JPH07123476A - 伝送制御装置 - Google Patents

伝送制御装置

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JPH07123476A
JPH07123476A JP26500693A JP26500693A JPH07123476A JP H07123476 A JPH07123476 A JP H07123476A JP 26500693 A JP26500693 A JP 26500693A JP 26500693 A JP26500693 A JP 26500693A JP H07123476 A JPH07123476 A JP H07123476A
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JP
Japan
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signal
control
control signal
monitoring
control unit
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JP26500693A
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English (en)
Inventor
Junichi Kato
潤一 加藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続された端末器の台数を自動的に設定して
施工性を良くする。 【構成】 主監視制御部5のI/F部5dと演算制御部
5bの間に、主監視制御部5に接続された端末器の台数
を求める計数手段5eと、その台数を演算制御部5bに
入力する入力手段5fとを設け、その計数手段5eと入
力手段5fをI/F部5d内に設けたスイッチにより伝
送制御装置の電源立ち上げ時にのみ動作し、その後は動
作しないように構成して、伝送制御装置の電源をオンし
た時に、主監視制御装置5から全端末器を無処理で通過
するダミー制御信号を送出させ、ダミー制御信号が主監
視制御部5に返送されてきた場合には、計数手段5eに
より端末器の監視信号から主監視制御部5に接続された
端末器の台数を求めて、入力手段5fにより演算制御部
5bにその台数を設定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分散配置された負荷
を、信号線路を介して監視・制御する伝送制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5乃至図12は、本願発明者等が実願
平4−15781号で提案したこの種の伝送制御装置1
を示すものである。この伝送制御装置1は、図5に示す
ように、例えば分散配置された道路灯のような負荷2
を、端末器3及び信号線路4を介して中央に設けられた
主監視制御部5により監視制御するもので、図6に示す
ように、主監視制御部5の出力端に接続された光ファイ
バからなる信号線路4を、順次負荷2が接続された複数
の端末器3を経て主監視制御部5の入力端に接続して閉
ループとし、信号線路4には同図に図示した矢印方向の
一方向にのみ信号が伝送されるように構成されている。
また、主監視制御部5からは負荷2が接続された複数の
端末器3へ、負荷2に対する制御情報を含んだ制御信号
が出力され、端末器3からは主監視制御部5へ、その端
末器3に接続された負荷2の動作情報に基づく監視情報
を含んだ監視信号を出力している。
【0003】図7は、この伝送制御装置1で使用される
信号である制御信号及び監視信号のフォーマットの一例
を示すもので、信号の始まりを示すスタート信号ST
と、端末器3を特定するためのアドレスカウンタ信号A
Cと、次の情報信号DAが制御情報であるか監視情報で
あるかを判別するための制御/監視のモード信号MD
と、上記情報信号DAと、信号の終わりを示すエンド信
号ENとからなっており、アドレスカウンタ信号ACに
セットされた値とモード信号MDとにより、端末器3で
は、信号が主監視制御部5からの当該端末器3に対する
制御情報を含む制御信号なのか、あるいは、他の端末器
3に対する制御情報を含む制御信号なのか、さらには、
他の端末器3からの監視情報を含む監視信号であるかが
判断されるようになっている。
【0004】図8は、端末器3の構成を示しており、端
末器3は、入力IN側に前段の端末器3あるいは主監視
制御部5からの光ファイバの信号線路4を接続して、こ
の信号線路4を通じて送られてくる光信号からなる信号
をO/E変換する機能と出力OUT側から次段の端末器
3あるいは主監視制御部5(最終段の場合)へ送り出す
信号をE/O変換する機能とを備えた信号処理部3a
と、アドレスカウンタ信号ACの値を読み取る機能と、
アドレスカウンタ信号ACの値をインクリメント又はデ
ィクリメントする機能とアドレスカウンタ信号ACの値
を0に設定する機能とを備え、端末器3全体の信号処理
を行うCPUからなる演算制御部3bと、演算制御部3
bの下で照明器具等の負荷2を制御する制御部3cと、
負荷2の動作を監視するセンサ6から負荷2の動作状態
に基づいた動作情報を取り込む監視部3dとから構成さ
れており、図9のフローチャートに示す如く動作するよ
うになっている。
【0005】一方、主監視制御部5は、図10に示すよ
うに、制御指令を入力する操作部5aと、各種の制御を
行う演算制御部5bと、演算処理部5bの下で負荷2の
動作状態を表示する表示部5cと、信号をO/E変換又
はE/O変換する機能とを備えたI/F部5dとにより
構成され、演算制御部5bでは制御指令に基づいて制御
情報を含んだ制御信号を出力する際、制御しようとする
負荷2を接続している端末器3が、主監視制御部5の出
力側から何番目に接続されているものかを判断して、制
御信号のアドレスカウンタ信号ACの値を設定する。こ
のため、主監視制御部5には、電源の立ち上げ時に、そ
の主監視制御部5に接続された端末器3の台数データを
操作部5a等から入力しておく。たとえば図6におい
て、端末器3の台数が8台であった場合、そのデータと
して8が入力されており、対象となる端末器3が主監視
制御部2の入力側から4番目(N番目)である場合、制
御信号は途中にある端末器3を通過する度にアドレスカ
ウンタ信号ACの値が1ずつディクリメントされ、対象
となる端末器3に入力した時にその値が0となるよう
に、アドレスカウンタ信号ACの値は3(つまり、N−
1)とされ、図11に示すような制御信号が出力され
る。
【0006】したがって、モード信号MDが制御モード
でありアドレスカウンタ信号ACの値が0の信号を入力
した端末器3では、演算制御部3bでその制御信号が自
己に対する制御情報を持つものと判定でき、その制御情
報から制御内容を判断して、制御部3cを通じて負荷2
を制御し、また、アドレスカウンタ信号ACの値が0で
なければ、他の負荷2の制御情報と判断してアドレスカ
ウンタ信号ACの値から1を減じてその制御信号を送出
する。
【0007】また待機中にあっては、端末器3は、内蔵
タイマーにより一定時間毎に負荷2をセンサ6により監
視し、負荷2の動作情報を監視部3dを通じて演算制御
部3bに取り込み、演算制御部3bはこの動作情報に基
づく監視情報を監視信号の情報信号DAにセットし、信
号処理部3aを介して端末器3から送出する。この時、
モード信号MDは監視モードとされ、また、アドレスカ
ウンタ信号ACの値は0にセットされる。
【0008】この監視信号を入力した次段の端末器3
は、そのモード信号MDが監視モードであるため、アド
レスカウンタ信号ACの値に1を加えて更に次段の端末
器3にこれを送りだす。このため、最終的に主監視制御
部5に入力されるアドレスカウンタ信号ACの値を、接
続された端末器3の総数から減算すれば、その監視信号
を送りだした端末器3の主監視制御部5の出力側からの
位置を知ることができ、主監視制御部5では個々の負荷
2毎に、その監視状態の表示がされる。つまり、図12
に示すように、アドレスカウンタ信号ACの値が4であ
る場合、端末器3の総数8から4を減算して、この監視
信号は主監視制御部5の出力側から4番目であることが
認識できるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように構成された伝送制御装置1においては、制御信号
にアドレスカウンタ値ACを設定する必要から、その電
源をオンした時、主監視制御部5に何台の端末器3が接
続されているかを数えて、その台数を必ず入力しなけれ
ばならならず、施工性が悪いという問題点があった。
【0010】本発明は、上記の問題点を改善するために
成されたもので、その目的とするところは、主監視制御
部に接続された端末器の台数が自動的に設定できる施工
性の良い伝送制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、複数の
負荷2と、該各負荷2にそれぞれ接続され自己に接続さ
れた負荷2の動作状態を監視して負荷2の動作状態に基
づく監視信号を出力すると共に、外部からの制御信号を
入力し該制御信号が自己に対する制御情報を持つ制御信
号であればその制御信号を取り込んで接続している負荷
2の制御を行い、対応しない場合には入力した制御信号
を出力する固有のアドレスを持たない複数の端末器3
と、前記端末器3へ接続された負荷2に対する制御信号
を出力して負荷2を制御すると共に、前記端末器3から
出力される前記負荷2の動作状態に基づく監視信号を入
力し表示して各負荷2の監視をする主監視制御部5と、
前記主監視制御部5と前記複数の端末器3を順次ループ
状に接続する信号線路4とを有して成り、前記主監視制
御部5から出力される制御信号と前記端末器3から出力
される監視信号にカウンタ値がセットされ、前記制御信
号及び前記監視信号が端末器3を通過する毎に前記カウ
ンタ値を所定値ずつ減算若しくは加算して、前記カウン
タ値を前記端末器3のアドレスとした伝送制御装置1に
おいて、前記主監視制御部5に、接続された端末器3の
台数を求める計数手段5eと、該台数を主監視制御部5
に入力する入力手段5fとを設け、電源立ち上げ時に前
記主監視制御部5から全ての端末器3を無処理で通過す
るダミー制御信号を出力させると共に、前記電源立ち上
げ時であって前記ダミー制御信号が返送されてきた場合
には、前記計数手段5eで接続された端末器3の台数を
求めて前記入力手段5fにより入力し、前記ダミー制御
信号が返送されてこない場合には、前記監視信号から異
常箇所を求めて表示をしたことを特徴とするものであ
る。
【0012】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記ダミー制御信号を、前記伝送制御装置1の電源立ち上
げ後も所定時間毎に前記主監視制御部5から送出させ、
前記ダミー制御信号が返送されてこない場合には、前記
監視信号から異常箇所を求めて表示したことを特徴とす
るものである。
【0013】
【作用】上記のように構成したことにより、請求項1記
載の発明にあっては、伝送制御装置1の電源をオンした
時、前記主監視制御部5から全ての端末器3を無処理で
通過するダミー制御信号を出力させ、前記ダミー信号が
主監視制御部5に返送されてきた場合には、端末器3の
監視信号から計数手段5eにより主監視制御部5に接続
された端末器3の台数を求め、入力手段5fにより主監
視制御部3に入力したため、ダミー制御信号が主監視制
御部5に返ってくれば全ての端末器3及び信号経路4が
正常であることが判断でき、その時、全ての端末器3か
ら監視信号が主監視制御部5に入力されるため、その監
視信号から接続された端末器3の台数を自動的に求めて
入力することが可能となり、このため、主監視制御部5
に接続された端末器3の台数を入力する必要がなくな
り、施工性が良くなる。
【0014】また、前記ダミー制御信号が主監視制御部
5に返ってこない場合には、前記監視信号から異常な箇
所を求めて表示したため、施工後のテスト時に端末器3
は信号経路4に異常があればそれが表示され、異常のあ
る伝送制御装置1がそのままで使用されることが少なく
なる。
【0015】さらには、請求項2記載の発明にあって
は、前記ダミー制御信号が、伝送制御装置1の電源立ち
上げ後も所定時間毎に前記主監視制御部4から出力され
るようにしたため、電源立ち上げ後であって前記ダミー
制御信号が主監視制御部5に返ってこない場合には、前
記監視信号のカウンタ値から異常な箇所が表示されるた
め、請求項1記載の発明の効果に加えて端末器3及び信
号経路4の異常箇所の保守・点検が容易に行える。
【0016】
【実施例】図1乃至図4は、本発明に係る伝送制御装置
1の一実施例を示すものであり、前記図5乃至図12に
示す伝送制御装置1と異なる点は、信号のフォーマット
と、端末器3、及び主監視制御部5であり、他は前記図
5乃至図12に示す伝送制御装置1と同様に構成されて
いる。
【0017】図2は、この伝送制御装置1で使用される
信号である制御信号及び監視信号のフォーマットの一例
を示すもので、そのフォーマットは、信号の始まりを示
すスタート信号STと、後述の情報信号DAが制御情報
であるか監視情報であるかを判別するための制御/監視
のモード信号MD、情報信号DAが全ての端末器3を対
象とする一斉のものか、特定の端末器3に関する情報で
ある個別のものかを示す一斉モード信号AL、その信号
に含まれるそれ以降の情報の総バイト数を示すデータ長
信号DLと、個別モード時のアドレスカウンタ信号AC
及び個別モード時と一斉モード時の監視又は制御情報で
ある情報信号DAとにより構成されている。なお、この
信号のフォーマットは一例であり、支障のない範囲にお
いて各データの順が入れ替わっても差し支えはなく、ま
た、一斉モード時には、アドレスカウンタ信号AC部を
持たない信号フォーマットであっても良い。
【0018】端末器3は、図3に示すフローチャートの
ように動作する。つまり、上記のようなフォーマットの
信号を入力し、その入力された信号が制御信号であるか
監視信号であるかをモード信号MDにより判別すると共
に、その信号が全ての端末器3を対象とする一斉信号で
あるか、特定の端末器3を対象とした個別信号であるの
かを一斉モード信号ALで識別し、信号が制御信号で一
斉モードである場合にはさらに、その信号が情報信号D
Aとして通過命令を有するダミー制御信号であるかどう
かを判別する。そして、制御信号がダミー制御信号であ
る場合にはそのダミー制御信号をそのままの状態で、つ
まり無処理で出力し、そうでない場合には前記図5乃至
図12に示す伝送制御装置1と同様に、通常の信号処理
をして負荷2の制御を行う。
【0019】一方、主監視制御部5は、自己に接続され
た端末器3の台数を求める計数手段5eと、その台数を
演算制御部5bに入力しセットする入力手段5fとを備
えて成り、その計数手段5eと入力手段5fは、I/F
部5dと演算制御部5bの間に接続され、I/F部5d
内に設けられたスイッチ(図示せず)等により伝送制御
装置1の電源立ち上げ時にのみ動作し、その後は動作し
ないように構成されている。また、主監視制御部5は、
少なくとも伝送制御装置1の電源をオンした時には、上
記ダミー制御信号を出力し、図4に示すフローチャート
に示すように動作する。つまり、伝送制御装置1の電源
をオンした時に、ダミー制御信号を出力し、ダミー制御
信号が主監視制御部5に返送されてきた場合には、計数
手段5eにより端末器3の監視信号から主監視制御部5
に接続された端末器3の台数を求めて、入力手段5fに
より主監視制御部5の演算制御部5bにその台数を設定
する。その台数は、例えば監視信号の数をカウントした
り、監視信号の持つアドレスカウンタ信号AC値のうち
最も大きな値に1を加算したりすることにより求められ
る。また、ダミー制御信号が主監視制御部5に返ってこ
ない場合には、入力した監視信号のうち、そのアドレス
カウンタAC値の最も大きな値を求め、主監視制御部5
の入力側から数えてそのカウンタ値に1を加算した位置
の端末器3近傍が異常であると表示し、監視信号が全く
返ってこない場合には、主監視制御部5の入力側に最も
近い端末器3近傍が異常であると表示する。また、電源
立ち上げ後は、前記図5乃至図12に示す伝送制御装置
1と同様に、通常の信号処理をして、監視制御処理を行
う。
【0020】このように構成されているため、本実施例
に係る伝送制御装置1においては、伝送制御装置1の電
源をオンした時、前記主監視制御部5から全ての端末器
3を無処理で通過するダミー制御信号を出力させ、前記
ダミー信号が主監視制御部5に返送されてきた場合に
は、端末器3の監視信号から計数手段5eにより主監視
制御部5に接続された端末器3の台数を求め、入力手段
5fにより主監視制御部3に入力したため、ダミー制御
信号が主監視制御部5に返ってくれば全ての端末器3及
び信号経路4が正常であることが判断でき、そのとき、
全ての端末器3から監視信号が主監視制御部5に入力さ
れるため、その監視信号から接続された端末器3の台数
を自動的に求めて入力することが可能となり、このた
め、主監視制御部5に接続された端末器3の台数を入力
する必要がなくなり、施工性が良くなる。
【0021】また、前記ダミー制御信号が主監視制御部
5に返ってこない場合には、前記監視信号のカウンタ値
から異常な箇所を求めて表示したため、施工後のテスト
時に端末器3は信号経路4に異常があればその箇所が表
示され、修理が容易に行えると共に、異常箇所を持つ伝
送制御装置1が、そのままで使用されることが少なくな
る。
【0022】また図示はしないが、上記実施例におい
て、ダミー制御信号を伝送制御装置1の電源立ち上げ後
も、所定時間毎に出力し、電源立ち上げ時を除いてはI
/F部5dに設けたスイッチにより計数手段5eと入力
手段5fを動作させず、すべての信号をI/F部5dと
演算制御部5bでやりとりさせ、通常の監視、制御及び
表示を行う構成としても良く、この場合においては、電
源立ち上げ後であって前記ダミー制御信号が主監視制御
部5に返ってこない場合には、前記監視信号のカウンタ
値から伝送制御装置1の異常な箇所が表示されるため、
上記実施例の効果に加えて、使用時においても、端末器
3及び信号経路4の異常箇所の保守・点検が容易に行え
る。
【0023】なお、上記実施例においては、制御信号及
び監視信号のアドレスカウンタ値を各端末器でそれぞれ
1つずつ加算、又は減算したものを例示したが、本発明
はこれに限らず、所定値ずつ、たとえば2又は3等ずつ
加算、又は減算したものであっても良く、また、上記実
施例においては、ダミー制御信号を一斉モードの制御信
号の情報信号に通過命令をセットしたものとして説明を
行ったが、本発明はこれに限らず、ダミー制御信号とし
て、スタート信号と通過命令及びエンド信号のみを有す
るものであっても良い。さらには、上記実施例において
は、負荷を照明器具としたが、本発明はこれに限らず、
照明器具以外の負荷であっても良いことは勿論である。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る伝送制御装置は、上述のよ
うに構成したものであるから、請求項1記載の発明にあ
っては、伝送制御装置の電源をオンした時、前記主監視
制御部から全ての端末器を無処理で通過するダミー制御
信号を出力させ、前記ダミー信号が主監視制御部に返送
されてきた場合には、端末器の監視信号から計数手段に
より主監視制御部に接続された端末器の台数を求め、入
力手段により主監視制御部に入力したため、ダミー制御
信号が主監視制御部に返ってくれば全ての端末器及び信
号経路が正常であることが判断でき、その時、全ての端
末器から監視信号が主監視制御部に入力されるため、そ
の監視信号から接続された端末器の台数を自動的に求め
て入力することが可能となり、このため、主監視制御部
に接続された端末器の台数を入力する必要がなくなり、
施工性が良くなる。
【0025】また、前記ダミー制御信号が主監視制御部
に返ってこない場合には、前記監視信号から異常な箇所
を求めて表示したため、施工後のテスト時に端末器又は
信号経路に異常があればそれが表示され、異常のある伝
送制御装置がそのままで使用されることが少なくなる。
【0026】さらには、請求項2記載の発明にあって
は、前記ダミー制御信号が、伝送制御装置の電源立ち上
げ後も所定時間毎に前記主監視制御部から出力されるよ
うにしたため、電源立ち上げ後であって前記ダミー制御
信号が主監視制御部に返ってこない場合には、前記監視
信号のカウンタ値から異常な箇所が表示されるため、請
求項1記載の発明の効果に加えて、端末器又は信号経路
の異常箇所の保守・点検が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る伝送制御装置の一実施例を示すも
ので、主監視制御部の回路ブロック図である。
【図2】同上のデータの一例を示すフォーマット説明図
である。
【図3】同上の端末器の動作説明用のフローチャートで
ある。
【図4】同上の主監視制御装置の動作説明用のフローチ
ャートである。
【図5】本願発明者等が前に提案した別の伝送制御装置
を示す概略構成図である。
【図6】同上の伝送制御装置全体の構成図である。
【図7】同上のデータの一例を示すフォーマット説明図
である。
【図8】同上の端末器の回路ブロック図である。
【図9】同上の端末器の動作説明用のフローチャートで
ある。
【図10】同上の主監視制御装置の回路ブロック図であ
る。
【図11】同上の制御信号の一例を示すフォーマット説
明図である。
【図12】同上の監視信号の一例を示すフォーマット説
明図である。
【符号の説明】
1 伝送制御装置 2 負荷 3 端末器 4 信号線路 5 主監視制御部 5e 計数手段 5f 入力手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の負荷と、該各負荷にそれぞれ接続
    され自己に接続された負荷の動作状態を監視して負荷の
    動作状態に基づく監視信号を出力すると共に、外部から
    の制御信号を入力し該制御信号が自己に対する制御情報
    を持つ制御信号であればその制御信号を取り込んで接続
    している負荷の制御を行い、対応しない場合には入力し
    た制御信号を出力する固有のアドレスを持たない複数の
    端末器と、前記端末器へ接続された負荷に対する制御信
    号を出力して負荷を制御すると共に、前記端末器から出
    力される前記負荷の動作状態に基づく監視信号を入力し
    表示して各負荷の監視をする主監視制御部と、前記主監
    視制御部と前記複数の端末器を順次ループ状に接続する
    信号線路とを有して成り、前記主監視制御部から出力さ
    れる制御信号と前記端末器から出力される監視信号にカ
    ウンタ値がセットされ、前記制御信号及び前記監視信号
    が端末器を通過する毎に前記カウンタ値を所定値ずつ減
    算若しくは加算して、前記カウンタ値を前記端末器のア
    ドレスとした伝送制御装置において、前記主監視制御部
    に、接続された端末器の台数を求める計数手段と、該台
    数を主監視制御部に入力する入力手段とを設け、電源立
    ち上げ時に前記主監視制御部から全ての端末器を無処理
    で通過するダミー制御信号を出力させると共に、前記電
    源立ち上げ時であって前記ダミー制御信号が返送されて
    きた場合には、前記計数手段で接続された端末器の台数
    を求めて前記入力手段により入力し、前記ダミー制御信
    号が返送されてこない場合には、前記監視信号から異常
    箇所を求めて表示をしたことを特徴とする伝送制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ダミー制御信号を、前記伝送制御装
    置の電源立ち上げ後も所定時間毎に主監視制御部から送
    出させ、前記ダミー制御信号が返送されてこない場合に
    は、前記監視信号から異常箇所を求めて表示したことを
    特徴とする請求項1記載の伝送制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012244377A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Kyoritsu Denki Kk 複数子機同時制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012244377A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Kyoritsu Denki Kk 複数子機同時制御システム

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