JPH07122857B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH07122857B2
JPH07122857B2 JP62138121A JP13812187A JPH07122857B2 JP H07122857 B2 JPH07122857 B2 JP H07122857B2 JP 62138121 A JP62138121 A JP 62138121A JP 13812187 A JP13812187 A JP 13812187A JP H07122857 B2 JPH07122857 B2 JP H07122857B2
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JP
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sua
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尚文 山田
正壱郎 吉岡
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主記憶装置をハードウェアで使用するハード
ウェアシステム領域(HSA)とソフトウェアで使用する
ソフトウェア使用領域(SUA)に分けて使用する情報処
理装置に係り、特にHSA領域が不足した時にSUAの一部を
HSAに組み込むのに好適な情報処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、情報処理装置において、主記憶装置(MS)をHSA
領域とSUA領域にどのように分けて使用するかは、電源
投入時またはリセット時に定義されていた。なお、MSを
HSAとSUAとに分けて使用することは、例えば特開昭61−
32143号公報に記憶されている。
ところで、HSA内には、入出力構成情報など、ハードウ
ェアの動作上重要な情報が格納されており、ソフトウェ
ア側からは参照あるいは書込みが出来ない構成となって
いる。このHSA領域で障害が発生した場合、システムに
とって致命的となる。これを解決する方法として、例え
ば特開昭61−20164号公報には、電源投入時にメモリの
テストを行い、あらかじめ障害のない領域をHSAに割当
てる方式が示されている。本方式によれば、電源投入時
にすでに固定的障害が存在している時には、その領域は
HSAとして使用されないため、信頼性の向上につながる
が、電源投入が終了し、プログラムが実行されている時
に障害が発生した場合には効果がない。
プログラム実行中の障害に対処するため、あらかじめ、
交代領域を持っておき、障害が発生すると、障害領域の
代りに交代領域を使用することにより、障害を回復する
方法もある。しかし、この方法を用いると、HSA領域を
あらかじめ交代領域を含んだ形で定義しておく必要があ
り、HSA領域を大きく確保しておかなければならない。
一方、HSA領域内には、色々なシステム構成に関する情
報が格納されている。これらの中には、上述のように、
入出力動作を行うためのI/O構成情報等を含んでいる。
プログラム実行中にこれら構成情報を、変更する場合、
HSA内の情報を変更したり追加する必要がある。これら
の情報に対して、新しく情報が追加される場合、あらか
じめ設定されたHSA領域では不足することが起きうる。
これらをさけるため、従来はHSA領域として十分に大き
な領域を定義しておく手法が取られてきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術では、プログラム実行中にHSA領域を増や
すことが出来ず、あらかじめHSA領域を、HSA障害回復の
ための交代領域や構成変更のための拡張領域のために、
十分大きく取っておくことが必要で、資源の有効利用の
面で問題があった。
本発明の目的は、プログラム実行中に動的にHSA領域の
増減を可能にして、あらかじめHSA領域を大きく取って
おくことなく、必要に応じて交代HSA領域や拡張HSA領域
を確保できるようにし、資源の有効利用を図ることにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、HSA領域が不足した時に、制御プログラム
にSUAの一部を新たにHSA領域として割当てることを要求
するための割込み手段と、HSAとして使用可能なSUA領域
を新たにHSA領域として組込む手段を持つことにより達
成される。
〔作 用〕
障害発生に伴う交代HSA領域要求、あるいは構成情報等
の変更に伴い、HSAが不足すると、制御プログラムに対
して割込みを上げ、HSA領域が不足したことを知らせ
る。制御プログラムは、割込みを受け付けると、SUA中
にHSAとして使用可能な領域が存在するか調べ、存在す
れば該SUA領域をHSA領域として組込む。これにより、プ
ログラム実行中に動的にHSA領域の増減が可能になり、
交代HSA領域や拡張HSA領域を確保することが出来る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明す
る。
第1図は本発明の一実施例である情報処理装置のブロッ
ク図である。命令プロセッサ(IP)1は命令を実行する
プロセッサであり、命令実行部5と割込み制御部6を含
んでいる。IP1は記憶制御部(SC)2を介して主記憶装
置(MS)3の情報を読み書きする。SC2内には、MSアク
セス部7、記憶保護部8、障害検出部9を含んでいる。
MS3は、SUAとHSAに分割可能な構成となっている。サー
ビスプロセッサ(SVP)4は、IP1からの要求を信号線14
により受け付けたり、信号線11により割込み制御部6に
対して割込み要求を出したり、信号線17を介し、記憶保
護部8の記憶保護条件を変更したり、障害検出部9から
障害検出報告を信号線15を介して受取ったりする。
第2図はHSA容量が不足した時の割込みに付随する情報
であり、情報20には割込みの種類を示す割込みコード
と、不足したHSA容量を示す要求HSA容量とを含んでい
る。
第3図はHSA容量不足の割込みを受けたときの制御プロ
グラム(OS)から空きSUA領域を連絡する命令である。
命令21のオペランドで示されるテーブル22には、SUA空
領域の個数Nと、各空領域の開始アドレスSiと終了アド
レスEi(i=1,2,…N)を含んでいる。HSA領域とし
て、連続した空SUA領域を割当てることが出来れば、N
=1であり、S1とE1で示される領域がHSAに組込まれ
る。連続した領域が割当てられないときには、複数の領
域に分けて割当てる。すなわち、n個の領域に分けて割
当てる時には、N=nとし、各領域の開始アドレス、終
了アドレスをn個指定し、本命令21を発行することにな
る。なお、テーブル22はMS3上に用意する。
第4図はSC2内のMSアクセス部7および記憶保護部8の
詳細図である。MSアクセス部7は、リクエストレジスタ
30、MSアドレスレジスタ31、書込みデータレジスタ32、
アクセス制御部33、読出しデータレジスタ35を含んでい
る。IP1がMS3をアクセスする時には、信号線50,51,52を
介して、それぞれリクエストの種類、アドレス、書込み
データ(ストアリクエストの場合)が、レジスタ30,31,
32に設定される。リクエストの種類が書込み要求を示し
ている時には、信号線55によりMS3へ書込み信号が送出
され、アドレスレジスタ31で示されるアドレスに、書込
みデータレジスタ32で示される内容が書込まれる。リク
エストの種類が読出し要求を示している時には、アドレ
スレジスタ31で示されるMS3の内容が読出しデータレジ
スタ35に読出され、信号線58を介してIP1に送られる。
記憶保護部8は、HSAへのアクセスであればSUAへのアク
セスを、SUAへのアクセスであればHSAへのアクセスを保
護する手段を有している。第4図では、HSAの開始アド
レスレジスタ36および終了アドレスレジスタ37を持って
おり、IP1からMSアクセス制御部7を介して信号線63に
より送られてくるアドレスと、比較回路38,39により比
較される。比較回路38はアドレスが開始アドレスより大
きい時に成立し、比較回路39はアドレスが終了アドレス
よりも小さい時に成立する。比較回路38および39の両方
が成立すると、ANDゲート41が成立する。すなわち、信
号線62は、アドレスがHSA内を示している時に1となる
信号である。
IP1からSUAをアクセスする要求が発行され、アドレスが
HSA内を示している時、アクセス制御部33は信号線60に
“0"を送出する。今、アドレスはHSA内を示しているの
で、信号線62は“1"となる。したがって、排他ORゲート
40の出力は1となり、IP1へは信号線61を介して割込み
要求が送られ、同時に信号線57を介してMSアクセス制御
部7へ連絡される。MSアクセス制御部7では、信号線57
により、ANDゲート34を不成立として、MS書込み信号55
を抑止することによりMS3へのアクセスを止める。一
方、HSAをアクセスする要求が発行された時には、アク
セス制御部33は信号線60に“1"を送出する。このため、
排他ORゲート40の出力は信号線62を反転したものとな
る。したがって、アドレスがSUAを示している時に、IP1
に対し割込み要求が送出され、同時にMSアクセス部7で
はMS3へのアクセスを抑止する。
開始アドレスレジスタ36、終了アドレスレジスタ37、比
較回路38,39は1個ずつでもよいし複数個存在していて
もよい。1個ずつの時には、HSA領域は連続した1個の
領域として存在し、複数個あれば、複数に分かれて存在
することが許される。したがって、第3図におけるN
は、比較回路の個数を超えてはならないということにな
る。また、レジスタ36,37はSVPから信号線59を介して設
定、変更が可能な構成となっている。
第5図は、記憶保護部8の別の実施例である。なお、MS
アクセス部7は第4図と同様である。本実施例では、第
4図における比較回路38,39による記憶保護検出部が、
保護条件記憶部42により構成されている点が異ってい
る。本実施例では、MSを複数個の領域に分け、それぞれ
の領域が、HSA領域であるかどうかという情報を、保護
条件記憶部42で記憶し、その内容を、信号線63により送
られてくるアドレスで読出すことにより、記憶保護条件
の検出を実現している。すなわち、アクセスする領域
が、HSA領域であれば“1"が、SUA領域であれば“0"が、
レジスタ43に読出される。その他の動作は第4図におけ
る実施例と同じである。
次に、第1図における情報処理装置の全体的動作を第6
図を用いて説明する。
IP1内、命令実行部5で命令実行中に、HSA内で障害が発
生すると、障害検出部9により該障害が検出される。障
害を検出すると、障害検出部9は、信号線15を介してSV
P4に報告する。該報告を受取ると、SVP4は、障害が固定
障害であるかどうかを調べ、固定障害であると、交代領
域を要求するため、IP1内の割込み制御部6を介して、
制御プログラム(OS)に割込みを行う。OSは割込みを受
付けると、第2図に示す割込み情報20から、要求HSA容
量を知り、SUA中の未使用領域が十分存在するかどうか
を調べる。もし、要求HSA容量分の空き領域がなけれ
ば、SUA領域の一部を開放することを試みる。
この時、十分な領域が得られゝば、OSはSUAの開放領域
の開始アドレスと終了アドレスを、第3図に示すテーブ
ル22に設定し、命令21を発行する。この命令21を実行す
ると、IP1は信号線14を介して、SVP4にHSA領域再設定要
求を出す。SVP4は信号線17を介して、記憶保護部8の記
憶保護条件を変更する。具体的には、第3図の命令21の
オペランドアドレスからテーブル22を参照し、新しくHS
Aに追加すべきSUAの領域の開始アドレスと終了アドレス
求め、第4図のレジスタ36,37または、第5図の保護条
件記憶部42を再設定することにより行われる。その後、
新しく追加されたHSA領域を用い、障害を起こした領域
の回復を行う。以上の処理が終了すると、SVP4はIP1に
対して、終了を報告する。終了報告を受取ると、IP1は
通常処理を続行する。
以上、HSAに障害が発生した場合の処理を説明した。そ
の他、本機能によれば、障害が発生した時の交代領域確
保以外に、HSA領域が不足した時にも、HSA領域を増加さ
せることが可能である。例えば、HSA中には、I/O構成情
報などのシステム構成情報が格納されており、これら構
成情報を、プログラム実行中に変更しようとし、HSA領
域が不足した場合にも同様に適用できる。この場合、障
害検出により割込みを行うのではなく、HSA領域が不足
したと判断したという条件で、SVP4は、割込み要求をIP
に送出する。その後の処理は、第6図により説明した通
りである。
また、今までHSA領域を増加する場合について述べた
が、HSA領域の一部を動的にSUAに組み戻すことも可能で
ある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、制御プログラム
(OS)走行中に、動的にSUA領域の一部をHSAとして組込
むことが出来、あらかじめ大容量のHSAを確保すること
なく、交代HSA領域や拡張HSA領域を必要に応じて確保出
来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の情報処理装置の一実施例のブロック
図、第2図は割込みに伴う情報の構成例を示す図、第3
図はOSから空きSUA領域を連絡する命令の構成例を示す
図、第4図は記憶制御装置のMSアクセス部と記憶保護部
の詳細図、第5図はMSアクセス部と記憶保護部の他の詳
細図、第6図は第1図の動作例を示す流れ図である。 1……命令プロセッサ(IP)、 2……記憶制御装置(SC)、 3……主記憶装置(MS)、 4……サービスプロセッサ(SVP)、 5……命令実行部、6……割込み制御部、 7……MSアクセス、8……記憶保護部、 9……障害検出部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主記憶装置を、ハードウェアで使用するハ
    ードウェアシステム領域(以下、HSAと称す)とソフト
    ウェアで使用するソフトウェア使用領域(以下、SUAと
    称す)に分けて構成し、少なくともSUAの読み書き要求
    に対してHSA領域への読み書きを保護する記憶保護手段
    を有する情報処理装置において、 プログラム実行中にHSA領域の不足する事態を検出する
    手段と、 HSA領域が不足することを検出すると、実行中の制御プ
    ログラム(OS)に割り込む手段と、 不足したHSA領域を満たすのに十分なSUAの未使用領域を
    該割り込まれたOSが検出したとき、その検出した領域を
    特定する為の情報を保持するテーブルと、 OSからのHSA領域再設定要求を受けて、テーブルの情報
    を読み出し、SUAの未使用領域の一部をHAS領域として組
    込むため、該情報に基づき記憶保護手段の記憶保護条件
    を変更する手段とを設けたことを特徴とする情報処理装
    置。
JP62138121A 1987-06-03 1987-06-03 情報処理装置 Expired - Lifetime JPH07122857B2 (ja)

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JP62138121A JPH07122857B2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03 情報処理装置

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JP62138121A JPH07122857B2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03 情報処理装置

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JPS63303446A JPS63303446A (ja) 1988-12-12
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JPS605358A (ja) * 1983-06-24 1985-01-11 Fujitsu Ltd 記憶領域のセル管理制御方式
JPS60128546A (ja) * 1983-12-16 1985-07-09 Hitachi Ltd 主記憶制御装置
JPS6120160A (ja) * 1984-07-09 1986-01-28 Hitachi Ltd アドレツシング例外検出方式

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