上及びマスト5上のホルダ−10,11から各カ
プラ−8,9を外して、カプラ−8,9相互間を連結す
る。これによって作業機の制御を行わせることができ
る。
せると、この連結部が車体1側の操縦席部に近ずくため
に、操縦者は操縦席から後方へ手を伸ばして、ヒッチリ
ンク3上及びマスト5上のホルダ−10,11から各カ
プラ−8,9を外して、カプラ−8,9相互間を連結す
る。これによって作業機の制御を行わせることができ
る。
【0006】又、三点リンク2から作業機4を取外すと
きは、同様にして作業機を一旦上昇させて、カプラ−
8,9間を切り離して、各カプラ−8,9を対向のホル
ダ−10,11に保持させた状態とし、作業機4を下降
させてヒッチリンク3の連結部をマスト5部から外すも
のである。このように、作業機4の三点リンク2に対す
る着脱において、カプラ−8,9の連結、分離操作が操
縦席側から行うことができ、ホルダ−10,11が共に
ヒッチリンク3及びマスト5の上部位置にあるため、カ
プラ−8,9の保持乃至取外が容易であり、ホルダ−1
0,11に保持されるカプラ−8,9は、相互の着脱接
合面が密閉状態として保持されるものであるから、カプ
ラ−8,9内に塵埃や、雨水等が侵入し難く、長期保管
を良好に維持できる。
きは、同様にして作業機を一旦上昇させて、カプラ−
8,9間を切り離して、各カプラ−8,9を対向のホル
ダ−10,11に保持させた状態とし、作業機4を下降
させてヒッチリンク3の連結部をマスト5部から外すも
のである。このように、作業機4の三点リンク2に対す
る着脱において、カプラ−8,9の連結、分離操作が操
縦席側から行うことができ、ホルダ−10,11が共に
ヒッチリンク3及びマスト5の上部位置にあるため、カ
プラ−8,9の保持乃至取外が容易であり、ホルダ−1
0,11に保持されるカプラ−8,9は、相互の着脱接
合面が密閉状態として保持されるものであるから、カプ
ラ−8,9内に塵埃や、雨水等が侵入し難く、長期保管
を良好に維持できる。
【0007】
【実施例】トラクタ車体1の後部に三点リンク2が取付
けられて、作業機4としてロ−タリ−耕耘装置が着脱自
在に連結される。三点リンク2は、ブラケット12に上
下回動自在に連結されるトップリンク13と、車体1下
部に連結される左右一対のロアリンク14と、リフトア
−ム15と各ロアリンク14との間を連結するリフトロ
ッド16等からなり、これらトップリンク13とロアリ
ンク14との後端に正面視三角状のヒッチリンク3を連
結して、リフトシリンダの油圧伸縮によってリフトア−
ム15を上下回動させてヒッチリンク3を昇降すること
ができる。
けられて、作業機4としてロ−タリ−耕耘装置が着脱自
在に連結される。三点リンク2は、ブラケット12に上
下回動自在に連結されるトップリンク13と、車体1下
部に連結される左右一対のロアリンク14と、リフトア
−ム15と各ロアリンク14との間を連結するリフトロ
ッド16等からなり、これらトップリンク13とロアリ
ンク14との後端に正面視三角状のヒッチリンク3を連
結して、リフトシリンダの油圧伸縮によってリフトア−
ム15を上下回動させてヒッチリンク3を昇降すること
ができる。
【0008】17は動力取出軸で、自在継手や伸縮軸1
8等を経て作業機4の入力軸19に連結する。20は後
輪21の車輪軸、22は操縦席で、車体1の後部上に搭
載されて、この下部に作業制御用のコントロ−ラ23が
取付けられている。ヒッチリンク3は、左右両側部に上
下回動自在のフック24と、固定の受片25とを有し、
作業機4のフレ−ム26の前端部で左右両側部に突出し
た連結ピン27に上下から挾むようにして係合する。
又、ヒッチリンク3の上端部には、フック28を有し、
作業機4側のマスト5上に取付けられた連結ピン29を
掬い上げるようにして係合することができる。前記コン
トロ−ラ23と連結されるハ−ネス6のカプラ−8は、
このヒッチリンク3の上端部に設けられるホルダ−10
に嵌合保持できる。
8等を経て作業機4の入力軸19に連結する。20は後
輪21の車輪軸、22は操縦席で、車体1の後部上に搭
載されて、この下部に作業制御用のコントロ−ラ23が
取付けられている。ヒッチリンク3は、左右両側部に上
下回動自在のフック24と、固定の受片25とを有し、
作業機4のフレ−ム26の前端部で左右両側部に突出し
た連結ピン27に上下から挾むようにして係合する。
又、ヒッチリンク3の上端部には、フック28を有し、
作業機4側のマスト5上に取付けられた連結ピン29を
掬い上げるようにして係合することができる。前記コン
トロ−ラ23と連結されるハ−ネス6のカプラ−8は、
このヒッチリンク3の上端部に設けられるホルダ−10
に嵌合保持できる。
【0009】このホルダ−10は、ヒッチリンク3の側
面に一体のブラケット30と、このブラケット30の上
面に取付けられるカップ状のキャップ31とからなり、
キャップ31は、ゴム材から構成されて、これに嵌合さ
れるカプラ−10を外周から弾性によって締付けて保持
するものである。このため、カプラ−10を嵌合保持さ
せた状態では、このキャップ31内に塵埃や水等が侵入
しない。又、このキャップ31は、上向きに取付けても
よいが(図4)、下向きに取付けるもよい(図5)。
面に一体のブラケット30と、このブラケット30の上
面に取付けられるカップ状のキャップ31とからなり、
キャップ31は、ゴム材から構成されて、これに嵌合さ
れるカプラ−10を外周から弾性によって締付けて保持
するものである。このため、カプラ−10を嵌合保持さ
せた状態では、このキャップ31内に塵埃や水等が侵入
しない。又、このキャップ31は、上向きに取付けても
よいが(図4)、下向きに取付けるもよい(図5)。
【0010】作業機4は、耕耘爪32を有した耕耘軸を
横方向に軸装したもので、上部を耕耘カバ−33で覆
い、後部に均平板34を上下回動自在に軸支35し、こ
の均平板34の回動角をポテンショメ−タ等の耕深セン
サ−36で検出して、このハ−ネス7に前記コントロ−
ラ23に連結するようにカプラ−9を設けて、ハ−ネス
6のカプラ−8と嵌合させて電送できる構成としてい
る。37は尾輪で、ハンドル38によって昇降して耕深
下限位置を決めることができる。
横方向に軸装したもので、上部を耕耘カバ−33で覆
い、後部に均平板34を上下回動自在に軸支35し、こ
の均平板34の回動角をポテンショメ−タ等の耕深セン
サ−36で検出して、このハ−ネス7に前記コントロ−
ラ23に連結するようにカプラ−9を設けて、ハ−ネス
6のカプラ−8と嵌合させて電送できる構成としてい
る。37は尾輪で、ハンドル38によって昇降して耕深
下限位置を決めることができる。
【0011】マスト5は、左右中央部の伝動ケ−ス39
の上部に取付けられて、前記連結ピン29を有し、この
マスト5の側面にホルダ−11を設ける。このホルダ−
11の構成は、前記カプラ−8のホルダ−10と同様の
構成(図4,図5)である。40はマスト5の上部に取
付けられたホルダ−で、相互に連結された作業状態のカ
プラ−8,9を連結ピン29近くに保持するものであ
る。
の上部に取付けられて、前記連結ピン29を有し、この
マスト5の側面にホルダ−11を設ける。このホルダ−
11の構成は、前記カプラ−8のホルダ−10と同様の
構成(図4,図5)である。40はマスト5の上部に取
付けられたホルダ−で、相互に連結された作業状態のカ
プラ−8,9を連結ピン29近くに保持するものであ
る。
【0012】前記フック24の係合される連結ピン27
下方部のフレ−ム26から、左右ロアリンク14後端部
に対向して左右外側方に突出される。三点リンク2は、
リフトア−ム15を昇降することによって、ヒッチリン
ク3を上下動でき、上昇限界位置では、トップリンク1
3がブラケット12やヒッチリンク3等に対する連結部
で折れるようになるために、このヒッチリンク3の上端
部が操縦席22へ近寄ることとなり、操縦者は操縦席2
2からカプラ−8,9部に対して手の届き易い状態とな
る。
下方部のフレ−ム26から、左右ロアリンク14後端部
に対向して左右外側方に突出される。三点リンク2は、
リフトア−ム15を昇降することによって、ヒッチリン
ク3を上下動でき、上昇限界位置では、トップリンク1
3がブラケット12やヒッチリンク3等に対する連結部
で折れるようになるために、このヒッチリンク3の上端
部が操縦席22へ近寄ることとなり、操縦者は操縦席2
2からカプラ−8,9部に対して手の届き易い状態とな
る。
【0013】ヒッチリンク3を下降させた状態で、車体
1を後退させて、作業機4へ接近させる。ここで上部の
フック28を、マスト5上の連結ピン29の下側に位置
させて上昇させると、この連結ピン29が掬い上げられ
るようにして係合される。更に、このヒッチリンク3を
上昇させてマスト5部を上側へ引き上げるようにする
と、作業機4の前部が床面から浮上して、該連結ピン2
9回りに下部が前側に移動するようになり、左右下部の
連結ピン27が受片25とフック24との間に向って移
動して、このフック24を一旦押開いて受片25上に案
内され、再びフック24が自重で下動して連結ピン27
に係合される。
1を後退させて、作業機4へ接近させる。ここで上部の
フック28を、マスト5上の連結ピン29の下側に位置
させて上昇させると、この連結ピン29が掬い上げられ
るようにして係合される。更に、このヒッチリンク3を
上昇させてマスト5部を上側へ引き上げるようにする
と、作業機4の前部が床面から浮上して、該連結ピン2
9回りに下部が前側に移動するようになり、左右下部の
連結ピン27が受片25とフック24との間に向って移
動して、このフック24を一旦押開いて受片25上に案
内され、再びフック24が自重で下動して連結ピン27
に係合される。
【0014】このようにして、作業機4が連結される
と、再度上昇させて、上部のフック28部を前側に引き
寄せた位置で、各ホルダ−10,11に保持させていた
カプラ−8,9を外して、これらカプラ−8,9相互間
を嵌合させて連結する(図1,図2)。又、作業機4を
外すときは(図3)、上記と逆の操作で行えばよいが、
フック24は予め連結ピン27から外しておく。又、こ
のとき各カプラ−8,9間を外してホルダ−10,11
に保持させておくもよい。
と、再度上昇させて、上部のフック28部を前側に引き
寄せた位置で、各ホルダ−10,11に保持させていた
カプラ−8,9を外して、これらカプラ−8,9相互間
を嵌合させて連結する(図1,図2)。又、作業機4を
外すときは(図3)、上記と逆の操作で行えばよいが、
フック24は予め連結ピン27から外しておく。又、こ
のとき各カプラ−8,9間を外してホルダ−10,11
に保持させておくもよい。
【0015】耕耘作業は、耕深設定器によって設定され
た耕深を維持するように、均平板34による耕深検出が
ハ−ネス7,6、及びカプラ−8,9の接点を通してコ
ントロ−ラ23にフィ−ドバックされて、検出耕深が設
定耕深より深くなると、リフトア−ム15が上動され
て、深くならないように制御されて、逆に、検出耕深が
設定耕深より浅くなると、リフトア−ム15が下動され
て、浅くならないように制御される。
た耕深を維持するように、均平板34による耕深検出が
ハ−ネス7,6、及びカプラ−8,9の接点を通してコ
ントロ−ラ23にフィ−ドバックされて、検出耕深が設
定耕深より深くなると、リフトア−ム15が上動され
て、深くならないように制御されて、逆に、検出耕深が
設定耕深より浅くなると、リフトア−ム15が下動され
て、浅くならないように制御される。
【0016】図6,図7において、上例と異なる点は、
上部のマスト5に設けられた連結ピン29に係合するフ
ック28を、ヒッチリンク3の上部に上下回動自在に枢
着41し、かつこのヒッチリンク3に対して油圧等で伸
縮されるシリンダ−42によって回動することができ、
このフック28を下動させた状態(図6)でヒッチリン
ク3を作業機4のマスト5部に接近させて上動させる。
このフック28の上動によって(図7)連結ピン29を
係合する。43は油圧ホ−スで、トラクタ車体1側の油
圧ポンプから該シリンダ−42へ油圧を送る構成として
いる。
上部のマスト5に設けられた連結ピン29に係合するフ
ック28を、ヒッチリンク3の上部に上下回動自在に枢
着41し、かつこのヒッチリンク3に対して油圧等で伸
縮されるシリンダ−42によって回動することができ、
このフック28を下動させた状態(図6)でヒッチリン
ク3を作業機4のマスト5部に接近させて上動させる。
このフック28の上動によって(図7)連結ピン29を
係合する。43は油圧ホ−スで、トラクタ車体1側の油
圧ポンプから該シリンダ−42へ油圧を送る構成として
いる。
【0017】このような構成では、左右の連結ピン27
にフック24を係合させた状態で、その後にフック28
を上動させて連結ピン29に係合させることもでき、連
結する作業機に応じた連結方法を選択できる。図8〜図
10において、上例と異なる点は、ロ−タリ−耕耘装置
4のカバ−33を、ハンドル44で前後に移動調節可能
に設け、このカバ−33の移動調節位置を固定するロッ
クピン45の操作レバ−46を、このハンドル44に係
合させて、これらハンドル44の回動と操作レバ−46
の回動とを相互に規制して、ロックピン45の外を防止
するものである。
にフック24を係合させた状態で、その後にフック28
を上動させて連結ピン29に係合させることもでき、連
結する作業機に応じた連結方法を選択できる。図8〜図
10において、上例と異なる点は、ロ−タリ−耕耘装置
4のカバ−33を、ハンドル44で前後に移動調節可能
に設け、このカバ−33の移動調節位置を固定するロッ
クピン45の操作レバ−46を、このハンドル44に係
合させて、これらハンドル44の回動と操作レバ−46
の回動とを相互に規制して、ロックピン45の外を防止
するものである。
【0018】耕耘カバ−33は、耕耘フレ−ム26に対
して前後に移動できる構成とし、この調節を耕耘フレ−
ム26上にクランク状のハンドル44を回動することに
よって螺杆47を回動伸縮させて、この螺杆47の後端
に連結する耕耘カバ−33を移動させることができる。
耕耘カバ−33の左右両側を案内するガイドフレ−ム4
8が、耕耘フレ−ム26と一体として設けられ、この左
右いずれか一側のガイドフレ−ム48には調節位置を決
めるためのピン孔49が配設され、耕耘カバ−33のブ
ラケット50に設けられたロックピン45を出没させ
て、該ピン孔49に係合させたり、係合を外して耕耘カ
バ−33が移動自在となる構成としている。
して前後に移動できる構成とし、この調節を耕耘フレ−
ム26上にクランク状のハンドル44を回動することに
よって螺杆47を回動伸縮させて、この螺杆47の後端
に連結する耕耘カバ−33を移動させることができる。
耕耘カバ−33の左右両側を案内するガイドフレ−ム4
8が、耕耘フレ−ム26と一体として設けられ、この左
右いずれか一側のガイドフレ−ム48には調節位置を決
めるためのピン孔49が配設され、耕耘カバ−33のブ
ラケット50に設けられたロックピン45を出没させ
て、該ピン孔49に係合させたり、係合を外して耕耘カ
バ−33が移動自在となる構成としている。
【0019】このロックピン45を出没操作する機構と
して、ア−ム51、ロックピン45を外す方向に引張る
ばね52、このばね52に抗して引くことができるワイ
ヤ−53等を介して、前記ハンドル44の側部の耕耘フ
レ−ム26部に枢着54されるレバ−46のア−ム55
に連動している。このレバ−46は、死点越ばね56を
有し、ハンドル44側へ回動したときは、このハンドル
44に係合してばね56で弾発され、このハンドル44
の回動を行わせないように保持する。このときア−ム5
5部がワイヤ−53を介してばね52に抗してロックピ
ン45をピン孔49に係合させて、耕耘フレ−ム26に
対する耕耘カバ−33の移動調節を行わせないようにロ
ックする。
して、ア−ム51、ロックピン45を外す方向に引張る
ばね52、このばね52に抗して引くことができるワイ
ヤ−53等を介して、前記ハンドル44の側部の耕耘フ
レ−ム26部に枢着54されるレバ−46のア−ム55
に連動している。このレバ−46は、死点越ばね56を
有し、ハンドル44側へ回動したときは、このハンドル
44に係合してばね56で弾発され、このハンドル44
の回動を行わせないように保持する。このときア−ム5
5部がワイヤ−53を介してばね52に抗してロックピ
ン45をピン孔49に係合させて、耕耘フレ−ム26に
対する耕耘カバ−33の移動調節を行わせないようにロ
ックする。
【0020】この操作レバ−46をハンドル44から外
せば、この位置をばね56で保持されて、同時にワイヤ
−53を介して、ばね52によりロックピン45がピン
孔49から外され、ハンドル44を回すことができるか
ら、このハンドル44の回動によって耕耘カバ−33を
前後移動調節することができる。
せば、この位置をばね56で保持されて、同時にワイヤ
−53を介して、ばね52によりロックピン45がピン
孔49から外され、ハンドル44を回すことができるか
ら、このハンドル44の回動によって耕耘カバ−33を
前後移動調節することができる。
【図1】トラクタ作業機連結状態を示す側面図。
【図2】その一部の拡大側面図。
【図3】その取外状態を示す側面図。
【図4】そのホルダ−部の側面図。
【図5】その別実施例を示す側面図。
【図6】一部別実施例を示す側面図。
【図7】その作用を示す側面図。
【図8】耕耘装置部の斜視図。
【図9】その一部の拡大斜視図。
【図10】その一部の平面図。
1 車体 2 三点リンク 3 ヒッチリンク 4 作業機 5 マスト 6 ハ−ネス 7 ハ−ネス 8 カプラ− 9 カプラ− 10 ホルダ− 11 ホルダ−
フロントページの続き (72)発明者 家木 邦彦 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 金井 洋一 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 藤田 信雄 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 松長 千年 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 金並 清二 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内
Claims (1)
- 【請求項1】 車体1後部に連結する三点リンク2後端
部のヒッチリンク3上部と、このヒッチリンク3に着脱
される作業機4側のマスト5上部とに、作業機制御ハ−
ネス6,7連結用の各対応側のカプラ−8,9を着脱自
在にしてこの着脱面を密閉保持するホルダ−10,11
を設けてなるトラクタの作業機連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27650493A JPH07123803A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | トラクタの作業機連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27650493A JPH07123803A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | トラクタの作業機連結装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07123803A true JPH07123803A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=17570389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27650493A Pending JPH07123803A (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | トラクタの作業機連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07123803A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013000070A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Kubota Corp | 作業機 |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP27650493A patent/JPH07123803A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013000070A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Kubota Corp | 作業機 |
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