JPH0712370A - アンダーフロアー空調システム - Google Patents

アンダーフロアー空調システム

Info

Publication number
JPH0712370A
JPH0712370A JP5174964A JP17496493A JPH0712370A JP H0712370 A JPH0712370 A JP H0712370A JP 5174964 A JP5174964 A JP 5174964A JP 17496493 A JP17496493 A JP 17496493A JP H0712370 A JPH0712370 A JP H0712370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
underfloor
individual
chamber
air conditioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5174964A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kato
浩二 加藤
Taku Kuribayashi
卓 栗林
Takashi Oka
隆司 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP5174964A priority Critical patent/JPH0712370A/ja
Publication of JPH0712370A publication Critical patent/JPH0712370A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Duct Arrangements (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】事務室内の熱負荷の偏り対応させてOA機器近
傍の吹出口から吹き出しを個別に制御するようにしたア
ンダーフロアー空調システムを提供する。 【構成】個別吹出装置50を空調室32の床44面に形
成される複数の吹出口46に夫々取り付けた。そして、
この個別吹出装置50は、シリンダ装置164のピスト
ンロッド166の先端に取付けた蓋部材168が個別吹
出装置50本体の入口158又は出口162に向かって
進退できるように構成した。これにより、蓋部材168
が入口158又は出口162を閉塞させたり、開放させ
たりするので、空調機60から床下チャンバ48に供給
された空調空気126の各吹出口46からの吹き出し
を、吹出口46ごとに個別に吹き出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンダーフロアー空調
システムに係り、特に、OA機器等の発熱機器からの熱
負荷により事務室内の熱負荷に偏りが生ずる場合のアン
ダーフロアー空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】空調システムを吹き出し方法で分けた場
合、事務室の天井から空調空気を吹き出す天井吹き出し
空調システムと、床から空調空気を吹き出す床吹き出し
空調、所謂アンダーフロアー空調システムとがある。そ
して、パーソナルコンピューターやワークステーション
等のオートメーション機器(以下OA機器という)が多
数設置されたインテリジェントビルでは、OA機器の動
力配線やローカルエリアネットワーク(LAN)等の通
信ケーブルを配線した二重床を、空調機からの空調空気
を供給するチャンバとして利用したアンダーフロアー空
調システムを採用することが多くなってきた。
【0003】図7にファンユニット方式のアンダーフロ
アー空調システムを示す。同図に示すように、空調機1
から二重床で形成された床下チャンバ2に供給された空
調空気3は、床下チャンバ2に取付けられた複数のファ
ンユニット4、4…に取り込まれ、ファンユニット4か
ら床面に形成された吹出口5を介して事務室6内に吹き
出される。事務室6内に吹き出された空調空気3はOA
機器7、7、7等の発熱体からの熱を吸収して温まり、
事務室6内を上昇して天井に形成された複数の吸気口
8、8…から天井チヤンバ9に吸気される。天井チヤン
バ9に吸気された還気空気10は、還気ダクト11を介
して一部が系外に排気されると共に、導入された新鮮な
外気12と混合されて空調機1に戻る。空調機1ではフ
ィルター1A、冷却コイル1B、加熱コイル1C、加湿
器1Dにより温湿度が調整され送風機1Eにより給気ダ
クト13を介して再び床下チャンバ2に供給される。ま
た、事務室6内に供給される空調空気3の温湿度の制御
は、事務室6内に一方の壁に設けられた温湿度センサー
14により事務室6内の温湿度が検知され、その検知結
果が空調機コントローラ15に入力される。そして、空
調機コントローラ15に予め設定された温湿度に事務室
6内の温湿度がなるように、空調機コントローラ15に
より冷却コイル1B、加熱コイル1C及び加湿器1Dが
制御される。
【0004】また、図8に、ファンユニットを具備して
いない圧力チヤンバ方式(プレッシャー方式)のアンダ
ーフロアー空調システムを示す。この圧力チヤンバ方式
は、空調機1の機外静圧を利用して床下チヤンバ2内の
圧力を上げて吹出口5から事務室6内に吹き出す方式
で、その他は、ファンユニット方式と同じである。上記
したファンユニット方式及び圧力チヤンバ方式のアンダ
ーフロアー空調システムは、事務室6内の人間が移動し
たり、執務したりする居住域16を対象とした空調を行
うことができると共に、OA機器7等により温まった空
気を天井方向に上昇させて居住域16から非居住域18
除くことができるので、天井吹き出し空調システムに比
べて省エネ性及び快適性に優れた空調システムといえ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファン
ユニット方式の従来のアンダーフロアー空調システム
は、ファンユニット4のコストが大きく、空調設備の装
置コストが高くなる欠点がある。また、ファンユニット
4が床下チャンバ2と吹出口5との間で連通した状態に
あるので、例えば、コントローラでファンユニットの作
動を個々に制御するようにしても、空調機1の機外静圧
により作動していないファンユニット4からも少量の空
調空気が空調室に漏れる為、省エネの点で欠点がある。
【0006】一方、圧力チヤンバ方式は、ファンユニッ
ト4を具備していないので、装置コストが安価になるメ
リットはある反面、各吹出口5からの吹き出しを個別に
コントロールできないという欠点があり、省エネの点及
び快適性の点で欠点がある。本発明は、このうような事
情に鑑みてなされたもので、事務室内のOA機器等の発
熱機器による熱負荷の偏りに応じて、吹出口から事務室
に吹き出す空調空気を、吹出口ごとに制御できるアンダ
ーフロアー空調システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、空調機から床下チャンバ内に供給された空調
空気を、空調室の床面に形成された複数の吹出口から前
記空調室に吹き出すアンダーフロアー空調システムに於
いて、前記各吹出口に個別吹出装置を設け、前記空調室
内に設けた熱負荷検知センサーにより前記個別吹出装置
を駆動制御するようにしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、各吹出口に個別吹出装置を設
け、前記空調室内に設けた熱負荷検知センサーにより前
記個別吹出装置を駆動制御するようにした。これによ
り、例えば、OA機器等の発熱体が近くにある吹出口か
ら個別的に空調空気を吹き出す、所謂、局所空調を行う
ことができるので、省エネ空調になる。また、熱負荷に
応じて空調されるので、快適性が向上する。そして、こ
の個別吹出装置は、床下チャンバと前記吹出口を連通す
る連通路に設けられた連通路開閉部材を、圧縮エア駆動
により、あるいは、形状記憶合金で形成されたバネ部材
の伸縮駆動により開閉するように構成した。これによ
り、前記連通路が確実に開閉されるので、従来のファン
ユニット方式のアンダーフロアー空調システムのよう
に、ファンユニットのファンを停止しても床下チャンバ
の空調空気が空調室に漏れることがなく、無駄な空調空
気の使用を防止できる。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るアンダー
フロアー空調システムの好ましい実施例について詳説す
る。図1に本発明のアンダーフロアー空調システム30
の第1実施例を示すように、事務室32は上部の非居住
域34と下部の居住域36とに区分けされ、居住域36
は、更にOA機器38等の発熱機器を設置して執務する
執務域40(以下タスク域という)と執務をしない非執
務域42(以下アンビエント域という)とに区分けされ
ている。また、事務室32の床面44には複数の吹出口
46、46…が形成されると共に床44下には床下チャ
ンバ48が設けられ、床下チャンバ48内には複数の吹
出開閉装置50、50…が設けられている。また、事務
室32の天井面52には複数の吸気口54、54…が形
成されると共に、天井裏には天井チヤンバ56が設けら
れている。また、前記床下チャンバ48から延びた給気
ダクト58は空調機60の送気側に繋がり、天井チヤン
バ56から延びた還気ダクト62は前記空調機60の吸
気側に繋がっている。
【0010】また、空調機60は送気側から順に送風機
60A、加湿器60B、加熱コイル60C、冷却コイル
60D及びフィルター60Eで構成され、加熱コイル6
0Cは温水配管64を介して図示しないボイラーに繋が
り、温水を循環するようになっている。また、冷却コイ
ル60Dは冷水配管66を介して図示しない冷凍機に繋
がり、冷水を循環するようになっている。また、加湿器
60Bは水供給配管68を介して図示しない給水機に繋
がっている。
【0011】また、事務室32内の一方側の壁には温湿
度センサー70が取付けられ、信号回線72を介して空
調機コントローラ74に繋がり、空調機コントローラ7
4から更に夫々の信号回線76、78、80、82を介
して送風機60A、加湿器60Bの水供給配管68に設
けられた水量調整弁84、温水配管64に設けられた温
水量調整弁86、冷水配管66に設けられた冷水量調整
弁88に夫々繋がっている。これにより、温湿度センサ
ー70により検知された事務室32内の温湿度に基づい
て、空調機コントローラ74に予め設定した設定温湿度
になるように送風機60A、加湿器60B、加熱コイル
60C、冷却コイル60D、が夫々制御されるようにな
っている。
【0012】また、前記還気ダクト62は還気空気90
の一部を系外に排出する排気ダクト92と新鮮な外気9
4を導入する外気導入ダクト96に接続し、還気ダクト
62、排気ダクト92、外気導入ダクト96には夫々ダ
ンパ98、100、102が設けられている。次に、図
2及び図3に従って、個別吹出装置50について説明す
る。装置本体は、円板状の基板150上に複数の支柱1
52が立設され、その上に筒体154が設けられた形状
をしている。そして、前記筒体154は、底部が周縁の
鍔156を残して開口されて空調空気の入口158が形
成され、天板160には複数の長孔状の出口162が形
成されている。また、前記基板150上の中央には、複
動型のエアシリンダ164が固定され、エアシリンダ1
64のピストンロッド166の先端に、前記筒体154
の入口158用の蓋板168がネジ170で取付けられ
ている。また、エアシリンダ164はエア配管172に
よりエア供給調整器174(図1参照)を介してコンプ
レッサー176(図1参照)に接続されている。これに
より、エアシリンダ164の下室164Aに圧縮エアが
供給されると、下室164A内が加圧されてピストンロ
ッド166が上昇し、蓋板168が前記筒体154の鍔
156に当接して入口158を遮断する。また、エアシ
リンダ164の上室164Bに圧縮エアが供給される
と、上室164B内が加圧されてピストンロッド166
が下降し、蓋板168と鍔156との当接が解除されて
入口158が開放する。そして、このように構成された
個別吹出装置50の天板160部分が、事務室32の床
44面に形成された吹出口46に夫々取付けられてい
る。従って、蓋板158と鍔156とが当接していない
状態では、空調機60から床下チャンバ48に供給され
た空調空気126は、個別吹出装置50の支柱の間を通
って入口158から筒体154内に入り、天板160の
出口162から吹出口46を介して事務室32に吹き出
される。また、蓋板158と鍔156とが当接した状態
では、個別吹出装置50で空調空気126の流れが遮断
されるので、空調機60から床下チャンバ48に供給さ
れた空調空気126は、事務室32に吹き出されなくな
る。
【0013】また、事務室32内の前記タスク域40に
は夫々デスク104が配置され、デスク104上にはO
A機器38が置かれている。また、各デスク104下部
には熱負荷検知センサー106が夫々設けられ、夫々の
熱負荷検知センサー106は信号回線110、112、
114、116を介して個別吹出装置用コントローラ1
08に接続されている。また、個別吹出装置用コントロ
ーラ108からは更に夫々の信号回線118、120、
122を介してエア供給調整器174及び空調機コント
ローラ74に繋がっている。
【0014】次に、上記の如く構成された本発明のアン
ダーフロアー空調システムの作用を以下に説明する。空
調機60で温湿度が調整された空調空気126は、給気
ダクト58を介して床下チャンバ48に給気される。そ
して、床下チャンバ48に給気された空調空気126の
空調室32への吹き出しは、個別吹出装置50により以
下のように制御される。即ち、椅子130に人が座って
OA機器38が使用され、OA機器38からの発熱によ
る熱負荷を熱負荷検知センサー106が検知すると、検
知信号が個別吹出装置用コントローラ108に入力され
る。次に、個別吹出装置用コントローラ108では、ど
の熱負荷検知センサー106からの信号であるかを認識
し、認識結果をエア供給調整器174に出力する。そし
て、エア供給調整器174では、認識結果に該当する個
別吹出装置50のシリンダ164の上室164Bに圧縮
エアを供給する。上室164Bに圧縮エアが供給される
と、ピストンロッド166が下降動作してピストンロッ
ド166の先端に取付けた蓋板168が筒体154の入
口158から離れ、入口158と出口160が連通し、
床下チャンバ48内の空調空気126が該当するタスク
域40に吹き出される。
【0015】一方、OA機器38の運転を停止し、OA
機器38の椅子130から執務者が離れると、熱負荷検
知センサー106によりその情報が個別吹出装置用コン
トローラ108に入力される。次に、個別吹出装置用コ
ントローラ108では、どの熱負荷検知センサー106
からの信号であるかを認識し、認識結果をエア供給調整
器174に出力する。そして、エア供給調整器174で
は、認識結果に該当する個別吹出装置50のシリンダ1
64の下室164Aに圧縮エアを供給する。下室164
Aに圧縮エアが供給されると、ピストンロッド166が
上昇動作してピストンロッド166の先端に取付けた蓋
板168が筒体154の入口158に当接し、入口15
8と出口160の連通が遮断し、空調空気126の吹き
出しが停止される。
【0016】また、個別吹出装置用コントローラ108
からは、運転されているOA機器38の台数情報が空調
機コントローラ74に入力される。そして、空調機コン
トローラ74では温湿度センサー70からの事務室32
内の温湿度の情報と合わせて空調機60の制御条件を決
め、空調機60を制御して供給する空調空気126の温
湿度や送風量を調整する。
【0017】このように、OA機器38等から発生され
る熱負荷を、熱負荷検知センサー106で検知し、熱負
荷の変化に応じて個別吹出装置50により、事務室32
内に吹き出す空調空気126の吹き出しを個別に制御す
ることができる。従って、空調空気126の無駄がなく
なり効率的な空調を行うことができると共に、送風機6
0Aの送風動力も低減されるので、省エネ空調を行うこ
とができる。また、OA機器38の熱負荷の変化に対応
して空調されるので、快適性を向上させることができ
る。
【0018】尚、第1実施例ではOA機器38等から発
生される熱負荷を、熱負荷検知センサー106で検知
し、この検知情報に基づいて個別吹出手段50を個別に
作動させるようにした。しかし、これに限定されるもの
ではなく、熱負荷検知センサー106の替わりに、執務
者の存在の有無を検知する光センサーを設けて、執務者
の存在によりOA機器38が作動し、また執務者がいな
くなるとOA機器38が停止することを前提として個別
吹出手段50を個別に作動させるようにしてもよい。ま
た、エアシリンダ164は複動型を用いたが、単動型を
用いてピストンロッド166の下降動作はバネで付勢さ
せるようにしてもよい。
【0019】次に、図4に本発明のアンダーフロア空調
システムの第2実施例を示し、第1実施例と同じ部材に
は同符号を付して説明する。第1実施例における個別吹
出装置50は蓋板168をエアシリンダ164で駆動さ
せるようにしたが、第2実施例では、形状記憶合金で形
成したバネで駆動させるようにし、これにともなってエ
ア供給調整器174を通電装置178に置き換え、個別
吹出装置50と通電装置178の間を電気配線179で
接続している。
【0020】次に、図5及び図6に従って、形状記憶合
金で形成したバネを用いた個別吹出装置について説明す
る。筒状の装置本体180は、その底部が周縁の鍔18
2を残して開口されて空調空気126の入口158が形
成されると共に、天板160に複数の長孔状の出口16
2が形成されている。また、天板160の中心部下面
に、案内筒184が垂設され、案内筒184の内部の略
下半分には、形状記憶合金で形成されたバネ186が内
包されている。そして、バネ186の一方端が案内筒1
84の下端部に固着され、他端部にストッパ片188が
取付けられ、このストッパ片188は、バネ186が伸
びた時に案内筒184内の上部に突起した突起片190
に当接するようになっている。また、バネ186の螺旋
形状の内部を貫通するように配設された軸棒192は、
一方端がストッパ片188に固着されると共に、他方端
が案内筒184底部の開口から外部に延び、延びた先端
が前記入口158用の蓋部材194に固定されている。
そして、バネ186の両端には、前記通電装置178に
繋がる電気配線179が接続されている。これにより、
バネ186に通電されるとバネ186が発熱して伸動作
し、ストッパ片188に固着された軸棒192の上昇移
動に伴って蓋部材194が装置本体180の鍔182に
当接して入口158を遮断する。また、通電が停止され
ると形状記憶合金できたバネ186の復元力により元の
長さまで縮動作し、これに伴って蓋部材194が鍔18
2から離れて入口158を開放する。そして、このよう
に構成された個別吹出装置50の天板184部分が、事
務室32の床44面に形成された吹出口46に夫々取付
けられている。従って、蓋部材194と鍔182とが当
接していない状態では、空調機60から床下チャンバ4
8に供給された空調空気126は、個別吹出装置50を
介して吹出口46から事務室32に吹き出される。ま
た、蓋部材194と鍔182とが当接した状態では、空
調空気126は事務室32に吹き出されなくなる。
【0021】従って、以上の如く構成された形状記憶合
金で形成したバネを用いた個別吹出装置を、各吹出口に
設けるようにしても、第1実施例と同じ効果を得ること
ができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るアン
ダーフロアー空調システムによれば、各吹出口に個別吹
出装置を設け、前記空調室内に設けた熱負荷検知センサ
ーにより前記個別吹出装置を駆動制御するようにしたの
で、OA機器の運転・停止に伴う熱負荷の変化に応じて
個別吹出装置を制御し、空調室内に送風する空調空気の
吹き出しを吹出口ごとに個別にコントロールすることが
できる。従って、空調空気の無駄がなくなり効率的な空
調を行うことができると共に、空調機から床下チャンバ
に送風する送風機の送風動力も低減されるので、省エネ
空調を行うことができる。また、OA機器等の発熱体の
熱負荷の変化に対応して空調されるので、快適性を向上
させることができる。
【0023】また、個別吹出装置は、床下チャンバと前
記吹出口を連通する連通路に設けられた連通路開閉部材
を、圧縮エア駆動により、あるいは、形状記憶合金で形
成されたバネ部材の伸縮駆動により開閉するように構成
した。これにより、前記連通路が確実に開閉されるの
で、従来のファンユニット方式のアンダーフロアー空調
システムのように、ファンユニットのファンを停止して
も床下チャンバの空調空気が空調室に漏れることがな
く、無駄な空調空気の使用を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンダーフロアー空調システムの
第1実施例の構成図
【図2】第1実施例に用いた個別吹出装置の斜視図
【図3】図2のA−A方向に沿った断面図
【図4】本発明に係るアンダーフロアー空調システムの
第2実施例の構成図
【図5】第2実施例に用いた個別吹出装置の斜視図
【図6】図5のB−B方向に沿った断面図
【図7】ファンユニット方式の従来のアンダーフロアー
空調システム
【図8】圧力チヤンバ方式の従来のアンダーフロアー空
調システム
【符号の説明】
32…事務室 38…OA機器 40…タスク域 42…アンビエント域 46…吹出口 48…床下チャンバ 50…個別吹出装置 60…空調機 74…空調機コントローラ 106…光センサー 108…個別吹出装置用コントローラ 126…空調空気 158…個別吹出装置の空調空気入口 162…個別吹出装置の空調空気出口 164…エアシリンダ 168…蓋板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調機から床下チャンバ内に供給された空
    調空気を、空調室の床面に形成された複数の吹出口から
    前記空調室に吹き出すアンダーフロアー空調システムに
    於いて、 前記各吹出口に個別吹出装置を設け、前記空調室内に設
    けた熱負荷検知センサーにより前記個別吹出装置を駆動
    制御するようにしたことを特徴とするアンダーフロアー
    空調システム。
  2. 【請求項2】前記個別吹出装置は、 前記床下チャンバと前記吹出口を連通する連通路に設け
    られた連通路開閉部材を、圧縮エア駆動により開閉する
    ようにしたことを特徴とする請求項1のアンダーフロア
    ー空調システム。
  3. 【請求項3】前記個別吹出装置は、 前記床下チャンバと前記吹出口を連通する連通路に設け
    られた連通路開閉部材を、形状記憶合金で形成されたバ
    ネ部材の伸縮駆動により開閉するようにしたこと特徴と
    する請求項1のアンダーフロアー空調システム。
JP5174964A 1993-06-22 1993-06-22 アンダーフロアー空調システム Pending JPH0712370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5174964A JPH0712370A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 アンダーフロアー空調システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5174964A JPH0712370A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 アンダーフロアー空調システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0712370A true JPH0712370A (ja) 1995-01-17

Family

ID=15987822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5174964A Pending JPH0712370A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 アンダーフロアー空調システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0712370A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010266085A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 Rasuko:Kk コンピューターサーバールーム用温度管理システム及びそれを用いたコンピューターサーバールームの温度管理方法
JP2011002104A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Shimizu Corp 空調システム
JP2019184190A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 株式会社久米設計 床吹出口装置
JP2021071235A (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 株式会社竹中工務店 空調システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010266085A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 Rasuko:Kk コンピューターサーバールーム用温度管理システム及びそれを用いたコンピューターサーバールームの温度管理方法
JP2011002104A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Shimizu Corp 空調システム
JP2019184190A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 株式会社久米設計 床吹出口装置
JP2021071235A (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 株式会社竹中工務店 空調システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4328926A (en) Air-handling unit
US5673851A (en) Variable-air-volume diffuser with induction air assembly and method
JP3087485B2 (ja) アンダーフロアー空調システム
JPH0712370A (ja) アンダーフロアー空調システム
US4470342A (en) Air-handling unit
JP2020085319A (ja) 空調システム
JP3013964B2 (ja) アンダーフロア空調システム
JP4228279B2 (ja) 床吹出し空調システム
US3610522A (en) Air-conditioning system
JP3040296B2 (ja) 空調用吹出し装置
JP2970272B2 (ja) 空調システム
JPH08254329A (ja) 建物の外気供給構造
JP2566192B2 (ja) 加圧式床吹出し空調装置の制御装置
JPH05106865A (ja) 換気機能付き冷暖房装置
CN214276051U (zh) 一种热交换换风机构
KR102146770B1 (ko) 퍼스널 에어 박스 실내기 유닛을 이용한 작업장 퍼스널 에어 박스타입 냉난방 구조
KR20060015975A (ko) 유니터리 에어콘의 다중 분배 장치
JPS6262269B2 (ja)
JPH01300136A (ja) 屋内空気循環設備
JP4429678B2 (ja) 空気調和システム
JPH0297844A (ja) 建造物用給排気装置
JP3122270B2 (ja) 空調システム
JPH0658612A (ja) 広域吹出式天井空調システム
JP2509852Y2 (ja) ヒ―トポンプ式空調装置のデフロスト機構
JP3408547B2 (ja) 空気調和装置